説明

モップ用撚糸およびその製造方法

【課題】見た目の風合いに優れ、塵埃の捕捉性および保持性に優れたモップ用撚糸およびその製造方法を提供することである。
【解決手段】同一方向に施撚された複数本の単糸からなる糸束を、単糸の施撚方向と逆の方向に撚り合わせて第一撚糸を製造する第一工程と、第一撚糸複数本を、第一の熱融着糸を中心に第一撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせた後、加熱し第一撚糸相互を接着させて第二撚糸30を製造する第二工程と、第二撚糸30複数本を、第二の熱融着糸31を中心に第二撚糸30の施撚方向と逆方向に撚り合わせた後、加熱し第二撚糸30相互を接着させてモップ用撚糸40を製造する第三工程とからなるモップ用撚糸40の製造方法を構成したのである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、清掃用具であるモップの拭き取り部に用い、塵埃を捕捉および保持するモップ用撚糸およびその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来からモップの拭き取り部に、太番手の単糸2本を、熱融着糸を中心に撚り合わせ加熱接着させたモップ用撚糸や、細番手の単糸10数本を、熱融着糸を用いず片撚りしたモップ用撚糸がよく知られている。
【0003】
しかし太番手の単糸2本を、熱融着糸を中心に撚り合わせ加熱接着させたモップ用撚糸は、2本の単糸が固い撚り合わせであるため、モップ用撚糸表面の凹凸が少なくブラッシング効果があまりなく、塵埃の捕捉性が悪い。また、捕捉した塵埃を収納する隙間がほとんどないため塵埃の保持性も悪い。一方、細番手の単糸10数本を、熱融着糸を用いずに片撚りしたモップ用撚糸は、撚っただけであるからほつれやすく、耐久性が悪い。また、毛先がケバ立つなどして見た目の体裁も悪い。このようにそれぞれ問題点を抱えている。
【0004】
そこで特許文献1には、複数本の単糸を引き揃えてこの単糸の撚り方向と同じ方向に施撚して下撚りされた撚糸複数本を、1本の熱融着糸を中心に撚り合わせ、加熱し撚糸相互を接着したモップ用撚糸が提案されている。
【0005】
前記した太番手の単糸2本を、熱融着糸を中心に撚り合わせ加熱接着させたモップ用撚糸と比較すると、特許文献1に記載のモップ用撚糸は、複数本を撚り合わせたものであるため撚糸表面の凹凸が大きい。そのため、ある程度のブラッシング効果を有し塵埃の捕捉性に勝る。また、捕捉した塵埃を収納する隙間が単糸相互間にある程度存在するため、塵埃の保持性にも勝る。
【0006】
また、前記した細番手の単糸10数本を、熱融着糸を用いず片撚りしたモップ用撚糸と比較すると、特許文献1に記載のモップ用撚糸は、単糸相互が熱融着糸の加熱による溶融により接着しているため、容易にはほつれず耐久性に勝る。
【0007】
しかし特許文献1に記載のモップ用撚糸は、単糸の地撚りの方向と、下撚りの方向が同一であるため単糸がきつく締め上げられている。そのため、モップ用撚糸にボリューム感をもたせることができず、風合いがはなはだ悪いものとなってしまう。また、単糸同士のきつい締め上げにより、モップ用撚糸表面の凹凸があまり大きなものとはならない。そのため、ブラッシング効果が不十分で塵埃の捕捉性もいまだ要求に応えるものではない。さらに、同じく単糸同士のきつい締め上げにより、塵埃を収納する単糸間の隙間が十分には存在しない。そのため、塵埃の保持性もいまだ要求に応えるものではない。以上のように、特許文献1に記載のモップ用撚糸は、克服すべきさまざまな問題点を抱えている。
【特許文献1】特許第3038102号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこでこの発明の解決すべき課題は、見た目の風合いに優れ、塵埃の捕捉性および保持性に優れたモップ用撚糸の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記した課題を解決するため、この発明にかかるモップ用撚糸の製造方法は、同一方向に施撚された複数本の単糸からなる糸束を、単糸の施撚方向と逆の方向に撚り合わせて第一撚糸を製造する第一工程と、第一撚糸複数本を、熱融着糸を中心に第一撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせた後、加熱し第一撚糸相互を接着させて第二撚糸を製造する第二工程と、第二撚糸複数本を、熱融着糸を中心に第二撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせた後、加熱し第二撚糸相互を接着させてモップ用撚糸を製造する第三工程とから構成したのである。
【0010】
また、この発明にかかるモップ用撚糸の製造方法は、同一方向に施撚された複数本の単糸からなる糸束を、単糸の施撚方向と逆の方向に撚り合わせて第一撚糸を製造する第一工程と、第一撚糸複数本を、第一撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせて第二撚糸を製造する第二工程と、第二撚糸複数本を、熱融着糸を中心に第二撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせた後、加熱し第二撚糸相互を接着させてモップ用撚糸を製造する第三工程とから構成したのである。
【0011】
上記した製造方法に用いる単糸の太さは、綿番手で6〜20番手であるのが好ましい。また、上記した製造方法の各工程における撚糸の撚り数は、第一工程においては40〜120T/mであり、第二工程においては80〜150T/mであり、第三工程においては80〜140T/mであるのが好ましい。さらに、上記した製造方法の各工程において撚り合わせる糸の本数は、第一工程においては2〜8本、第二工程においては2〜4本、第三工程においては2〜4本であるのが好ましい。
【0012】
さらに、上記した課題を解決するため、この発明にかかるモップ用撚糸は、同一方向に施撚された複数本の単糸からなる糸束を、単糸の施撚方向と逆の方向に撚り合わせて第一撚糸を形成し、第一撚糸複数本を、第一の熱融着糸を中心に第一撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせた後、加熱し第一撚糸相互を接着させて第二撚糸を形成し、第二撚糸複数本を、第二の熱融着糸を中心に第二撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせた後、加熱し第二撚糸相互を接着させることにより形成したのである。
【0013】
また、この発明にかかるモップ用撚糸は、同一方向に施撚された複数本の単糸からなる糸束を、単糸の施撚方向と逆の方向に撚り合わせて第一撚糸を形成し、第一撚糸複数本を、第一撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせて第二撚糸を形成し、第二撚糸複数本を、熱融着糸を中心に第二撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせた後、加熱し第二撚糸相互を接着させることにより形成したのである。
【0014】
上記したモップ用撚糸に用いる単糸の太さは、綿番手で6〜20番手であるのが好ましい。また、撚糸の撚り数は、第一撚糸は40〜120T/m、第二撚糸は80〜150T/m、モップ用撚糸は80〜140T/mであるのが好ましい。さらに、撚り合わせる糸の本数は、単糸は2〜8本、第一撚糸は2〜4本、第二撚糸は2〜4本であるのが好ましい。
【発明の効果】
【0015】
この発明にかかる製造方法では、各工程における撚糸の撚りの方向が、前の工程における撚糸の撚りの方向と逆になるため、撚りを戻して単糸の締め付けを開放することになる。そのため、ボリューム感に富み、やわらかい風合いを持たせたモップ用撚糸を製造することができる。また、単糸同士の締め付けがゆるいので、モップ用撚糸表面の凹凸が大きくなる。そのため、十分なブラッシング効果を持たせることができ、塵埃の捕捉性に優れたモップ用撚糸を製造することができる。さらに、同じく単糸間の締め付けがゆるいので、単糸間に塵埃を収納する隙間を多く形成できる。そのため、塵埃の保持性に優れたモップ用撚糸を製造することができる。さらに、熱融着糸によって単糸同士が接着しているため、ほつれが生じることがなく、また十分な耐久性も得られる。
【0016】
単糸の太さを綿番手で6〜20番手にすることで、見た目の風合いがよく、塵埃の捕捉性および保持性に優れたモップ用撚糸を製造するのに好適な太さとなる。また各工程における撚糸の撚り数を、第一工程においては40〜120T/mとし、第二工程においては80〜150T/mとし、第三工程においては80〜140T/mとすることで、同様に見た目の風合いがよく、塵埃の捕捉性および保持性に優れたモップ用撚糸を製造するのに好適な施撚回数となる。また各工程において撚り合わせる糸の本数を、第一工程においては2〜8本、第二工程においては2〜4本、第三工程においては2〜4本とすることで、同様に見た目の風合いに優れ、塵埃の捕捉性および保持性に優れたモップ用撚糸を製造するのに好適な本数となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施形態について説明する。この発明にかかるモップ用撚糸40の製造方法は、3つの工程に分かれ、単糸10から第一撚糸20を製造する第一工程と、第一撚糸20と低融点ナイロンモノフィラメント21から第二撚糸30を製造する第二工程と、第二撚糸30と低融点ナイロンモノフィラメント31からモップ用撚糸40を製造する第三工程とからなる。以下それぞれの工程について説明する。
【0018】
図1に示すように、第一工程では、Z撚りの細番手単糸10を4本引きそろえ、これらを単糸10の施撚方向と逆向きのS撚りに撚ることで第一撚糸20が製造される。
【0019】
第一工程に用いる単糸10の太さは、とくに限定されないが、綿番手で6〜20番手とすることで、モップ用撚糸40が見た目の風合いがよく、塵埃の捕捉性および保持性に優れたものとなるため好ましい。また、第一撚糸20の撚り数は、とくに限定されないが、40〜120T/m、より好ましくは60〜90T/mとすることでモップ用撚糸40が見た目の風合いがよく、塵埃の捕捉性および保持性に優れたものとなる。なお、単糸10の本数は、この実施形態では4本としたが、とくにこれに限られない。しかし、モップ用撚糸40を見た目の風合いがよく、塵埃の捕捉性および保持性に優れたものとするには、2〜8本が適している。ここで、単糸10にはモップとしての機能を発揮するのに好適なものとして、綿糸、ナイロン、エステル、アクリル、レイヨン、およびこれらの混紡糸が用いられる。
【0020】
図2に示すように、第二工程では、S撚りの第一撚糸20を2本引きそろえ、低融点ナイロンモノフィラメント21を中心に、第一撚糸20の施撚方向と逆向きのZ撚りに撚り、加熱処理により低融点ナイロンモノフィラメント21を溶融させ、第一撚糸20相互を接着させることで第二撚糸30が製造される。
【0021】
第二工程において、第二撚糸30の撚り数は、とくに限定されないが、80〜150T/m、より好ましくは100〜130T/mとすることで、モップ用撚糸40が見た目の風合いがよく、塵埃の捕捉性および保持性に優れたものとなる。なお、第一撚糸20の本数は、この実施形態では2本としたがこれに限られない。しかし、モップ用撚糸40を見た目の風合いがよく、塵埃の捕捉性および保持性に優れたものとするには、2〜4本が適している。
【0022】
なおこの実施形態では、第二工程において低融点ナイロンモノフィラメント21を中心に第一撚糸20を撚り合せているが、低融点ナイロンモノフィラメント21を用いずに第一撚糸20のみをより合わせて第二撚糸30を製造してもよい。
【0023】
図3に示すように、第三工程では、Z撚りの第二撚糸30を2本引きそろえ、低融点ナイロンモノフィラメント31を中心に、第二撚糸30の施撚方向と逆向きのS撚りに撚り、加熱処理により低融点ナイロンモノフィラメント31を溶融させ、第二撚糸30相互を接着させることでモップ用撚糸40が製造される。
【0024】
第三工程において、モップ用撚糸40の撚り数は、とくに限定されないが、80〜140T/m、より好ましくは100〜120T/mとすることで、モップ用撚糸40が見た目の風合いがよく、塵埃の捕捉性および保持性に優れたものとなる。なお、第二撚糸30の本数は、この実施形態では2本としたがこれに限られない。しかし、モップ用撚糸40を見た目の風合いがよく、塵埃の捕捉性および保持性に優れたものとするには、2〜4本が適している。
【0025】
なおこの実施形態では、Z撚りした単糸10を用いたが、S撚りのものを用いてもよい。その場合には、第一撚糸20はZ撚り、第二撚糸30はS撚り、モップ用撚糸40はZ撚りと、各工程における撚りの方向はこの実施形態と逆となる。また、この実施形態では撚糸20同士、撚糸30同士を接着するものとして低融点ナイロンのモノフィラメント21、31を用いたが、低融点ナイロンのマルチフィラメントをはじめとする他の熱融着糸でこれに代替することもできる。また、各工程における施撚の方法および加熱処理の方法は、公知のものが用いられる。
【0026】
上記した製造方法により製造されたモップ用撚糸40は、各工程における撚糸の撚りの方向が、前の工程における撚糸の撚りの方向と逆になるため、撚りを戻して単糸の締め付けを開放することになり、ボリューム感に富み、やわらかい風合いを持っている。また、単糸同士の締め付けがゆるいので、モップ用撚糸40表面の凹凸が大きくなり、十分なブラッシング効果を持たせることができるため、塵埃の捕捉性に優れている。さらに、同じく単糸間の締め付けがゆるいため、単糸間に塵埃を収納する隙間を多く形成でき、塵埃の保持性に優れている。さらに、低融点ナイロンモノフィラメント21、31によって単糸10同士が接着しているため、ほつれが生じることがなく、また十分な耐久性も得られる。なお、モップ用撚糸40にボリュームを持たせた副次的な効果として、モップ全体の軽量化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】第一工程の図
【図2】第二工程の図
【図3】第三工程の図
【符号の説明】
【0028】
10 単糸
20 第一撚糸
21 低融点ナイロンモノフィラメント
30 第二撚糸
31 低融点ナイロンモノフィラメント
40 モップ用撚糸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
同一方向に施撚された複数本の単糸からなる糸束を、単糸の施撚方向と逆の方向に撚り合わせて第一撚糸を製造する第一工程と、第一撚糸複数本を、第一の熱融着糸を中心に第一撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせた後、加熱し第一撚糸相互を接着させて第二撚糸を製造する第二工程と、第二撚糸複数本を、第二の熱融着糸を中心に第二撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせた後、加熱し第二撚糸相互を接着させてモップ用撚糸を製造する第三工程とからなるモップ用撚糸の製造方法。
【請求項2】
同一方向に施撚された複数本の単糸からなる糸束を、単糸の施撚方向と逆の方向に撚り合わせて第一撚糸を製造する第一工程と、第一撚糸複数本を、第一撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせて第二撚糸を製造する第二工程と、第二撚糸複数本を、熱融着糸を中心に第二撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせた後、加熱し第二撚糸相互を接着させてモップ用撚糸を製造する第三工程とからなるモップ用撚糸の製造方法。
【請求項3】
前記単糸の太さは、綿番手で6〜20番手である請求項1または2に記載のモップ用撚糸の製造方法。
【請求項4】
前記第一工程における第一撚糸の撚り数は、40〜120T/mである請求項1から3のいずれかに記載のモップ用撚糸の製造方法。
【請求項5】
前記第二工程における第二撚糸の撚り数は、80〜150T/mである請求項1から4のいずれかに記載のモップ用撚糸の製造方法。
【請求項6】
前記第三工程におけるモップ用撚糸の撚り数は、80〜140T/mである請求項1から5のいずれかに記載のモップ用撚糸の製造方法。
【請求項7】
前記第一工程において撚り合せる単糸の本数は、2〜8本である請求項1から6のいずれかに記載のモップ用撚糸の製造方法。
【請求項8】
前記第二工程において撚り合せる第一撚糸の本数は、2〜4本である請求項1から7のいずれかに記載のモップ用撚糸の製造方法。
【請求項9】
前記第三工程において撚り合せる第二撚糸の本数は、2〜4本である請求項1から8のいずれかに記載のモップ用撚糸の製造方法。
【請求項10】
同一方向に施撚された複数本の単糸からなる糸束を、単糸の施撚方向と逆の方向に撚り合わせて第一撚糸を形成し、第一撚糸複数本を、第一の熱融着糸を中心に第一撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせた後、加熱し第一撚糸相互を接着させて第二撚糸を形成し、第二撚糸複数本を、第二の熱融着糸を中心に第二撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせた後、加熱し第二撚糸相互を接着させることにより形成されるモップ用撚糸。
【請求項11】
同一方向に施撚された複数本の単糸からなる糸束を、単糸の施撚方向と逆の方向に撚り合わせて第一撚糸を形成し、第一撚糸複数本を、第一撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせて第二撚糸を形成し、第二撚糸複数本を、熱融着糸を中心に第二撚糸の施撚方向と逆方向に撚り合わせた後、加熱し第二撚糸相互を接着させることにより形成されるモップ用撚糸。
【請求項12】
前記単糸の太さは、綿番手で6〜20番手である請求項10または11に記載のモップ用撚糸。
【請求項13】
前記第一撚糸の撚り数は、40〜120T/mである請求項10から12のいずれかに記載のモップ用撚糸。
【請求項14】
前記第二撚糸の撚り数は、80〜150T/mである請求項10から13のいずれかに記載のモップ用撚糸。
【請求項15】
前記モップ用撚糸の撚り数は、80〜140T/mである請求項10から14のいずれかに記載のモップ用撚糸。
【請求項16】
前記単糸の本数は、2〜8本である請求項10から15のいずれかに記載のモップ用撚糸。
【請求項17】
前記第一撚糸の本数は、2〜4本である請求項10から16のいずれかに記載のモップ用撚糸。
【請求項18】
前記第二撚糸の本数は、2〜4本である請求項10から17のいずれかに記載のモップ用撚糸。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−144157(P2006−144157A)
【公開日】平成18年6月8日(2006.6.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−334433(P2004−334433)
【出願日】平成16年11月18日(2004.11.18)
【出願人】(504152270)株式会社ダイショウ (3)
【Fターム(参考)】