説明

ミストブロワ

【課題】簡単な操作によって確実に薬液の流路の開閉を切換えることのできるミストブロワを提供する。
【解決手段】送風管60には、使用者が使用時に把持するハンドル62が設けられ、ハンドル62の近傍には、押下操作可能な操作ボタン83が設けられ、操作ボタン83の押下操作毎に流路開閉弁80の開閉が切換えられる。これにより、簡単な操作ボタン83の同じ押下操作によって確実に連通孔81dが開放または閉鎖された状態に切り換わるので、使用者の手や体が不用意に操作ボタン83に接触する機会が減り、使用者が気付かずに連通孔81dが開放されて薬液が放出されるという不都合が生じることを防止できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、送風機から送出された空気によって農薬等の薬液を散布するためのミストブロワに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のミストブロワでは、送風機から送出された空気を流通させて端部から吐出させる送風管を備えており、送風管から吐出される空気に農薬等の薬液を混合することによって薬液を散布するようにしたものが知られている。前記ミストブロワは、薬液が貯蔵された液タンクから送風管に流入させる薬液を流通させる送液管を有し、送液管には薬液の流路を開閉するための開閉弁が設けられている。この開閉弁は、使用者が手で操作可能な操作部によって薬液の流路の開閉操作が行われる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平01−163561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記ミストブロワでは、操作部を操作方向一方に向かって移動させる操作を行うことによって薬液の流路を開放し、操作方向他方に向かって移動させる操作を行うことによって薬液の流路を閉鎖するようになっている。前記操作部は、所定範囲内を移動自在であり、所定範囲内の一端と他端との間に位置させることが可能である。このため、前記ミストブロワでは、使用者の手や体が不用意に操作部に接触してしまう場合に操作部が所定範囲内の一端と他端との間に移動し、意図せず流路が開放されて薬液が放出される状態となり、使用者が気付かずに薬液が放出されるおそれがある。
【0005】
本発明の目的とするところは、簡単な操作によって確実に薬液の流路の開閉を切換えることのできるミストブロワを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、前記目的を達成するために、送風機から送出された空気を流通させて端部から吐出させる送風管と、前記送風管を流通する空気に混合して散布する液体を流通させる送液管と、前記送液管に設けられ、液体の流路を開閉する開閉弁と、前記開閉弁の操作を行う操作部と、を備えたミストブロワにおいて、前記送風管には、使用者が使用時に把持する把持部が設けられ、前記操作部は、前記把持部の近傍に設けられた押下操作可能なボタンスイッチであり、前記開閉弁は、前記ボタンスイッチの押下操作毎に流路の開閉が切換えられる。
【0007】
これにより、使用者が把持した把持部の近傍に設けられたボタンスイッチの押下操作によって液体の流路の開閉が切換えられることから、簡単な操作部の操作によって確実に流路が開放または閉鎖された状態となる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、簡単な操作部の操作によって確実に流路が開放または閉鎖された状態となるので、使用者の手や体が不用意に操作部に接触する機会が減り、使用者が気付かずに薬液の流路が開放されて薬液が放出されるという不都合が生じることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の一実施形態を示すミストブロワの斜視図である。
【図2】流路開閉弁の斜視図である。
【図3】流路開閉弁の断面斜視図である。
【図4】流路を閉鎖した状態を示す流路開閉弁の断面図である。
【図5】流路を開放した状態を示す流路開閉弁の断面図である。
【図6】流路を閉鎖した状態におけるカム溝と係合ピンとの関係を示す図である。
【図7】流路を開放した状態におけるカム溝と係合ピンとの関係を示す図である。
【図8】本発明の他の実施形態を示す流路開閉弁の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1乃至図7は、本発明の一実施形態を示すものである。
【0011】
本発明のミストブロワ10は、使用者が背負いながら薬液等の液体を散布する作業を行うものである。
【0012】
このミストブロワ10は、図1に示すように、前面側に位置する液タンク20と、液タンク20に取り付けられ、液タンク20の下面側から後方に延びるフレーム30と、フレーム30の後側に位置するエンジン40と、液タンク20とエンジン40との間に配置された送風機50と、送風機50の右側面から前方に延びる送風管60と、を備えている。
【0013】
液タンク20は、上下方向に延びる中空状に形成されており、内部に散布用の薬液が貯蔵される。液タンク20の前面には背当部21が設けられ、背当部21には使用者がミストブロワ10を背負う際に肩に掛ける肩ベルト22が設けられている。
【0014】
フレーム30は、管状の部材を屈曲することによって、液タンク20の左右両側を上下方向に延びるとともに、それぞれの下端側から後方に延びるように形成されている。フレーム30の幅方向両側を後方に延びる部分には、板状の部材が架け渡されており、その上にエンジン40および送風機50が取り付けられる。
【0015】
エンジン40は、4ストローク式のエンジンであり、送風機50を駆動する動力源となる。
【0016】
送風機50は、回転軸がエンジン40に連結された遠心ファンであり、右側面に送風管60が接続されている。また、送風機50には、液タンク20内を加圧するための加圧管51の一端が接続され、加圧管51の他端が液タンク20の上部側に接続されている。
【0017】
送風管60は、円筒形状の部材からなり、可撓性を有する蛇腹管61を介して送風機50に接続されている。送風管60には、外周部から上方に延びるように設けられ、使用者が右手で把持するための把持部としてのハンドル62が設けられている。ハンドル62の上部には、ハンドル62を把持した手で操作可能なスロットルレバー62aが設けられ、スロットルレバー62aの操作によってエンジン40の回転数が調整可能である。また、送風管60の先端側には、送風管60を流通する空気と薬液とを混合するための混合部63が設けられている。さらに、混合部63の先端側には、混合部63において混合された空気および薬液を噴出させるためのノズル64が設けられている。ここで、混合部63には、送液管70を介して液タンク20内の薬液が流入する。
【0018】
送液管70は、一端が液タンク20の下部に接続され、他端側がハンドル62の近傍まで送風管60に沿って延びるタンク側送液管71と、一端が混合部63に接続され、他端側がハンドル62の近傍まで送風管60に沿って延びる混合部側送液管72と、を有している。タンク側送液管71の他端と混合部側送液管72の他端とは、流路開閉弁80を介して接続されている。
【0019】
流路開閉弁80は、図1に示すように、使用者が送風管60のハンドル62を右手で把持してミストブロワ10を使用する際に、使用者の体が位置する側(左手側)である送風管60の左面、且つ、ハンドル62の基端の近傍に設けられている。流路開閉弁80は、使用者がハンドル62を右手で把持した状態において左手で容易に操作可能である。
【0020】
流路開閉弁80は、図2および図3に示すように、タンク側送液管71と混合部側送液管72とが接続される弁本体81と、弁本体81に設けられた薬液の流路を開閉可能な弁体82と、弁体82による流路の開閉を切換えるための操作ボタン83と、操作ボタン83の操作毎に、流路の開閉を切換えるためのオルタネイト機構84と、を有している。
【0021】
弁本体81は、内部に断面円形状の上下方向に延びる空間81aを有し、空間81aの上端側が開口されている。弁本体81の側面には、空間81aの下部側に連通するように設けられ、タンク側送液管72の他端が接続される液流入口81bが設けられている。また、弁本体81の側面には、液流入口81bの上方に位置する空間81aに連通するように設けられ、混合部側送液管72の他端が接続される液流出口81cが設けられている。空間81aの液流入口81bと液流出口81cとの間の高さ位置には、弁体82によって開閉される連通孔81dが設けられている。空間81aは、連通孔81dの上側の内径寸法よりも下側の内径寸法が大きく形成されている。また、弁本体81の上部側には、操作ボタン83の前後方向両側を囲むように、操作ボタン83の上端よりもやや上方まで延びる一対の壁81eが設けられている。
【0022】
弁体82は、空間81aの上部側の内径寸法とほぼ同一の外径寸法を有する円柱状の部材であり、空間81a内を上下方向に移動可能に設けられている。弁体82の下端には、外周方向に連続して径方向外側に延びるように設けられ、空間81aの上部側の内径寸法より大きい外径寸法を有するフランジ82aが設けられている。フランジ82aの上面側には、シール部材としてのOリング82bが取り付けられており、弁体82を上方に移動させると、フランジ82aおよびOリング82bによって連通孔81dが閉鎖される。弁体82の上下方向中央部には、外径寸法が他の部分よりも小さく形成された縮径部82cが設けられ、縮径部82cの周りを薬液が流通可能である。弁体82の上部側には、空間81aと弁体82との間の位置し、空間81a内の気密を保持するためのOリング82dが設けられている。また、弁本体81の底面と弁体82の下端との間には、圧縮ばね82eが設けられており、弁体82が連通孔81dを閉鎖する方向に付勢されている。
【0023】
操作ボタン83は、端部が閉鎖された筒状の部材からなり、弁体82の上端に固定されている。操作ボタン83は、使用者の左手で押下操作可能である。操作ボタン83は、操作される面が上方に向くようになっており、上方から下方に向かって押下操作可能である。
【0024】
オルタネイト機構84は、操作ボタン83の外周部に設けられたカム溝85と、弁本体81に設けられ、先端がカム溝85に係合する係合ピン86と、を有している。
【0025】
カム溝85は、無端状のハート形状に形成されている。カム溝85の溝底には、周方向一方に向かって上り傾斜となる傾斜面85a,85b,85c,85dと段差85e,85f,85g,85hとがそれぞれ複数設けられている。
【0026】
係合ピン86は、上下方向に延びる可撓性を有する部材からなり、基端側が弁本体81に固定され、先端側がカム溝85側に屈曲されて先端がカム溝85の溝底に係合している。
【0027】
以上のように構成されたミストブロワにおいて、エンジン40の動力によって送風機50を駆動させると、送風機50の周囲の空気を吸入し、吸入した空気を送風管60内に流通させ、ノズル64から噴出させる。ここで、ノズル64から噴出する空気の風量は、スロットルレバー62aの操作によって調整可能である。この状態で、図4に示すように、流路を閉鎖している流路開閉弁80の操作ボタン83を操作すると、図5に示すように、弁体82が下方に移動して連通孔81dが開放される。このとき、液タンク20内の薬液は、タンク側送液管71、混合部側送液管72を流通して、混合部63において送風管60を流通する空気と混合され、空気と共にノズル64から噴出される。
【0028】
また、図5に示すように、流路を開放している流路開閉弁80の操作ボタン83を操作すると、図4に示すように、弁体82が上方に移動して連通孔81dが閉鎖される。このとき、液タンク20内の薬液は、流路開閉弁80において流通が規制され、ノズル64からの噴出が停止される。
【0029】
図4に示す流路を閉鎖している流路開閉弁80において、オルタネイト機構84では、図6に示すように、係合ピン86の先端がカム溝85の下部側の頂部85iに保持されている。この状態で使用者が操作ボタン83の押下操作を行うと、操作ボタン83および弁体82が下方に移動し、係合ピン86の先端は、図6の実線の矢印に示すように、段差85hによって移動方向が規制されて傾斜面85a上を移動し、段差85eを乗り越える。係合ピン86の先端が段差85eを乗り越えた後に使用者が操作ボタン83から手を離すと、操作ボタン83および弁体82は、圧縮ばね82eの付勢力によって上方に移動する。このとき、係合ピン86の先端は、図6の破線の矢印に示すように、段差85eによって移動方向が規制されて傾斜面85bを移動し、図7に示すように、係合ピン86の先端がカム溝85の上部側の頂部85jに保持された状態となる。これにより、弁体82は、連通孔81dを開放した状態となる。
【0030】
また、図5に示す流路を開放している流路開閉弁80において、オルタネイト機構84では、図7に示すように、係合ピン86の先端がカム溝85の上部側の頂部85jに保持されている。この状態で使用者が操作ボタン83の押下操作を行うと、操作ボタン83および弁体82が下方に移動し、係合ピン86の先端は、図7の実線の矢印に示すように、段差85fによって移動方向が規制されて傾斜面85c上を移動し、段差85gを乗り越える。係合ピン86の先端が段差85gを乗り越えた後に使用者が操作ボタン83から手を離すと、操作ボタン83および弁体82は、圧縮ばね82eの付勢力によって上方に移動する。このとき、係合ピン86の先端は、図7の破線の矢印に示すように、段差85gによって移動方向が規制されて傾斜面85d上を移動し、図6に示すように、係合ピン86の先端がカム溝85の下部側の頂部85iに保持された状態となる。これにより、弁体82は、連通孔81dを閉鎖した状態となる。
【0031】
このように、本実施形態のミストブロワによれば、送風管60には、使用者が使用時に右手で把持するハンドル62が設けられ、ハンドル62の近傍には、押下操作可能な操作ボタン83が設けられ、操作ボタン83の押下操作毎に流路開閉弁80の開閉が切換えられる。これにより、簡単な左手による操作ボタン83の同じ押下操作によって確実に連通孔81dが開放または閉鎖された状態に切り換わるので、使用者の手や体が不用意に操作ボタン83に接触する機会が減り、使用者が気付かずに連通孔81dが開放されて薬液が放出されるという不都合が生じることを防止できる。
【0032】
また、操作ボタン83は、送風管60における、使用者のハンドル62を把持する右手と反対の左手側に配置されている。これにより、左手による操作ボタン83の操作を容易に行うことができるので、必要に応じてすぐに薬液散布を停止できて、安全に効率よく作業できる。
【0033】
また、操作ボタン83は、上方から下方に向かって押下操作可能に構成されている。これにより、送風管60を把持した使用者が操作ボタン83を視認しやすくなるとともに、無理なく親指で操作できるので、薬液の散布作業を安全に効率よく行うことができる。
【0034】
また、送風管60から上方に延びるようにハンドル62が設けられるので、送風管60の操作が容易である。さらに、ハンドル62の基端部の近傍に操作ボタン83が設けられている。これにより、必要に応じてハンドル62を握る右手を容易に左手に近づけることができるので、薬液散布を緊急に停止できる。
【0035】
また、操作ボタン83の少なくとも一部を囲む壁81eが設けられている。これにより、使用者の手や体が不用意に操作ボタン83に接触して操作ボタン83が操作されることがなく、薬液の散布作業の誤動作を防止することが可能となる。
【0036】
図8は本発明の他の実施形態を示すものである。尚、前記実施形態と同様の構成部分には同一の符号を付して示す。
【0037】
このミストブロワ10は、流路開閉弁80がオルタネイト機構84を備えておらず、操作ボタン83を押下げている間だけ薬液の流路が開放される。また、操作ボタン83は、一対の壁81eの間で揺動可能である。さらに、操作ボタン83の下部には、図8に示すように、前方の壁81w側に向かって突出する突出部83aが設けられている。また、前方の壁81eの下部側には、図8に示すように、操作ボタン83を押下げた状態で突出部83aが前方に移動する方向に回転させることによって突出部83aが係合可能であり、操作ボタン82の上方への移動を規制するための規制部81fが設けられている。
【0038】
以上のように構成されたミストブロワにおいて、流路開閉弁80の薬液の流路を開放する場合には、操作ボタン83を、押下操作した後に、突出部83aが前方に移動する方向に回転させて突出部83aを規制部81fに係合させる。これにより、流路開閉弁80の薬液の流路の開放状態が維持される。また、流路開閉弁80の薬液の流路が開放されている状態において、薬液の流路を閉鎖する場合には、操作ボタン83を、押下操作した後に、突出部83aが後方に移動する方向に回転させて突出部83aと規制部81fとの係合を解除する。これにより、流路開閉弁80は、圧縮ばね82eの付勢力によって薬液の流路が閉鎖される。
【0039】
このように、本実施形態のミストブロワによれば、前記実施形態と同様に、簡単な左手による操作ボタン83の押下操作によって確実に連通孔81dが開放または閉鎖された状態に切り換わるので、使用者の手や体が不用意に操作ボタン83に接触する機会が減り、使用者が気付かずに連通孔81dが開放されて薬液が放出されるという不都合が生じることを防止できる。
【0040】
尚、前記実施形態では、流路開閉弁80の弁体82の端部に操作ボタン83を固定し、操作ボタン83の押下操作によって弁体82を移動させるようにしたものを示したが、これに限られるものではない。例えば、流路開閉弁と別部品の操作ボタンを設け、流路開閉弁に弁体を移動させるためのソレノイドを設け、操作ボタンの操作でソレノイドに電流を流すことによって弁体を移動させるようにしてもよい。
【0041】
また、前記実施形態では、1つの圧縮ばね82eによって、操作ボタン83を押下方向と反対方向に付勢するとともに、弁体82を連通孔81dを開放する方向に付勢するようにしているがこれに限られるものではない。例えば、操作ボタン83を押下方向と反対方向に付勢する付勢手段と、連通孔81dを開放する方向に弁体82を付勢する付勢手段と、に対してそれぞれ専用の圧縮ばねを用いるようにしてもよい。
【0042】
また、前記実施形態では、壁81eを操作ボタン83の前後方向両側に設けたものを示したが、これに限られるものではない。例えば、壁は、操作ボタン83の前後方向一方に設けるようにしてもよいし、操作ボタン83の外周部全体を囲むようにしてもよく、操作ボタン83の少なくとも一部を囲むように設けられるものであればよい。
【0043】
また、前記実施形態では、壁81eの上端が操作ボタン83の上端よりもやや上方まで延びるようにしたものを示したが、これに限られるものではない。例えば、連通孔81dの開閉の切換えが生じない操作ボタン83の移動距離の範囲内であれば、壁81eの上端から操作ボタン83の上端が露出していてもよい。
【符号の説明】
【0044】
10…ミストブロワ、50…送風機、60…送風管、62…ハンドル、70…送液管、80…流路開閉弁、81e…壁、83…操作ボタン、84…オルタネイト機構。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
送風機から送出された空気を流通させて端部から吐出させる送風管と、前記送風管を流通する空気に混合して散布する液体を流通させる送液管と、前記送液管に設けられ、液体の流路を開閉する開閉弁と、前記開閉弁の操作を行う操作部と、を備えたミストブロワにおいて、
前記送風管には、使用者が使用時に把持する把持部が設けられ、
前記操作部は、前記把持部の近傍に設けられた押下操作可能なボタンスイッチであり、
前記開閉弁は、前記ボタンスイッチの押下操作毎に流路の開閉が切換えられる
ことを特徴とするミストブロワ。
【請求項2】
前記ボタンスイッチは、前記送風管における、使用者の前記把持部を把持する手と反対の手側に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のミストブロワ。
【請求項3】
前記ボタンスイッチは、上方から下方に向かって押下操作可能に配置されている
ことを特徴とする請求項2に記載のミストブロワ。
【請求項4】
前記把持部は、前記送風管の上部から上方に延びるように形成され、
前記ボタンスイッチは、前記把持部の基端部の近傍に設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載のミストブロワ。
【請求項5】
前記ボタンスイッチの近傍には、前記ボタンスイッチの外周側の少なくとも一部を囲む壁が設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のミストブロワ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−85539(P2013−85539A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−231469(P2011−231469)
【出願日】平成23年10月21日(2011.10.21)
【出願人】(000137292)株式会社マキタ (1,210)
【Fターム(参考)】