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ユーザプレーンロケーションのためにセッション情報クエリーを実行するための方法および装置
説明

ユーザプレーンロケーションのためにセッション情報クエリーを実行するための方法および装置

【課題】ユーザプレーン位置探索アーキテクチャにおける位置探索セッションについての情報を問い合わせるための技術を提供する。
【解決手段】位置探索サーバは、例えば周期的トリガサービス若しくはエリアイベントトリガサービスのための少なくとも1つの位置探索セッションがアクティブであると思われる場合、端末にクエリーメッセージを送ってアクティブ位置探索セッションについての情報を問い合わせることができる。端末は、アクティブ位置探索セッションに対するセッションIDのリスト、アクティブ位置探索セッションのためのパラメータ、端末の能力、等々を含む応答メッセージを返信することが出来る。位置探索サーバは端末から受信された情報と位置探索サーバに蓄積された情報を比較することが出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は一般に通信に係り、更に具体的には位置探索サービスをサポートするための技術に関する。
【背景技術】
【0002】
[35U.S.C.§119に基づく優先権の主張]
本特許出願は、2008年2月26日に提出され、本出願の譲受人に譲渡され、そして、参照としてここに明確に組み込まれた、“SESSION AUDITING FOR SECURE USER PLANE LOCATION (SUPL)”と題する米国特許仮出願番号第61/031,622号に優先権を主張する。
【0003】
端末の位置を知ることはしばしば望ましく、時には必要である。用語“ロケーション”と“ポジション”は同義語であって本明細書では交換可能に使用される。例えば、利用者は端末を利用してウェブサイトに目を通すことが出来て、位置センシティブコンテンツ(position sensitive content)にクリックすることが出来る。この場合、前記端末の位置が決定されて利用者に適切なコンテンツを提供するために利用されることが出来る。別な例として、利用者は端末を利用して非常呼び出しを発することが出来る。この場合、端末の位置が決定されて前記利用者に非常支援を送るために利用されることが出来る。端末の位置の知識が有用もしくは必要である多数の他のシナリオがある。
【0004】
端末は位置探索サーバ(location server)とメッセージを交換して位置探索サービス(location service)のための位置探索セッション(location session)を確立することが出来る。もし前記セッションの確立が首尾よく行った場合、前記端末は位置探索サービスのために位置探索サーバと通信することが出来る。位置探索セッションの継続時間は取得される位置探索サービスの型と恐らくその他の要因に依存することが出来る。位置探索セッションを、それが端末と位置探索サーバの双方において有効である限り、維持することが望ましく、その他の場合は前記位置探索セッションを終了させることが望ましいと言える。
【発明の概要】
【0005】
本明細書では、セキュアユーザプレーンロケーション(Secure User Plane Location)(SUPL)のようなユーザプレーン位置探索アーキテクチャにおける位置探索セッションについての情報を問い合わせる(query)ための技術が説明される。一態様では、位置探索サーバは、セッション情報についてのクエリー(即ち、セッション情報クエリー)を実行して、端末に、現在、端末と位置探索サーバとの間で進行中の全てのアクティブ位置探索セッションに関する情報を返信するよう要求することが出来る。セッション情報クエリーは、(i)位置探索サーバのみにおいて若しくは端末のみにおいてアクティブである位置探索セッション、及び/又は(ii)位置探索サーバにおけるパラメータが端末におけるパラメータと不適合である位置探索セッション、を特定するために使用されることが出来る。位置探索サーバはセッション情報クエリーを、周期的に実行する、及び/又は位置探索サーバと端末との間で起こり得る不適合なセッションコンテキストをサーバが疑う場合は何時でも、実行することが出来る。不適合なセッションコンテキストは端末の偶発的電源切断、端末もしくは位置探索サーバにおける故障、端末と位置探索サーバ間通信の延長不可能、等々からもたらされ得る。本技術は不適合なセッションコンテキストを検出して対処するために使用されることが出来て、位置探索サービスと性能を改良することが出来る。
【0006】
1つの設計では、位置探索サーバは、例えば周期的トリガサービス若しくはエリアイベントトリガサービス(area event triggered service)のための少なくとも1つの位置探索セッションが位置探索サーバでアクティブである場合、アクティブ位置探索セッションに関する情報について問い合わせるために、端末にクエリーメッセージを送ることが出来る。端末はアクティブ位置探索セッションについての情報を含む応答メッセージを返信することが出来る。この情報はアクティブ位置探索セッションに対するセッション識別子(ID)リスト、アクティブ位置探索セッションに対するパラメータ、等々を含むことが出来る。端末は又自身の能力及び/又はその他の情報を位置探索サーバに返信することも出来る。位置探索サーバは端末から受信された情報と位置探索サーバで蓄積された情報を比較することが出来る。位置探索サーバは端末のみにおいて若しくは位置探索サーバのみにおいてアクティブであると思われる各位置探索セッションを終了させることが出来る。位置探索サーバは端末におけるパラメータが位置探索サーバにおけるパラメータと不適合である各位置探索セッションを再起動もしくは終了させることが出来る。位置探索サーバは又、もし受信された情報が前記蓄積された情報と適合しない場合、他の修正動作を実行することが出来る。
【0007】
別の態様では、端末は、位置探索サーバにアクティブな位置探索セッションについての情報及び/又は前記端末の能力についての情報を提供するために、更新メッセージを位置探索サーバに送ることが出来る。1つの設計では、端末は、もし所定の期間内にアクティブ位置探索セッションに対して位置探索サーバと何のメッセージも交換されていなければ、更新メッセージを送ることが出来る。別の設計では、端末は、もし端末の能力が位置探索サーバへ最後に報告されて以後変わった場合、更新メッセージを送ることが出来る。
【0008】
本開示の種々の態様と特徴が下記に更に詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は位置探索サービスをサポートする実例の配備を示す。
【図2】図2はアクティブ位置探索セッションについての情報を得るためのセッション情報クエリーの利用を示す。
【図3】図3はセッション情報クエリーセッションに対する通話の流れを示す。
【図4】図4はネットワーク起動のエリアイベントトリガサービスに対する通話の流れを示す。
【図5】図5はアクティブ位置探索セッションについての情報を送るためのメッセージを示す。
【図6】図6は位置探索サーバによって位置探索サービスをサポートするための処理を示す。
【図7】図7は端末によって位置探索サービスをサポートするための処理を示す。
【図8】図8は端末によって位置探索サービスをサポートするための処理を示す。
【図9】図9は位置探索サーバによって位置探索サービスをサポートするための別の処理を示す。
【図10】図10は端末と位置探索サーバのブロック図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書では、ユーザプレーン位置探索アーキテクチャ/ソリューションにおいてセッション情報クエリーを実行するための技術が説明される。ユーザプレーン位置探索アーキテクチャは位置探索サービスのためのメッセージをユーザプレーンを介して送る位置探索アーキテクチャである。ユーザプレーン位置探索アーキテクチャは、位置探索サービスのためのメッセージをコントロールプレーンを介して送るコントロールプレーン位置探索アーキテクチャとは異なる。ユーザプレーンはより上位層のアプリケーションに対するシグナリングを搬送するための及びユーザプレーンベアラを利用するためのメカニズムであって、それは一般的には、ユーザデータグラムプロトコル(User Datagram Protocol)(UDP)、トランスミッションコントロールプロトコル(Transmission Control Protocol)(TCP)、及びインターネットプロトコル(Internet Protocol)(IP)のようなプロトコルを用いて実施される。コントロールプレーンは、より上位層のアプリケーションに対するシグナリングを搬送するためのメカニズムであって、一般的にはネットワーク固有のプロトコル、インターフェース、及びシグナリングメッセージを用いて実施される。位置探索サービスをサポートするメッセージは、コントロールプレーンアーキテクチャにおけるシグナリングの一部として、及びユーザプレーンアーキテクチャにおける(ネットワーク視点からの)データの一部として、搬送される。しかしながら、メッセージの内容は、ユーザプレーン位置探索アーキテクチャ及びコントロールプレーン位置探索アーキテクチャ双方において、同じ若しくは類似することがあり得る。
【0011】
本明細書記載の技術は、オープンモバイルアライアンス(Open Mobile Alliance)(OMA)からのSUPL及び“第3世代パートナーシッププロジェクト2”(3GPP2)と名付けられた組織からのX.S0024のような、種々のユーザプレーン位置探索アーキテクチャに対して利用されることが出来る。簡明を期するため、本技術のある態様は下記ではSUPLに対して説明され、そしてSUPLの用語が下記の記載の多くで使用される。
【0012】
図1は位置探索サービスをサポートする実例の配備を示す。端末120は、通信サービスを取得するために、無線ネットワーク110及び/又は有線ネットワーク112と任意の所与の時点で通信することが出来る。端末120は固定であっても若しくはモバイルであっても良く、そして移動局(MS)、利用者装置(UE)、アクセス端末(AT)、加入者局、ステーション、等々と呼ばれることも出来る。端末120はセルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルド装置、無線装置、ラップトップコンピュータ、無線モデム、コードレス電話、遠隔測定装置、追跡装置、等々であってもよい。端末120はSUPLにおいてはSUPL可能端末(SUPL Enabled Terminal)(SET)と呼ばれることが出来る。本明細書では、用語“端末”と“SET”は交換可能に使用される。
【0013】
無線ネットワーク110は無線広域ネットワーク(wireless wide area network)(WWAN)、無線都市圏ネットワーク(wireless metropolitan area network)(WMAN)、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network)(WLAN)、等々であることが出来る。用語“ネットワーク”と“システム”はしばしば交換可能に使用される。WWANは符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等々であることが出来る。CDMAネットワークは、広帯域CDMA(Wideband-CDMA)(W−CDMA)、cdma2000、等々のような無線技術を実施することが出来る。cdma2000はIS−2000規格、IS−95規格、及びIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークはグローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(Global system for Mobile communications)(GSM(登録商標))のような無線技術を実施することが出来る。OFDMAネットワークはロングタームエボリューション(Long-Term Evolution)(LTE)、ウルトラモバイルブロードバンド(Ultra Mobile Broadband)(UMB)、フラッシュOFDM、等々のような無線技術を実施することが出来る。W−CDMA、GSM(登録商標)とLTEは“第3世代パートナーシッププロジェクト”(“3rd Generation Partnership Project”)(3GPP)と呼ばれる組織からの文書に説明されている。CDMAとUMBは3GPP2からの文書に説明されている。3GPPと3GPP2の文書は公に入手可能である。WMANは、通常WiMAXと呼ばれる、IEEE802.16のような無線技術を実施することが出来る。WLANは802.11(これは通常Wi−Fiと呼ばれる)、ハイパーラン(Hiperlan)、等々のような無線技術を実施することが出来る。有線ネットワーク112はケーブルネットワーク、デジタル加入者線(DSL)ネットワーク、インターネット、等々であることが出来る。無線ネットワーク110は有線ネットワーク112に結合されても結合されなくても良い。
【0014】
SET120は、衛星150からの信号を受信して測定し、衛星に対する疑似距離測定値を得ることが出来る。衛星150は米国の全地球測位システム(Global Positioning System)(GPS)、ヨーロッパのガリレオシステム、ロシアのGLONASSシステム、或いは何か他の衛星測位システム(satellite positioning system)(SPS)若しくは全地球ナビゲーション衛星システム(global navigation satellite system)(GNSS)の一部であることが出来る。疑似距離測定値と衛星150の既知の位置はSET120に対する位置(position)推定値を導出するために使用されることが出来る。位置(position)推定値は位置(location)推定値、ポジションフィックス(position fix)、等々と呼ばれることも出来る。SET120は無線ネットワーク110内の基地局からの信号を受信して測定し、前記基地局に対するタイミング及び/又は信号強度測定値を得ることが出来る。前記タイミング及び/又は信号強度測定値と前記基地局の既知の位置はSET120に対する位置推定値を導出するために使用されることが出来る。一般には、位置推定値は、衛星及び/又は基地局に対する測定値に基づいて及び測位方式の内の1つ若しくは組合せを使用して、導出されることが出来る。
【0015】
SUPL位置探索プラットフォーム(SLP)130はSET120と通信してSET120のための位置探索サービスをサポートすることが出来る。位置探索サービスは位置探索情報に基づく若しくはそれに関連する任意のサービスを含むことが出来る。位置探索サービスは、SETのために地理的位置推定値または民生用(civil)位置推定値を決定するための処理である測位を含むことが出来る。測位は(i)地理的位置推定値に対しては緯度、経度と高度座標および不確定性(ii)民生用位置推定値に対しては住所、を提供することが出来る。SLP130とSET120との間の通信は無線ネットワーク110及び/又は有線ネットワーク112を介することが出来る。SLP130はネットワーク110と112から独立していても良いし、或いは、ネットワーク110と112の一部であっても良い。SLP130は、SET120がそれに関するサービスサブスクリプション(service subscription)を有するホームSLP(H−SLP)、SET120に現在サービスを提供中のビジテッド(Visited)SLP(V−SLP)、又は非常サービスのためにSET120にサービスを提供する非常(Emergency)SLP(E−SLP)、であることが出来る。
【0016】
SLP130はSUPL位置探索センター(SLC)132とSUPL測位センター(SPC)134を含むことが出来る。SLC132は位置探索サービスをサポートし、SUPLの動作を調整し、そしてユーザプレーンベアラを介してSETと交信することが出来る。SLC132は、プライバシー、イニシエーション、セキュリティ、ローミングサポート、課金/請求書発行、サービス管理、位置計算、等々のための機能を実行することが出来る。SPC134はSETのための測位と前記SETへの支援データの搬送をサポートすることが出来て、位置計算のために使用されるメッセージと処理手順に対して責任を持つことも出来る。SPC134はセキュリティ、支援データ搬送、参照検索、位置計算、等々のための機能を実行することが出来る。
【0017】
SUPLエージェント140は、SLP130と(例えば、直接もしくは1又は複数のネットワークを介して)通信して、SET120についての位置探索情報を取得することが出来る。SUPLエ−ジェントは、位置探索情報を取得するためにネットワークリソースにアクセスするサービスアクセスポイントまたは位置探索クライアントである。位置探索情報は位置推定値及び/又は位置に関連する任意の情報を含むことが出来る。SET120は又SET内に常駐するSUPLエージェントを有することも出来る。SET120、SLP130、及びSUPLエージェント140はそれぞれSUPLの任意のバージョンをサポートすることが出来る。SUPLバージョン2.0(SUPL2.0)は、“セキュアユーザプレーンロケーションアーキテクチャ”と題する、OMA−AD−SUPL−V2と“ユーザプレーンロケーションプロトコル”と題する、OMA−TS−ULP−V2に記載されている。これ等のSUPL文書はOMAから公に入手可能である。
【0018】
SET120とSLP130は種々の位置探索サービスをサポートすることが出来る。表1は、SET120とSLP130によってサポートされることが出来るある複数の位置探索サービスを列挙して、それぞれの位置探索サービスの短い説明を与える。非常サービスは即時サービス若しくは何か他の位置探索サービスに基づくことが出来る。SET120とSLP130は又表1に列挙されない他の位置探索サービスをサポートすることも出来る。
【表1】

【0019】
SET120は位置探索サービスのためにSLP130との位置探索セッションを確立することが出来る。位置探索セッションは、位置探索サービスのためのセッションであって、SUPLセッションと呼ばれることも出来る。位置探索セッションは固有のセッションIDを割り当てられることが出来て、IDは位置探索セッションを識別するためにSET120とSLP130双方によって使用されることが出来る。位置探索セッションは拡張された期間、例えば、数時間、数日、若しくは数週間でも、持続することが出来る。位置探索セッションは、(i)SET120が周期的に自身の位置を把握してSLP130に報告する周期的トリガサービス、或いは(ii)SET120がある範囲の限定された地理的領域に入る若しくは前記領域を離れるというような、ある一定の判定規準が生じる場合に、SET120が自身の位置をSLP130に報告するエリアイベントトリガサービス、に対するものであることが出来る。ある地理的領域に入る若しくは前記領域を離れることに基づく(或いは任意の他の明確なしかし予測不可能なイベントに基づく)位置報告に関しては、SLP130はSET120からの位置探索情報を、受信するとしても、予測できない時間に受信する可能性がある。更に、もしSET120とSLP130との間の通信が一時的に失われることがあり得れば、その場合、SLP130は、SET120からの位置探索情報を、周期的位置探索サービスとトリガ位置探索サービス双方に対して、受信するとしても、予測できない時間に受信する可能性がある。
【0020】
位置探索セッションの期間中、例えば利用者による偶発的電源切断のために、或いは、SLP130との通信することがSET120によっては不可能になったために、SET120は前記位置探索セッションに関する情報をどういうわけか失うことがあり得る。SLP130は、各SET通信間の可能な長時間遅延についてのSLP130による予想のために、恐らく長時間、このことに気がつかないことがあり得る。長時間遅延は、周期的トリガサービスに対する報告イベント間の長い時間間隔、エリアイベントトリガサービスに対する報告判定規準の非発生、SET120に対する通信アクセスの欠落(例えば、無線通信範囲の欠落)、等々によって引き起こされることがあり得る。どのような場合にせよ、SET120によるセッション情報の喪失は、SET120についての位置探索情報が、周期的トリガ若しくはエリアイベントトリガが実際に生じる時に、SLP130に(若しくは要求するSUPLエージェントに)もはや提供されないが故に、トリガサービスの不適切なサポートをもたらすことがあり得る。
【0021】
SLP130も又、現在SLP130において進行中の位置探索セッションに関する情報を、例えば、ハードウェア故障もしくはソフトウェア故障、再起動プロシージャ、スケジュールされた保守、システム更新、等々のために、喪失することがあり得る。どのような場合にせよ、SLP130とSET120との間のセッションコンテキストは首尾一貫しないことになり得る。SLP130は、例えSET120が出来なくても、特別な位置探索セッションをアクティブにすることを考慮することが出来るし、この逆もあり得る。
【0022】
一態様では、SLP130は、ある拡大された期間の位置探索セッションがSET120の場合なお進行中である可能性がある場合、セッション情報クエリーを実行することが出来る。前記セッション情報クエリーについて、SLP130は、SET120には既知のSET120とSLP130との間の全てのアクティブ位置探索セッションに関する情報を返信するように、SET120に要求することが出来る。アクティブ位置探索セッションは、少なくとも1つのエンティティ、例えばSLP及び/又はSET、によって進行中すなわちアクティブであると思われる、位置探索セッションである。アクティブ位置探索セッションはアクティブSUPLセッション、ペンディング位置探索セッション、等々と呼ばれることもある。SLP130はSET120から受信された情報をSLP130で蓄積された情報と比較することが出来て、SLP130とSET120は前記アクティブ位置探索セッションに関して同期しているかどうか、を判定することが出来る。
【0023】
一般に、SET120は、任意の所与の時点で、任意の数のSLP130とのアクティブ位置探索セッションを有することが出来る。前記アクティブ位置探索セッションは1又は複数の型の位置探索サービスに対するものである。例えば、SET120はゼロ個以上の周期的トリガセッション、ゼロ個以上のエリアイベントトリガセッション、等々を有することが出来る。周期的トリガセッションは周期的トリガサービスに対する位置探索セッションであり、そしてエリアイベントトリガセッションはエリアイベントトリガサービスに対する位置探索セッションである。
【0024】
図2はアクティブ位置探索セッションについての情報を得るためのセッション情報クエリーの利用を示す。下記の説明では、位置探索セッション#xはxのセッションIDを持つ位置探索セッションを指す。図2に示される例では、SET120またはSLP130は位置探索セッション#1を時間Tで開始することが出来る。後の時間Tでは、SET120またはSLP130は位置探索セッション#2を開始することが出来る。時間Tでは、SLP130はSET120に対するアクティブ位置探索セッションについての情報を得るためにセッション情報クエリーを実行することが出来る。SET120は位置探索セッション#1と#2がアクティブであることを示す情報を用いて応答することが出来る。時間Tでは、SET120またはSLP130は位置探索セッション#3を開始することが出来る。時間Tでは、SLP130はSET120に対するアクティブ位置探索セッションについての情報を得るためにセッション情報クエリーを実行することが出来る。SET120は位置探索セッション#1、#2と#3がアクティブであることを示す情報を用いて応答することが出来る。時間Tでは、位置探索セッション#2がSET120またはSLP130によって終了させられることが出来る。時間Tでは、位置探索セッション#3がSET120またはSLP130によって終了させられることが出来る。時間Tでは、SLP130はSET120に対するアクティブ位置探索セッションについての情報を得るためにセッション情報クエリーを実行することが出来る。SET120は位置探索セッション#1のみがアクティブであることを示す情報を用いて応答することが出来る。時間Tでは、位置探索セッション#1がSET120またはSLP130によって終了させられることが出来る。
【0025】
一般に、SLP130は、SET120に対するアクティブ位置探索セッションについての情報を得るために、任意の時にセッション情報クエリーを実行することが出来る。それぞれのセッション情報クエリーは、SLP130によってクエリーメッセージを用いて起動されることが出来るセッションを介して実行され、SET120によってアクティブ位置探索セッションについての情報を含む応答メッセージを用いて終了させられることが出来る。
【0026】
図3はSUPLにおける“セッション情報についてのクエリー”セッション(若しくは簡単に、セッション情報クエリーセッション)に対する通話の流れを示す。通話の流れ300は、SLP130がアクティブ位置探索セッションについての情報に関してSET120に問い合わせる、ことを可能にする。SLP130は、SET120にSUPL INITメッセージを送ることによって、セッション情報クエリーセッションを起動することが出来る(ステップA)。SUPL INITメッセージは、前記セッション情報クエリーセッションに対するセッションID(session−id)、測位方法(posmethod)、及びSLPモード、を含むことが出来る。測位方法パラメータは標準的には位置探索セッションに対して意図された測位方法を示す。1つの設計では、セッション情報クエリーセッションは、前記測位方法パラメータを“sessioninfoquery”の所定の値に設定することによって、指示されることが出来る。 SLP130は、SUPL INITメッセージをSET120に送る前に、前記メッセージのハッシュ(hash)を計算して記憶することが出来る。
【0027】
SET120は、SLP130からSUPL INITメッセージを受信して、受信されたメッセージを解析することが出来る。SET120は、もし前記メッセージが認証されてないということが発見されれば、それ以上のアクションは取らないことが出来る。その他の場合、SET120は、データ接続のセットアップ手順を実行し、もしSET120がパケットデータネットワークに未だ接続されていなければ自身をネットワークに接続し、そしてSLP130へのセキュアな(secure)接続を確立する(ステップB)。次に、SET120はSUPL REPORTメッセージをSLP130に返信することが出来る(ステップC)。SUPL REPORTメッセージは、前記セッション情報クエリーセッションに対するセッションID、SET120とSLP130との間の全ての現在アクティブな位置探索セッションのセッションIDのリスト(sessionlist)、受信されたSUPL INITメッセージのハッシュ(ver)、等々を含むことが出来る。SET120は又SUPL REPORTメッセージで自身の能力を送ることが出来る(図3では示されない)。SET120は、前記SUPL REPORTメッセージを送った後に、前記セッション情報クエリーセッションに関連する全てのリソースを解放することが出来る。
【0028】
SLP130は、SUPL REPORTメッセージをSET120から受信することが出来て、SET120には既知のアクティブ位置探索セッションに対するセッションIDのリストを取得することが出来る。次にSLP130は、自身の内部セッションIDコンテキストを更新して、“半開(half open)”位置探索セッションをSET120から受信された情報に基づいて識別することが出来る。半開位置探索セッションは、一方のエンティティのみによってアクティブであると考えられる及び/又はSETにおけるパラメータとは適合しない、位置探索サーバにおけるパラメータを有する位置探索セッションである。SLP130は、半開位置探索セッションを再立ち上げ又は閉じる、例えば、SLP130はアクティブであると考えたがSET120は考えなかった位置探索セッションを再立ち上げする、又はSET120はアクティブであると考えたがSLP130は考えなかった位置探索セッションを閉じる、ことを決定することが出来る。もしSUPL REPORTメッセージがSETの能力を含む場合、SLP130は前記SETの能力についてSLP130によって保持されている一切の記録を更新することが出来る。
【0029】
SLP130は、ステップAでSUPL INITメッセージを送ると、タイマーST6を開始することが出来る。このタイマーは適切な値、例えば、10秒または何か他の時間、に設定されることが出来る。SLP130は、もし前記タイマーが時間切れになる時SUPL REPORTメッセージがSET120から受信されていなければ、前記セッション情報クエリーセッションに関する前記SLPにおけるリソースを消去することが出来る。1つの設計では、SLP130は又、もし前記タイマーの期限前にSUPL REPORTメッセージがSET120から受信されなければ、SET120はダウンしている(例えば、電源が切断されている或いは通信接続をとれない)と見なすことが出来て、SLP130がSET120に対してアクティブであると考えた位置探索セッションのためのリソースを消去することも出来る。別の設計では、SLP130は、SET120はダウンしていると判定する前に、SUPL INITメッセージを数回送ることを試みることが出来る。SLP130は又、もし前記タイマーの期限前にSUPL REPORTメッセージがSET120から受信されなければ、他のアクションを実行することも出来る。
【0030】
図3で示された設計では、“sessioninfoquery”に設定された測位法パラメータを持つSUPL INITメッセージは、アクティブ位置探索セッションについての情報を要求するための、クエリーメッセージとして使用される。SUPL REPORTメッセージは前記アクティブ位置探索セッションについての情報を搬送する応答メッセージとして使用される。他のSUPLメッセージも又クエリーメッセージと応答メッセージのために使用されることが出来る。
【0031】
一般に、SET120は応答メッセージで任意の関連情報を返信することが出来る。1つの設計では、SET120は全てのアクティブ位置探索セッションに対するセッションIDのリストのみを返信することが出来る。別の設計では、SET120は、位置探索セッションの型(例えば、周期的トリガ、セッション、エリアイベントトリガセッション)、セッション固有のパラメータ、SETの能力、等々のような、それぞれのアクティブ位置探索セッションに関する付加的情報返信することが出来る。セッション固有のパラメータは、周期的トリガセッションに対する総継続時間と周期間隔、エリアイベントトリガセッションに対する目標地理的領域とイベントトリガの型、等々を含むことが出来る。
【0032】
各セッション情報クエリーに対して、SLP130はSET120から受信された情報をSLP130で蓄積された情報と比較することが出来る。もし前記受信された情報が前記蓄積された情報と適合するならば、その場合SLP130は、前記アクティブ位置探索セッションに関して自身とSET120との間に同期がある、と見なすことが出来る。もし前記受信された情報が前記蓄積された情報と不適合であるならば、その場合SLP130は、是正措置を実行することが出来る。SLP130によって取られるべき措置はSET120から受信された情報の型に依存することが出来る。1つの設計では、SET120は前記アクティブ位置探索セッションに対するセッションIDのリストのみを返信することが出来る。この場合、SLP130は、SET120がSLP130と同じ位置探索セッションを認識しているかどうかを確認することが出来て、SLP120とSET130双方が認識する各位置探索セッションに関しては前記セッションパラメータは正しいと見なすことが出来る。もし1つのエンティティ(例えば、SET120若しくはSLP130)が相手方エンティティが有してない位置探索セッションを記録するならば、その場合SLP130は、例えば、もしSET120が位置探索セッションはアクティブであると示したならば、SET120に通報することによって、位置探索セッションを終了することが出来る。別の設計では、SET120は、前記アクティブ位置探索セッションに関するセッションIDのリスト並びにセッション固有のパラメータを返信することが出来る。この場合、もし所与の位置探索セッションに対するあるパラメータがSET120とSLP130で合致しないならば、その場合SLP130は修正パラメータを使用してSET120との位置探索セッションを再起動することが出来る。
【0033】
SLP130は、セッション情報クエリーを実行すべきかどうか、何時アクティブ位置探索セッションに関する位置探索サービス型のような種々の要因に基づいてセッション情報クエリーを実行すべきか、を決定することが出来る。1つの設計では、SLP130は、もし位置探索情報が周期的トリガセッションに対して期待される報告間隔内に受信されないならば、セッション情報クエリーを実行することが出来る。1つの設計では、エリアイベントトリガセッションがアクティブな場合、SLP130は周期的にセッション情報クエリーを実行することが出来る。SLP130は又、SET120若しくはSLP130がセッション情報を失った可能性があるとSLP130が疑う場合は何時でも、セッション情報クエリーを実行することが出来る。例えば、SLP130は、SLP130がSLP130にとって未知のSUPLセッションについてのSUPLメッセージをSET120から受信するならば、SLP130は位置探索情報を失った、と疑うことが出来る。SLP130は又、もはや有効ではあり得ない古い位置探索セッションを消去するための定期保守のために、セッション情報クエリー実行することが出来る。
【0034】
セッション情報クエリーは、SLP130が1又は複数のアクティブ位置探索セッションは半開である可能性があると疑う場合は何時でも、実行されることが出来る。セッション情報クエリーは、エリアイベントトリガセッションが進行中の場合、特に有用である、その理由は(i)セッションは拡張された期間アクティブである可能性があり、(ii)SET120は予測できない方法で位置探索情報を送る可能性があり、このことはエラー状態を検出することを一層困難にする、からである。
【0035】
図4はネットワーク起動のエリアイベントトリガサービスに対する通話流れ400の一設計を示す。SUPLエージェント140はSET120についての位置探索情報を要望することが出来て、SLP130にモバイルロケーションプロトコル(Mobile Location Protocol)(MLP)トリガロケーションレポーティングリクエスト(Triggered Location Reporting Request)(TLRR)メッセージを送ることが出来る(ステップA)。SLP130は前記要求された位置探索情報に対してSUPLエージェント140を認証および認可することが出来る。次にSLP130はSET120についての経路情報を取得することが出来る(ステップB)。SLP130はSUPL INITメッセージを送ってSET120とのエリアイベントトリガセッションを起動することが出来る(ステップC)。SUPL INITメッセージはエリアイベントトリガセッションに対するセッションID(session−id)、エリアイベントトリガを示すトリガ型インジケータ(trigger_type)、意図される測位方法(posmethod)、SLPモード、等々を含むことが出来る。
【0036】
SET120はSUPL INITメッセージを受信し、データ接続セットアップ手順を実行し、自身をパケットデータネットワークに接続し、そしてSLP130へのセキュア接続を確立することが出来る(ステップD)。次にSET120はSUPL TRIGGERED STARTメッセージを送ってエリアイベントトリガセッションを開始することが出来る(ステップE)。SUPL TRIGGERED STARTメッセージはセッションID、現在サービスを提供するSET120のセルを識別するロケーションID(location-id)(lid)、SETの能力、等々を含むことが出来る。
【0037】
SLP130はSUPL TRIGGERED STARTメッセージをSET120から受信することが出来て、SETの能力を将来の使用のために記憶することが出来る。SLP130は、セッションID、選択される測位方法、エリアイベントパラメータ(trigger_params)、等々を含む、SUPL TRIGGERED RESPONSEメッセージをSET120に返信することが出来る(ステップF)。SLP130は又、トリガロケーションリクエストが受理されたことを示すために、MLPトリガロケーションレポーティングアンサー(Triggered Location Reporting Answer)(TLRA)メッセージをSUPLエージェント140に送る(ステップG)。MLP TLRAメッセージはエリアイベントトリガセッションに対するトランザクションIDとして使用されるためのリクエストID(req−id)を含むことが出来る。
【0038】
ステップFで送られるエリアイベントパラメータは1又は複数のエリアイベントを含むことが出来る。エリアイベントは、SET120がある所定領域の内部にいること、所定領域の外部にいること、前記所定領域に入ること、前記所定領域を離れること、等々によって規定されることが出来る。エリアイベントはSETの位置に依存することが出来て、トリガされるにしても、任意の時にトリガされることが出来る。SET120におけるエリアイベントトリガメカニズムがポジションフィックスが計算されるべきであると指示する場合、SET120はSUPL POS INITメッセージを送ってSLP130との測位セッションを開始することが出来る(ステップH)。SUPL POS INITメッセージはセッションID、SETの能力、等々を含むことが出来る。SLP130とSET120は測位セッションのためのメッセージを交換することが出来て(ステップI)、そしてSLP130は位置推定値を含むSUPL REPORTメッセージをSET120に送ることが出来る(ステップJ)。それに代わり、SET120は(例えば、ステップIでSLP130によって送られる支援データの助けを用いて)位置推定値それ自体を得ることが出来て、SLP130がステップJでこれを提供することを必要としない。次に、SET120は位置推定値を検査して、エリアイベントトリガ条件が満たされたかどうかを判定することが出来る(ステップK)。もしエリアイベントがトリガされれば、次にSET120は位置推定値を含むSUPL REPORTメッセージをSLP130に送ることが出来る(ステップL)。次にSLP130は、MLPトリガロケーションレポート(Triggered Location Report)(TLREP)メッセージで、位置推定値をSUPL エージェント140に転送することが出来る(ステップM)。
【0039】
エリアイベントトリガセッション期間中の任意の時に(例えば、SLP130がエリアイベントトリガセッションは半開の可能性があると疑うアイドル期間の後)、SLP130はセッション情報クエリーセッションを起動することが出来る(ステップX)。このセッション情報クエリーセッションはエリアイベントトリガセッションとは独立であることが出来て、独立したセッションIDを割り当てられることが出来る。セッション情報クエリーセッションはエリアイベントトリガセッションの期間中任意の時に行われることが出来て、エリアイベントトリガセッションとは同時並列であることが出来る。ステップXでのセッション情報クエリーセッションは図3における通話流れ300を用いて実施されることが出来る。エリアイベントトリガセッションの期間中、任意の数のセッション情報クエリーセッションが実行されることが出来る。
【0040】
ステップHからステップMまでは適宜繰返されることが出来る。エリアイベントトリガセッションに対する最後のレポートが送られた場合、SLP130は、エリアイベントトリガセッションを終了するために、SUPL ENDメッセージをSET120に送ることが出来る(ステップO)。
【0041】
SLP130は、上記で説明されたように、アクティブ位置探索セッションについての情報を得るためにセッション情報クエリーを実行することが出来る。SLP130は又SET120の能力についての情報を得るためにセッション情報クエリーを実行することも出来る。SET能力は1又は複数のクラスマーク(classmark)又は何か他の形式で伝達されることが出来る。SLP130は、例えばSET120に送られるSUPL INITメッセージ中の所定のパラメータ値を使用することによって、SETの能力に関して明示的に問い合わせることが出来る。SET120は、SLP130によって明示的に要求された場合、及び/又は、例えば前記SETの能力の変更のため、SET120によって決定された場合、自身の能力を返信することが出来る。どのような場合にせよ、SLP130は前記SETの能力の記録を保持することが出来て、SET120から前記SETの能力についての情報が受信される場合は何時でも、この記録を更新することが出来る。このことは、利用者のメニュー機能使用、物理SET装置の変更、等々によって、SETの能力が変更される場合、有用であり得る。例えば、利用者は物理SET装置を変更することが出来るが、しかし、汎用加入者識別モジュール(Universal Subscriber Identity Module)(USIM)、加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module)(SIM)、汎用ICカード(Universal Integrated Circuit Card)(UICC)を1つのSET装置から取り外して、それを異なる能力を有する別のSET装置に取り付けることによって、同一のSETアイデンティティを保持することが出来る。
【0042】
図3で示される設計では、セッション情報クエリーセッションは測位方法パラメータに対する所定値によって識別されることが出来て、これは、(図3で示されるように)SUPL INITメッセージ中に又は何か他のSUPLメッセージ中に含まれることが出来る。表2はセッション情報クエリーをサポートするための測位方法パラメータの一設計を示す。セッション情報クエリーセッションは又他の方法で識別されることも出来る。
【表2】

【0043】
図5はSET120についての情報を送るためのSUPLメッセージ500(例えば、SUPL REPORTメッセージ)の一設計を示す。この設計では、SUPLメッセージ500はセッションリストパラメータ、SET能力パラメータ、及び簡明を期するため図5では示されない恐らく他のパラメータを含む。セッションリストパラメータはN個のアクティブ位置探索セッションに対するN個のセッションIDを含むことが出来る、ここでNはゼロ以上であり得る。
【0044】
SET能力パラメータは測位技術パラメータ、好ましい方法パラメータ、測位プロトコルパラメータ、サービス能力パラメータ、及び簡明を期するため図5では示されない恐らく他のパラメータを含むことが出来る。測位技術パラメータはSET120によってサポートされるゼロ個以上の測位方法を特定することが出来る。好ましい方法パラメータはSET120によって好ましいとされる測位方法を特定することが出来る。測位プロトコルパラメータはSET120によってサポートされるゼロ個以上の測位プロトコル、例えばRRLP、RRC、TIA−801、等々、を特定することが出来る。
【0045】
サービス能力パラメータは、サービスサポーテッドパラメータ、報告能力パラメータ、セッション能力パラメータ、エリアイベント能力パラメータ、及び簡明を期するため図5では示されない恐らく他のパラメータを含むことが出来る。サービスサポーテッドパラメータはSET120によってサポートされる位置探索サービス、例えば周期的トリガ、エリアイベントトリガ、等々を規定することが出来る。報告能力パラメータはSET120の報告能力を規定することが出来る。セッション能力パラメータはSET120のセッション能力、例えば周期的トリガセッションの最大数、エリアイベントトリガセッションの最大数、及びSET120によってサポートされる同時並列位置探索セッションの総数、を規定することが出来る。エリアイベント能力パラメータはSET120のエリアイベント能力を規定することが出来る。
【0046】
表3はSUPL REPORTメッセージの一設計を示す。メッセージはSET120によって、SLP130からのセッション情報クエリーへの応答において使用されることが出来る。表3では、プレゼンス欄における“O”はオプションのパラメータを示す。SUPL REPORTメッセージは全てのアクティブ位置探索セッションのセッションIDのリストを含むことが出来る。SUPL REPORTメッセージは又SET能力及び/又は簡明を期するため表3では示されないが前述のOMA−TS−ULP−V2の文書に記載される他のパラメータを含むことが出来る。SUPL REPORTメッセージは又、例えば、測位処理手順の終了を示すためにSLP130によって、トリガセッション期間中SLP130に測定値を送るためにSET120によって、トリガセッション期間中SET120に測位結果を送るためにSLP130によって、等々の他の目的のために使用されることが出来る。
【表3】

【0047】
別の態様では、SET120は、拡張された継続期間の位置探索セッションがSLP130に関して尚進行中の可能性がある場合、セッション情報更新を実行することが出来る。セッション情報更新のために、SET120は、アクティブ位置探索セッションについての情報及び/又はSETの能力についての情報を送ることが出来る。アクティブ位置探索セッションについての情報は、セッションIDのリスト、前記アクティブ位置探索セッションに対する位置探索サービスの型、セッション固有のパラメータ、等々を含むことが出来る。
【0048】
1つの設計では、SET120は、SET120における位置関連の情報がSLP130における位置関連の情報と依然として適合しているということを確認するために、SLP130に更新メッセージを送ることが出来る。SET120は、(i)前記SETの能力が変わる場合、(ii)SET120が、期間T又はそれ以上の間SLP130とそれに対して何のメッセージも交換していない位置探索セッションに関与している場合、(iii)何か他の条件が満たされる場合、更新メッセージを送ることが出来る。Tは所望の更新頻度を得るための適切な値に設定されることが出来る。例えば、TはSLP130によってSET120に供給されることが出来る、又は、SET120における既定の値に設定されることが出来る。Tは又SLP130によって予約された値(例えば、全て1)に設定されて、SET120が条件(ii)を理由に更新メッセージを送ることを止めることが出来る、従って、SLP130はSET120からの更新メッセージを受信することを避けることができる。
【0049】
SLP130は、もしSET120が接続性を有するならばSET120中に少なくとも1つのアクティブ位置探索セッションがある場合、最大時間間隔TでSET120から更新メッセージを受信することが出来る。次にSLP130は何れのSUPLセッションが上記で説明されたような半開であるかを決定することが出来て、これ等のセッションを終了するか若しくは再起動するか何れかを行うことが出来る。もしSLP130がTより長い期間更新メッセージを受信していなかったならば、その場合SLP130はセッション情報クエリーを実行することが出来るか、又は、SLP130には既知の各アクティブ位置探索セッションに対するSUPL ENDメッセージを送ることによってSET120との全てのアクティブ位置探索セッションを終了することが出来る。SLP130は又SUPLメッセージ(例えば、SUPL ENDメッセージ)をSET120に送って、SET120ではアクティブであるがSLP130ではアクティブではないセッションを含み、SET120には既知の全てのアクティブ位置探索セッションを終了させることが出来る。もしSLP130がSET120にSUPL ENDメッセージを送ることが出来ないならば、その場合SLP130は、SET120は接続性を有してない又は電源切断されている、と見なすことが出来る。SLP130は追加の時間間隔(例えば、時間間隔T)の間待つことが出来て、そして、もしこの時間間隔の間にSET120から何も受信されなければ、それぞれのアクティブ位置探索セッションを終了することを再び試みることが出来る。
【0050】
1つの設計では、SET120は、SUPL UPDATEメッセージをSLP130に送ることによって、セッション情報更新セッションを起動することが出来る。SUPL UPDATEメッセージはアクティブセッションを有していなくても送られるのに対して、SUPL REPORTメッセージはアクティブセッション期間中に送られることが出来る。SET120は、SUPL UPDATEメッセージにおいて、アクティブ位置探索セッションについての情報及び/又はSET能力についての情報を提供することが出来る。SLP130は、SUPL ENDメッセージをSET120に送ることによって、セッション情報更新セッションを終了させることが出来る。セッション情報更新セッションは又他のメッセージシーケンスを用いて実施されることも出来る。
【0051】
図6は位置探索サービスをサポートするために位置探索サーバ(例えば、SLP)によって実行される処理600の一設計を示す。位置探索サーバは、アクティブ位置探索セッションについての情報を問い合わせるために、端末にクエリーメッセージを送ることが出来る(ブロック612)。位置探索サーバはアクティブ位置探索セッションについての情報を含む応答メッセージを前記端末から受信することが出来る(ブロック614)。1つの設計では、クエリーメッセージは、セッション情報クエリーセッションを示す所定値に設定された測位方法パラメータを含むSUPL INITメッセージであることが出来る。1つの設計では、応答メッセージはアクティブ位置探索セッションについての情報を含むSUPL REPORTメッセージであることが出来る。クエリーメッセージと応答メッセージはSUPL又は何か他のロケーションアーキテクチャにおける他のメッセージであることも出来る。アクティブ位置探索セッションについての情報は、アクティブ位置探索セッションに対するセッションIDのリスト、アクティブ位置探索セッションのためのパラメータ、端末の能力、及び/又は他の情報を含むことが出来る。
【0052】
位置探索サーバは、サーバが周期的トリガサービス又はエリアイベントトリガサービスのための少なくとも1つの位置探索セッションがアクティブであることを疑う場合、クエリーメッセージを送ることが出来る。1つの設計では、位置探索サーバは、もし周期的トリガサービスのためのアクティブ位置探索セッションに対して期待される報告間隔内に位置探索情報が端末から受信されないならば、クエリーメッセージを送ることが出来る。別の設計では、位置探索サーバは、もしエリアイベントトリガサービスのためのアクティブ位置探索セッションがあるならば、周期的にクエリーメッセージを送ることが出来る。更に別の設計では、位置探索サーバは、もし位置探索情報が前記位置探索サーバにとって未知の位置探索セッションに対して端末から受信されるならば、クエリーメッセージを送ることが出来る。位置探索サーバは又他の理由のためにクエリーメッセージを送ることが出来る。位置探索サーバはセッション情報クエリーセッションに対するクエリーメッセージを送ることが出来て、クエリーメッセージ送ると同時にタイマーを開始することが出来る。位置探索サーバは、もし応答メッセージが前記タイマーの期限切れの前に端末から受信されなければ、セッション情報クエリーセッションを終了させることが出来る。
【0053】
位置探索サーバは、端末のみで若しくは位置探索サーバのみでアクティブであると思われる位置探索セッションを終了させることが出来て、応答メッセージで受信された情報と位置探索サーバで蓄積された情報とに基づいて、この位置探索セッションを特定することが出来る(ブロック616)。位置探索サーバは端末と位置探索サーバでは適合しないパラメータを有する位置探索セッションを再起動若しくは終了させることが出来て、受信された情報と蓄積された情報に基づいてこの位置探索セッションを特定することが出来る(ブロック618)。
【0054】
図7は位置探索サービスをサポートするために端末(例えば、SET)によって実行される処理700の一設計を示す。端末は、アクティブ位置探索セッションについての情報を問い合わせるためのクエリーメッセージを位置探索サーバから受信することが出来る(ブロック712)。端末は、例えば、周期的トリガサービス若しくはエリアイベントトリガサービスのための少なくとも1つの位置探索セッションがアクティブであることを位置探索サーバによって疑われる場合、クエリーメッセージを受信することが出来る。端末はアクティブ位置探索セッションについての情報を含む応答メッセージを位置探索サーバに送ることが出来る(ブロック714)。1つの設計では、クエリーメッセージは、セッション情報クエリーセッションを示す所定値に設定された測位方法パラメータを含むSUPL INITメッセージであることが出来る。1つの設計では、応答メッセージはアクティブ位置探索セッションについての情報を含むSUPL REPORTメッセージであることが出来る。アクティブ位置探索セッションについての情報はアクティブ位置探索セッションに対するセッションIDのリスト、アクティブ位置探索セッションのためのパラメータ、端末の能力、及び/又は他の情報を含むことが出来る。端末は端末の能力についての情報を、もし位置探索サーバによって要求されるならば、もし能力が位置探索サーバに最後に報告されて以後変化したならば、等々の場合、送ることが出来る。
【0055】
その後、端末は、端末ではアクティブであるが位置探索サーバではアクティブではないと思われ、且つ、応答メッセージでの情報に基づいて特定された、位置探索セッションを終了させるメッセージを位置探索サーバから受信することが出来る(ブロック716)。端末は、端末と位置探索サーバとで適合しないパラメータを有し、且つ、応答メッセージでの情報に基づいて特定された、位置探索セッションを再起動または終了させるためのメッセージを位置探索サーバから受信することが出来る(ブロック718)。端末は位置探索サーバによって終了させられた全ての位置探索セッションを消去することが出来て、位置探索サーバによって再起動されたそれぞれの位置探索セッションをリセットすることが出来る。
【0056】
図8は位置探索サービスをサポートするために端末(例えば、SET)によって実行される処理800の一設計を示す。端末は、端末についての位置探索関連情報を含む、更新メッセージを生成することが出来る(ブロック812)。端末は、更新メッセージを位置探索サーバに送って、端末についての位置探索関連情報を用いて位置探索サーバを更新することが出来る(ブロック814)。端末は端末によって起動されたセッション情報更新セッションのための更新メッセージを送ることが出来る。1つの設計では、端末についての位置探索関連情報はアクティブ位置探索セッションについての情報を含むことが出来る。端末は、もしアクティブ位置探索セッションに対する所定の期間内に位置探索サーバと何のメッセージも交換されていなければ、更新メッセージを送ることが出来る。端末は、位置探索サーバによって別に指示されていない限り、更新メッセージを周期的に送ることが出来る。別の設計では、端末についての位置探索関連情報は端末の能力についての情報を含むことが出来る。端末は、もし端末の能力が位置探索サーバに最後に報告された以後変化したならば、更新メッセージを送ることが出来る。
【0057】
図9は位置探索サービスをサポートするために位置探索サーバ(例えば、SLP)によって実行される処理900の一設計を示す。位置探索サーバは端末についての位置探索関連情報を含む更新メッセージを受信することが出来るが、更新メッセージは位置探索サーバからの要請なしに端末から受信される(ブロック912)。端末についての位置探索関連情報はアクティブ位置探索セッションについての情報、端末の能力についての情報、等々を含むことが出来る。位置探索サーバは、更新メッセージ中の位置探索関連情報を用いて、位置探索サーバにおける端末についての位置探索関連情報を更新することが出来る(ブロック914)。位置探索サーバは端末からの更新メッセージを周期的に受信することが出来る。位置探索サーバは又端末に更新メッセージを送ることを止めるように指示することも出来る。
【0058】
図10は、図1における、無線ネットワーク110、端末/SET120、及び位置探索サーバ/SLP130の一設計のブロック図を示す。簡明を期するため、図10は、端末120に関して、唯1つのコントローラ/プロセッサ1020、1つのメモリ1022、及び1つの送信機/受信機(TMTR/RCVR)1024、無線ネットワーク110に関して、唯1つのコントローラ/プロセッサ1030、1つのメモリ1032、1つの送信機/受信機1034、及び1つの通信(Comm)ユニット1036、そしてSLP130に関して、唯1つのコントローラ/プロセッサ1040、1つのメモリ1042、及び1つの通信ユニット1044、を図示する。一般には、それぞれのエンティティは任意の数のプロセッサ、コントローラ、メモリ、送信機/受信機、通信ユニット、等々を含むことが出来る。端末120は1又は複数の無線ネットワーク及び/又は有線ネットワークとの通信をサポートすることが出来る。端末120は又、1又は複数の衛星測位システム、例えば、GPS、ガリレオ、等々から、信号を受信して処理することが出来る。
【0059】
ダウンリンクでは、無線ネットワーク110は、その通信範囲内の端末に、トラフィックデータ、シグナリング、及びパイロットを送信することが出来る。これ等の多様な型の情報はプロセッサ1030によって処理され、送信機1034によって調整されてダウンリンクで送信される。端末120では、無線ネットワーク110からのダウンリンク信号は受信機1024によって受信および処理され、プロッセッサ1020によって更に処理されて種々の型の情報を取得する。プロセッサ1020は図7における処理700、図8における処理800、及び/又は本明細書記載の技術のための他の処理を実行することが出来る。メモリ1022と1032は、それぞれ端末120と無線ネットワーク110に対する、プログラムコードとデータを記憶することが出来る。アップリンクでは、端末120は無線ネットワーク110にトラフィックデータ、シグナリング、及びパイロットを送信することが出来る。これ等の多様な型の情報はプロセッサ1020によって処理され、送信機1024によって調整されて、アップリンクで送信される。無線ネットワーク110では、端末120とその他の端末からのアップリンク信号は受信機1034によって受信および処理され、プロッセッサ1030によって更に処理されて、端末からの種々の型の情報を取得する。無線ネットワーク110は通信ユニット1036を介して直接的に又は間接的にSLP130と通信することが出来る。
【0060】
SLP130の内部では、プロセッサ1040は端末のための位置探索サービスをサポートするために処理することを実行することが出来る。例えば、プロセッサ1040は図6における処理600、図9における処理900、及び/又は本明細書記載の技術のための他の処理を実行することが出来る。プロセッサ1040は又端末120に対する位置推定値を計算し、SUPLエージェント140等々に位置探索情報を提供することが出来る。メモリ1042はSLP130に対するプログラムコードとデータを記憶することが出来る。通信ユニット1044はSLP130が無線ネットワーク110、端末120、及び/又は他のネットワーク構成要素と通信することを可能にすることが出来る。SLP130と端末120はユーザプレーン(例えば、SUPL)を介してメッセージを交換することが出来て、これ等のメッセージは無線ネットワーク110及び/又は有線ネットワーク112によって伝送されることが出来る。
【0061】
当業者は情報と信号は任意の種々の異なる基本技術と応用技術を使用して表されることが出来ることを理解する。例えば、上記の説明全体に亘って参照されることが出来る、データ、指示、命令、情報、信号、ビット、シンボル、及び、チップは、電圧、電流、電磁波、磁場又は磁性粒子、光学的場又は光学粒子,或はこれ等の任意の組合せ、により表されることが可能である。
【0062】
当業者は更に、本明細書における開示と関連して説明された種々の例示的な論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズムステップはエレクトロニックハードウェア、コンピュータソフトウェア、或は両者の組合せとして実装されることが可能であること、を認識する。ハードウェアとソフトウェアのこの交換可能性を明確に説明するために、種々の例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、及びステップは上記において一般にそれ等の機能性を表す言葉で説明された。このような機能性がハードウェアとして実装されるか或はソフトウェアとして実装されるかは、システム全体に課される具体的な応用上及び設計上の制約に依存する。当業者は説明された機能性を個々の具体的な応用に対して種々の方法で実装することが出来るが、そのような実装上の解決は本開示の範囲からの逸脱をもたらすので、解釈されるべきではない。
【0063】
本明細書における開示と関連して説明された種々の例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号処理装置(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)若しくは他のプログラム可能な論理デバイス、ディスクリートゲート若しくはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、又は本明細書に記載された機能を実行するために設計されたそれ等の任意の組合せ、を用いて実現又は実行されることが出来る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであって良い、しかし、その代わりに、プロセッサは任意の通常のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであって良い。プロセッサは又、計算する装置の組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと結合された1又は複数のマイクロプロセッサ、又は任意の他のこのような構成、として実現されることも可能である。
【0064】
本明細書における開示と関連して説明された方法もしくはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサにより遂行されるソフトウェアモジュールにおいて、又は両者の組合せにおいて、具体化されることが可能である。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードデイスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、或は当業には公知の他の任意の記憶媒体形式、中に常駐することが出来る。ある一実例の記憶媒体はプロセッサに結合され、従ってプロセッサは前記記憶媒体から情報を読み、記憶媒体に情報を書くことが出来る。それに代わって、記憶媒体はプロセッサと一体になることも出来る。プロセッサと記憶媒体はASICの中に常駐することが可能である。前記ASICは利用者端末中に常駐することが出来る。それに代わって、プロセッサと記憶媒体は利用者端末中で個別的コンポーネントとして常駐することが可能である。
【0065】
1又は複数の実例の設計では、説明された機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれ等の任意の組合せにおいて実装されることが出来る。もしソフトウェアで実装される場合、前記機能はコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、或いはコンピュータ可読媒体上の1又は複数の命令もしくはコードとして伝送されることが出来る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、コンピュータプログラムの1つの場所から別の場所への伝送に資する任意の媒体を含む、通信媒体の双方を含む。記憶媒体は汎用もしくは専用コンピュータによってアクセスされることが出来る任意の入手可能な媒体であることが出来る。限定としてではなく実例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM若しくは他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ若しくは他の磁気記憶装置、或いは、所望のプログラムコード手段を命令もしくはデータ構造の形式で搬送もしくは記憶するために使用されることが出来る、及び汎用もしくは専用コンピュータ又は汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされることが出来る、任意の他の媒体を含むことが出来る。又、任意の接続は適切にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。例えば、もしソフトウェアがウェブサイト、サーバ、又は、他の遠隔情報源から、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、又は、赤外線、無線波およびマイクロ波のような無線技術を使用して、伝送されるならば、その場合前記同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、又は、赤外線、無線波およびマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義中に含まれる。本明細書で使用される、ディスク(disk及びdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光学ディスク、デジタル多用途ディスク(digital versatile disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク及びブルーレイディスクを含み、ここでdiskは通常データを磁気的に再生するが、他方、discはデータをレーザを用いて光学的に再生する。上記の組合せも又コンピュータ可読媒体の範囲の中に含まれるべきである。
【0066】
本開示の前述の説明は、当業者の誰もが本開示を作る又は利用することを可能にするために提供される。本開示への様々な修正は、当業者には容易に明らかであり、そして本明細書中で明確にされた包括的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変型に適用されることが可能である。かくして、本開示は、本明細書中で説明される実例と設計に限定されることを意図されるのではなく、本明細書中に開示された原理及び新規性と首尾一貫する最も広い範囲を認容されるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アクティブ位置探索セッションについての情報を問い合わせるために位置探索サーバから端末にクエリーメッセージを送ることと、
前記端末から前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報を含む応答メッセージを受信することと、
を備える位置探索サービスをサポートする方法。
【請求項2】
前記クエリーメッセージを送ることは、セッション情報クエリーセッションを示す所定値に設定された測位方法パラメータを含むセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)INITメッセージを送ることを備え、前記応答メッセージを受信することは、前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報を含むSUPL REPORTメッセージを受信することを備える、請求項1の方法。
【請求項3】
前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報は前記アクティブ位置探索セッションに対するセッション識別子(ID)のリストを備える、請求項1の方法。
【請求項4】
前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報は前記アクティブ位置探索セッションのためのパラメータを備える、請求項1の方法。
【請求項5】
前記応答メッセージは前記端末の能力についての情報を更に備える、請求項1の方法。
【請求項6】
前記クエリーメッセージを送ることは、周期的トリガサービス若しくはエリアイベントトリガサービスのための少なくとも1つの位置探索セッションがアクティブであることを前記位置探索サーバによって疑われる場合に、前記クエリーメッセージを送ることを備える、請求項1の方法。
【請求項7】
前記クエリーメッセージを送ることは、周期的トリガサービスのためのアクティブ位置探索セッションに対して期待される報告時間間隔内に、位置探索情報が前記端末から受信されないならば、前記クエリーメッセージを送ることを備える、請求項1の方法。
【請求項8】
前記端末のみで若しくは前記位置探索サーバのみでアクティブであると思われる位置探索セッションを、前記応答メッセージ中の前記情報と前記位置探索サーバで蓄積されている情報に基づいて特定することと、
前記特定された位置探索セッションを終了させることと、
を更に備える、請求項1の方法。
【請求項9】
前記端末と前記位置探索サーバでは適合しないパラメータを有する位置探索セッションを、前記応答メッセージ中の前記情報と前記位置探索サーバで蓄積されている情報に基づいて特定することと、
前記特定された位置探索セッションを再起動もしくは終了させることと、
を更に備える、請求項1の方法。
【請求項10】
セッション情報クエリーセッションのための前記クエリーメッセージを送ると同時にタイマーを起動することと、
応答メッセージが前記端末から前記タイマーの期限の前に受信されないならば、前記セッション情報クエリーセッションを終了させることと、
を更に備える、請求項1の方法。
【請求項11】
アクティブ位置探索セッションについての情報を問い合わせるために位置探索サーバから端末にクエリーメッセージを送るための手段と、
前記端末から前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報を含む応答メッセージを受信するための手段と、
を備える位置探索サービスをサポートするための装置。
【請求項12】
前記クエリーメッセージを送るための手段は、セッション情報クエリーセッションを示す所定値に設定された測位方法パラメータを含むセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)INITメッセージを送るための手段を備え、前記応答メッセージを受信するための手段は、前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報を含むSUPL REPORTメッセージを受信するための手段を備える、請求項11の装置。
【請求項13】
前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報は前記アクティブ位置探索セッションに対するセッション識別子(ID)のリストを備える、請求項11の装置。
【請求項14】
前記応答メッセージは前記端末の能力についての情報を更に備える、請求項11の装置。
【請求項15】
前記クエリーメッセージを送るための手段は、周期的トリガサービス若しくはエリアイベントトリガサービスのための少なくとも1つの位置探索セッションがアクティブであることを前記位置探索サーバによって疑われる場合に、前記クエリーメッセージを送るための手段を備える、請求項11の装置。
【請求項16】
前記端末のみで若しくは前記位置探索サーバのみでアクティブであると思われる位置探索セッションを、前記応答メッセージ中の前記情報と前記位置探索サーバで蓄積されている情報に基づいて特定するための手段と、
前記特定された位置探索セッションを終了させるための手段と、
を更に備える、請求項11の装置。
【請求項17】
アクティブ位置探索セッションについての情報を問い合わせるために位置探索サーバから端末にクエリーメッセージを送るように、及び、前記端末から前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報を含む応答メッセージを受信するように構成される少なくとも1つのプロセッサを備える位置探索サービスをサポートするための装置。
【請求項18】
前記少なくとも1つのプロセッサは、セッション情報クエリーセッションを示す所定値に設定された測位方法パラメータを含むセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)INITメッセージを前記クエリーメッセージとして送るように、及び、前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報を含むSUPL REPORTメッセージを前記応答メッセージとして受信するように構成される、請求項17の装置。
【請求項19】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報から、前記アクティブ位置探索セッションに対するセッション識別子(ID)のリストを取得するように構成される、請求項17の装置。
【請求項20】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記応答メッセージから、前記端末の能力についての情報を受信するように構成される、請求項17の装置。
【請求項21】
前記少なくとも1つのプロセッサは、周期的トリガサービス若しくはエリアイベントトリガサービスのための少なくとも1つの位置探索セッションがアクティブであることを前記位置探索サーバによって疑われる場合に、前記クエリーメッセージを送るように構成される、請求項17の装置。
【請求項22】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記端末のみで若しくは前記位置探索サーバのみでアクティブであると思われる位置探索セッションを、前記応答メッセージ中の前記情報と前記位置探索サーバで蓄積されている情報に基づいて特定するように、及び、前記特定された位置探索セッションを終了させるように構成される、請求項17の装置。
【請求項23】
少なくとも1つのコンピュータに、アクティブ位置探索セッションについての情報を問い合わせるために、位置探索サーバから端末にクエリーメッセージを送らせるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに前記端末から前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報を含む応答メッセージを受信させるためのコードと、
を備えるコンピュータ可読媒体、
を備えるコンピュータプログラム製品。
【請求項24】
アクティブ位置探索セッションについての情報を問い合わせるために位置探索サーバから端末へ送られたクエリーメッセージを受信することと、
前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報を含む応答メッセージを前記位置探索サーバに送ることと、
を備える位置探索サービスをサポートする方法。
【請求項25】
前記クエリーメッセージを受信することは、セッション情報クエリーセッションを示す所定値に設定された測位方法パラメータを含むセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)INITメッセージを受信することを備え、前記応答メッセージを送ることは、前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報を含むSUPL REPORTメッセージを送ることを備える、請求項24の方法。
【請求項26】
前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報は前記アクティブ位置探索セッションに対するセッション識別子(ID)のリストを備える、請求項24の方法。
【請求項27】
前記応答メッセージは前記端末の能力についての情報を更に備える、請求項24の方法
【請求項28】
前記クエリーメッセージを受信することは、周期的トリガサービス若しくはエリアイベントトリガサービスのための少なくとも1つの位置探索セッションがアクティブであることを前記位置探索サーバによって疑われる場合に、前記クエリーメッセージを受信することを備える、請求項24の方法。
【請求項29】
前記端末ではアクティブであるが前記位置探索サーバではアクティブでないと思われる位置探索セッションを終了させるためのメッセージを前記位置探索サーバから受信することを更に備え、前記位置探索セッションは前記応答メッセージ中の前記情報に基づいて特定される、請求項24の方法。
【請求項30】
前記端末と前記位置探索サーバでは適合しないパラメータを有する位置探索セッションを再起動もしくは終了させるためのメッセージを前記位置探索サーバから受信することを更に備え、前記位置探索セッションは前記応答メッセージ中の前記情報に基づいて特定される、請求項24の方法。
【請求項31】
アクティブ位置探索セッションについての情報を問い合わせるために位置探索サーバから端末に送られたクエリーメッセージ受信するように、及び、前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報を含む応答メッセージを前記位置探索サーバに送るように構成される少なくとも1つのプロセッサを備える位置探索サービスをサポートするための装置。
【請求項32】
前記少なくとも1つのプロセッサは、セッション情報クエリーセッションを示す所定値に設定された測位方法パラメータを含むセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)INITメッセージを前記クエリーメッセージとして受信するように、及び、前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報を含むSUPL REPORTメッセージを前記応答メッセージとして送るように構成される、請求項31の装置。
【請求項33】
前記アクティブ位置探索セッションについての前記情報は前記アクティブ位置探索セッションに対するセッション識別子(ID)のリストを備える、請求項31の装置。
【請求項34】
前記応答メッセージは前記端末の能力についての情報を更に備える、請求項31の装置。
【請求項35】
端末に関する位置探索関連情報を含む更新メッセージを生成することと、
前記端末に関する前記位置探索関連情報を用いて位置探索サーバを更新するために、前記位置探索サーバからの要請なしで、位置探索サーバに前記更新メッセージを送ることと、
を備える位置探索サービスをサポートする方法。
【請求項36】
前記端末に関する前記位置探索関連情報はアクティブ位置探索セッションについての情報を備え、前記更新メッセージを送ることは、アクティブ位置探索セッションに対する所定の期間内に前記位置探索サーバと何のメッセージも交換されていなければ、前記更新メッセージを送ることを備える、請求項35の方法。
【請求項37】
位置探索サーバによって別に指示されていない限り、前記更新メッセージを周期的に送ることを更に備える、請求項36の方法。
【請求項38】
前記端末に関する前記位置探索関連情報は前記端末の能力についての情報を備え、前記更新メッセージを送ることは、前記端末の能力が前記位置探索サーバに最後に報告された以後変化したならば、前記更新メッセージを送ることを備える、請求項35の方法。
【請求項39】
端末に関する位置探索関連情報を含む更新メッセージを受信することと、ここで、前記更新メッセージは、位置探索サーバからの要請なしで前記端末から受信される、
前記位置探索サーバにおける前記端末に関する位置探索関連情報を、前記更新メッセージ中の前記位置探索関連情報を用いて更新することと、
を備える位置探索サービスをサポートする方法。
【請求項40】
前記端末に関する前記位置探索関連情報は、アクティブ位置探索セッションについての情報と前記端末の能力についての情報の内、少なくとも1つを備える、請求項39の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2013−48444(P2013−48444A)
【公開日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−212358(P2012−212358)
【出願日】平成24年9月26日(2012.9.26)
【分割の表示】特願2010−548811(P2010−548811)の分割
【原出願日】平成21年2月20日(2009.2.20)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】