説明

モバイル防水機器及びその製造方法

【課題】本発明は、細線同軸ケーブルや光ケーブルを使用した、2方向開閉方式の携帯電話にも適用可能なモバイル防水機器を提供することを目的とする。
【解決手段】ハウジング間を線状部材で連結するモバイル防水機器であって、前記各ハウジングの隙間をシールするゴム状弾性材製のシール部材と、前記シール部材の各々が、その両端近傍に一体化された連結部材とよりなり、前記線状部材が前記連結部材内を通って前記各ハウジング間の電子部品を導通する様になしたモバイル防水機器において、前記連結部材が軟質性樹脂材で成形された円筒状のチューブ形状であることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はモバイル防水機器に関するものである。
また、電子機器やコネクタの防水構造を提供するモバイル防水機器に関する。
更に詳しくは、細線同軸ケーブルや光ケーブルを使用した、縦にも横にも開けることの出来る2方向開閉方式の携帯電話に適したモバイル防水機器に関する
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話等の電子機器や自動車用ワイヤーハーネス等に使用される防水コネクタは小型化が進むと同時に、高い防水機能が求められるようになってきた。
複数の空間からなる電子機器に防水機能を持たせるには、それぞれの空間を構成するハウジングに気密性をもたせ、各空間の間をワイヤーハーネス、フレキシブル基板などの線状部材で電気的に接続する必要がある。
【0003】
この場合、各空間を仕切るハウジングの壁面に端子を設け、これらの端子間を配線材で接続する方法や、ハウジングの壁面に配線材を通して、配線材とハウジングの間に生じる隙間を接着剤等で埋める方法が提案された。
しかしながら、端子をハウジング壁面に設ける態様は、機器が大型化する問題があった。
配線材とハウジングの間に生じる隙間を接着剤等で埋める方法は、分解、再度の組み立てが困難となる問題を招来した。
【0004】
そこで、図5及び図6に示すように、フレキシブル配線基板にシール部材を一体的に成形する態様が提案された(特許文献1、2)。
図5に示す態様は、各ハウジング(図示せず)の形状に対応する枠体形状のシール部材301が、フレキシブル配線基板100と一体成形されている。
フレキシブル配線基板100は、各シール部材301を貫通して伸びており、各シール部材301で囲まれる領域内で、電子部品が実装される。
【0005】
また、図5に示す態様は、ブッシュ形状のシール部材303が、フレキシブル配線基板100と一体成形されている。
このシール部材303は、各ハウジング(図示せず)に設けた挿通孔に装着される。
そして、フレキシブル配線基板100の両端に設けたコネクタ304は、ハウジング内の電気部品と電気的に接続する。
しかし、この様なフレキシブル配線基板100に、シール部材301、303を一体的に成形する方法においては、成形時の型締め圧力や高温度により、フレキシブル配線基板100が損傷を受ける危険性が有った。
【0006】
そこで、軟質樹脂材製の連結部(ヒンジ部)と硬質樹脂材製のハウジングとを一体成形した後、連結部に設けた貫通孔にフレキシブル配線基板を挿入する態様が提案された(特許文献3)。
【0007】
しかし、成形の為の金型が、複雑で且つ大型化するため成形コストが高価にならざるを得ないばかりか、閉鎖空間のハウジング内において、フレキシブル配線基板を貫通孔に挿入する作業は非常に困難であった。
【0008】
また近時は、携帯電話を始めとした小型の通信機器には、ユーザ層の拡大と共に、様々な差別化が行われ、小型化、耐撃性、防水性等様々な製品開発が行われている。
これらの要求に伴い、各種の機能を発揮するためには、配線軸数の増加と多軸可動化(2方向開閉方式)が必要となった。
このため、上述した従来のフレキシブル配線基板を使用する態様では、これらの要求を満足する事が出来ない問題を招来した。
【0009】
そこで、多軸可動化を可能とする配線として、細線同軸ケーブルや光ケーブルが検討された。
しかし、細線同軸ケーブルに関しては、非常に細いケーブルが多数束ねられた隙間にガスケット材を均一に行き渡らせることや、ケーブルの被覆材として用いられているフッ素樹脂層との接着性が悪いことから、従来のガスケットを接着させることは非常に困難であった。
【0010】
また、この種ケーブルの被覆材には、ピンホールが多く存在するため、細線同軸ケーブルへの水の浸入を防ぐことが出来ず、ハウジング内の機器を腐食させる問題を惹起した。
特に、細線同軸ケーブルや光ケーブルを使用した、2方向開閉方式の携帯電話の場合、連結部には、従来の一定角度の揺動に加え、捩れ運動が加えられる為、従来の平板状の形状や、ゴム状弾性材の様な材質では、対応が出来ない問題を惹起した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【特許文献1】特開2003−142836号公報
【特許文献2】特開2004−214927号公報
【特許文献3】特開5−259656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明は以上の点に鑑みて、細線同軸ケーブルや光ケーブルを使用した、2方向開閉方式の携帯電話にも適用可能なモバイル防水機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記目的を達成するために本発明にあっては、ハウジング間を線状部材で連結するモバイル防水機器であって、前記各ハウジングの隙間をシールするゴム状弾性材製のシール部材と、前記シール部材の各々が、その両端近傍に一体化された連結部材とよりなり、前記線状部材が前記連結部材内を通って前記各ハウジング間の電子部品を導通する様になしたモバイル防水機器において、前記連結部材が軟質性樹脂材で成形された円筒状のチューブ形状であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の発明のモバイル防水機器によれば、ハウジングの隙間を静的にシールするのに適したゴム状弾性材製のシール部材と、揺動に加え、捩れ運動が加えられる連結部材の材料として好適な軟質性樹脂材を組み合わせて使用しているため、揺動に加え、捩れ運動が加えられる、薄型の2方向開閉方式モバイルの防水を長期間安定して維持出来る。
【0015】
また、請求項2記載の発明のモバイル防水機器によれば、細線同軸ケーブルや光ケーブルの柔軟性を維持しつつ、防水性能を高めることが出来る。
更に、請求項3記載の発明のモバイル防水機器によれば、モバイルの開閉動作の際の抵抗が少なく、特に、薄型のモバイルに適用可能である。
【0016】
また、請求項3記載の発明のモバイル防水機器によれば、細線同軸ケーブルや光ケーブルの柔軟性を維持しつつ、防水性能を高めることが出来る。
更に、請求項4記載の発明のモバイル防水機器によれば、最も変形を受け易いシール部材と一体化している箇所において、連結部材の形状が変形を受けない為、線状部材に損傷を与えることが無い。
【0017】
また、請求項5記載の発明のモバイル防水機器によれば、連結部材の変形をより確実に阻止出来る。
更に、請求項6記載の発明のモバイル防水機器によれば、シール部材と連結部材との一体化が確実に行える。
【0018】
また、請求項7記載の発明のモバイル防水機器によれば、シール部材と連結部材との間隙からの、水の浸入を確実に阻止出来る。
更に、請求項8記載の発明のモバイル防水機器によれば、シール部材成形時の、連結部材への熱的、物理的影響を抑えることが出来る。
【0019】
また、請求項9記載の発明のモバイル防水機器によれば、各種のモバイル機器に対応出来る。
更に、請求項10記載の発明のモバイル防水機器によれば、別途ハウジング間の隙間をシールする為の部材を使用する必用が無い為、部品点数が少なく、防水機能の信頼性も高めることが出来る。
【0020】
また、請求項11記載の発明のモバイル防水機器によれば、細線同軸ケーブルや光ケーブルを使用した、2方向開閉方式のモバイルに好適に用いることが出来る。
更に、請求項12記載の発明のモバイル防水機器によれば、各種のモバイルに好適に用いることが出来る。
【0021】
また、請求項13記載の発明のモバイル防水機器によれば、各種のモバイルに好適に用いることが出来る。
更に、請求項14記載の発明のモバイル防水機器の製造方法によれば、補強部材が存在する為、シール部材と連結部材との一体化が正確且つ確実に行える。
【0022】
また、請求項15記載の発明のモバイル防水機器によれば、補強部材が存在する為、シール部材を連結部材に対し十分な締め代を持って装着出来、連結部材とシール部材との一体化が確実に行う事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明に係るモバイル防水機器に使用されるシール構造体の形態を示す平面図ある。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】本発明に係るモバイル防水機器に使用される他のシール構造体の形態の半完成状態を示す平面図ある。
【図4】図3の半完成品にブッシュ形状シールを嵌着固定して完成させた、他のシール構造体の形態を示す平面図ある。
【図5】従来例に係るシール構造体を示す平面図である。
【図6】他の従来例に係るシール構造体を示す平面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1乃至図4に基づき発明を実施するための最良の形態について説明する。
【0025】
本発明に係るモバイル防水機器は、ハウジング間(図示せず)を線状部材で連結する基本的構成を備えている。
そこで使用されるシール構造体の形態は、図1及び図2に示す様に、ハウジング間を線状部材で連結するモバイル防水機器であって、前記各ハウジングの隙間をシールするゴム状弾性材製のシール部材1、1´と、このシール部材1、1´の各々が、その両端近傍に一体化された連結部材2とよりなり、線状部材が連結部材2内を通って各ハウジング間の電子部品を導通する構成となっている。
【0026】
そして、この連結部材2は、軟質性樹脂材で成形された円筒状のチューブ形状である。
軟質性樹脂材としては、軟質シリコン樹脂、軟質ポリエステル樹脂、軟質ポリウレタン樹脂等の樹脂材が使用されるが、特に軟質シリコン樹脂が、柔軟性等の性質から好ましい。
また、連結部材2の形状は、外径が1〜3mmで、肉厚が0.1〜0.3mmのチューブ形状である。
このため、モバイルの開閉動作の際の抵抗が少なく、特に、薄型のモバイルに適用可能である。
【0027】
また、線状部材としては、細線同軸ケーブル、または光ケーブルが使用される。
この為、各種の機能に対応出来るモバイル防水機器とすることが出来る。
更に、連結部材2の内周面側であって、シール部材1、1´が配置される箇所には、硬質材製の円筒状補強部材3が配置されている。
この補強部材3の材料としては、ステンレス、アルミ等の金属材、硬質樹脂等が使用されるが、耐食性や機械的強度の観点から、ステンレス材が好ましい。
この補強部材3が存在すると、最も変形を受け易いシール部材と一体化している箇所において、連結部材の形状が変形を受けない為、線状部材に損傷を与えることが無い。
【0028】
また、シール部材1、1´の材質は、シリコンゴム、ニトリルゴム、フッ素ゴム等の各種のゴム状弾性材材料が使用可能であるが、選択接着性を有するゴム状弾製材であることが望まれ、具体的には、連結部材2と選択接着性を有する自己接着型シリコンゴム、TPE等のゴム状弾性材料が好適に使用される。
【0029】
シール部材1、1´は、成形時に、連結部材2外周面に一体成形する形でも、シール部材1、1´を成形後、連結部材2外周面に嵌合固定する形でも良い。
シール部材1、1´は、枠体形状シール11、11である。
そして、連結部材2は、枠体形状シール11の角部111近傍に一体化してある。
このことにより、細線同軸ケーブルや光ケーブルを使用した、2方向開閉方式のモバイルに適用が可能となった。
すなわち。連結部材2において、揺動運動だけに留まらず、捩れ回転を生じさせることが可能である為である。
【0030】
ついで、図3及び図4に基づき、本発明に係るモバイル防水機器に使用される、他のシール構造体の形態を説明する。
図3は、連結部材2の一方にのみ、枠体形状シール11が一体成形されている。
また、先の実施形態と同様に、連結部材2の内周面側であって、シール部材1が配置される箇所に、ステンレス材製の円筒状補強部材3が配置されている。
更に、連結部材2の他方には、シール部材1が配置される予定の箇所に、ステンレス材製の円筒状補強部材3が挿入されている。
【0031】
ついで、連結部材2の他方には、図4に示す様に、別工程で製造されたブッシュ形状シール12が嵌合固定される。
このブッシュ形状シール12の内径は、連結部材2の外径よりも少し小さい寸法としているため、ブッシュ形状シール12と連結部材2との間に間隙が発生することが無い。
この様な構成と出来るのは、補強部材3が存在する為である。
【0032】
この様に、シール部材1、1´は、枠体形状シール11であっても、ブッシュ形状シール12であっても、これらの組み合わせであっても良い。
更に、これらのシール部材1、1´は、連結部材2と成形一体化したものであっても、嵌合固定したものであっても良い。
ついで、本発明の製造方法について説明する。
<製法1>
【0033】
まず、軟質性シリコン樹脂材で成形され、外径2mm、肉厚0.2mmの円筒状のチューブ形状よりなる連結部材2の端部近傍の内周面側にステンレス材製の円筒状補強部材3を挿着する。
この円筒状補強部材3の外径は、連結部材2の内径と略同じ寸法のものである。また、長さは、シール部材1、1´を成形する際に金型が当接する範囲に存在する長さがあれば十分である。
ついで、補強部材3が位置する連結部材2の外周面上にハウジングの隙間をシールするシリコンゴム材製のシール部材1を、金型を使用して一体成形する。
ついで、ハウジング間を連結する細線同軸ケーブル、または光ケーブルを連結部材2に挿通し、最後に、ハウジングと一体化することによりモバイル防水機器が出来上がる。
<製法2>
【0034】
製法1と相違する点は、シール部材1を連結部材2外周面に嵌合固定している点である。
すなわち、製法1と同様に、まず、軟質性シリコン樹脂材で成形され、外径2mm、肉厚0.2mmの円筒状のチューブ形状よりなる連結部材2の端部近傍の内周面側にステンレス材製の円筒状補強部材3を挿着する。
一方、シリコンゴム材製のシール部材1単体を、金型を使用して成形する。
このシール部材1が枠体形状シール11の場合、この枠体形状シール11の角部111近傍には、連結部材2を挿通する為の貫通孔が設けられている。
ついで、シール部材1、1´を連結部材2の両端近傍に嵌合固定する。
ついで、ハウジング間を連結する細線同軸ケーブル、または光ケーブルを連結部材2に挿通し、最後に、ハウジングと一体化することによりモバイル防水機器が出来上がる。
【0035】
また、本発明は上述の発明を実施するための最良の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0036】
細線同軸ケーブルや光ケーブルを使用した、2方向開閉方式のモバイルに好適に用いることが出来る。
【符号の説明】
【0037】
1、1´ シール部材
2 連結部材
3 補強部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジング間を線状部材で連結するモバイル防水機器であって、前記各ハウジングの隙間をシールするゴム状弾性材製のシール部材(1)、(1´)と、前記シール部材(1)、(1´)の各々が、その両端近傍に一体化された連結部材(2)とよりなり、前記線状部材が前記連結部材(2)内を通って前記各ハウジング間の電子部品を導通する様になしたモバイル防水機器において、前記連結部材(2)が軟質性樹脂材で成形された円筒状のチューブ形状であることを特徴とするモバイル防水機器。
【請求項2】
前記線状部材が、細線同軸ケーブル、または光ケーブルであることを特徴とする請求項1記載のモバイル防水機器。
【請求項3】
前記連結部材(2)の外径が1〜3mmで、肉厚が0.1〜0.3mmであることを特徴とする請求項1または2記載のモバイル防水機器。
【請求項4】
前記連結部材(2)の内周面側であって、前記シール部材(1)、(1´)が配置される箇所に、硬質材製の円筒状補強部材(3)が配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載のモバイル防水機器。
【請求項5】
前記補強部材(3)が金属材製であることを特徴とする請求項4記載のモバイル防水機器。
【請求項6】
前記シール部材(1)、(1´)が前記連結部材(2)と選択接着性を有するゴム状弾製材であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のモバイル防水機器。
【請求項7】
前記シール部材(1)、(1´)が、前記連結部材(2)外周面に一体成形されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のモバイル防水機器。
【請求項8】
前記シール部材(1)、(1´)が、前記連結部材(2)外周面に嵌合固定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のモバイル防水機器。
【請求項9】
前記シール部材(1)、(1´)が、前記連結部材(2)外周面に一方が一体成形され、他方が嵌合固定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のモバイル防水機器。
【請求項10】
前記シール部材(1)、(1´)が、枠体形状シール(11)、(11)であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のモバイル防水機器。
【請求項11】
前記連結部材(2)が、前記枠体形状シール(11)の角部(111)近傍に一体化してあることを特徴とする請求項10に記載のモバイル防水機器。
【請求項12】
前記シール部材(1)、(1´)が、ブッシュ形状シール(12)、(12)であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のモバイル防水機器。
【請求項13】
前記シール部材(1)、(1´)が、枠体形状シール(11)とブッシュ形状シール(12)との組み合わせであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のモバイル防水機器。
【請求項14】
軟質性樹脂材で成形された円筒状のチューブ形状よりなる連結部材(2)の端部近傍の内周面側に円筒状補強部材(3)を挿着する工程と、ついで前記補強部材(3)が位置する前記連結部材(2)の外周面上にハウジングの隙間をシールするゴム状弾性材製のシール部材(1)を一体成形する工程と、ついでハウジング間を連結する線状部材を前記連結部材(2)に挿通する工程とを有するモバイル防水機器の製造方法。
【請求項15】
軟質性樹脂材で成形された円筒状のチューブ形状よりなる連結部材(2)の端部近傍の内周面側に円筒状補強部材(3)を挿着する工程と、ついで前記補強部材(3)が位置する前記連結部材(2)の外周面上にハウジングの隙間をシールするゴム状弾性材製のシール部材(1)を嵌合固定する工程と、ついでハウジング間を連結する線状部材を前記連結部材(2)に挿通する工程とを有するモバイル防水機器の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−87466(P2010−87466A)
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−128623(P2009−128623)
【出願日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【出願人】(000004385)NOK株式会社 (1,527)
【Fターム(参考)】