説明

ミスト発生装置

【課題】誤って強風量のまま美顔器として使用することを防止するミスト発生装置を提供する。
【解決手段】吹出口28から放出されるナノミスト及び負イオンを含んだ空気の送風量を設定する風量設定手段46を設け、ミスト運転の際に風量設定手段46にて、強風量で運転した時には、前記人体センサ41の検出結果が所定範囲に人の存在を検知した場合には、制御手段42にて送風機4の風量を弱風量または強風量よりも小さい風量に変化し、前記所定範囲に人の存在が無くなった場合には、制御手段42にて送風機4の風量を強風量に自動で戻すようにしたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ナノミスト及び負イオンを発生するミスト発生装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
本出願人は先に下記の特許文献1にて、温かいナノミスト及び負イオンを発生するミスト発生装置を提供した。かかるミスト発生装置を図3を用いて説明すると、101はミスト発生装置本体、102は貯水室、103は貯水室102内の水を加熱するヒータ、104は定水位室、105は貯水室102と定水位室104を連通する通水路、106は定水位室104に水を供給する給水タンクであり、給水タンク106からの給水により貯水室102および定水位室104には常時一定水位の給水が貯水されているものである。また、107は貯水室102内の水の温度を検出する水温センサである。
【0003】
108は貯水室102の貯水に下端を水没された筒状の回転体、109は回転体108の外周に間隔を有して位置し、回転体108と共に駆動モータ110の駆動で回転し、回転体108の回転による遠心力で押し上げられ飛散された水がぶつかる円筒状の多孔体、111は多孔体109の外周に位置し多孔体109から飛散される水がぶつかる送風筒、112は回転体108および多孔体109と共に駆動モータ110の駆動で回転する送風機で、駆動モータ110の駆動により、回転体108および多孔体109および送風機112が回転し、吸引口113から吸引された室内の空気がナノミスト及び負イオンを含んで、ナノミスト及び負イオンを含んだ空気が吹出口114から外部に放出されるものである。また、115は運転スイッチ等を備えた操作部116からの入力信号や、水温センサ107の検出信号を受けて、ヒータ103および駆動モータ110の動作を制御する制御手段である。
【0004】
次に、このミスト発生装置101において、ミスト運転について説明すると、ミスト運転中は、水温センサ107の検出する水温に基づいて、ヒータ103をON/OFFさせて、貯水室102内の一定水位の貯水を設定温度に保持し、駆動モータ110の駆動による回転体108の回転で、設定温度に加熱された貯水室102内の貯水を、回転体108の回転により回転体108下端から遠心力で押し上げて飛散させ、多孔体109および送風筒111にぶつけて破砕し微細化することで、温かいナノミスト及び負イオンを発生させ、送風機112の回転で、温かいナノミスト及び負イオンを含んだ空気を一定の放出温度で吹出口114から外部へ放出するものである。
【0005】
前記ミスト発生装置101は強風量で運転することによって室内全体に加湿と負イオンを行き渡らせるものであり、また、人の顔に直接ナノミストと負イオンを当てる美顔器として使用しするときには弱風量で運転する、ミスト発生装置101を美顔器として使用する場合は、吹出口114の近くに顔を近づけて、一定の放出温度のナノミスト及び負イオンを含んだ空気を浴びるものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特願2010−280339号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、この従来のミスト発生装置101を室内全体を加湿するために強風量で運転しているときに、弱風量に切り換えないまま、美顔器として使用した場合、顔面に当たる風が強すぎるために、不快なだけでなく、美顔器として顔面に潤いを与える機能が著しく低下するおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は上記課題を解決する為に、特にその構成を、水を貯留する貯水室と、該貯水室内の貯水を加熱するヒータと、前記貯水室内の貯水を破砕してナノミスト及び負イオンを発生させる水破砕手段と、室内の空気を吸引し前記水破砕手段で発生させたナノミスト及び負イオンを含ませた空気を吹出口から外部へ放出させる送風機と、この送風機の回転数を可変して吹出し風量を少なくとも強、弱の2段階以上に調整する風量設定手段と、周辺の所定範囲に人が居るかを検知する人体センサを設け、前記ヒータの出力を制御すると共に前記送風機を制御し、前記ナノミスト及び負イオンを前記吹出口から外部へ放出させるミスト運転を行わせる制御手段とを備えたミスト発生装置において、前記吹出口から放出されるナノミスト及び負イオンを含んだ空気の送風量を設定する風量設定手段を設け、前記ミスト運転の際に前記風量設定手段にて、強風量で運転した時には、前記人体センサの検出結果が所定範囲に人の存在を検知した場合には、前記制御手段にて送風機の風量を弱風量または強風量よりも小さい風量に変化し、前記所定範囲に人の存在が無くなった場合には、前記制御手段にて送風機の風量を強風量に自動で戻すようにしたものである。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、強風量で運転した時には、人体センサの検出結果が所定範囲に人の存在を検知した場合には、制御手段にて送風機の風量を弱風量または強風量よりも小さい風量に変化することで、誤って強風量のまま美顔器として使用することで、顔面に潤いを与える機能が低下することを防止するものである。
また、所定範囲に人の存在が無くなった場合には、制御手段にて送風機の風量を強風量に自動で戻すようにしたので、美顔器として使用後に人が離れた場合には、自動的に強風量になり部屋全体にナノミスト及び負イオンを行きわたらせることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】この発明の一実施形態のミスト発生装置を示す概略構成図。
【図2】同一実施形態のミスト発生装置の要部ブロック図。
【図3】従来のミスト発生装置を示す概略構成図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に、この発明の一実施形態のミスト発生装置を図1に基づき説明する。
1は室内の空気清浄や加湿、人の顔に直接ナノミストと負イオンを当てて美顔するミスト発生装置本体で、中央部には蓋体2に固定され吸引口3から吸引された室内空気を、中央で回転駆動するシロッコファンからなる送風機4まで案内する円筒状の案内筒5が備えられ、この案内筒5には、送風機4を覆うように送風機4下方まで垂下した送風筒6が設けられている。
【0012】
7は前記案内筒5を覆った処理室で、処理室7の下部には円形椀状でアルミダイキャスト製の貯水室8が設けられ、この貯水室8には給水手段としての給水タンク9がセットされた定水位室10が通水路11を介して連通しており、給水タンク9は給水を落差方式で供給することで、貯水室8を常時一定水位に保つようにしているものである。また、12は定水位室10内に設けられ、貯水室8および定水位室10に一定水位以上の貯水があるときに水位有りを検出する水位検出信号を出力する水位検出手段としてのフロートセンサである。
【0013】
13は貯水室8下方で貯水室8を支持する駆動手段としての駆動モータで、全周をカバー体14で覆われ装置本体1の底部を構成する基板15に固定されており、さらにカバー体14の外周壁に外方へ突出した樋状の流水溝16を一周形成している。
【0014】
17は貯水室8の貯水に下部を水没させ、この貯水室8を貫通して送風機4を回転させる駆動軸18に軸支された筒状の回転体で、この回転体17は中空逆円錐形で上方に向かって径が徐々に拡大するものであり、回転体17が回転することによりこの回転の遠心力で貯水室8の貯水を汲み上げ回転体17の外壁および内壁を伝わせて押し上げて、回転体17の外壁を伝わせて押し上げた貯水を周囲に飛散させると共に、回転体17の内壁を伝わせて押し上げた貯水を回転体17の上端に形成された複数の飛散口19から周囲に飛散させるものである。
【0015】
20は回転体17の上部外周に所定間隔を保持して位置し、回転体17と共に回転する円筒状の多孔体で、多孔体20にはその全周壁に多数のスリットや金網やパンチングメタル等からなる多孔部21が形成されており、回転体17の回転による遠心力で汲み上げた貯水を空気と共に多孔部21を通過させたり、ぶつけて破砕させることで、水の粒子を微細化してナノメートル(nm)サイズのミストを生成すると共に、水の粒子の微細化によるレナード効果で負イオンを発生させるものであり、また、多孔部21を通過した水の粒子は、さらに多孔体20の外周の送風筒6の内壁に衝突して破砕され微細化されるものであり、前記送風筒6と、前記回転体17を回転させる駆動モータ13と、回転体17と、回転体17と共に回転する多孔体20とから水破砕手段が構成されているものである。
【0016】
22は貯水室8外周を巻回して備えられ貯水室8内の貯水を加熱する加熱手段としてのヒータ、23は貯水室8内の貯水の温度を検出するサーミスタからなる水温検出手段としての水温センサである。
【0017】
24は送風筒6や多孔体20の下端と対向して貯水室8上面を覆った皿状の水流阻止手段で、中央部には回転体17の挿通穴25が形成されており、この挿通穴25から外周に延びる支持片26によって水面が区画されることで、回転体17の回転で回転しようとする水流を阻止し、回転体17の回転による遠心力の作用で容易に水流が回転体17内外周を上昇できるようにしたものである。なお、この水流阻止手段24は、上方の送風筒6や多孔体20にぶつかり微細化されなかった比較的大粒の水滴を受けることで、この水滴が直接貯水室8水面に落下して発生するバシャバシャという落下音をも阻止することができるものであり、そのために外周から中央部の挿通穴25に向かって緩やかに下り傾斜しており、水滴を確実に自然なかたちで貯水室8に戻すことができるものである。
【0018】
27は回転体17と多孔体20の回転により発生したナノミストと負イオンとを、送風機4の駆動で処理室7上部の吹出口28から放出させる流通路で、この流通路27は送風筒6と水流阻止手段24との隙間から、処理室7と案内筒5、送風筒6間を上昇して吹出口28に向かう流路から構成されている。
【0019】
29は貯水室8と連通している通水路11に備えられ常時閉弁側に押圧されている排水弁で、給水タンク9が定水位室10にセット(収納)されることで、圧縮バネ(図示せず)によって常時押し上げられているロット30が押し下げられて、ロット30の下端が係止金具31をロックして排水弁29が閉弁状態とされ、給水タンク9がセットされている時は貯水室8内の残水の排水を確実に阻止するものであり、給水タンク9が取り去られることで、ロット30が圧縮バネによって上方に押し上げられ、係止金具31のロックが解除されて、排水弁29は開弁可能状態となるものである。
【0020】
32は貯水室8内の残水の排水を受ける上面開放の排水トレーで、ミスト発生装置本体1内に出し入れ自在に備えられ、正面には手掛け部33が形成されており、その容積は貯水室8の残水を十分に収容できる大きさとしているものである。また、この排水トレー32は内方後方に突出壁34が形成され、排水レバー35が下げられると係止金具31が排水弁29を押圧して開弁させ、その時、排水レバー35の下端が突出壁34より下方で且つ外側に位置し、排水中に排水トレー32が抜き取られるのを突出壁34と排水レバー35が係合することで防止するものであり、排水が終了し排水レバー35を引き上げて元に戻せば、係止金具31の押圧が解除されて排水弁29は閉弁され、排水トレー32は容易に引き抜かれて、中に溜められた排水を台所等へ廃棄できるものである。
【0021】
36は駆動軸18が貫通した貯水室8とカバー体14との間の駆動軸18途中に備えられた傘状の遮蔽板で、貯水室8から漏れた水が駆動軸18部分を伝わって駆動モータ13内に浸入するのを防止するものである。
【0022】
37は給水タンク9の給水口キャップで、内装した弁機構(図示せず)を固定された支持部(図示せず)で押し上げられることで給水タンク9から定水位室10に給水されるものである。また、38は給水タンク9を出し入れする時に開閉するタンク蓋、39は蓋体2を着脱するための持ち手、40は吹出口28に備えられナノミストと負イオンの吹き出し方向の変更を行う風向板である。
【0023】
41は装置本体1正面に設けられ、人体の温度や動きを検出する人体センサで、このセンサ41の周囲2〜3mの範囲の人の存在を検出できるものである。また、42は運転スイッチや風量設定スイッチ等を備えた操作部43からの入力信号や、フロートセンサ12、水温センサ23、人体センサ41の検出信号を受けて、ヒータ22および駆動モータ13の動作を制御する制御手段である。
【0024】
前記制御手段42は、貯水室8内の貯水を所定の温度に加熱する時に単純にヒータ22をONまたはOFFさせてヒータ22の出力を制御するか、もしくは、ヒータ22への通電量を制御して、ヒータ22の出力を段階的または無段階に可変制御するヒータ制御手段44と、駆動モータ13の動作を制御するモータ制御手段45と、後述するミスト運転中に人体センサ41の検出する人体の存在に基づいて、送風機4の回転数をコントロールし、吹出口28から放出されるナノミストと負イオンを含んだ空気の風量を少なくとも強・弱の2段階、通常は強・中・弱・微の4段階等の多段階に変化することができるものである。風量設定手段46にて、強風量で運転した時には、前記人体センサ41の検出結果が周囲2〜3mの所定範囲に人の存在を検知した場合には、制御手段42にて送風機4の風量を弱風量または強風量よりも小さい風量に変化し、前記所定範囲に人の存在が無くなった場合には、制御手段42にて送風機4の風量を強風量に自動で戻すことによって、誤って強風量のまま美顔器として使用することで、顔面に潤いを与える機能が低下することを防止するものであり、前記所定範囲に人の存在が無くなった場合には、制御手段42にて送風機4の風量を強風量に自動で戻すようにしたので、美顔器として使用後に人が離れた場合には、自動的に強風量になり部屋全体にナノミスト及び負イオンを行きわたらせることができるものである。
【0025】
次に、図1に示す一実施形態のミスト発生装置1において、美顔器として使用する場合の動作を説明する。
前記操作部43の運転スイッチがONされ、風量が弱または微にセットされると、ヒータ制御手段44によりヒータ22がONされて貯水室8内の貯水が加熱制御されると共に、モータ制御手段45により駆動モータ13が駆動され、ナノミストおよび負イオンを発生させて吹出口28から放出するミスト運転が実行されるものである。
【0026】
前記ミスト運転中は駆動モータ13の駆動により駆動軸18に同軸で固定された送風機4および回転体17が回転駆動され、送風機4の回転では、吸引口3から吸引される室内空気を案内筒5へ案内して吸引した後、処理室7下方に放出する。
【0027】
一方、回転体17の回転では、加熱された貯水室8内の貯水が、回転体17下端の回転により汲み上げられ、遠心力で回転体17の外壁および内壁を伝って押し上げられて上昇し、回転体17の外壁を伝わせて押し上げた貯水を外方に飛散されると共に、回転体17の内壁を伝わせて押し上げた貯水を回転体17の上端に形成された複数の飛散口19から外方に飛散され、そして周囲に飛散された貯水は、回転体17の上部外周に所定間隔を保持して位置し、回転体17と共に回転する多孔体20の多孔部21に、ぶつかって破砕したり、多孔部21を通過したものはこの外周の送風筒6の内壁に衝突して微細化される。
【0028】
この時、回転体17の回転によって円形で抵抗がない貯水室8内の貯水が、回転体17と同方向に回転する水流を形成しようとするが、水流阻止手段24の支持片26が水面に没して抵抗となり、回転する水流の形成が阻止されるので、遠心力が十分に作用して貯水が回転体17の周壁上を押し上げられて、上記したように良好に破砕されるものである。
【0029】
そして、この加熱された貯水の破砕と微細化によりナノミストを生成すると共に、レナード効果で負イオンを発生させ、発生したナノミストと負イオンを上記した送風機4の処理室7下方へ向かう送風で一旦水流阻止手段24にぶつけて、大きくて重いミストを水流阻止手段24に落下させて除去した後、微細なナノミストのみと負イオンを流通路27を介して上部の吹出口28から風向板40で設定された吹き出し方向へ放出するものである。
【0030】
次に、加湿器や空気清浄機のようにナノミスト及び負イオンを含んだ空気を部屋全体に行きわたらせる運転では、操作部43の風量切り換えスイッチ等が操作され、送風機4を強風量で運転すれば、美顔器での使用と同様に吹出口28からナノミスト及び負イオンが吹き出されて室内全体に行きわたるものである。
【0031】
このように、風量設定手段46は強風量で運転した時には、人体センサ41の検出結果が所定範囲に人の存在を検知した場合には、制御手段42にて送風機4の風量を弱風量または強風量よりも小さい風量に変化することで、誤って強風量のまま美顔器として使用することで、顔面に潤いを与える機能が低下することを防止するものである。
また、所定範囲に人の存在が無くなった場合には、制御手段42にて送風機4の風量を強風量に自動で戻すようにしたので、美顔器として使用後に人が離れた場合には、自動的に強風量になり部屋全体にナノミスト及び負イオンを行きわたらせることができるものである。
【0032】
また、美顔器として使用した場合には、吹出口28から放出されるナノミストは、顔の無数の小さな毛穴から顔肌に入り込み、肌の保水力を高めると共に肌内の不純物を取り除くものであり、負イオンは、肌表面の老廃物を除去し綺麗でつやのある肌を取り戻せるようにするものであり、精神的にもリラックスして楽しみながら毎日繰り返し行えるものである。
【0033】
なお、本発明は先に説明した一実施形態に限定されるものでなく、本実施形態では、送風機4および回転体17は駆動モータ13の駆動軸18で同軸に固定され、駆動モータ13の駆動により同時に回転駆動できる構成となっているが、送風機4を回転駆動させる駆動モータ、回転体17を回転駆動させる駆動モータをそれぞれ別に保有させ、送風機4と回転体17を独立して回転駆動できる構成としてもよいものである。
【符号の説明】
【0034】
4 送風機
6 送風筒
8 貯水室
13 駆動モータ
17 回転体
20 多孔体
22 ヒータ
23 水温センサ
28 吹出口
41 人体センサ
42 制御手段
46 風量設定手段
47 記憶手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水を貯留する貯水室と、該貯水室内の貯水を加熱するヒータと、前記貯水室内の貯水を破砕してナノミスト及び負イオンを発生させる水破砕手段と、室内の空気を吸引し前記水破砕手段で発生させたナノミスト及び負イオンを含ませた空気を吹出口から外部へ放出させる送風機と、この送風機の回転数を可変して吹出し風量を少なくとも強、弱の2段階以上に調整する風量設定手段と、周辺の所定範囲に人が居るかを検知する人体センサを設け、前記ヒータの出力を制御すると共に前記送風機を制御し、前記ナノミスト及び負イオンを前記吹出口から外部へ放出させるミスト運転を行わせる制御手段とを備えたミスト発生装置において、前記吹出口から放出されるナノミスト及び負イオンを含んだ空気の送風量を設定する風量設定手段を設け、前記ミスト運転の際に前記風量設定手段にて、強風量で運転した時には、前記人体センサの検出結果が所定範囲に人の存在を検知した場合には、前記制御手段にて送風機の風量を弱風量または強風量よりも小さい風量に変化し、前記所定範囲に人の存在が無くなった場合には、前記制御手段にて送風機の風量を強風量に自動で戻すことを特徴とするミスト発生装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−63161(P2013−63161A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−203317(P2011−203317)
【出願日】平成23年9月16日(2011.9.16)
【出願人】(000000538)株式会社コロナ (753)
【Fターム(参考)】