説明

メモリ装置

【課題】増加されたメモリ容量を具現できるメモリ装置を提供する。
【解決手段】メモリ装置は、水平な共通導電領域の上に配置され、前記共通導電領域に一端が電気的に連結され、互いに離隔水平な第1選択ラインの上で互いに平行に延長され前記水平な第1選択ラインと交差し前記垂直な半導体柱の側面に対向する側面を包含する水平な第1選択ラインと、前記水平な第1選択ラインと前記垂直な半導体柱との間に、そして前記水平な第2選択ラインと前記垂直な半導体柱との間に介在される少なくとも1つの誘電パターンを包含する選択構造体を含む。前記メモリ装置は、前記選択構造体の上に配置され前記垂直な半導体柱に電気的に連結されたメモリセルを含むメモリセルアレイをさらに含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は半導体メモリ装置に係り、より具体的には多次元的に配列されたメモリセルアレイを有するメモリ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
移動通信及びコンピューター等の電子産業の発展に従って、高速読出し/書込み動作、不揮発性及び低い動作電圧等の特性を有する半導体装置が要求されている。しかし、現在使用されるSRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)及びフラッシュメモリ(FLASH memory)等のメモリ装置はこのような特性を全ては充足させていない。
【0003】
例えば、前記DRAMの単位セルは1つのキャパシタとこれを制御するための1つのトランジスタを具備するので、NANDフラッシュメモリに比べて相対的に大きい単位セル面積を有する。また、DRAMはキャパシタに情報を格納するので、公知されたようにリフレッシュ動作を必要とする揮発性メモリ装置である。前記SRAMは速い動作速度を有するが、同様に揮発性メモリ装置の1つであり、特に単位セルは6つのトランジスタで構成されるので、単位セル面積が非常に大きい短所を有する。前記フラッシュメモリは不揮発性メモリ装置でありながら、(特にNAND形フラッシュメモリ装置の場合)現存するメモリ装置中の最も高い集積度を提供するが、公知されたように動作速度が遅い短所を有する。
【0004】
これによって、最近には高速読出し/書込み動作が可能であり、不揮発性を有し、リフレッシュ動作が不必要で且つ、動作電圧が低い、次世代メモリ装置に対する研究が活発に進められている。相変化ランダムアクセスメモリ(phase change random access memory:PRAM)、磁気RAM(Magnetic RAM、MRAM)又は抵抗RAM(resistance RAM、ReRAM)等はこのような技術的要求を充足することが期待される次世代メモリ装置である。それにも拘わらず、このような次世代メモリ装置が量産段階に進入するためには、市場が要求するメモリ容量を具現できる技術が準備されなければならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】韓国公開特許第10−2011−0021444号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、増加されたメモリ容量を具現できるメモリ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するためになされた本発明の実施形態は、水平な共通導電領域と、前記共通導電領域に一端が電気的に連結された複数個の、離隔されて前記共通導電領域の上に配置された垂直な半導体柱と、を含むメモリ装置を提供する。前記メモリ装置は、前記共通導電領域の上の第1レベルで前記少なくとも1つの半導体柱の少なくとも何れか1つの側壁に隣接する少なくとも1つの水平な第1選択ラインと、前記共通導電領域の上の第2レベルで前記少なくとも1つの半導体柱の前記少なくとも1つの側壁に隣接する少なくとも1つの水平な第2選択ラインと、をさらに含む。前記メモリ装置は、前記半導体柱の各々の他端の上に配置されて電気的に連結された複数個の垂直電極と、前記共通導電領域の上に積層され、前記垂直電極の側壁と隣接配置された複数個の水平電極をさらに含む。可変抵抗性のメモリ要素が前記垂直及び水平電極の間に介在される。
【0008】
一実施形態において、前記半導体柱は前記共通導電領域の上に2次元的に配列され得る。
前記共通導電領域は前記半導体柱各々の水平方向の幅の少なくとも10倍である幅を有することができる。
一実施形態において、メモリ装置は前記少なくとも1つの半導体柱の前記側壁と前記少なくとも1つの第1選択ラインとの間に、そして前記少なくとも1つの半導体柱の前記側壁と前記少なくとも1つの第2選択ラインとの間に介在された少なくとも1つの絶縁領域をさらに包含できる。
一実施形態において、前記共通導電領域はドーピングされた半導体膜を包含できる。前記半導体柱の各々は前記共通導電領域及び前記垂直電極に各々隣接する下部及び上部領域を包含できる。前記下部領域は前記共通導電領域と異なる導電形及び/又は不純物濃度を有することができる。
一実施形態によれば、前記半導体柱の各々は前記共通導電領域及び前記垂直電極に各々隣接する下部及び上部領域を包含できる。前記少なくとも1つの第1選択ラインと前記少なくとも1つの第2選択ラインとは前記半導体柱の前記下部領域と対向し得る。前記下部領域は前記共通導電領域と異なる導電形を有し、前記上部領域は前記共通導電領域と同一の導電形を有することができる。
一実施形態において、前記少なくとも1つの第1選択ラインは前記少なくとも1つの第2選択ラインと異なる厚さ、不純物濃度、物質、及び/又は幅を有することができる。
一実施形態において、前記メモリ要素は整流特性を提供するように構成され得る。
例えば、前記メモリ要素各々は少なくとも1つの可変抵抗体と、前記水平及び垂直電極の中の少なくとも1つと前記可変抵抗体との間に介在されて整流特性を提供する少なくとも1つのパターンを包含できる。
一実施形態において、前記半導体柱は前記少なくとも1つの第1選択ライン及び前記少なくとも1つの第2選択ラインを貫通できる。
一実施形態において、前記メモリ装置は前記垂直電極の上面を覆う絶縁膜をさらに包含できる。
【0009】
一実施形態において、前記垂直電極の各々は、前記メモリ要素の内側壁に隣接する第1導電領域と、前記第1導電領域によって定義される空間の内に配置される第2導電領域を包含できる。前記第2導電領域の底面は前記第1導電領域の底面より下部の半導体柱にさらに近いことがあり得る。
前記第1導電領域は前記下部の半導体柱から離隔され、前記第2導電領域は前記下部の半導体柱に直接接触することができる。
前記メモリ要素の各々は前記水平電極の中の1つと前記第1導電領域との間に配置された垂直部分と、前記垂直部分の底から内側に延長されて前記第1導電領域の底面を覆う水平部分を含む情報格納パターンを包含できる。前記第1導電領域は前記水平部分によって前記下部の半導体柱から離隔され得る。
一実施形態において、前記装置は隣接する前記水平電極の間に介在される層間絶縁領域をさらに包含できる。前記メモリ要素は前記層間絶縁領域によって互いに垂直方向に離隔され得る。前記層間絶縁領域は前記垂直方向に離隔されたメモリ要素の間の空間において前記垂直電極に直接接触することができる。
一実施形態において、前記垂直電極は前記水平電極を貫通できる。
一実施形態において、前記水平電極は各々水平プレートを含み、及び/又は、前記水平電極は前記共通導電領域より高いレベルに各々配置された複数個の平行なラインを包含できる。
前記少なくとも1つの第2選択ラインは、前記共通導電領域と反対側の、前記少なくとも1つの第1選択ラインの側面の上に配置され、前記少なくとも1つの第2選択ラインは前記水平電極と整列され得る。
一実施形態において、選択ゲート誘電領域が前記半導体柱の側壁の上に配置され得る。
前記半導体柱の側壁は前記選択ゲート誘電領域によって被覆され得る。
前記選択ゲート誘電領域は前記少なくとも1つの第1選択ラインのレベルに配置された第1誘電領域と、前記少なくとも1つの第2選択ラインのレベルに配置された第2誘電領域と、を包含できる。
【0010】
本発明の実施形態は、水平な共通導電領域と、前記共通導電領域の上に配置された選択構造体とを含むメモリ装置を提供する。前記選択構造体は、前記共通導電領域に一端が電気的に連結され、互いに離隔された垂直な半導体柱のアレイ、前記共通導電領域の上で互いに平行に延長され、前記垂直な半導体柱の側壁に対向する側面を含む水平な第1選択ライン、前記水平な第1選択ラインの上で互いに平行に延長され前記水平な第1選択ラインと交差し前記垂直な半導体柱の側面に対向する側面を包含する水平な第2選択ライン、及び前記水平な第1選択ラインと前記垂直な半導体柱との間に、そして前記水平な第2水平選択ラインと前記垂直な半導体柱との間に介在される少なくとも1つの誘電パターンを含む。前記メモリ装置は前記選択構造体の上に配置され、前記垂直な半導体柱に電気的に連結されたメモリセルを含むメモリセルアレイをさらに含む。
【0011】
一実施形態において、前記垂直な半導体柱は前記水平な第1及び第2選択ラインを貫通できる。
一実施形態において、前記メモリセルアレイは3次元的に配列され得る。
前記3次元メモリセルアレイは前記半導体柱の各々に電気的に連結され、前記半導体柱の各々の上に配置された複数個の垂直電極、前記選択構造体の上に積層され、前記垂直電極の側面を向かう側面を含む複数個の水平電極、及び前記垂直及び水平電極の間に介在されたメモリ要素を包含できる。
前記垂直電極は前記水平電極に設けたホール(貫通孔)を貫通できる。
前記水平電極は積層されたプレート電極を包含できる。
前記水平電極は前記選択構造体より高いレベルに各々配置された複数個の平行ラインを包含できる。
【発明の効果】
【0012】
本発明の実施形態によれば、下部構造体の上には2次元的に配列された垂直電極を含むメモリ構造体が配置され、前記下部構造体と前記メモリ構造体との間には前記垂直電極の中の1つを一意的に選択できるようにする選択構造体が配置される。前記選択構造体は、前記垂直電極の下に各々配置される半導体柱を利用して具現される、スイッチング素子を包含できる。その結果、前記スイッチング素子は減少された占有面積を有するように形成でき、これは本発明による半導体メモリ装置のメモリ容量を増加させ得る。
これに加えて、前記メモリ構造体を3次元的に配列されたメモリセルを包含でき、その結果、本発明の実施形態による半導体メモリ装置は2次元的に配列されたメモリセルを含む装置に比べて増加されたメモリ容量を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を概略的に説明するための斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態による選択構造体を例示する斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態による選択構造体の例示する断面図である。
【図4】本発明の一実施形態による選択構造体の例示する断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態による選択構造体を例示する斜視図である。
【図6】本発明の実施形態によるメモリ構造体を例示する斜視図である。
【図7】本発明の実施形態によるメモリ構造体を例示する斜視図である。
【図8】本発明の実施形態によるメモリ構造体を例示する斜視図である。
【図9】本発明の実施形態によるメモリ構造体の例示する断面図である。
【図10】本発明の実施形態によるメモリ構造体の例示する断面図である。
【図11】本発明の実施形態によるメモリ構造体の例示する断面図である。
【図12】本発明の実施形態によるメモリ構造体の例示する断面図である。
【図13】本発明の一部実施形態によるメモリ構造体の一側面を例示する斜視図である。
【図14】本発明の実施形態による単位セルの構造を例示する断面図である。
【図15】本発明の実施形態による単位セルの構造を例示する断面図である。
【図16】本発明の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を例示する平面図である。
【図17】本発明の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を例示する斜視図である。
【図18】本発明の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を例示する斜視図である。
【図19】本発明の他の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を例示する平面図及び斜視図である。
【図20】本発明の他の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を例示する平面図及び斜視図である。
【図21】本発明のその他の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を例示する平面図及び斜視図である。
【図22】本発明のその他の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を例示する平面図及び斜視図である。
【図23】本発明のその他の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を例示する平面図及び斜視図である。
【図24】本発明のその他の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を例示する平面図及び斜視図である。
【図25】本発明の実施形態によるメモリ構造体と選択構造体との間の連結構造を例示する断面図である。
【図26】本発明の実施形態によるメモリ構造体と選択構造体との間の連結構造を例示する断面図である。
【図27】本発明の実施形態によるメモリ構造体と選択構造体との間の連結構造を例示する断面図である。
【図28】本発明の実施形態による半導体装置を含む電子装置を図式的に説明するための図面である。
【図29】本発明の実施形態による半導体装置を含む電子装置を図式的に説明するための図面である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の長所及び特徴、そしてそれを達成する方法は添付した図面と共に詳細に後述した実施形態を参照すれば明確になるであろう。しかし本発明は、以下で開示する実施形態に限定されず、相異なる多様な形態に具現できる。即ち、本実施形態は単に、本発明の開示を完全にし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に本発明の範疇を完全に知らせるための提供されるものであり、本発明は請求の範囲のみによって定義される。明細書の全文に亘り同一参照符号は同一構成要素を称する。
【0015】
本明細書で使用される用語は、実施形態を説明するためのものであり、本発明を制限しようとするものではない。本明細書で単数形は、明文で特に言及しない限り、複数形も含む。明細書で使用される‘含む(包含する)(comprise、comprising)’は、言及された構成要素段階、動作、及び/又は素子が、1つ以上の他の構成要素段階、動作、及び/又は素子の存在又は追加を排除しないことを意味する。また、本明細書で、或る膜が他の膜又は基板上にあると言及される場合にそれは、該或る膜が該他の膜又は基板上に直接形成される場合か、或いはそれらの間に第3の膜が介在する場合の何れか、を意味する。
【0016】
また、本明細書で記述する実施形態は、本発明の理想化された例示図である断面図及び/又は平面図を参照して説明される。図面において、膜及び領域の厚さは技術的内容の効果的な説明のために誇張される場合がある。従って、製造技術及び/又は許容誤差等によって、例示図の形態は実行時には変形され得る。従って、本発明の実施形態は図示された特定形態に制限されず、製造工程によって生成される形態の変化も含む。例えば、直角に図示された蝕刻領域の隅は、実行時にはラウンドされるか、或いは所定の曲率を有する形態であり得る。従って、図面で例示された領域は概略的な属性を有し、図面で例示された領域の形状は単に素子の領域の特定形態を例示するためであり、発明の範疇を制限するものではない。
【0017】
図1は本発明の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を概略的に説明するための斜視図である。
【0018】
図1を参照すれば、半導体メモリ装置のセルアレイ領域は下部構造体100、前記下部構造体100の上に配置されるメモリ構造体300、及び前記下部構造体100と前記メモリ構造体300との間に介在する選択構造体200を包含する。
【0019】
一実施形態で、下部構造体100は選択構造体200及びメモリ構造体300を形成するための基底構造(base structure)として機能することができる。例えば、下部構造体100は半導体、絶縁体、及び/又は導電体を含む基板である。本発明の一実施形態によれば、下部構造体100はシリコンウエハ又は(これを加工した結果物として提供される)シリコン基板からなる。
【0020】
メモリ構造体300は3次元的に配列されたメモリセルを包含する。例えば、前記メモリセルは下部構造体100の上へ互に異なる垂直(z)レベルに位置する複数のx−y平面に実質的に形成された2次元的に配列されたアレイの積層体として配列される。メモリ構造体300は下部構造体100と実質的に平行なx−y平面の上に置かれる複数の水平電極及び前記水平電極を横切る複数の垂直電極を包含する。前記メモリセルの各々は前記水平電極及び前記垂直電極の交差する領域に配置される。
【0021】
選択構造体200はメモリ構造体300の前記垂直電極の一つを一意的に(uniquely)選択できるように構成される。例えば、前記選択構造体200は前記下部構造体100の上に2次元的に又は3次元的に配列される選択素子を包含し、前記選択素子は前記垂直電極の中の相応する1つに物理的に連結される。以下に多様な実施形態を参照してより詳細に説明されるように、前記選択素子は前記垂直電極に電気的に連結されるように構成される。
【0022】
図2は本発明の一実施形態による選択構造体を例示する斜視図であり、図3及び図4は本発明の一実施形態による選択構造体を例示する断面図である。
【0023】
図2を参照すれば、選択構造体200は導電性領域210、導電性領域210の上に配置される半導体柱220、及び導電性領域210の上に配置されて半導体柱220を横切る選択ライン230を包含する。
【0024】
導電性領域210はメモリ構造体300と外部回路との電気的信号(例えば、電流又は電圧)を交換するための経路として使用される。(ここで、前記外部回路は、前記セルアレイ領域の外側に配置される、前記半導体メモリ装置の一部分である)。このために、導電性領域210は下部構造体100、即ち、前記シリコン基板に比べて低い比抵抗を有する1つ或いはその以上の物質で形成される。例えば、導電性領域210はドーピングされた半導体、金属、導電性金属窒化物、シリサイド、又は(炭素ナノチューブ又はグラフェン等のような)ナノ構造体の中の少なくとも1つを包含する。一実施形態によれば、下部構造体100はシリコン基板であり、導電性領域210は前記シリコン基板と異なる導電形を有する高濃度の不純物領域である。例えば、導電性領域210は前記シリコン基板をそれと異なる導電形を有する不純物でドーピングすることによって形成される。
【0025】
半導体柱220は、導電性領域210との接触領域において非オーミック接触抵抗特性を呈する物質で形成される。例えば、半導体柱220は導電性領域210と異なるフェルミレベルを有する半導体又は(炭素ナノチューブ又はグラフェン等のような)ナノ構造体を包含する。一実施形態によれば、導電性領域210がドーピングされた半導体である場合、半導体柱220は導電性領域210と異なる導電形を有する部分を有する。例えば、図3及び図4に例示したように、半導体柱220の各々は上部領域222及び、上部領域222と導電性領域210との間に介在する下部領域221を包含し、この場合、上部領域222は導電性領域210の同一の導電形を有し、下部領域221は上部領域222と異なる導電形を有する。
【0026】
半導体柱220は、単結晶又は多結晶構造を有するように形成される。一実施形態によれば、半導体柱220は導電性領域210、即ち前記シリコン基板をシード層に使用して形成されるエピタキシァル層である。この場合、半導体柱220は、結晶欠陥で構成される識別できる境界面(interfacial surface)無しで、導電性領域210の上部面に直接接触する。
【0027】
半導体柱220は導電性領域210の上に2次元的に配列される。即ち、半導体柱220は導電性領域210の上に共通に連結され、導電性領域210は半導体柱220によって共有される共通配線として機能することができる。このような理由で、導電性領域210は以下で“共通ソース領域”と称される。一実施形態によれば、半導体柱220の各々は円筒形シリンダ状を有し、互いに離隔される。
【0028】
選択ライン230は半導体柱220の側壁に対向する、即ち、半導体柱220の側壁に面する内壁を有する貫通孔を備える。選択ライン230と半導体柱220との配列は金属−酸化膜−半導体(MOS)キャパシタを構成する。
及び/又は、選択ライン230は、MOS電界効果トランジスタのゲート電極として使用され、その場合、半導体柱220の上部及び下部領域222、221は各々、該MOS電界効果トランジスタのドレーン電極とチャンネル領域として使用される。
このようなトランジスタを提供するために、選択構造体200は選択ライン230と半導体柱220との間に介在する選択ゲート誘電膜250をさらに包含する。選択ライン230の各々はそれに隣接する半導体柱220の中の相応する少なくとも1つの電位を、容量性カップリングを通じて実質的に制御するように構成される。例えば、半導体柱220のエネルギバンド構造はそれに隣接する選択ライン230の中の1つへ印加される電圧によって反転され、選択ゲート誘電膜250はこのようなエネルギバンド構造での反転が具現できる厚さに形成される。
【0029】
本実施形態によれば、選択ライン230は第1のx−y平面の上に配列される複数の第1選択ライン231及び第1選択ライン231と異なる高さに位置する第2のx−y平面の上に配列される複数の第2選択ライン232を包含する。第1選択ライン231は第2選択ライン232を横断する。例えば、第1選択ライン231はx方向に沿って平行に延伸され、第2選択ライン232は第1選択ライン231の上でy方向に平行に延伸される。しかし、本発明の技術的思想は、第1及び第2選択ライン231、232を前記配列に限定するものではない。
【0030】
第1及び第2選択ライン231、232は各々、1次元的に配列された複数の半導体柱220の側壁に対向する、即ち、半導体柱220の側壁に面する内壁を有する貫通孔(ホール)を備える。第1及び第2選択ライン231、232はMOSキャパシタの電極又はMOS電界効果トランジスタのゲート電極として使用される。例えば、第1及び第2選択ライン231、232は各々、前記ホールを有し、半導体柱220は前記ホールを貫通して配置される。
【0031】
この場合、選択ゲート誘電膜250の各々は前記ホールの中の相応する1つの内壁の上に配置されて、選択ライン230と半導体柱220とを空間的に、そして電気的に分離する。例えば、図2及び図3に例示したように、選択ゲート誘電膜250は、第1選択ライン231のホール内に配置される第1絶縁パターン251、及び第2選択ライン232のホール内に配置され、第1絶縁パターン251と垂直方向に離隔された第2絶縁パターン252を包含する。
又は変形実施形態として、選択ゲート誘電膜250の各々は第1選択ライン231のホール内から延伸されて第2選択ライン232のホール内に到達する。例えば、図4に例示したように、半導体柱220の各々の側壁は選択ゲート誘電膜250の中の相応する1つによって共通に完全に被覆される。
【0032】
上述したように、この実施形態によれば、第1及び第2選択ライン231、232が互に交差するように配置されるので、半導体柱220の中の何れか1つの上部領域222を導電性領域210に選択的に連結できる。例えば、第1選択ライン231の中の何れか1つと第2選択ライン232の中の何れか1つを選択すれば、これらの交差点に位置する半導体柱220の中の相応する1つの下部領域221が選択的に反転されたエネルギバンド構造を有することになる。
【0033】
一方、上部領域222が導電性領域210に電気的に連結されるためには、少なくとも、第1及び第2選択ライン231、232の各々に隣接する半導体柱220の両部分が全て反転されたエネルギバンド構造を有するのみでなく、反転された両部分が電気的に互に連結されなければならない。このような技術的要求は以下の2つの方式の何れを通じても充足される。
例えば、下部領域221は、垂直方向の位置に関して第1及び第2選択ライン231、232の間に、上部領域222と同一な導電形を有するように形成される連結不純物領域(図示せず)をさらに包含し、その結果として、第1及び第2選択ライン231、232によって、各々反転されたエネルギバンド構造を有する両部分は前記連結不純物領域を通じて直列に連結される。
又は、第1及び第2選択ライン231、232は、前記反転される両部分が垂直方向の位置に関して的に重畳する程度に近接して形成される。この場合、前記反転される両部分は直接、直列に連結される。
【0034】
一実施形態によれば、第1選択ライン231は、厚さ、不純物濃度、物質又は幅の中の少なくとも1つで、第2選択ライン232と異なり得る。このような差異は、半導体柱220を活性領域として使用するMOS電界効果トランジスタの電気的特性の微細な調節を可能にする。
【0035】
一実施形態によれば、第1選択ライン231及び第2選択ライン232は半導体柱220及び導電性領域210から電気的に分離される。このため、選択構造体200は、第1選択ライン231の相互間、第1選択ライン231と導電性領域210との間、そして第2選択ライン232の相互間、の各々に介在する少なくとも1つの絶縁膜をさらに包含できる。例えば、第1絶縁膜241が第1選択ライン231と導電性領域210との間に介在される。
【0036】
図5は本発明の他の実施形態による選択構造体を例示する斜視図である。説明を簡単にするために、先に説明された選択構造体と同一であるか、或いは重複される構成要素及び関連技術的特徴に対する説明は省略され得る。
【0037】
図5を参照すれば、この実施形態によれば、導電性領域210は水平的に分離され、その各々はライン形態である複数の部分(以下、“共通ソースライン”)を含み、選択ライン230全ては1つのx−y平面の上で共通ソースライン210を横切るように配置される。
【0038】
一実施形態によれば、共通ソースライン210は互いに平行に配置され、その各々の上部には複数の半導体柱220が接続される。1つの共通ソースライン210に接続する半導体柱220は選択ライン230を貫通する。例えば、共通ソースライン210は半導体柱220を互いに連結し、選択ライン230に設けたホールの内壁は、共通ソースライン210を横切る方向に沿って複数の半導体柱220の側壁に対向する。従って、共通ソースライン210の中の1つと選択ライン230の中1つとが選択されれば、共通ソースライン210と選択ライン230との交差点に位置する1つの半導体柱220が唯一に選択される。
【0039】
この実施形態によれば、共通ソースライン210、下部領域221及び上部領域222は、各々、選択ライン230をゲート電極として有するMOS電界効果トランジスタのソース電極とチャンネル領域、及びドレーン電極として使用される。これに加えて、選択ゲート誘電膜250が半導体柱220と選択ライン230との間に介在して、前記MOS電界効果トランジスタのゲート絶縁膜として機能する。
【0040】
図6乃至図8は本発明の実施形態によるメモリ構造体を例示する斜視図であり、図9乃至図12は本発明の実施形態によるメモリ構造体の例を図示する断面図である。図13は本発明の一部実施形態によるメモリ構造体の一側面を例示する斜視図である。また、図14及び図15は本発明の実施形態による単位セルの構造を例示する断面図である。
【0041】
図6乃至図8を参照すれば、本発明の実施形態によるメモリ構造体300は前記x−y平面と平行しながら、下部構造体100の上に積層された複数の水平電極310、及び前記x−y平面に対して垂直方向に沿って水平電極310と交差する複数の垂直電極320を包含する。これに加えて、メモリ構造体300は水平電極310及び垂直電極320の側壁の間に介在される情報格納パターン330をさらに包含できる。
【0042】
一実施形態によれば、図6に図示したように、水平電極310は平板形状であり得る。例えば、平面積の観点で、水平電極310の面積は垂直電極320の断面積に比べて10倍或いはその以上であり、水平電極310の各々は水平電極310を貫通する複数のホールを有する。垂直電極320は水平電極310の前記ホールを貫通し、垂直電極320の各々は上述した選択構造体200の半導体柱220の中の対応する1つに連結される。
【0043】
他の実施形態によれば、図7に示したように、水平電極310は3次元的に配列される。水平電極310は複数の垂直電極320を横切るライン形状を有する。例えば、各々の水平電極310の長さは各々の垂直電極320の断面の幅の10倍或いはその以上であり、各々の水平電極310の幅は各々の垂直電極320断面の幅の3倍以下である。水平電極310の各々は水平電極310の各々を貫通する複数のホールを有し、垂直電極320は互いに異なる高さに位置する水平電極310の前記ホールを垂直に貫通する。図6と同様に、垂直電極320の各々は上述した選択構造体200の半導体柱220の中の対応する1つに連結される。
【0044】
その他の実施形態によれば、図8に示したように、水平電極310は複数の垂直電極320を横切るライン形状を有する。この実施形態によれば、垂直電極320は、少なくとも1次元的に配列される複数の垂直電極320を含む領域の内で、水平方向に分離される。
【0045】
例えば、一実施形態で、垂直電極320の各々の左側及び右側に位置する一対の水平電極310は水平方向に分離されて、互いに異なる電位を有する。一実施形態によれば、図示しないが、前記一対の水平電極310の中の1つは左側終端を通じて外部回路に連結され、その他の1つは右側終端を通じて他の外部回路に連結される。
【0046】
又は、他の実施形態で、垂直電極320の各々の左側及び右側に位置する一対の水平電極310は電気的に連結されて等電位を有する。例えば、垂直電極320の各々は、それが貫通する、少なくとも1つのホール(前記一対の水平電極310に挟まれた間隙)を定義するように形成されるが、図6及び図7を参照して説明された実施形態と異なり、複数の垂直電極320が前記ホールの各々を貫通するように配置される。
【0047】
図9乃至図12を参照すれば、層間絶縁膜351が垂直方向に積層された複数の水平電極310の間に配置されてこれらを電気的に分離する。一実施形態で、水平電極310の中の最上部層の上部にはキャッピング膜352が配置される。キャッピング膜352は垂直電極320に対して蝕刻選択性を有する物質で形成され、これによって、垂直電極320又は情報格納パターン330を水平方向に分離させるノード分離工程で、蝕刻停止膜として利用される。これに加えて、上部絶縁膜353が配置されて、垂直電極320の上部面を覆う。
【0048】
垂直電極320の各々は、導電性物質、例えばドーピングされた半導体、金属、導電性金属窒化物、シリサイド、及び/又はナノ構造体(例:炭素ナノチューブ又はグラフェン等のような)を包含する。一実施形態によれば、垂直電極320の各々は上述した導電性物質の中で選択された少なくとも何れか1つで形成される。例えば、図9に示したように、垂直電極320の各々は実質的に長方形の垂直断面を有する円筒形シリンダ形態の単一導電パターンである。
【0049】
一実施形態によれば、垂直電極320の各々は図10に示したように、“U”字形態の垂直断面を有するカップ形態の単一導電パターンである。垂直電極320がカップ形態である場合、図10に示したように、垂直電極320の内部空間は埋め込み絶縁膜360で満たされ得る。
【0050】
他の実施形態によれば、垂直電極320の各々は上述した導電性物質の中で選択された複数の物質で形成され得る。例えば、図11及び図12に示したように、垂直電極320はカップ形態の第1垂直電極321及びこれを満たす円筒形シリンダ形態の第2垂直電極322を包含する。第2垂直電極322は第1垂直電極321より低いか、或いは実質的に同一の比抵抗を有する物質で形成される。例えば、第1垂直電極321はドーピングされた多結晶シリコンで形成され、第2垂直電極322は金属又は第1垂直電極321と同一の導電形の不純物が高濃度にドーピングされた多結晶シリコンで形成される。
【0051】
情報格納パターン330の各々は垂直電極320の中の対応する1つの外側壁を覆うように形成される。例えば、図9乃至図11に示したように、情報格納パターン330の各々は垂直方向に積層された複数の水平電極310の備えるホールを貫通するように形成される。この場合、情報格納パターン330の各々は、前記ホールの内壁を通じて、複数の水平電極310に連結される。情報格納パターン330の各々において、水平電極310に隣接する部分が本発明によるメモリ要素として使用される。即ち、図9乃至図11に図示された情報格納パターン330の各々は垂直方向に配列される複数のメモリ要素を包含することになる。
【0052】
他の実施形態によれば、図12に示したように、垂直電極320の各々は、層間絶縁膜351によって垂直方向に分離された複数の情報格納パターン330に接触する。この場合、層間絶縁膜351は、垂直方向に分離された複数の情報格納パターン330の間の空間を通じて、垂直電極320の外側壁に直接接触することができ、情報格納パターン330の各々は層間絶縁膜351の間で水平電極310に形成されたホールの中の対応する1つの内側壁に連結される。即ち、図12に示された実施形態によれば、情報格納パターン330の各々は前記3次元的に配列されたメモリ要素の中の対応する1つを構成する。
【0053】
本発明の一実施形態によれば、上部絶縁膜353は垂直電極320の各々の上部面全体を覆うように形成される。この場合、垂直電極320の上部面は電気的信号が伝達される経路として利用されない。例えば、図13に示したように、垂直電極320の上部には配線400が配置され得るが、垂直電極320は上部絶縁膜353によって配線400に直接連結されない。ただし本発明の技術的思想はこのような一実施形態によって限定されない。
【0054】
本発明の他の実施形態によれば、垂直電極320と半導体柱220との間の安定された電気的連結を具現するために、垂直電極320及び情報格納パターン330の構造は変形され得る。このような変形は後述するように、図25乃至図27を参照してより詳細に説明される。
【0055】
情報格納パターン330は、情報が格納できるような物性を有する物質の中の少なくとも1つを用いて形成される。例えば、情報格納パターン330は情報格納パターン330を通過する電流によって抵抗が選択的に可変できる可変抵抗特性を有する物質の中の1つ或いはその以上を包含する。
【0056】
一実施形態によれば、情報格納パターン330はそれを通過する電流によって発生する熱によって、それの電気的抵抗が可変できる物質(例えば、カルコゲン化合物)の中の少なくとも1つを包含する。前記カルコゲン化合物はアンチモン(antimony、Sb)、テルル(tellurium、Te)及び/又はセレン(selenium、Se)を包含する。例えば、情報格納パターン330は、テルルTeは大略20原子%乃至大略80原子%の濃度を有し、アンチモンSbは大略5原子%乃至大略50原子%の濃度を有し、その余はゲルマニウムGeであるカルコゲン化合物を包含する。これに加えて、情報格納パターン330のためのカルコゲン化合物は、不純物として、N、O、C、Bi、In、B、Sn、Si、Ti、Al、Ni、Fe、Dy、及び/又はLaを包含し得る。実施形態によれば、情報格納パターン330はGeBiTe、InSb、GeSb及び/又はGaSbを包含する。
【0057】
他の実施形態によれば、情報格納パターン330はそれを通過する電流によるスピン伝達過程を利用してその電気的抵抗が変化する薄膜構造を有するように形成される。例えば、情報格納パターン330は磁気抵抗(magnetoresistance)特性を示すように構成される薄膜構造を有し、少なくとも1つの強磁性物質及び/又は少なくとも1つの反強磁性物質を包含する。
【0058】
その他の実施形態によれば、情報格納パターン330はペロブスカイト(perovskite)化合物及び/又は遷移金属酸化物を包含する。例えば、情報格納パターン330は酸化ニオブ(niobium oxide)、酸化チタン(titanium oxide)、酸化ニッケル(nikel oxide)、酸化ジルコニウム(zirconium oxide)、酸化バナジウム(vanadium oxide)、PCMO((Pr、Ca)MnO3)、酸化ストロンチウム−チタニウム(strontium−titanium oxide)、酸化バリウム−ストロンチウム−チタニウム(barium−strontium−titanium oxide)、酸化ストロンチウム−ジルコニウム(strontium−zirconium oxide)、酸化バリウム−ジルコニウム(barium−zirconium oxide)、及び/又は酸化バリウム−ストロンチウム−ジルコニウム(barium−strontium−zirconium oxide)を包含する。
【0059】
これに加えて、本発明の一実施形態によれば、情報格納パターン330は、前記情報を格納できる物性に加えて、水平電極310又は垂直電極320との界面で自己整流特性(self−rectifying property)及び/又は非線形的電流−電圧特性を示される物質を包含する。例えば、情報格納パターン330は遷移金属酸化物の中の1つ或いはその以上を含み、水平電極310又は垂直電極320は金属及び/又は金属窒化物の中1つ、或いはその以上を包含する。一実施形態で、情報格納パターン330のための遷移金属酸化物は酸化ハフニウム及び/又は酸化タンタルを包含し、水平電極310又は垂直電極320は窒化チタン膜、窒化ジルコニウム/チタンの複合膜及び/又は二重膜、及び/又は窒化ジルコニウム/ルテニウム/チタニウムの複合膜及び/又は多層膜である。例えば、水平電極310、情報格納パターン330及び垂直電極320はTiN/HfO/TiN、TiN/TaO/TiN、TiN/TaO/Zr/TiN、又はTiN/TaO/Zr/Ru/TiNの積層構造を有するように構成される。
【0060】
水平電極310が金属性物質で形成される場合、情報格納パターン330は水平電極310とショットキ接合を形成できる。この場合、メモリ要素MEは図9乃至図12、及び図14に示したように情報格納パターン330を含む構造として具現される。ある実施形態によれば、中間パターン340が、図15に示したように、情報格納パターン330と水平電極310との間に形成されて、水平電極310とともに、整流素子RDとして利用される前記ショットキ接合を構成する。中間パターン340は情報格納パターン330と水平電極310との反応の結果物であり、一実施形態によれば、情報格納パターン330と異なる化学的組成を有する。
【0061】
本発明の技術的思想はこのような実施形態に限定されない。例えば、図15に示したように、メモリ要素MEの各々は、情報格納パターン330に加えて、水平電極310と情報格納パターン330との間に介在する2端子整流素子RDをさらに包含できる。例えば、整流素子RDは、水平電極310と情報格納パターン330との間に介在しながら、水平電極310と異なる導電形又は異なる仕事関数を有する、中間パターン340を通じて具現される。水平電極310が半導体に形成される場合、水平電極310と中間パターン340とはPNダイオードを構成する。水平電極310が金属性物質で形成される場合、水平電極310と中間パターン340とはショットキダイオードを構成する。図示しないが、変形された実施形態によれば、整流素子RDは垂直電極320と情報格納パターン330との間に介在することもあり得る。
【0062】
図16は本発明の第1実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を例示する平面図であり、図17及び図18は本発明の第1実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を例示する斜視図である。説明を簡単にするために、先に説明された半導体メモリ装置でと同一であるか、或いは重複される構成要素及び関連技術的特徴に対する説明は省略され得る。
【0063】
図16乃至図18を参照すれば、選択構造体200は平板形状の導電性領域210及び垂直方向に離隔されて互いに交差する第1及び第2選択ライン231、232を含む構造で提供される。メモリ構造体300は図15に示したように平板形状の水平電極310を含む構造で提供される。例えば、図17及び図18に示したように、選択構造体200及びメモリ構造体300は各々図2及び図6を参照して説明された構造と実質的に同一の構造を有しており、選択構造体200の半導体柱220はメモリ構造体300の垂直電極320に各々連結される。
【0064】
図19及び図20は本発明の第2実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を例示する平面図及び斜視図である。説明を簡単にするために、先に説明した半導体メモリ装置と同一であるか、或いは重複する構成要素及び関連する技術的特徴に関する説明は省略する。
【0065】
図19及び図20を参照すれば、この実施形態によれば、選択構造体200は平板形状の導電性領域210及び垂直方向に離隔されて互いに交差する第1及び第2選択ライン231、232を含む構造で提供され、メモリ構造体300は図19に示したようにライン形状の水平電極310を含む構造で提供される。例えば、図20に示したように、選択構造体200及びメモリ構造体300は各々図2及び図7を参照して説明された構造と実質的に同一の構造を有しており、選択構造体200の半導体柱220はメモリ構造体300の垂直電極320に各々連結される。
【0066】
図21及び図22は本発明の第3実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を例示する平面図及び斜視図である。説明を簡単にするために、先に説明した半導体メモリ装置と同一であるか、或いは重複する構成要素及び関連する技術的特徴に関する説明は省略する。
【0067】
図21及び図22を参照すれば、この実施形態によれば、選択構造体200は水平方向に分離された共通ソースライン210及び共通ソースライン210を横切る選択ライン230を含む構造で提供され、メモリ構造体300は図21に示したようにライン形状の水平電極310を含む構造で提供される。例えば、図22に示したように、選択構造体200及びメモリ構造体300は各々図5及び図7を参照して説明された構造と実質的に同一の構造を有しており、選択構造体200の半導体柱220はメモリ構造体300の垂直電極320に各々連結される。一実施形態によれば、水平電極310は選択ライン230と平行になるように配列される。
【0068】
図23及び図24は本発明の第4実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイ領域を例示する平面図及び斜視図である。説明を簡単にするために、先に説明した半導体メモリ装置と同一であるか、或いは重複する構成要素及び関連する技術的特徴に関する説明は省略する。
【0069】
図23及び図24を参照すれば、この実施形態によれば、選択構造体200は水平方向に分離された共通ソースライン210及び共通ソースライン210を横切る選択ライン230を含む構造で提供され、メモリ構造体300はライン形状の水平電極310を含む構造で提供される。この実施形態によれば、図23に示したように、垂直電極320の両側に配置された一対の水平電極310は水平方向に分離される。例えば、図23に示したように、選択構造体200及びメモリ構造体300は各々図5及び図8を参照して説明された構造と実質的に同一の構造を有しており、選択構造体200の半導体柱220はメモリ構造体300の垂直電極320に各々連結される。一実施形態によれば、水平電極310は選択ライン230と平行になるように配列される。
【0070】
図25乃至図27は本発明の実施形態によるメモリ構造体と選択構造体の間の連結構造を例示する断面図である。
【0071】
図25を参照すれば、垂直電極320はパイプ形態の第3垂直電極323及び第3垂直電極323の内部空間を満たす第4垂直電極324を包含し、情報格納パターン330は第3垂直電極323の外側壁を覆う垂直部330V及び垂直部330Vの底から内側に延伸されて第3垂直電極323の底面を覆う水平部330Hを包含する。
【0072】
水平部330Hによって、第3垂直電極323の底面は半導体柱220の上部領域222から離隔される。第4垂直電極324は第3垂直電極323より低い底面を有しており、情報格納パターン330の水平部330Hを貫通して半導体柱220の上部領域222に直接接触する。水平部330Hは第4垂直電極324の下部側壁に直接接触する。
【0073】
第3及び第4垂直電極323、324は互に異なる蒸着工程を通じて独立的に形成され得る。例えば、第3垂直電極323は蒸着段階及び異方性蝕刻段階を含むスペーサ形成工程を通じて形成でき、情報格納パターン330を貫通して上部領域222を露出させるように形成される。これによって、上部領域222を露出させるために情報格納パターン330を蝕刻する工程で発生する可能性がある、情報格納パターン330に対する蝕刻損傷は、第3垂直電極323の存在によって予防できる。
【0074】
図26を参照すれば、情報格納パターン330は図12を参照して説明した構造に形成される。この場合、情報格納パターン330は水平電極310に設けた前記ホールの側壁上に局所化されるので、垂直電極320は、情報格納パターン330による断線の問題無しで、半導体柱220の上部領域222に直接連結できる。
【0075】
図27を参照すれば、情報格納パターン330は水平電極310に設けた前記ホールの内壁と垂直電極320の側壁との間から水平的に延伸されて水平電極310の上部面及び下部面を覆う。即ち、情報格納パターン330は“U”字状の垂直方向断面を有するように形成される。この場合、情報格納パターン330は水平電極310に隣接する領域の内に局所化されるので、垂直電極320は、情報格納パターン330による断線の問題無しで、半導体柱220の上部領域222に直接連結できる。
【0076】
図28及び図29は本発明の実施形態による半導体装置を含む電子装置を図式的に説明するための図面である。
【0077】
図28を参照すれば、本発明の実施形態による半導体装置を含む電子装置1300は例えば、PDA、ラップトップ(laptop)コンピュータ、携帯用コンピュータ、ウェブタブレット(web tablet)、無線電話機、携帯電話、デジタル音楽再生器(digital music player)、有無線電子機器又はこれらの中の少なくとも2つを含む複合電子装置の中の1つであるが、これらに限られない。電子装置1300は例えば、バス1350を通じて互に結合した制御器1310、キーパッド、キーボード、画面(display)のような入出力装置1320、メモリ1330、無線インタフェイス1340を包含し、制御器1310は例えば1つ以上のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、マイクロコントローラ、又はこれと類似なものを包含する。
メモリ1330は例えば制御器1310によって実行される命令語を格納するのに使用される。メモリ1330はまた、使用者データを格納するのに使用でき、上述した本発明の実施形態による半導体装置を包含する。電子装置1300はRF信号で通信する無線通信ネットワークにデータを送信するか、或いはネットワークからデータを受信するために無線インタフェイス1340を使用できる。例えば無線インタフェイス1340はアンテナ、無線トランシーバ等を包含する。
電子装置1300はCDMA、GSM(登録商標)、NADC、E−TDMA、WCDMA、CDMA2000、Wi−Fi、Muni Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、DECT、Wireless USB、Flash−OFDM、IEEE 802.20、GPRS、iBurst、WiBro、WiMAX、WiMAX−Advanced、UMTS−TDD、HSPA、EVDO、LTE−Advanced、MMDS等の通信システムの通信インタフェイスプロトコルを具現するのに利用される。
【0078】
図29を参照すれば、本発明の実施形態による半導体装置はメモリシステムを具現するために使用される。メモリシステム1400は大容量のデータを格納するためのメモリ素子1410及びメモリコントローラ1420を包含できる。メモリコントローラ1420はホスト1430の読出し/書込み要請に応答してメモリ素子1410から格納されたデータを読み出す、又は書き込むようにメモリ素子1410を制御する。メモリコントローラ1420はホスト1430、例えばモバイル機器又はコンピュータシステムから提供されるアドレスをメモリ素子1410の物理的なアドレスにマッピングするためのアドレスマッピングテーブル(Address mapping table)を構成できる。メモリ素子1410は上述した本発明の実施形態による半導体装置を包含できる。
【0079】
上述された実施形態で開示された半導体装置は多様な形態の半導体パッケージで具現され得る。例えば、本発明の実施形態による半導体装置は、PoP(Package on Package)、Ball grid arrays(BGAs)、Chip scale package(CSP)、Plastic Leaded Chip Carrier(PLCC)、Plastic Dual In−Line Package(PDIP)、Die in Waffle Pack、Die in Wafer Form、Chip On Board(COB)、Ceramic Dual In−Line Package(CERDIP)、Plastic Metric Quad Flat Pack(MQFP)、Thin Quad Flatpack(TQFP)、Small Outline(SOIC)、Shrink Small Outline Package(SSOP)、Thin Small Outline(TSOP)、Thin Quad Flatpack(TQFP)、System In Package(SIP)、Multi Chip Package(MCP)、Wafer−level Fabricated Package(WFP)、Wafer−Level Processed Stack Package(WSP)等の何れかの方式でパッケージングされる。
【0080】
本発明の実施形態による半導体装置が実装されたパッケージは、前記半導体装置を制御するコントローラ及び/又は論理素子等をさらに包含することもあり得る。
以上、添付した図面を参照して本発明の諸実施形態を説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は、本発明がその技術的思想や必須の特徴を変形することなく、他の具体的な形態でも実施できることを理解できるであろう。従って、以上で記述した実施形態は全て例示的であって本発明をを限定するものではないことを理解しなければならない。
【符号の説明】
【0081】
100 下部構造体
200 選択構造体
210 導電性領域、共通ソース領域、共通ソースライン、共通ソース
220 半導体柱
221 下部領域
222 上部領域
230 選択ライン
231 第1選択ライン
232 第2選択ライン
241 第1絶縁膜
250 選択ゲート誘電膜
251 第1絶縁パターン
252 第2絶縁パターン
300 メモリ構造体
310 水平電極
320 垂直電極
321 第1垂直電極
322 第2垂直電極
323 第3垂直電極
324 第4垂直電極
330 情報格納パターン、メモリ要素
330V 垂直部
330H 水平部
ME メモリ要素
RD 整流素子
340 中間パターン
351 層間絶縁膜
352 キャッピング膜
353 上部絶縁膜
360 埋め込み絶縁膜
1300 電子装置
1310 制御器
1320 入出力装置
1330 メモリ
1340 無線インタフェイス
1350 バス
1400 メモリシステム
1410 メモリ素子
1420 メモリコントローラ
1430 ホスト


【特許請求の範囲】
【請求項1】
水平な共通導電領域と、
前記共通導電領域に一端が電気的に連結された複数個の離隔された垂直な半導体柱と、
前記共通導電領域の上の第1レベルで前記少なくとも1つの半導体柱の少なくとも何れか1つの側壁に隣接する少なくとも1つの水平な第1選択ラインと、
前記共通導電領域の上の第2レベルで前記少なくとも1つの半導体柱の前記少なくとも1つの側壁に隣接する少なくとも1つの水平な第2選択ラインと、
前記半導体柱各々の他端の上に配置されて電気的に連結された複数個の垂直電極と、
前記共通導電領域の上に積層され、前記垂直電極の側壁と隣接配置された複数個の水平電極と、
前記垂直及び水平電極の間に介在された可変抵抗性のメモリ要素と、
を含むことを特徴とするメモリ装置。
【請求項2】
前記半導体柱は前記共通導電領域の上に2次元的に配列されたことを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
【請求項3】
前記共通導電領域は前記半導体柱各々の水平方向の幅の少なくとも10倍である幅を有することを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
【請求項4】
前記少なくとも1つの半導体柱の前記側壁と前記少なくとも1つの第1選択ラインとの間に、そして前記少なくとも1つの半導体柱の前記側壁と前記少なくとも1つの第2選択ラインとの間に介在された少なくとも1つの絶縁領域をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
【請求項5】
前記共通導電領域はドーピングされた半導体膜を含み、
前記半導体柱の各々は前記共通導電領域及び前記垂直電極に各々隣接する下部及び上部領域を含み、
前記下部領域は前記共通導電領域と異なる導電形及び/又は不純物濃度を有することを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
【請求項6】
前記半導体柱の各々は前記共通導電領域及び前記垂直電極に各々隣接する下部及び上部領域を含み、
前記少なくとも1つの第1選択ラインと前記少なくとも1つの第2選択ラインとは前記半導体柱の前記下部領域と対向し、
前記下部領域は前記共通導電領域と異なる導電形を有し、
前記上部領域は前記共通導電領域と同一の導電形を有することを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
【請求項7】
前記少なくとも1つの第1選択ラインは前記少なくとも1つの第2選択ラインと異なる厚さ、不純物濃度、物質及び/又は幅を有することを特徴とする請求項4に記載のメモリ装置。
【請求項8】
前記メモリ要素は整流特性を提供することを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
【請求項9】
前記メモリ要素の各々は、
少なくとも1つの可変抵抗体と、
前記水平及び垂直電極の中の少なくとも1つと前記可変抵抗体との間に介在されて整流特性を提供する少なくとも1つのパターンを含むことを特徴とする請求項3に記載のメモリ装置。
【請求項10】
前記半導体柱は前記少なくとも1つの第1選択ライン及び前記少なくとも1つの第2選択ラインを貫通することを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
【請求項11】
前記垂直電極の上面を覆う絶縁膜をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
【請求項12】
前記垂直電極の各々は、
前記メモリ要素の内側壁に隣接する第1導電領域と、
前記第1導電領域によって定義される空間の内に配置される第2導電領域と、を含み、
前記第2導電領域の底面は前記第1導電領域の底面より下部の半導体柱にさらに近いことを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
【請求項13】
前記第1導電領域は前記下部の半導体柱から離隔され、前記第2導電領域は前記下部の半導体柱に直接接触することを特徴とする請求項12に記載のメモリ装置。
【請求項14】
前記メモリ要素の各々は、
前記水平電極の中の1つと前記第1導電領域との間に配置された垂直部分と、
前記垂直部分の底から内側に延長されて前記第1導電領域の底面を覆う水平部分を含む情報格納パターンと、を含み、
前記第1導電領域は前記水平部分によって前記下部の半導体柱から離隔されることを特徴とする請求項12に記載のメモリ装置。
【請求項15】
隣接する前記水平電極の間に介在される層間絶縁領域をさらに含み、
前記メモリ要素は前記層間絶縁領域によって互いに垂直方向に離隔され、
前記層間絶縁領域は前記垂直方向に離隔されたメモリ要素の間の空間において前記垂直電極と直接接触することを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
【請求項16】
前記垂直電極は前記水平電極を貫通することを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
【請求項17】
前記水平電極は各々水平プレートを含み、及び/又は、
前記水平電極は前記共通導電領域より高いレベルに各々配置された複数個の平行なラインを各々含むことを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
【請求項18】
前記少なくとも1つの第2選択ラインは、前記共通導電領域と反対側の、前記少なくとも1つの第1選択ラインの側面の上に配置され、
前記第2選択ラインは前記水平電極と整列されることを特徴とする請求項17に記載のメモリ装置。
【請求項19】
前記半導体柱の側壁の上に配置される選択ゲート誘電領域をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
【請求項20】
前記半導体柱の側壁は前記選択ゲート誘電領域によって被覆されることを特徴とする請求項19に記載のメモリ装置。
【請求項21】
前記選択ゲート誘電領域は、
前記少なくとも1つの第1選択ラインのレベルに配置された第1誘電領域と、
前記少なくとも1つの第2選択ラインのレベルに配置された第2誘電領域と、を含むことを特徴とする請求項19に記載のメモリ装置。
【請求項22】
水平な共通導電領域と、
前記共通導電領域の上に配置された選択構造体と、
ここで前記選択構造体は、
前記共通導電領域に一端が電気的に連結され、互いに離隔された垂直な半導体柱のアレイと、
前記共通導電領域の上で互いに平行に延長され、前記垂直な半導体柱の側壁に対向する側面を含む水平な第1選択ラインと、
前記水平な第1選択ラインの上で互いに平行に延長され、前記水平な第1選択ラインと交差し、前記垂直な半導体柱の側面に対向する側面を含む水平な第2選択ラインと、
前記水平な第1選択ラインと前記垂直な半導体柱との間に、そして前記水平な第2選択ラインと前記垂直な半導体柱との間に介在される少なくとも1つの誘電パターンと、を含んでなり、
前記選択構造体の上に配置され、前記垂直な半導体柱に電気的に連結されたメモリセルを含むメモリセルアレイと、を含むことを特徴とするメモリ装置。
【請求項23】
前記垂直な半導体柱は前記水平な第1及び第2選択ラインを貫通することを特徴とする請求項22に記載のメモリ装置。
【請求項24】
前記メモリセルアレイは3次元的に配列されたメモリセルアレイであることを特徴とする請求項22に記載のメモリ装置。
【請求項25】
前記3次元メモリセルアレイは、
前記半導体柱の各々に電気的に連結され、前記半導体柱の各々の上に配置された複数個の垂直電極と、
前記選択構造体の上に積層され、前記垂直電極の側面を向かう側面を含む複数個の水平電極と、
前記垂直及び水平電極の間に介在されたメモリ要素と、を含むことを特徴とする請求項24に記載のメモリ装置。
【請求項26】
前記垂直電極は前記水平電極に設けたホール(貫通孔)を貫通することを特徴とする請求項25に記載のメモリ装置。
【請求項27】
前記水平電極は積層されたプレート電極を含むことを特徴とする請求項25に記載のメモリ装置。
【請求項28】
前記水平電極は前記選択構造体より高いレベルに各々配置された複数個の平行ラインを含むことを特徴とする請求項25に記載のメモリ装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【公開番号】特開2013−98563(P2013−98563A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−237176(P2012−237176)
【出願日】平成24年10月26日(2012.10.26)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】