説明

ユーザーインターフェース提供装置、方法及び該方法を行うためのプログラムが記録された記録媒体

【課題】ユーザーインターフェース提供装置、方法及び該方法を行うためのプログラムが記録された記録媒体を提供する。
【解決手段】前記ユーザークライアントで提供された、第1ウェブページを通じて入力される入力信号を、前記ユーザークライアントから受信する段階と、ショートカット情報を参照して、前記入力信号に特定のコンテンツに対してユーザー別に設定されたユーザーキー情報、または前記サーバーによって提供される各コンテンツ別に設定された固有キー情報のうち少なくともいずれか一つを含む短縮キー情報が含まれるか否かを判断する段階と、前記入力信号に前記短縮キー情報が含まれた場合、前記短縮キー情報に対応するコンテンツの第2ウェブページを前記ユーザークライアントに伝送する段階と、を含むことを特徴とする。本発明によると、サーバーが提供する複数個のコンテンツの中でユーザーがお気に入りのコンテンツをより容易にアクセスことができるという長所がある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザーインターフェース提供装置、方法及び該方法を行うためのプログラムが記録された記録媒体に関するもので、より詳細には、複数個のコンテンツを含むサーバーとネットワークで連結されてユーザーインターフェースを提供する装置、方法及び該方法を行うためのプログラムが記録された記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ネットワーク技術の発達に伴って大容量マルチメディアデータの高速転送が可能になり、また、ネットワークに接続可能なユーザー端末機の普及化に伴って、ユーザーに様々なコンテンツを提供するコンテンツプロバイダ(Contents Provider:CP)が急速に増加しつつある。
【0003】
コンテンツプロバイダは、検索、ショッピング、ゲーム及びチャットサービスのような様々なコンテンツを提供している。特に、コンテンツの中でもゲームサービスは、有料サービスである場合にも多くの需要者層を確保できるという点で、コンテンツプロバイダの大きな収益源として位置づけられている。
【0004】
以下ではコンテンツの中でもオンラインゲームを例にして説明するが、本明細書でコンテンツは、オンラインゲームに限定されず、ショッピング、ニュース、チャットサービス、映画鑑賞など、オンライン上で提供される多様なコンテンツとすることができる。
【0005】
オンラインゲームは、次世代成長エンジンとして注目を受けている分野で、現在全体ゲーム市場で占めているシェアは、その成長可能性と共に、毎年急激に上昇する成長率を示している。このような傾向の中、既存の大手のゲーム関連企業はオンラインゲームに関心を持って長期的な戦略を立てながら事業を進行している。
【0006】
多数のオンラインゲーム提供企業は、ユーザーのゲームに対する様々な好みを充足させるべく、ユーザークライアントに数十個のオンラインゲームを提供している。具体的に、各ゲーム提供企業は、ユーザーが認証過程(例えば、ログイン過程)を経るメインページ(main page)に数十個のオンラインゲーム目録(オンラインゲームリスト)を表示して提供している。
【0007】
しかしながら、従来のオンラインゲーム提供方法では、数十個のオンラインゲーム目録の中からユーザーが好む特定のオンラインゲームをいちいち探してゲームを実行しなければならないという不具合があった。
【0008】
また、従来のオンラインゲーム提供方法では、インターネットに慣れていない初心者はメインページで自分の希望するゲームを探し難いという問題点もあった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、サーバーが提供する複数個のコンテンツの中でお気に入りコンテンツに対してユーザーがより容易にアクセスすることができるユーザーインターフェースを提供する装置、方法及び該方法を行うためのプログラムが記録された記録媒体を提案することにある。
【0010】
また、本発明の他の目的は、ユーザーのお気に入りのコンテンツに短縮キーを付与し、ユーザーがより容易にコンテンツにアクセスできるユーザーインターフェースを提供する装置、方法及び該方法を行うためのプログラムが記録された記録媒体を提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の第1側面によれば、ユーザークライアントとネットワークで連結されたサーバーが前記ユーザークライアントにユーザーインターフェース(UI)を提供する方法であって、前記ユーザークライアントで提供された第1ウェブページを通じて入力される入力信号を前記ユーザークライアントから受信する段階と、ショートカット情報を参照して前記入力信号に特定のコンテンツに対してユーザー別に設定されたユーザーキー情報または前記サーバーによって提供される各コンテンツ別に設定される固有キー情報の中で少なくとも一つを含む短縮キー情報が含まれるか否かを判断する段階と、及び前記入力信号に前記短縮キー情報が含まれていると判断された場合に、前記短縮キー情報に対応するコンテンツの第2ウェブページを前記ユーザークライアントに伝送する段階と、を含むことを特徴とするユーザーインターフェース提供方法が提供される。
【0012】
本発明の第2側面によれば、サーバーとネットワークで連結されたユーザークライアントがユーザーインターフェースを提供する方法であって(サーバーにネットワークを介して接続可能なユーザークライアントにおけるユーザーインターフェースの制御方法(表示制御方法)であって)、前記サーバーから提供される第1ウェブページを通じてユーザーから入力信号が入力された場合に、ショートカット情報を参照して前記入力信号に特定のコンテンツに対してユーザー別に設定されたユーザーキーまたは前記サーバーによって提供される各コンテンツ別に設定された固有キー情報のうち少なくとも一つを含む短縮キー情報が含まれるか否かを判断する段階と、及び前記入力信号に前記短縮キー情報が含まれていると判断された場合に、前記短縮キー情報に対応するコンテンツの第2ウェブページを表示する段階と、を含むことを特徴とするユーザーインターフェース提供方法が提供される。
【0013】
一実施例において、前記ショートカット情報は、コンテンツのウェブページ情報、前記コンテンツの名称情報、前記ユーザーキー情報、及び前記固有キー情報の中で少なくとも一つを含むことを特徴とする。
【0014】
ここで、前記ショートカット情報は、入力開始情報及び入力終了情報のうち一つ以上をさらに含み、前記短縮キー情報が含まれているかの可否を判断する段階は、前記入力開始情報及び前記入力終了情報のうち一つ以上を使用して、前記入力信号に前記短縮キー情報が含まれるか否かを判断することができる。
【0015】
または、前記第1ウェブページ上に前記ショートカット情報を設定するための設定窓を表示する段階と、前記設定窓を介して入力される設定情報に基づいて前記ショートカット情報を設定または更新する段階と、をさらに含むことができる。
【0016】
ここで、前記短縮キー情報が含まれているかの可否を判断する段階は、前記短縮キー情報が含まれているかの可否を、前記第1ウェブページが表示される窓は活性化になっている場合に遂行するように構成することができる。
【0017】
また、前記ショートカット情報は、前記サーバーまたは前記ユーザークライアントに保存されることができる。
【0018】
また、本発明の第3側面によれば、ユーザークライアントとネットワークで連結されたサーバーが前記ユーザークライアントにユーザーインターフェースを提供する方法を実行させるためのプログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、前記ユーザークライアントに提供された第1ウェブページを通じて入力される入力信号を前記ユーザークライアントから受信する段階と、ショートカット情報を参照して前記入力信号に特定のコンテンツに対してユーザー別に設定されたユーザーキー情報または前記サーバーによって提供される各コンテンツ別に設定される固有キー情報のうち少なくとも一つを含む短縮キー情報が含まれるか否かを判断する段階と、前記入力信号に前記短縮キー情報が含まれていると判断されたた場合に、前記短縮キー情報に対応するコンテンツの第2ウェブページを前記ユーザークライアントに伝送する段階と、を含むことを特徴とするユーザーインターフェース提供方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体が提供される。
【0019】
また、本発明の第4側面によれば、ユーザークライアントとネットワークで連結されて前記ユーザークライアントにユーザーインターフェースを提供するサーバーであって、前記ユーザークライアントから入力信号が受信され場合に、あらかじめ設定されたショートカット情報を参照して前記入力信号に特定のコンテンツに対してユーザー別に設定されたユーザーキー情報または前記サーバーよって提供される各コンテンツ別に設定され固有キー情報のうち少なくとも一つを含む短縮キー情報が含まれるか否かを判断する判断部と、前記ユーザークライアントで提供される第1ウェブページを出力し、前記入力信号に前記短縮キー情報が含まれていると判断された場合に、前記短縮キー情報に対応するコンテンツの第2ウェブページを出力する表示部と、前記ユーザークライアントからデータを受信し、前記表示部から出力されるデータを前記ユーザークライアントに伝送する通信部を含むことを特徴とするユーザーインターフェース提供サーバーが提供される。
【0020】
一実施例において、前記ショートカット情報は、コンテンツのウェブページ情報、前記コンテンツの名称情報、前記ユーザーキー情報、及び前記固有キー情報のうち少なくとも一つを含むことができる。また、前記ショートカット情報は、入力開始情報及び入力終了情報のうち一つ以上をさらに含み、前記判断部は、前記入力開始情報及び入力終了情報のうち一つ以上を使用して、前記入力信号に前記短縮キー情報が含まれるか否かを判断することができる。
【0021】
ここで、前記ショートカット情報を設定または更新するための設定窓を介して入力される設定情報に基づいて、前記ショートカット情報を更新または設定する設定部をさらに含むことができ、前記設定窓は、前記表示部によって前記第1ウェブページ上の特定位置に出力されることができる。
【0022】
また、前記設定窓は、前記ユーザーキー情報が設定されるコンテンツ選択のためのコンテンツリストが表示される第1窓、ユーザー別に前記ユーザーキー情報が設定されたコンテンツリストが表示される第2窓、前記第1窓に表示されたコンテンツリスト上に選択されたコンテンツに前記ユーザーキー情報を付与するための第1ボタン、前記第2窓に表示されたコンテンツリスト上で選択されたコンテンツのユーザーキー情報を除去するための第2ボタン、及び前記第2窓に表示されたコンテンツリスト上の各コンテンツのユーザーキー情報を変更するための第3ボタンのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする。
【0023】
または、前記判断部は、前記ウェブページが表示される窓が活性化になっている場合に前記入力信号に前記短縮キー情報が含まれるか否かを判断するように構成することができる。
【発明の効果】
【0024】
本発明によると、サーバーが提供する複数個のコンテンツの中でお気に入りのコンテンツに対してユーザーがより容易にアクセスすることができる長所がある。
【0025】
また、ユーザーがお気に入りのコンテンツにユーザーキーを付与して、ユーザーキーを使用してコンテンツにより容易にアクセスすることができる長所がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
本発明は、様々に変形されたり、様々な実施例を持つことができるが、以下、特定実施例を図面に例示し、それに基づいて詳細に説明する。ただし、下記の実施例は、本発明を特定の実施形態に限定するためのものではなく、よって、本発明の技術的思想及びその技術範囲に含まれる変換、均等物及び代替物はいずれも本発明に含まれるものとして理解されるべきである。本発明の下記の説明において、関連する公知技術についての具体的な説明は、本発明の要旨を曖昧にすると判断される場合には適宜省略するものとする。
【0027】
また、第1、第2などの用語は、多様な構成要素を説明するのに使われるもので、これらの用語によって当該構成要素が限定されることはない。これらの用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的にのみ使用される。
【0028】
さらに、本出願で使用される用語は、単に特定の実施例を説明するために使われたもので、本発明を限定するためのものではない。単数の表現は、文脈上、明白に言及しない限り、複数の表現を含むものと解釈する。本出願で、“含む”または“有する”などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはそれらの組合せが存在することを表すためのもので、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品またはそれらの組合せの存在または付加可能性をあらかじめ排除するためのものとして解釈されてはいけない。
【0029】
以下、本発明の実施例を、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。本発明の説明において、全体的な理解を助けるために、同一の構成要素には可能な限り同一の図面番号(符号)を付する。
【0030】
以下、コンテンツの中でオンラインゲームを一例に挙げて説明するが、本明細書のコンテンツは、オンラインゲームに限定されず、ショッピング、ニュース、チャットサービス、映画鑑賞など、オンライン上で提供される多様なコンテンツとすることができる。
【0031】
まず、本発明のユーザーインターフェース提供装置、方法及びそのプログラムが記録された記録媒体について説明するに先立ち、オンラインゲームシステムの構成についてまず説明する。
【0032】
図1は、オンラインゲームシステムの構成を例示する図である。
【0033】
図1を参照すると、オンラインゲームシステムは、ゲームホスト12とユーザークライアント11を含むことができる。また、ゲームホスト12は、認証サーバー13、ゲームサーバー14及びデータベース15を含むことができる。
【0034】
ゲームホスト12は、ネットワークを通じてユーザークライアント11と連結される。ここで、ネットワークは、インターネット及び専用線を含む有線ネットワークと無線インターネット、移動通信網、及び衛星通信網を含む無線ネットワークをいずれも含むことができる。
【0035】
ユーザークライアント11は、ネットワークに連結されてオンラインゲームサービスを受けることができるゲームアプリケーションが設置された複数の端末装置で、デスクトップPC、ノートブック、移動電話機、PDA及びMBS(Mobile Broadcast System)フォンなどをいずれも含むことができる。
【0036】
認証サーバー13は、ゲームホスト12に接続しようとするユーザーが、ゲームホスト12に接続できる権限を有するユーザーか否かを認証する機能を果たす。
【0037】
認証サーバー13は、ユーザークライアント11から認証要請情報を受信し、認証要請が有効か否かを判断する。例えば、認証要請情報がユーザーのID及びパスワード情報である場合、認証サーバー13は、ID及びパスワードが有効か否かを判断する。
【0038】
認証サーバー13は、ユーザークライアント11からの認証要請情報が有効であると判断した場合、該当のユーザークライアントのゲームサーバー14への接続を許容(許可)する。
【0039】
ゲームサーバー14は、ユーザークライアント11から受信するゲームメッセージを処理し、ゲーム進行を制御する機能を果たす。
【0040】
なお、認証サーバー13とゲームサーバー14は、一つのサーバー16として構成されてもよく、上述したように別個として具現されてもよい。以下では、認証サーバー13とゲームサーバー14を総じてサーバー16と称する。
【0041】
データベース15は、ゲームと関連した情報を保存し、保存された情報をサーバー16またはユーザークライアント11の要請に応答して提供する機能を果たす。
【0042】
一般的にゲームプロバイダがユーザーに提供するメインページ(main page)には、ゲームプロバイダが提供するオンラインゲームの目録(リスト)が表示されている。そして、認証過程を経たユーザーがオンラインゲームの目録から特定のオンラインゲームを選択すると、サーバー16は、選択された特定のオンラインゲームのゲームウェブページをユーザークライアント11に提供する。続いて、ユーザーは、該当のゲームウェブページでオンラインゲームを実行(開始)したり、その他オンラインゲームに関連した掲示板で情報を照会することができる。
【0043】
以上、図1を参照してオンラインゲームシステムについて説明した。以下、図2を参照しつつ、本発明の実施例によるサーバー16についてより具体的に説明する。
【0044】
図面に基づく詳細な説明に先立ち、本明細書での構成部に対する区分は、各構成部が担当する主機能別に区分したものに過ぎないということは明らかである。すなわち、以下で説明する2個以上の構成部が一つの構成部として備えられてもよく、または、一つの構成部がより細分化した機能別に2個以上に区分して備えられてもよい。そして、以下で説明する構成部のぞれぞれは、自分が担当する主機能の他にも、他の構成部が担当する機能のうちの一部または全部の機能を追加的に行うことができ、各構成部が担当する主機能のうちの一部機能が、他の構成部により行われてもよいことはもちろんである。
【0045】
したがって、本明細書で説明される各構成部の存否は機能的に解釈されるべきであり、この理由から、本発明のサーバー16に含まれる各構成部は、本発明の目的を達成できる限度内で図2から変形されてもよいことは明らかである。また、本発明のサーバーは、独立して構成されてもよく、また、サーバーに設置されたアプリケーションの一部として構成されてもよい。
【0046】
図2は、本発明の実施例によるサーバー16の構成を例示するブロック図である。
【0047】
図2を参照すると、サーバー16は、表示部21、設定部22、判断部23、及び通信部24を含むことができる。以下、本明細書に本発明の要旨を明確にするために、サーバー16に含まれることができる一般的な構成部に対しては説明を省略する。
【0048】
表示部21は、ユーザークライアント11に提供されるウェブページを出力する。例えば、表示部21は、サーバー16からユーザークライアント11に提供されるオンラインゲームの目録及びその他情報を含むウェブページを出力することができる。また、表示部21は、ショートカット情報を設定できる設定窓をウェブページ上の特定位置に出力することができる。設定窓に関しては、以下の図3の段階S32を参照して詳細に説明する。
【0049】
設定部22は、ユーザークライアント11から受信されるユーザーの入力に基づいてショートカット情報を設定したり、あらかじめ設定されたショートカット情報に含まれたユーザーキー情報を更新することができる。一実施例において、ショートカット情報とは、ユーザーキー情報、固有キー情報、ゲームの名称情報、及びゲームのウェブページ情報のうちいずれか一つ以上を含むことができる。ここで、ユーザーキー情報は、ユーザー別にお気に入りのゲームに対して予め設定されたキー情報を意味し、固有キー情報は、サーバー16によって各ゲーム別に設定された固有キー情報を意味する。
【0050】
また、設定部22は、サーバー16に新しく提供されるゲームまたはサーバー16にこれ以上提供されないゲームに関する情報を設定窓に表示することができる。
【0051】
判断部23は、ユーザークライアント11から受信される入力信号に短縮キー情報が含まれるか否かを判断する。ここで、短縮キー情報とは、上述したユーザーキー情報及び固有キー情報のうちいずれか一つを含む情報を意味する。
【0052】
通信部24は、ユーザークライアント11とデータを送受信する機能を担い、より詳細には、ユーザークライアント11からデータを受信し、表示部21が出力するデータを、ユーザークライアント11にネットワークを介して送信する。
【0053】
ここで、本発明の理解をより明確にするために、説明の重複を避けつつ、本発明のサーバー16の各構成部の機能を、以下の図3を参照しながら詳細に説明する。
【0054】
ここまで、図2を参照して本発明の実施例におけるサーバー16の構成について説明したが、以下、図3を参照して本発明の実施例におけるユーザーインターフェース提供方法について説明する。
【0055】
図3は、本発明の実施例におけるユーザーインターフェース提供方法を例示したフローチャートであり、図4は、本発明の実施例における設定窓の一例を示す図である。
【0056】
図3を参照すると、表示部21は、ユーザークライアント11からの要請に応答して当該ユーザークライアント11に提供されるウェブページをユーザークライアント11上に出力する(S31)。具体的には、表示部21は、該当の提供されるウェブページ情報を不図示の格納部から抽出してユーザークライアント11に通信部24を介して出力し、ユーザークライアント11に既設されているブラウザ等に当該ウェブページを表示させる制御を遂行する。
【0057】
ここで、ウェブページは、例えば、サーバー16によって提供されるオンラインゲーム目録に関する情報とその他情報(例えば、オンラインゲームに関する告知事項、掲示板等)を含むことができる。ここで、表示部21は、ウェブページ上のあらかじめ設定された位置にショートカット情報を設定することができる設定窓を出力することができる。
【0058】
続いて、ユーザークライアント11から設定窓を通じて入力されたユーザーの設定情報が受信された場合に、設定部22は、受信されたユーザーの設定情報に基づいてショートカット情報を設定または更新する(S32)。つまり、設定部22は、設定窓を通じてユーザーが設定したショートカット情報を不図示の格納部に格納する。
【0059】
なお、本発明の実施例におけるショートカット情報は、ユーザーキー情報、固有キー情報、ゲームの名称情報、及びゲームのウェブページ情報のうちいずれか一つ以上を含むことかできる。
【0060】
ここで、ユーザーキー情報は、上述したようにユーザー別にお気に入りのゲームに対してあらかじめ設定されたキー情報で、例えば、ユーザー‘甲’がお気に入りの囲碁ゲームに対して01番のユーザーキー情報を設定し、シンマッゴゲームに対して03番のユーザーキー情報を設定することができる。
【0061】
また、固有キー情報は、上述したようにサーバー16によって各ゲームにあらかじめ設定されたキー情報として、例えば、囲碁ゲームに対して134番の固有キー情報が設定されて、シンマッゴゲームに対しては101番の固有キー情報が設定されることができる。
【0062】
一方、ユーザーキー情報及び固有キー情報が設定される際に、ユーザーキー情報と固有キー情報が互いに重複されて設定されることを防止するために、そのキー情報の設定可能なキー番号の範囲が、各々区分されて設定されるように構成することができる。
【0063】
例えば、サーバー16に提供されるオンラインゲームが70個である場合、70個のゲームに対して固有キー情報を10乃至80番の範囲で予め割り当ておき、10番から80番までのキー情報と各ゲームとが関連付けられた固有キー情報を保持する。一方、ユーザーキー情報は、ユーザーがお気に入りのゲーム10個に対して任意にキー情報を設定できるキー情報の範囲、例えば、1乃至9番の範囲でお気に入りのゲームに対して設定することができる(1番から9番までのキー情報と各ゲームとが関連付けられたユーザーキー情報を保持することができる)。このユーザーキー情報も固有キー情報と同様にユーザーの設定入力に基づいてサーバー16側で不図示の格納部に保持される。また、本実施例では、固定キー情報が設定されたゲームに対してユーザーが任意にユーザーキー情報を設定することもできる。言い換えれば、予め固有キー情報と関連付けられているお気に入りのゲームに対して、ユーザーは任意のユーザーキー情報を設定することができ、1つのゲームに対して固有キー情報及びユーザーキー情報の両キー情報が関連付けられるように構成されることができる。
【0064】
また、他の例としては、固有キー情報が数字で構成される場合、ユーザーキー情報を数字やその他の記号(文字を含む)ではなく、マウスドラッグ(drag)と対応つけて設定することもできる。具体的には、特定方向へのマウスドラッグ、マウスの右クリック、左クリック、シングルクリック、ダブルクリック等のマウス操作情報とゲーム(ゲームの起動)とを関連付けたユーザーキー情報を設定することが可能である。
【0065】
ゲームのウェブページ情報は、該当ゲームを始められウェブページで、該当ゲームを行うユーザー間意見を交換できる掲示板及び該当ゲームに関する告知事項などその他説明が掲載される掲示板等を含むことができる。
【0066】
以下、図4を参照して本発明の設定窓について詳細に説明する。
【0067】
図4にはショートカット情報を設定することができる設定窓の一例が図示されており、この設定窓は、ユーザークライアント11に提供されるウェブページ上の予め指定されて位置に出力(表示)され、表示部21によって表示制御される。なお、設定窓は、ユーザークライアント11に提供される1つのウェブページ内に含まれた状態でユーザーに表示されるように構成することもでき、また、ウェブページ内にショートカット情報設定ボタン等を表示させ、ユーザーが当該ボタンをクリック(選択)した際に、提供された1つのウェブページとは個別のページで表示されるように構成することもできる。
【0068】
図4を参照して、設定窓40は、ユーザーキー情報を設定するゲームを選択するための候補ゲームリストが表示される第1窓41、ユーザー別にユーザーキー情報が設定されたゲームのリストが表示される第2窓42、第1窓に所定のゲームを選択してユーザーキー情報を設定したり、第2窓42に所定のゲームを選択してユーザーキー情報を除去(削除)又は追加するためのボタン43、及び第2窓42にユーザーキー情報が設定されたゲーム間のユーザーキー情報の変更のためのボタン44を含むことができる。
【0069】
ここで、第1窓41にはサーバー16によって提供される複数個のゲームの全体リストまたはユーザーの接続頻度に基づくゲームリスト等が表示されることができる。
【0070】
なお、図4に図示された設定窓40は一例であり、サーバー16によって提供される複数個のゲームの中でユーザーが所定のゲームを選択してユーザーキー情報を設定できる構成であれば、多様に変形することができる。
【0071】
また、図4では、ユーザーキー情報として数字を用いた例が示されているが、ユーザーキー情報は、多様な符号、文字、マウスの特定方向へのドラッグ(drag)、クリック(click)、またはタッチスクリーン、タッチパネルでの入力等を含むことができる。
【0072】
また、図4には図示していないが、設定窓40は、短縮キー入力が開始されることを意味する入力開始情報、及び短縮キー入力が終了されることを意味する入力終了情報のうち一つ以上を設定する手段をさらに含むことができる。例えば、設定部22は、設定窓40に入力されるユーザー‘甲’の設定情報に基づいてユーザー‘甲’に関する入力開始情報をコンマ(、)で設定したり、設定窓40に入力されるユーザー‘乙’の設定情報に基づいてユーザー‘乙’関する入力終了情報をキーボードの中の「enter」キーの入力で設定することができる。すなわち、短縮キーを用いてゲームを始められウェブページを表示させるトリガーとして、入力開始情報をユーザー毎に設定し、ユーザーが入力開始情報を入力したことを契機として、以後、入力終了情報が入力されるまでの間、ユーザーキー情報及び固定キー情報に対するキー操作がユーザーより入力された場合に、短縮キーによるウェブページの表示機能を遂行するように構成することができる。
【0073】
また、設定部22は、設定窓40に入力されるユーザー‘丙’の設定情報に基づいて‘丙’に対して入力開始情報を使用しないで、入力終了情報のみを利用するショートカット情報を設定したり(例えば、入力開始情報を入力せずにウェブページの提供に際して自動的にショートカットキー機能をONするなど)、設定窓40に入力されるユーザー定義設定情報に基づいてユーザー‘丙’に対しては入力開始情報及び入力終了情報を全体利用しようとショートカット情報を設定することができる。
【0074】
上述した入力開始情報及び入力終了情報については、後述する段階S33で詳細に説明する。
【0075】
一方、ショートカット情報は、各ユーザーと関連付けられて設定部22によってサーバー16に保存されるが、本発明が適用される環境に応じてユーザークライアント11に保存することもできる。例えば、cookieを用いてユーザークライアント11にショートカット情報を保持させることができる。
【0076】
なお、図3では、ユーザークライアント11がサーバー16に最初にアクセスした際の処理フローを例示してショートカット情報を活用するに先立ち、ショートカット情報を設定する場合を説明しているが、ショートカット情報が設定された後は、ショートカット情報の再設定または更新の必要がなければ、段階S32を省略ことができる。
【0077】
また、本発明の実施例によると、設定部22は、サーバー16からユーザーキー情報が設定されたゲームがユーザークライアント11に提供されたか否かをモニタリングして、モニタリング結果に関する情報を設定窓に表示することができる。
【0078】
例えば、ユーザー‘甲’が、固有キーが101であるシンマッゴゲームに対してユーザーキー情報を03で設定したと仮定しよう。この場合、設定部22は、上述したとおりに、シンマッゴゲームに03がユーザーキー情報に設定されるように当該ユーザーのショートカット情報を設定または更新する。そして、設定部22は、ショートカット情報を参照してサーバー16でシンマッゴゲームがユーザークライアント11で提供されるか否かをモニタリングし、サーバー16でシンマッゴゲームがこれ以上提供されないと判断される場合には、設定部22は、ユーザーキー情報が設定されたシンマッゴゲームがサーバー16から提供されないイベントが発生したことを感知する。そして、設定部22は、表示部21に対してユーザーキー情報03が設定されたシンマッゴゲームがこれ以上サーバー16から提供されない情報を出力するでき、また、表示部21は、設定窓の第2窓42にシンマッゴゲームはこれ以上提供されない案内メッセージを出力することができる。
【0079】
なお、本発明の実施例によると、ユーザーキー情報は、上述したように数字以外の文字,符号(例えば、※、!、@、#、$、%、^、&、*、¥等)、マウスドラッグ(drag)、またはクリック等を適用できる。しかしながら、本発明の実施例によると、設定部22は、ユーザーから入力される特定の設定情報に対しては、ユーザーキー情報として設定することができない案内メッセージを出力することができる。
【0080】
例えば、設定部22は、サーバー16に連結されたユーザークライアント11がコンピュータである場合、コンピュータの運営体制プログラム(例えば、ウィンドウズXP、ビスタ(VISTA)等のオペレーションシステム)で使用される短縮キー情報については、ユーザーキーとして設定できない(されない)案内メッセージを出力することができる。
【0081】
また、図3を参照すると、判断部23は、ユーザークライアント11から受信される入力信号が短縮キー情報が含まれているか否かを判断する(S33)。ここで、短縮キー情報とは、上述したようにユーザーキー情報及び固有キー情報のうちいずれか一つを含むもので、判断部23は、入力信号にユーザーキー情報または固有キー情報が含まれるか否かを判断するのである。
【0082】
図4に図示された設定窓40でのユーザーキー情報を、続いて、例を挙げて説明すると、ユーザークライアント11を通じて03が含まれた入力信号が受信される場合、03はシンマッゴのユーザーキー情報を意味するから、判断部23が入力信号にシンマッゴゲームに対する短縮キー情報が含まれたと判断することができる。
【0083】
他の例として、ユーザークライアント11を通じて101が含まれた入力信号が受信される場合、101は、シンマッゴゲームの固有キー情報を意味するから、判断部23は、入力信号にシンマッゴゲームに対する短縮キー情報が含まれたと判断することができる。
【0084】
一方、上述した場合に、設定窓を介して入力開始情報または入力終了情報が追加で入力される場合を例に挙げて説明すると、入力開始情報がコンマ(、)で設定され、入力終了情報が「enter」キーの入力で設定されている場合、判断部23は、コンマ、03、及びenterキー入力がユーザークライアント11から受信されれば、シンマッゴゲームによる短縮キー情報が入力されたと判断することができる。つまり、判断部23は、ユーザークライアント11から入力信号を受信した場合に、当該ユーザーのショートカット情報を参照し、ショートカット情報に入力開始情報及び/又は入力終了情報が設定されている(含まれている)か否かを判断する。そして、ショートカット情報に入力開始情報及び/又は入力終了情報が設定されている判断される場合には、ユーザーキー情報又は固有キー情報と、入力開始情報及び/又は入力終了情報とをセットにして、短縮キー情報の入力があったか否かを判断することができる。したがって、この場合、入力開始情報及び/又は入力終了情報が設定されているにも係らず、ユーザーキー情報又は固有キー情報のみが入力されたと判断された場合、短縮キー情報の入力があったと判断しないように構成することができる。
【0085】
また、他の例として、入力開始情報がコンマ(、)であり、特定ゲームに関するユーザーキー情報で丸型のマウスドラッグ(円形のマウスドラッグ移動軌跡)が設定された場合、判断部23は、コンマ及びマウス丸型ドラッグ入力がユーザークライアント11から受信された場合に、前記特定ゲームに関する短縮キー情報が入力されたと判断することができる。
【0086】
一実施例において、判断部23は、ユーザークライアント11で提供されるウェブページが表示される窓(WINDOW)が活性化(アクティブ)になっている場合に、ユーザークライアント11から受信される入力に短縮キー情報が含まれるか否かを判断する処理を遂行することができる。例えば、ユーザークライアント11上に複数個に窓が表示されている状態において、ユーザークライアント11で提供されるウェブページが表示される窓(WINDOW)が非活性化(非アクティブ)になっている場合、判断部23は、ユーザークライアント11から受信される入力信号に短縮キー情報が含まれるか否かを判断する処理を遂行しない。これによって、サーバー16に中央処理装置及び遊休資源(IDLE SOURCE)を効率的に使用することができる。つまり、判断部23は、入力信号に短縮キー情報が含まれるか否かを判断する処理を遂行するに当り、まずユーザークライアント11で提供されるウェブページが表示される窓(WINDOW)が活性化(アクティブ)状態であるか否かを判断し、アクティブ状態であると判断された場合に、ユーザーからの入力信号に短縮キー情報が含まれるか否かを判断する処理を遂行する。
【0087】
また、図3を参照して、段階S33において判断部23が、短縮キー情報がユーザークライアント11から受信される入力信号に含まれていると判断する場合、表示部21は、該当する短縮キー情報に対応するゲームのウェブページ情報を不図示の格納部から抽出し、抽出したゲームのウェブページをユーザークライアント11に出力して表示させる(S34)。
【0088】
一方、段階S33において判断部23が、短縮キー情報がユーザークライアント11から受信される入力信号に含まれていないと判断する場合、段階S31に戻り、表示部21は、ユーザークライアント11に提供されるウェブページを出力する。
【0089】
このように、本発明の実施例によると、サーバー16によって提供される複数個のゲームの中でユーザーがお気に入りのゲームにユーザーキー情報を設定することで、ユーザーキー情報が設定されたゲームは、ウェブページを通じて提供されるゲーム目録から探し出すことなく、設定されたユーザーキー情報のみで該当ゲームにアクセスすることができる長所がある。
【0090】
なお、上記実施例では、表示部21、設定部22部、及び判断部23の各々全てが、サーバー16に含まれた形態で説明した。しかしながら、本発明の他の実施例によると、表示部21、設定部22、及び判断部23のうち一つ以上がユーザークライアント11に含まれるように構成することもできる。この場合、ショートカット情報は、ユーザークライアント11及び/またはサーバー16に保存されることができる。すなわち、本発明は、ユーザークライアント11のユーザーインターフェースの表示制御方法として適用されることができる。
【0091】
以下、ショートカット情報がユーザークライアント11に保存されて、表示部21、設定部22、及び判断部23すべてがユーザークライアント11に含まれる実施例について説明する。なお、上述した各構成部の機能について重複する部分の説明は省略する。
【0092】
表示部21がユーザークライアント11に含まれる場合、サーバー16から受信されるウェブページをユーザークライアント11に表示することができる。この場合、判断部23は、ユーザークライアント11に入力される入力信号に短縮キー情報が含まれるか否かを、ショートカット情報を利用して判断できる。
【0093】
判断部23によって入力信号に短縮キー情報が含まれると判断された場合、表示部21は、短縮キー情報に対応するゲームのウェブページ情報をユーザークライアント11に表示することができる。この場合、表示部21は、短縮キー情報に対応するゲームのウェブページ情報の取得要請をサーバー16に送信し、表示部21は、サーバー16から取得したゲームのウェブページ情報を表示する制御を遂行する。
【0094】
また、表示部21は、ショートカット情報を設定できる設定窓をウェブページ上のあらかじめ指定した位置に表示できる。ここで、設定窓に入力されるユーザーの設定情報に基づいて設定部22が、ショートカット情報を更新することができるのは先に説明した。
【0095】
なお、上述した例に限らず、表示部21、設定部22、判断部23がユーザークライアント11及びサーバー16に各々に分散された形態で構成することもできる。
【0096】
本発明の実施例にユーザーインターフェース提供方法は、様々なコンピュータにより実行可能なできるプログラム命令形態で具現され、また、これらプログラムはコンピュータ読み取り可能媒体に記録されることができる。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独でまたは組合せして含むことができる。
【0097】
コンピュータ読み取り可能媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計されて構成されたものであってもよく、コンピュータソフトウェア分野における当業者に公知されて使用可能になったものであってもよい。コンピュータ読み取り可能記録媒体の例には、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体(magnetic media)、CD−ROM、DVDのような光記録媒体(optical media)、フロップティカルディスク(floptical disk)のような磁気−光媒体(magneto−optical media)及びROM、RAM、フラッシュメモリーなどのようなプログラム命令を記憶して行うように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。また、上述した媒体は、プログラム命令、データ構造などを指定する信号を転送する搬送波を含む光または金属線、導波管などの転送媒体であってもよい。プログラム命令の例には、コンパイラーによって作られるような機械語コードだけでなく、インタープリターなどを用いてコンピュータで実行可能な高級言語コードが含まれる。
【0098】
上述したハードウェア装置は、本発明の動作を行うために一つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されることができ、その逆も可能である。
【0099】
以上では具体的な実施例に挙げて本発明を説明してきたが、当該技術分野における通常の知識を持つ者なら、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域を逸脱しない範囲内で本発明を様々に修正及び変更できるということは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0100】
【図1】オンラインゲームシステムの構成を例示する図である。
【図2】本発明の実施例によるサーバーの構成を例示するブロック図である。
【図3】本発明の実施例によるユーザーインターフェース提供方法を示すフロー図である。
【図4】本発明の実施例によって設定窓を例示する図である。
【符号の説明】
【0101】
11 ユーザークライアント
16 サーバー
21 表示部
22 設定部
23 判断部
24 通信部
40 設定窓

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザークライアントとネットワークで連結されたサーバーが前記ユーザークライアントにユーザーインターフェース(UI)を提供する方法であって、
前記ユーザークライアントに提供された第1ウェブページを通じて入力される入力信号を前記ユーザークライアントから受信する段階と、
あらかじめ設定されたショートカット情報を参照して前記入力信号に特定のコンテンツに対してユーザー別に設定されたユーザーキー情報または前記サーバーによって提供される各コンテンツ別に設定された固有キーのうち少なくともいずれか一つを含む短縮キー情報が含まれるか否かを判断する段階と、
前記入力信号に前記短縮キー情報が含まれていると判断された場合に、前記短縮キー情報に対応するコンテンツの第2ウェブページを前記ユーザークライアントに伝送する段階と、
を含むことを特徴とするユーザーインターフェース提供方法。
【請求項2】
サーバーとネットワークで連結されたユーザークライアントがユーザーインタフェース(UI)を提供する方法であって、
前記サーバーから提供される第1ウェブページを通じてユーザーから入力信号が入力された場合に、あらかじめ設定されたショートカット情報を参照して前記入力信号に特定のコンテンツに対してユーザー別に設定されたユーザーキー情報または前記サーバーによって提供される各コンテンツ別に設定された固有キー情報のうち少なくともいずれか一つを含む短縮キー情報が含まれるか否かを判断する段階と、
前記入力信号に前記短縮キー情報が含まれていると判断された場合に、前記短縮キー情報に対応するコンテンツの第2ウェブページを表示する段階と、
を含むことを特徴とするユーザーインターフェース提供方法。
【請求項3】
前記ショートカット情報は、コンテンツのウェブページ情報、前記コンテンツの名称情報、前記ユーザーキー情報、及び前記固有キー情報のうち少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のユーザーインターフェース提供方法。
【請求項4】
前記ショートカット情報は、入力開始情報及び入力終了情報のうち一つ以上を含み、
前記短縮キー情報が含まれているかの可否を判断する段階は、前記入力開始情報及び前記入力終了情報のうち一つ以上を利用して前記入力信号に前記短縮キー情報が含まれるか否かを判断することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のユーザーインターフェース提供方法。
【請求項5】
前記第1ウェブページ上に前記ショートカット情報を設定するための設定窓を表示する段階と、
前記設定窓を介して入力される設定情報に基づいて前記ショートカット情報を設定または更新する段階と、
をさらに含むことを特徴とする請求項1にまたは請求項2に記載のユーザーインターフェース提供方法。
【請求項6】
前記短縮キー情報が含まれているかの可否を判断する段階は、前記短縮キー情報が含まれているかの可否を、前記第1ウェブページが表示される窓が活性化になっている場合に判断することを特徴とする請求項1にまたは請求項2に記載のユーザーインターフェース提供方法。
【請求項7】
前記ショートカット情報は、前記サーバーまたは前記ユーザークライアントに保存されることを特徴とする請求項1にまたは請求項2に記載のユーザーインターフェース提供方法。
【請求項8】
請求項1または請求項2に記載された方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体。
【請求項9】
ユーザークライアントとネットワークで連結されて前記ユーザークライアントにユーザーインターフェースを提供するサーバーであって、
前記ユーザークライアントから入力信号を受信した場合に、あらかじめ設定されたショートカット情報を参照して前記入力信号に特定のコンテンツに対してユーザー別に設定されたユーザーキー情報または前記サーバーによって提供される各コンテンツ別に設定された固有キー情報のうち少なくともいずれか一つを含む短縮キー情報が含まれるか否かを判断する判断部と、
前記ユーザークライアントに提供される第1ウェブページを出力して、前記入力信号に前記短縮キー情報が含まれていると判断された場合に、前記短縮キー情報に対応するコンテンツの第2ウェブページを出力する表示部と、
前記ユーザークライアントからデータを受信し、前記表示部から出力されるデータを前記ユーザークライアントに伝送する通信部と、
を含むことを特徴とするユーザーインターフェース提供サーバー。
【請求項10】
前記ショートカット情報は、コンテンツのウェブページ情報、前記コンテンツの名称情報、前記ユーザーキー情報、及び前記固有キー情報のうち少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする請求項9に記載のユーザーインターフェース提供サーバー。
【請求項11】
前記ショートカット情報は、入力開始情報及び入力終了情報のうち一つ以上をさらに含み、
前記判断部は、前記入力開始情報及び入力終了情報のうち一つ以上を使用して前記入力信号に前記短縮キー情報が含まれるか否かを判断することを特徴とする請求項10に記載のユーザーインターフェース提供サーバー。
【請求項12】
前記ショートカット情報を設定または更新するための設定窓を介して入力される設定情報に基づいて前記ショートカット情報を更新または設定する設定部をさらに含み、
前記設定窓は、前記表示部によって前記第1ウェブページ上の特定位置に出力されることを特徴とする請求項9に記載のユーザーインターフェース提供サーバー。
【請求項13】
前記設定窓は、前記ユーザーキー情報が設定されるコンテンツの選択ためのコンテンツリストが表示される第1窓、ユーザー別に前記ユーザーキー情報が設定されたコンテンツリストが表示される第2窓、前記第1窓に表示されたコンテンツリスト上で選択されたコンテンツに前記ユーザーキー情報を付与するための第1ボタン、前記第2窓に表示されたコンテンツリスト上で選択されたコンテンツのユーザーキー情報を除去するための第2ボタン、及び前記第2窓に表示されたコンテンツリスト上で各コンテンツのユーザーキー情報を変更するための第3ボタンのうち少なくとも一つを含ことを特徴とする請求項12に記載のユーザーインターフェース提供サーバー。
【請求項14】
前記判断部は、前記第1ウェブページが表示される窓が活性化になっている場合に、前記入力信号に前記短縮キー情報が含まれるか否かを判断することを特徴とする請求項9に記載のユーザーインターフェース提供サーバー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−163740(P2009−163740A)
【公開日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−334393(P2008−334393)
【出願日】平成20年12月26日(2008.12.26)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ウィンドウズ
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)