説明

モバイル端末のユーザ間に関係を設定するソーシャルネットワークサービス提供システム、ユーザ端末及び関係設定方法

【課題】モバイル端末のユーザ間に関係を設定するソーシャルネットワークサービス提供システム、ユーザ端末及び関係設定方法が開示される。
【解決手段】ソーシャルネットワークサービス提供システムは、位置情報の提供が許可されたユーザ端末からの友だち追加に関するリクエストに応じてユーザ端末の位置情報を受信する受信部と、ユーザ端末の位置情報に基づいて予め設定された距離内に存在し、位置情報の提供が許可された少なくとも1つの他のユーザ端末を確認するユーザ端末確認部と、他のユーザ端末のユーザ情報を確認してユーザ端末に送信するユーザ情報送信部と、ユーザ端末において他のユーザ端末のユーザ情報が選択される場合、ユーザ端末と他のユーザ端末のユーザとの間の関係を設定する関係設定部とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モバイル端末のユーザ間に関係を設定するソーシャルネットワークサービス提供システム、ユーザ端末及び関係設定方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術ではユーザ間の関係を結ぶために、まず、ユーザがユーザ端末を介してサーバに接続し、オンラインの友だちなどのような関係結びを所望する他のユーザに関する情報(例えば、電話番号やID)をユーザ端末を介して入力してサーバに伝達しなければならなかった。また、サーバは、ユーザから受信した他のユーザに関する情報を用いて他のユーザに関係結びに関する同意をクエリし、クエリ結果に応じてユーザとの関係を設定していた。
【0003】
すなわち、ユーザは関係結びを所望する他のユーザに関する情報を提供するためにサーバに接続し、サーバ上で他のユーザを探して同意を求めるなどの一連の過程が求められることから、煩わしさや費用が発生し、情報提供及び同意取得過程のために多くの時間が必要とされるという問題がある。
【0004】
また、従来技術として韓国登録特許第10−0888632号(発明の名称:慣性センサを用いたモバイル端末のアプリケーション駆動装置及び方法)では、モバイル端末の動きに応じてモバイル端末の運動状態変化に対応する信号を生成し、生成された信号を入力信号として用いてモバイル端末上で予め設定されたアプリケーションを駆動する内容が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】韓国登録特許第10−0888632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本明細書では、ユーザ間の関係をより効果的に設定することのできるシステム及び方法が開示される。
【0007】
本発明の目的は、位置情報の提供を許可したユーザを対象とする友だち追加のリクエストがあれば、当該ユーザ付近の他のユーザの位置がユーザ端末に表示され、表示された他のユーザに関する情報のうち、所望するユーザの情報を当該ユーザが選択して友だちとして登録可能となるようにサポートすることで、リクエストと選択という簡単な操作によってユーザ間に友だちのような人脈関係を形成することのできるソーシャルネットワークサービス提供システム、ユーザ端末及び関係設定方法を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、予め設定された距離内でそれぞれのユーザ端末を介して友だち追加をリクエストしたユーザに関する情報を互いに提供し合い、任意のユーザが提供を受けた他のユーザに関する情報のうち、所望するユーザの情報を選択して友だちとして登録可能となるようにサポートすることで、リクエストと選択という簡単な操作によってユーザ間に友だちのような人脈関係を形成することのできるソーシャルネットワークサービス提供システム及び方法を提供する。
【0009】
本発明の他の目的は、名刺を交換するようにユーザ端末を名刺のように握って(特定領域をタッチした状態で)互いにぶつける簡単な動作によってユーザ間に友だちのような人脈関係を形成することのできるソーシャルネットワークサービス提供システム及び方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
位置情報の提供が許可されたユーザ端末からの友だち追加に関するリクエストに応じてユーザ端末の位置情報を受信する受信部と、ユーザ端末の位置情報に基づいて予め設定された距離内に存在し、位置情報の提供が許可された少なくとも1つの他のユーザ端末を確認するユーザ端末確認部と、他のユーザ端末のユーザ情報を確認してユーザ端末に送信するユーザ情報送信部と、ユーザ端末において他のユーザ端末のユーザ情報が選択される場合、ユーザ端末と他のユーザ端末のユーザとの間の関係を設定する関係設定部とを備えるソーシャルネットワークサービス提供システムが提供される。
【0011】
本発明の一実施形態によると、位置情報は、ユーザ端末にインストールされたアプリケーションの設定に応じて提供許可の有無が決定されてもよい。
【0012】
本発明の他の実施形態によると、友だち追加に関するリクエストは、ユーザ端末にインストールされたアプリケーションの制御によってユーザ端末から送信されてもよい。
【0013】
本発明の他の実施形態によると、距離は地図の縮尺程度に応じて予め設定されてもよく、地図は、ユーザ端末にインストールされたアプリケーションによってユーザ端末のディスプレイに表示されてもよい。
【0014】
本発明の他の実施形態によると、受信部は、ユーザ端末から地図の縮尺程度に関する情報をさらに受信してもよく、ユーザ端末確認部は、縮尺程度に関する情報を用いて距離を設定してもよい。
【0015】
本発明の他の実施形態によると、他のユーザ端末のユーザ情報は、ユーザ端末にインストールされたアプリケーションによって距離に応じて順次ユーザ端末のディスプレイに表示されてもよい。
【0016】
本発明の他の実施形態によると、ディスプレイには、地図及び地図上で移動する表示線がさらに表示されてもよく、他のユーザ端末のユーザ情報は、ユーザ端末の位置と他のユーザ端末の位置による距離及び表示線の地図上における位置に基づいて地図上に表示されてもよい。
【0017】
本発明の他の実施形態によると、関係設定部は、ユーザ端末のユーザ情報と他のユーザ端末のユーザ情報とを互いに関連付けて格納することによって関係を設定してもよい。
【0018】
本発明により、ユーザ端末からの友だち追加に関するリクエストに応じてユーザ端末の位置情報を受信する受信部と、ユーザ端末の位置情報に基づいて予め設定された距離内に存在し、友だち追加に関するリクエストを送信した少なくとも1つの他のユーザ端末を確認するユーザ端末確認部と、他のユーザ端末のユーザ情報を確認してユーザ端末に送信するユーザ情報送信部と、ユーザ端末において他のユーザ端末のユーザ情報が選択される場合、ユーザ端末と他のユーザ端末のユーザとの間の関係を設定する関係設定部とを備えるソーシャルネットワークサービス提供システムが提供される。
【0019】
第1ユーザ端末及び第2ユーザ端末からそれぞれの友だち追加に関するリクエストを受信する受信部と、第1ユーザ端末及び第2ユーザ端末のユーザ間の関係を設定する関係設定部とを備え、友だち追加に関するリクエストは、第1ユーザ端末と第2ユーザ端末とを互いにぶつける動作によって発生するソーシャルネットワークサービス提供システムが提供される。
【0020】
インストールされたアプリケーションの制御に応じて動作するユーザ端末が行う関係設定方法において、友だち追加に関するリクエスト及び位置情報をサーバに送信し、サーバから他のユーザ端末のユーザ情報を受信し、ユーザ情報をディスプレイに表示することを含み、他のユーザ端末は、受信した位置情報による位置から予め設定された距離内に存在する他のユーザ端末のうち、位置情報の提供が許可された少なくとも1つの他のユーザ端末を含み、送信することは、表示されたユーザ情報のうちユーザによって選択されたユーザ情報をサーバにさらに送信し、サーバ上でユーザと送信されたユーザ情報によるユーザ間に関係が設定される関係設定方法が提供される。
【0021】
インストールされたアプリケーションの制御に応じて動作するユーザ端末が行う関係設定方法において、友だち追加に関するリクエスト及び位置情報をサーバに送信し、サーバから他のユーザ端末のユーザ情報を受信し、ユーザ情報をディスプレイに表示することを含み、他のユーザ端末は、受信した位置情報による位置から予め設定された距離内に存在する他のユーザ端末のうち、友だち追加に関するリクエストを送信した少なくとも1つの他のユーザ端末を含み、送信することは、表示されたユーザ情報のうちユーザによって選択されたユーザ情報をサーバにさらに送信し、サーバでユーザと送信されたユーザ情報によるユーザ間に関係が設定される関係設定方法が提供される。
【0022】
インストールされたアプリケーションの制御に応じて動作するユーザ端末が行う関係設定方法において、他のユーザ端末に互いにぶつける動作をセンシングし、センシングの結果に基づいて友だち追加に関するリクエストをサーバに送信することを含み、友だち追加に関するリクエストと他のユーザ端末からの友だち追加に関するリクエストに応じて、サーバ上でユーザと他のユーザ端末のユーザ間に関係が設定される関係設定方法が提供される。
【発明の効果】
【0023】
本発明によると、位置情報の提供を許可したユーザを対象とする友だち追加のリクエストがあれば、当該ユーザ付近の他のユーザの位置がユーザ端末に表示され、当該ユーザが表示された他のユーザに関する情報のうち、所望するユーザの情報を選択して友だちとして登録可能とするようにサポートすることで、リクエストと選択という簡単な操作によってユーザ間に友だちのような人脈関係を形成することができる。
【0024】
本発明によると、予め設定された距離内でそれぞれのユーザ端末を介して友だち追加をリクエストしたユーザに関する情報を互いに提供し、任意のユーザが提供された他のユーザに関する情報のうち、所望するユーザの情報を選択して友だちとして登録可能となるようにサポートすることで、リクエストと選択という簡単な操作によってユーザ間に友だちのような人脈関係を形成することができる。
【0025】
本発明によると、名刺を交換するようにユーザ端末を名刺のように握って(特定領域をタッチした状態で)互いにぶつける簡単な動作によってユーザ間に友だちのような人脈関係を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の一実施形態に係るソーシャルネットワークサービス提供システム及び複数のユーザ端末を概略的に示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る地図上にユーザ情報が表示されたディスプレイの一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る地図上にユーザ情報と表示線とが表示されたディスプレイの一例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る友だち追加ボタンが表示されたディスプレイの一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る追加可能な友だちを検索していることを表示するディスプレイの一例を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る検索された友だちに関する情報を表示するディスプレイの一例を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るユーザ端末の間で互いにぶつける動作によって関係を設定する方法を説明する一例を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るユーザ端末とソーシャルネットワークサービス提供システムとのそれぞれの内部構成を説明するためのブロック図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る関係設定方法を示すフローチャートである。
【図10】本発明の他の実施形態に係るユーザ端末とソーシャルネットワークサービス提供システムとのそれぞれの内部構成を説明するためのブロック図である。
【図11】本発明の他の実施形態に係る関係設定方法を示すフローチャートである。
【図12】本発明の他の実施形態に係るユーザ端末とソーシャルネットワークサービス提供システムとのそれぞれの内部構成を説明するためのブロック図である。
【図13】本発明の他の実施形態に係る関係設定方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、本発明の実施形態を添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0028】
図1は、本発明の一実施形態に係るソーシャルネットワークサービス提供システムと複数のユーザ端末を概略的に示す図である。図1は、ソーシャルネットワークサービス提供システム100と複数のユーザ端末110を示している。
【0029】
ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、複数のユーザ端末110の各ユーザのうち一定の条件に符合するユーザ間に友だちのような人脈関係を設定してもよい。すなわち、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、ウェブ上で利用者が人的ネットワークを形成できるようにするソーシャルネットワークサービスの提供において、ユーザ間の人脈関係が形成されるようにサポートしてもよい。
【0030】
複数のユーザ端末110は、基本的にソーシャルネットワークサービス提供システム100が提供するソーシャルネットワークサービスに加入したユーザの端末を含んでもよい。例えば、特定のソーシャルネットワークサービスに加入したユーザのスマートフォンのようなモバイル端末が複数のユーザ端末110に含まれてもよく、複数のユーザ端末110それぞれを介して送信されるユーザの識別子や複数のユーザ端末110を利用するための各電話番号などによってユーザや複数のユーザ端末110それぞれが識別される。複数のユーザ端末110それぞれには、ソーシャルネットワークサービスのために提供されるアプリケーションがインストールされてもよく、複数のユーザ端末110それぞれはアプリケーションの制御によってソーシャルネットワークサービス提供システム100と通信してもよい。
【0031】
ここで、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、多様な方式で複数のユーザ端末110のユーザ間に人脈関係を設定してもよい。
【0032】
第1の方式として、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、友だち追加をリクエストするユーザ端末に、当該ユーザ端末と予め設定された距離内に存在して位置情報の提供を許可した他のユーザ端末のユーザ情報を提供し、ユーザ端末のユーザが提供されたユーザ情報に基づいて関係を設定するためのユーザを選択できるようにする。
【0033】
まず、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、位置情報の提供を許可したユーザ端末からの友だち追加に関するリクエストに応じてユーザ端末の位置情報を受信し、ユーザ端末の位置情報に基づいて予め設定された距離内に存在し、位置情報の提供を許可した少なくとも1つの他のユーザ端末を確認してもよい。例えば、図1に示された第1ユーザ端末からの友だち追加に関するリクエストに応じて第1ユーザ端末の現在の位置を示す位置情報を受信し、位置情報に基づいて第1ユーザ端末の現在の位置から予め設定された距離内に位置し、位置情報の提供を許可した他のユーザ端末を確認してもよい。仮に、第1ユーザ端末の現在の位置から予め設定された距離内に位置する他のユーザ端末が第2ユーザ端末及び第Nユーザ端末であり、位置情報の提供を許可した他のユーザ端末が第2ユーザ端末及び第3ユーザ端末であると仮定すれば、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、第1ユーザ端末の現在の位置から予め設定された距離内に位置し、同時に位置情報の提供を許可したユーザ端末である第2ユーザ端末を確認してもよい。
【0034】
また、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、確認された他のユーザ端末のユーザ情報を確認して当該ユーザ端末に送信し、当該ユーザ端末において他のユーザ端末のユーザ情報が選択される場合、当該ユーザ端末と他のユーザ端末のユーザ間の関係を設定してもよい。
【0035】
本明細書において、ユーザ間の「関係」は既に説明した友だちなどのような人脈関係を意味するが、ユーザ間の関係は一方的な関係を含んでもよい。例えば、ユーザAはユーザBを友だちとして追加したが、ユーザBはユーザAを友だちとして追加していない場合にもユーザ間に関係が形成されたものと把握できる。
【0036】
図2は、本発明の一実施形態に係る地図上にユーザ情報が表示されたディスプレイの一例を示す図である。図2は、任意のユーザが所有しているユーザ端末のディスプレイ200を示した一例である。ここで、ディスプレイ200上の十字型の標識は地図上の他のユーザの位置、より詳しくは、他のユーザのユーザ端末の位置を表してもよく、四角形のボックスには当該位置のユーザに関するユーザ情報を表してもよい。すなわち、第1ユーザから第4ユーザが記載された四角形のボックスには各ユーザに関するユーザ情報が表示されてもよい。ここで、ユーザ情報はユーザの名前や電話番号、ユーザが設定したニックネーム、ユーザが設定したイメージ、ユーザが設定した状態情報、ユーザのユーザ端末の位置情報による位置のうち少なくとも1つに関する情報を含んでもよい。また、必要に応じて、任意のユーザのユーザ端末の位置もディスプレイ200に共に表示されてもよい。
【0037】
図1及び図2を参照すると、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、図2に示すディスプレイ200を含むユーザ端末から位置情報を受信し、受信した位置情報に基づいて予め設定された距離内に位置し、かつ、位置情報の提供を許可した少なくとも1つの他のユーザ端末を確認し、確認された他のユーザ端末のユーザ情報をユーザ端末に提供してもよい。この場合、ユーザ端末のディスプレイ200に、図2に示すようにユーザ情報が表示されてもよい。ここで、ユーザ端末のユーザがディスプレイ200に表示されたユーザ情報のうち少なくとも1つのユーザ情報を選択すると、選択されたユーザ情報がソーシャルネットワークサービス提供システム100に送信されてもよい。ソーシャルネットワークサービス提供システム100はユーザ情報を受信し、受信したユーザ情報に基づいて受信したユーザ情報に対応するユーザとユーザ端末のユーザとの間に関係を設定してもよい。例えば、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、ユーザ端末のユーザ情報と他のユーザ端末のユーザ情報とを互いに関連付けて格納することによってユーザ間の関係を設定してもよい。
【0038】
図3は、本発明の一実施形態に係る地図上にユーザ情報と表示線とが表示されたディスプレイの一例である。図3は、任意のユーザが所有しているユーザ端末のディスプレイ300を示した一例である。ここで、ディスプレイ300は地図上にユーザ情報だけでなく、表示線を共に表示している。図3に示す一例において、レーダ(radar)システムのディスプレイ方式を用いて時計回りに表示線が回転し、表示線の軌跡に応じてユーザ端末の位置に近い順にユーザ情報が表示される一例を示している。
【0039】
再び図1を参照すると、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、第2の方式として予め設定された距離内で互いに友だち追加をリクエストしたユーザ端末のユーザ間に関係を設定してもよい。
【0040】
まず、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、ユーザ端末からの友だち追加に関するリクエストに応じてユーザ端末の位置情報を受信し、ユーザ端末の位置情報に基づいて予め設定された距離内に存在し、友だち追加に関するリクエストを送信した少なくとも1つの他のユーザ端末を確認してもよい。例えば、第1ユーザ端末と予め設定された距離内に存在する第2ユーザ端末において友だち追加に関するリクエストが発生した場合、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は第2ユーザ端末を他のユーザ端末として確認してもよい。
【0041】
また、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、他のユーザ端末のユーザ情報を確認してユーザ端末に送信し、ユーザ端末において他のユーザ端末のユーザ情報が選択される場合、ユーザ端末と他のユーザ端末のユーザとの間に関係を設定してもよい。例えば、第1ユーザ端末の友だち追加に関するリクエストに応じて第2ユーザ端末が確認された場合、第2ユーザ端末のユーザ情報が第1ユーザ端末に送信されてもよい。ここで、第1ユーザ端末のユーザによって第1ユーザ端末から他のユーザ端末のユーザ情報が選択される場合、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は第1ユーザ端末と第2ユーザ端末のユーザとの間に関係を設定してもよい。一例として、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、第1ユーザ端末のユーザ情報と第2ユーザ端末のユーザ情報とを互いに関連付けて格納してもよい。
【0042】
図4は本発明の一実施形態に係る友だち追加ボタンが表示されたディスプレイの一例を示す図であり、図5は本発明の一実施形態に係る追加可能な友だちを検索(Searching)していることを表示するディスプレイの一例を示す図である。また、図6は、本発明の一実施形態に係る検索された友だちに関する情報を表示するディスプレイの一例を示す図である。
【0043】
すなわち、図4に示すディスプレイ400には予め設定された領域に友だち追加ボタンのような入力インタフェースが設定され、ユーザによって友だち追加ボタンがタッチ(Touch)されると、友だち追加に関するリクエストが発生する。
【0044】
図5に示すディスプレイ500には、図4に示すような友だち追加ボタンがタッチされ、友だち追加に関するリクエストが発生し、追加する友だちを検索している状態を示している。ここで、友だち追加に関するリクエストについては図1を参照して説明したソーシャルネットワークサービス提供システム100に送信されてもよく、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、友だち追加に関するリクエストに応じてユーザ端末を介して受信するユーザ端末の位置情報に基づいて追加する友だちに関する情報をユーザ端末に提供してもよい。すなわち、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、予め設定された距離内で友だち追加ボタンをタッチしたユーザ間の関係を設定するためのプロセスを行なってもよい。
【0045】
図6に示すディスプレイ600には、ユーザ端末と予め設定された距離内に位置し、友だち追加ボタンをタッチした他のユーザ端末のユーザ情報が表示されている。ここで、友だち追加ボタンの設定された領域の中心を基準にして、ユーザ端末間の距離に応じてユーザ情報がディスプレイ600に表示されてもよい。図6に示すディスプレイ600には、ユーザ情報としてユーザによって設定されたイメージが表示された状態を示しているが、ユーザ情報は予め設定されるように、ユーザの名前や電話番号、ユーザが設定したニックネーム、ユーザが設定したイメージ、ユーザが設定した状態情報、ユーザのユーザ端末の位置情報による位置のうち少なくとも1つに関する情報を含んでもよい。
【0046】
図5及び図6を参照して説明した距離は、図1を参照して説明したソーシャルネットワークサービス提供システム100によって設定されたり、ユーザ端末にインストールされたアプリケーションによって設定されたり、または、ユーザによって直接設定されたりしてもよい。
【0047】
再び図1を参照すると、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、第3の方式として、少なくとも2つ以上のユーザ端末の間で互いにぶつける動作によって発生する友だち追加に関するリクエストに応じてユーザ端末のユーザ間に関係を設定してもよい。
【0048】
図7は、本発明の一実施形態に係るユーザ端末の間の互いにぶつける動作によって関係を設定する方法を説明する一例を示す図である。すなわち、図7ではユーザ間で名刺を交換するようにユーザがユーザ端末を手に握り、ユーザ端末を互いにぶつける動作を行うことで、ユーザ間に関係が設定されることを示している。ここで、友だち追加に関するリクエストは、ユーザ端末のディスプレイ上の特定領域がタッチされた状態で動作が認識された場合に発生し、発生したリクエストは、図1を参照して説明したソーシャルネットワークサービス提供システム100に送信されてもよい。この場合、ソーシャルネットワークサービス提供システム100は、友だち追加に関するリクエストを送信したユーザ端末のユーザ間の関係を設定してもよい。
【0049】
図8は、本発明の一実施形態に係るユーザ端末とソーシャルネットワークサービス提供システムとのそれぞれの内部構成を説明するためのブロック図である。本実施形態に係るユーザ端末810は、送信部811、受信部812及び表示部813を備えてもよく、ソーシャルネットワークサービス提供システム820は、受信部821、ユーザ端末確認部822、ユーザ情報送信部823及び関係設定部824を備えてもよい。
【0050】
ユーザ端末810の送信部811は、友だち追加に関するリクエスト及び位置情報を、サーバであるソーシャルネットワークサービス提供システム820に送信する。ここで、ユーザ端末810は、ユーザ端末810にインストールされたアプリケーションの制御に応じて動作してもよく、ユーザ端末810にインストールされたアプリケーションの設定に応じて位置情報の提供許可の有無を決定してもよい。一例として、友だち追加に関するリクエストもユーザ端末810にインストールされたアプリケーションの制御によってユーザ端末810からソーシャルネットワークサービス提供システム820に送信されてもよい。
【0051】
ここで、ソーシャルネットワークサービス提供システム820の受信部821は、位置情報の提供が許可されたユーザ端末810からの友だち追加に関するリクエストに応じてユーザ端末810の位置情報を受信する。すなわち、ソーシャルネットワークサービス提供システム820の受信部821は、ユーザ端末810の送信部811が送信する位置情報を受信してもよい。
【0052】
ソーシャルネットワークサービス提供システム820のユーザ端末確認部822は、ユーザ端末810の位置情報に基づいて予め設定された距離内に存在し、位置情報の提供を許可した少なくとも1つの他のユーザ端末を確認する。ここで、他のユーザ端末も他のユーザ端末にインストールされたアプリケーションの設定に応じて位置情報の提供許可の有無を決定してもよい。すなわち、ユーザ端末確認部822は、一例として予め設定された距離が50メートルである場合、ユーザ端末810の現在の位置から50メートル以内に位置し、位置情報の提供を許可した他のユーザ端末を確認してもよい。
【0053】
ここで、ユーザ端末810にインストールされたアプリケーションによってユーザ端末810のディスプレイに地図が表示されてもよく、距離は地図の縮尺程度に応じて予め設定されてもよい。例えば、地図の縮尺程度が大きくなるほど距離は短くなり、地図の縮尺程度が小さくなるほど距離は長くなる。すなわち、ユーザがユーザ端末810にインストールされたアプリケーションによって地図の縮尺程度を調整するとき、調整された縮尺程度に応じて距離が設定されてもよい。
【0054】
そのために、ユーザ端末810の送信部811は、地図の縮尺程度に関する情報をサーバであるソーシャルネットワークサービス提供システム820にさらに送信してもよく、ソーシャルネットワークサービス提供システム820の受信部821は、ユーザ端末810から地図の縮尺程度に関する情報をさらに受信してもよい。この場合、ソーシャルネットワークサービス提供システム820のユーザ端末確認部822は、受信された縮尺程度に関する情報を用いて距離を設定してもよい。
【0055】
ソーシャルネットワークサービス提供システム820のユーザ情報送信部823は、他のユーザ端末のユーザ情報を確認してユーザ端末810に送信する。ここで、他のユーザ端末のユーザ情報は、ユーザ端末810にインストールされたアプリケーションによって距離に応じて順次ユーザ端末810のディスプレイに表示されてもよい。
【0056】
すなわち、ユーザ端末810の受信部812は、サーバであるソーシャルネットワークサービス提供システム820から他のユーザ端末のユーザ情報を受信してもよく、ユーザ端末810の表示部813は、ユーザ情報をディスプレイに表示してもよい。ここで、表示部813は、他のユーザ端末のユーザ情報を距離に応じて順次ディスプレイに表示してもよい。例えば、ディスプレイの特定位置をユーザ端末810の現在の位置として設定し、距離が遠いほど特定位置から相対的に遠い位置にユーザ情報が表示されてもよい。
【0057】
例えば、ユーザ端末810のディスプレイには地図がさらに表示されてもよく、他のユーザ端末のユーザ情報は、ユーザ端末810の位置と他のユーザ端末の位置に応じる距離とに基づいて地図上に順次表示されてもよい。
【0058】
他の例として、ユーザ端末810のディスプレイには地図及び地図上で移動する表示線がさらに表示されてもよく、他のユーザ端末のユーザ情報は、ユーザ端末の位置と他のユーザ端末の位置とに応じた距離及び表示線の地図上における位置に基づいて地図上に表示されてもよい。ここで、ユーザ情報は、距離による地図上の位置を表示線が通り過ぎるときに地図上に表示されてもよい。すなわち、図3に示すように表示線がレーダシステムのディスプレイと共に時計回りに回転移動すると仮定すれば、表示線の移動によってユーザ情報が順次表示されてもよい。
【0059】
ここで、ユーザ端末810の送信部811は、表示されたユーザ情報のうちユーザによって選択されたユーザ情報をソーシャルネットワークサービス提供システム820にさらに送信してもよい。
【0060】
ソーシャルネットワークサービス提供システム820の関係設定部824は、ユーザ端末810において他のユーザ端末のユーザ情報が選択される場合、ユーザ端末810と他のユーザ端末のユーザとの間の関係を設定してもよい。例えば、ソーシャルネットワークサービス提供システム820は、ユーザ端末810の送信部811がさらに送信するユーザ情報を受信し、受信したユーザ情報とユーザ端末810のユーザ情報とを互いに関連付けて格納することでユーザ間の関係を設定してもよい。
【0061】
すなわち、位置情報の提供を許可したユーザを対象とする友だち追加のリクエストがあれば、当該ユーザ付近の他のユーザの位置がユーザ端末810に表示され、当該ユーザが表示された他のユーザに関する情報のうち、所望するユーザの情報を選択して友だちとして登録可能となるようにサポートすることで、リクエストと選択という簡単な操作によってユーザ間に友だちのような人脈関係を形成することができる。
【0062】
図9は、本発明の一実施形態に係る関係設定方法を示すフローチャートである。本実施形態に係る関係設定方法は、図8を参照して説明したユーザ端末810及びソーシャルネットワークサービス提供システム820によって行われてもよい。また、本実施形態に係る関係設定方法は、ユーザ端末810によって行われるステップから構成されてもよく、または、ソーシャルネットワークサービス提供システム820によって行われるステップから構成されてもよい。
【0063】
ステップS910において、ユーザ端末810は、友だち追加に関するリクエスト及び位置情報をサーバであるソーシャルネットワークサービス提供システム820に送信する。ここで、ユーザ端末810は、ユーザ端末810にインストールされたアプリケーションの制御に応じて動作してもよく、位置情報は、ユーザ端末810にインストールされたアプリケーションの設定に応じて提供許可の有無を決定してもよい。一例として、友だち追加に関するリクエストもユーザ端末810にインストールされたアプリケーションの制御によってユーザ端末810からソーシャルネットワークサービス提供システム820に送信されてもよい。
【0064】
ステップS920において、ソーシャルネットワークサービス提供システム820は、位置情報の提供を許可したユーザ端末810からの友だち追加に関するリクエストに応じてユーザ端末810の位置情報を受信する。すなわち、ソーシャルネットワークサービス提供システム820はステップS920でユーザ端末810が送信する位置情報を受信してもよい。
【0065】
ステップS930において、ソーシャルネットワークサービス提供システム820は、ユーザ端末810の位置情報に基づいて予め設定された距離内に存在し、位置情報の提供を許可した少なくとも1つの他のユーザ端末を確認する。ここで、他のユーザ端末も他のユーザ端末にインストールされたアプリケーションの設定に応じて位置情報の提供許可の有無を決定してもよい。すなわち、ソーシャルネットワークサービス提供システム820は、一例として、予め設定された距離が50メートルである場合、ユーザ端末810の現在の位置から50メートル以内に位置し、位置情報の提供が許可された他のユーザ端末を確認してもよい。
【0066】
ここで、ユーザ端末810にインストールされたアプリケーションによってユーザ端末810のディスプレイに地図が表示されてもよく、距離は地図の縮尺程度に応じて予め設定されてもよい。例えば、地図の縮尺程度が大きくなればなるほど距離は短くなり、地図の縮尺程度が小さくなるほど距離は長くなる。すなわち、ユーザがユーザ端末810にインストールしたアプリケーションによって地図の縮尺程度を調整するとき、調整された縮尺程度に応じて距離を設定してもよい。
【0067】
そのために、ユーザ端末810は、地図の縮尺程度に関する情報をサーバであるソーシャルネットワークサービス提供システム820にさらに送信してもよく、ソーシャルネットワークサービス提供システム820はユーザ端末810から地図の縮尺程度に関する情報をさらに受信してもよい。この場合、ソーシャルネットワークサービス提供システム820は受信された縮尺程度に関する情報を用いて距離を設定してもよい。
【0068】
ステップS940において、ソーシャルネットワークサービス提供システム820は、他のユーザ端末のユーザ情報を確認してユーザ端末810に送信する。ここで、他のユーザ端末のユーザ情報は、ユーザ端末810にインストールされたアプリケーションによって距離に応じて順次ユーザ端末810のディスプレイに表示されてもよい。
【0069】
ステップS950において、ユーザ端末810は、サーバであるソーシャルネットワークサービス提供システム820から他のユーザ端末のユーザ情報を受信してもよい。
【0070】
ステップS960において、ユーザ端末810はユーザ情報をディスプレイに表示してもよい。ここで、ユーザ端末810は、他のユーザ端末のユーザ情報を距離に応じて順次ディスプレイに表示してもよい。例えば、ディスプレイ上の特定の位置をユーザ端末810の現在の位置に設定し、距離が遠いほど特定位置から相対的に遠い位置にユーザ情報が表示されてもよい。
【0071】
例えば、ユーザ端末810のディスプレイには地図がさらに表示されてもよく、他のユーザ端末のユーザ情報は、ユーザ端末810の位置と他のユーザ端末の位置による距離に基づいて地図上に順次表示されてもよい。
【0072】
他の例として、ユーザ端末810のディスプレイには地図及び地図上で移動する表示線がさらに表示されてもよく、他のユーザ端末のユーザ情報は、ユーザ端末の位置と他のユーザ端末の位置による距離及び表示線の地図上における位置に基づいて地図上に表示されてもよい。ここで、ユーザ情報は距離に応じた地図上の位置を表示線が通り過ぎるときに地図上に表示されてもよい。すなわち、図3に示すように、表示線がレーダシステムの表示と共に時計回りに回転移動する場合に、表示線の移動によってユーザ情報が順次表示されてもよい。
【0073】
ここで、ユーザ端末810は、表示されたユーザ情報のうちユーザによって選択されたユーザ情報をソーシャルネットワークサービス提供システム820にさらに送信してもよい。
【0074】
ステップS970において、ソーシャルネットワークサービス提供システム820は、ユーザ端末810において他のユーザ端末のユーザ情報が選択される場合、ユーザ端末810と他のユーザ端末のユーザとの間の関係を設定してもよい。例えば、ソーシャルネットワークサービス提供システム820は、ユーザ端末810がさらに送信するユーザ情報を受信し、受信したユーザ情報とユーザ端末810のユーザ情報とを互いに関連付けて格納することでユーザ間の関係を設定してもよい。
【0075】
すなわち、位置情報の提供を許可したユーザを対象とする友だち追加のリクエストがあれば、当該ユーザ付近の他のユーザの位置がユーザ端末810に表示され、当該ユーザが表示された他のユーザに関する情報のうち、所望するユーザの情報を選択して友だちとして登録可能となるようにサポートすることで、リクエストと選択という簡単な操作によってユーザ間に友だちのような人脈関係を形成することができる。
【0076】
図10は、本発明の他の実施形態に係るユーザ端末とソーシャルネットワークサービス提供システムとのそれぞれの内部構成を説明するためのブロック図である。本実施形態に係るユーザ端末1010は、送信部1011、受信部1012及び表示部1013を備えてもよく、ソーシャルネットワークサービス提供システム1020は、受信部1021、ユーザ端末確認部1022、ユーザ情報送信部1023及び関係設定部1024を備えてもよい。
【0077】
ユーザ端末1010の送信部1011は、友だち追加に関するリクエスト及び位置情報をサーバであるソーシャルネットワークサービス提供システム1020に送信する。ここで、ユーザ端末1010は、ユーザ端末1010にインストールされたアプリケーションの制御に応じて動作してもよく、位置情報はユーザ端末1010にインストールされたアプリケーションの設定に応じて提供許可の有無を決定してもよい。ここで、友だち追加に関するリクエストは、ユーザ端末1010のディスプレイ上の予め設定された領域がタッチされる場合に発生してもよい。ここで、予め設定された領域は、ユーザ端末1010にインストールされたアプリケーションの制御によってディスプレイ上に表示されてもよい。例えば、予め設定された領域には友だち追加ボタンのような入力インタフェースが設定されてもよく、ユーザが当該領域をタッチする場合、友だち追加に関するリクエストがソーシャルネットワークサービス提供システム1020に送信されてもよい。
【0078】
ここで、ソーシャルネットワークサービス提供システム1020の受信部1021は、ユーザ端末1010からの友だち追加に関するリクエストに応じてユーザ端末1010の位置情報を受信する。すなわち、ソーシャルネットワークサービス提供システム1020の受信部1021は、ユーザ端末1010の送信部1011が送信する位置情報を受信してもよい。
【0079】
ソーシャルネットワークサービス提供システム1020のユーザ端末確認部1022は、ユーザ端末1010の位置情報に基づいて予め設定された距離内に存在し、友だち追加に関するリクエストを送信した少なくとも1つの他のユーザ端末を確認する。ここで、他のユーザ端末も他のユーザ端末にインストールされたアプリケーションの制御によってディスプレイ上に表示される予め設定された領域がタッチされる場合、友だち追加に関するリクエストをソーシャルネットワークサービス提供システム1020に送信してもよい。すなわち、ユーザ端末1010と一定の距離内で友だち追加を共にリクエストした他のユーザ端末がユーザ端末確認部1022によって確認される。例えば、5メートル以内でユーザ端末1010と共に友だち追加をリクエストする他のユーザ端末がユーザ端末確認部1022によって確認されてもよい。
【0080】
ここで、上記の距離は予め設定されたデフォルトの距離及びユーザがユーザ端末1010にインストールしたアプリケーションによって設定した距離のうち少なくとも1つを含んでもよい。ユーザが距離を直接設定する場合、ソーシャルネットワークサービス提供システム1020の受信部1021は、ユーザ端末1010からユーザがユーザ端末1010にインストールしたアプリケーションによって設定した距離に関する情報をさらに受信してもよい。図8及び図9で説明した距離も予め設定されたデフォルトの距離やユーザによって設定された距離を含んでもよい。
【0081】
ソーシャルネットワークサービス提供システム1020のユーザ情報送信部1023は、他のユーザ端末のユーザ情報を確認してユーザ端末1010に送信する。
【0082】
ここで、ユーザ端末1010の受信部1012は、サーバであるソーシャルネットワークサービス提供システム1020から他のユーザ端末のユーザ情報を受信してもよく、ユーザ端末1010の表示部1013はユーザ情報をディスプレイに表示してもよい。ここで、表示部1013は、ユーザ端末1010の位置を基準として位置と他のユーザ端末の位置との間の距離に基づいてユーザ端末1010のディスプレイに他のユーザ端末のユーザ情報を表示してもよい。ここで、上述した予め設定された領域の中心がユーザ端末1010の位置に対応してもよい。言い換えれば、予め設定された領域の中心を基準として距離に応じてユーザ情報がディスプレイ上に表示されてもよい。例えば、距離が遠いほどユーザ情報は予め設定された領域の中心から遠く離れて表示されてもよい。
【0083】
ここで、ユーザ端末1010の送信部1011は、表示されたユーザ情報のうちユーザによって選択されたユーザ情報をソーシャルネットワークサービス提供システム1020にさらに送信してもよい。
【0084】
ソーシャルネットワークサービス提供システム1020の関係設定部1024は、ユーザ端末1010において他のユーザ端末のユーザ情報が選択される場合、ユーザ端末1010と他のユーザ端末のユーザとの間の関係を設定してもよい。例えば、ソーシャルネットワークサービス提供システム1020は、ユーザ端末1010の送信部1011がさらに送信するユーザ情報を受信し、受信されたユーザ情報とユーザ端末1010のユーザ情報とを互いに関連付けて格納することでユーザ間の関係を設定してもよい。
【0085】
ここで、ユーザ端末1010においてディスプレイに表示されたユーザ情報が複数あり、複数のユーザ情報が表示された後にディスプレイ上の予め設定された領域が再びタッチされる場合、ソーシャルネットワークサービス提供システム1020の関係設定部1024は、表示された全てのユーザ情報にかかるユーザとユーザ端末のユーザとの間の関係を設定してもよい。すなわち、ユーザはユーザ情報を1つずつ選択してもよく、表示された全てのユーザ情報を1度に選択してもよい。
【0086】
すなわち、予め設定された距離内でそれぞれのユーザ端末1010によって友だち追加をリクエストしたユーザに関する情報を互いに提供し、任意のユーザが提供された他のユーザに関する情報のうち、所望するユーザの情報を選択して友だちとして登録可能となるようにサポートすることで、リクエストと選択という簡単な操作によってユーザ間に友だちのような人脈関係を形成することができる。
【0087】
図11は、本発明の他の実施形態に係る関係設定方法を示すフローチャートである。本実施形態に係る関係設定方法は、図10を参照して説明したユーザ端末1010及びソーシャルネットワークサービス提供システム1020によって行われる。また、本実施形態に係る関係設定方法は、ユーザ端末1010によって行われるステップから構成されてもよく、または、ソーシャルネットワークサービス提供システム1020によって行われるステップから構成されてもよい。
【0088】
ステップS1110において、ユーザ端末1010は、友だち追加に関するリクエスト及び位置情報をサーバであるソーシャルネットワークサービス提供システム1020に送信する。ここで、ユーザ端末1010は、ユーザ端末1010にインストールされたアプリケーションの制御に応じて動作してもよく、位置情報は、ユーザ端末1010にインストールされたアプリケーションの設定に応じて提供許可の有無が決定されてもよい。ここで、友だち追加に関するリクエストは、ユーザ端末1010のディスプレイ上の予め設定された領域がタッチされる場合に発生してもよい。ここで、予め設定された領域は、ユーザ端末1010にインストールされたアプリケーションの制御によってディスプレイ上に表示されてもよい。例えば、予め設定された領域には友だち追加ボタンのような入力インタフェースが設定されてもよく、ユーザが当該領域をタッチする場合、友だち追加に関するリクエストがソーシャルネットワークサービス提供システム1020に送信されてもよい。
【0089】
ステップS1120において、ソーシャルネットワークサービス提供システム1020は、ユーザ端末1010からの友だち追加に関するリクエストに応じてユーザ端末1010の位置情報を受信する。すなわち、ソーシャルネットワークサービス提供システム1020は、ステップS1110でユーザ端末1010が送信する位置情報をステップS1120で受信してもよい。
【0090】
ステップS1130において、ソーシャルネットワークサービス提供システム1020は、ユーザ端末1010の位置情報に基づいて予め設定された距離内に存在し、友だち追加に関するリクエストを送信した少なくとも1つの他のユーザ端末を確認する。ここで、他のユーザ端末も他のユーザ端末にインストールされたアプリケーションの制御によってディスプレイ上に表示される予め設定された領域がタッチされる場合、友だち追加に関するリクエストをソーシャルネットワークサービス提供システム1020に送信してもよい。すなわち、ユーザ端末1010と一定の距離内で友だち追加を共にリクエストした他のユーザ端末がステップS1130で確認される。例えば、5メートル以内でユーザ端末1010と共に友だち追加をリクエストする他のユーザ端末がソーシャルネットワークサービス提供システム1020によって確認されてもよい。
【0091】
ここで、上記の距離は予め設定されたデフォルトの距離及びユーザがユーザ端末1010にインストールしたアプリケーションによって設定した距離のうち少なくとも1つを含んでもよい。ユーザが距離を直接設定する場合、ソーシャルネットワークサービス提供システム1020は、ユーザ端末1010からユーザがユーザ端末1010にインストールしたアプリケーションによって設定した距離に関する情報をさらに受信してもよい。
【0092】
ステップS1140において、ソーシャルネットワークサービス提供システム1020は、他のユーザ端末のユーザ情報を確認してユーザ端末1010に送信する。
【0093】
ステップS1150において、ユーザ端末1010は、サーバであるソーシャルネットワークサービス提供システム1020から他のユーザ端末のユーザ情報を受信してもよい。
【0094】
ステップS1160において、ユーザ端末1010は、ユーザ情報をディスプレイに表示してもよい。ここで、ユーザ端末1010は、ユーザ端末1010の位置を基準として位置と他のユーザ端末の位置との間の距離に基づいてユーザ端末1010のディスプレイ上に他のユーザ端末のユーザ情報を表示してもよい。ここで、上述した予め設定された領域の中心がユーザ端末1010の位置に対応する。言い換えれば、予め設定された領域の中心を基準として距離に応じてユーザ情報がディスプレイに表示されてもよい。例えば、距離が遠いほどユーザ情報は予め設定された領域の中心から遠く離れて表示されてもよい。
【0095】
ここで、ユーザ端末1010は、表示されたユーザ情報のうちユーザによって選択されたユーザ情報をソーシャルネットワークサービス提供システム1020にさらに送信してもよい。
【0096】
ステップS1170において、ソーシャルネットワークサービス提供システム1020は、ユーザ端末1010においてのユーザ端末のユーザ情報が選択される場合、ユーザ端末1010と他のユーザ端末のユーザとの間の関係を設定してもよい。例えば、ソーシャルネットワークサービス提供システム1020は、ユーザ端末1010がさらに送信するユーザ情報を受信し、受信されたユーザ情報とユーザ端末1010のユーザ情報を互いに関連付けて格納することによってユーザ間の関係を設定してもよい。
【0097】
ここで、ユーザ端末1010においてディスプレイに表示されたユーザ情報が複数あり、複数のユーザ情報が表示された後にディスプレイの予め設定された領域が再びタッチされる場合、ソーシャルネットワークサービス提供システム1020は、表示された全てのユーザ情報によるユーザとユーザ端末のユーザとの間の関係を設定してもよい。すなわち、ユーザはユーザ情報を1つずつ選択してもよく、表示された全てのユーザ情報を1度に選択してもよい。
【0098】
すなわち、予め設定された距離内でそれぞれのユーザ端末1010を介して友だち追加をリクエストしたユーザに関する情報を互いに提供し、任意のユーザが提供された他のユーザに関する情報のうち、所望するユーザの情報を選択して友だちとして登録可能となるようにサポートすることで、リクエストと選択という簡単な操作によってユーザ間に友だちのような人脈関係を形成することができる。
【0099】
図12は、本発明の他の実施形態に係るユーザ端末とソーシャルネットワークサービス提供システムとのそれぞれの内部構成を説明するためのブロック図である。本実施形態に係るユーザ端末1210は動作センシング部1211及び送信部1212を備えてもよく、ソーシャルネットワークサービス提供システム1220は受信部1221及び関係設定部1222を備えてもよい。
【0100】
ユーザ端末1210の動作センシング部1211は他のユーザ端末に互いにぶつける動作をセンシングする。
【0101】
ユーザ端末1210の送信部1212は、センシングの結果に基づいて友だち追加に関するリクエストをサーバであるソーシャルネットワークサービス提供システム1220に送信する。ここで、友だち追加に関するリクエストは、ユーザ端末1210にインストールされたアプリケーションの制御に応じてディスプレイに設定された領域がタッチされた状態で他のユーザ端末に互いにぶつける動作がセンシングされる場合に発生する。
【0102】
ここで、ディスプレイに設定された領域は次のような3種類の方式のうち少なくとも1つを用いて活性化されてもよい。
【0103】
第1の方式として、上記領域は、ユーザの入力によってアプリケーション上で友だち追加モードが設定される場合、アプリケーションによって活性化されてもよい。
【0104】
第2の方式として、上記領域は、ディスプレイ上に表示される友だち追加領域がタッチされた後に活性化されてもよい。この場合、友だち追加領域は、アプリケーションの制御によってディスプレイ上に表示されてもよい。
【0105】
第3の方式として、上記領域は、アプリケーションが駆動される場合に活性化されてもよい。
【0106】
すなわち、ユーザが活性化された領域をタッチした状態で、ユーザ端末1210を他のユーザ端末に互いにぶつける場合、ユーザ端末1210においてぶつける動作をセンシングして友だち追加に関するリクエストをソーシャルネットワークサービス提供システム1220に送信してもよい。他のユーザ端末も、他のユーザ端末にインストールされたアプリケーションの制御に応じて他のユーザ端末のディスプレイ上で活性化されてもよく、他のユーザ端末のユーザが活性化された領域をタッチした状態で他のユーザ端末をユーザ端末1210に互いにぶつける場合、他のユーザ端末にぶつける動作をセンシングして友だち追加に関するリクエストをソーシャルネットワークサービス提供システム1220に送信してもよい。
【0107】
ここで、友だち追加に関するリクエストと他のユーザ端末からの友だち追加に関するリクエストに応じて、サーバであるソーシャルネットワークサービス提供システム1220においてユーザと他のユーザ端末のユーザとの間に関係が設定されてもよい。また、関係が設定される場合、ソーシャルネットワークサービス提供システム1220にユーザのユーザ情報が送信されてもよく、または、ソーシャルネットワークサービス提供システム1220から他のユーザ端末のユーザ情報が受信されてもよい。この場合、ソーシャルネットワークサービス提供システム1220に送信されたユーザのユーザ情報は、ソーシャルネットワークサービス提供システム1220によって他のユーザ端末に送信されてもよい。言い換えれば、ユーザ間の関係が設定される場合、ユーザ端末の間にユーザのプロフィールのようなユーザ情報が互いに交換されてもよい。
【0108】
ソーシャルネットワークサービス提供システム1220の受信部1221は、ユーザ端末1210である第1ユーザ端末そして他のユーザ端末である第2ユーザ端末からそれぞれの友だち追加に関するリクエストを受信する。ここで、友だち追加に関するリクエストは、上述したように第1ユーザ端末と第2ユーザ端末とを互いにぶつける動作によって発生する。より詳細には、友だち追加に関するリクエストは既に説明したように、第1ユーザ端末のディスプレイ上の予め設定された第1領域と第2ユーザ端末のディスプレイ上の予め設定された第2領域とがそれぞれタッチされた状態で第1ユーザ端末と第2ユーザ端末とを互いにぶつける動作によって発生する。
【0109】
ここで、第1領域及び第2領域が活性化される方式は、既に上述した3種類の方式のうち少なくとも1つの方式を用いてもよい。
【0110】
すなわち、第1の方式として、第1領域は、第1ユーザ端末にインストールされた第1アプリケーションにおいて友だち追加モードが設定される場合、第1アプリケーションによって活性化されてもよく、第2領域は第2ユーザ端末にインストールされた第2アプリケーションにおいて友だち追加モードが設定された場合、第2アプリケーションによって活性化されてもよい。
【0111】
第2の方式として、第1領域及び第2領域は、第1ユーザ端末及び第2ユーザ端末それぞれのディスプレイ上に表示される友だち追加領域がタッチされた後に活性化されてもよい。ここで、友だち追加領域は、第1ユーザ端末及び第2ユーザ端末それぞれにインストールされたアプリケーションの制御によってディスプレイ上に表示されてもよい。
【0112】
第3の方式として、第1領域及び第2領域は、第1ユーザ端末及び第2ユーザ端末それぞれにインストールされたアプリケーションが駆動される場合に活性化されてもよい。
【0113】
ソーシャルネットワークサービス提供システム1220の関係設定部1222は、第1ユーザ端末及び第2ユーザ端末のユーザ間の関係を設定する。例えば、関係設定部1222は、第1ユーザ端末のユーザ情報と第2ユーザ端末のユーザ情報とを互いに関連付けて格納することで関係を設定してもよい。
【0114】
また、ソーシャルネットワークサービス提供システム1220は関係を設定する場合、第1ユーザ端末に第2ユーザ端末のユーザ情報を提供したり、または、第2ユーザ端末に第1ユーザ端末のユーザ情報を提供したりするユーザ情報提供部(図示せず)をさらに備えてもよい。すなわち、ユーザ間の関係が設定される場合、ユーザ端末の間にユーザのプロフィールのようなユーザ情報が互いに交換されてもよい。
【0115】
したがって、互いに名刺を交換するように、ユーザ端末を名刺のように握って(特定領域をタッチした状態で)互いにぶつけるという簡単な動作によってユーザ間に友だちのような人脈関係を形成することができる。
【0116】
図13は、本発明の他の実施形態に係る関係設定方法を示すフローチャートである。本実施形態に係る関係設定方法は、図12を参照して説明したユーザ端末1210及びソーシャルネットワークサービス提供システム1220によって行われてもよい。また、本実施形態に係る関係設定方法はユーザ端末1210によって行われるステップから構成されてもよく、またはソーシャルネットワークサービス提供システム1220によって行われるステップから構成されてもよい。
【0117】
ステップS1310において、ユーザ端末1210は他のユーザ端末に互いにぶつける動作をセンシングする。
【0118】
ステップS1320において、ユーザ端末1210は、センシングの結果に基づいて友だち追加に関するリクエストをサーバであるソーシャルネットワークサービス提供システム1220に送信する。ここで、友だち追加に関するリクエストは、ユーザ端末1210にインストールされたアプリケーションの制御に応じてディスプレイに設定された領域がタッチされた状態で他のユーザ端末に互いにぶつける動作がセンシングされる場合に発生する。
【0119】
ここで、上記領域は次のような三種類の方式のうち少なくとも1つを用いて活性化されてもよい。
【0120】
第1の方式として、上記領域は、ユーザの入力によってアプリケーション上で友だち追加モードが設定される場合、アプリケーションによって活性化されてもよい。
【0121】
第2の方式として、上記領域は、ディスプレイ上に表示される友だち追加領域がタッチされた後に活性化されてもよい。この場合、友だち追加領域は、アプリケーションの制御によってディスプレイ上に表示されてもよい。
【0122】
第3の方式として、上記領域は、アプリケーションが駆動される場合に活性化されてもよい。
【0123】
すなわち、ユーザが活性化された領域をタッチした状態で、ユーザ端末1210を他のユーザ端末に互いにぶつける場合、ユーザ端末1210においてぶつける動作をセンシングして友だち追加に関するリクエストをソーシャルネットワークサービス提供システム1220に送信してもよい。他のユーザ端末も、他のユーザ端末にインストールされたアプリケーションの制御に応じて他のユーザ端末のディスプレイ上で活性化されてもよく、他のユーザ端末のユーザが活性化された領域をタッチした状態で他のユーザ端末をユーザ端末1210に互いにぶつける場合、他のユーザ端末にぶつける動作をセンシングして友だち追加に関するリクエストをソーシャルネットワークサービス提供システム1220に送信してもよい。
【0124】
ここで、友だち追加に関するリクエストと他のユーザ端末からの友だち追加に関するリクエストに応じて、サーバであるソーシャルネットワークサービス提供システム1220でユーザと他のユーザ端末のユーザ間に関係が設定されてもよい。また、関係が設定される場合、ソーシャルネットワークサービス提供システム1220にユーザのユーザ情報が送信されてもよく、またはソーシャルネットワークサービス提供システム1220から他のユーザ端末のユーザ情報が受信されてもよい。この場合、ソーシャルネットワークサービス提供システム1220に送信されたユーザのユーザ情報は、ソーシャルネットワークサービス提供システム1220によって他のユーザ端末に送信されてもよい。言い換えれば、ユーザ間の関係が設定される場合、ユーザ端末の間にユーザのプロフィールのようなユーザ情報が互いに交換されてもよい。
【0125】
ステップS1330において、ソーシャルネットワークサービス提供システム1220は、ユーザ端末1210である第1ユーザ端末そして他のユーザ端末である第2ユーザ端末からそれぞれの友だち追加に関するリクエストを受信する。ここで、友だち追加に関するリクエストは上述したように第1ユーザ端末と第2ユーザ端末とを互いにぶつける動作によって発生する。より詳細には、友だち追加に関するリクエストは既に説明したように、第1ユーザ端末のディスプレイ上の予め設定された第1領域と第2ユーザ端末のディスプレイ上の予め設定された第2領域とがそれぞれタッチされた状態で第1ユーザ端末と第2ユーザ端末とを互いにぶつける動作によって発生する。
【0126】
ここで、第1領域及び第2領域が活性化される方式は既に上述した3種類の方式のうち少なくとも1つの方式を用いてもよい。
【0127】
すなわち、第1の方式として、第1領域は第1ユーザ端末にインストールされた第1アプリケーションにおいて友だち追加モードが設定される場合、第1アプリケーションによって活性化されてもよく、第2領域は第2ユーザ端末にインストールされた第2アプリケーションにおいて友だち追加モードが設定された場合、第2アプリケーションによって活性化されてもよい。
【0128】
第2の方式として、第1領域及び第2領域は、第1ユーザ端末及び第2ユーザ端末それぞれのディスプレイ上に表示される友だち追加領域がタッチされた後に活性化されてもよい。ここで、友だち追加領域は、第1ユーザ端末及び第2ユーザ端末それぞれにインストールされたアプリケーションの制御によってディスプレイ上に表示されてもよい。
【0129】
第3の方式として、第1領域及び第2領域は、第1ユーザ端末及び第2ユーザ端末それぞれにインストールされたアプリケーションが駆動される場合に活性化されてもよい。
【0130】
ステップS1340において、ソーシャルネットワークサービス提供システム1220は、第1ユーザ端末及び第2ユーザ端末のユーザ間の関係を設定する。例えば、ソーシャルネットワークサービス提供システム1220は、第1ユーザ端末のユーザ情報と第2ユーザ端末のユーザ情報とを互いに関連付けて格納することで関係を設定してもよい。
【0131】
また、ソーシャルネットワークサービス提供システム1220は、関係が設定される場合、第1ユーザ端末に第2ユーザ端末のユーザ情報を提供してもよく、または、第2ユーザ端末において第1ユーザ端末のユーザ情報を提供するユーザ情報提供部(図示せず)をさらに備えてもよい。すなわち、ユーザ間の関係が設定される場合、ユーザ端末の間にユーザのプロフィールのようなユーザ情報が互いに交換されてもよい。
【0132】
したがって、互いに名刺を交換するようにユーザ端末を名刺のように握って(特定領域をタッチした状態で)互いにぶつけるという簡単な動作によってユーザ間に友だちのような人脈関係を形成することができる。
【0133】
このように、本発明の実施形態によると、位置情報の提供を許可したユーザを対象とする友だち追加のリクエストがあれば、当該ユーザ付近の他のユーザの位置がユーザ端末に表示され、当該ユーザが表示された他のユーザに関する情報のうち、所望するユーザの情報を選択して友だちとして登録可能となるようにサポートすることで、リクエストと選択という簡単な操作によってユーザ間に友だちのような人脈関係を形成することができる。
【0134】
また、予め設定された距離内でそれぞれのユーザ端末を介して友だち追加をリクエストしたユーザに関する情報を互いに提供し、任意のユーザが提供された他のユーザに関する情報のうち所望するユーザの情報を選択して友だちとして登録可能となるようにサポートすることで、リクエストと選択という簡単な操作によってユーザ間に友だちのような人脈関係を形成することができる。
【0135】
それだけではなく、互いに名刺を交換するようにユーザ端末を名刺のように握って(特定領域をタッチした状態で)互いにぶつける簡単な動作によってユーザ間に友だちのような人脈関係を形成することができる。
【0136】
本発明の実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段を介して様々な処理を実行することができるプログラム命令の形態で実現されてもよく、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読取可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などの単独または組み合わせたものを含んでもよい。媒体に記録されるプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、光ディスクのような光磁気媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を格納して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれてもよい。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コード(machine code)だけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コード(higher level code)を含む。上述したハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアのレイヤで動作するように構成されてもよい。
【0137】
上述したように本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から様々な修正及び変形が可能である。
【0138】
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定して定められるものではなく、特許請求の範囲だけではなく特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。
【符号の説明】
【0139】
820 ソーシャルネットワークサービス提供システム
821 受信部
822 ユーザ端末確認部
823 ユーザ情報送信部
824 関係設定部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
位置情報の提供が許可されたユーザ端末からの友だち追加に関するリクエストに応じて前記ユーザ端末の位置情報を受信する受信部と、
前記ユーザ端末の位置情報に基づいて予め設定された距離内に存在し、位置情報の提供が許可された少なくとも1つの他のユーザ端末を確認するユーザ端末確認部と、
前記他のユーザ端末のユーザ情報を確認して前記ユーザ端末に送信するユーザ情報送信部と、
前記ユーザ端末において前記他のユーザ端末のユーザ情報が選択される場合、前記ユーザ端末と前記他のユーザ端末のユーザとの間の関係を設定する関係設定部と、
を備えることを特徴とするソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項2】
前記位置情報は、前記ユーザ端末にインストールされたアプリケーションの設定に応じて提供許可の有無が決定されることを特徴とする請求項1に記載のソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項3】
前記友だち追加に関するリクエストは、前記ユーザ端末にインストールされたアプリケーションの制御によって前記ユーザ端末から送信されることを特徴とする請求項1に記載のソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項4】
前記距離は地図の縮尺程度に応じて予め設定され、
前記地図は、前記ユーザ端末にインストールされたアプリケーションによって前記ユーザ端末のディスプレイに表示され、
前記受信部は、前記ユーザ端末から前記地図の縮尺程度に関する情報をさらに受信し、
前記ユーザ端末確認部は、前記縮尺程度に関する情報を用いて前記距離を設定することを特徴とする請求項1に記載のソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項5】
前記他のユーザ端末のユーザ情報は、前記ユーザ端末にインストールされたアプリケーションによって距離に応じて順次前記ユーザ端末のディスプレイに表示され、
前記ディスプレイには、地図及び前記地図上で移動する表示線がさらに表示され、
前記他のユーザ端末のユーザ情報は、前記ユーザ端末の位置と前記他のユーザ端末の位置による距離及び前記表示線の前記地図上における位置に基づいて前記地図上に表示されることを特徴とする請求項1に記載のソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項6】
前記関係設定部は、前記ユーザ端末のユーザ情報と前記他のユーザ端末のユーザ情報とを互いに関連付けて格納することによって前記関係を設定することを特徴とする請求項1に記載のソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項7】
ユーザ端末からの友だち追加に関するリクエストに応じて前記ユーザ端末の位置情報を受信する受信部と、
前記ユーザ端末の位置情報に基づいて予め設定された距離内に存在し、前記友だち追加に関するリクエストを送信した少なくとも1つの他のユーザ端末を確認するユーザ端末確認部と、
前記他のユーザ端末のユーザ情報を確認して前記ユーザ端末に送信するユーザ情報送信部と、
前記ユーザ端末において前記他のユーザ端末のユーザ情報が選択される場合、前記ユーザ端末と前記他のユーザ端末のユーザとの間の関係を設定する関係設定部と、
を備えることを特徴とするソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項8】
前記友だち追加に関するリクエストは、前記ユーザ端末のディスプレイ上の予め設定された領域がタッチされる場合に発生し、
前記予め設定された領域は、前記ユーザ端末にインストールされたアプリケーションの制御によって前記ディスプレイ上に表示され、
前記予め設定された領域の中心は前記ユーザ端末の位置に対応し、
前記他のユーザ端末のユーザ情報は、前記位置を基準として前記位置と前記他のユーザ端末の位置との間の距離に応じて前記ユーザ端末のディスプレイに表示されることを特徴とする請求項7に記載のソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項9】
前記関係設定部は、前記他のユーザ端末のユーザ情報が前記ディスプレイに表示されて前記予め設定された領域が再びタッチされる場合、表示された全てのユーザ情報にかかるユーザと前記ユーザ端末のユーザとの間の関係を設定することを特徴とする請求項8に記載のソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項10】
前記距離は、前記ユーザ端末のユーザが前記ユーザ端末にインストールされたアプリケーションによって設定した距離を含み、
前記受信部は、前記ユーザ端末から前記アプリケーションによって設定された距離に関する情報をさらに受信することを特徴とする請求項7に記載のソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項11】
前記関係設定部は、前記ユーザ端末のユーザ情報と前記他のユーザ端末のユーザ情報とを互いに関連付けて格納することによって前記関係を設定することを特徴とする請求項7に記載のソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項12】
第1ユーザ端末及び第2ユーザ端末からそれぞれの友だち追加に関するリクエストを受信する受信部と、
前記第1ユーザ端末及び前記第2ユーザ端末のユーザ間の関係を設定する関係設定部と、
を備え、
前記友だち追加に関するリクエストは、前記第1ユーザ端末と前記第2ユーザ端末とを互いにぶつける動作によって発生することを特徴とするソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項13】
前記友だち追加に関するリクエストは、前記第1ユーザ端末のディスプレイ上の予め設定された第1領域と前記第2ユーザ端末のディスプレイ上の予め設定された第2領域とがそれぞれタッチされた状態で前記第1ユーザ端末と前記第2ユーザ端末とを互いにぶつける動作によって発生することを特徴とする請求項12に記載のソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項14】
前記第1領域は、前記第1ユーザ端末にインストールされた第1アプリケーションにおいて友だち追加モードが設定される場合、前記第1アプリケーションによって活性化され、
前記第2領域は、前記第2ユーザ端末にインストールされた第2アプリケーションにおいて友だち追加モードが設定された場合、前記第2アプリケーションによって活性化されることを特徴とする請求項13に記載のソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項15】
前記第1領域及び前記第2領域は、前記第1ユーザ端末及び前記第2ユーザ端末それぞれのディスプレイ上に表示される友だち追加領域がタッチされた後に活性化され、
前記の友だち追加領域は、前記第1ユーザ端末及び前記第2ユーザ端末それぞれにインストールされたアプリケーションの制御によって前記ディスプレイ上に表示されることを特徴とする請求項13に記載のソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項16】
前記第1領域及び前記第2領域は、前記第1ユーザ端末及び前記第2ユーザ端末それぞれにインストールされたアプリケーションが駆動される場合に活性化されることを特徴とする請求項13に記載のソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項17】
前記関係が設定される場合、前記第1ユーザ端末に前記第2ユーザ端末のユーザ情報を提供したり、または前記第2ユーザ端末に前記第1ユーザ端末のユーザ情報を提供したりするユーザ情報提供部をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載のソーシャルネットワークサービス提供システム。
【請求項18】
インストールされたアプリケーションの制御に応じて動作するユーザ端末が行う関係設定方法において、
友だち追加に関するリクエスト及び位置情報をサーバに送信し、
前記サーバから他のユーザ端末のユーザ情報を受信し、
前記ユーザ情報をディスプレイに表示すること、
を含み、
前記他のユーザ端末は、前記送信された位置情報による位置から予め設定された距離内に存在する他のユーザ端末のうち、位置情報の提供が許可された少なくとも1つの他のユーザ端末を含み、
前記送信することは、
前記表示されたユーザ情報のうちユーザによって選択されたユーザ情報を前記サーバにさらに送信し、
前記サーバで前記ユーザと前記送信されたユーザ情報によるユーザ間に関係が設定されることを特徴とする関係設定方法。
【請求項19】
インストールされたアプリケーションの制御に応じて動作するユーザ端末が行う関係設定方法において、
友だち追加に関するリクエスト及び位置情報をサーバに送信し、
前記サーバから他のユーザ端末のユーザ情報を受信し、
前記ユーザ情報をディスプレイに表示すること、
を含み、
前記他のユーザ端末は、前記送信された位置情報による位置から予め設定された距離内に存在する他のユーザ端末のうち、前記の友だち追加に関するリクエストを送信した少なくとも1つの他のユーザ端末を含み、
前記送信することは、
前記表示されたユーザ情報のうちユーザによって選択されたユーザ情報を前記サーバにさらに送信し、
前記サーバで前記ユーザと前記送信されたユーザ情報によるユーザ間に関係が設定されることを特徴とする関係設定方法。
【請求項20】
前記友だち追加に関するリクエストは、前記ディスプレイ上の予め設定された領域がタッチされる場合に発生し、
前記表示することは、前記アプリケーションの制御によって前記ディスプレイ上に前記予め設定された領域をさらに表示し、
前記予め設定された領域の中心は前記位置情報による位置に対応し、
前記表示することは、前記位置を基準として前記位置と前記他のユーザ端末の位置との間の距離に基づいて前記ディスプレイに前記他のユーザ端末のユーザ情報を表示することを特徴とする請求項19に記載の関係設定方法。
【請求項21】
前記他のユーザ端末のユーザ情報が前記ディスプレイに表示されて前記予め設定された領域が再びタッチされる場合、前記ディスプレイに表示された全てのユーザ情報によるユーザと前記ユーザとの間の関係が前記サーバで設定されることを特徴とする請求項20に記載の関係設定方法。
【請求項22】
インストールされたアプリケーションの制御に応じて動作するユーザ端末が行う関係設定方法において、
他のユーザ端末と互いにぶつける動作をセンシングし、
前記センシングの結果に基づいて友だち追加に関するリクエストをサーバに送信すること、
を含み、
前記の友だち追加に関するリクエストと前記他のユーザ端末からの友だち追加に関するリクエストに応じて、前記サーバにおいてユーザと前記他のユーザ端末のユーザとの間に関係が設定されることを特徴とする関係設定方法。
【請求項23】
前記友だち追加に関するリクエストは、前記アプリケーションの制御に応じてディスプレイに設定された領域がタッチされた状態で前記他のユーザ端末に互いにぶつける動作がセンシングされる場合に発生することを特徴とする請求項22に記載の関係設定方法。
【請求項24】
前記領域は、ユーザの入力によって前記アプリケーションにおいて友だち追加モードが設定される場合、前記アプリケーションによって活性化されることを特徴とする請求項23に記載の関係設定方法。
【請求項25】
前記領域は、前記ディスプレイ上に表示される友だち追加領域がタッチされた後に活性化され、
前記の友だち追加領域は、前記アプリケーションの制御によって前記ディスプレイ上に表示されることを特徴とする請求項23に記載の関係設定方法。
【請求項26】
前記領域は、前記アプリケーションが駆動される場合に活性化されることを特徴とする請求項23に記載の関係設定方法。
【請求項27】
請求項22の方法を行うプログラムを記録したコンピュータで読み出し可能な記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2013−54733(P2013−54733A)
【公開日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−188246(P2012−188246)
【出願日】平成24年8月29日(2012.8.29)
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】