説明

メビウスのリングドーナツ

【課題】メビウスの環のふしぎさ面白さを取り入れたドーナツリングを提供する。
【解決手段】ドーナツリングを作る平帯1に、つながり部分3を数箇所残す切り込み線2を入れ、その平帯をメビウスの環を作る方法でねじり、右端5と左端4を接続させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドーナツの加工方法に関するものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
本発明は、ドイツの数学者A・F・メビウスの発見した、通称メビウスの環(帯)のふしぎさ面白さを、ドーナツにに取り入れようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0003】
図2に示すよう、幅1.7センチ、長さ22センチ、厚さ8ミリほどの、一本のドーナツを作るべき平帯(1)中央に数箇所のつながり部分(3)を残し、右端(5)から左端(4)の間に切り込み線(2)を入れ、その平帯(1)の右端(5)を矢印(E)方向に引き、その端(5)を左端(4)につなげる。
【発明の効果】
【0004】
1.上記加工方法で作られたドーナツリングは、食する前、指先で(F)(G)で示す矢印方向に両サイドから引き、数箇所にあるつながり部分を全て切り離したなら、結果、図3に示すよう、一本の平帯であったものが、容易く二本のリングとなって分離され、メビウスの環同様に、その双方がつながり合って出来るもので、ふしぎなイルージョンマジック?を見るような面白さを味わうことが出来るものである。
2.また、メビウスに関する食品としては、唯一、登録実用新案第3003825号があるが、それは1と2の二本の帯からなるもので、その帯状には、本発明の特長とするつながり部分を数箇所のこした切れ込みはなく、本発明とは明らかに異なるものである。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【図1】は、つながり部分を数箇所のこし、切り込み線を入れた、メビウスの環を取り入れた本発明の斜視図。
【図2】は、本発明の特長であるつながり部分を数箇所残し、切り込み線を入れた平帯の斜視図。
【図3】は、本発明の効果を示す斜視図。
【符号の説明】
【0006】
1.平帯
2.切り込み線
3.つながり部分
4.左端
5.右端
A.B.C.D.の記号は、平帯端の隅で、右端と左端の接続を分かり易くするものである。
E.(図2のみ記載)は、平帯を一回転(360度回転)ねじらずして、右端を左端に接合させるための曲げ方向を示す。
F.G.は、つながり部分を切り離すための引き方向を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
図1に示すよう、メビウスの環同様を形成する平帯(1)の中央に、数箇所のつながり部分(3)を残し、切り込み線を一巡して入れる。それによって、指先でつながり部分(3)のある箇所全てを、F、G−4方向に引くことによって、つながり部分が切り離され、結果、二つのリングが出来、その双方のリングがつながり合って出来るメビウスのリング食品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−59307(P2013−59307A)
【公開日】平成25年4月4日(2013.4.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−218210(P2011−218210)
【出願日】平成23年9月12日(2011.9.12)
【出願人】(593070480)
【Fターム(参考)】