説明

モバイルデバイスデバイスの加入処理方法及びそのサービスコンテンツ提供システム

【課題】最初に接近したサービスポイントでもフィールド加入手順を別途に行う必要がないモバイルデバイスの加入処理方法及びそのサービスコンテンツ提供システムを提供する。
【解決手段】サービスコンテンツ提供サーバーはモバイルデバイスから伝送された固有番号を使って先加入手順を行う。前記モバイルデバイスが前記サービスコンテンツ提供サーバーと連結されたサービスポイントに最初にアクセスする時、コネクションコンテクストが伝送され、前記モバイルデバイスはサービスコンテンツを直ちに受信できる状態になる。したがって、モバイルデバイスを通じてサービスコンテンツを利用する時、最初接近したサービスポイントにも別途の加入手順が必要でなく、使用便宜性が増大する。また、サービスコンテンツを受信するために別途のケーブルや入力、ディスプレーのための追加装置を用意する必要がなく、その面倒さが解消される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はモバイルデバイスに関する無線通信に関し、より詳細には、フィールド加入手順を含まないモバイルデバイスの加入処理方法及びそのサービスコンテンツ提供システムに関する。
【背景技術】
【0002】
モバイルデバイスは、例えば、ハンドヘルドフォーン、モバイルインターネットデバイス(MID)、PDA、スマートフォーン、ネットブック、ポータブルマルチメディアプレーヤー、またはMP3プレーヤーなどのデバイスには無線インターネット機能が搭載できる。このようなモバイルデバイスは移動通信網を利用せず、無線インターネットアクセスポイントとも称されるサービスポイントを通じて、サービスコンテンツ提供システムと無線インターネット通信を行うことができる。
【0003】
WPAN(Wireless Personal Area Network)等のような近距離無線通信はサービスポイントに位置したキオスク(Kiosk)とモバイルデバイスとの間の通信に利用できる。
【0004】
モバイルデバイスのユーザが複数のサービスポイントの中に任意のサービスポイントに最初にアクセスして望みのサービスを利用しようとする場合に、コネクションコンテクスト(Connection Context)を交換するフィールド(field)加入(association)手順が要求される。結局、WPAN連結をなすため、前記ユーザは設定されたパスワードを、モバイルデバイスを通じて入力しなければならない。このようにサービスコンテンツを受信するために設定されたパスワードを入力することは使用上の不便性を招くのでそれほど歓迎されない可能性もある。
【0005】
さらに、キーボードやタッチパッドのような入力装置及びディスプレー装置を備えないモバイルデバイスの場合には、フィールド加入手順のためにユーザはUSBケーブルを携帯するか、またはモバイルデバイスに入力装置及びディスプレー装置を追加装着しなければならない面倒さを有する。
【0006】
したがって、ユーザの便宜性を最適に提供できる改善されたテクニックが本分野で要望される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】日本特許公開2008−547250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする技術的課題は、フィールド加入手順が省略できるモバイルデバイスの加入処理方法及びそのサービスコンテンツ提供システムを提供することにある。
【0009】
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、最初接近したサービスポイントでもフィールド加入手順を別途に行う必要がないモバイルデバイスの加入処理方法を提供することにある。
【0010】
本発明が解決しようとする他の1つの技術的課題は、オンラインを通じ、先加入手順を行うことができるモバイルデバイスの加入処理方法及びそのサービスコンテンツ提供システムを提供することにある。
【0011】
本発明が解決しようとするまた他の1つの技術的課題は、最初にアクセスするサービスポイントで設定されたパスワードを入力することがなくてもサービスコンテンツを受信できるモバイルデバイスの加入処理方法及びそのサービスコンテンツ提供システムを提供することにある。
【0012】
本発明が解決しようとするまた他の1つの技術的課題は、近距離無線通信ユーザの利用不便性やケーブル携帯や装置追加よる面倒さを解消できるモバイルデバイスの加入処理方法及びそのサービスコンテンツ提供システムを提供することにある。
【0013】
本発明が解決しようとするもう1つの技術的課題は、WUSBデバイスと無線USBホスト間の新規で、改善された加入処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記目的を達成するためになされた本発明によるモバイルデバイスの加入処理方法は、
サービスコンテンツ提供サーバーと連結されたサービスポイントにモバイルデバイスを最初にアクセスする段階と、前記サービスポイントを通じて、前記サービスコンテンツ提供サーバーのサービスコンテンツを前記モバイルデバイスに提供するため、前記サービスポイントから伝送されたコネクションコンテクストを前記モバイルデバイスで受信する段階とを有し、前記コネクションコンテクストは、前記モバイルデバイスが前記サービスコンテンツ提供サーバーのサービスコンテンツを受信することが許されることを示す決定に応答し、前記モバイルデバイスに伝送されることを特徴とする。
【0015】
前記モバイルデバイスは、近距離無線通信リンクを通じて前記サービスポイントをアクセスできることが好ましい。
【0016】
サービスポイントをアクセスする前に、前記モバイルデバイスで前記サービスコンテンツ提供サーバーに前記モバイルデバイスの固有番号を伝送し、前記固有番号の受信に応答して前記サービスコンテンツ提供サーバーで前記モバイルデバイスに対する先加入手順を行えることが好ましい。
【0017】
前記固有番号は前記モバイルデバイスの製品の一連番号を含み得ることが好ましい。
【0018】
前記固有番号は前記モバイルデバイスのユーザのPINを含み得ることが好ましい。
【0019】
前記固有番号は前記モバイルデバイスの製造会社番号を含み得ることが好ましい。
【0020】
前記固有番号は前記モバイルデバイスのユーザのI−PINを含み得ることが好ましい。
【0021】
前記固有番号は、前記モバイルデバイスのユーザのG−PINを含み得ることが好ましい。
【0022】
前記先加入手順は、前記固有番号に対応されるコネクションコンテクストを生成し、登録する過程を含み得ることが好ましい。
【0023】
前記モバイルデバイスは、前記固有番号と前記固有番号の対応コネクションコンテストが前記サービスコンテンツ提供サーバー内に登録されていることによって、前記サービスコンテンツ提供サーバーのサービスコンテンツの受信が許されることが決定され得ることが好ましい。
【0024】
前記コネクションコンテクストは、コネクションデバイスID、コネクションホストID、及びコネクションキーを含み得ることが好ましい。
【0025】
上記目的を達成するためになされた本発明によるサービスコンテンツ提供システムは、通信ネットワークを通じて連結されたサービスポイントと、前記モバイルデバイスが前記通信ネットワークを通じてホストサーバーに連結する時、前記モバイルデバイスの固有番号が受信されれば、前記モバイルデバイスが前記ホストサーバーからサービスコンテンツを受信することを許すため、前記モバイルデバイスの固有番号が登録される先加入手順を前記モバイルデバイスに行い、前記モバイルデバイスが望みのサービスコンテンツを受けるために前記サービスポイント内の1つを最初にアクセスする時、前記前記モバイルデバイスの固有番号が前記ホストサーバーとして登録されると、前記サービスポイントが前記モバイルデバイスに前記望みのサービスコンテンツを提供させるために前記コネクションコンテクストを前記モバイルデバイスに伝送するホストサーバーを具備することを特徴とする。
【0026】
前記モバイルデバイスと前記モバイルデバイスによってアクセスされたサービスポイントは、WPANを通じて通信できることが好ましい。
【0027】
前記モバイルデバイスの前記固有番号は、前記通信ネットワークに連結された入力ターミナルから提供され、前記モバイルデバイスは前記入力ターミナルに連結されることであり得ることが好ましい。
【0028】
前記入力ターミナルは前記通信ネットワークに無線に連結されることで得ることが好ましい。
【0029】
サービスポイントの内少なくとも1つは、無線インターネットアクセスポイントとして機能するキオスクを含み得ることが好ましい。
【0030】
前記モバイルデバイスは無線ユニバーサルシリアルバス(WUSB)を具備する素子であり、前記サービスポイントの内少なくとも1つはWUSBを具備するホストであり得ることが好ましい。
【0031】
上記目的を達成するためになされた本発明によるモバイルデバイスの加入処理方法は、前記モバイルデバイスが前記サービスコンテンツ提供サーバーにオンラインである時、前記モバイルデバイスの固有番号を前記サービスコンテンツ提供サーバーで受信する段階と、前記モバイルデバイスの固有番号が対応コネクションコンテクストとともに、登録される先加入手順を前記サービスコンテンツ提供サーバーで行う段階と、前記サービスコンテンツ提供サーバーで前記モバイルデバイスに、前記モバイルデバイスが前記サービスコンテンツ提供サーバーに連結されたサービスポイントに無線サービスコンテンツリクエストを最初送信する場合に、前記モバイルデバイスがサービスコンテンツ提供サーバーのサービスコンテンツを即刻的にアクセスさせるため、前記モバイルデバイスの固有番号に対応するコネクションコンテクストを提供する段階を有することを特徴とする。
【0032】
前記サービスコンテンツ提供サーバーは、前記先加入手順を行うためのウェブサイトを有することができることが好ましい。
【0033】
前記コネクションコンテクストはモバイルデバイスが前記サービスコンテンツ提供サーバーとオンラインである時、前記モバイルデバイスから提供され得ることが好ましい。
【0034】
上記目的を達成するためになされた本発明による加入処理方法は、モバイルデバイスから無線に送信され、前記サービスポイントに前記モバイルデバイスの最初接触であることを示すサービスコンテンツリクエストをサービスポイントで受信し、前記サービスポイントを通じて前記モバイルデバイスに前記要請されたサービスコンテンツを即刻的に無線に提供するためにコネクション情報を前記サービスポイントで前記モバイルデバイスに送信し、ここで前記コネクション情報は、前記モバイルデバイスが前記要請されたサービスコンテンツを受信することが許される決定に応答して前記モバイルデバイスに伝送されることを特徴とする。
【0035】
前記決定は、前記モバイルデバイスの固有番号が前記サービスポイントでのテーブル内に保存されることを確認するのによって作られ、前記テーブルは前記モバイルデバイスと前記ホストサーバーとの間の先加入手順内で生成され、前記先加入手順で前記ホストサーバーが前記コネクション情報に対して前記固有番号を割当できることが好ましい。
【発明の効果】
【0036】
したがって、オンラインを利用して先加入を行う本発明の実施形態によれば、最初接近したサービスポイントでもフィールド加入手順を別途に行う必要がないので、利用便宜性が向上する。また、サービスコンテンツを受信するために別途のケーブルや入力、ディスプレーのための追加装置を用意する必要がなく、その面倒さが解消される。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の実施形態によるサービスコンテンツ提供システムの全体ブロック図。
【図2】図1のホストサーバー、またはサービスポイントの装置ブロック例示図。
【図3】図1によるモバイルデバイス加入処理の制御フローチャート。
【図4】図1によるモバイルデバイス加入処理の制御フローチャート。
【図5】図1によるモバイルデバイス加入処理のためのメモリーテーブル構成の例示図。
【図6】本発明の他の実施形態によるサービスコンテンツ提供システムの全体ブロック図。
【図7】図1、または図6によるモバイルデバイスの固有番号伝送フォーマットを示す図面。
【発明を実施するための形態】
【0038】
次に、本発明に係るモバイルデバイスデバイスの加入処理方法及びそのサービスコンテンツ提供システムを実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら説明する。
しかし、本発明はここで説明される実施形態に限定されず、他の形態に具体化できる。むしろ、ここで紹介される実施形態は、理解の便宜を提供する意図以外にほかの意図がなく、開示された内容がより徹底して完全になり得るように、そして当業者に本発明の思想が十分に伝えられることができるようにするために提供される。
【0039】
本明細書で、ある素子、またはラインらが対象素子ブロックに連結されると言及された場合に、それは直接的な連結だけでなく、ある他の素子を通じて対象素子ブロックに間接的に連結される意味までも含む。
【0040】
また、各図面で提示された同一、または類似の参照符号は同一、または類似の構成要素をできるだけ示している。一部図面において、素子及びラインの連結関係は技術的内容の効果的な説明だけのためで、他の素子や回路ブロックがさらに備わることができる。
【0041】
付加的に、図面内で、サービスコンテンツ提供システムのサービスフローやモバイルデバイスの一般的な回路構成及びその加入動作は省略できる。
【0042】
まず、図1は本発明の実施形態によるサービスコンテンツ提供システムのブロック図である。
【0043】
図面を参照すれば、サービスコンテンツ提供システムは、通信ネットワーク150を通じて連結されたサービスポイント300(301乃至307を含む)と、ホストサーバー200とを具備する。
【0044】
モバイルデバイス10は前記ホストサーバー200のサービスコンテンツ(content)を前記サービスポイント300の内少なくとも1つのサービスポイント(例えば303)を通じて受信する。前記サービスポイント300(301乃至307)は公共機関、停留場、ショッピングモール、商店などのような群集場所に設置される無線インターネットアクセス装置、例えば、キオスクになることができ、無線USB(Universal Serial Bus)ホスト端末装置としての機能を有することができる。
【0045】
前記モバイルデバイス10の固有番号(serial number)12が前記通信ネットワーク150に連結した入力ターミナル100を通じて入力されれば、ラインL10、通信ネットワーク150、及びラインL20を順次に経てホストサーバー200に固有番号12が印加される。この場合に前記固有番号12は先加入要求メッセージに含まれて印加できる。
【0046】
前記ホストサーバー200は、前記モバイルデバイス10が前記ホストサーバー200とオンラインである時、前記固有番号が受信されれば、前記モバイルデバイス10に対する先加入(preassociation)手順を行う。以後、前記ホストサーバー200は前記モバイルデバイス10が前記サービスポイントの内に何れか1つ(例えば、303)に最初にアクセスの際に前記先加入手順が登録されたことに認証されると、前記サービスコンテンツの提供がすぐに対応可能にするために、コネクションコンテクストを前記モバイルデバイス10に伝送する。
【0047】
前記サービスポイント303と前記モバイルデバイス10との間にはWPAN方式の無線通信がなされ得る。そういう無線通信は無線ラン(Wireless LAN)、ブルートゥース(Bluetooth)、ジグビー(Zigbee)、またはUWB(Ultra Wide Band)のような通信方式であり得る。
【0048】
前記コネクションコンテクストはWireless USB Specification標準1.0で定義される識別字(unique ID)の場合に、コネクションデバイスID(CDID)、コネクションホストID(CHID)、及びコネクションキー(CK)とを含むことができる。前記コネクションコンテクストはフレームワーク(framework)を通じて前記モバイルデバイス10に伝送され得る。
【0049】
前記CDIDはモバイルデバイス10が前記サービスポイント300と新しい接続を試みる場合に生成される。まず臨時的な(temporary)CDIDが生成されれば、サービスポイント300から新しいCDIDを受信する時や現在の接続試図が失敗された時まで現在のCDIDがそのまま維持される。臨時的なCDIDはランダム(random)な数(number)であるので、無線USBホスト装置であるサービスポイント300が同一であるCDIDを通じてモバイルデバイス10と接続される場合はほとんどない。
【0050】
前記CHIDはユニークホストID(Unique Host ID)として前記サービスポイントから提供されている。前記CHIDは加入要求メッセージに応答された受諾メッセージの伝送する時に、前記モバイルデバイス10で印加され、前記モバイルデバイス10は前記CHIDを通じて接続されるサービスポイント300を識別できる。
【0051】
前記CKはサービスの接続時に使われるキー(Key)であり、前記サービスポイント303、または前記ホストサーバー200によって計算されて得られる。同じように、前記CKは常にユニークな値になる。
【0052】
前記ホストサーバー200、または前記サービスポイント303はアウトオブバンドチャンネル(OOB;out−of−band channels)またはsecured USB commandsを通じて、前記コネクションコンテクストをモバイルデバイス10と交換できる。結局、モバイルデバイス10は前記コネクションコンテクストの中、前記CHIDをチェックすることによって対応するホストサーバー、またはサービスポイントに連結され得る。
【0053】
本発明の実施形態として前記入力ターミナル100は有線、または無線で前記通信ネットワーク150と連結されたデスクトップコンピューター、またはノート型コンピューターが使用できる。
【0054】
先加入の時に、前記モバイルデバイス10が前記入力ターミナル100に連結していない場合には、前記モバイルデバイス10が前記サービスポイントにアクセスされた時に、または先加入手順が終了された時に、前記コネクションコンテクストは前記ホストサーバー200で前記サービスポイントを通じて前記モバイルデバイス10に提供され得る。図3の制御流れは前記モバイルデバイス10が前記入力ターミナル100に連結されていない場合に、行われる先加入手順及びサービス提供を示す。図3によるモバイルデバイスの加入処理方法は、モバイルデバイスの固有番号がオンラインを通じてサービスコンテンツ提供サーバーに伝送される場合に、前記モバイルデバイスに対する先加入手順を行う段階を有する。また、前記モバイルデバイスが前記サービスコンテンツ提供サーバーと連結されたサービスポイントに最初にアクセスする時、前記先加入手順が登録されたと認証されると、前記サービスポイントを通じてサービスコンテンツの提供が直ちに可能となるよう、コネクションコンテクストを前記モバイルデバイスに伝送する段階を有する。
【0055】
一方、前記モバイルデバイス10が前記入力ターミナル100に連結されている場合には、前記コネクションコンテクストが前記ホストサーバー200で前記モバイルデバイス10に直ちに提供され得る。図4の制御流れは前記モバイルデバイス10が前記入力ターミナル100に連結されている場合に行われる先加入手順及びサービス提供を示す。図4によるモバイルデバイスの加入処理方法は、モバイルデバイス10の固有番号がオンラインを通じてサービスコンテンツ提供サーバーに伝送される場合に、前記モバイルデバイス10に対した先加入手順を行う段階と、前記モバイルデバイス10が前記サービスコンテンツ提供サーバーと通信可能なように連結された場合に、サービスコンテンツの提供が前記サービスコンテンツ提供サーバーと連結された少なくとも1つ以上のサービスポイントで直ちになされるようにするためにコネクションコンテクストが前記オンラインを通じて前記モバイルデバイスに伝送される段階を有する。
【0056】
図1のホストサーバー200に連結された破線L31は前記通信ネックワーク150を経由することがなくても、前記ホストサーバー200がサービスポイント300と連結され得ることを示すラインである。
【0057】
図2は図1におけるホストサーバー、またはサービスポイントの装置ブロック例示図である。図面を参照すれば、装置ブロックはネットワークインターフェース210、処理制御部220、無線インターフェース230、メモリー240、及びコネクションコンテクスト(CC)認証部250とを含む。
【0058】
前記装置ブロックがホストサーバー200を構成する場合に、前記ネットワークインターフェース210はラインL20を通じて、前記通信ネットワーク150と連結され、ネックワークインターフェースを担当する。
【0059】
前記処理制御部220はサービスコンテンツ提供のための動作遂行はもちろん、本発明の実施形態による先加入手順を行う。
【0060】
前記無線インターフェース230は前記ホストサーバー200の内部では省略でき、前記サービスポイント内で装置ブロックの一部を構成する場合にモバイルデバイス10と無線通信に関連したインターフェースを担当できる。
【0061】
前記メモリー240は前記処理制御部220のプログラム及び各種処理データを保存する機能を行い、電源の供給が中断されてもデータを保存する不揮発生メモリーと電源供給の中断によってデータが消失される揮発性メモリーとを含むことができる。
【0062】
前記CC認証部250は前記モバイルデバイス10の登録の可否を確認するために、前記モバイルデバイス10の連結要求メッセージに応答して前記モバイルデバイス10のCDIDがメモリーテーブルに保存されているか否かをチェックする。前記CDIDが保存されている場合に、前記CC認証部250は認証メッセージを送出し、これによって前記モバイルデバイス10は連結要求受諾メッセージを受信する。
【0063】
以下、図3を参照して、本発明の実施形態による先加入手順及びサービス提供の制御流れを説明する。
【0064】
図3は前記モバイルデバイス910がサービスポイント300からサービスコンテンツを得るのを試みる時、前記モバイルデバイス10が前記入力ターミナル100に連結していない場合の処理を示す。
【0065】
図3の段階S30ではモバイルデバイス10のユーザが図1の入力ターミナル100を通じてホストサーバー200が提供するサービスサイトにオンライン接続をする。ここで、前記サービスサイトはウェブサイトになることができ、ウェブサイトの案内ディスプレー情報はサービスコンテンツ提供サーバーである前記ホストサーバー200が前記通信ネックワーク150を通じて提供できる。ここで、ユーザが先加入を希望する場合に、先加入PA(PreAssociation)モードに進入する案内情報が提供され得る。前記ユーザが前記入力ターミナル100の入力部を通じてPAモードに進入すれば、段階S31がパスされる。PAモードで前記ホストサーバー200は前記モバイルデバイス10に関連した固有番号が入力されることを要請するウィンドウを前記入力ターミナル100の画面に提供できる。ここで、前記固有番号はFSK(Fixed Symmetric Key)として、前記モバイルデバイスの製品の一連番号、前記モバイルデバイスのユーザのPIN(Personal Identification Number)、前記モバイルデバイスの製造会社番号、I−PIN、またはG−PINを含むことができる。
【0066】
段階S32はユーザが固有番号を前記入力ターミナル100の入力部を通じて印加することによってパスされる。前記段階S32で前記固有番号が入力されれば、前記ホストサーバー200は段階S33で前記FSKに対応してCCを生成し、これをメモリーテーブルに登録する。前記段階S30で段階S33までの動作はインターネットなどのような通信ネットワークを通じてオンラインで行われ、先登録手順に対応する。
【0067】
前記先登録手順の完了によって前記メモリーテーブルには図5に示すようにテーブルマップが生成される。図5は図1によるモバイルデバイス加入処理のためのメモリーテーブル構成の例示図として、保存領域51にはFSK値が保存され、保存領域52にはCC値が保存される。保存領域53には加入サイトが保存される。例えば、固有番号が000−00−01であるモバイルデバイス10があり、そのユーザが特定加入サイトの音楽、ゲーム、スポーツのサービスコンテンツに登録された場合なら、前記CC値の中CDIDは前記ホストサーバー200によって、例えば“0X111”として割り当てられ、これはメモリーテーブルに保存される。この場合にCHIDは前記ホストサーバー200のIDに該当する値、例えば“0X001”として割り当てられる。前記CC値の中でCKは前記CDIDと共に対をなして保存され得る。この場合に前記CKは例えば“AAAA”として割り当てられた。前記先登録手順を行う時に、前記CHIDの値の保存は省略できる。
【0068】
一方、前記CKの値は前記ホストサーバー200、または前記サービスポイントの無線USBホスト装置が前記モバイルデバイス10とデータを送受信する時、データの暗号化のために使用するキー値である。結局、データ通信の保安のため使われる前記CKの値は前記ホストサーバー200、または前記サービスポイントによって固有に生成される。
【0069】
図5で示すようにFSK値に対応してCCの中の少なくともCDIDが割り当てられ、ユーザが加入された加入サイトが登録されたテーブルが作られれば、前記先登録手順は一旦完了される。
【0070】
前記モバイルデバイス10が図1の矢印ARに沿って移動し、任意のサービスポイント303に最初にアクセスする場合(段階S34)、前記モバイルデバイス10は半径数乃至数十メートルで前記サービスポイント303からブロードキャスティングされる所定のMMC(Micro−scheduled Management Command)のようなメッセージを受けられる。前記MMCメッセージは前記サービスポイント303がモバイルデバイスとの無線チャンネルを管理するためにスーパーフレーム(Superframe)の前半部から周期的に送出するメッセージとして、それぞれのモバイルデバイスのためのチャンネル割当情報及びホスト関連情報を含む。ここで、前記ホスト関連情報は、各サービスポイントを区別するために前記コネクションホストID(CHID)を含む。
【0071】
ここで、前記段階S34乃至段階S39は前記サービスポイント303の支援下に前記ホストサーバー200によって間接的に行い、または前記ホストサーバー200から図5のようなメモリーテーブルのデータをダウンローディングした前記サービスポイント303によって直接的に行うことができる。
【0072】
前記間接に行う場合に、前記モバイルデバイス10がサービスコンテンツを受信するために所定の連結要求メッセージを伝送すれば、前記サービスポイント303は前記連結要求メッセージを受信し、その受信されたメッセージはラインL30、通信ネットワーク150及びラインL20を順次に経て前記ホストサーバー200に印加される。ここで、前記連結要求メッセージには前記FSK(Fixed Symmetric Key)が含まれ得る。
【0073】
これによって、前記ホストサーバー200は段階S35で先加入認証を行う。前記先加入認証は前記FSKに対応したCDIDがメモリーテーブルに保存されているかをチェックすることによって達成される。したがって、000−00−01になされたFSKに対応するCDIDが“0X111”として保存されているので、前記ホストサーバー200は認証メッセージを前記サービスポイント303で印加する。
【0074】
段階S35で先加入認証が成功すると、段階S37が行われる。前記段階S37で、CC交換がなされ、必要な場合にサービス初期画面が前記モバイルデバイス10にディスプレーされる。前記CC交換動作は、前記CDID、CHID及びCKが前記モバイルデバイス10で提供され、前記ホストサーバー200、または前記サービスポイント303がCCを保存する動作を含むことができる。ここで、保安の強化のために前記CC交換動作は特別に保安強化されたコードとして行うことができる。
【0075】
一方、段階S35で先加入認証が失敗すると、段階S36で他の認証モードを行う。前記他の認証モードはユーザが特定暗号を直接的に入力するようになる通常の加入モードを含むことができる。
【0076】
前記モバイルデバイス10のユーザはオンラインを通じて先加入手順が完了したために、前記サービスポイント303に最初到着しても別途の加入手順のための入力動作を行うことがなく、自動にサービス初期画面を受ける。
【0077】
したがって、例えば、音楽をダウンロードすることを希望する場合に、段階S38がパスされ、段階S39でユーザは必要なサービスコンテンツを受信することができる。このようにオンラインを通じた先加入を通じてフィールドでは自動にサービスコンテンツを受信することができる状態になり、モバイルデバイスの利用便宜性が増大する。
【0078】
これから図4を参照し、前記モバイルデバイス10が前記入力ターミナル100に連結される場合に行われる制御の流れを説明する。
【0079】
図4の段階S40、段階S41、段階S42及び段階S43とは図3の段階S30、段階S31、段階S32及び段階S33にそれぞれ対応するので、細部的な動作説明は省略する。
【0080】
段階S44はモバイルデバイス10が前記入力ターミナル100に無線、または有線に連結された場合にパスされる。結局、モバイルデバイス10が前記入力ターミナル100に連結された場合ならば、段階S45でCC交換が実行される。前記CC交換動作は、前記CDID、CHID及びCKが前記モバイルデバイス10で提供され、前記ホストサーバー200がCCを保存する動作を含むことができる。この場合にはオンラインを通じて先加入手順を締める同時にCC交換までなされることを分かる。同じように、保安の強化のために前記CC交換動作は特別に保安強化されたコードとして行うことができる。
【0081】
前記モバイルデバイス10が図1の矢印ARに沿って移動して任意のサービスポイント303に最初にアクセスする場合に(段階S46)、前記段階S45で既にCC交換がなされたため、段階S47の遂行によって、モバイルデバイス10はサービスコンテンツの提供を受けることができる状態になる。前記モバイルデバイス10が前記サービスポイント303にアクセスする時に、前記コネクションホストID(CHID)だけ変更され、前記CDID及びCKの値はそのまま維持できる。
【0082】
結局、ユーザは前記サービスポイント303に最初に到着しても別途の加入手順のための入力動作を行うことがなく、自動的にサービス初期画面を受けられる。
【0083】
したがって、望みのサービスを要請する場合に、段階S48がパスされ、段階S49でユーザが要請したサービスコンテンツを受信することができる。したがって、ユーザの何らの入力動作なくてもサービスコンテンツが提供され得る状態になるので、モバイルデバイスの利用便宜性が高まって面倒さが解消される。これに加えて、ケーブルを携行する必要がなく、または入力デバイス及びディスプレーデバイスを設置する必要がなく接続作業が達成できるので、ユーザの利便性がより高まる。
【0084】
図6は本発明の他の実施形態によるサービスコンテンツ提供システムの全体ブロック図である。
【0085】
図6を参照すれば、サービスコンテンツ提供システムは、無線通信ネットワーク152を通じて連結されたサービスポイント300と、ホストサーバー202とを具備する。
【0086】
モバイルデバイス10は、前記ホストサーバー202のサービスコンテンツを前記サービスポイント300の中で少なくとも1つのサービスポイント(例えば303)を通じて受信する。同じように、前記サービスポイント300(301乃至307)は公共機関、停留場、ショッピングモール、スターバックスなどの商店なのような大衆の集い場所に設置される無線インターネットアクセス装置、例えばキオスクかでき、無線USBホスト端末装置としての機能を有することができる。
【0087】
前記モバイルデバイス(MD)10の固有番号12が前記無線通信ネットワーク152に連結した入力ターミナル102を通じて入力されれば、ホストサーバー202に固有番号12が無線に印加される。この場合に前記固有番号12は先加入要求メッセージに含めて印加できる。
【0088】
前記ホストサーバー202は、前記モバイルデバイス10が前記ホストサーバー202に対してオンラインである時、前記固有番号が受信されれば、前記モバイルデバイス10に対した先加入手順を行う。以後、前記ホストサーバー202は、前記モバイルデバイス10が前記サービスポイントの内1つ(例えば303)に最初にアクセスする時に前記先加入手順が完了し、前記モバイルデバイス10が登録されたと認証されると前記サービスコンテンツの提供が直ちに可能とするために、コネクションコンテクストを前記モバイルデバイス10で伝送する。
【0089】
同じように、前記サービスポイント303と前記モバイルデバイス10の間にはWPAN方式の無線通信がなされ得る。
【0090】
前記ホストサーバー202は図5のようなテーブルマップのデータを保存するために別途のデータベース204を具備できる。
【0091】
図6は上述した先加入手順及びサービス提供が無線通信を利用して行えることをしめす。
【0092】
図7は図1、または図6によるモバイルデバイスの固有番号伝送フォーマットを示す。例示的に、伝送フレームはSTX71、SC72、LAP73、UAP74、NAP75、ECC78、及びETX79とを含む。前記STX71には開始を知らせるデータビットが割り当てられ、前記SC72には伝送フレームの同期を知らせるデータビットが割り当てられる。前記LAP73、UAP74、及びNAP75とを含むボディー領域76にはFSK(Fixed Symmetric Key)のような前記固有番号が割り当てられる。前記LAP73には前記モバイルデバイスの製品一連番号がヘクサコードとして割り当てられ、前記UAP74及び前記NAP75には前記モバイルデバイスの製造会社番号がヘクサコードとして割り当てられる。前記ECC78はエラー訂正のためのコードであり、前記ETX79は伝送の終わりを知らせるコードである。
【0093】
前記LAPはLower Address Partの略語であり、前記UAPはUpper Address Partの略語であり、前記NAPはNon−significant Address Partの略語として使われた。
【0094】
このように、モバイルデバイスのユーザが固有番号を入力ターミナル100、または102を通じて印加する場合に、図7のようなデータフォーマットに形成され得る情報がホストサーバー200、または202で提供され得る。
【0095】
上述した通り、オンラインを利用して先加入を行う本発明の実施形態によれば、最初接近したサービスポイントでもフィールド加入手順を別途に行う必要がない。また、サービスコンテンツを受信するために別途のケーブルや入力やディスプレーのための追加装置を用意する必要がない。したがって、モバイルデバイスの使用便利性が得られる。
【0096】
本発明は多様な形態の方法、デバイス、またはシステムに具現することができる。また、本発明がコンピューターソフトウェアに具現される場合には、本発明の構成要素はプログラムや必要な動作の遂行に必要なコードセグメント(code segment)として対置できる。プログラムやコードセグメントはマイクロプロセッサによってアクセスできる記録媒体に保存されることができ、伝送媒体や通信ネットワークを通じてキャリア波形(carrier waves)と結合されたデータフォーマットとして伝送され得る。
【0097】
前記記録媒体は電子回路、半導体メモリー素子、ROM、フラッシュメモリー、EEPROM、フロッピー(登録商標)ディスク、光学的ディスク、ハードディスク、光フィーバー、無線ネットワークのようなデータを伝送し、または保存することができる媒体を含むことができる。
【0098】
尚、本発明は、上述の実施形態に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
上記の説明では、本発明の実施形態を中心に図面によって例を挙げて説明したが、本発明の技術的思想の範囲内で本発明を多様に変形、または変更できることは本発明が属する分野の当業者には明白なものである。例えば、事案が異なる場合に本発明の技術的思想を逸脱せず、先加入手順をホストサーバーが行う代わりにサービスポイントに位置された端末装置が行うようにすることができる。
【符号の説明】
【0099】
10 モバイルデバイス
12 固有番号
100,102 入力ターミナル
150 通信ネットワーク
200,202 ホストサーバー
300,303 サービスポイント

【特許請求の範囲】
【請求項1】
サービスコンテンツ提供サーバーと連結されたサービスポイントにモバイルデバイスを最初にアクセスする段階と、
前記サービスポイントを通じて、前記サービスコンテンツ提供サーバーのサービスコンテンツを前記モバイルデバイスに提供するため、前記サービスポイントから伝送されたコネクションコンテクストを前記モバイルデバイスで受信する段階と、を有し、
前記コネクションコンテクストは、前記モバイルデバイスが前記サービスコンテンツ提供サーバーのサービスコンテンツを受信することが許されることを示す決定に応答し、前記モバイルデバイスに伝送されることを特徴とするモバイルデバイスの加入処理方法。
【請求項2】
前記モバイルデバイスは、近距離無線通信リンクを通じて前記サービスポイントをアクセスすることを特徴とする 請求項1に記載のモバイルデバイスの加入処理方法。
【請求項3】
サービスポイントをアクセスする前に、
前記モバイルデバイスで前記サービスコンテンツ提供サーバーに前記モバイルデバイスの固有番号を伝送し、
前記固有番号の受信に応答して前記サービスコンテンツ提供サーバーで前記モバイルデバイスに対する先加入手順を行うことを特徴とする請求項1に記載のモバイルデバイスの加入処理方法
【請求項4】
前記固有番号は前記モバイルデバイスの製品一連番号を含むことを特徴とする請求項3に記載のモバイルデバイスの加入処理方法。
【請求項5】
前記固有番号は前記モバイルデバイスのユーザのPINを含むことを特徴とする請求項3に記載のモバイルデバイスの加入処理方法。
【請求項6】
前記固有番号は前記モバイルデバイスの製造会社番号を含むことを特徴とする請求項3に記載のモバイルデバイスの加入処理方法。
【請求項7】
前記固有番号は前記モバイルデバイスのユーザのI−PINを含むことを特徴とする請求項3に記載のモバイルデバイスの加入処理方法。
【請求項8】
前記固有番号は、前記モバイルデバイスのユーザのG−PINを含むことを特徴とする請求項3に記載のモバイルデバイスの加入処理方法。
【請求項9】
前記先加入手順は、前記固有番号に対応されるコネクションコンテクストを生成し、登録する過程を含むことを特徴とする請求項3に記載のモバイルデバイスの加入処理方法。
【請求項10】
前記モバイルデバイスは、前記固有番号と前記固有番号の対応コネクションコンテストが前記サービスコンテンツ提供サーバー内に登録されていることによって、
前記サービスコンテンツ提供サーバーのサービスコンテンツの受信が許されることが決定されることを特徴とする請求項9に記載のモバイルデバイスの加入処理方法
【請求項11】
前記コネクションコンテクストは、コネクションデバイスID、コネクションホストID、及びコネクションキーを含むのを特徴とする請求項1に記載のモバイルデバイスの加入処理方法
【請求項12】
通信ネットワークを通じて連結されたサービスポイントと、
前記モバイルデバイスが前記通信ネットワークを通じてホストサーバーに連結する時、前記モバイルデバイスの固有番号が受信されれば、前記モバイルデバイスが前記ホストサーバーからサービスコンテンツを受信することを許すため、前記モバイルデバイスの固有番号が登録される先加入手順を前記モバイルデバイスに行い、
前記モバイルデバイスが望みのサービスコンテンツを受けるために前記サービスポイント内の1つを最初にアクセスする時、前記前記モバイルデバイスの固有番号が前記ホストサーバーとして登録されると、前記サービスポイントが前記モバイルデバイスに前記望みのサービスコンテンツを提供させるために前記コネクションコンテクストを前記モバイルデバイスに伝送するホストサーバーを具備することを特徴とするサービスコンテンツ提供システム。
【請求項13】
前記モバイルデバイスと前記モバイルデバイスによって、アクセスされたサービスポイントは、WPANを通じて通信することを特徴とする請求項12に記載のサービスコンテンツ提供システム。
【請求項14】
前記モバイルデバイスの前記固有番号は、前記通信ネットワークに連結された入力ターミナルから提供され、前記モバイルデバイスは前記入力ターミナルに連結されることを特徴とする請求項12に記載のサービスコンテンツ提供システム。
【請求項15】
前記入力ターミナルは前記通信ネットワークに無線に連結されることを特徴とする請求項14に記載のサービスコンテンツ提供システム。
【請求項16】
前記サービスポイントの内少なくとも1つは、無線インターネットアクセスポイントとして機能するキオスクを含むことを特徴とする請求項12に記載のサービスコンテンツ提供システム。
【請求項17】
前記モバイルデバイスは無線ユニバーサルシリアルバス(WUSB)を具備する素子であり、前記サービスポイントの内に少なくとも1つはWUSBを具備するホストであることを特徴にする請求項12に記載のサービスコンテンツ提供システム。
【請求項18】
前記モバイルデバイスが前記サービスコンテンツ提供サーバーにオンラインである時、前記モバイルデバイスの固有番号を前記サービスコンテンツ提供サーバーで受信する段階と、
前記モバイルデバイスの固有番号が対応コネクションコンテクストとともに、登録される先加入手順を前記サービスコンテンツ提供サーバーで行う段階と、
前記サービスコンテンツ提供サーバーで前記モバイルデバイスに、前記モバイルデバイスが前記サービスコンテンツ提供サーバーに連結されたサービスポイントに無線サービスコンテンツリクエストを最初送信する場合に、前記モバイルデバイスがサービスコンテンツ提供サーバーのサービスコンテンツを即刻的にアクセスさせるため、前記モバイルデバイスの固有番号に対応するコネクションコンテクストを提供する段階を有することを特徴とするモバイルデバイスの加入処理方法。
【請求項19】
前記サービスコンテンツ提供サーバーは、前記先加入手順を行うためのウェブサイトを有することを特徴とする請求項18に記載のモバイルデバイスの加入処理方法。
【請求項20】
前記コネクションコンテクストはモバイルデバイスが前記サービスコンテンツ提供サーバーとオンラインである時、前記モバイルデバイスから提供されることを特徴とする請求項18に記載のモバイルデバイスの加入処理方法。
【請求項21】
加入処理方法において、
モバイルデバイスから無線に送信され、前記サービスポイントに前記モバイルデバイスの最初接触であることを示すサービスコンテンツリクエストをサービスポイントで受信し、
前記サービスポイントを通じて前記モバイルデバイスに前記要請されたサービスコンテンツを即刻的に無線に提供するためにコネクション情報を前記サービスポイントで前記モバイルデバイスに送信し、
ここで前記コネクション情報は、前記モバイルデバイスが前記要請されたサービスコンテンツを受信することが許される決定に応答して、前記モバイルデバイスに伝送されることを特徴とするモバイルデバイスの加入処理方法。
【請求項22】
前記決定は、前記モバイルデバイスの固有番号が前記サービスポイントでのテーブル内に保存されることを確認するのによって作られ、前記テーブルは前記モバイルデバイスと前記ホストサーバーとの間の先加入手順内で生成され、前記先加入手順で前記ホストサーバーが前記コネクション情報に対して前記固有番号を割当することを特徴とする請求項21に記載のモバイルデバイスの加入処理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−217376(P2011−217376A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−78701(P2011−78701)
【出願日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
2.ZIGBEE
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】