説明

モジュール式に構築された運転室モデルレンジ

本発明は、前部壁(3)、それぞれがサイドドアを有する2つの側壁(4、4’)、及び後部壁(5)、及び運転室床(6)を有する実質的に標準化された基本モジュール(2)を備え、両側壁(4、4’)が、ルーフ側の横ルーフアーチ(7)によってBピラーの領域で相互接続される、商用車用のモジュール式に構築された運転室モデルレンジに関する。本発明の1つの不可欠な要素は、モジュール式に構築された運転室ルーフ(8)が提供され、横ルーフアーチ(7)がモジュール式に構築された運転室ルーフ(8)の構成要素であり、ルーフの外部表面の一部を形成することである。横方向ルーフアーチ(7)はまた、フロントルーフモジュール(9)及びリヤルーフモジュール(10)に接続され、少なくとも形状及び/又は機能に関し互いに異なる少なくとも2つの異なるフロントルーフモジュール(9)及び/又は2つの異なるリヤルーフモジュール(10)が提供される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前段に記載のモジュール式に構築された運転室モデルレンジに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、様々に異なる寸法の運転室を形成する貨物自動車用のモジュール式に構築された運転室モデルレンジを開示する。この場合、全ての様々な運転室用の標準化された構成のものである基本モジュールと、それに追加でき、様々な運転室毎に異なる長さ寸法を有する付加モジュールとが提供される。基本モジュールは、前部壁、それぞれがドア及びドア枠を備えた2つの側壁、床及びフロントルーフ部分を有し、それが後部に開口しており、後部に環状に閉じた第1フランジ取り付け領域を有するように設計される。それと比較して、付加モジュールは、後部壁、2つの側壁部分、床部分及びリヤルーフ部分を有し、それが前部に開口しており、前部において、第1フランジ取り付け領域に補完的である環状閉鎖第2フランジ取り付け領域を有するように設計される。付加モジュールにおいて、側壁部分、床部分及びルーフ部分は、運転室毎に異なる長さ寸法を有する。
【0003】
特許文献2は、異なる長さ、幅及び高さ寸法の運転室を備えた貨物自動車用モジュラー構成の運転室モデルレンジを開示する。この場合、標準化運転室基本車体部品に、任意に、中間部品を用いて、又は用いないで、開放可能なように又は開放不能なように接続できる異なるルーフ付属部品が提供される。運転室側壁及び運転室後部壁は、それらを3面で包囲し、ルーフ付属部品ゾーンを強化する枠状プロフィルとしてルーフ付属部品の接続領域に設計され、枠状プロフィルは、別の棒状プロフィルによって運転室の前部壁側の全方面で閉じられる。
【0004】
特許文献3は、異なる外部寸法の運転室及び異なる高さのセミトレーラを有する、貨物自動車用、特にセミトレーラ車用の導風装置用キットを開示する。貨物自動車の空気抵抗を低減し、同一流動条件で均一な閉外観を達成するために、異なる外部寸法の運転室と異なる高さの隣接セミトレーラとの間のつなぎ領域内への導風装置の使用が提案される。導風装置は、運転室ルーフの後部に配置され、全ての様々な運転室に対しその寸法が標準化される高さ調整可能な導風翼と、運転室の後部壁側に調整可能に締結される、標準化導風板、及び導風翼と運転室ルーフとの間、及び導風翼と導風板との間に配置され、それらを接続する標準化中間要素とを有する。
【0005】
特許文献4は、貨物自動車に寝台を取り付け、及び貨物自動車からそれを取り外す方法を開示する。このために、貨物自動車の運転室の後部壁は、脱着可能な構造のものであり、取り外されると、貨物自動車の運転室に簡単に接続できる寝台に取って代えられる。貨物自動車は、ゆえに異なる要件に、例えば地方への商品の運搬又は長距離の商品の運搬に簡単且つ速やかに適合できる。この場合、貨物自動車の運転室で行える変換動作は、基本的に運転室の脱着可能な後部壁の取り外し又は取り付け及び寝台及び/又はリビングキャビンの取り付け又は取り外しに限定される。
【0006】
【特許文献1】独国特許出願公開第101 18 344 A1号明細書
【特許文献2】独国特許出願公開第43 02 489 A1号明細書
【特許文献3】独国特許出願公開第38 231 161A1号明細書
【特許文献4】米国特許第6,178,612 B1号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、冒頭に記載した種類のモジュール式に構築された運転室モデルレンジの、特に様々な運転室の形成が簡素化される、改良された実施形態を規定する課題に関する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的は、独立請求項の主題によって達成され、有利な改良は従属請求項の主題である。
【0009】
本発明は、実質的に標準化された運転室基本モジュールを有するモジュール式に構築された運転室モデルレンジ用に、フロントルーフモジュールを有するフロントルーフ領域及びリヤルーフモジュールを有するリヤルーフ領域に、横方向ルーフアーチによって分割される、モジュール式に構築された運転室ルーフを提供する一般概念に基づいている。この場合、少なくとも2つの異なるフロントルーフモジュール及び/又は2つの異なるリヤルーフモジュールが提供され、前記ルーフモジュールは、少なくともそれらの形状及び/又は機能に関して互いに異なり、その結果、運転室ルーフの様々な構成が可能になる。
【0010】
運転室基本モジュールは、前部壁、2つの側壁及び後部壁及び運転室床を有し、本発明による横方向ルーフアーチで2つの側壁をルーフ側のそれらのBピラーの領域において接続するが、横方向ルーフアーチはモジュラー運転室ルーフの一部である。
【0011】
フロントルーフモジュールは横方向ルーフアーチに走行方向の前で隣接し、リヤルーフモジュールはそれに走行方向の後ろで隣接し、前記ルーフモジュールは、同じように又は異なるように構成され、変形実施形態によれば、横方向ルーフアーチと一緒に、連続ルーフ外部表面を形成する。
【0012】
このことは、運転室モデルレンジのモジュール式に構築された運転室ルーフが一方又は両方のルーフモジュールの簡単な交換で異なる要件に適合できる利点を提供できる。このことは特にルーフの後部領域を車体に対応して設計されたリヤルーフモジュールと適合させる可能性を生む。この場合、フロントルーフモジュールとリヤルーフモジュールとは互いに独立しており異なる高さ又は異なるルーフ形状を有しても良い。
【0013】
一般に、本発明による解決策は、運転室モデルレンジの、それ自体同一である、基本モジュールを使用し、後に続く製造ステップ中にのみ前記基本モデルを、異なった設計の横方向ルーフアーチによって及び/又は異なるルーフモジュールによって、商用車に課せられた後に続く要件に適合させる製造過程における利点を提供できる。製造過程の後期に変形体を形成できることにより、製造過程をさらに柔軟にし、加えて、その製造過程を簡潔且つ経済的にすることが可能となる。
【0014】
このようにして、例えば、非常に進んだ製造段階での製造過程に立ち入り、横方向ルーフアーチ又はルーフモジュールを変更することによって、通常ルーフを有する運転室から非常に低いルーフ(例えば自動車輸送用の)を有する運転室に変換することが可能となる。
【0015】
本発明による解決策の好ましい実施形態によれば、フロントルーフモジュールの変形体をリヤルーフモジュールとして使用でき、又はその逆に使用できる。このことは、リヤルーフ開口部及びフロントルーフ開口部の両方に、それぞれ他のルーフ開口部用に元々提供されたルーフモジュールを提供できることを可能にする。標準化寸法を有する構造的に同一のルーフモジュールをゆえに製造できるので、製造過程中の柔軟性及び運転室ルーフの遡及的変換に関する柔軟性が著しく増加されるようにできる。同時に、同一部品数が増加するので、これらをより経済的且つ費用効果的に製造できる。
【0016】
フロントルーフモジュール及び/又はリヤルーフモジュールをユニットキャリヤとして設計すると好都合である。このことは、ルーフモジュールをすでに工場で準備でき、その結果、それぞれ、例えば運転室空調システム、車体用の付属暖房システム又は冷房システムが搭載されるユニットを安全且つ確実に支持できる利点を提供する。その結果、ユニットキャリヤの遡及的な複雑且つ高価な変換作業を省略できる。同時に、原則的に、貨物自動車の使用用途を変更するとき、ルーフモジュールを、それの簡単な交換によって、新たな要件に適合させることも可能である。
【0017】
さらに、導風体としてフロントルーフモジュール及び/又はリヤルーフモジュールを設計するように準備される。例えば、家具用貨物自動車のような、特に大きな収納空間容積を有する商用車は、大きな空気抵抗となり、それによって高燃費の原因となる。導風体としてフロントルーフモジュール及び/又はリヤルーフモジュールを設計することによって、商用車の空気抵抗を著しく低減させ、それによって燃費を節約することが可能である。この場合、上述の実施形態と同様に、運転室は、製造過程中にルーフモジュールを交換することによって、変った使用要件に、さらに特に遡及的にも、適合させることができる。
【0018】
一般に、他の好ましい実施形態によれば、フロントルーフモジュール及び/又はリヤルーフモジュールの他の変形実施形態が、例えば収納空間として及び/又は寝台として提供できる。
【0019】
好ましい実施形態によれば、少なくとも2つの異なる横方向ルーフアーチが提供される。変形実施形態による、横方向ルーフアーチは、同時にルーフの外部表面の一部であってもよく、例えば異なる高さを有する、異なる実施形態において、運転室モデルレンジのルーフ形状に実質的な影響を与える。例えば、1つの横方向ルーフアーチがこの場合考えられ、それは著しく運転室の高さを増加する、それによって収納される荷物用又は寝台用の空間を付加的に提供する。両側壁の上端部と事実上同高さで延びるもう1つの横方向ルーフアーチは、例えば、運転室が自動車輸送車として使用されることを可能にする。
【0020】
本発明の特に有利な実施形態によれば、少なくとも1つのルーフモジュールはルーフウインドウを有することができる。ルーフウインドウは、自動車用のオプション特徴として昨今注文されることが良くあり、ルーフ側の付加的且つ自然の入射光によって運転者の運転快適さを増し、さらに運転室の最新の運転台でよく生じる孤立感を回避する。
【0021】
本発明の他の重要な特徴や利点は、従属請求項から、図面から、図面を参照しての図の関連説明から明らかとなる。
【0022】
上述の特徴や、以下で説明される特徴は、それぞれ記述された組み合わせにおいてだけでなく、他の組み合わせ又はそのままでも本発明の枠組みから逸脱することなく使用できることは言うまでもない。
【0023】
本発明の好ましい例示的実施形態は、図に示され、以下の文章で詳述され、同じ参照番号は、同一又は同等又は機能的に同一の構成要素を示す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
図1によれば、商用車用の運転室モデルレンジの本発明によるモジュール式に構築された運転室1は、前部壁3、2つの側壁4、4’及び後部壁5及び運転室床6を有する実質的に標準化された基本モジュール2を有する。運転室1の基本モジュール2は、異なる自動車シャーシ(図示せず)に取り付けることができるので、非常に広範囲の商用車が実現可能になる。2つの側壁4及び4’はそれぞれ、それぞれの自動車ドア(図示せず)を配置できるドア開口部を有する。さらに、2つの側壁4、4’は、走行方向に見て、前端部における前部壁3を介して、及び走行方向に見て、後端部における後部壁5を介して商用車の横方向に互いに接続される。
【0025】
ルーフ側では、基本モジュール2は、2つの側壁4及び4’を接続し、それらのBピラーの領域に配置される横方向ルーフアーチ7を有する。横方向ルーフアーチ7は、付加的に運転室1を横方向に強化し、モジュール式に構築された運転室ルーフ8の一部であり、ルーフの外部表面の一部を形成する。
【0026】
図1によれば、モジュール式に構築された運転室ルーフ8は、フロントルーフモジュール9、リヤルーフモジュール10、及び一方でフロントルーフモジュール9に隣接し、他方でリヤルーフモジュール10に隣接し、前記リーフモジュールを互いに分離する横方向ルーフアーチ7によって形成される。前部壁3の上枠部分11、2つの側壁4及び4’の上方前部領域13、13’及び横方向ルーフアーチ7は、フロントルーフモジュール9の、基本モジュール2上の支持表面又は基本モジュール2への接続表面の働きをする。2つの側壁4及び4’のそれぞれの後部上方領域14、14’、後部壁5の上方領域(特に図示せず)、及び同様に横方向ルーフアーチ7は、リヤルーフモジュール10の、基本モジュール2上の支持表面又は基本モジュール2への接続表面の働きをする。
【0027】
図1によれば、フロントルーフモジュール9、横方向ルーフアーチ7及びリヤルーフモジュール10はルーフの連続外部表面を形成する。この場合、2つのルーフモジュール9及び10は、フロントルーフモジュール9の変形体がリヤルーフモジュール10として使用でき、又はその逆に使用できるように設計されても良い。一般に、少なくとも2つの異なるフロントルーフモジュール9及び/又は2つの異なるリヤルーフモジュール10が提供され、前記ルーフモジュールは少なくともそれらの形状及び/又はそれらの機能に関して互いに異なる。
【0028】
図1で例として示された基本モジュール2は、横方向ルーフアーチ7がモジュラー運転室ルーフ8を実質的に半分に分割するように設計される。しかしながら、フロントルーフモジュール9がリヤルーフモジュール10よりも長く又は短く、ゆえに横方向ルーフアーチ7が運転室ルーフ8を異なる大きさの2つのルーフ表面に分割する変形実施形態も考えられる。
【0029】
様々な変形実施形態によれば、フロントルーフモジュール9及び/又はリヤルーフモジュール10は、例えば、運転室空調システム(図示せず)、付属暖房システム又は冷房装置(図示せず)用の、例えば、ユニットキャリヤとして設計できる。2つのルーフモジュール9、10の少なくとも1つが導風体として設計されることも考えられる。この種類の導風体(図示せず)は、商用車の特定の車体に適合され、その空気抵抗、ゆえにエネルギーコストを低減する。
【0030】
さらに又はあるいは、本発明によるルーフモジュール9、10の他の実施形態は、例えば、収納空間として又は寝台として考えられる。
【0031】
2つのルーフモジュール9及び10の簡単な交換性によって、製造過程中の高度の柔軟性が達成され、さらに、例えば使用用途を変更するときの、原則的に商用車の転用も簡素化できる。例えば、前にピースグッズ(反物)輸送車として使用されていた貨物自動車が将来に冷凍食品を運搬することになった場合、車体が交換された後、リヤルーフモジュール10だけをユニットキャリヤとして設計されたルーフモジュール10と交換すればよい。車体を冷房するのに必要な冷房装置はゆえにそれに装備できる。さらに、空気抵抗の改良が望まれる場合、フロントルーフモジュール9を、導風装置を有する対応ルーフモジュール9と交換することが可能である。この例により、本発明による広範囲の使用及び関連の利点が分かる。
【0032】
さらに、本発明による解決策は、基本的に標準化基本モジュール2が製造され、さらに事前に製造され、モジュール式に構築された運転室ルーフ8だけが特定の後に続く要件に適合されることによって製造過程が大いに合理化される利点を提供できる。
【0033】
図2によれば、モジュール式に構築された運転室ルーフ8の他の変形実施形態が示される。図1と比べて、フロントルーフモジュール9、横方向ルーフアーチ7及びリヤルーフモジュール10はここでは事実上湾曲していない。このことは、運転室1の上の空間をゆえに荷台としても使用できるので、特に自動車輸送車の場合に有利となるルーフ高さの大きな低減になる。
【0034】
変形実施形態によれば、ルーフウインドウ12は、フロントルーフモジュール9及び/又はリヤルーフモジュール10に提供でき、そのルーフウインドウを通して自然又は色の付いた日光が運転室1に入射し、それによって運転快適さを増す。
【0035】
要約すると、本発明による解決策の基本的な特徴は、次のようなことを特徴とする:
本発明は、基本的に、前部壁3、2つの側壁4、4’、及び後部壁5を備えた標準化基本モジュール2を有するモジュール式に構築された運転室1にモジュール式に構築された運転室ルーフ8を提供することを提案する。モジュール式運転室ルーフ8は、横方向ルーフアーチ7、フロントルーフモジュール9、及びリヤルーフモジュール10を有し、これらは、走行方向に見て、側壁4及び4’を互いにそれらのBピラーの領域で接続し、同時にルーフの外部表面の一部を形成する横方向ルーフアーチ7の前又は後ろに配置される。この場合、少なくとも2つの異なるフロントルーフモジュール9及び/又は2つの異なるリヤルーフモジュール10が提供され、前記ルーフモジュールは少なくともそれらの形状及び/又はそれらの機能に関して互いに異なる。
【0036】
ルーフモジュール9及び/又は10は、例えば、冷房装置用のユニットキャリヤとして、導風体として、収納空間として又は寝台として設計できる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】モジュール式に構築された運転室ルーフの斜視図を示す。
【図2】図1と異なる変形実施形態の運転室ルーフの斜視図を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前部壁(3)、それぞれがサイドドアを備えた2つの側壁(4、4’)、及び後部壁(5)、及び運転室床(6)を有する実質的に標準化された基本モジュール(2)を備え、
前記2つの側壁(4、4’)がルーフ側の横方向ルーフアーチ(7)を介してそれらのBピラーの領域で互いに接続される、商用車用のモジュール式に構築された運転室モデルレンジであって、
モジュール式に構築された運転室ルーフ(8)が提供され、
前記横方向ルーフアーチ(7)が前記モジュール式運転室ルーフ(8)の一部であり、前記ルーフの外部表面の一部を形成し、
前記横方向ルーフアーチ(7)が一方の側でフロントルーフモジュール(9)に隣接し、他方の側でリヤルーフモジュール(10)に隣接し、
少なくとも2つの異なるフロントルーフモジュール(9)及び/又は2つの異なるリヤルーフモジュール(10)が提供され、前記ルーフモジュールが少なくともそれらの形状及び/又は機能に関して互いに異なることを特徴とするモジュール式に構築された運転室モデルレンジ。
【請求項2】
前記フロントルーフモジュール(9)の変形体が前記リヤルーフモジュール(10)として使用でき、又はその逆も使用できることを特徴とする請求項1に記載のモジュール式に構築された運転室モデルレンジ。
【請求項3】
前記フロントルーフモジュール(9)及び/又は前記リヤルーフモジュール(10)がユニットキャリヤとして設計されることを特徴とする請求項1あるいは2に記載のモジュール式に構築された運転室モデルレンジ。
【請求項4】
前記フロントルーフモジュール(9)及び/又は前記リヤルーフモジュール(10)が導風体として設計されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のモジュール式に構築された運転室モデルレンジ。
【請求項5】
前記フロントルーフモジュール(9)及び/又は前記リヤルーフモジュール(10)が収納空間として設計されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のモジュール式に構築された運転室モデルレンジ。
【請求項6】
前記フロントルーフモジュール(9)及び/又は前記リヤルーフモジュール(10)が寝台として設計されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のモジュール式に構築された運転室モデルレンジ。
【請求項7】
少なくとも2つの異なる横方向ルーフアーチ(7)が提供されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のモジュール式に構築された運転室モデルレンジ。
【請求項8】
少なくとも1つのルーフモジュール(9、10)がルーフウインドウを有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のモジュール式に構築された運転室モデルレンジ。
【請求項9】
少なくとも1つのルーフモジュール(9、10)が商用車の車体に適合されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のモジュール式に構築された運転室モデルレンジ。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2007−506612(P2007−506612A)
【公表日】平成19年3月22日(2007.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−527294(P2006−527294)
【出願日】平成16年9月2日(2004.9.2)
【国際出願番号】PCT/EP2004/009758
【国際公開番号】WO2005/039960
【国際公開日】平成17年5月6日(2005.5.6)
【出願人】(598051819)ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト (1,147)
【Fターム(参考)】