説明

ミネラル含有水溶液組成物

【課題】鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウムなどの生体に必須なミネラルは、摂取しても生体内への吸収率が低く、吸収性の改善されたミネラル素材やミネラルの吸収を助ける素材が開発されているが、価格や味質、保存安定性に問題がある。
【解決手段】0.1〜10重量%の還元乳糖とミネラルを含有することにより、ミネラルの吸収性に優れ、長期保存しても安定で、服用感の良好なミネラル含有水溶液組成物を提供することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ミネラル含有水溶液組成物に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ミネラルは、生体に必須な栄養素であることが知られ、各種ミネラルの生理作用、欠乏症が明らかにされている。現在、2000年4月より有効となっている第6次改訂日本人の栄養所要量が策定され、12種のミネラル(カルシウム、鉄、リン、マグネシウム、カリウム、銅、ヨウ素、マンガン、セレン、亜鉛、クロム、モリブテン)の所有量が設定されている。しかしながら、近年のライフスタイルの変化等により、適正な量のミネラル類を摂取することが困難なケースが多くある。このようなことから、ミネラルなどの栄養素の補填を目的とする規格基準型の栄養機能食品が厚生労働省により設けられ、ミネラルやビタミンを含有する食品が数多く開発されるようになってきていて、今後も増大していくと考えられる。
【0003】
しかしながら、ミネラルは生体への吸収率が低く、特に鉄では平均的な吸収率が摂取した量のおよそ8〜10%であることが知られている(たとえば非特許文献1参照)。吸収性の改善されたヘム鉄といったミネラル素材やカゼインホスホペプチドやフラクトオリゴ糖といったミネラルの吸収を助ける素材が開発されている(例えば、特許文献1、2および3参照)。これらの素材によりミネラルの吸収性は向上するが、ヘム鉄やCPPでは価格や味質に問題があり、フラクトオリゴ糖などのオリゴ糖類は長期保存により分解したり着色するなどの欠点がある。また、難消化性少糖類や難消化性糖アルコールであるマルチトール、エリスリトール、キシリトールに胃切除術後の患者用のミネラル補給用組成物が報告されている(例えば、特許文献4参照)。
【0004】
還元乳糖は、糖アルコールの一種で、ラクチトールとも呼ばれている。還元乳糖の甘味度は砂糖の30〜40%という低甘味素材である。このような特性から、できるだけ甘味を与えないで素材の風味を活かす用途で、食品を形成したり、ボディー感を与える必要のない食品に利用されている。具体的な用途としては、キャンディー、チューインガム、アイスクリーム、チョコレート、錠菓などのシュガーレス菓子関係や低甘味化を目的として水ようかん、ゼリー、ジャム、などに砂糖の一部置換として利用される(例えば、非特許文献2参照)。また、糖アルコール類の緩下性はよく知られているが、還元乳糖の最大無作用量は、男性で0.075g/kg-体重、女性で、0.15g/kg-体重であると報告されていて、糖アルコール類の中でも最も下痢を生じやすいものである(例えば、非特許文献3参照)。また、還元乳糖を最大無作用量又はそれ以上摂取すると、人により症状は異なるが、下痢を生じない人においても、お腹がゴロゴロしたり、ハリを感じたりするケースがある。これらのことから、還元乳糖は、甘味が特に低い素材であること、下痢を生じやすいことなどから、飲料やドリンク剤などに利用されることはなかった。また、スクラロースとクエン酸鉄またはピロリン酸鉄を含有することを特徴とするミネラル分配合発酵乳製品が開示されていて、更に糖アルコールを併用することにより風味を向上させることが記載されている(例えば、特許文献5参照)
【0005】
【特許文献1】特開平5−244899号公報
【特許文献2】特開平7−241172号公報
【特許文献3】特開平7−145064号公報
【特許文献4】WO98−15196号公報
【特許文献5】特開2002−65155号公報
【非特許文献1】川喜田昭雄、「栄養補助食品ガイドブック」、健康産業新聞社、p78
【非特許文献2】早川幸男編著、「糖アルコールの新知識」、食品化学新聞社、p.47
【非特許文献3】「食品と開発」、CMPジャパン、Vol.35、NO.2、p8
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、ミネラルの吸収性に優れ、長期保存しても褐変や分解することなく安定で、服用しやすいミネラル含有水溶液組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、還元乳糖とミネラルを含有させることにより、長期保存しても褐変や分解することなく、ミネラルの吸収性に優れたミネラル含有組成物が得られることを見出した。すなわち、0.1重量%〜10重量%の還元乳糖とミネラルを含有するミネラル含有液体組成物に関する。好ましくは、ミネラルとして鉄および/または亜鉛であるミネラル含有液体組成物に関する。さらに、グラム陽性桿菌を含有するミネラル含有組成物に関する。さらに、高甘味度甘味料を配合することにより、ミネラルの味質をマスキングし、味質の良好なミネラル含有水溶液組成物に関する。さらに、pH2.5〜7.0である前記組成物に関する。さらに、ビタミン類、好ましくは、ビタミンB12、葉酸を一種または二種以上含有する前記組成物に関する。
【発明の効果】
【0008】
本発明液体組成物は、還元乳糖とミネラルを含有させることにより、ミネラルの吸収性に非常に優れ、長期保存しても褐変や分解することがなく、服用感の良好なミネラル含有液体組成物である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】
本発明液体組成物に用いられる還元乳糖は、乳糖を水素添加反応することにより得られ、無水結晶、一水結晶や二水結晶などの含水結晶である粉末品や液体品などがあり、一般に市販されているものを使用できる。
【0011】
本発明組成物に用いられるミネラルは、無機塩でも有機塩でも良く、ミネラル強化酵母や、ミネラルを多く含有する天然物やその抽出物でも良い。例えば、鉄では、クエン酸第一鉄ナトリウム、クエン酸第一鉄、クエン酸第二鉄アンモニウム、ピロリン酸第一鉄、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸第一鉄、乳酸鉄、ヘム鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、塩化第二鉄などが利用できる。亜鉛では硫酸亜鉛やグルコン酸亜鉛など、銅では硫酸銅やグルコン酸銅などが利用できる。カルシウムでは、クエン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、乳酸カルシウム、リン酸一水素カルシウム、リン酸三カルシウム、リン酸二水素カルシウム、炭酸カルシウム、塩化カルシウム、ピロリン酸二水素カルシウム、水酸化カルシウム、パントテン酸カルシウム、プロピオン酸カルシウム、硫酸カルシウム、卵殻カルシウム、魚骨粉、乳清カルシウム、石化海藻、サンゴ末、アコヤ貝、ホタテ貝、カキ殻などが利用できる。マグネシウムでは、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、リン酸マグネシウムなどが利用できる。リンでは、リン酸カリウム、リン酸カルシウム、リン酸ナトリウムなどが利用できる。その他天然物素材として、ミネラル強化酵母、ビール酵母、ドロマイト、にがり、海洋深層水、昆布ミネラルなどが利用できる。これらのミネラル類は、単独でも二種以上の混合物としても利用できる。
【0012】
本発明液体組成物では、前記還元乳糖と前記ミネラルを含有してなる組成物である。還元乳糖は、0.1〜10重量%配合できるが、好ましくは0.5〜5重量%配合できる。還元乳糖を0.1%以下の含有量では、優れたミネラルの吸収性が得られず、還元乳糖を10重量%以上配合すると、還元乳糖の緩下作用による影響が懸念される。また、ミネラル素材は、それぞれのミネラルにおいて、許容上限摂取量が定められており、その値を超えないように、添加する必要がある。また、請求項2に記載されるように、ミネラルとして、鉄及び/または亜鉛が好ましい。
【0013】
本発明液体組成物は、請求項3に記載されるように、グラム陽性桿菌を含有してもよい。グラム陽性桿菌としては、ビフィドバクテリウム属などのビフィズス菌類やラクトバチルス属などの乳酸菌類が挙げられ、好ましくは、ビフィドバクテリウム・ロンガムやビフィドバクテリウム・インファンティス等が挙げられる。これらの菌を含有させることにより、腸内細菌叢が改善され、ミネラルの吸収が促進されたり、還元乳糖による下痢やお腹のゴロゴロ感やハリ等のリスクが軽減される。
【0014】
本発明液体組成物は、請求項4に記載されるように、甘味の補強や味質の改善のために0.001〜0.1重量%、好ましくは0.002〜0.05重量%の高甘味度甘味料を添加しても良い。高甘味度甘味料の添加量を0.001〜0.1重量%に調整することで、ミネラル由来のエグミや金属臭が低減され、かつ高甘味度甘味料による甘味の後引きを感じにくい甘味質が得られ、服用しやすい液体組成物が得られる。高甘味度甘味料としては、アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロース、ステビオサイド及びその配糖体、ネオテーム、アリテーム、ソーマチン、ジヒドロカルコン類、グリチルリチン及びその塩類、サッカリン及びその塩類などが利用できる。これらの高甘味度甘味料は、単独でも二種以上の混合物としても添加できる。
【0015】
本発明液体組成物は、請求項5に記載されるように、pH2.5〜7.0に調整することにより、長期間保存しても褐変や分解することなく安定で、酸味により服用しやすい組成物とすることができる。pHの調整には、クエン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸等の有機酸および/またはそれらの塩類が使用される。
【0016】
本発明液体組成物は、請求項6に記載されるように、ビタミン類を含有することができる。ビタミン類とは、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンB、ビタミンB、ビタミンB、ビタミンB12、パントテン酸、ナイアシン、葉酸、ビオチン、パラアミノ安息香酸、イノシトール、コリン、オロット酸、カルニチン、これらの塩類及び誘導体があげられ、好ましくは、ビタミンB12、葉酸があげられる。これらのビタミン類は、単独または二種以上が含有させることが可能である。請求項7に記載されるように、ビタミンB12および/または葉酸を添加した場合、長期保存しても安定なビタミン類含有組成物となり、また、そのミネラルとビタミンB12および/または葉酸の機能により貧血予防効果が期待できる。
【0017】
本発明液体組成物として、清涼飲料、炭酸飲料、果汁飲料、乳性飲料、コーヒー飲料、ココア飲料、紅茶飲料、各種茶飲料、野菜飲料、豆乳、牛乳、アルコール飲料、ビール、健康ドリンク、栄養ドリンク、ゼリードリンク、内服液剤等の医薬部外品または医薬品などがあげられる。
【0018】
本発明液体組成物は、甘味の補強のためエリスリトール、マルチトール、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、パラチニット、還元麦芽糖水飴、還元水飴などの還元乳糖以外の糖アルコール類を添加してもよい。また、砂糖や果糖、ブドウ糖、異性果糖、麦芽糖、乳糖、水飴、トレハロース、パラチノース、D−キシロース、L−アラビノースなどの糖類を含有してもよい。ただし、糖類は高カロリーにつながり、またトレハロース以外の糖類は、長期保存すると共存物やpHなどにより褐変の原因となったり、ビタミン類などの安定性に影響を及ぼすため、最小限に抑えることが必要である。糖類を10%以下、好ましくは5%以下に低減するとよい。
【0019】
本発明液体組成物は、ポリデキストロース、難消化性デキストリン、グアガム分解物、水溶性コーンファイバー、低分子アルギン酸ナトリウム、イヌリンなどの水溶性食物繊維やガラクトオリゴ糖や大豆オリゴ糖、フラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、乳化オリゴ糖、ラクチュロース、ラフィノースなどのオリゴ糖を適宜配合することにより、整腸効果を付与することができる。
【0020】
本発明液体組成物は、必要に応じて、アミノ酸類、ペプチド類、生薬成分、その他薬効成分等を配合することもできる。その他添加剤として、例えば、安定化剤、界面活性剤、矯味剤、乳化剤、着色剤、着香剤、香料等があげられ、必要に応じて配合することができる。
【0021】
以下に本発明の実施例について具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【実施例1】
【0022】
SD系雄ラット18匹をミネラルを添加してある基本食(AIN-93)に25%カゼインにて7日間予備飼育した後、以下の3群に群分けし、21日間飼育した。5%還元乳糖添加群、Control食群として5%微結晶性セルロース(アビセル)、比較対照群として5%エリスリトール添加群を用いた。本飼育期間中、餌は自由摂取とし水は脱塩水を与えた。途中8〜10日目、18〜20日目に採糞を行い、ミネラルの吸収率(%)を求めた。その結果を以下に示す。
【0023】
【表1】

【0024】
還元乳糖群は、コントロール群およびWO98−15196号公報に記載される胃切除術後のミネラル補給用組成物に利用されるエリスリトール群と比較し、ミネラルの吸収性に優れていることが確認された。特に鉄および亜鉛において、吸収促進効果に優れていることが確認された。動物試験の結果は、既存の多くの文献により、人体においても同様な効果が得られることは明らかである。
【実施例2】
【0025】
表2の組成物を水で溶解し、微量のクエン酸ナトリウムでpHを4.0に調整後、水で全量を100gにし、実施例2A、実施例2B、比較例を調製した。これらの水溶液は、砂糖の10%水溶液相当の甘味度に調整されている。これらの水溶液について、20℃にて、パネラー8名で評点法により官能検査を行った。実施例2Aおよび2Bを比較例と比較し、金属臭を感じにくい、服用しやすい場合を+として、−2、−1、0、1、2の5段階で評価した。評価の平均値を表3に示す。
【0026】
【表2】

【0027】
【表3】

【0028】
表3より、還元乳糖を含有する実施例2Aおよび2Bにおいて、還元乳糖を含有していない比較例より、金属臭を感じにくく、服用しやすいことが確認された。
【実施例3】
【0029】
15%脱脂粉乳および5%ブドウ糖を含有する水溶液を120℃、15分間殺菌した後、ラクトバチルス・カゼイの種菌を1%添加し、37℃でpHが3.5になるまで培養して、発酵乳を調製した。また、16%ラクチトール、0.12%乳酸カルシウム、0.04%クエン酸第一鉄ナトリウム、5%砂糖、0.1%ステビアを含む水溶液を80℃、15分間殺菌し、糖液を調製した。発酵乳480g及び、糖液500g、ビフィドバクテリウム・ロンガムおよびビフィドバクテリウム・インファンティスの混合製剤10g、香料10gを混合・均質化して、カルシウム、鉄およびビフィズス菌含有の乳性飲料を得た。
【0030】
還元乳糖を体重1kg当たり0.2g摂取した時に、お腹のゴロゴロ感やハリを感じた者3名をパネラーとして、この乳性飲料を5日間、毎日100ml飲用した。3名ともお腹のゴロゴロ感やハリを感じる等の症状が飲用初期には若干あったが、徐々に改善され、5日目には3名共に症状が無くなった。
【実施例4】
【0031】
乳酸カルシウム0.06g、クエン酸第一鉄ナトリウム0.02g、ビタミンB12 0.25μg、葉酸0.04mg、ビタミンC0.03g、濃縮グレープフルーツ果汁0.4g、還元乳糖0.5g、果糖2g、エリスリトール1g、ステビア0.015g、クエン酸0.1g、塩化カリウム0.01g、香料適量を添加して、微量のクエン酸ナトリウムおよびクエン酸でpHを3.0に調整し、水で全量を100gに調整した。鉄由来の金属臭がマスキングされ、服用感に優れ、ミネラルとビタミンが補給できる低カロリー飲料が得られた。このドリンク剤を40℃で3ヶ月間保存したところ、還元乳糖の残存率は、100%であった。
【実施例5】
【0032】
クエン酸第一鉄ナトリウム0.03g、ビタミンB12 2μg、葉酸0.2mg、ビタミンC0.2g、還元乳糖3.5g、砂糖5g、エリスリトール2g、アスパルテーム0.015g、クエン酸0.1g、香料適量を添加して、微量のクエン酸ナトリウムおよびクエン酸でpHを3.8に調整し、水で全量を100gに調整した。鉄由来の金属臭がマスキングされ、服用感に優れ、ミネラルとビタミン類が補給できる容量が100mlの栄養ドリンク剤が得られた。このドリンク剤を100ml服用したが、服用した5名全員に下痢等の症状は見られなかった。このドリンク剤を40℃で3ヶ月間保存したところ、還元乳糖の残存率は、100%であった。
【実施例6】
【0033】
5または10重量%の糖質、クエン酸第一鉄ナトリウム0.02g/100ml、ビタミンB12 0.1mg/100ml、葉酸0.07mg/100mlを含有し、クエン酸とクエン酸ナトリウムを少量添加してpHを3.5に調整した水溶液を60℃にて過酷試験を行い、ビタミンの残存率をHPLCにて定量を行った。糖質として、還元乳糖および砂糖を使用した。結果を表4に示す。
【0034】
【表4】

【0035】
表4の結果より、還元乳糖を配合した水溶液は、砂糖を配合したものと比較して、ビタミン類の残存率が高いことが確認された。また、還元乳糖を配合した水溶液は、過酷試験の4week後においても、着色度(420nmの吸光度−720nmの吸光度)は0.02以下で、水溶液が着色することはなかった。これらの過酷試験の結果より、長期保存性に優れていることが確認された。
【産業上の利用可能性】
【0036】
還元乳糖とミネラルを含有することにより、鉄や亜鉛などのミネラル吸収性に優れ、長期保存しても褐変や分解することなく安定で、服用しやすいミネラル含有水溶液組成物を提供することができる。



【特許請求の範囲】
【請求項1】
0.1〜10重量%の還元乳糖とミネラルを含有することを特徴とするミネラル含有水溶液組成物
【請求項2】
ミネラルが鉄及びまたは亜鉛であることを特徴とする請求項1記載のミネラル含有水溶液組成物
【請求項3】
グラム陽性桿菌を含有することを特徴とする請求項1または2記載のミネラル含有水溶液組成物
【請求項4】
0.001〜0.05重量%の高甘味度甘味料を添加して、甘味度を補填することを特徴とする請求項1、2または3記載のミネラル含有水溶液組成物
【請求項5】
pHが2.5〜7.0であることを特徴とする請求項1、2、3または4記載のミネラル含有水溶液組成物
【請求項6】
ビタミン類を含有することを特徴とする請求項5記載のミネラル含有水溶液組成物
【請求項7】
ビタミン類がビタミンB12および/または葉酸であることを特徴とする請求項6記載のミネラル含有水溶液組成物


【公開番号】特開2006−342061(P2006−342061A)
【公開日】平成18年12月21日(2006.12.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−166300(P2005−166300)
【出願日】平成17年6月7日(2005.6.7)
【出願人】(000226415)日研化成株式会社 (30)
【Fターム(参考)】