説明

メロン抽出物を含有する組成物

【課題】フリーラジカルによる肌へのダメージを最小限に抑え、肌の外観を向上させることができる酸化防止物質を含有しているスキンケア組成物を提供する。
【解決手段】スキンケア組成物は、メロン果実抽出物とアスコルビン酸リン酸マグネシウム(agnesium ascorbyl phosphate:MAP)とから成る。この組成物は、顔又は身体の他の部位での、しわや他の肌老化の兆候を修復又は予防することができる。また、肌に対して、他の有益な効果をもたらす。ある例示的な実施形態では、メロン抽出物は、遺伝的交雑によって得られるキューカミス・メロの変種から得ることができる。このようなキューカミス・メロの変種としては、95LS444系統や、この系統から得られるハイブリッドなどがある(米国特許第5,747,043号及び第5,616,323号を参照されたい)。他の例示的な実施形態では、美容用組成物に使用される抽出物は、溶媒を使用せずにメロンの果肉のみから生成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は美容用組成物に関し、特に、肌をダメージから保護し、しわなどの老化現象を予防する組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
酸化防止剤を含んでいるスキンケア組成物が開発されており、フリーラジカルによる肌へのダメージの防止する目的で使用されてきた。フリーラジカルによる肌へのダメージを防止することにより、酸化防止剤は肌の老化の影響や兆候を最小限に抑える。例えば、スキンケア組成物は、スーパオキシド・ジスムターゼ(Superoxide Dismutase:SOD)やカタラーゼなどの抗酸化酵素を含有する。これらの抗酸化酵素は、一般的に、主要な酸化防止剤と見なされているが、損傷しやすく、また安定させるのが難しいため、あまり使用されない。
【0003】
そのため、抗酸化酵素よりも安定的であるビタミンCやビタミンAなどの抗酸化ビタミンが、一般的によく使用される。抗酸化ビタミンは、フリーラジカルによるダメージを防止することが知られているが、主要な抗酸化酵素よりもダメージを防止する効果が弱いため、補助的な抗酸化酵素と見なされている。
【0004】
したがって、フリーラジカルによる肌へのダメージを最小限に抑え、肌の外観を向上させることができる酸化防止物質を含有しているスキンケア組成物の必要性が残っている。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0005】
ここに開示される実施形態は、天然のメロン果実抽出物とアスコルビン酸リン酸マグネシウム(magnesium ascorbyl phosphate:MAP)とを含んでいる美容用組成物を対象にしている。この組成物は、顔又は身体の他の部位での、しわ及び他の肌老化の兆候を修復又は防止することができる。また、肌に対して、他の有益な効果をもたらす。
【0006】
天然のメロンは、スーパオキシド・ジスムターゼ(superoxide dismutase:SOD)、カタラーゼ、ビタミン、補酵素Q10、リポ酸、グルタチオン、及び、無機塩類(カリウム、マグネシウム、カルシウム、セレン)などの肌に有効な成分の混合物を含有している。これらに限定されるものではないが、SODやカタラーゼなどの様々な抗酸化酵素は、フリーラジカルによる肌へのダメージを最小限に抑え、それによって老化の兆候を軽減する又は減速させる。さらに、MAPはメロン抽出物と共に作用して、コラーゲン生成を促進し、肌の弾力性を向上させる。
【0007】
ある例示的な実施形態では、メロン抽出物は、遺伝的交雑によって得られるキューカミス・メロの変種から得ることができる。このようなキューカミス・メロの変種としては、95LS444系統や、この系統から得られるハイブリッドなどがある(米国特許第5,747,043号及び第5,616,323号を参照されたい)。このメロンの変種の保存期間は約14日間であり、通常のメロンの種類よりも約3倍長い。他の例示的な実施形態では、美容用組成物に使用される抽出物は、溶媒を使用せずにメロンの果肉のみから生成される。また、他の例示的な実施形態では、未加工の抽出物は、植物性脂肪と共に微粒剤内にコーティングされる。微粒剤は、例えば、約50%の抽出物と約50%の脂肪とを含み、美容用組成物に組み込まれる。この微粒剤は、強力な抗酸化酵素に対する障壁及び生体利用効率をもたらし、それによって、主要な抗酸化酵素を水分、温度、酸性pHなどから保護し安定させる。
【0008】
美容用組成物は、クルーム、ジェル、ペースト(paste)、クレンザー(cleanser)、粘土パック、又は、他の適切な肌に適用される媒体として配合される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の例示的な実施形態について添付した図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明は本発明の一実施形態を説明しているのに過ぎず、本発明を限定するものではない。
【0010】
本明細書では、“安全かつ効果的な量”は、当業者の正しいと判断する範囲内の、化合物、組成物又は他の物資が、治療される状態の好ましい変化をはっきりと引き起こすのに十分な量であり、不適切な副作用(例えば、著しい皮膚炎又は皮膚感作)を引き起こさない程度の量を意味する。化合物、組成物又は他の物資の“安全かつ効果的な量”は、治療される人の肌、年齢及び健康状態、健康状態の重症度、治療の持続期間、併用療法の種類、使用される化合物、成分、又は他の成分の種類、使用される美容上許容される局所的キャリアの種類、及び、当業者に周知の要素によって異なる。
【0011】
本発明のある例示的な実施形態では、美容用組成物は、天然のメロン果実抽出物とアスコルビン酸リン酸マグネシウム(agnesium ascorbyl phosphate:MAP)とを含んでいる。この組成物は、顔又は身体の他の部位での、しわ及び他の肌老化の兆候を修復又は予防することができる。また、肌に対して、他の有益な効果をもたらす。特に、天然のメロン果実抽出物は、スーパオキシド・ジスムターゼ(superoxide dismutase:SOD)、カタラーゼ、ビタミン、補酵素Q10、リポ酸、グルタチオン、及び、無機塩類(カリウム、マグネシウム、カルシウム、セレン)などの肌に有効な成分の混合物を含有している。メロン抽出物の中に含まれる抗酸化酵素は、フリーラジカルによる肌へのダメージを防ぎ、老化の兆候を軽減する又は減速させる。
【0012】
MAPはメロン抽出物と共に作用して、コラーゲン生成を促進刺激し、肌の弾力性を向上させる。好ましい実施形態では、MAPは、水、変性アルコール、レシチン及びコレステロールを含んでいる調合物内に存在する。
【0013】
メロン抽出物は、抽出タンパク質である可溶性物質を再生することが可能である、当該技術分野では周知の任意の方法によって得ることができる(米国特許第5,747,043号及び第5,616,323号を参照されたい)。好ましくは、メロン抽出物は、遺伝的交雑によって得られるキューカミス・メロの変種から得ることができる。キューカミス・メロの変種としては、95LS444系統や、この系統から得られるハイブリッドなどがある(特許出願W092/02622を参照されたい)。このメロンの変種の保存期間は約14日間であり、通常のメロンの種類よりも3倍近く長い。抗酸化酵素、特にSODやカタラーゼの存在は、これらのユニークなメロンの保存期間が非常に長いことを部分的に説明している。
【0014】
他の例示的な実施形態では、メロン抽出物は、溶媒を使用せずにメロンの果肉のみから生成される。また、未加工のメロン抽出物は、植物性脂肪と共に微粒剤内にコーティングされる。微粒剤は、例えば、約50%の抽出物と約50%の脂肪とを含み、美容用組成物に組み込まれる。抽出物と脂肪のパーセンテージは、抽出物と脂肪とを混合させて作成する目的とする組成物によって異なることは、当業者なら容易に理解するであろう。この微粒剤は、強力な抗酸化酵素に対する障壁及び生体利用効率をもたらし、主要な抗酸化酵素を水分、温度、酸性pHなどから保護し安定させる。
【0015】
このユニークなメロンの変種は、0.1%から効果的な酸化防止活性を示し、酸化促進作用は示さない微粒剤内にコーティングされる。
【0016】
人間のケラチノサイトに対してのインビトロでの保護効果を実証している実験では、上述した50%のメロン抽出物及び50%の植物性脂肪を含んでいる微粒剤は、紫外線(UV)照射時(T0)及びUV照射24時間後(T+24H)の予防効果を実証するために、UVストレスの24時間前(T−24H)に、ケラチノサイトの近傍に導かれる。さらに、これらの結果は、未治療のケラチノサイトと比較される。また、ケラチノサイトのアポトーシスと、あるサイトカインの放出(TNF、IL−6、NO)もモニタされる。図1及び表1に示した結果は、微粒剤が、UV誘導性アポトーシスを抑制することによってケラチノサイトへの予防することを実証する。また、微粒剤は、炎症性媒介物の生成を抑制することによって、UV照射により引き起こされる炎症を予防する。
【0017】
さらなる実験は、エクスビボでの肌バイオプシーへの保護効果を実証する。UV照射による引き起こされる炎症に対する微粒剤の影響は、通常の肌バイオプシーに対してテストされた。微粒剤は、水中油型乳剤に1%の濃度で組み込まれる。乳剤は、UV暴露の24時間前に、次の量で肌に塗られる。0.05mg/cm、0.1mg/cm、0.5mg/cm、及び、1mg/cm。TNFαの放出は、炎症性マーカーとして用いられる。図2に示した結果は、TNFαなどの炎症性マーカーの放出を抑制し、日焼けによる炎症を制限することによって、皮膚細胞がUVに対して有効に保護されることを実証する。
【0018】
【表1】

【0019】
他の実験では、肌アレルギー予防するための微粒剤の保護効果が実証された。炎症を引き起こすアレルギー物質に対する微粒剤の保護効果は、通常の人間のケラチノサイトを使用して実験された。予防効果を実証するために、微粒剤は、アレルギーストレスの24時間前に、ケラチノサイトの近傍に導入された。炎症を引き起こすアレルギーストレスをシミュレートするために、ケラチノサイトは、CD23(IgE低親和性結合部位)を誘導するためにIL−4(10ng/ml)を48時間使用して活性化され、IgE免疫複合体(IgE/アンチIgE)を使用して刺激された。細胞は、その後、培地内に48時間保持された。その後、ケラチノサイトのアポトーシスと、ある炎症性マーカーの放出(TNF、IL−6、NO)が行われた。表2及び図3に示した結果は、プロ炎症性媒介物の生成を制限することによって、炎症を引き起こすアレルギーストレスに対する予防効果を実証している。
【0020】
【表2】

【0021】
上記の実験の結果は、メロン抽出物の微粒剤が、強力な抗炎症性を有し、特に、汚染防止、抗ストレス治療、老化防止製品、及び敏感肌用の製品に適していることを実証する。
【0022】
美容用組成物の例示的な実施形態は、クルーム、ジェル、ペースト(paste)、又は、他の肌に塗るのに適切な媒体である。ある例示的な実施形態では、美容用組成物は、所望する効果に応じて、重量で約0.5〜5%の上述した微粒剤を含む。さらに、微粒剤又は微粒剤含んでいる組成物は、これに限定されるものではないが例えばSODなどの抗酸化酵素を保護するために、40℃以下の温度で保存される。
【0023】
以下、メロン抽出物を含有しているコーティングされた微粒剤を含んでいる、水中油型乳剤と、ジェルの作成の例を示す。
【実施例】
【0024】
(実施例1:水中油型乳剤の作成)
水中油型乳剤の作成には次の成分が使用される。
【0025】
成分A マカダミア油 28%
ステアリン酸ソルビタン 3.8%
モノステアリン酸ソルビタン 1.2%
成分B 脱イオン水 qsp100%
成分C メロン果実抽出物の微粒剤 1%
マカダミア油 5%
成分D 防腐剤 0.3%
【0026】
このプロセスの第1段階では、成分Aが準備される。第2段階では、成分Aと成分Bを約70℃で加熱する。第3段階では、成分Aを成分Bに加える。第4段階では、その混合物をUltra-Turaxによって攪拌し、乳状にする。第5段階では、その混合物を冷却する。第6段階では、約40℃で攪拌しながら、成分Cと成分Dを前記混合物に加える。
【0027】
このようにして作成された乳剤は、薄い質感と約6.39のpHとを有し、40℃前後の室温では安定する。
【0028】
(実施例2:ゲルの作成)
ゲルの作成には次の成分が使用される。
【0029】
成分A 脱イオン水 qsp100%
成分B 増粘剤 2%
防腐剤 0.3%
成分C メロン果実抽出物の微粒剤 1%
マカダミア油 10%
【0030】
このプロセスの第1段階では、微粒剤をマカダミア油に添加する。第2段階では、緩やかに攪拌しながら成分Bを成分Aに添加する。第3段階では、成分Cを第2段階で作成した混合物に添加する(混合物が均質な状態で)。
【0031】
このようにして作成された乳剤は、薄い質感と約7.00のpHとを有し、40℃前後の室温では安定する。
【0032】
本発明に係る美容用製品は、例えば、ジェル、ローション、クリーム、セラム、マスク、クレンザーとして配合される。
【0033】
本発明に係るメロン抽出物及びMAPと好適に組み合わされる様々なスキンケア活性及び非活性成分としては、調整剤、皮膚保護薬、他の酸化防止剤、UV吸着剤、日焼け防止剤、洗浄剤、粘性調整剤、膜形成剤、肌軟化剤、界面活性剤、可溶化剤、防腐剤、芳香剤、キレート剤、起泡剤、消泡剤、安定剤、pH調整剤、吸収剤、固化防止剤、潤滑調整剤、様々な溶剤、可溶化剤、変性剤、研磨剤、充填剤、乳化安定剤、懸濁化剤、着色剤、結合剤、調整物質肌軟化剤、界面活性剤乳化剤、生物学的製剤、にきび抑制剤、抗肌萎縮剤、肌保護再生剤、美容用潤滑剤、局所麻酔剤及び促進剤、肌美白剤、抗菌剤、抗真菌剤、皮脂刺激剤、皮脂抑制剤、保湿剤及びそれらの混合物がある(ただし、これらに限定されるものではない)。
【0034】
以下は、上記した活性及び非活性成分の例である(ただし、これらに限定されるものではない)。
【0035】
《調整剤》
調整剤は、一般に、湿潤、加湿、可塑化、潤滑及び閉塞或いはそれらの組み合わせによる居所的適用中又は後に、肌の外観及び/又は手触りを向上させるために使用される。これに限定されるものではないが、適切な調整剤は、CTFA Cosmetic Ingredient Handbook, Second Edition(1992)に記載されている(ここに開示することによって、本発明に含まれるものとする)。
【0036】
本発明のある例示的な実施形態では、調整成分は、水溶性調整剤、油溶性調整剤、調整用乳剤又はそれらの任意の組み合わせから成る。
【0037】
これらに限定されるものではないが、油溶性調整剤の例としては、次のものがある。鉱物油(詳しくはThe Merck Index, Tenth Edition, Entry 7048, p.1033 (1983)、International Cosmetic Ingredient Dictionary, Fifth Edition, vol. 1, p.415-417 (1993)を参照のこと)、ペトロラタム(詳しくは、The Merck Index, Tenth Edition, Entry 7047, p.1033 (1983)、Schindler, Drug. Cosmet. Ind., 89,36 37,76,78-80,82 (1961)、International Cosmetic Ingredient Dictionary, Fifth Edition, vol. 1, p. 537 (1993))を参照のこと)、C7−C40分鎖炭化水素、C1−C30カルボン酸のC1−C30エステル、C2−C30カルボン酸のC1−C30アルコールエステル、C1−C30カルボン酸のモノグリセリド、C1−C30カルボン酸のジグリセリド、C1−C30カルボン酸のトリグリセリド、C1−C30カルボン酸のエチレングリコール・モノエステル、C1−C30カルボン酸のエチレングリコール・ジエステル、C1−C30カルボン酸のプロピレングリコール・モノエステル、C1−C30カルボン酸のプロピレングリコール・ジエステル、C1−C30カルボン酸のモノエステル及び糖のポリエステル、ポリジアルキルシロキサン、ポリジアリールシロキサン、ポリアルカリルシロキサン、3〜9のシリコン原子を有するシクロメチコン、植物油、水素化植物油、ポリプロピレン・グリコールC4−C20アルキルエーテル、ジC8−C30アルキルエーテル、及びそれらの混合物。
【0038】
これらに限定されるものではないが、約7〜40の炭素原子を有する直鎖及び分鎖炭化水素としては、次のものがある。ドデカン、イソドデカン、スクアラン、コレステロール、水素化ポリイソブチレン、ドコサン(例えば、C22炭化水素)、ヘキサデカン、イソヘキサデカン(米国ニュージャージー州South PlainfieldにあるPresperseからPermethyl.RTM. 101Aとして市販されている炭化水素)。
【0039】
また、C7−C40分岐炭化水素であるC7−C40イソパラフィンも使用することができる。
【0040】
また、C1−C30カルボン酸及びC2−C30ジカルボン酸のC1−C30アルコール・エステル(直鎖及び分鎖物質と芳香族誘導体を含む)や、C1−C30カルボン酸のモノグリセリド、C1−C30カルボン酸のジグリセリド、C1−C30カルボン酸のトリグリセリド、C1−C30カルボン酸のエチレン・グリコール・モノエステル、C1−C30カルボン酸のエチレングリコール・ジエステル、C1−C30カルボン酸のプロピレングリコール・モノエステル、C1−C30カルボン酸のプロピレングリコール・ジエステル(直鎖、分鎖、アリルカルボン酸、及び、それらの物質のプロポキシレート化及びエトキシレート化された派生物を含む)などのエステルが有用である。
【0041】
これらの例としては、次のものがある。セバシン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル、パルミチン酸ジイソプロピル、プロピオン酸ミリスチル、ジステアリン酸エチレングリコール、2−エチルヘキシル・パルミチン酸、ネオペンタン酸イソデシル、ジ−2−エチルヘキシル・マレイン酸、パルミチン酸セチル、ミリスチン酸ミリスチル、ステアリン酸ステアリル、ステアリン酸セチル、ベヘン酸ベヘニル、マレイン酸ジオクチル、セバシン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソプロピル、オクタン酸塩セチル、ジリノール酸ジイソプロピル、カプリル/カプリン・トリグリセリド、PEG−6カプリル/カプリン・トリグリセリド、PEG−8カプリル/カプリン・トリグリセリド、リシノール酸セチル、ヒドロキシステアリン酸コレステロール、イソステアリン酸コレステロール、及びそれらの混合物。
【0042】
また、グリセリン(及びグリセリンに由来し1つ以上のカルボン酸部分を有する関連物質)の様々なC1−C30モノエステル及びポリエステルが有用である。構成要素の酸とグリセリン次第で、これらのエステルは、室温で液体又は固体の形態を取り得る。固体エステルの例としては、ベヘン酸グリセリン、ステアリン酸グリセリン、パルミチン酸グリセリン、ジステアリン酸グリセリン、及び、ジパルミチン酸グリセリンなどがある(ただし、これらに限定されるものではない)。
【0043】
また、様々なC1−C30モノエステル及びポリエステル(糖及び関連物質の)が使用可能である。構成要素の酸と糖次第で、これらのエステルは、室温で液体又は固体の形態を取り得る。液体エステルの例としては、次のものがある。テトラオレイン酸グルコース、不飽和の大豆油脂肪酸のグルコース・テトラエステル、大豆油脂肪酸混合物のマンノース・テトラエステル、オレイン酸のガラクトース・テトラエステル、リノール酸のアラビノース・テトラエステル、テトラリノール酸キシロース、ペンタオレイン酸ガラクトース、テトラオレイン酸ソルビトール、不飽和の大豆油脂肪酸のヘキサエステルソルビトール、ペンタオレイン酸キシリトール、テトラオレイン酸サッカロース、ペンタオレイン酸サッカロース、ヘキサオレイン酸サッカロース、ヘプタオレイン酸サッカロース、オクタオレイン酸サッカロース、及びそれらの混合物。
【0044】
固形エステルの例としては、次のものがある。カルボン酸エステル部分がパルミトレイン酸とアラキン酸(モル比は1:2)であるソルビトール・ヘキサエステル、カルボン酸エステル部分がリノレン酸塩とベヘン酸(モル比は1:3)であるラフィノースのオクタエステル、カルボン酸のエステル化部分がヒマワリ種子油脂肪酸とリグノセラート(モル比は3:4)であるマルトースのヘプタエステル、カルボン酸のエステル化部分がオレイン酸とベヘン酸(モル比は2:6)であるサッカロースのオクタエステル、及び、カルボン酸のエステル化部分がラウリン酸とリノール酸とベヘン酸(モル比は1:3:4)であるサッカロースのオクタエステルがある。例示的な固形エステルは、エステル化の度合いが7〜8で、脂肪酸部分がC18モノ及び/又はジ不飽和及びベヘン酸である(モル比は1:7〜3:5)サッカロースのポリエステルである。他の例示的な固形エステルは、分子内に約7ベヘン酸脂肪酸部分と約1オレイン酸があるサッカロースのオクタエステルである。他の材料としては、サッカロースの綿実油又は大豆油脂肪酸エステルがある。
【0045】
例えば、ポリジアルキルシロキサン、ポリジアリールシロキサン及びポリアルカリルシロキサンなどの不揮発性シリコーンは、有用なオイルである。ポリアルキルシロキサンの一般的な化学式、RSiO[RSiO]SiRである。ただし、Rはアルキル基、好ましくは、Rはメチル基又はエチル基である。より好ましくは、Rはメチル基である。xは所望する分子量を得るべく選択された最大500までの整数である。
【0046】
市販されているポリアルキルシロキサンとしては、ジメチコーンとして知られるポリジメチルシロキサンがある。例としては、General Electric Companyから発売されているVICASILRシルーズや、Dow Corning Corporationから発売されているDOW CORNING. RTM. 200シルーズがある。有用なポリジメチルシロキサンの具体的な例としては、粘度が10センチストークであり、沸点が200℃以上であるDOW CORNINGR 225 FLUIDや、粘度が50、350及び12500センチストークでおり、沸点が200℃以上であるDOW CORNINGR 200 FLUIDがある。また、一般的な化学式が[(CHSiO1/2[SiO(xは1〜500の整数である)であるポリマー材料であるトリメチルシロキシケイ酸が有用である。市販されているトリメチルシロキシケイ酸は、DOW CORNINGR 593 FLUIDなどのジメチコーンとの混合物として販売されている。
【0047】
また、ジメチルシリコンを水素終端化したジメチコノールが有用である。これらの物質は、次の化学式で示される。RSiO[RSiO]SiROH、及び、HORSiO[RSiO]SiROH。Rはアルキル基(好ましくはメチル基又はエチル基)、xは所望する分子量を得るべく選択された最大500までの整数である。市販されているジメチコノールは、一般的に、ジメチコーン又はシクロメチコン(例えばDOW CORNINGR 1401、1402及び1403 FLUID)との混合物として販売されている。また、ポリメチルフェニル・シロキサンと共に使用するポリアルキルアリール・シロキサンも有用である(25度で粘度が15〜65センチストークである)。これらの物資は、例えば、SF 1075 METHYLPHENYL FLUID(General Electric Companyから販売されている)や、556 COSMETIC GRADE PHENYL TRIMETHICONE FLUID(Dow Corning Corporationから販売されている)として入手可能である。
【0048】
また、植物油及び水素化植物油も有用である。植物油及び水素化植物油の例としては、サフラワーオイル、キャスターオイル、ココナッツ油、綿実油、ニシン油、パーム核油、ヤシ油、ピーナッツ油、大豆油、菜種油、アマニ油、ぬか油、松根油、ゴマ油、ヒマワリ種子油、水素化サフラワーオイル、水素化キャスターオイル、水素化ココナッツ油、水素化綿実油、水素化ニシン油、水素化パーム核油、水素化ヤシ油、水素化ピーナッツ油、水素化大豆油、水素化菜種油、水素化アマニ油、水素化ぬか油、水素化ゴマ油、水素化ヒマワリ種子油、及びそれらの混合物がある。
【0049】
また、ポリプロピレン・グリコールのC4−C20アルキルエーテル、ポリプロピレン・グリコールのC1−C20カルボン酸エステル、及び、ジ−C8−C30アルキルエーテルも有用である。これらの物質としては、これらに限定されるものではないが、PPG−14ブチル・エーテル、PPG−15ステアリル・エーテル、ジオクチル・エーテル、ドデシルオクチル・エーテル、及びそれらの混合物。
【0050】
他の有用な油溶性調整剤としては、CREMEROL(Amercholから入手可能)、ELDEW CL301(Ajinomotoから入手可能)、MODULAN(アセチル化ラノリン、Crodaから市販されている)、OHLAN(水酸化ラノリン、Amercholから市販されている)、フィタントリオール、スーパーステロール・エステル、C1−C30コレステロールトラノステロール(Crodaから入手可能)、及びそれらの混合物。
【0051】
水溶性調整剤として使用可能な調整剤の例としては、多価アルコール、ポリプロピレン・グリコール、ポリエチレン・グリコール、尿素、ピロリドン・カルボン酸、エトキシレート化及び/又はプロポキシレート化されたC3−C6ジオール及びトリオール、アルファ−ヒドロキシC2−C6カルボン酸、エトキシレート化及び/又はプロポキシレート化された糖、ポリアクリル酸コポリマー、最大で約12の炭素原子を有する糖、最大で約12の炭素原子を有する糖アルコール、及びそれらの混合物がある(ただし、これらに限定されるものではない)。
【0052】
また、水溶性調整剤として使用可能な調整剤の特別な例としては、尿素、グアニジン、グリコール酸及びグリコール酸塩(例えばアンモニウムや四級アルキルアンモニウム)、乳酸及び乳酸塩(例えばアンモニウムや四級アルキルアンモニウム)、ショ糖、フルクトース、グルコース、eruthrose、エリトリトール、ソルビトール、マンニトール、グリセロール、ヘキサントリオール、プロピレン・グリコール、ブチレン・グリコール、hesylene glycol、ポリエチレン・グリコール(例えば、PEG-2、PEG-3、PEG-4、PEG-5、PEG-6、PEG-8、PEG-9、PEG-10、PEG-15、PEG-30、PEG-50)、ポリプロピレン・グリコール(例えば、PPG-9、PPG-12、PPG-15、PPG-17、PPG-20、PPG-26、PPG-30、PPG-34)、アルコキシ化グルコース、ヒアルロン酸、及びそれらの混合物がある。
【0053】
また、さまざまな形態のアロエ(例えば、アロエゲル)、キチン、例えばSANWET (RTM) IM-1000、IM-1500及びIM 2500(米国バージニア州のPortsmouthにあるCelanese Superabsorbent Materialsから入手可能)などのデンプングラフト化ポリアクリル酸ナトリウム、ラクトアミド・モノエタノールアミン、アセトアミド・モノエタノールアミン、及びそれらの混合物も使用可能であるまた、プオポキシレート化されたグリセロールが有用である。他の使用可能な水溶性調整剤としては、アルギニン・アスパラテート(Ajinomotoから入手可能)、ARGININE PCA(Argidone-UCIBから入手可能)、1,3ブチレン・グリコール、CHITOLAM NB/101(Lambertiから入手可能)、キトサン塩、Codiavelane(Secmaから入手可能)、COLLAGEN AMINO ACID(Crotein CAA-Crodaから入手可能)、クレアチン、デキストラン、デキストリン、ジグリセリン、ジプロピレン・グリコール、エクトイン、エリトリトール、FUCOGEL(Solabiaから入手可能)、フルクトース、グルカミン塩、グルコース・グルタミン酸塩(CaschemからWICKENOL 545として市販されている)、グルクロン酸塩、グルタミン酸塩、グリセレス12、グリセレス20、グリセレス7、グリセリン、グリセリルPCA、グリコーゲン、ヘキシレン・グリコール、はちみつ、ヒアルロン酸、水素化はちみつ、水素化でんぷん加水分解物、加水分解ムコ多糖類、ヒドロキシ・プロリン、Indinyl CA(Laboratoires Serobiologiquesから入手可能)、イノシトール、ケラチン・アミノ酸(CrodaからCROTEIN HKPとして市販されている)、コンニャク・マンナン、Larex A-200(UCIBからLYSIDONEとして市販されている)、マルチトール、マルトース、マニトール、マンノース、Mariscan(Pentapharmから入手可能)、Melhydrin(Laboratoires Serobiologiquesから入手可能)、メトキシPEG 10、メトキシ、メチルグルセス10(AmercholからGLUCAM E10として市販されている)、メチルグルセス20(AmercholからGLUCAM E20として市販されている)、メチル・グルコース、3メチル1,3ブタンジオール、Nアセチル・グルコサミン塩、パンテノール、PEG15ブタンジオール、ブタンジオール、PEG 5ペンタエリスリトール、ペンタエリスリトール、ペンタグリカン(Pentapharmから入手可能)、1,2ペンタンジオール、phytohyaluron(ジュート抽出物)、ポリグリセリン・ソルビトール、PPG1グリセリル・エーテル、プロリン、プロピレン・グリコール、2ピロリドン−5−カルボン酸及びその塩、サッカリド・イソメレート(PentapharmからPENTAVITINとして市販されている)、Seacare(Secmaから入手可能)、Sericin(Pentapharmから入手可能)、セリン、シルクアミノ酸(CrodaからCROSLIK LIQUIDとして市販されている)、アセチル・ヒアルロン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、ポリアスパラギン酸塩ナトリウム(AjinomotoからAQUADEW SPA-30として市販されている)、ポリグルタミン酸塩ナトリウム(AjinomotoからAJICOAT SPGとして市販されている)、ソルベス20、ソルベス6、ソルビトール、トレハロース、トリグリセロール、トリメチロールプロパン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン塩、キシリトール、キシロース、及びそれらの混合物がある。
【0054】
《日焼け防止剤》
本発明に係る組成物に使用できる日焼け防止剤としては、限定されるものではないが、次のものがある。2,4−ジヒドロキシベンゾフェノンの4−N,N(2−エチルヘキシル)メチルアミノ安息香酸エステル、4−ジベンゾイルメタンの4−N,N(2−エチルヘキシル)メチルアミノ安息香酸エステル、2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシエトキシベンゾフェノンの4−N,N(2−エチルヘキシル)メチルアミノ安息香酸エステル、4−(2−ヒドロキシエトキシ)ジベンゾイルメタンの4−N,N−(2−エチルヘキシル)−メチルアミノ安息香酸エステル、2−エチルヘキシルp−メトキシシンナマート、2−エチルヘキシル N,N−ジメチル−p−アミノ安息香酸、p−アミノ安息香酸、2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸、オクトクリレン、オキシベンゾン、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸オクチル、4,4´−メトキシ−t−ブチルジベンゾイルメタン、4−イソプロピル ジベンゾイルメタン、3−ベンジリデンカンファー、3−(4−メチルベンジリデン)カンファー、二酸化チタン、酸化亜鉛、シリカ、酸化鉄、及び、それらの混合物。他の使用できる日焼け防止剤としては、次のものがある。アミノ安息香酸(PABA)、ベンジリデンカンファー、ブチルメトキシ・ジベンゾイルメタン、ジエタノールアミンp−メトキシケイ皮酸、ジオキシベンゾン、エチルジヒドロキシプロピル(PABA)、グリセリルアミノ安息香酸、サリチル酸ホモメンチル、イソプロピルジベンゾイルメタン、ローソン及びジヒドロキシアセトン、メンチルアントラニル酸塩、メチルベンジリデンカンファー、オクトクリレン、オクチルジメチル(PABA)、オクチルメトキシケイ皮酸、オキシベンゾン、2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸、赤色ワセリン、スルイソベンゾン、二酸化チタン、サリチル酸トリエタノールアミン、酸化亜鉛、及び、それらの混合物。日焼け防止剤の抽出量は、選択した日焼け防止剤や目的とする日焼け防止指数(Sun Protection Factor:SPF)によって異なる。
【0055】
《にきび抑制剤》
にきび抑制剤としては、限定されるものではないが、次のものがある。例えば、サリチル酸(o−ヒドロキシ安息香酸)、5−オクタノイルサリチル酸や4メトキシサリチル酸などのサリチル酸の派生物、及び、レゾルシノールなどの角質溶解剤、例えば、レチノイド酸やその派生物(例えば、シス及びトランス)などのレチノイド、硫黄含有D及びLアミノ酸及びその派生物或いは塩、特にそのN−アセチル派生物(好ましい例は、N−アセチル−L−システイン)、リポ酸、例えば、過酸化ベンゾイル、オクトピロクス、テトラサイクリン、2,4,4´−トリクロロ−2´−ヒドロキシルジフェニル・エーテル、3,4,4´−トリクロロバニリド、アゼライン酸及びその派生物、フェノキシエタノール、フェノキシプロパノール、フェノキシイソプロパノール、酢酸エチル、クリンダマイシン、及び、meclocyclineなどの抗生物質及び抗菌剤、例えば、フラボノイドやバイオフラボノイドなどのsebostat、例えば、scymnol sulfateやその派生物、デオキシコール酸塩、及び、コール酸塩などの胆汁塩、アビエチン酸、アダプレネ、アラントイ、アロエエキス、arbietic acid及びその塩、アリルl−2,4ジオキソオキサゾリジン派生物、ASEBIOL(米国ニュージャージー州SomervilleにあるLaboratories Serobiologiquesから入手可能)、アゼライン酸、メギ抽出物、バラムカンダ・チネンシス、Benzoquinolinone、過酸化ベンゾイル、ベルベリン、BIODERMINE(米国ニューヨーク州ブルックリンにあるSedermaから入手可能)、Bioflavinoid、ビサボロール、S−カルボキシメチル・システイン、ニンジン抽出物、カシン油、クローブ抽出物、シトラール、シトロネラル、Climazole、Completech MBAC-OS(Lipoから入手可能)、CREMOGEN M82(米国ニュージャージー州TotowaにあるDragocoから入手可能)、キュウリ抽出物、デヒドロ酢酸及びその塩、サリチル酸塩デヒドロエピアンドロステロン、COMPLETECH MBAC-OSとして市販されているジクロロフェニルイミダゾールジオキソラン(米国ニュージャージー州PatersonにあるLipoから入手可能)、DLバリン及びそのエステル、DMDMヒダントイン、エピキュチンTT(CLRから入手可能)、エリスロマイシン、Escinol、エリスロマイシン、エチル・ヘキシル・モノグリセル・エーテル、エチル2−ヒドロキシル・undecanoate、ファルネソール、ファルネソール・アセテート、ゲラニオール、グラブリジン、グルコン酸、グルコノラクトン、グリセリル・モノカプリン、グリコール酸、グレープフルーツ種子抽出物、ググ脂質(gugu lipid)、ヘデラジニン(Maruzenから入手可能)、ヘスペリチン、Hinokitol、ホップ抽出物、水素化ロジン、10ヒドロキシル・デカン酸、Ichtyhol、インターロイキン1アルファアンタゴニスト、ヨード−2−プロピニル・ブチル・カルバメート、Kapilarine(Greentechから入手可能)、ケトコナゾール、乳酸、レモングラス油、Lichochalcone LR15(Maruzenから入手可能)、リノール酸、LIPACIDE C8CO(フランスのパリにあるSeppicから入手可能)、ロバスタチン、4メトキシサリチル酸、メトロニダゾール、ミノサイクリン、ムクロジ、ニーム種子油、ビタミンB3化合物(例えば、ナイアシンアミドやニコチン酸など)、ナイシン、5−オクタノイルサリチル酸、オクトピロックス、パンテノール、1−ペンタデカノリド、ピオニア抽出物、ペパーミント抽出物、Phelladendron抽出物、2−フェニル−ベンゾチオフェン派生物、フロレチン、HLOROGINE(Secmaから入手可能)、ホスファチジル・コリン、タンパク質分解酵素、ケルセチン、紫檀抽出物、レゾルシノール、ローズマリー抽出物、ルチン、セージ抽出物、サリシ、サリチル酸、タツナミソウ抽出物、シイベルヘグナー抽出物、シベリアユキノシタ抽出物、シリコール、ラウリル硫酸ナトリウム、スルホアセトアミドナトリウム、エンジュ抽出物(Maruzenから入手可能)、ソルビン酸、硫黄、sunder vati抽出物、ティーツリー油、テトラサイクリン、チオキソロン、トコフェロール、トレハロース6undecylenoate、3トリデセン−2−オル、トリクロサン、トロポロン、UNITRIENOL T27(オランダのGoudaにあるUnichemから入手可能)、ビタミンD3.sub.3及びその派生物、ホワイト・タイム油、ヤナギ樹皮抽出物、オーゴニン、イランイラン、glycerolate亜鉛、リノレン酸塩亜鉛、酸化亜鉛、亜鉛ピリチオン、硫酸亜鉛、及びそれらの混合物。
【0056】
《抗菌剤、抗真菌剤》
抗菌剤、抗真菌剤としては、限定されるものではないが、次のものがある。ベータ・ラクタム剤、キノロン剤、シプロフロキサシン、ノルフロキサシン、テトラサイクリン、エリスロマイシン、アミカシン、2,4,4´−トリクロロ−2´−ヒドロキシルジフェニル・エーテル、3,4,4´−trichlorobanilide、フェノキシエタノール、フェノキシプロパノール、フェノキシイソプロパノール、ドキシサイクリン、カプレオマイシン、クロルヘキシジン、クロルテトラサイクリン、オキシテトラサイクリン、クリンダマイシン、イセチオン酸ヘキサミジン、メトロニダゾール、pentarnidine、ゲンタマイシン、カナマイシン、lineomycin、メタサイクリン、メテナミン、ミノサイクリン、ネオマイシン、ネチルミシン、パロモマイシン、ストレプトマイシン、トブラマイシン、ミコナゾール、塩酸テトラサイクリン、エリスロマイシン、亜鉛エリスロマイシン、エリスロマイシン・エストレート、ステアリン酸エリスロマイシン、硫酸アミカシン、塩酸ドキシサイクリン、塩酸オキシテトラサイクリン、塩酸クリンダマイシン、塩酸エタンブトール、塩酸メトロニダゾール硫酸カプレオマイシン、塩酸ペンタミジン、硫酸ゲンタマイシン、硫酸カナマイシン、塩酸lineomycin、塩酸メタサイクリン、馬尿酸メテセナミン、マンデル酸メテセナミン、塩酸ミノサイクリン、硫酸ネオマイシン、硫酸ネチルマイシン、硫酸パロモマイシン、硫酸ストレプトマイシン、硫酸トブラマイシン、塩酸ミコナゾール、塩酸amanfadine、硫酸amanfadine、オクトピロックス、パラクロロメタキシレノール、ナイスタチン、トルナフテート、亜鉛ピリチオン、クロトリマゾール、アラントラクトン、イソアラントラクトン、アルカンナ抽出物(alaninin)、アニス、アルニカ抽出物(helenalin acetate及び11, 13 dihydrohelenalin)、メンマ抽出物(フロロ、lucinol含有抽出物)、メギ抽出物(塩化ベルベリン)、bay sweet抽出物、ヤマモモ樹皮抽出物(ミリシトリン)、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、安息香酸及びその塩、ベンゾイン、ベンジル・アルコール、オオアザミ、bletilla tuber、赤根草、bois deバラ油、ゴボウ、ブチルパラベン、cede油、CAE(米国ニュージャージー州TeaneckにあるAjinomotoから入手可能)、カユプテ油、カンズー、キダチ唐辛子抽出物、キャラウェー油、カスカリラ皮(ESSENTIAL OILの商品名で販売されている)、シーダーリーフ油、カモミル、チャパラル、グルコン酸クロルヘキシジン、クロロフェンシン、クロラキシレノール、シナモン油、シトロネラ油、チョウジ油、Crinipan AD(Climbazoleから入手可能)、2,3−ジヒドロ−ファルネソール、デヒドロ酢酸及びその塩、ディル・シード油、DOWICIL 200(米国ミシガン州MidlandにあるDow Chemicalから入手可能)、エキナシア、エレノリック酸、イカリソウ、エチル・パラベン、Fo-Ti、ガルバヌム、garden bumet、GERMALL 115及びGERMALL II(米国ニュージャージー州WayneにあるISP-Sutton Labsから入手可能)、ジャーマンカモミール油、オオイタドリ、GLYDANT(米国ニュージャージー州FairlawnにあるLonzaから入手可能)、GLYDANT PLUS(Lonzaから入手可能)、グレープフルーツ種子油、1,6ヘキサンジオール、ジイセチオン酸塩ヘキサミジン、ヒノキチオール、ハチミツ、スイカズラ花、ホップ、永久花、ヨードプロピニル・ブチル・カルバミド(Lonzaから入手可能)、イソブチル・パラベン、イソプロピル・パラベン、JM ACTICARE(英国ノッティンガムシャー州NottinghamにあるMicrobial Systems Internationalから入手可能)、ジュニパーベリー、KATHON CG(米国ペンシルベニア州PhiladelphiaにあるRohm and Haasから入手可能)、コジック酸、ラブダナム、ラベンダー、レモン・バーム油、レモングラス、メチル・パラベン、ミント、mume、マスタード、ミルラ、ニーム種子油、オルト・フェニル・フェノール、オリーブ葉抽出物(Bio Botanicaから入手可能)、パセリ、パチョリ油、シャクヤク、1,2ペンタジオール、PHENONIP(米国デラウエア州WilmingtonにあるNipa Labから入手可能)、フェノキシエタノール、フィトスフィンゴシン、松葉油、PLANSERVATIVE(Campo Researchから入手可能)、プロピル・パラベン、スベリヒユ、quillaira、ダイオウ、ローズゼラニウム油、ローズマリー、セージ、サリチル酸、ササフラス、サボリ、シーチャン・ラビッジ、メタ重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、SOPHOLIANCE(フランス国CompiegneにあるSolianceから入手可能)、ソルビン酸及びその塩、スフィンゴシン、ステビア、エゴノキ、ショ糖エステル、tarmic acid、茶、ティーツリー油、カユプテ油、タイム、トリクロサン、トリクロカルバン、トロポロン、テレビン油、ウンベリフェロン(抗真菌剤)、ユッカ、及び、それらの混合物。
【0057】
《しわ取り剤、抗皮膚萎縮剤、皮膚再生剤》
他のしわ取り剤は、ここに開示した例示的な化粧用組成物と組み合わされる。これらに限定されるものではないが、しわ取り剤、抗皮膚萎縮剤としては、次のものがある。レチノイン酸及びその派生物(例えばシス及びトランス)、レチナール、レチニルエステル(レチノール、酢酸レチニル、レチニル・パルミテート、レチニルプロピオン酸塩など)、ビタミンB化合物(ナイアシンアミド、ニコチン酸など)、サリチル酸及びその派生物(例えば5−オクタノイル・サリチル酸、ヘプチルオキシ4サリチル酸、4−メトキシサリチル酸)、含硫D及びLアミノ酸及び他の誘導体或いは塩(特に、N−アセチル誘導体。N−アセチル誘導体の好ましい例としては、N−アセチル−L−システインがある)、チオール(例えば、エタン・チオール)、ヒドロキシ酸、フィチン酸、リポ酸、リゾホスファチジン酸、表皮剥脱物質(例えば、フェノールなど)、Actein 27-Deoxyactein I Cimicifugoside(Cirnigosideから入手可能)、アダプレネ、Ademethionine、アデノシン、aletris抽出物、アルキル・グルタチオン・エステル、alkoxyalkoxy alkoxyn benzoic及びその派生物、アロエ由来レクチン、アミノプロパンリン酸、アミノプロピルリン酸、Amadorine(Barnet Productsから入手可能)、アニス抽出物(Secmaから入手可能)、アルギニンアミノ安息香酸、ASC III(ドイツ国DarmstadtにあるE. Merckから入手可能)、アスコルビン酸、アスコルビン酸パルミテート、アジアチック酸、アシアチコシド、ARLAMOL GEO.TM.(米国デラウエア州WilmingtonにあるICIから入手可能)、アゼライン酸、安息香酸派生物、バーソレシア抽出物、ベツリン酸、BIOCHANIN A及びBIOPEPTIDE CL(米国ニューヨーク州BrooklynにあるSedermaから入手可能)、BIOPEPTIDE EL(Sedermaから入手可能)、ビオチン、ブラックベリー樹皮抽出物、ブラック・コホッシュ抽出物、ブルー・コホッシュ抽出物、ブタノイル・ベツリン酸、カルボキシメチル1,3ベータグルカン、catecholamnine、カルコン、クエン酸エステル、チェストツリー抽出物、クローバー抽出物、クメストロール、CPCペプチド(Barnet Productsから入手可能)、ダイゼイン、clang gui抽出物、darutoside、debromo laurinterol、1−デカノイル−グリセロ−ホスホン酸、デヒドロコレステロール、デヒドロジクレオソール、デヒドロジオイゲノール、デヒドロエピアンドロステロン、DERMOLECTINE(Sedermaから入手可能)、デヒドロアスコルビン酸、デヒドロエピアンドロステロン硫酸、ジアネトール、ジヒドロキシ安息香酸、2,4ジヒドロキシ安息香酸、ジグリコール・グアニジン・コハク酸塩、ジオスゲニン、二ナトリウム・アスコルビン酸・リン酸塩、ドデカン二酸、 Ederline(Seporgaから入手可能)、Enderline(Laboratories Seporgaから入手可能)、エクオル、エリオジクチオール、エストロゲン及びその派生物、ETF(Laboratories Seporgaから入手可能)、エソシン、ELESERYL SH(米国ニュージャージー州SomervilleにあるLaboratories Serobiologiquesから入手可能)、ENDONUCLEINE(Laboratories Serobiologiquesから入手可能)、エルゴステロール、eythrobic acid、フェンネル抽出物、コロハ種子抽出物、FIBRASTIL(Sedermaから入手可能)、FIBROSTIMULINES S及びP(Sedermaから入手可能)、FIRMOGEN LS 8445(Laboratories Serobiologiquesから入手可能)、ホルモノネチン、レンギョウ果実エキス、ガーリック酸エステル、ガンマアミノ酪酸、GATULINE RC(フランス国にPriestあるGattlefosseから入手可能)、ゲニステイン、genisteine、genistic acid、gentisyl alcohol、gingko bilboa抽出物、ginseng抽出物、ジンセノサイド(RO, R.sub.6-1, R.sub.6-2, R.sub.6-3, R.sub.C, R.sub.D, R.sub.E, R.sub.F, R.sub.RF-2,R.sub.RG-1, R.sub.RG-2)、グルコピラノシル−L−アスコルビン酸塩、グルタチオン及びそのエステル、グリシテイン、ヘスペリチン、ヘキサヒドロ・クルクミン、HMG−コエンチームA還元酵素阻害剤、ホップ抽出物、11ヒドロキシ・ウンデカン酸、10ヒドロキシ・デカン酸、25−ヒドロキシコレステロール、7−水酸化ステロール、ヒドロキシエチル・イソステアリルオキシ・イソプロパノールアミン、ヒドロキシ−テトラ・メチル・ピペリジニルオキシ、ヒポタウリン、イブキジャコウソウ抽出物、イソフラボンSG 10(Barnet Productsから入手可能)、キネチン、コーキ(kohki)抽出物、L−2−OXO−チアゾリジン−4−カルボン酸エステル、乳酸塩デヒドロゲナーゼ阻害剤、1−ラウリル基、リゾホスファチジル・コリン、レクチン、lichochalcone LF15(Maruzenから入手可能)、甘草抽出物、リグナン、ルミステロール、lupenes、ルテオリン、リゾホスファチジン酸、マージン、メラトニン、メリビオース、メタロプロテイナーゼ阻害剤、メトプレン、methoprenic acid、メバロン酸、MPC COMPLEX(CLRから入手可能)、Nメチル・セリン、Nメチル・タウリン、N,N.sup.1−ビス(ラクチル)システアミン、ナリンゲニン、neotigogenin、o- desmethylangolensin、オーツ・ベータ・グルカン、オレアノール酸、パンテチン、フェニルアラニン、photoanethone、piperdine、胎盤抽出物、pratensein、プレグネノロン、プレグネノロン酢酸塩、プレグネノロンコハク酸塩、プレマリン、キラヤ酸、ラロキシフェン、REPAIR FACTOR1及びREPAIR FACTOR FCP(両方ともSedermaから入手可能)、retinoates (esters of C2 -C20 alcohols)、レチニル・グルクロン酸、レチニル・リノール酸、S−カルボキシメチル・システイン、SEANAMINE FP(両方ともLaboratories Serobiologiquesから入手可能)、アスコルビン酸リン酸塩ナトリウム、大豆抽出物、脾臓抽出物、タキステロール、タウリン、tazarotene、tempol、thymulen、胸腺抽出物、甲状腺ホルモン、チゴゲニン、トコフェロール・レチノール、toxifolin、外傷性酸、tricholine citrate、trifoside、ウラシル派生物、ウルソル酸、ビタミンD及びその類似物、ビタミンK、バイテックス抽出物、ヤムイモ抽出物、ヤモゲニン、ゼアチン及びそれらの混合物。
【0058】
《皮膚保護再生剤》
皮膚保護再生剤は、表皮の天然の防湿層機能の再生及び補充を促進するスキンケア剤である。皮膚保護再生剤の例としては、これらに限定されるものではないが、次のものがある。Alpha Lipid(Lucas Meyerから入手可能)、アスコルビン酸、ビオチン、ビオチンエステル、ブラシカステロール、カフェイン、カンペステロール、カノーラ由来ステロールステロール、Cennamides(Ennagramから入手可能)、Ceramax(Alban Mullerから入手可能)、CERAMAX(英国のAshfordにあるQuestから入手可能)、CERAMIDE 2及びCERAMIDE HO3(TM)(両方とも、Sedermaから入手可能)、CERAMIDE II(Questから入手可能)、CERAMIDE III及びIIIB(両方とも、オランダのDeftにあるCosmofermから入手可能)、 CERAMIDE LS 3773(Laboratories Serobiologiquesから入手可能)、CERAMINOL(両方とも、Inocosmから入手可能)、Cerasol及びCephalip(両方とも、Pentapharmから入手可能)、コレステロール・ヒドロキシステアリン酸、コレステロール・イソステアリン酸、7デヒドロコレステロール、DERMATEIN BRC及びDERMATEIN GSL(両方とも、Hormelから入手可能)、ELDEW CL 301及びELDEW PS 203(両方とも、Ajinomotoから入手可能)、Fitobroside(Pentapharmから入手可能)、ガラクトセレブロシド、Generol 122(Henkelから入手可能)、グリセリル・セリンアミド、ヒドロキシエチル・イソステアリル・イソプロパノールアミン、乳酸、Lactomide(Pentapharmから入手可能)、ラノリン、ラノリン・アルコール、ラノステロール、ラウリン酸Nラウリルグルカミド、リポ酸、N−アセチル・システイン、N−アセチル−L−セリン、N−メチル−L−セリン、Net Sterol-ISO(Barnet Productsから入手可能)、ビタミンB3化合物(例えば、ナイアシンアミド及びニコチン酸)、パルミチン酸、パンテノール、panthetine、ホスホジエステラーゼ阻害剤、PHYTO/CER(Intergenから入手可能)、phytoglycolipid millet extract(米国ニュージャージー州EnglewoodにあるBarnet Products Distributerから入手可能)、PHYTOSPHINGOSINE(米国ペンシルベニア州King of PrussiaにあるGist Brocadesから入手可能)、PSENDOFILAGGRIN(米国ニュージャージー州South PlainfieldにあるB Brooks Industriesから入手可能)、QUESTAMIDE H(Questから入手可能)、セリン、シグマステロール、シトステロール、大豆由来ステロール、スフィンゴシン、sphingomylinase、S−ラクトイルグルタチオン、ステアリン酸、Structurine(Silahから入手可能)、SUPER STEROL ESTERS(Crodaから入手可能)、チオクト酸、THSC CERAMIDE OIL(Campo Researchから入手可能)、トリメチル・グリシン、トコフェロール・ニコチネート、ビタミンD.sub.3、Y2(Ocean Pharmaceuticalから入手可能)、及びそれら混合物。
【0059】
《化粧用潤滑剤》
化粧用潤滑剤は、皮膚の炎症を予防又は治療するのに役立つ。化粧用潤滑剤の種類としては、これらに限定されるものではないが、プロピオン酸派生物、酢酸派生物、fenamic酸派生物、ビフェニルカルボン酸派生物、及びoxicamがある。使用可能な化粧用潤滑剤としては、これらに限定されるものではないが、次のものがある。アセチル・サリチル酸、イブプロフェン、ナプロキセン、ベノクサプロフェン、フルルビプロフェン、フェノプロフェン、フェンブフェン、ケトプロフェン、インドプロフェン、ピルプロフェン、カルプロフェン、オキサプロジン、プラノプロフェン、ミロプロフェン、チオクサプロフェン、スプロフェン、アルミノプロフェン、チアプロフェン酸、フルプロフェン、ブクロクス酸、アブシンチウム、アカシア、エスシン、セイヨウイソノキ抽出物、アラントイン、アロエ、APT(Centerchemから入手可能)、アルニカ、レンゲ、レンゲの根の抽出物、アズレン、Baicalin SR 15(Barnet Products Distから入手可能)、バイカル・スカルキャップ、baizhu、カナダ・バルサム、ビー・ポーレン、 BIOPHYTEX(Laboratories Serobiologiquesから入手可能)、ビサボロール、ブラック・コホッシュ、ブラック・コホッシュ抽出物、ブルー・コホッシュ、ブルー・コホッシュ抽出物、ヒヨドリバナ、ルリヂサ、ルリヂサ油、ブラジキニン・アンタゴニスト、ブロメライン、キンセンカ、キンセンカ抽出物、Canadian Willowbark抽出物(Fytokemから入手可能)、カンデリラ・ワックス、カンズー、カノーラ・植物ステロール、唐辛子、カルボキシペプチダーゼ、セロリの種子、セロリの茎の抽出物、CENTAURIUM(Sedermaから入手可能)、ヤグルマソウ抽出物、カマズレン、カモミール、カモミール抽出物、チャパラル、チェストツリー、チェストツリー、チェストツリー抽出物、ハコベ、チコリーの根、チコリーの根の抽出物、チラータ、chishao、collodial oatmeal、ヒレハリソウ、ヒレハリソウの抽出物、CROMOIST CM GLUCAN(Crodaから入手可能)、darutoside、dehurian angelica、デビルズ・クロー、二価金属(例えば、マグネシウム、ストロンチウム及びマンガン)、ドッググラス、ドッグウッド、Eashave(Pentapharmから入手可能)、エロイテロ、ELHIBIN(Pentapharmから入手可能)、ENTELINE 2(Secmaから入手可能)、マオウ、イカリソウ、エスクロシド、エタクリン酸、オオマツヨイグサ、コゴメグサ、Extract LE-100(Sino Lionから入手可能)、Fangfeng、ナツシロギク、フィシン、レンギョウフルーツ、Fytosterol 85(Fytokemから入手可能)、ガノダーマ、gaoben、Gatuline A(Gattefosseから入手可能)、リンドウ、ゲルマニウム抽出物、銀杏抽出物、銀杏、朝鮮人参抽出物、ヒドラスチス、ヤギ抽出物、gotu Lola、グレープフルーツ抽出物、グアヤク脂桐油、guggal抽出物、helenalin esters、ヘナ、ハニーサックルの花、ホアハウンド抽出物、セイヨウトチノキ、トクサ、huzhang、オトギリソウ、イクチオール、永久花、トコン、ハトムギ、ナツメ、コーラ抽出物、LANACHRYS 28(Lana Techから入手可能)、レモンオイル、れんぎょう、甘草、マルバトウキ、イボタノキ、ロベージの根、ヘチマ、メイス、モクレンの花、manjistha抽出物、margaspidin、matricin、メラトニン、MICROAT IRC(Nurtureから入手可能)、ミント、ヤドリギ、Modulene(Seporgaから入手可能)、グラブリジンのモノグルコシド又はジグルコシド、ゲンチシンのモノグルコシド又はジグルコシド、MTA(5´−デオキシ−5´−メチルチオアデノシン)、マング・ビーン抽出物、ジャコウ、N−メチル・アルギニン、オートムギ・ベータグルカン、オートムギ抽出物、オレンジ、パンテノール、パパイン、フェノキシ酢酸、シャクヤク樹皮、シャクヤクの根、Phytoplenolin(Bio Botanicaから入手可能)、フィトスフィンゴシン、Preregen(Pentapharmから入手可能)、スベリヒユ、QUENCH T(Centerchemから入手可能)、キラヤ、ランタナ、レーマニア、ダイオウ、ローズマリー、ロスマリン酸、ロイヤルゼリー、ヘンルーダ、ルチン、サンタルウッド、sanqi、サルサパリラ、ノコギリパルメット、SENSILINE(Silabから入手可能)、SIEGESBECKIA(Sedermaから入手可能)、グリチルレチン酸ステアリル、Stimutex(Pentapharmから入手可能)、エゴノキ、硝酸ストロンチウム、ベツラレンタ油、スィート・ウッドラフ、マンジュギク、茶抽出物、タイム抽出物、田七人参、トコフェロール、酢酸トコフェロール、トリクロサン、ターメリック、urimei、ウルソル酸、ホワイトパインの樹皮、witch hazel xinyi、ノコギリソウ、酵母抽出物、ユッカ、及びそれら混合物。
【0060】
《人工タンニング及び人工タンニング促進剤》
人工タンニング及び人工タンニング促進剤の例としては、これらに限定されるものではないが、次のものがある。Dihydroxyacetaone、チロシン、チロシン・エステル(例えば、エチル・チロシネートやグルコース・チロシネートなど)、アセチル・チロシン、ホスホDOPA、ブラジリン、カフェイン、コーヒー抽出物、ジヒドロキシアセトン、DNA断片、イソブチル・メチル・キサンチン、メチル・キサンチン、 Phototan(Laboratoires Serobiologiquesから入手可能)、プロスタグランジン、茶抽出物、テオフィリン、チロシン、UNIPERTAN P2002及びUNIPERTAN P27(両方ともUnichemから入手可能)、及びそれらの混合物。
【0061】
《皮膚美白剤》
皮膚美白剤は、皮膚のメラニンの量を減少させることができる(又は他のメカニズムによりそのような効果を得ることができる)。ここで使用可能な皮膚美白剤としては、れらに限定されるものではないが、次のものがある。アダプレネ、アロエ抽出物、alpha-glycaryl-L-ascorbic acid、arninotyroxine、乳酸アンモニウム、アネトール派生物、リンゴ抽出物、アルブチン、areca catechu L. extract、アスコルビン酸、アスコルビン酸パルミテート、アゼライン酸、竹抽出物、ベアベリー抽出物、bletilla tuber、bupleurum falcatum extract、ワレモコウ抽出物、Burnet Power(Barnet Productsから入手可能)、ブチル・ヒドロキシ・アニソール、ブチル・ヒドロキシ・トルエン、ブチル・ヒドロキシ・トルエン、ブチル・レゾルシン誘導体、Chuanxiong、cola decaballo extract、ang-Gui、deoxyarbutin、1,3ジフェニル・プロパン派生物、2,5ジヒドロキシ安息香酸及びその派生物、2−(4−セトキシフェニル)−1,3ダイセン、2−(4−)ヒドロキシフェニル)−1,3、ダイセン、エラグ酸、エストラゴール派生物、エスクロシド、エスクレチン、FADEOUT(Pentapharmから入手可能)、Fangfeng、フェンネル抽出物、ガーリック酸及びその派生物、ganodenna抽出物、gaoben、GATULINE WHITENING(Gattlefosseから入手可能)、genistic酸及びその派生物、gentisyl alcohol、glabridin及びその派生物、グルコピラノシル−1−アスコルビン酸塩、グルコン酸、グルコサミン、グリコール酸、グリシルリジン酸、緑茶派生物、4−ヒドロキシ−5−メチル−3[2H]−フラノン、hydroquinine、4−ヒドロキシアニソール及びその派生物、4−ヒドロキシ安息香酸派生物、ヒドロキシカプリル酸、hyptis extract、イノシトール・アスコルビン酸塩、コジック酸、kojic dipaluitate、乳酸、レモン・エキス、甘草エキス、Licorice P-TH(Barnet Productsから入手可能)、リノール酸、Melfade(Pentapharmから入手可能)、MELAWHITE(Pentapharmから入手可能)、Melanostatine DM(Laboratories Seporgaから入手可能)、mours alba extract、クワの根の抽出物、ナイアシンアミド、5−オクタノイル・サリチル酸、パセリ抽出物、メシマコブ抽出物、pinon blanco extract、pinon negro extract、piri-piri extract、ピロガロール派生物、レチノイン酸、レチノール、レチニル・エステル(酢酸塩、プロピオン酸塩、パルミチン酸塩、リノレン酸塩)、2,4レゾルシノール派生物、3,5レゾルシノール派生物、エイジツ抽出物、ルシノール、サリチル酸、Song-Yi extract、Sophora Powder(Barnet Productsから入手可能)、4−thioresorein、3,4,5トリヒドロキシベンジル派生物、トラネキサム酸、Tyrostat(Rumex Extract、Fytokemから入手可能)、Tyroslat 10,11(Fytokemから入手可能)、バニラ派生物、ビタミンD3及びその類似物、及びそれらの混合物。
【0062】
《皮脂刺激剤》
皮脂刺激剤は、脂腺による皮脂の作成を増加させることができる。これらのスキンケア剤は、特に、皮脂が不足した閉経後の女性に有用である。皮脂刺激剤の例としては、bryonolic acid、completech MBAC-DS、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)、オリザノール、及びそれらの混合物がある(ただし、これらに限定されるものではない)。
【0063】
《皮脂抑制剤》
皮脂抑制剤は、脂腺による皮脂の作成を減少させることができる。皮脂抑制剤の例としては、これらに限定されるものではないが、次のものがある。アルミニウム・ヒドロキシ・クロリド、ASEBIOL(Laboratories Serobiologiquesから入手可能)、BIODERMINE(Sedermaから入手可能)、climbazole、COMPLETECH MBAC-OS(Lipoから入手可能)、コルチコステロイド剤、キュウリ抽出物、デヒドロ酢酸及びその類似物、ジクロロフェニル・イミダゾールジオキソラン(Elubiolから入手可能)、gugulipiu、ケトコナゾール、Lichochalcone LR 15(Maruzenから入手可能)、ナイアシンアミド、フロレチン、PHLOROGINE(Secmaから入手可能)、Phycosaccharide Anti-Acne(Codifyから入手可能)、S−カルボキシルメチル・システイン、sepicontrolAS、スピロノラクトン、チオキソロン、トコフェロール、トラネキサム酸、UNITRIENOL T27(Unichemから入手可能)、zincidone(UC1B)、及びそれらの混合物。
【0064】
《プロテアーゼ抑制剤》
例示的な化粧用組成物として使用可能なプロテアーゼ抑制剤としては、これらに限定されるものではないが、次のものがある。A E Complex(Barnet Productsから入手可能)、ALE(Seporgaから入手可能)、アリシン、アルファ・ルパリン、Aosaine(Secmaから入手可能)、Aprotinin(Pentapharmから入手可能)、ビンロウジュ(ビンロウの実)抽出物、Blue Algae Extract(Collaborative Labsから入手可能)、Centaurium(Sedermaから入手可能)、コレステロール硫酸、CMST(Bioeticaから入手可能)、Dermoprotectine(Sedermaから入手可能)、Disacoside HF 60(Barnet Productsから入手可能)、Elhibin(Pentapharmから入手可能)、Fluid Out Colloid(Vegetechから入手可能)、Hypotaurine(Sogo Pharmaceuticalから入手可能)、In Cyte Heathes(Collaborative Labsから入手可能)、Micromerol(Collaborative Labsから入手可能)、Pefabloc SP(Pentapharmから入手可能)、Sepicontrol AS(Seppicから入手可能)、Siegesbeckia(Sedermaから入手可能)、Sophorine(Barnet Productsから入手可能)、Thiotaine(Barnet Productsから入手可能)、uncaria gambis roxburgh extract、亜鉛、及びそれらの混合物。
【0065】
《皮膚引き締め剤》
化粧用組成物としては、活性成分としての皮膚引き締め剤がある。本発明に係る化粧用組成物として使用可能な皮膚引き締め剤としては、これらに限定されるものではないが、次のものがある。Biocare SA(Amercholから入手可能)、卵白、Flexan 130(National Starchから入手可能)、Gatuline Lifting(Gattefosseから入手可能)、Pentacare HP(Pentapharmから入手可能)、Vegeseryl(Laboratories Serobioloquesから入手可能)、及びそれらの混合物。
【0066】
《粘性調整剤》
適切な増粘剤及び粘性調整剤としては、次のものがある。水溶性ポリアクリル酸及びhydrophobically修飾ポリアクリル酸樹脂(例えばCarbopolやPemulen)、でんぷん(例えばトウモロコシでんぷんやジャガイモでんぷん)、タピオカ、ゴム(例えばグアーガム)、gum arable、セルロース・エーテル(例えばヒドロキシプロピル・セルロース、ヒドロキシエチル・セルロース、カルボキシメチル・セルロースなど)。
【0067】
《乳化剤》
様々な乳化剤が使用可能である。そのような乳化剤としては、これらに限定されるものではないが、次のものがある。ソルビタン・エステル、グリセリル・エステル、ポリグリセリル・エステル、メチル・グルコース・エステル、ショ糖エステル、ethoxylated fatty alcohols、水素化キャスターオイル・エトキシレート、ソルビタン・エステル・エトキシレート、ポリマー乳化剤、シリコーン乳化剤、グリセリル・モノエステル、好ましくは、C16−C22飽和、不飽和及び分枝脂肪酸のグリセリル・モノエステル類(例えば、グリセリル・オレイン酸塩、グリセリル・モノパルミテート、グリセリル・モノベヘン酸、及びそれらの混合物)、C16−C22飽和、不飽和及び分枝脂肪酸のポリグリセリル・エステル類(例えば、ポリグリセリル−4イソステアリン酸、ポリグリセリル−3オレイン酸塩、ジグリセロール・モノオレエート、テトラジグリセロール・モノオレエート、及びそれらの混合物)、メチル・グルコース・エステル、好ましくはC16−C22飽和、不飽和及び分枝脂肪酸のメチル・グルコース・エステル類(例えば、メチル・グルコース・ジオレイン酸、メチル・グルコース・セスキイソステアリン酸、及びそれらの混合物)、ショ糖脂肪酸エステル、好ましくはC16−C22飽和、不飽和及び分枝脂肪酸の脂肪酸(例えば、ショ糖ステアリン酸塩、ショ糖トリラウラート、ショ糖ジステアリン酸(例えばCRODESTA. RTM. F10)、及びそれらの混合物)、C16−C22エトキシレート脂肪アルコール(例えば、オレス−2、オレス−3、ステアレス−2、及びそれらの混合物)、水素化キャスターオイル・エトキシレート(例えば、PEG-7水素化キャスターオイル)、ソルビタン・エステル・エトキシレート(例えば、PEG-40 ソルビタンperoleate、ポリソルベート−80、及びそれらの混合物)、ポリマー乳化剤(例えば、エトキシレート化ドデシル・グリコール・コポリマー)、及びシリコーン乳化剤(例えば、ラウリルメチコン・コポリオール、セチルジメチコーン、ジメチコーン・コポリオール及びそれらの混合物)。
【0068】
《保湿剤》
保湿剤としては、これらに限定されるものではないが、例えば、グリセリン、プロピレン・グリコール及びラミナリアディギタータ抽出物がある。さらなる使用可能な物質は、以下の様々な組成物及びそれらの製造手順の例で説明する。
【0069】
(フェイスマスク組成物の作成例)
この例の組成物は、次の成分を含有している。
【0070】
商標名:Deionized Water、INCI名:水(アクア)、重量%:48.8000%、供給者:Thibiant International、機能:溶剤。
【0071】
商標名:Kaolin USP 2747、INCI名:カオリン、重量%:15.0000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Whittaker,Clark & Daniels/Brenntag、機能:研磨剤,吸収剤,固化防止剤,充てん剤,乳白剤,皮膚保護剤,潤滑調整剤。
【0072】
商標名:Propylene Glycol USP、INCI名:プロピレングリコール、重量%:7.0000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Ashland、機能:保湿剤。
【0073】
商標名:Glycerin 99. 5 Natural USP 24(Kosher)、INCI名:グリセリン、重量%:5.0000%、%Active%Breakdown:99.5%、供給者:Ashland Distribution、機能:調節剤,保湿剤,皮膚保護剤,粘度減少剤。
【0074】
商標名:Optigel CL、INCI名:ベントナイト、重量%:5.0000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Lipo、機能:吸収剤,充てん剤,乳化剤,懸濁化剤,粘性増加剤。
【0075】
商標名:Abil Wax 2434、INCI名:ステアロキシ・ジメチコーン、重量%:3.0000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Ross Organic、機能:調節剤,皮膚軟化剤。
【0076】
商標名:Macadamia Nut Oil, Macadamia Oil Expeller Pressed、INCI名:マカデミア・ターニフォリア種油、重量%:2.0000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Natural Oils International、機能:調節剤(occlusive)。
【0077】
商標名:Extrait Glycolique de Laminaires CLM02 aka Glycolic Extract of Laminaria N F03、INCI名:プロピレングリコール,コンブ,ディギタータ抽出物、重量%:1.5000%、%Active%Breakdown:80-95%,5-20%、供給者:Technature、機能:保湿剤,調節剤,皮膚軟化剤/miscellaneous,皮膚保護剤。
【0078】
商標名:Ginkgo Biloba HS、INCI名:イチョウの葉の抽出物、重量%:1.5000%、%Active%Breakdown:<5%,>95%、供給者:Tri-K Industries、機能:調節剤(様々な)。
【0079】
商標名:Phenonip、INCI名:フェノキシエタノール,メチルパラベン,エチルパラベン,プロピルパラベン,ブチルパラベン,イソブチルパラベン、重量%:1.0000%、%Active%Breakdown:71.7-73%,15-17%,3.5-4.5%,1.6-2.4%,3.5-4.5%,1.6-2.4%、供給者:Wilchem、機能:防腐剤。
【0080】
商標名:Optigel WM、INCI名:ベントナイト,セルロース・ガム、重量%:1.0000%、%Active%Breakdown:75-85%,15-25%、供給者:Lipo、機能:乳化安定剤,懸濁化剤,粘性増加剤。
【0081】
商標名:Titanium Dioxide 3328、INCI名:二酸化チタン(Cl 77891)、重量%:1.0000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Whittaker,Clark & Daniels/Brenntag、機能:着色剤,乳白剤,日焼け防止剤,紫外線吸収剤。
【0082】
商標名:Cucumber HS、INCI名:プロピレングリコール,Cucumis Sativus(キュウリ)果実抽出物、重量%:1.0000%、%Active%Breakdown:>50%,<1%、供給者:Tri-K Industries、機能:調整剤,皮膚軟化剤/miscellaneous。
【0083】
商標名:Glycosann SOL、INCI名:コンドロイチン硫酸ナトリウム、重量%:1.0000%、%Active%Breakdown:10%、供給者:DD Chem、機能:調節剤(様々な)。
【0084】
商標名:Generol 122 N E-5、INCI名:PEG-5大豆ステロール、重量%:0.5000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Cognis、機能:調節剤(様々な),界面活性剤,乳化剤。
【0085】
商標名:Isostearate Isostearyle、INCI名:イソステアリン酸イソステアリル、重量%:0.5000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Gattefosse、機能:結合剤,調節剤,乳化剤。
【0086】
商標名:Phykosil 2000、INCI名:Asparagopsis Armata抽出物、重量%:0.5000%、%Active%Breakdown:98.6%、供給者DD Chem、機能:生物学的製剤。
【0087】
商標名:Collagen Stimulation Factor MAP、INCI名:水(アクア),変性アルコール,レシチン,コレステロール,アスコルビン酸マグネシウム,フォスフェイト、重量%:0.5000%、%Active%Breakdown:>50%,10-25%,10-25%,0.1-1%,0.1-1%、供給者:Cosmetochem、機能:調節剤,酸化防止剤。
【0088】
商標名:Extramel、INCI名:キューカミス・メロ(メロン)果実抽出物、重量%:0.3000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Seppic、機能:調節剤(様々な)。
【0089】
商標名:Fragrance Parfum 8127、INCI名:香料(パルファム)、重量%:0.2500%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Floressence、機能:香料。
【0090】
商標名:Citric Acid Granular、INCI名:クエン酸、重量%:0.2000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Ashland Distribution、機能:pH調整剤。
【0091】
商標名:Eucalyptus Oil、INCI名:ユーカリ葉油、重量%:0.1000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Belmay West、機能:調節剤。
【0092】
第1段階は、クエン酸を脱イオン水に加えるステップを含んでいる。その液体は約80℃まで加熱される。次に、その液体に、グリセリン、プロピレン・グリコール、及び、Phenonip(フェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン)を混合させて均一な混合物を作成する。
【0093】
第2段階では、ステアロキシ・ジメチコーン、ステアリン酸及びPEG−5−大豆ステロールを混合させた後、その混合物を約80℃まで加熱する。約80℃に達したら、この第2段階で作成した混合物に、第1段階で作成した混合物を加えて、約15分間混合させる。
【0094】
第3段階では、イソステアリル・イソステアレートを、マカダミアナッツ油(マカデミア・ターニフォリア種油)と混合させる。次に、その混合物を約40℃に加熱する。そして、その混合物に、Extramel(TR)(キューカミス・メロ果実抽出物、水素化植物油)を加える。その混合物は、溶質が溶解するまで混合され、均一化される。
【0095】
第4段階では、脱イオン水とOptigel CL(ベントナイト及びセルロース・ガム)とを均一に成るまで混合させる。そして、この第4段階で作成した混合物を、約40℃の温度で、第3段階で作成した混合物に加える。
【0096】
第5段階では、第4段階で作成した混合物にカオリンを加える。続いて、その混合物に二酸化チタンを加える。
【0097】
第6段階では、第4段階で作成した混合物に、次の成分を個別に加える。コンブ属のグリコール抽出物(プロピレン・グリコール、ラミナリアディギタータ抽出分)、イチョウHS(イチョウ葉抽出物、プロピレン・グリコール)、キュウリHS(プロピレン・グリコール、cacumis sativus果実抽出物)、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ユーカリ・グローバラス葉油、Asparagopsis Arrnata抽出物、fragrance-parfum 8127、及び、コラーゲン刺激因子MAP(水、変性アルコール、レクチン、コレステロール、リン酸アスコルビル・マグネシウム)。
【0098】
(アイクリーム組成物の作成例)
この例の組成物は、次の成分を含有している。
【0099】
商標名:Deionized Water、INCI名:水(アクア)、重量%:70.8000%、供給者:Thibiant International、機能:溶剤。
【0100】
商標名:Lanol 1688、INCI名:エチルヘキサン酸セテアリル、重量%:5.0000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Seppic、機能:調節剤,皮膚保護剤。
【0101】
商標名:Sepigel 305、INCI名:ポリアクリルアミド,C13−14イソパラフィン,ラウレス7、重量%:3.7000%、%Active%Breakdown:〜40%,〜20%,〜5%、供給者:Seppic、機能:塗膜形成剤。
【0102】
商標名:Kigeline、INCI名:水(アクア),ブチレン・グリコール,キゲリア・アフリカーナ果実抽出物、重量%:3.5000%、%Active%Breakdown:49-51%,49-51%,1%、供給者:International Sourcing Inc、機能:調節剤(様々な)。
【0103】
商標名:Glycerin 99.5 Natural USP 24(Kosher)、INCI名:グリセリン、重量%:3.0000%、%Active%Breakdown:99.5%、供給者:Ashland Distribution、機能:調節剤,保湿剤,皮膚保護剤,粘度減少剤。
【0104】
商標名:Cereal Germ Oil(Cegermil)、INCI名:ズィー・メイス(トウモロコシ)油,ヘリアンサス・アナス(ヒマワリ)種油,グリシン・ソヤ(大豆)油、重量%:3.0000%、%Active%Breakdown:65-75%,15-25%,7-13%、供給者:Gattefosse、機能:調節剤。
【0105】
商標名:Witch Hazel Water、INCI名:Hamamelis Virginianaのフラワーウォーター,メチルパラベン,安息香酸ナトリウム、重量%:3.0000%、%Active%Breakdown:99.67-99.73%,0.09-0.11%,0.18-0.22%、供給者:Tri-K、機能:調節剤(様々な),皮膚保護剤。
【0106】
商標名:Aloe Vera Gel10X (AG014A)、INCI名:アロエ・バーバデンシス リーフジュース、重量%:3.0000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:TCR Industries、調節剤(様々な)。
【0107】
商標名:Dragosanitol、INCI名:ビサボロール、重量%:1.0000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Symrisa、機能:調節剤(様々な)。
【0108】
商標名:Solubilisant Gamma 2420、INCI名:オクトキシノール−11,ポリソルベート20、重量%:1.0000%、%Active%Breakdown:>50%,10-24.9%、供給者:Lipscomb、機能:界面活性剤,可溶化剤。
【0109】
商標名:Germazide MPB R10355、INCI名:フェノキシエタノール,クロルフェネシン,グリセリン,メチルパラベン,安息香酸、重量%:1.400%、%Active%Breakdown:54-57%,0.4%,15.2-16.8%,14-17%,6.6-7.4%,5.7-6.3%、供給者:Collaborative Laboratories、機能:防腐剤。
【0110】
商標名:Berkemyol Pepin de Raisin/Berkem yol Grape Seed/Ester OPC、INCI名:パルミトイル・ブドウ種抽出物,パルミチン酸、重量%:0.5000%、%Active%Breakdown:30%,70%、供給者:Phylomedica、機能:酸化防止剤,皮膚保護剤。
【0111】
商標名:Collagen Stimulation Factor MAP、INCI名:水(アクア),変性アルコール,レシチン,コレステロール,アスコルビン酸マグネシウム,フォスフェイト、重量%:0.5000%、%Active%Breakdown:>50%,10-25%,10-25%,0.1-1%,0.1-1%、供給者:Cosmetochem、機能:調節剤,酸化防止剤。
【0112】
商標名:Extramel、INCI名:キューカミス・メロ(メロン)果実抽出物、重量%:0.3000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Seppic、機能:調節剤(様々な)。
【0113】
商標名:Veegum HS、INCI名:ケイ酸アルミニウム・マグネシウム、重量%:0.1000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:RT Vanderbilt、機能:Absorbent,固化防止剤,乳白剤,潤滑調整剤,粘度増強剤。
【0114】
商標名:Parfum Brumel 8127、INCI名:香料(パルファム)、重量%:0.1000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Floressence、機能:香料。
【0115】
商標名:Liposorb S、INCI名:ソルビタン・ステアラート、重量%:0.2000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:DD Chem、機能:乳化剤。
【0116】
商標名:Kitrol TF、INCI名:キサンタン・ガム、重量%:0.1500%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Monsanto、機能:乳化安定剤。
【0117】
商標名:Net DG、INCI名:グリチルリチン酸2カリウム、重量%:0.1000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:DD Chem、機能:界面活性剤,乳化剤,可溶化剤。
【0118】
商標名:Liposorb S20、INCI名:ポリソルベート60、重量%:0.1000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Lipo/DD Chem、機能:調整剤。
【0119】
商標名:Vitamin E Acetate USP、INCI名:酢酸トコフェロール、重量%:0.1000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Roche、機能:酸化防止剤,調整剤。
【0120】
第1段階では、マグネシウム・ケイ酸アルミニウムと脱イオン水とを、その混合物が湿り分散するまで力強く混ぜ合わせる。混合中、その混合物は、約55℃の温度まで加熱される。Keltrol TF(キサンタン・ガム)とグリセリンとを混ぜ合わせた混合物を、加熱しながら、マグネシウム・ケイ酸アルミニウム混合物に加える。
【0121】
第2段階では、Liposorb S(ステアリン酸ソルビタン)と混合されたエチルヘキサン酸セテアリル、Liposorb S20(ポリソルベート20)、及びビタミンEアセテートUSPを、シリアル胚芽油又はCegermil(ズィー・メイス(トウモロコシ)油)、ヘリアンサス・アナス(ヒマワリ)種油、グリシン・ソヤ(大豆)油と混ぜ合わされる。混合過程では、これらの混合物は、約55℃に加熱される。この第2段階で作成された混合物は、第1段階のバッチに加えられ、第2段階バッチを作成すべく、その混合物が均一化されるまで混合される(少なくとも10分間)。
【0122】
第3段階では、第3段階バッチを作成すべく、約55℃の温度で、Sepigel 305(ポリアクリルアミド、C13−14イソパラフィン、ラウレス−7)を、第2段階バッチに混合させる。バッチが均一に混合された後、そのバッチは冷却される。
【0123】
第4段階では、CegermilとLanol 1688とを混合させる。そして、その混合物を約42℃に加熱する。その混合物が均一になったら、冷却する。次に、Ester OPC(パルミトイル・ブドウの種油)とExtramel(TR)(キューカミス・メロ果実抽出物、水素化植物油)をふるいにかけて、必要に応じて大きい部分は砕かれる。第4段階での混合は約33℃で力強く行われる。ふるいにかけられたEster OPC及びExtramelは、第4段階の混合物と、混ぜ合わせられる。
【0124】
第5段階では、第4段階バッチに次の成分を個別に加えて、第5段階バッチを作成する。Kigeline(水、ブチレン・グリコール、キゲリア・アフリカーナ果実抽出物)、マンサク水、Aloe Veraゲル10x、及び、ビサボロール。
【0125】
第6段階では、Solubilisant Gamma2420(オクトキシノール−11、ポリソルベート20)をParfum 8127に加えて、第6段階予混合物を作成する。また、Phenonip又はGermazide MPB(フェノキシエタノール、クロルフェネシン、グリセリン、メチルパラベン、安息香酸)も加えられる。第6段階予混合物が均一に混合された後、その第6段階予混合物を第5段階バッチに加える。その後、混ぜ合わせて、第6段階バッチを作成する。
【0126】
第7段階では、コラーゲン刺激因子MAP(水、変性アルコール、レクチン、コレステロール、リン酸マグネシウム・パルミテート)を、第6段階バッチに加える。
【0127】
(デコルテセラム組成物の作成例)
デコルテセラム(decollete serum)は、次の成分を含有している。
【0128】
商標名:Deionized Water、INCI名:水(アクア)、重量%:60.7000%、供給者:Thibiant International、機能:溶剤。
【0129】
商標名:Sodium Hyaluronate 1% Solution(水,ヒアルロン酸粉末 FCH 3161 Tri-K,フェノキシエタノール)、INCI名:水(アクア),ヒアルロン酸ナトリウム,フェノキシエタノール、重量%:15.0000%、%Active%Breakdown:1.0%,98.5%,0.5%、供給者:Thibiant International、機能:調節剤。
【0130】
商標名:Glycerin 99. 5 Natural USP 24(Kosher)、INCI名:グリセリン、重量%:5.0000%、%Active%Breakdown:99.5%、供給者:Ashland Distribution、機能:調節剤,保湿剤,皮膚保護剤,粘度減少剤。
【0131】
商標名:Lanol 1688、INCI名:エチルヘキサン酸セテアリル、重量%:5.0000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Seppic、機能:調節剤。
【0132】
商標名:Sepigel 305、INCI名:ポリアクリルアミド,C13−14イソパラフィン,ラウレス7、重量%:4.0000%、%Active%Breakdown:〜40%,〜20%,〜5%、供給者:Seppic、機能:塗膜形成剤。
【0133】
商標名:Pentacare-HP、INCI名:水(アクア),Ceratonia Siliqua Gum,加水分解カゼイン、重量%:3.0000%、%Active%Breakdown:QS,0.1〜1%,3.0〜6.0%、供給者:Centerchem、機能:調節剤(様々な)。
【0134】
商標名:Bernel Ester DCM、INCI名:マレイン酸塩ジカプリリル、重量%:2.0000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Bernel Co、機能:調節剤,皮膚軟化剤。
【0135】
商標名:Solubilisant Gamma 2420、INCI名:オクトキシノール−11,ポリソルベート20、重量%:1.5000%、%Active%Breakdown:>50%,10-24.9%、供給者:Lipscomb、機能:界面活性剤,皮膚軟化剤,乳化剤,可溶化剤。
【0136】
商標名:Dow Corning 200 Fluid,100cs、INCI名:ジメチコーン、重量%:1.5000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Ashland Chemical Inc、機能:調節剤。
【0137】
商標名:Phenonip、INCI名:フェノキシエタノール,メチルパラベン,エチルパラベン,プロピルパラベン,ブチルパラベン,イソブチルパラベン、重量%:1.0000%、%Active%Breakdown:71.7-73%,15-17%,3.5-4.5%,1.6-2.4%,3.5-4.5%,1.6-2.4%、供給者:Wilchem、機能:防腐剤。
【0138】
商標名:Extramel、INCI名:キューカミス・メロ(メロン)果実抽出物,水素化植物性油脂、重量%:0.5000%、%Active%Breakdown:20%,80%、供給者:Seppic、機能:調節剤(様々な)。
【0139】
商標名:Collagen Stimulation Factor MAP、INCI名:水(アクア),変性アルコール,レシチン,コレステロール,アスコルビン酸マグネシウム,フォスフェイト、重量%:0.5000%、%Active%Breakdown:>50%,10-25%,10-25%,0.1-1%,0.1-1%、供給者:Cosmetochem、機能:調節剤,酸化防止剤。
【0140】
商標名:Parfum Brumel 8127、INCI名:香料(パルファム)、重量%:0.1500%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Floressence、機能:香料。
【0141】
商標名:Phyliance、INCI名:フィチン酸、重量%:0.1500%、%Active%Breakdown:30%、供給者:Tri-K、機能:キレート剤。
【0142】
第1段階では、脱イオン水にクエン酸を加える。そして、その液体を約80℃まで加熱する。次に、その液体に、グリセリン、プロピレン・グリコール及びPhenonip(フェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン)を混合させて均一な混合物を作成する。グリセリンを含む第1段階バッチは、前述したアイクリームの例と同様な方法で作成することができる。
【0143】
この実施形態では、Veegum HS(ケイ酸マグネシウム・アルミニウム)と脱イオン水とを、その混合物が湿り分散するまで混ぜ合わせる。混合中は、その混合物は、約55℃に加熱される。次に、Keltrol TF(キサンタン・ガム)とグリセリンとを、キサンタン・ガムが分散するまで混ぜ合わせる。同様に、グリチルリチン酸2カリウムを脱イオン水に分散するまで混合させる。Veegum混合物を加熱しながら、Keltrol混合物とグリチルリチン酸2カリウム混合物とを、Veegum混合物に加える。
【0144】
Lanol 1688(エチルヘキサン酸セテアリル)を含む第2段階予混合物は、Liposorb S(ステアリン酸ソルビタン)、Liposorb S20(ポリソルベート20)、Cegermil(Libiol由来のシリアル胚芽油)及びビタミンEアセテートUSPと混合される。混合過程では、この混合物は、約55℃に加熱される。第2段階予混合物は、第1段階のバッチに加えられ、均一になるまで混合され、第2段階バッチが作成される。
【0145】
第3段階では、約55℃の温度で、Sepigel 305(ポリアクリルアミド、C13−14イソパラフィン、ラウレス−7)を第2段階バッチに加え、白色の粘着性ゲル(第3段階バッジ)が形成されるまで混合させる。
【0146】
第4段階では、Lanol 1688を、Dow Corning 200 Fluid、100cs(ジメチコーン)、DCMエステル(マレイン酸ジカプリリル)及びビタミンEアセテートUSP(岩ミョウバンから袖手できる酢酸トコフェロール)と混合させる。この第4段階の予混合物は、その後42℃に加熱され、均一になるまで混合され、その後約32℃に冷却される。次に、Extramelをふるいにかけた後、約32℃の温度で第4段階予混合物に加える。そして、第4段階予混合物を、バッチ混合物に加えて均一に混合し、第4段階バッジを作成する。
【0147】
第5段階では、ヒアルロン酸ナトリウム1%溶液(水、ヒアルロン酸ナトリウム、フェノキシエタノール)を脱イオン水に加えられる。第5段階予混合物は、透明ゲルが形成されるまで、混合される。この第5段階混合物を作成するのには、約2時間かかる。次に、第5段階混合物を第4段階バッチに加え、均一になるまで混合し、第5段階バッチを作成する。
【0148】
第6段階では、Solubilisant Gamma2420(オクトキシノール−11、ポリソルベート20)をParfum 8127(Floressenceから得られる)に加える。Phenonip又はGermazide MPB(フェノキシエタノール、クロルフェネシン、グリセリン、メチルパラベン、安息香酸)も加えられる。そして、この第6段階予混合物を、第5段階バッチに加える。その後、混ぜ合わせて、第6段階バッチを作成する。
【0149】
第7段階では、第6段階バッチ混合物に、次の成分を個別に加える。Phyliance(フィチン酸)、コラーゲン刺激因子MAP(水、変性アルコール、レクチン、コレステロール、リン酸アスコルビル・マグネシウム)、及び、Pentacare-HP(水、ローカストビーンガム、加水分解カゼイン、Centerchemから入手可能である)を第6段階バッチに加える。
【0150】
(デイクリーム組成物の作成例)
デイクリームは、次の成分を含有している。
【0151】
商標名:Deionized Water、INCI名:水(アクア)、重量%:69.4600%、供給者:Thibiant International、機能:溶剤。
【0152】
商標名:Parsol MCX、INCI名:水(アクア)、エチルヘキシルMethoxycinnamatete /Octinoxate、重量%:6.0000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Roche Vitamins Inc、機能:UV吸収剤。
【0153】
商標名:Ascorbosilane、INCI名:アスコルビン酸メチルシラノール・パルミテート、重量%:5.0000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Exsymol、機能:酸化防止剤,粘性増加剤。
【0154】
商標名:Glycerin 99. 5 Natural USP 24(Kosher)/Kosher Superol Glycerine USP、INCI名:グリセリン、重量%:3.0000%、%Active%Breakdown:99.5%、供給者:Ashland Distribution、機能:調節剤,保湿剤,皮膚保護剤,粘度減少剤。
【0155】
商標名:Herbasol Yarrow Extract、INCI名:水(アクア),プロピレン,グリコール,Achillea Millefolium抽出物、重量%:3.0000%、%Active%Breakdown:50%,25-50%,1.51%、供給者:Seltzer Chemicals、機能:調節剤(様々な)。
【0156】
商標名:Depigmentation Factor 2U、INCI名:水(アクア),変性アルコール,レシチン,コレステロール,Arctostaphylos Uva Ursi葉抽出物、重量%:3.0000%、%Active%Breakdown:50%,10-25%,10-25%,0.1-1%,0.1-1%、供給者:Seltzer Chemicals、機能:消泡剤,溶剤,皮膚調整剤、界面活性剤,乳化剤。
【0157】
商標名:Parsol 1789(#64030)、INCI名:ブチル・メソキシディベンゾイルメタンン/Avobenzone、重量%:3.0000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Roche, Cosmetics &Specialty Chemicals Group、機能:日焼け防止剤。
【0158】
商標名:Gelot 64、INCI名:ステアリン酸グリセリル,PEG-75ステアリン酸、重量%:2.0000%、%Active%Breakdown:>50%,25-50%、供給者:Gattefosse、機能:調整剤,日焼け防止剤,皮膚軟化剤,界面活性剤,乳化剤,洗浄剤。
【0159】
商標名:Myritol 318、INCI名:カプリル/カプリン・トリグリセリル、重量%:1.0000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Henkel Corporation、機能:調整剤。
【0160】
商標名:Tefose 63、INCI名:PEG-6ステアレート,グリコール・ステアレート,PEG-32ステアレート、重量%:1.0000%、%Active%Breakdown:>50%,10-24.9%,10-24.9%、供給者:Gattefosse、機能:界面活性剤,乳化剤,乳白剤,調整剤,皮膚軟化剤。
【0161】
商標名:Acacia Collagen/97、INCI名:水(アクア),プロピレングリコール,アラビアゴムノキ抽出物、重量%:1.0000%、%Active%Breakdown:25-50%,25-50%,1-5%、供給者:Scher、機能:調節剤(様々な)。
【0162】
商標名:Collagen Stimulation Factor MAP、INCI名:水(アクア),変性アルコール,レシチン,コレステロール,アスコルビン酸マグネシウム,フォスフェイト、重量%:1.0000%、%Active%Breakdown:>50%,10-25%,10-25%,0.1-1,0.1-1%、供給者:Cosmetochem、機能:調節剤,酸化防止剤。
【0163】
商標名:Carbopol 1342、INCI名:アクリラート/C10−30 アクリル酸アルキル クロスポリマー、重量%:0.3500%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Chemtec Chemical、機能:乳化安定剤,粘性増加剤。
【0164】
商標名:Brumel 8127、INCI名:香料(パルファム)、重量%:0.3500%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Floressence、機能:香料。
【0165】
商標名:Extramel、INCI名:キューカミス・メロ(メロン)果実抽出物,水素化植物性油脂、重量%:0.3000%、%Active%Breakdown:20%,80%、供給者:Seppic、機能:調節剤(様々な)。
【0166】
商標名:Botanistat MP,Methyl P_Hydroxybenzoate、INCI名:メチルパラベン、重量%:0.2000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:DD Chemco Inc、機能:防腐剤。
【0167】
商標名:Botanistat PP、INCI名:プロピルパラベン、重量%:0.1000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:DD Chemco Inc、機能:防腐剤。
【0168】
商標名:Dipotassium Glycyrrhizate、INCI名:グリチルリチン酸2カリウム、重量%:0.1000%、%Active%Breakdown:100%、供給者:International Sourcing、機能:調整剤。
【0169】
商標名:Dissolvine Na-2S、INCI名:EDTA2ナトリウム、重量%:0.0500%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Akzo Nobel、機能:キレート剤。
【0170】
商標名:Caustic Soda(Sodium Hydroxide Pellets)、INCI名:水酸化ナトリウム、重量%:0.0900%、%Active%Breakdown:100%、供給者:Ashland、機能:pH調整剤。
【0171】
商標名:Germazide MPB R10355、INCI名:フェノキシエタノール,クロルフェネシン,グリセリン,メチルパラベン,安息香酸、重量%:1.400%、%Active%Breakdown:54-57%,0.4%,15.2-16.8%,14-17%,6.6-7.4%,5.7-6.3%、供給者:Collaborative Laboratories、機能:防腐剤。
【0172】
第1段階では、Carbopol 1342(アクリラート/C10-C30アクリル酸アルキルクロスポリマ)を脱イオン水と混合させる。この混合物は、その後70℃まで加熱され、その後、2ナトリウムEDTA、グリセリン及びプロピルパラベンを加えて第1段階バッチを作成する。
【0173】
第2段階では、次の成分を互いに混合した後、70℃まで加熱する。Myritol 318(トリカプリルグリセリル)、Gelot 64(ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸PEG−75)、Tefose 63(ステアリン酸PEG−6、ステアリン酸グリコール、ステアリン酸PEG−32)、Botanistate PP(プロピルパラベン)、Parsol MCX(メトキシケイ皮酸エチルヘキシル)、及び、Parsol 1789(ブチルメトキシジベンゾイルメタン/アヴォベンゾン)。第2段階混合物が溶解し均一化したら、第2段階混合物を第1段階バッチに加えて、第2段階バッチを作成する。
【0174】
第3段階では、約70℃の温度で、水酸化ナトリウムの小粒を第2段階バッチに加えて、均一に混合し(少なくとも15分間)、第3段階バッチを作成する。
【0175】
第4段階では、Parasol MCXとMyritol 318を均一になるまで混合し、約42℃に加加熱する。この混合物は、その後冷却される。次に、Extramelをふるいにかけ、その後、約32℃の温度で、第4段階予混合物に加える。その混合物は、Extramelが分散するまで混合される。そして、第4段階混合物は、70℃で、バッチ混合物に加えられ、均一に混合され、第4段階バッジを作成する。第4段階バッジは、その後冷却される。
【0176】
第5段階では、グリチルリチン酸2カリウムを脱イオン水に溶解させる。約40℃で、その溶液を第4段階バッジに加え、第5段階バッジを作成する。
【0177】
第6段階では、第5段階バッチに次の成分を個別に加えて、第6段階バッチを作成する
Acacia Collagen 97(水、プロピレン・グリコール、アラビアゴムノキ抽出物、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン)、Ascorbosilane C(アスコルビン酸メチルシラノール・ペクチン)、Herbasol Yarrow抽出物(水、プロピレン・グリコール、セイヨウノコギリソウ抽出物、ソルビトール、フェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン)、及び、脱色素因子2U(水、変性アルコール、レクチン、コレステロール、クマコケモモ属ウバウルシ葉抽出物)。
【0178】
第7段階では、第6段階バッチに、コラーゲン刺激因子MAP(水、変性アルコール、レクチン、コレステロール、リン酸アスコルビル・マグネシウム)及びParfum8127を加える。また、混合物に、Germazide MPB R10355(フェノキシエタノール、クロルフェネシン、グリセリン、メチルパラベン、安息香酸、Collaborative Laboratoriesから入手できる)を加えることもできる。
【0179】
本発明に係るナイトクリーム措生物、次の成分を含んでいる。水(アクア)、イソノナン酸 イソノニル、メタクリル酸ポリメチル、Prunus Amygdalus Dulcis(スイートアーモンド)油、アスコルビン酸メチルシラノール・ペクチン、可溶性コラーゲン、パルミチン酸エチルヘキシル、オレイン酸ソルビタン、ポリソルベート80、マレイン酸ジカプリリル、アクリルアミド・コポリマー、アラビアゴムノキ抽出物、キューカミス・メロ(メロン)フルーツ抽出物、サッカロミケス/セレニウム発行抽出物、コレステロール、デカルボキシ・カルノシンHCl、リン酸アスコルビン酸マグネシウム・パルミトイル・プロリン、パルミトイルグルタミン酸マグネシウム、パルミトイル・サルコシン・ナトリウム、レチニル・パルミテート、トコフェロール、トコトリエノール、Elaeis Guineensis(パーム)油、水素化植物油、鉱油(鉱物油)、ジメチコーン、レシチン、20グリセリン、ブチレン・グリコール、プロピレン・グリコール、C13−14イソパラフィン、ポリソルベート85、ケイ酸アルミニウム・マグネシウム、クエン酸、変性ルコール、香料(パルファム)、安息香酸、クロルフェネシン、デヒドロ酢酸、メチルパラベン、フェノキシエタノール、及び、プロピルパラベン。
【0180】
デコルテ(decollate)及びネッククリーム美容用組成物は、次の成分を含有している。精製水(75.150%)、グリセリン(例えばGlycerin 99.5 Natural USP 24)(5.0%)、エチルヘキサン酸セテアリル(例えばLanol 1688)(4.000%)、Sepigel 305(ポリアクリルアニド、C13−14イソパラフィン、ラウレス−7)、Pentacare-HP Pentacare-HP(水、ローカストビーンガム、加水分解カゼイン)(3.00%)、Bamel ester(マレイン酸ジカプリリル)(2.000%)、Solubilisant Gamma2420(オクトキシノール−11、ポリソルベート20)(1.500%)、Dow corning 200 Fluid 100 cst (ジメチコーン)(1.500%)、Germazide MPB R10355(フェノキシエタノール、クロルフェネシン、グリセリン、メチルパラベン、安息香酸)(1.000%)、コラーゲン刺激因子MAP(水、変性アルコール、レクチン、コレステロール、リン酸アスコルビル・マグネシウム(0.4000%)、Extramel(キューカミス・メロ果実抽出物、水素化植物油)(0.3000%)、Veegum HS(ケイ酸マグネシウム・アルミニウム)(0.1500%)、Liposorb S(ステアリン酸ソルビタン)(0.1500%)、香料(0.1500%)、Phyliance(フィチン酸、水)(0.1500%)、ヒアルロン酸FCH(ヒアルロン酸ナトリウム)(0.1500%)、Net DG(グリチルリチン酸2カリウム)(0.1000%)、Liposorb S20(ポリソルベート20)(0.1000%)、Keitrol TF(キサンタン・ガム)(0.1000%)、及び、ビタミンEアセテートUSP(酢酸トコフェロール)(0.1000%)。
【0181】
ここでは、「バッチ」という用語は、組成物がバッチ又は連続工程により作成されること意味である。最後に、これらの実施例は、本発明の本質を説明するためのものであることを理解されたい。本発明の範囲内で他の変更を行うことも可能である。したがって、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
【産業上の利用可能性】
【0182】
本発明の目的は、皮膚を肌から保護する美容用組成物を提供することにある。本発明のさらなる目的は、しわ又は他の肌老化の兆候を防止する美容用組成物を提供することにある。本発明のさらなる目的は、フリーラジカルによる肌へのダメージを最小限に抑える酸化防止剤を含有する美容用組成物を提供することにある。本発明のさらなる目的は、肌の外観を向上させる酸化防止剤を含有するスキンケア組成物を提供することにある。本発明のさらなる目的は、フリーラジカルによる肌へのダメージを防止する、しわ又は他の肌老化の兆候が発生するのを減少させる、及び、肌の外観を向上させる美容用組成物を作成する方法を提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【0183】
【図1】人間のケラチノサイトに対しての、メロン抽出物の微粒剤のインビトロでの保護作用の実験結果を表したグラフである。
【図2】肌バイオプシーに対しての、メロン抽出物の微粒剤のエクスビトロでの保護作用の実験結果を表したグラフである。
【図3】肌アレルギーに対しての、メロン抽出物の微粒剤のエクスビトロでの保護作用の実験結果を表したグラフである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スキンケア組成物であって、
フリーラジカルによる肌へのダメージを最小限に抑えるメロン抽出物及びリン酸アスコルビルマグネシウム(MAP)を、安全かつ効果的な量含んでいることを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項2】
請求項1に記載のスキンケア組成物であって、
前記メロン抽出物は少なくとも1つの酸化防止剤をさらに含むことを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項3】
請求項2に記載のスキンケア組成物であって、
前記少なくとも1つの酸化防止剤は、スーパオキシド・ジスムターゼ、カタラーゼ、ビタミン、及びそれらの混合物から成る群より選択されることを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項4】
請求項3に記載のスキンケア組成物であって、
補酵素Q10、リポ酸、グルタチオン及び無機塩類をさらに含むことを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項5】
請求項4に記載のスキンケア組成物であって、
前記無機塩類は、カリウム、マグネシウム、カルシウム、セレン及びそれらの混合物から成る群より選択されることを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項6】
請求項2に記載のスキンケア組成物であって、
調整剤、日焼け防止剤、にきび抑制剤、抗菌剤、抗真菌剤、しわ取り剤、抗肌萎縮剤、肌再生剤、肌保護再生剤、美容用潤滑剤、人工タンニング剤、人工タンニング促進剤、肌美白剤、皮脂刺激剤、皮脂抑制剤、プロテアーゼ抑制剤、肌引き締め剤、粘性調整剤、乳化剤、保湿剤及びそれらの混合物から成る群より選択される1つ以上のスキンケア成分をさらに含こむことを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項7】
請求項1に記載のスキンケア組成物であって、
前記メロン抽出物は、キューカミス・メロ抽出物であることを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項8】
請求項1に記載のスキンケア組成物であって、
前記メロン抽出物は、微粒剤内にコーティングされることを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項9】
請求項8に記載のスキンケア組成物であって、
前記微粒剤は、約50%のメロン抽出物と、約50%の植物性脂肪とを含むことを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項10】
しわを防止する及び最小限に抑えるためのスキンケア組成物であって、
少なくとも1つの酸化防止剤を含有するメロン抽出物と、リン酸アスコルビルマグネシウムとを安全かつ効果的な量含んでいることを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項11】
請求項10に記載のスキンケア組成物であって、
前記少なくとも1つの酸化防止剤は、スーパオキシド・ジスムターゼ、カタラーゼ、ビタミン、及びそれらの混合物から成る群より選択されることを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項12】
請求項11に記載のスキンケア組成物であって、
補酵素Q10、リポ酸、グルタチオン及び無機塩類をさらに含むことを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項13】
請求項12に記載のスキンケア組成物であって、
前記無機塩類は、カリウム、マグネシウム、カルシウム、セレン及びそれらの混合物から成る群より選択されることを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項14】
請求項10に記載のスキンケア組成物であって、
調整剤、日焼け防止剤、にきび抑制剤、抗菌剤、抗真菌剤、しわ取り剤、抗肌萎縮剤、肌再生剤、肌保護再生剤、美容用潤滑剤、人工タンニング剤、人工タンニング促進剤、肌美白剤、皮脂刺激剤、皮脂抑制剤、プロテアーゼ抑制剤、肌引き締め剤、粘性調整剤、乳化剤、保湿剤及びそれらの混合物から成る群より選択される1つ以上のスキンケア成分をさらに含こむことを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項15】
請求項10に記載のスキンケア組成物であって、
前記メロン抽出物は、キューカミス・メロ抽出物であることを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項16】
請求項10に記載のスキンケア組成物であって、
前記メロン抽出物は、微粒剤内にコーティングされることを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項17】
請求項16に記載のスキンケア組成物であって、
前記微粒剤は、約50%のメロン抽出物と、約50%の植物性脂肪とを含むことを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項18】
スキンケア組成物であって、
少なくとも1つの酸化防止剤を含有するキューカミス・メロ抽出物と、リン酸アスコルビルマグネシウムとを安全かつ効果的な量含んでおり、
前記キューカミス・メロ抽出物は微粒剤内に形成されることを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項19】
請求項18に記載のスキンケア組成物であって、
前記少なくとも1つの酸化防止剤は、スーパオキシド・ジスムターゼ、カタラーゼ、ビタミン、及びそれらの混合物から成る群より選択されることを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項20】
請求項19に記載のスキンケア組成物であって、
補酵素Q10、リポ酸、グルタチオン及び無機塩類をさらに含むことを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項21】
請求項20に記載のスキンケア組成物であって、
前記無機塩類は、カリウム、マグネシウム、カルシウム、セレン及びそれらの混合物から成る群より選択されることを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項22】
請求項18に記載のスキンケア組成物であって、
調整剤、日焼け防止剤、にきび抑制剤、抗菌剤、抗真菌剤、しわ取り剤、抗肌萎縮剤、肌再生剤、肌保護再生剤、美容用潤滑剤、人工タンニング剤、人工タンニング促進剤、肌美白剤、皮脂刺激剤、皮脂抑制剤、プロテアーゼ抑制剤、肌引き締め剤、粘性調整剤、乳化剤、保湿剤及びそれらの混合物から成る群より選択される1つ以上のスキンケア成分をさらに含こむことを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項23】
請求項18に記載のスキンケア組成物であって、
前記微粒剤は、約50%のメロン抽出物と、約50%の植物性脂肪とを含むことを特徴とするスキンケア組成物。
【請求項24】
個人の肌を治療するための方法であって、
請求項1に記載のスキンケア組成物を準備し、前記スキンケア組成物を個人の肌に局所的に塗ることを特徴とする方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2007−505034(P2007−505034A)
【公表日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−522090(P2006−522090)
【出願日】平成16年7月30日(2004.7.30)
【国際出願番号】PCT/US2004/024603
【国際公開番号】WO2005/046574
【国際公開日】平成17年5月26日(2005.5.26)
【出願人】(506030686)
【氏名又は名称原語表記】SEBAGH,Jean−Louis
【住所又は居所原語表記】3340 Ocean Park Boulevard, Suite 3055, Santa Monica, CA90405, U.S.A.
【Fターム(参考)】