メンバー追加を拡張するためのメッセージングサービスシステム及びその方法
【課題】メンバーの追加拡大のためのメッセージングサービスシステム及び方法が開示される。
【解決手段】メッセージングサービスシステムは、ユーザのリクエストに応じてグループを生成して、当該ユーザ及び当該ユーザによって指定された少なくとも1人のメンバーをグループの構成員として登録するメンバー登録部と、構成員にグループの情報を公開するとともにグループへ新たな構成員を追加する権限を付与するメンバー管理部とを、備える。ここで、メンバー登録部は、構成員によって指定された少なくとも1人の他のメンバーをグループの構成員として追加してもよく、メンバー管理部は、ユーザが登録したメンバーリスト及びグループリストを同時に表示してもよい。
【解決手段】メッセージングサービスシステムは、ユーザのリクエストに応じてグループを生成して、当該ユーザ及び当該ユーザによって指定された少なくとも1人のメンバーをグループの構成員として登録するメンバー登録部と、構成員にグループの情報を公開するとともにグループへ新たな構成員を追加する権限を付与するメンバー管理部とを、備える。ここで、メンバー登録部は、構成員によって指定された少なくとも1人の他のメンバーをグループの構成員として追加してもよく、メンバー管理部は、ユーザが登録したメンバーリスト及びグループリストを同時に表示してもよい。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、メッセージングサービスにおけるメンバー追加を拡張するためのメッセージングサービスシステム及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
メッセンジャーは、有線又は無線のネットワークを介してユーザ間にリアルタイムでメッセージとデータの交換を可能にするソフトウェアを意味する。このようなメッセンジャーを用いたモバイルメッセージングサービスは、多者間のチャットと音声チャットをサポートし、イメージ、動画などのようなファイルの送信もサポートする。
【0003】
モバイルメッセージングサービスでは、サービスの受給者であるユーザが、他のユーザの連絡先を用いて、当該他のユーザに対して、自己との間で友達関係が設定された対象者を意味する「メンバー」となる様に招待し、招待された他のユーザが招待リクエストを受諾する場合、当該ユーザのメンバー(友だち)として追加及び登録される。
【0004】
このように従来のモバイルメッセージングサービスは、相対の関係を通じて得られる連絡先情報に基づいてのみメンバー(友だち)の追加登録がなされるという制限的環境下でなされていたため、サービス側面において限界があった。
【0005】
本明細書では、メッセージングサービスにおいて、ユーザが連絡先を知らなかった相手方をもメンバー(友だち)として追加することが可能なシステム及び方法を、提供する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、モバイル基盤のメッセージングサービスにおいて、グループ機能を用いる新規なメンバー管理環境を提供することのできるメッセージングサービスシステム及び方法を、提供することである。
【0007】
本発明の他の目的は、ユーザが連絡先を保有していない他のユーザに対してもメンバー(友だち)として追加することにより、メンバー追加機能を拡張することのできるメッセージングサービスシステム及び方法を提供する。
【0008】
本発明の更なる目的は、或るユーザがメンバー(友だち)を集めてグループを生成した場合には、その後、当該グループに属する構成員であれば誰でも、他のメンバー(友だち)を当該グループに招待することが可能なメッセージングサービスシステム及び方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
開示されたメッセージングサービスは、ユーザのリクエストに応じてグループを生成し、当該ユーザ及び当該ユーザによって指定された少なくとも1人のメンバーをグループの構成員として登録する登録部と、構成員にグループの情報を公開するとともに当該グループに対して新たな構成員を追加する権限を付与する管理部とを備える。ここで、登録部は、構成員によって指定された少なくとも1人の他のメンバーをグループの構成員として追加し、管理部は、ユーザが登録したメンバーリスト及びグループリストを同時に表示してもよい。
【0010】
登録部は、グループに対してユーザが自己への連絡先を当該グループの構成員に対して公開するかどうかを設定する機能を有しても良く、管理部は、ユーザが連絡先の公開を許容した場合、グループの構成員に連絡先を公開してもよい。
【0011】
登録部は、グループに関連する名前、写真、アイコンの中から選択される少なくとも1つのグループ情報の入力を受ける機能を有していても良い。
【0012】
管理部は、グループの構成員に対して、グループに関連するグループ情報の編集権限,及び、グループから脱退する権限のうち少なくとも1つを付与してもよい。
【0013】
管理部は、グループリストまたはメンバーリストによって選択されたメンバーに対してメンバーが連絡先の公開を許容した場合、メンバーの連絡先を公開してもよい。
【0014】
管理部は、ユーザから入力されたキーワードに基づいてメンバーリスト及びグループリストを対象に統合検索を実施してもよい。
【0015】
管理部は、ユーザについての情報を登録した他のメンバーのリスト及びユーザ以外の他のメンバーが登録したグループのリストを同時にユーザの端末上に表示してもよい。
【0016】
登録部は、他のメンバーが登録したグループのリストにそのグループ情報が含まれたグループを、ユーザに関連するグループリストに追加してもよい。
【0017】
管理部は、ユーザが、グループに属する少なくとも1人の構成員または構成員全体についての情報を、特定のメンバーと共有する機能を提供してもよい。ここで、少なくとも1人の構成員または構成員全体についての情報は、メンバーに関連するメンバーリストまたはグループリストに追加されてもよい。
【0018】
管理部は、構成員が連絡先の公開を許容した場合、構成員の連絡先をメンバーに公開してもよい。ここで、構成員の連絡先は、メッセージングサービスシステム上に格納されたり、メンバーのモバイル端末上に格納されてもよい。
【0019】
開示されたモバイル端末は、モバイル基盤のメッセージングサービスを提供するメッセージングサービスシステムに接続してユーザとのイントレクションを介してメッセージングサービスに関連するサービス画面を表示するインタフェース部を備える。ここで、サービス画面には、ユーザ及び当該ユーザが指定した少なくとも1人のメンバーを構成員とするグループを登録する機能と、当該ユーザが登録したメンバーリスト及びグループリストを同時に表示する機能が提供されても良い。この場合、構成員は、少なくとも1一人の他のメンバーをグループの構成員として追加する権限が与えられてもよい。
【0020】
開示されたメッセージングサービス方法は、ユーザのリクエストに応じてグループを生成してユーザ及びユーザによって指定された少なくとも1人のメンバーをグループの構成員として登録する登録ステップと、構成員にグループの情報を公開して、グループに対する新たな構成員の追加権限を付与する管理ステップとを含む。ここで、登録ステップは、構成員によって指定された少なくとも1人の他のメンバーをグループの構成員として追加する。
【0021】
管理ステップは、ユーザが登録したメンバーリスト及びグループリストを同時に表示してもよい。
【発明の効果】
【0022】
本発明によると、メッセージングサービスにおいて、各ユーザのメンバーがグループ単位で登録及び管理されるので、従来とは差別化されたメンバー管理を、行うことができる。さらに、グループを生成したユーザの他にもグループに属する構成員であれば、誰でも、当該グループへ他のユーザ(当該構成員のメンバー)を招待することができるためメンバー追加が波及的になされてメンバーの範囲が拡大し得る。
【0023】
また、ユーザやグループの構成員が自身の連絡先をグループに公開することによって、メンバー間で容易に電話番号やEメールアドレスなどを交換することができ、よって、互いの連絡先を交換する機会が提供され得る。すなわち、互いに連絡先を有していない人同士も、グループという繋ぎによって結び付けられ、同じグループのメンバーであれば本人が許容する場合、サービス内の名前/IDだけではなく、電話番号、Eメールアドレスなどを容易に共有することができる。
【0024】
そして、メッセージングサービスにおいて、メンバー間で添付ファイル機能を用いることにより、他のメンバーの情報をグループ単位で共有することによって、グループに属するメンバーでなくても、グループの情報を共有することが可能となる。したがって、グループを介して容易に多くのメンバー間が結び付けられ、より簡単かつ容易に互いに連絡できるコミュニケーションツールを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の一実施形態に係るメッセージングサービスシステムの全般的な環境を説明するための図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るメンバー(友だち)をグループ単位で登録及び管理するメッセージングサービスシステムの内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るグループを登録するサービス画面の一例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るグループを登録するサービス画面の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るグループを登録するサービス画面の一例を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る「個別的友だちリスト」と「友だちグループリスト」を同時に表示するサービス画面の一例を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る「個別的友だちリスト」と「友だちグループリスト」を編集するサービス画面の一例を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態に係る「個別的友だちリスト」と「友だちグループリスト」を編集するサービス画面の一例を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る「個別的友だちリスト」と「友だちグループリスト」を編集するサービス画面の一例を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る「個別的友だちリスト」と「友だちグループリスト」を編集するサービス画面の一例を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態に係る連絡先情報の公開を許容したメンバーのポップアップレイヤを提供するサービス画面の一例を示す図である。
【図12】本発明の一実施形態に係る「個別的友だちリスト」と「友だちグループリスト」からチャットの相手を選択するサービス画面の一例を示す図である。
【図13】本発明の一実施形態に係る「個別的友だちリスト」と「友だちグループリスト」からチャットの相手を選択するサービス画面の一例を示す図である。
【図14】本発明の一実施形態に係るチャット中であるメンバーとグループの情報及びグループ内構成員の情報を共有するサービス画面の一例を示す図である。
【図15】本発明の一実施形態に係るチャット中であるメンバーとグループの情報及びグループ内構成員の情報を共有するサービス画面の一例を示す図である。
【図16】本発明の一実施形態に係る「推薦された友だちのリスト」と「推薦されたグループのリスト」を同時に表示するサービス画面の一例を示す図である。
【図17】本発明の一実施形態に係るメンバーをグループ単位で登録及び管理するメッセージングサービス方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明の実施形態を添付する図面を参照しながら詳細に説明する。
【0027】
図1は、本発明の一実施形態に係るメッセージングサービスシステムの全般的な環境を説明するための図である。図1は、メンバー追加の概念を拡張したメッセージングサービスシステム100を示している。
【0028】
本実施形態に係るメッセージングサービスシステム100は、モバイル通信環境を基盤としたメッセージングサービスを提供するメッセンジャーサーバの役割を行う。ユーザは、モバイル端末にサービス専用アプリケーション(スマートフォンアプリケーション、フューチャーフォンVM(Vrtual Machine)など)をインストールすることによって、メッセージングサービスシステム100から提供されるメッセージングサービスを使用して、メンバーとメッセージやデータを交換する。
【0029】
メッセージングサービスでは、ユーザが相手の連絡先を用いて自身のメンバー(友だち)となる様に招待し、招待された相手が当該ユーザの招待リクエストを受諾した時に、当該相手が、当該ユーザと友達関係を設定された対象者を意味するメンバー(友だち)として、追加及び登録される。本明細書において、電話番号、Eメールアドレスなど、モバイル端末の電話帳に登録された全ての情報を、連絡先情報と定義する。さらに、本実施形態のメッセージングサービスでは、ユーザがグループを生成して連絡先を知っている一人以上のメンバー(友だち)を当該グループへ招待する場合、当該ユーザ及び当該ユーザが招待したメンバー(当該ユーザの招待を受諾したメンバー)を構成員とするグループが、登録される。例えば、ユーザがグループを登録してメンバー1、2、3を当該グループに追加すると、グループを登録したユーザとメンバー1、2、3が、当該グループの一次構成員101になる。ここで、一次構成員101には、当該ユーザによって生成されたグループが公開されて、新たな構成員を当該グループに追加する権限が付与される。すなわち、一次構成員101は、自身が属するグループに対して、連絡先を知っている一人以上の他の自己のメンバー(友だち)を招待してもよい。ここで、一次構成員101の招待を受諾したメンバー(友だち)は、当該グループの2次構成員102として登録される。2次構成員102も、同様に、新たな構成員を当該グループに追加する権限を有するようになるので、自己が連絡先情報を知っている自己のメンバー(友だち)を、当該グループの新たな構成員として追加してもよい。前述したように、メッセージングサービスシステム100は、メンバー(友だち)をグループ単位で登録し、グループの構成員であれば誰でも当該グループの新たな構成員を追加できるようにするコミュニケーションツールを、提供する。図1は、説明の便宜上、グループの構成員に対するデプス(depth)を区別しているが、これに限定されない。グループを登録したユーザを除いた残りの構成員については、デプスが存在しなくても良いし、当該グループを登録したユーザのデプスとは異なる構造を有しても良い。
【0030】
サービス専用アプリケーションがインストールされたモバイル端末(図示せず)は、メッセージングサービスシステム100に接続して、ユーザとの対話を通じて行われるメッセージングサービスに関連するサービス画面を表示するインタフェースとして、構成される。ここで、モバイル端末は、タブレット、スマートフォンなどメッセージングサービスシステム100に接続可能な全ての通信端末を意味する。モバイル端末には、メッセージングサービスシステム100に接続するためのプロセスとメッセージングサービスを用いるためのユーザインタフェース(UI)のみが要求され、メンバー(友だち)をグループ単位に登録して管理するサービス全般についての実質的処理は、メッセージングサービスシステム100が行う。以下、メッセージングサービスシステム100から提供されるメッセージングサービスに関連してモバイル端末に表示されるサービス画面を、具体的に説明する。モバイル端末のオペレーティングシステム(例えば、アンドロイド、WinCEなど)や使用環境(web/wap、サービス専用アプリケーションなど)によってサービス画面の構成や機能が異なることもある。以下で説明するサービス画面は、モバイル専用アプリケーションを通したサービス画面であるが、サービス画面の例はこれに限定されるのではなく、事情に応じて、サービス画面の構成や機能、フローなどは変更され得る。
【0031】
図2を参照して、本実施形態に係るメッセージングサービスシステムの内部構成を詳細に説明する。
【0032】
図2は、本発明の一実施形態に係る、メンバーをグループ単位で登録及び管理するメッセージングサービスシステム200の内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、一実施形態に係るメッセージングサービスシステム200は、メンバー登録部210及びメンバー管理部220を備えてもよい。
【0033】
メンバー登録部210は、ユーザに関連するメンバー(以下、「友だち」と称する)を登録する役割を行う。ここで、友だちには、当該ユーザのモバイル端末に連絡先情報が格納されているか、又は、相互に連絡先情報を有しているが為に、自動的に友だちとして登録されたメンバーや、「推薦された友だち」の中から当該ユーザによって追加されたメンバーや、当該ユーザが連絡先情報を直接入力することによって登録されたメンバーが、含まれる。ここで、自己のモバイル端末に当該ユーザの連絡先情報を格納しているメンバー,又は、当該ユーザを友だちとして招待したメンバーが、「推薦された友だち」とされても良い。当該ユーザが或るメンバーを友だちとして登録した時には、当該ユーザは、当該メンバーに対しては、「推薦された友だち」として現れることとなる。メンバー登録部210は、当該ユーザからのリクエストに応じてグループを生成し、当該ユーザ及び当該ユーザによって指定された友だちを、グループの構成員として登録する。ここで、上記「推薦された友だち」と同様に、当該グループが、当該グループの構成員として登録された友だちに対して、「推薦されたグループ」として提示されても良い。すなわち、メンバー登録部210は、当該ユーザがグループの構成員に指定しようとする一人以上の友だちを選択することを可能にさせる機能を、提供する。また、メンバー登録部210は、グループの構成員と指定された友だちを削除又は追加する編集機能と、登録されたグループを削除又は修正する編集機能を、提供してもよい。また、メンバー登録部210は、ユーザに対して、グループ登録時に当該ユーザが自身の連絡先情報を公開するかどうかを設定する機能と、グループ情報を入力する機能を、提供してもよい。ここで、グループ情報は、登録しようとするグループの名前、写真、アイコンなどを含んでもよい。また、メンバー登録部210は、「推薦されたグループ(ここでは、当該ユーザ以外の者からのリクエストによって生成されて当該ユーザを構成員として登録しているグループをいう)」に含まれるグループの構成員を当該ユーザの友だちとして追加する機能を、提供してもよい。メンバー登録部210は、グループを登録する処理全般を管理し、それに関連するサービス画面を提供する。
【0034】
メンバー管理部220は、グループの構成員として登録されたメンバー(友だち)に対して、当該グループの情報を公開し、当該メンバー(友だち)に対して、当該グループに構成員を追加できる権限を、付与してもよい。ここで、グループの構成員として登録されたメンバー(友だち)は、一人以上の他のメンバー(友だち)を選択して、自身が構成員として登録されたグループに対して、新たな構成員として追加することができる。また、メンバー管理部220は、グループの構成員として登録されたメンバー(友だち)に対して、当該メンバー(友だち)を登録したユーザによって入力された当該グループについてのグループ情報を編集する権限、当該グループから脱退する権限などを、付与してもよい。また、メンバー管理部220は、ユーザがグループを登録するとき自身の連絡先情報の公開を許容した場合には、当該グループの構成員に対して、当該ユーザの連絡先情報を公開してもよい。また、メンバー管理部220は、或るユーザによってメンバー(友だち)として登録された他のユーザのリスト(以下、「個別的友だちリスト」と称する)及び当該ユーザからのリクエストによって登録されたグループのグループ情報を列挙したリスト(以下、「友だちグループリスト」と称する)を同じ画面へ同時に表示する機能を、提供する。ここで、「個別的友だちリスト」には、当該ユーザのモバイル端末に連絡先情報が格納されているか、又は、相互に連絡先情報を有しているが為に、自動的に友だちとして登録されたメンバーや、「推薦された友だち」の中から当該ユーザによって追加されたメンバーや、当該ユーザが連絡先情報を直接入力することによって登録されたメンバーなどについての情報が含まれる。「友だちグループリスト」は、ユーザによって生成されたグループ、「推薦されたグループ」の中から当該ユーザによって追加されたグループなどについてのグループ情報及びその構成員についての情報が、含まれてもよい。また、メンバー管理部220は、その情報が「友だちグループリスト」または「個別的友だちリスト」に含まれているメンバー(友だち)のうち、連絡先情報の公開を許容したメンバー(友だち)の当該連絡先情報を公開する機能を、提供してもよい。また、メンバー管理部220は、ユーザがメンバー(友だち)を検索するために入力したキーワードに基づいて「友だちグループリスト」または「個別的友だちリスト」を対象に統合検索を実施する機能を提供してもよい。また、メンバー管理部220は、当該ユーザをメンバー(友だち)として登録した他のユーザのリスト(以下、「推薦された友だちのリスト」と称する)及び他のユーザによって生成されて当該ユーザが構成員として登録されたグループのリスト(以下、「推薦されたグループのリスト」と称する)を同じ画面に同時に表示する機能を提供してもよい。ここで、当該ユーザが「推薦された友だちのリスト」にその情報が含まれる他のユーザを友だち(メンバー)として登録すると、当該他のユーザの情報が、「推薦された友だちのリスト」から削除された後、当該ユーザの「個別的友だちリスト」に追加される。同様に、当該ユーザが「推薦されたグループのリスト」にその情報が含まれるグループに対して当該ユーザ自身を構成員として登録することをリクエストすると、当該グループについての情報が「推薦されたグループのリスト」から削除されて、当該ユーザの「友だちグループリスト」に追加される。また、メンバー管理部220は、グループに属する構成員の全員または当該ユーザによって選択された何人かの構成員についての情報を、当該ユーザが特定のメンバー(友だち)と共有できる機能を、提供してもよい。例えば、ユーザが、特定のメンバー(友だち)とチャットしている間に、添付ファイル機能を用いて、「友だちグループリスト」から特定のグループ又は特定グループ内の構成員を選択した場合、選択されたグループ又は構成員の名前又はIDが、当該メンバー(友だち)に送信されても良い。ここで、当該メンバー(友だち)にその情報が送信された構成員又はグループは、当該メンバー(友だち)の「個別的友だちリスト」又は「友だちグループリスト」に自動追加される。他の例として、ユーザが、特定のメンバー(友だち)とチャットしている間に、添付ファイル機能を用いて、「友だちグループリスト」から特定のグループ又は特定グループ内の構成員を選択した場合、選択されたグループの全構成員又は選択された構成員の連絡先情報が、これら各構成員が連絡先情報の共有を許容していることを条件に、当該メンバー(友だち)に送信されてもよい。ここで、当該メンバー(友だち)に送信された構成員の連絡先情報は、メッセージングサービスシステム200に格納されてもよいし、当該友だちのモバイル端末に格納されてもよい。
【0035】
以下、サービス画面の構成及び機能について、詳細に説明する。
【0036】
図3から図5は、本発明の一実施形態に係る、グループを登録するサービス画面の例を示す。
【0037】
図3に示されるように、友だち追加機能を提供するサービス画面300は、「友だち追加」メニュー301、及び、「グループ追加(Add a Group)」メニュー302を含む。ここで、「友だち追加」メニュー301は、個々のユーザを追加するためのページにリンクし、「グループ追加(Add a Group)」メニュー302は、グループを生成して個々のユーザを当該グループに登録するための「グループ追加(Add a Group)」ページ400にリンクしている。
【0038】
ユーザが図3に示されるサービス画面300上で「グループ追加(Add a Group)」メニュー302にタッチすると、サービス画面300は、図4に示すように、「グループ追加(Add a Group)」ページ400に切り替わる。「グループ追加(Add a Group)」ページ400は、「アイコン追加」メニュー401、「名前入力」メニュー402、「構成員追加(Member)」メニュー403などを含む。ここで、「アイコン追加」メニュー401は、生成されるグループを象徴するアイコン又は写真を設定する機能を、提供する。「アイコン追加」メニュー401がタッチされると、写真を追加するためのアクションシートが、提示される。「アイコン追加」メニュー401を通じて追加されたアイコン又は写真は、その後で、削除又は編集され得る。また、「名前入力」メニュー402は、グループの名前を入力する為の入力ウインドウ,及び、オンスクリーンキーボードOSDを、提示する。構成員追加メニュー403は、グループの構成員を追加及び登録する機能を提供する。「名前入力」メニュー402がタッチされると、友だちのリストが、モーダルフォーマットで表示される。また、「構成員追加(Member)」メニュー403は、テキストを入力するための入力ウインドウを提示し、当該入力ウインドウを通じて入力されたテキストをキーワードとして用いる検索をサポートしてもよい。例えば、「構成員追加(Member)」メニュー403を通じてテキストが入力されると、メンバー(友だち)の名前やメールアドレスなどを含む前方一致検索結果のリストが、「グループ追加(Add a Group)」ページ400の下段に提示される。当該前方一致検索結果のリストからメンバーが選択されると、選択されたメンバー(友だち)の名前が、「構成員追加(member)」欄501(図5)に入力される。
【0039】
図5は、二人のメンバー(友だち)がグループの構成員として追加される際の「グループ追加(Add a Group)」ページ500の状態を示す。図5に示されるように、「グループ追加(Add a Group)」ページ500の「構成員追加」欄501には、当該グループの構成員として追加されたメンバー(友だち)の名前が列挙される。ここで、「構成員追加」欄501内でユーザが構成員として追加されたメンバー(友だち)の名前をタッチすると、名前部分の色が変わり、「削除」メニューを含むように構成された吹き出しが、表示される。すなわち、ユーザが特定メンバー(友だち)を選択することによって表示された吹き出しをタッチすると、対応するメンバー(友だち)が「構成員追加(member)」欄501から削除される。そして、アイコン、写真、名前などによって例示されるグループ情報の入力及び構成員の追加が完了すると、これらの情報を格納するための「格納(save)」メニュー「格納(save)」メニュー502が、「グループ追加(Add a Group)」ページ500内に表示される。ユーザがこの「格納(save)」メニュー502をタッチすると、「構成員追加(member)」欄501に名前が入力されたメンバー(友だち)が、当該グループの構成員として登録され、当該ユーザによって生成されたグループが、格納される。グループが格納されると、「個別的友だちリスト」及び「友だちグループリスト」を表示するサービス画面が表れる。当該グループの構成員として追加されたメンバー(友だち)に対して当該ユーザからの招待を知らせるために、当該メンバー(友だち)のモバイル端末においてポップアップメッセージを実行させてもよい。ここで、当該ユーザがグループの生成時に自身の連絡先情報の公開を許容した場合、当該グループの構成員に当該ユーザの連絡先情報が公開される。当該メンバー(友だち)は、グループへの招待を受諾するまで、「友だちグループリスト」中の保留リストに表示されるように、分類される。当該メンバー(友だち)は、当該グループへの招待を受諾すると、当該グループの構成員のリストに追加される。
【0040】
図6は、ユーザによって登録された友だちのリストを表示する「友だち(Friend)」ページ600を示す。図6に示されるように、「友だち(Friend)」ページ600は、当該ユーザによって登録された「友だちグループリスト」601,及び、当該ユーザによって登録された「個別的友だちリスト」602を、同時に表示する。ここで、「友だちグループリスト」601にその情報が含まれるグループの全構成員のうち、当該ユーザによって直接招待された構成員の情報は、「友だちグループリスト」601及び「個別的友だちリスト」602の双方に表示され、他の構成員によって招待された構成員の情報は、「友だちグループリスト」601のみに表示される。また、「友だち(Friend)」ページ600には、「友だちグループリスト」601にその情報が含まれるグループに属する構成員を表示するためのページにリンクしたメニューが提示されても良い。また、「友だち(Friend)」ページ600には、「個別的友だちリスト」602の各項目欄に書き込まれるユーザアイコン、名前、状態メッセージなどが表示されても良い。対応する欄がタッチされた場合には、タッチされたメンバー(友だち)とチャットするための画面,又は、当該メンバー(友だち)のポップアップレイヤが、表示されても良い。「友だち(Friend)」ページ600は、リストからメンバー(友だち)を検索するための検索バー603を備えていてもよい。ここで、検索バー603は、ユーザによって入力されたキーワードに基づいて「友だちグループリスト」601及び「個別的友だちリスト」602を対象に統合検索を実施する機能を提供しても良い。
【0041】
図7から図10は、本発明の実施形態に係る、「個別的友だちリスト」及び「友だちグループリスト」を編集するサービス画面の例を示す。
【0042】
図7は、「個別友だちリスト」702及び「友だちグループリスト」701をユーザが編集できる「友だち(Friend)」ページ700を示す。「友だちグループリスト」701又は「個別的友だちリスト」702が編集モードにある間にボタンが押下されると、対応するリスト用のリスト削除ボタンが、「友だち(Friend)」ページ700上に表示される。例えば、「友だちグループリスト」701が編集モードにある場合、「leave」ボタン703が表示される。ユーザがこの「leave」ボタン703を押下すると、対応するグループの情報が「友だちグループリスト」701から削除されて、当該ユーザが対応する該当グループの構成員から排除される。「個別的友だちリスト」702が編集モードにある場合、「block」ボタン704が表示される。ユーザがこの「block」ボタン704を押下すると、対応する友だちの情報が「個別的友だちリスト」702から削除されて、削除された友だちを管理するブロックリストに格納される。
【0043】
ユーザが図6に示される「友だち(Friend)」ページ600の「友だちグループリスト」601から特定のグループを選択すると、サービス画面は、図8に示されるように、当該グループの構成員のリストを表示する「グループ構成員」ページ800に切り替わる。グループ構成員ページ800の上端のバー上には、例えば、グループの名前、写真、アイコンなどといったグループに関連するグループ情報,及び構成員数が、表示される。また、「グループ構成員」ページ800上には、当該グループへの招待を受諾した構成員のリスト801、招待に応じないメンバー(友だち)の情報を含む「保留(pending)」リスト802が、相互に独立して表示されてもよい。ここで、「保留(pending)」リスト802に対しては、招待を行ったユーザが招待を取り消すことのできる「cancel」メニュー803が表示される。ここで、特定のメンバー(友だち)について「cancel」メニュー803がタッチされると、当該メンバー(友だち)の情報が当該グループの「保留(pending)」リスト802から削除されて、当該メンバー(友だち)を推薦するリストからも削除される。また、「グループ構成員」ページ800上には、ユーザが意中のメンバー(友だち)を当該グループの構成員として追加できるように、「メンバー追加」メニュー804が備えられている。また、「グループ構成員」ページ800上には、グループに対する機能モードを提供するための設定メニュー805が、備えられている。「グループ構成員」ページ800上において設定メニュー805がタッチされると、図9に示されるように、当該グループに関連するメニューを含むアクションシート900が提示される。ここで、アクションシート900は、グループを編集するための「グループ編集」メニュー901、及び、「友だちグループリスト」から特定のグループを削除するための「グループ削除」メニュー902を含む。ユーザが図9に示されたアクションシート900において「グループ編集」メニュー901をタッチすると、サービス画面が、図10に示される「グループ編集(Edit Group)」ページ1000に切り替わる。ここで、「グループ編集(Edit Group)」ページ1000は、グループのアイコンまたは写真を編集するためのアイコン編集メニュー1001、グループの名前を編集するための名前編集メニュー1002、グループの構成員を追加/削除/変更するための構成員編集メニュー1003などを、表示する。
【0044】
図11は、本発明の実施形態に係る、連絡先情報の公開を許容したユーザのポップアップレイヤ1100を提示するサービス画面を示す。図6に示される「友だち(Friend)」ページ600の「個別的友だちリスト」602,又は図8に示される「グループ構成員」ページ800の「招待を受託した構成員のリスト」801に含まれる特定のメンバー(友だち)のサムネイルをユーザがタッチすると、サービス画面上に、当該メンバー(友だち)の情報を開示するポップアップレイヤ1100が、表示される。ここで、当該メンバー(友だち)の情報として、例えば、当該メンバー(友だち)のサムネイル、フルネーム、状態メッセージ(即ち、当該メンバー(友だち)が入力したメッセージ)などが、ポップアップレイヤ1100上に表示される。また、当該メンバー(友だち)とのチャットサービスを提供する「チャット(Chat!)」メニュー,及び当該メンバー(友だち)に電話をかけるための「電話」メニューなどが、表示される。また、ユーザがポップアップレイヤ1100上でサムネイルをタッチすると、当該サムネイルのオリジナルイメージが、画面全体に表示される。そして、当該メンバー(友だち)が連絡先情報の開示を許容している場合には、ポップアップレイヤ1100上には、当該メンバー(友だち)の電話番号、Eメールアドレスなどのような連絡先情報が、表示される。
【0045】
図12及び図13は、本発明の実施形態に係る、「個別的友だちリスト」及び「友だちグループリスト」からチャットの相手を選択するためのサービス画面を示す。
【0046】
図12は、ユーザがチャットをしようとするメンバー(友だち)を選択する「友だち選択(Choose Friend)」ページ1200を示す。「友だち選択(Choose Friend)」ページ1200は、図6に示される「友だち(Friend)」ページ600と同様に、「友だちグループリスト」1201及び「個別的友だちリスト」1202を、相互に独立して表示する。また、項目ごとに選択欄1203が表示される。また、「友だち選択(Choose Friend)」ページ1200は、「友だちグループリスト」1201及び「個別的友だちリスト」1202から友だち検索を実行するために用いられる検索バー1204を備える。ユーザは、検索バー1204を用いて検索を実行することにより特定のグループまたは特定のメンバーを選択しても良いし、選択欄1203の使用を通じて、「友だちグループリスト」1201及び「個別的友だちリスト」1202から特定のグループまたは特定のメンバーを選択してもよい。「友だちグループリスト」1201上で、選択欄1203以外の領域がタッチされると、図13に示されるように、サービス画面は、グループ内構成員を選択するための「構成員選択」ページ1300に切り替わる。また、「友だち選択(Choose Friend)」ページ1200上には、ユーザによってチャット相手として選択されたメンバー(友だち)の数を示す「選択されたユーザ」メニュー1205が、表示される。ユーザが「友だちグループリスト」1201からグループを選択した場合には、当該グループに属する構成員の数が、「選択されたユーザ」メニュー1205に表示される。
【0047】
図14及び図15は、本発明の実施形態に係る、ユーザ及び当該ユーザとチャットしているメンバー(友だち)がグループの情報及び当該グループの構成員の情報を共有するサービス画面の例を示す。
【0048】
図14は、チャットウィンドウを表示する「チャット」ページ1400を示す。チャットページ1400は、友だちとの間で交換されたメッセージを、新しい順に並べて表示する。また、チャットページ1400上には、当該ユーザがチャットをしている相手である友だちへデータを送信するために用いられる「添付ファイル」メニュー1401が表示される。当該ユーザが「添付ファイル」メニュー1401をタッチすると、関連機能を含むアクションシート1402が、提示される。ここで、アクションシート1402は、カメラ撮影によって得られた写真又は動画,若しくは、アルバムに格納された写真又は動画を送信するための「写真送信」メニュー、音声メッセージを送信するための「音声送信」メニュー、位置情報を送信するための「位置送信」メニュー、電話帳に格納された連絡先情報を送信するための「連絡先情報送信」メニュー、「個別的友だちリスト」又は「友だちグループリスト」に含まれたメンバー(友だち)の情報を共有するための「友だち共有」メニューなどを含む。即ち、当該ユーザは、チャットの相手であるメンバー(友だち)と、「個別的友だちリスト」に含まれた他のメンバー(友だち)の情報,若しくは、「友だちグループリスト」に含まれるメンバー(友だち)の情報又はグループの情報を共有することができる。また、当該ユーザは、他のメンバー(友だち)が連絡先情報の公開を許容しているならば、当該メンバー(友だち)と、当該他のメンバー(友だち)の連絡先情報を共有してもよい。ユーザがアクションシート1402上で「友だち共有」メニューをタッチすると、サービス画面は、図15に示すように、当該ユーザが「個別的友だちリスト」又は「友だちグループリスト」からメンバー(友だち)又はグループを選択するための「友だち選択」ページ1500に切り替わる。ここで、「友だち選択」ページ1500は、「友だちグループリスト」1501及び「個別的友だちリスト」1502を、相互に独立させて表示する。また、ユーザが現在チャット中であるメンバー(友だち)と共有しようとしている他のメンバー(友だち)又はグループの情報を選択できるように、各項目用の選択欄1503が備えられている。また、「友だち選択」ページ1500は、それを通じて「友だちグループリスト」1501及び「個別的友だちリスト」1502からの友だち検索が実行される検索バー1504を備える。「友だちグループリスト」1501上で選択欄1503以外の領域がタッチされると、サービス画面が、当該ユーザが当該グループの構成員を選択する「構成員選択」ページ1510に切り替わる。構成員選択ページ1510上には、当該グループの全構成員の情報が表示されても良い。各構成員の単位で対応する構成員を選択するための選択メニューが表示されても良く、構成員全員を選択するための「全メンバー追加」メニューが表示されても良い。したがって、ユーザは、グループ,或るグループ中の特定の友だち、又は、メッセージングサービスによって登録した友だちのうちの何れかのを自由に選択して、添付ファイル機能を通じて、選択された友だちの名前/IDに加えて連絡先情報を、共有することができる。
【0049】
図16は、ユーザを登録したリストを表示する「推薦(Recommend)」ページ1600を示す。図示されるように、「推薦(Recommend)」ページ1600上には、他のユーザによって生成されて当該ユーザがその構成員として登録されたグループのリストである「推薦されたグループのリスト」1601,及び、当該ユーザを友だちとして登録した他のユーザのリストである「推薦された友だちのリスト」1602が、同時に表示される。ここで、「推薦(Recommend)」ページ1600上には、当該ユーザを招待したグループがない場合、「推薦されたグループのリスト」1601が表示されない。また、「推薦(Recommend)」ページ1600上には、「推薦されたグループのリスト」1601の各項目ごとに、当該ユーザが当該グループの構成員となる為に登録することを可能とする「join」メニュー1603が、表示される。ここで、当該ユーザが特定のグループについて「join」メニュー1603をタッチすると、当該ユーザの「友だちグループリスト」に当該グループの情報が追加されて、「推薦されたグループのリスト」1601から当該グループの情報が削除される。また、推薦リストページ1600において、ユーザが「推薦されたグループのリスト」1601における何れかのグループの情報が表示された領域をスワイプ(swipe)すると、当該ユーザが当該グループの構成員としての登録を拒絶することのできる「拒絶(deny)」メニュー1604が、表示される。ここで、当該ユーザが「拒絶(deny)」メニュー1604をタッチすると、当該ユーザが当該グループへの招待を拒絶したことになるので、当該グループの情報が推薦グループリスト1601から削除される。また、「推薦(Recommend)」ページ1600上には、「推薦された友だちのリスト」1602中にその情報が表示された特定の他のユーザを当該ユーザの「個別的友だちリスト」に追加できる「追加(add)」メニュー1605が表示される。上記「拒絶(deny)」メニュー1604の場合と同様に、当該ユーザが「推薦された友だちのリスト」1602中の各ユーザの情報が表示された領域をスワイプすると、自己の友だちとしての登録を拒絶できる「拒絶(Block)」メニュー1606が表示される。
【0050】
図17は、本発明の一実施形態に係る、メンバー(友だち)をグループ単位で登録及び管理するメッセージングサービス方法を示すフローチャートである。本実施形態に係るメッセージングサービス方法は、図2を参照して説明したメッセージングサービスシステム200によって実行されてもよい。
【0051】
ステップS1710において、メッセージングサービスシステム200は、ユーザのリクエストに応じてグループを生成し、当該ユーザ及び当該ユーザによって指定された友だちを、当該グループの構成員として登録してもよい。ここで、メッセージングサービスシステム200は、当該グループの構成員として指定されるべき一人以上の友だちを当該ユーザが選択できるようにする機能を、提供する。また、メッセージングサービスシステム200は、グループを登録している間に当該ユーザが自身の連絡先情報を公開するかどうかを設定できるようにする機能を、提供する。また、メッセージングサービスシステム200は、グループを登録する際に当該グループの情報,例えば、名前、写真、アイコンなどを入力する機能を、提供する。
【0052】
ステップS1720において、メッセージングサービスシステム200は、グループの構成員として登録された友だちに対して、当該グループを公開するとともに、当該グループに対して新たな構成員を追加する権限を付与する。
【0053】
ここで、グループの構成員として登録された当該ユーザのメンバー(友だち)は、自身が構成員として登録されたグループに対して、一人以上の他のユーザ(自己の友だち)を選択して、グループの構成員として追加することができる。メッセージングサービスシステム200は、グループの構成員として登録されたメンバー(友だち)に対して、当該グループを生成したユーザによって入力されたグループ情報に対する編集権限や、当該グループから脱退する権限などを付与してもよい。また、メッセージングサービスシステム200は、グループを生成したユーザが自身の連絡先情報の公開を許容した場合、当該グループの構成員に当該ユーザの連絡先情報を公開してもよい。また、メッセージングサービスシステム200は、ユーザが登録した「個別的友だちリスト」及び「友だちグループリスト」を同じ画面上に同時に表示する機能を提供してもよい。また、メッセージングサービスシステム200は、「友だちグループリスト」又は「個別的友だちリスト」にその情報が含まれた友だちのうち、連絡先情報の公開を許容している友だちの連絡先情報を公開する機能を、提供してもよい。また、メッセージングサービスシステム200は、ユーザが友だち検索のために入力したキーワードに基づいて「友だちグループリスト」又は「個別的友だちリスト」を対象に統合検索を実施する機能を、提供してもよい。また、メッセージングサービスシステム200は、当該ユーザをメンバー(友だち)として登録した他のユーザの情報を含む「推薦された友だちのリスト」及び他のユーザ人によって生成されてユーザが構成員として登録されたグループの情報を含む「推薦されたグループのリスト」を、同じ画面に同時に表示する機能を、提供してもよい。また、メッセージングサービスシステム200は、グループを生成したユーザとそのメンバー(友だち)とが、当該グループに属する構成員全体または構成員の一部についての情報を共有する機能を、提供してもよい。例えば、当該ユーザが自己のメンバー(友だち)とチャットしている間に、添付ファイル機能を用いて、「友だちグループリスト」から特定のグループを選択したり、特定のグループの構成員を選択する場合に、当該メンバー(友だち)と、選択されたグループ又は選択された構成員の名前又はIDを共有してもよい。また、ユーザが自己のメンバー(友だち)とチャットしている間に、添付ファイル機能を用いて、「友だちグループリスト」から特定のグループを選択したり、特定のグループの構成員を選択した場合に、当該メンバー(友だち)と、選択されたグループの構成員又は選択された構成員の連絡先情報を共有してもよい。
【0054】
このように、本発明の実施形態によると、メッセージングサービスにおいて、各ユーザのメンバー(友だち)がグループ単位で登録されて管理されるので、従来とは差別化されたメンバー管理サービスを、提供することができる。さらに、グループを生成したユーザの他にもグループに属する構成員であれば、誰でも、当該グループへ他のユーザ(当該構成員のメンバー(友だち))を招待することができるため、グループの構成員の追加が波及的になされてメンバー(友だち)の範囲が拡大し得る。また、本発明の実施形態によると、グループを生成したユーザや当該グループに追加された構成員が自身の連絡先情報をグループに公開することによって、グループの構成員間で電話番号やEメールアドレスなどを容易に交換することができ、よって、互いの連絡先情報を交換する機会が提供される。そして、本発明の実施形態によると、メッセージングサービスにおいて、添付ファイル機能を用いることにより、メンバー間でグループ情報を共有することができ、よって、当該グループに属するメンバーでなくても当該グループの情報が容易に共有し得る。
【0055】
上述した本発明の実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって行うことができるプログラム命令形態で実現され、コンピュータ読み出し可能媒体に記録されてもよい。記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせたものを含んでもよい。記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含んでもよい。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コードを含む。上述のハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成してもよく、その逆も同様である。
【0056】
上述したように本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から様々に修正及び変形が可能である。
【0057】
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されて定められるものではなく、特許請求の範囲及び特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。
【符号の説明】
【0058】
200 メッセージングサービスシステム
210 メンバー登録部
220 メンバー管理部
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、メッセージングサービスにおけるメンバー追加を拡張するためのメッセージングサービスシステム及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
メッセンジャーは、有線又は無線のネットワークを介してユーザ間にリアルタイムでメッセージとデータの交換を可能にするソフトウェアを意味する。このようなメッセンジャーを用いたモバイルメッセージングサービスは、多者間のチャットと音声チャットをサポートし、イメージ、動画などのようなファイルの送信もサポートする。
【0003】
モバイルメッセージングサービスでは、サービスの受給者であるユーザが、他のユーザの連絡先を用いて、当該他のユーザに対して、自己との間で友達関係が設定された対象者を意味する「メンバー」となる様に招待し、招待された他のユーザが招待リクエストを受諾する場合、当該ユーザのメンバー(友だち)として追加及び登録される。
【0004】
このように従来のモバイルメッセージングサービスは、相対の関係を通じて得られる連絡先情報に基づいてのみメンバー(友だち)の追加登録がなされるという制限的環境下でなされていたため、サービス側面において限界があった。
【0005】
本明細書では、メッセージングサービスにおいて、ユーザが連絡先を知らなかった相手方をもメンバー(友だち)として追加することが可能なシステム及び方法を、提供する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、モバイル基盤のメッセージングサービスにおいて、グループ機能を用いる新規なメンバー管理環境を提供することのできるメッセージングサービスシステム及び方法を、提供することである。
【0007】
本発明の他の目的は、ユーザが連絡先を保有していない他のユーザに対してもメンバー(友だち)として追加することにより、メンバー追加機能を拡張することのできるメッセージングサービスシステム及び方法を提供する。
【0008】
本発明の更なる目的は、或るユーザがメンバー(友だち)を集めてグループを生成した場合には、その後、当該グループに属する構成員であれば誰でも、他のメンバー(友だち)を当該グループに招待することが可能なメッセージングサービスシステム及び方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
開示されたメッセージングサービスは、ユーザのリクエストに応じてグループを生成し、当該ユーザ及び当該ユーザによって指定された少なくとも1人のメンバーをグループの構成員として登録する登録部と、構成員にグループの情報を公開するとともに当該グループに対して新たな構成員を追加する権限を付与する管理部とを備える。ここで、登録部は、構成員によって指定された少なくとも1人の他のメンバーをグループの構成員として追加し、管理部は、ユーザが登録したメンバーリスト及びグループリストを同時に表示してもよい。
【0010】
登録部は、グループに対してユーザが自己への連絡先を当該グループの構成員に対して公開するかどうかを設定する機能を有しても良く、管理部は、ユーザが連絡先の公開を許容した場合、グループの構成員に連絡先を公開してもよい。
【0011】
登録部は、グループに関連する名前、写真、アイコンの中から選択される少なくとも1つのグループ情報の入力を受ける機能を有していても良い。
【0012】
管理部は、グループの構成員に対して、グループに関連するグループ情報の編集権限,及び、グループから脱退する権限のうち少なくとも1つを付与してもよい。
【0013】
管理部は、グループリストまたはメンバーリストによって選択されたメンバーに対してメンバーが連絡先の公開を許容した場合、メンバーの連絡先を公開してもよい。
【0014】
管理部は、ユーザから入力されたキーワードに基づいてメンバーリスト及びグループリストを対象に統合検索を実施してもよい。
【0015】
管理部は、ユーザについての情報を登録した他のメンバーのリスト及びユーザ以外の他のメンバーが登録したグループのリストを同時にユーザの端末上に表示してもよい。
【0016】
登録部は、他のメンバーが登録したグループのリストにそのグループ情報が含まれたグループを、ユーザに関連するグループリストに追加してもよい。
【0017】
管理部は、ユーザが、グループに属する少なくとも1人の構成員または構成員全体についての情報を、特定のメンバーと共有する機能を提供してもよい。ここで、少なくとも1人の構成員または構成員全体についての情報は、メンバーに関連するメンバーリストまたはグループリストに追加されてもよい。
【0018】
管理部は、構成員が連絡先の公開を許容した場合、構成員の連絡先をメンバーに公開してもよい。ここで、構成員の連絡先は、メッセージングサービスシステム上に格納されたり、メンバーのモバイル端末上に格納されてもよい。
【0019】
開示されたモバイル端末は、モバイル基盤のメッセージングサービスを提供するメッセージングサービスシステムに接続してユーザとのイントレクションを介してメッセージングサービスに関連するサービス画面を表示するインタフェース部を備える。ここで、サービス画面には、ユーザ及び当該ユーザが指定した少なくとも1人のメンバーを構成員とするグループを登録する機能と、当該ユーザが登録したメンバーリスト及びグループリストを同時に表示する機能が提供されても良い。この場合、構成員は、少なくとも1一人の他のメンバーをグループの構成員として追加する権限が与えられてもよい。
【0020】
開示されたメッセージングサービス方法は、ユーザのリクエストに応じてグループを生成してユーザ及びユーザによって指定された少なくとも1人のメンバーをグループの構成員として登録する登録ステップと、構成員にグループの情報を公開して、グループに対する新たな構成員の追加権限を付与する管理ステップとを含む。ここで、登録ステップは、構成員によって指定された少なくとも1人の他のメンバーをグループの構成員として追加する。
【0021】
管理ステップは、ユーザが登録したメンバーリスト及びグループリストを同時に表示してもよい。
【発明の効果】
【0022】
本発明によると、メッセージングサービスにおいて、各ユーザのメンバーがグループ単位で登録及び管理されるので、従来とは差別化されたメンバー管理を、行うことができる。さらに、グループを生成したユーザの他にもグループに属する構成員であれば、誰でも、当該グループへ他のユーザ(当該構成員のメンバー)を招待することができるためメンバー追加が波及的になされてメンバーの範囲が拡大し得る。
【0023】
また、ユーザやグループの構成員が自身の連絡先をグループに公開することによって、メンバー間で容易に電話番号やEメールアドレスなどを交換することができ、よって、互いの連絡先を交換する機会が提供され得る。すなわち、互いに連絡先を有していない人同士も、グループという繋ぎによって結び付けられ、同じグループのメンバーであれば本人が許容する場合、サービス内の名前/IDだけではなく、電話番号、Eメールアドレスなどを容易に共有することができる。
【0024】
そして、メッセージングサービスにおいて、メンバー間で添付ファイル機能を用いることにより、他のメンバーの情報をグループ単位で共有することによって、グループに属するメンバーでなくても、グループの情報を共有することが可能となる。したがって、グループを介して容易に多くのメンバー間が結び付けられ、より簡単かつ容易に互いに連絡できるコミュニケーションツールを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の一実施形態に係るメッセージングサービスシステムの全般的な環境を説明するための図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るメンバー(友だち)をグループ単位で登録及び管理するメッセージングサービスシステムの内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るグループを登録するサービス画面の一例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るグループを登録するサービス画面の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るグループを登録するサービス画面の一例を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る「個別的友だちリスト」と「友だちグループリスト」を同時に表示するサービス画面の一例を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る「個別的友だちリスト」と「友だちグループリスト」を編集するサービス画面の一例を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態に係る「個別的友だちリスト」と「友だちグループリスト」を編集するサービス画面の一例を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る「個別的友だちリスト」と「友だちグループリスト」を編集するサービス画面の一例を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る「個別的友だちリスト」と「友だちグループリスト」を編集するサービス画面の一例を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態に係る連絡先情報の公開を許容したメンバーのポップアップレイヤを提供するサービス画面の一例を示す図である。
【図12】本発明の一実施形態に係る「個別的友だちリスト」と「友だちグループリスト」からチャットの相手を選択するサービス画面の一例を示す図である。
【図13】本発明の一実施形態に係る「個別的友だちリスト」と「友だちグループリスト」からチャットの相手を選択するサービス画面の一例を示す図である。
【図14】本発明の一実施形態に係るチャット中であるメンバーとグループの情報及びグループ内構成員の情報を共有するサービス画面の一例を示す図である。
【図15】本発明の一実施形態に係るチャット中であるメンバーとグループの情報及びグループ内構成員の情報を共有するサービス画面の一例を示す図である。
【図16】本発明の一実施形態に係る「推薦された友だちのリスト」と「推薦されたグループのリスト」を同時に表示するサービス画面の一例を示す図である。
【図17】本発明の一実施形態に係るメンバーをグループ単位で登録及び管理するメッセージングサービス方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明の実施形態を添付する図面を参照しながら詳細に説明する。
【0027】
図1は、本発明の一実施形態に係るメッセージングサービスシステムの全般的な環境を説明するための図である。図1は、メンバー追加の概念を拡張したメッセージングサービスシステム100を示している。
【0028】
本実施形態に係るメッセージングサービスシステム100は、モバイル通信環境を基盤としたメッセージングサービスを提供するメッセンジャーサーバの役割を行う。ユーザは、モバイル端末にサービス専用アプリケーション(スマートフォンアプリケーション、フューチャーフォンVM(Vrtual Machine)など)をインストールすることによって、メッセージングサービスシステム100から提供されるメッセージングサービスを使用して、メンバーとメッセージやデータを交換する。
【0029】
メッセージングサービスでは、ユーザが相手の連絡先を用いて自身のメンバー(友だち)となる様に招待し、招待された相手が当該ユーザの招待リクエストを受諾した時に、当該相手が、当該ユーザと友達関係を設定された対象者を意味するメンバー(友だち)として、追加及び登録される。本明細書において、電話番号、Eメールアドレスなど、モバイル端末の電話帳に登録された全ての情報を、連絡先情報と定義する。さらに、本実施形態のメッセージングサービスでは、ユーザがグループを生成して連絡先を知っている一人以上のメンバー(友だち)を当該グループへ招待する場合、当該ユーザ及び当該ユーザが招待したメンバー(当該ユーザの招待を受諾したメンバー)を構成員とするグループが、登録される。例えば、ユーザがグループを登録してメンバー1、2、3を当該グループに追加すると、グループを登録したユーザとメンバー1、2、3が、当該グループの一次構成員101になる。ここで、一次構成員101には、当該ユーザによって生成されたグループが公開されて、新たな構成員を当該グループに追加する権限が付与される。すなわち、一次構成員101は、自身が属するグループに対して、連絡先を知っている一人以上の他の自己のメンバー(友だち)を招待してもよい。ここで、一次構成員101の招待を受諾したメンバー(友だち)は、当該グループの2次構成員102として登録される。2次構成員102も、同様に、新たな構成員を当該グループに追加する権限を有するようになるので、自己が連絡先情報を知っている自己のメンバー(友だち)を、当該グループの新たな構成員として追加してもよい。前述したように、メッセージングサービスシステム100は、メンバー(友だち)をグループ単位で登録し、グループの構成員であれば誰でも当該グループの新たな構成員を追加できるようにするコミュニケーションツールを、提供する。図1は、説明の便宜上、グループの構成員に対するデプス(depth)を区別しているが、これに限定されない。グループを登録したユーザを除いた残りの構成員については、デプスが存在しなくても良いし、当該グループを登録したユーザのデプスとは異なる構造を有しても良い。
【0030】
サービス専用アプリケーションがインストールされたモバイル端末(図示せず)は、メッセージングサービスシステム100に接続して、ユーザとの対話を通じて行われるメッセージングサービスに関連するサービス画面を表示するインタフェースとして、構成される。ここで、モバイル端末は、タブレット、スマートフォンなどメッセージングサービスシステム100に接続可能な全ての通信端末を意味する。モバイル端末には、メッセージングサービスシステム100に接続するためのプロセスとメッセージングサービスを用いるためのユーザインタフェース(UI)のみが要求され、メンバー(友だち)をグループ単位に登録して管理するサービス全般についての実質的処理は、メッセージングサービスシステム100が行う。以下、メッセージングサービスシステム100から提供されるメッセージングサービスに関連してモバイル端末に表示されるサービス画面を、具体的に説明する。モバイル端末のオペレーティングシステム(例えば、アンドロイド、WinCEなど)や使用環境(web/wap、サービス専用アプリケーションなど)によってサービス画面の構成や機能が異なることもある。以下で説明するサービス画面は、モバイル専用アプリケーションを通したサービス画面であるが、サービス画面の例はこれに限定されるのではなく、事情に応じて、サービス画面の構成や機能、フローなどは変更され得る。
【0031】
図2を参照して、本実施形態に係るメッセージングサービスシステムの内部構成を詳細に説明する。
【0032】
図2は、本発明の一実施形態に係る、メンバーをグループ単位で登録及び管理するメッセージングサービスシステム200の内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、一実施形態に係るメッセージングサービスシステム200は、メンバー登録部210及びメンバー管理部220を備えてもよい。
【0033】
メンバー登録部210は、ユーザに関連するメンバー(以下、「友だち」と称する)を登録する役割を行う。ここで、友だちには、当該ユーザのモバイル端末に連絡先情報が格納されているか、又は、相互に連絡先情報を有しているが為に、自動的に友だちとして登録されたメンバーや、「推薦された友だち」の中から当該ユーザによって追加されたメンバーや、当該ユーザが連絡先情報を直接入力することによって登録されたメンバーが、含まれる。ここで、自己のモバイル端末に当該ユーザの連絡先情報を格納しているメンバー,又は、当該ユーザを友だちとして招待したメンバーが、「推薦された友だち」とされても良い。当該ユーザが或るメンバーを友だちとして登録した時には、当該ユーザは、当該メンバーに対しては、「推薦された友だち」として現れることとなる。メンバー登録部210は、当該ユーザからのリクエストに応じてグループを生成し、当該ユーザ及び当該ユーザによって指定された友だちを、グループの構成員として登録する。ここで、上記「推薦された友だち」と同様に、当該グループが、当該グループの構成員として登録された友だちに対して、「推薦されたグループ」として提示されても良い。すなわち、メンバー登録部210は、当該ユーザがグループの構成員に指定しようとする一人以上の友だちを選択することを可能にさせる機能を、提供する。また、メンバー登録部210は、グループの構成員と指定された友だちを削除又は追加する編集機能と、登録されたグループを削除又は修正する編集機能を、提供してもよい。また、メンバー登録部210は、ユーザに対して、グループ登録時に当該ユーザが自身の連絡先情報を公開するかどうかを設定する機能と、グループ情報を入力する機能を、提供してもよい。ここで、グループ情報は、登録しようとするグループの名前、写真、アイコンなどを含んでもよい。また、メンバー登録部210は、「推薦されたグループ(ここでは、当該ユーザ以外の者からのリクエストによって生成されて当該ユーザを構成員として登録しているグループをいう)」に含まれるグループの構成員を当該ユーザの友だちとして追加する機能を、提供してもよい。メンバー登録部210は、グループを登録する処理全般を管理し、それに関連するサービス画面を提供する。
【0034】
メンバー管理部220は、グループの構成員として登録されたメンバー(友だち)に対して、当該グループの情報を公開し、当該メンバー(友だち)に対して、当該グループに構成員を追加できる権限を、付与してもよい。ここで、グループの構成員として登録されたメンバー(友だち)は、一人以上の他のメンバー(友だち)を選択して、自身が構成員として登録されたグループに対して、新たな構成員として追加することができる。また、メンバー管理部220は、グループの構成員として登録されたメンバー(友だち)に対して、当該メンバー(友だち)を登録したユーザによって入力された当該グループについてのグループ情報を編集する権限、当該グループから脱退する権限などを、付与してもよい。また、メンバー管理部220は、ユーザがグループを登録するとき自身の連絡先情報の公開を許容した場合には、当該グループの構成員に対して、当該ユーザの連絡先情報を公開してもよい。また、メンバー管理部220は、或るユーザによってメンバー(友だち)として登録された他のユーザのリスト(以下、「個別的友だちリスト」と称する)及び当該ユーザからのリクエストによって登録されたグループのグループ情報を列挙したリスト(以下、「友だちグループリスト」と称する)を同じ画面へ同時に表示する機能を、提供する。ここで、「個別的友だちリスト」には、当該ユーザのモバイル端末に連絡先情報が格納されているか、又は、相互に連絡先情報を有しているが為に、自動的に友だちとして登録されたメンバーや、「推薦された友だち」の中から当該ユーザによって追加されたメンバーや、当該ユーザが連絡先情報を直接入力することによって登録されたメンバーなどについての情報が含まれる。「友だちグループリスト」は、ユーザによって生成されたグループ、「推薦されたグループ」の中から当該ユーザによって追加されたグループなどについてのグループ情報及びその構成員についての情報が、含まれてもよい。また、メンバー管理部220は、その情報が「友だちグループリスト」または「個別的友だちリスト」に含まれているメンバー(友だち)のうち、連絡先情報の公開を許容したメンバー(友だち)の当該連絡先情報を公開する機能を、提供してもよい。また、メンバー管理部220は、ユーザがメンバー(友だち)を検索するために入力したキーワードに基づいて「友だちグループリスト」または「個別的友だちリスト」を対象に統合検索を実施する機能を提供してもよい。また、メンバー管理部220は、当該ユーザをメンバー(友だち)として登録した他のユーザのリスト(以下、「推薦された友だちのリスト」と称する)及び他のユーザによって生成されて当該ユーザが構成員として登録されたグループのリスト(以下、「推薦されたグループのリスト」と称する)を同じ画面に同時に表示する機能を提供してもよい。ここで、当該ユーザが「推薦された友だちのリスト」にその情報が含まれる他のユーザを友だち(メンバー)として登録すると、当該他のユーザの情報が、「推薦された友だちのリスト」から削除された後、当該ユーザの「個別的友だちリスト」に追加される。同様に、当該ユーザが「推薦されたグループのリスト」にその情報が含まれるグループに対して当該ユーザ自身を構成員として登録することをリクエストすると、当該グループについての情報が「推薦されたグループのリスト」から削除されて、当該ユーザの「友だちグループリスト」に追加される。また、メンバー管理部220は、グループに属する構成員の全員または当該ユーザによって選択された何人かの構成員についての情報を、当該ユーザが特定のメンバー(友だち)と共有できる機能を、提供してもよい。例えば、ユーザが、特定のメンバー(友だち)とチャットしている間に、添付ファイル機能を用いて、「友だちグループリスト」から特定のグループ又は特定グループ内の構成員を選択した場合、選択されたグループ又は構成員の名前又はIDが、当該メンバー(友だち)に送信されても良い。ここで、当該メンバー(友だち)にその情報が送信された構成員又はグループは、当該メンバー(友だち)の「個別的友だちリスト」又は「友だちグループリスト」に自動追加される。他の例として、ユーザが、特定のメンバー(友だち)とチャットしている間に、添付ファイル機能を用いて、「友だちグループリスト」から特定のグループ又は特定グループ内の構成員を選択した場合、選択されたグループの全構成員又は選択された構成員の連絡先情報が、これら各構成員が連絡先情報の共有を許容していることを条件に、当該メンバー(友だち)に送信されてもよい。ここで、当該メンバー(友だち)に送信された構成員の連絡先情報は、メッセージングサービスシステム200に格納されてもよいし、当該友だちのモバイル端末に格納されてもよい。
【0035】
以下、サービス画面の構成及び機能について、詳細に説明する。
【0036】
図3から図5は、本発明の一実施形態に係る、グループを登録するサービス画面の例を示す。
【0037】
図3に示されるように、友だち追加機能を提供するサービス画面300は、「友だち追加」メニュー301、及び、「グループ追加(Add a Group)」メニュー302を含む。ここで、「友だち追加」メニュー301は、個々のユーザを追加するためのページにリンクし、「グループ追加(Add a Group)」メニュー302は、グループを生成して個々のユーザを当該グループに登録するための「グループ追加(Add a Group)」ページ400にリンクしている。
【0038】
ユーザが図3に示されるサービス画面300上で「グループ追加(Add a Group)」メニュー302にタッチすると、サービス画面300は、図4に示すように、「グループ追加(Add a Group)」ページ400に切り替わる。「グループ追加(Add a Group)」ページ400は、「アイコン追加」メニュー401、「名前入力」メニュー402、「構成員追加(Member)」メニュー403などを含む。ここで、「アイコン追加」メニュー401は、生成されるグループを象徴するアイコン又は写真を設定する機能を、提供する。「アイコン追加」メニュー401がタッチされると、写真を追加するためのアクションシートが、提示される。「アイコン追加」メニュー401を通じて追加されたアイコン又は写真は、その後で、削除又は編集され得る。また、「名前入力」メニュー402は、グループの名前を入力する為の入力ウインドウ,及び、オンスクリーンキーボードOSDを、提示する。構成員追加メニュー403は、グループの構成員を追加及び登録する機能を提供する。「名前入力」メニュー402がタッチされると、友だちのリストが、モーダルフォーマットで表示される。また、「構成員追加(Member)」メニュー403は、テキストを入力するための入力ウインドウを提示し、当該入力ウインドウを通じて入力されたテキストをキーワードとして用いる検索をサポートしてもよい。例えば、「構成員追加(Member)」メニュー403を通じてテキストが入力されると、メンバー(友だち)の名前やメールアドレスなどを含む前方一致検索結果のリストが、「グループ追加(Add a Group)」ページ400の下段に提示される。当該前方一致検索結果のリストからメンバーが選択されると、選択されたメンバー(友だち)の名前が、「構成員追加(member)」欄501(図5)に入力される。
【0039】
図5は、二人のメンバー(友だち)がグループの構成員として追加される際の「グループ追加(Add a Group)」ページ500の状態を示す。図5に示されるように、「グループ追加(Add a Group)」ページ500の「構成員追加」欄501には、当該グループの構成員として追加されたメンバー(友だち)の名前が列挙される。ここで、「構成員追加」欄501内でユーザが構成員として追加されたメンバー(友だち)の名前をタッチすると、名前部分の色が変わり、「削除」メニューを含むように構成された吹き出しが、表示される。すなわち、ユーザが特定メンバー(友だち)を選択することによって表示された吹き出しをタッチすると、対応するメンバー(友だち)が「構成員追加(member)」欄501から削除される。そして、アイコン、写真、名前などによって例示されるグループ情報の入力及び構成員の追加が完了すると、これらの情報を格納するための「格納(save)」メニュー「格納(save)」メニュー502が、「グループ追加(Add a Group)」ページ500内に表示される。ユーザがこの「格納(save)」メニュー502をタッチすると、「構成員追加(member)」欄501に名前が入力されたメンバー(友だち)が、当該グループの構成員として登録され、当該ユーザによって生成されたグループが、格納される。グループが格納されると、「個別的友だちリスト」及び「友だちグループリスト」を表示するサービス画面が表れる。当該グループの構成員として追加されたメンバー(友だち)に対して当該ユーザからの招待を知らせるために、当該メンバー(友だち)のモバイル端末においてポップアップメッセージを実行させてもよい。ここで、当該ユーザがグループの生成時に自身の連絡先情報の公開を許容した場合、当該グループの構成員に当該ユーザの連絡先情報が公開される。当該メンバー(友だち)は、グループへの招待を受諾するまで、「友だちグループリスト」中の保留リストに表示されるように、分類される。当該メンバー(友だち)は、当該グループへの招待を受諾すると、当該グループの構成員のリストに追加される。
【0040】
図6は、ユーザによって登録された友だちのリストを表示する「友だち(Friend)」ページ600を示す。図6に示されるように、「友だち(Friend)」ページ600は、当該ユーザによって登録された「友だちグループリスト」601,及び、当該ユーザによって登録された「個別的友だちリスト」602を、同時に表示する。ここで、「友だちグループリスト」601にその情報が含まれるグループの全構成員のうち、当該ユーザによって直接招待された構成員の情報は、「友だちグループリスト」601及び「個別的友だちリスト」602の双方に表示され、他の構成員によって招待された構成員の情報は、「友だちグループリスト」601のみに表示される。また、「友だち(Friend)」ページ600には、「友だちグループリスト」601にその情報が含まれるグループに属する構成員を表示するためのページにリンクしたメニューが提示されても良い。また、「友だち(Friend)」ページ600には、「個別的友だちリスト」602の各項目欄に書き込まれるユーザアイコン、名前、状態メッセージなどが表示されても良い。対応する欄がタッチされた場合には、タッチされたメンバー(友だち)とチャットするための画面,又は、当該メンバー(友だち)のポップアップレイヤが、表示されても良い。「友だち(Friend)」ページ600は、リストからメンバー(友だち)を検索するための検索バー603を備えていてもよい。ここで、検索バー603は、ユーザによって入力されたキーワードに基づいて「友だちグループリスト」601及び「個別的友だちリスト」602を対象に統合検索を実施する機能を提供しても良い。
【0041】
図7から図10は、本発明の実施形態に係る、「個別的友だちリスト」及び「友だちグループリスト」を編集するサービス画面の例を示す。
【0042】
図7は、「個別友だちリスト」702及び「友だちグループリスト」701をユーザが編集できる「友だち(Friend)」ページ700を示す。「友だちグループリスト」701又は「個別的友だちリスト」702が編集モードにある間にボタンが押下されると、対応するリスト用のリスト削除ボタンが、「友だち(Friend)」ページ700上に表示される。例えば、「友だちグループリスト」701が編集モードにある場合、「leave」ボタン703が表示される。ユーザがこの「leave」ボタン703を押下すると、対応するグループの情報が「友だちグループリスト」701から削除されて、当該ユーザが対応する該当グループの構成員から排除される。「個別的友だちリスト」702が編集モードにある場合、「block」ボタン704が表示される。ユーザがこの「block」ボタン704を押下すると、対応する友だちの情報が「個別的友だちリスト」702から削除されて、削除された友だちを管理するブロックリストに格納される。
【0043】
ユーザが図6に示される「友だち(Friend)」ページ600の「友だちグループリスト」601から特定のグループを選択すると、サービス画面は、図8に示されるように、当該グループの構成員のリストを表示する「グループ構成員」ページ800に切り替わる。グループ構成員ページ800の上端のバー上には、例えば、グループの名前、写真、アイコンなどといったグループに関連するグループ情報,及び構成員数が、表示される。また、「グループ構成員」ページ800上には、当該グループへの招待を受諾した構成員のリスト801、招待に応じないメンバー(友だち)の情報を含む「保留(pending)」リスト802が、相互に独立して表示されてもよい。ここで、「保留(pending)」リスト802に対しては、招待を行ったユーザが招待を取り消すことのできる「cancel」メニュー803が表示される。ここで、特定のメンバー(友だち)について「cancel」メニュー803がタッチされると、当該メンバー(友だち)の情報が当該グループの「保留(pending)」リスト802から削除されて、当該メンバー(友だち)を推薦するリストからも削除される。また、「グループ構成員」ページ800上には、ユーザが意中のメンバー(友だち)を当該グループの構成員として追加できるように、「メンバー追加」メニュー804が備えられている。また、「グループ構成員」ページ800上には、グループに対する機能モードを提供するための設定メニュー805が、備えられている。「グループ構成員」ページ800上において設定メニュー805がタッチされると、図9に示されるように、当該グループに関連するメニューを含むアクションシート900が提示される。ここで、アクションシート900は、グループを編集するための「グループ編集」メニュー901、及び、「友だちグループリスト」から特定のグループを削除するための「グループ削除」メニュー902を含む。ユーザが図9に示されたアクションシート900において「グループ編集」メニュー901をタッチすると、サービス画面が、図10に示される「グループ編集(Edit Group)」ページ1000に切り替わる。ここで、「グループ編集(Edit Group)」ページ1000は、グループのアイコンまたは写真を編集するためのアイコン編集メニュー1001、グループの名前を編集するための名前編集メニュー1002、グループの構成員を追加/削除/変更するための構成員編集メニュー1003などを、表示する。
【0044】
図11は、本発明の実施形態に係る、連絡先情報の公開を許容したユーザのポップアップレイヤ1100を提示するサービス画面を示す。図6に示される「友だち(Friend)」ページ600の「個別的友だちリスト」602,又は図8に示される「グループ構成員」ページ800の「招待を受託した構成員のリスト」801に含まれる特定のメンバー(友だち)のサムネイルをユーザがタッチすると、サービス画面上に、当該メンバー(友だち)の情報を開示するポップアップレイヤ1100が、表示される。ここで、当該メンバー(友だち)の情報として、例えば、当該メンバー(友だち)のサムネイル、フルネーム、状態メッセージ(即ち、当該メンバー(友だち)が入力したメッセージ)などが、ポップアップレイヤ1100上に表示される。また、当該メンバー(友だち)とのチャットサービスを提供する「チャット(Chat!)」メニュー,及び当該メンバー(友だち)に電話をかけるための「電話」メニューなどが、表示される。また、ユーザがポップアップレイヤ1100上でサムネイルをタッチすると、当該サムネイルのオリジナルイメージが、画面全体に表示される。そして、当該メンバー(友だち)が連絡先情報の開示を許容している場合には、ポップアップレイヤ1100上には、当該メンバー(友だち)の電話番号、Eメールアドレスなどのような連絡先情報が、表示される。
【0045】
図12及び図13は、本発明の実施形態に係る、「個別的友だちリスト」及び「友だちグループリスト」からチャットの相手を選択するためのサービス画面を示す。
【0046】
図12は、ユーザがチャットをしようとするメンバー(友だち)を選択する「友だち選択(Choose Friend)」ページ1200を示す。「友だち選択(Choose Friend)」ページ1200は、図6に示される「友だち(Friend)」ページ600と同様に、「友だちグループリスト」1201及び「個別的友だちリスト」1202を、相互に独立して表示する。また、項目ごとに選択欄1203が表示される。また、「友だち選択(Choose Friend)」ページ1200は、「友だちグループリスト」1201及び「個別的友だちリスト」1202から友だち検索を実行するために用いられる検索バー1204を備える。ユーザは、検索バー1204を用いて検索を実行することにより特定のグループまたは特定のメンバーを選択しても良いし、選択欄1203の使用を通じて、「友だちグループリスト」1201及び「個別的友だちリスト」1202から特定のグループまたは特定のメンバーを選択してもよい。「友だちグループリスト」1201上で、選択欄1203以外の領域がタッチされると、図13に示されるように、サービス画面は、グループ内構成員を選択するための「構成員選択」ページ1300に切り替わる。また、「友だち選択(Choose Friend)」ページ1200上には、ユーザによってチャット相手として選択されたメンバー(友だち)の数を示す「選択されたユーザ」メニュー1205が、表示される。ユーザが「友だちグループリスト」1201からグループを選択した場合には、当該グループに属する構成員の数が、「選択されたユーザ」メニュー1205に表示される。
【0047】
図14及び図15は、本発明の実施形態に係る、ユーザ及び当該ユーザとチャットしているメンバー(友だち)がグループの情報及び当該グループの構成員の情報を共有するサービス画面の例を示す。
【0048】
図14は、チャットウィンドウを表示する「チャット」ページ1400を示す。チャットページ1400は、友だちとの間で交換されたメッセージを、新しい順に並べて表示する。また、チャットページ1400上には、当該ユーザがチャットをしている相手である友だちへデータを送信するために用いられる「添付ファイル」メニュー1401が表示される。当該ユーザが「添付ファイル」メニュー1401をタッチすると、関連機能を含むアクションシート1402が、提示される。ここで、アクションシート1402は、カメラ撮影によって得られた写真又は動画,若しくは、アルバムに格納された写真又は動画を送信するための「写真送信」メニュー、音声メッセージを送信するための「音声送信」メニュー、位置情報を送信するための「位置送信」メニュー、電話帳に格納された連絡先情報を送信するための「連絡先情報送信」メニュー、「個別的友だちリスト」又は「友だちグループリスト」に含まれたメンバー(友だち)の情報を共有するための「友だち共有」メニューなどを含む。即ち、当該ユーザは、チャットの相手であるメンバー(友だち)と、「個別的友だちリスト」に含まれた他のメンバー(友だち)の情報,若しくは、「友だちグループリスト」に含まれるメンバー(友だち)の情報又はグループの情報を共有することができる。また、当該ユーザは、他のメンバー(友だち)が連絡先情報の公開を許容しているならば、当該メンバー(友だち)と、当該他のメンバー(友だち)の連絡先情報を共有してもよい。ユーザがアクションシート1402上で「友だち共有」メニューをタッチすると、サービス画面は、図15に示すように、当該ユーザが「個別的友だちリスト」又は「友だちグループリスト」からメンバー(友だち)又はグループを選択するための「友だち選択」ページ1500に切り替わる。ここで、「友だち選択」ページ1500は、「友だちグループリスト」1501及び「個別的友だちリスト」1502を、相互に独立させて表示する。また、ユーザが現在チャット中であるメンバー(友だち)と共有しようとしている他のメンバー(友だち)又はグループの情報を選択できるように、各項目用の選択欄1503が備えられている。また、「友だち選択」ページ1500は、それを通じて「友だちグループリスト」1501及び「個別的友だちリスト」1502からの友だち検索が実行される検索バー1504を備える。「友だちグループリスト」1501上で選択欄1503以外の領域がタッチされると、サービス画面が、当該ユーザが当該グループの構成員を選択する「構成員選択」ページ1510に切り替わる。構成員選択ページ1510上には、当該グループの全構成員の情報が表示されても良い。各構成員の単位で対応する構成員を選択するための選択メニューが表示されても良く、構成員全員を選択するための「全メンバー追加」メニューが表示されても良い。したがって、ユーザは、グループ,或るグループ中の特定の友だち、又は、メッセージングサービスによって登録した友だちのうちの何れかのを自由に選択して、添付ファイル機能を通じて、選択された友だちの名前/IDに加えて連絡先情報を、共有することができる。
【0049】
図16は、ユーザを登録したリストを表示する「推薦(Recommend)」ページ1600を示す。図示されるように、「推薦(Recommend)」ページ1600上には、他のユーザによって生成されて当該ユーザがその構成員として登録されたグループのリストである「推薦されたグループのリスト」1601,及び、当該ユーザを友だちとして登録した他のユーザのリストである「推薦された友だちのリスト」1602が、同時に表示される。ここで、「推薦(Recommend)」ページ1600上には、当該ユーザを招待したグループがない場合、「推薦されたグループのリスト」1601が表示されない。また、「推薦(Recommend)」ページ1600上には、「推薦されたグループのリスト」1601の各項目ごとに、当該ユーザが当該グループの構成員となる為に登録することを可能とする「join」メニュー1603が、表示される。ここで、当該ユーザが特定のグループについて「join」メニュー1603をタッチすると、当該ユーザの「友だちグループリスト」に当該グループの情報が追加されて、「推薦されたグループのリスト」1601から当該グループの情報が削除される。また、推薦リストページ1600において、ユーザが「推薦されたグループのリスト」1601における何れかのグループの情報が表示された領域をスワイプ(swipe)すると、当該ユーザが当該グループの構成員としての登録を拒絶することのできる「拒絶(deny)」メニュー1604が、表示される。ここで、当該ユーザが「拒絶(deny)」メニュー1604をタッチすると、当該ユーザが当該グループへの招待を拒絶したことになるので、当該グループの情報が推薦グループリスト1601から削除される。また、「推薦(Recommend)」ページ1600上には、「推薦された友だちのリスト」1602中にその情報が表示された特定の他のユーザを当該ユーザの「個別的友だちリスト」に追加できる「追加(add)」メニュー1605が表示される。上記「拒絶(deny)」メニュー1604の場合と同様に、当該ユーザが「推薦された友だちのリスト」1602中の各ユーザの情報が表示された領域をスワイプすると、自己の友だちとしての登録を拒絶できる「拒絶(Block)」メニュー1606が表示される。
【0050】
図17は、本発明の一実施形態に係る、メンバー(友だち)をグループ単位で登録及び管理するメッセージングサービス方法を示すフローチャートである。本実施形態に係るメッセージングサービス方法は、図2を参照して説明したメッセージングサービスシステム200によって実行されてもよい。
【0051】
ステップS1710において、メッセージングサービスシステム200は、ユーザのリクエストに応じてグループを生成し、当該ユーザ及び当該ユーザによって指定された友だちを、当該グループの構成員として登録してもよい。ここで、メッセージングサービスシステム200は、当該グループの構成員として指定されるべき一人以上の友だちを当該ユーザが選択できるようにする機能を、提供する。また、メッセージングサービスシステム200は、グループを登録している間に当該ユーザが自身の連絡先情報を公開するかどうかを設定できるようにする機能を、提供する。また、メッセージングサービスシステム200は、グループを登録する際に当該グループの情報,例えば、名前、写真、アイコンなどを入力する機能を、提供する。
【0052】
ステップS1720において、メッセージングサービスシステム200は、グループの構成員として登録された友だちに対して、当該グループを公開するとともに、当該グループに対して新たな構成員を追加する権限を付与する。
【0053】
ここで、グループの構成員として登録された当該ユーザのメンバー(友だち)は、自身が構成員として登録されたグループに対して、一人以上の他のユーザ(自己の友だち)を選択して、グループの構成員として追加することができる。メッセージングサービスシステム200は、グループの構成員として登録されたメンバー(友だち)に対して、当該グループを生成したユーザによって入力されたグループ情報に対する編集権限や、当該グループから脱退する権限などを付与してもよい。また、メッセージングサービスシステム200は、グループを生成したユーザが自身の連絡先情報の公開を許容した場合、当該グループの構成員に当該ユーザの連絡先情報を公開してもよい。また、メッセージングサービスシステム200は、ユーザが登録した「個別的友だちリスト」及び「友だちグループリスト」を同じ画面上に同時に表示する機能を提供してもよい。また、メッセージングサービスシステム200は、「友だちグループリスト」又は「個別的友だちリスト」にその情報が含まれた友だちのうち、連絡先情報の公開を許容している友だちの連絡先情報を公開する機能を、提供してもよい。また、メッセージングサービスシステム200は、ユーザが友だち検索のために入力したキーワードに基づいて「友だちグループリスト」又は「個別的友だちリスト」を対象に統合検索を実施する機能を、提供してもよい。また、メッセージングサービスシステム200は、当該ユーザをメンバー(友だち)として登録した他のユーザの情報を含む「推薦された友だちのリスト」及び他のユーザ人によって生成されてユーザが構成員として登録されたグループの情報を含む「推薦されたグループのリスト」を、同じ画面に同時に表示する機能を、提供してもよい。また、メッセージングサービスシステム200は、グループを生成したユーザとそのメンバー(友だち)とが、当該グループに属する構成員全体または構成員の一部についての情報を共有する機能を、提供してもよい。例えば、当該ユーザが自己のメンバー(友だち)とチャットしている間に、添付ファイル機能を用いて、「友だちグループリスト」から特定のグループを選択したり、特定のグループの構成員を選択する場合に、当該メンバー(友だち)と、選択されたグループ又は選択された構成員の名前又はIDを共有してもよい。また、ユーザが自己のメンバー(友だち)とチャットしている間に、添付ファイル機能を用いて、「友だちグループリスト」から特定のグループを選択したり、特定のグループの構成員を選択した場合に、当該メンバー(友だち)と、選択されたグループの構成員又は選択された構成員の連絡先情報を共有してもよい。
【0054】
このように、本発明の実施形態によると、メッセージングサービスにおいて、各ユーザのメンバー(友だち)がグループ単位で登録されて管理されるので、従来とは差別化されたメンバー管理サービスを、提供することができる。さらに、グループを生成したユーザの他にもグループに属する構成員であれば、誰でも、当該グループへ他のユーザ(当該構成員のメンバー(友だち))を招待することができるため、グループの構成員の追加が波及的になされてメンバー(友だち)の範囲が拡大し得る。また、本発明の実施形態によると、グループを生成したユーザや当該グループに追加された構成員が自身の連絡先情報をグループに公開することによって、グループの構成員間で電話番号やEメールアドレスなどを容易に交換することができ、よって、互いの連絡先情報を交換する機会が提供される。そして、本発明の実施形態によると、メッセージングサービスにおいて、添付ファイル機能を用いることにより、メンバー間でグループ情報を共有することができ、よって、当該グループに属するメンバーでなくても当該グループの情報が容易に共有し得る。
【0055】
上述した本発明の実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって行うことができるプログラム命令形態で実現され、コンピュータ読み出し可能媒体に記録されてもよい。記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせたものを含んでもよい。記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含んでもよい。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コードを含む。上述のハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成してもよく、その逆も同様である。
【0056】
上述したように本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から様々に修正及び変形が可能である。
【0057】
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されて定められるものではなく、特許請求の範囲及び特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。
【符号の説明】
【0058】
200 メッセージングサービスシステム
210 メンバー登録部
220 メンバー管理部
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザのリクエストに応じてグループを生成し、前記ユーザ及び前記ユーザによって指定された少なくとも1人のメンバーを前記グループの構成員として登録する登録部と、
前記構成員として登録されたメンバーに対して、前記グループの情報を公開して、前記グループに対する新たな構成員の追加権限を付与する管理部と、
を備え、
前記登録部は、前記構成員として登録されたメンバーによって指定された少なくとも1人の他のメンバーを、前記グループの構成員として追加し、
前記管理部は、前記ユーザからのリスエストに応じて登録されたメンバーのリストであるメンバーリスト及び当該ユーザからのリクエストに応じて生成されたグループのリストであるグループリストを同時に表示する機能を提供することを特徴とするメッセージングサービスシステム。
【請求項2】
前記登録部は、前記ユーザが自己への連絡先を前記グループの構成員に対して公開するかどうかを設定する機能を有し、
前記管理部は、前記ユーザが前記連絡先の公開を許容した場合、前記グループの構成員に前記連絡先を公開することを特徴とする請求項1に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項3】
前記登録部は、前記グループに関連する名前、写真、アイコンの中から選択される少なくとも1つのグループ情報の入力を受ける機能を有することを特徴とする請求項1に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項4】
前記管理部は、前記グループの構成員に対して、前記グループに関連するグループ情報の編集権限,及び、グループから脱退する権限のうち少なくとも1つを付与することを特徴とする請求項1に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項5】
前記管理部は、前記グループリストまたは前記メンバーリストによって選択されたメンバーに対して前記メンバーが連絡先の公開を許容した場合、前記メンバーの連絡先を公開する機能を提供することを特徴とする請求項1に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項6】
前記管理部は、前記ユーザから入力された検索語に基づいて前記メンバーリスト及び前記グループリストを対象に統合検索を実施することを特徴とする請求項1に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項7】
前記管理部は、前記ユーザについての情報を登録した他のメンバーのリスト及び前記ユーザ以外の他のメンバーが登録したグループのリストを、同時に、前記ユーザの端末上に表示することを特徴とする請求項1に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項8】
前記登録部は、前記他のメンバーが登録したグループのリストにそのグループ情報が含まれたグループを前記ユーザに関連するグループリストに追加する機能を提供することを特徴とする請求項7に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項9】
前記管理部は、前記ユーザが、前記グループに属する少なくとも1人の構成員または構成員全体についての情報を、特定のメンバーと共有する機能を提供することを特徴とする請求項1に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項10】
前記少なくとも1人の構成員または構成員全体についての情報は、前記メンバーに関連するメンバーリストまたはグループリストに追加されることを特徴とする請求項9に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項11】
前記管理部は、前記構成員が連絡先の公開を許容した場合、前記構成員の連絡先を前記メンバーに公開することを特徴とする請求項9に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項12】
前記構成員の連絡先は、前記メッセージングサービスシステム上に格納されたり、前記メンバーのモバイル端末上に格納されることを特徴とする請求項11に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項13】
モバイル基盤のメッセージングサービスを提供するメッセージングサービスシステムに接続してユーザとのイントレクションを介して前記メッセージングサービスに関連するサービス画面を表示するインタフェース部を備え、
前記サービス画面には、前記ユーザ及び前記ユーザが指定した少なくとも1人のメンバーを構成員とするグループを登録する機能と、前記ユーザが登録したメンバーリスト及びグループリストを同時に表示する機能が提供されることを特徴とするモバイル端末。
【請求項14】
前記サービス画面には、前記グループに対し前記ユーザが自己への連絡先を前記グループの構成員に対する公開するかどうかを設定する機能が提供され、
前記ユーザが前記連絡先の公開を許容した場合、前記グループの構成員に前記連絡先が公開されることを特徴とする請求項13に記載のモバイル端末。
【請求項15】
前記サービス画面には、前記グループに対して名前、写真、アイコンのうち少なくとも1つのグループ情報を入力する機能が提供されることを特徴とする請求項13に記載のモバイル端末。
【請求項16】
前記サービス画面には、前記ユーザが前記グループリストまたは前記メンバーリストから選択したメンバーに対して前記メンバーが連絡先の公開を許容した場合、前記メンバーの連絡先を公開する機能が提供されることを特徴とする請求項13に記載のモバイル端末。
【請求項17】
前記サービス画面には、前記ユーザが入力した検索語に基づいて前記メンバーリスト及び前記グループリストを対象に統合検索を実施する機能が提供されることを特徴とする請求項13に記載のモバイル端末。
【請求項18】
前記サービス画面には、前記ユーザについての情報を登録した他のメンバーのリスト及び前記ユーザ以外の他のメンバーが登録したグループのリストを同時に表示する機能が提供されることを特徴とする請求項13に記載のモバイル端末。
【請求項19】
前記サービス画面には、前記ユーザが前記他のメンバーが登録したグループのリストから選択したグループについての情報を前記ユーザに関連するグループリストに追加する機能が提供されることを特徴とする請求項18に記載のモバイル端末。
【請求項20】
前記サービス画面には、前記ユーザが、前記グループに属する少なくとも1人の構成員または構成員全体についての情報を特定のメンバーと共有する機能が提供されることを特徴とする請求項13に記載のモバイル端末。
【請求項21】
前記サービス画面には、前記構成員が連絡先の公開を許容した場合、前記構成員の連絡先を前記メンバーに公開する機能が提供されることを特徴とする請求項20に記載のモバイル端末。
【請求項22】
メッセージングサービスを提供するメッセージングサービスシステムのメッセージングサービス方法において、
ユーザのリクエストに応じてグループを生成して前記ユーザ及び前記ユーザによって指定された少なくとも1人のメンバーを前記グループの構成員として登録する登録ステップと、
前記構成員として登録されたメンバーに対して、前記グループの情報を公開して、前記グループに対する新たな構成員の追加権限を付与する管理ステップと、
を含み、
前記登録ステップは、前記構成員として登録されたメンバーによって指定された少なくとも1人の他のメンバーを、前記グループの構成員として追加し、
前記管理ステップは、前記ユーザが登録したメンバーリスト及びグループリストを同時に表示することを特徴とするメッセージングサービス方法。
【請求項23】
前記登録ステップは、前記ユーザが自己への連絡先を前記グループの構成員に対して公開するかどうかを設定し、
前記管理ステップは、前記ユーザが前記連絡先の公開を許容した場合、前記グループの構成員に前記連絡先を公開することを特徴とする請求項22に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項24】
前記登録ステップは、前記ユーザから前記グループに関連する名前、写真、アイコンの中から選択される少なくとも1つのグループ情報の入力を受けることを特徴とする請求項22に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項25】
前記管理ステップは、前記グループの構成員に対して、前記グループに関連するグループ情報の編集権限,及び、グループから脱退する権限のうち少なくとも1つを付与することを特徴とする請求項22に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項26】
前記管理ステップは、前記グループリストまたは前記メンバーリストによって選択されたメンバーに対して前記メンバーが連絡先の公開を許容した場合、前記メンバーの連絡先を公開することを特徴とする請求項22に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項27】
前記管理ステップは、前記ユーザから入力された検索語に対して前記メンバーリスト及び前記グループリストを対象に統合検索を実施することを特徴とする請求項22に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項28】
前記管理ステップは、前記ユーザを登録したメンバーリスト及び前記メンバーが登録したグループリストを同時に表示することを特徴とする請求項22に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項29】
前記登録ステップは、前記他のメンバーが登録したグループのリストにそのグループ情報が含まれたグループを前記ユーザに関連するグループリストに追加することを特徴とする請求項28に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項30】
前記管理ステップは、前記ユーザのリクエストに応じて、前記グループに属する少なくとも1人の構成員または構成員全体についての情報を、特定のメンバーと共有することを特徴とする請求項22に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項31】
前記少なくとも1人の構成員または構成員全体についての情報は、前記メンバーに関連するメンバーリストまたはグループリストに追加されることを特徴とする請求項30に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項32】
前記管理ステップは、前記構成員が連絡先の公開を許容した場合、前記構成員の連絡先を前記メンバーに公開することを特徴とする請求項30に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項33】
前記構成員の連絡先は、前記メッセージングサービスシステム上に格納されたり、前記メンバーのモバイル端末上に格納されることを特徴とする請求項32に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項34】
請求項22から請求項33のいずれか1項の方法を実行するためのプログラムが記録されていることを特徴とするコンピュータで読み出し可能な記録媒体。
【請求項1】
ユーザのリクエストに応じてグループを生成し、前記ユーザ及び前記ユーザによって指定された少なくとも1人のメンバーを前記グループの構成員として登録する登録部と、
前記構成員として登録されたメンバーに対して、前記グループの情報を公開して、前記グループに対する新たな構成員の追加権限を付与する管理部と、
を備え、
前記登録部は、前記構成員として登録されたメンバーによって指定された少なくとも1人の他のメンバーを、前記グループの構成員として追加し、
前記管理部は、前記ユーザからのリスエストに応じて登録されたメンバーのリストであるメンバーリスト及び当該ユーザからのリクエストに応じて生成されたグループのリストであるグループリストを同時に表示する機能を提供することを特徴とするメッセージングサービスシステム。
【請求項2】
前記登録部は、前記ユーザが自己への連絡先を前記グループの構成員に対して公開するかどうかを設定する機能を有し、
前記管理部は、前記ユーザが前記連絡先の公開を許容した場合、前記グループの構成員に前記連絡先を公開することを特徴とする請求項1に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項3】
前記登録部は、前記グループに関連する名前、写真、アイコンの中から選択される少なくとも1つのグループ情報の入力を受ける機能を有することを特徴とする請求項1に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項4】
前記管理部は、前記グループの構成員に対して、前記グループに関連するグループ情報の編集権限,及び、グループから脱退する権限のうち少なくとも1つを付与することを特徴とする請求項1に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項5】
前記管理部は、前記グループリストまたは前記メンバーリストによって選択されたメンバーに対して前記メンバーが連絡先の公開を許容した場合、前記メンバーの連絡先を公開する機能を提供することを特徴とする請求項1に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項6】
前記管理部は、前記ユーザから入力された検索語に基づいて前記メンバーリスト及び前記グループリストを対象に統合検索を実施することを特徴とする請求項1に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項7】
前記管理部は、前記ユーザについての情報を登録した他のメンバーのリスト及び前記ユーザ以外の他のメンバーが登録したグループのリストを、同時に、前記ユーザの端末上に表示することを特徴とする請求項1に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項8】
前記登録部は、前記他のメンバーが登録したグループのリストにそのグループ情報が含まれたグループを前記ユーザに関連するグループリストに追加する機能を提供することを特徴とする請求項7に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項9】
前記管理部は、前記ユーザが、前記グループに属する少なくとも1人の構成員または構成員全体についての情報を、特定のメンバーと共有する機能を提供することを特徴とする請求項1に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項10】
前記少なくとも1人の構成員または構成員全体についての情報は、前記メンバーに関連するメンバーリストまたはグループリストに追加されることを特徴とする請求項9に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項11】
前記管理部は、前記構成員が連絡先の公開を許容した場合、前記構成員の連絡先を前記メンバーに公開することを特徴とする請求項9に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項12】
前記構成員の連絡先は、前記メッセージングサービスシステム上に格納されたり、前記メンバーのモバイル端末上に格納されることを特徴とする請求項11に記載のメッセージングサービスシステム。
【請求項13】
モバイル基盤のメッセージングサービスを提供するメッセージングサービスシステムに接続してユーザとのイントレクションを介して前記メッセージングサービスに関連するサービス画面を表示するインタフェース部を備え、
前記サービス画面には、前記ユーザ及び前記ユーザが指定した少なくとも1人のメンバーを構成員とするグループを登録する機能と、前記ユーザが登録したメンバーリスト及びグループリストを同時に表示する機能が提供されることを特徴とするモバイル端末。
【請求項14】
前記サービス画面には、前記グループに対し前記ユーザが自己への連絡先を前記グループの構成員に対する公開するかどうかを設定する機能が提供され、
前記ユーザが前記連絡先の公開を許容した場合、前記グループの構成員に前記連絡先が公開されることを特徴とする請求項13に記載のモバイル端末。
【請求項15】
前記サービス画面には、前記グループに対して名前、写真、アイコンのうち少なくとも1つのグループ情報を入力する機能が提供されることを特徴とする請求項13に記載のモバイル端末。
【請求項16】
前記サービス画面には、前記ユーザが前記グループリストまたは前記メンバーリストから選択したメンバーに対して前記メンバーが連絡先の公開を許容した場合、前記メンバーの連絡先を公開する機能が提供されることを特徴とする請求項13に記載のモバイル端末。
【請求項17】
前記サービス画面には、前記ユーザが入力した検索語に基づいて前記メンバーリスト及び前記グループリストを対象に統合検索を実施する機能が提供されることを特徴とする請求項13に記載のモバイル端末。
【請求項18】
前記サービス画面には、前記ユーザについての情報を登録した他のメンバーのリスト及び前記ユーザ以外の他のメンバーが登録したグループのリストを同時に表示する機能が提供されることを特徴とする請求項13に記載のモバイル端末。
【請求項19】
前記サービス画面には、前記ユーザが前記他のメンバーが登録したグループのリストから選択したグループについての情報を前記ユーザに関連するグループリストに追加する機能が提供されることを特徴とする請求項18に記載のモバイル端末。
【請求項20】
前記サービス画面には、前記ユーザが、前記グループに属する少なくとも1人の構成員または構成員全体についての情報を特定のメンバーと共有する機能が提供されることを特徴とする請求項13に記載のモバイル端末。
【請求項21】
前記サービス画面には、前記構成員が連絡先の公開を許容した場合、前記構成員の連絡先を前記メンバーに公開する機能が提供されることを特徴とする請求項20に記載のモバイル端末。
【請求項22】
メッセージングサービスを提供するメッセージングサービスシステムのメッセージングサービス方法において、
ユーザのリクエストに応じてグループを生成して前記ユーザ及び前記ユーザによって指定された少なくとも1人のメンバーを前記グループの構成員として登録する登録ステップと、
前記構成員として登録されたメンバーに対して、前記グループの情報を公開して、前記グループに対する新たな構成員の追加権限を付与する管理ステップと、
を含み、
前記登録ステップは、前記構成員として登録されたメンバーによって指定された少なくとも1人の他のメンバーを、前記グループの構成員として追加し、
前記管理ステップは、前記ユーザが登録したメンバーリスト及びグループリストを同時に表示することを特徴とするメッセージングサービス方法。
【請求項23】
前記登録ステップは、前記ユーザが自己への連絡先を前記グループの構成員に対して公開するかどうかを設定し、
前記管理ステップは、前記ユーザが前記連絡先の公開を許容した場合、前記グループの構成員に前記連絡先を公開することを特徴とする請求項22に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項24】
前記登録ステップは、前記ユーザから前記グループに関連する名前、写真、アイコンの中から選択される少なくとも1つのグループ情報の入力を受けることを特徴とする請求項22に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項25】
前記管理ステップは、前記グループの構成員に対して、前記グループに関連するグループ情報の編集権限,及び、グループから脱退する権限のうち少なくとも1つを付与することを特徴とする請求項22に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項26】
前記管理ステップは、前記グループリストまたは前記メンバーリストによって選択されたメンバーに対して前記メンバーが連絡先の公開を許容した場合、前記メンバーの連絡先を公開することを特徴とする請求項22に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項27】
前記管理ステップは、前記ユーザから入力された検索語に対して前記メンバーリスト及び前記グループリストを対象に統合検索を実施することを特徴とする請求項22に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項28】
前記管理ステップは、前記ユーザを登録したメンバーリスト及び前記メンバーが登録したグループリストを同時に表示することを特徴とする請求項22に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項29】
前記登録ステップは、前記他のメンバーが登録したグループのリストにそのグループ情報が含まれたグループを前記ユーザに関連するグループリストに追加することを特徴とする請求項28に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項30】
前記管理ステップは、前記ユーザのリクエストに応じて、前記グループに属する少なくとも1人の構成員または構成員全体についての情報を、特定のメンバーと共有することを特徴とする請求項22に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項31】
前記少なくとも1人の構成員または構成員全体についての情報は、前記メンバーに関連するメンバーリストまたはグループリストに追加されることを特徴とする請求項30に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項32】
前記管理ステップは、前記構成員が連絡先の公開を許容した場合、前記構成員の連絡先を前記メンバーに公開することを特徴とする請求項30に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項33】
前記構成員の連絡先は、前記メッセージングサービスシステム上に格納されたり、前記メンバーのモバイル端末上に格納されることを特徴とする請求項32に記載のメッセージングサービス方法。
【請求項34】
請求項22から請求項33のいずれか1項の方法を実行するためのプログラムが記録されていることを特徴とするコンピュータで読み出し可能な記録媒体。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【公開番号】特開2012−252699(P2012−252699A)
【公開日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−121761(P2012−121761)
【出願日】平成24年5月29日(2012.5.29)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.アンドロイド
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年5月29日(2012.5.29)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.アンドロイド
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]