説明

ユーザ装置、サーバ、アップグレードサービスシステム、その方法およびプログラム

【課題】アップグレードキーを使用して容量の増減、冗長性の選択、機能等を変更できる無線装置の管理を容易に行うこと。
【解決手段】無線装置6−1等は、アップグレードキーサポートセンター側装置2によりアップグレード内容情報とユーザ装置の製造番号から生成されたアップグレードキーをダウンロードしてアップグレードし、アップグレードキーサポートセンター側装置2は無線装置6−1等の装置情報を定期的に取得し、不正なアップグレードが行われていないかを監視する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、納入済みアップグレードキー対応のユーザ装置を管理する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、納入済みアップグレードキー対応の無線装置は出荷後のトレースが難しく管理サービスの提供ができなかった。すなわち、無線装置はこれまで容量、冗長構成、ビットレート、LAN、XPICなどの機能変更には客先との契約に従って個別にCDを製造して出荷していた。
【0003】
この種の無線装置は売り切りで出荷後(納入済み)に関しての管理サービスの提供は考えていなかったため、情報を管理できる仕組みが無かった。
【0004】
ここで、ユーザがPCから販売システムのサーバにアクセスする際、ユーザのPC側で起動したアプリケーションプログラムである周辺機器情報検出手段がPCのメモリ容量、コネクタの種類および個数、PCに接続されている周辺機器についての周辺機器情報などを含むPCのハードウェア情報を取得し、ハードウェア情報を販売システムのサーバに通知し、販売システムのサーバ側では、入手したハードウェア情報をもとに、ユーザが導入可能な、既設周辺機器に対しグレードアップできる周辺機器をデータベースからリストアップし、ユーザ別のホームページや電子メールなど用いて各ユーザに通知することで、ユーザ端末の周辺機器のアップグレードサービスを効率的に行える周辺機器アップグレードサービスシステムを提供することを可能にする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2004−46320号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来例においては客先はインターネット経由でアップグレードキーを購入/入手ができない。
【0006】
従来、この種の装置はアップグレードキーを提供するのにCDの形態で製造納入し、購入した顧客は現地(無線装置が設置されている場所)へ搬入し該当装置へPCを接続してCDからデータを読み込み装置へ書き込みを行う。
【0007】
CDでの納入には物の搬送が必要で輸出手続き処理、運搬に時間がかかり、最終目的地に搬入され該当無線装置にインストールするまでには時間を要した。
【0008】
また、CDでの納品のため、自由に何時でもどこからでも短時間でアップグレードキーを入手することはできない。
【0009】
無線装置が設置される場所は通常無人のため、一般にCDの送付先は無線装置が設置された場所とは異なる場所となるため、客先では一端受け取って、該当する現地へ再送付あるいは人が持っていく必要がある。
【0010】
さらに、アップグレードキー購入時に必要となる無線装置の製造番号の管理ができていなかったため、新規にアップグレードキーを注文をするには該当する無線装置の製造番号の確認、現在設定されているキーの状態、を調べてからでないとアップグレードキーの注文は行えない。
【0011】
客先ごとの管理は契約時、納入時など単発的な対応で連続した継続した管理はされていなかったので、客先毎にきめ細かいサポートサービスが提供できなかった。
【0012】
見積もり、購入、設置工事、試験、運用、保守、修理、変更、廃棄など無線装置のライフサイクルに渡った管理もできていなかった。
【0013】
本発明は、以上説明した問題点を解決するためになされたものである。その目的は、アップグレードキーを使用して容量の増減、冗長性の選択、機能等を変更できる無線装置の管理を容易に行うことにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記課題を解決するために、本発明は、ユーザ装置は、サーバによりアップグレード内容情報とユーザ装置の製造番号から生成されたアップグレードキーをダウンロードしてアップグレードし、前記サーバは前記ユーザ装置の装置情報を定期的に取得し、アップグレード内容情報と前記ユーザ装置の製造番号と前記アップグレードキーとが対応付けて記憶されているアップグレードキーデータベースを照合することにより不正なアップグレードが行われていないかを監視するアップグレードサービスシステムを提供する。
【0015】
また、本発明は、サーバによりアップグレード内容情報とユーザ装置の製造番号から生成されたアップグレードキーをダウンロードしてアップグレードし、前記サーバにより装置情報を定期的に取得され、アップグレード内容情報と前記ユーザ装置の製造番号と前記アップグレードキーとが対応付けて記憶されているアップグレードキーデータベースが照合されることにより不正なアップグレードが行われていないかが監視されるユーザ装置を提供する。
【0016】
また、本発明は、アップグレード内容情報とユーザ装置の製造番号から生成したアップグレードキーをユーザ装置にダウンロードさせてアップグレードさせ、前記ユーザ装置の装置情報を定期的に取得し、アップグレード内容情報と前記ユーザ装置の製造番号と前記アップグレードキーとが対応付けて記憶されているアップグレードキーデータベースを照合することにより不正なアップグレードが行われていないかを監視するサーバを提供する。
【0017】
また、本発明は、ユーザ装置が、サーバによりアップグレード内容情報とユーザ装置の製造番号から生成されたアップグレードキーをダウンロードしてアップグレードし、前記サーバが前記ユーザ装置の装置情報を定期的に取得し、アップグレード内容情報と前記ユーザ装置の製造番号と前記アップグレードキーとが対応付けて記憶されているアップグレードキーデータベースを照合することにより不正なアップグレードが行われていないかを監視するアップグレードサービス方法を提供する。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、アップグレードキーを使用して容量の増減、冗長性の選択、機能等を変更できる無線装置の管理を容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には、同一の符号が付されている。
【0020】
まず、図1において、本実施の形態におけるアップグレードサービスシステムの全体構成を示す。
【0021】
1はインターネット、2はアップグレードキーサポートセンター側装置、3は客先がインターネットにアクセスする客先端末(PC)、4は無線装置用監視制御装置(NMS)、5はWindows(登録商標)PCで動作する無線装置に直接接続してアップグレードキーをダウンロードするためのツール、6−1〜6−6はアップグレードキーで容量、機能を設定できる無線装置を示す。
【0022】
アップグレードキーの販売と無線装置の運用管理サービスをインターネットを利用して提供する例について説明する。
【0023】
アップグレードキーの種類は、1)容量と冗長機能を指定するキー、2)通信容量の設定が固定か自由な設定を可能にするかを決める通信容量可変キー、3)LANインターフェイスを有効にするか無効にするかを決めるLANキー、4)XPIC機能を有効にするか無効にするかを決めるXPIC有効/無効キーの4種類がある。
【0024】
図2、図3にアップグレードキーの種類を示す。アップグレードキーとはキーで指定するキーの種類(上記4項目のうちのどれか1項目)、キーを入れる無線装置の製造番号、アップグレードキーのシリアル番号、変更前情報、変更前を検査する/しない、装置製造番号を見る/見ないの6種類のパラメータからなり情報を暗号化し暗号化されたコードが書き込まれたデータファイルがアップグレードキーである。
【0025】
1装置に最大4個のアップグレードキーがダウンロードされる。
【0026】
特定の無線装置の製造番号に紐付けされ、該当する特定の無線装置にのみ有効となる。但し特別に製造番号に紐付けしないキーの生成も可能である。
【0027】
但し、アップグレードキーのシリアル番号はアップグレードキー生成時に付加されるユニークな番号であり、不正にコピーして利用した場合はNMSのアップグレードキー シリアル番号チェック機能にて自動検出される。
【0028】
図4にアップグレードキー サポートセンター側装置の機能構成を示し、図5にはNMSを加えた機能構成図を示す。
【0029】
図4を参照すると、2−1は客先ID、パスワードのチェック、メニュー表示等、客先とのWebインターフェイスを処理するWebインターフェイス機能であり、2−2はサポートサービスの各場面で必要となる客先との電子メールサービスを行う機能であり、2−3は納入済み装置、アップグレードキー情報を管理する機能であり、2−4はアップグレードキーをダウンロードする機能であり、2−5は顧客毎の価格表、契約形態の管理機能であり、2−6はアップグレードキーの注文の受付、製造指示機能であり、2−7は問い合わせ対応サービス機能であり、2−8は客先がWebで受け取るまで、アップグレードキーを保管するサービス機能であり、7は無線装置を製造する部門であり、8はアップグレードキーを生成する部門であり、9は保守・修理を行う部門であり、4−1は無線装置情報をアップグレードキー サポートセンター側装置へ送信するための電子メール機能であり、4−2は無線装置情報を収集し管理する、無線装置情報収集管理機能であり、4−3はアップグレードキー のシリアル番号をチェックする、アップグレードキー シリアル番号チェック機能である。
【0030】
次に、本実施の形態の動作を図面を参照して説明する。
【0031】
まず、前提としてアップグレードキーの売り方には二通りあり、個別指定での販売と、包括契約の販売、包括契約は期間を一年間とし、アップグレードキーの個数を決める契約と種類を決める契約とがあり、4種類の組み合わせがある。すなわち、1)個数限定 種類限定、2)個数限定 種類自由、3)個数自由 種類限定、4)個数自由 種類自由である。
【0032】
実施例1:個別契約
アップグレードキーを個別に販売するケースで図6のフローを参照すると、サービスの提供手順は以下のとおりである。
【0033】
まず、1)アップグレードキー対応無線装置を最初に納入する段階で客先へアップグレードキーサポートセンター側装置へログインするためのユーザーIDコードとパスワードを提供する。
【0034】
次に、2)客先は受け取ったIDコードとパスワードを使用して指定Webへログイン、し各種のサービスを受ける。
【0035】
主なサービスの内容は、1.購入済み無線装置の一覧を見ることができる、2.アップグレードキーの価格表が見られる、3.購入依頼ができる、4.解らないことがあれば問い合わせができる。5.購入済みアップグレードキーを一定期間保存できる、6.購入済みアップグレードキーを選んでダウンロードできるなどである。
【0036】
アップグレードキー(容量と冗長構成の選択)の選択には、図7に示すように、左縦列に現状のキー情報を上横列には変更後の希望状態が表示されマトリクスの交点を選ぶことで必要なキー、インターフェイスカード、価格などの情報が得られる。また、納入済み装置情報を利用しマトリクス表示では客先で購入可能なアプグレードキーの部分のみ選択できるボタンを表示させ、選択をしやすく、また購入ミスを防いでいる。
【0037】
なお、購入はWebまたは従来通り、営業を窓口にした契約も可能である。
【0038】
再発行手続きも簡単に行える。
【0039】
実施例2:包括契約でのサービス提供
包括契約でのサービスフローを図8に示す。
【0040】
2−1)個数限定、種類限定で期間1年間の包括契約を締結する。契約時に指定されたキーを指定された最大個数まで、Webからダウンロードできる契約である。
【0041】
2−2)個数限定、種類自由で期間1年間の包括契約を締結する。契約時に指定された最大個数まで、好きなキーをWebからダウンロードできる契約である。
【0042】
2−3)個数自由、種類限定で期間1年間の包括契約を締結する。契約時に指定されたキーを個数無制限で、Webからダウンロードできる契約である。
【0043】
2−4)個数自由、種類自由で期間1年間の包括契約を締結する。好きなキー(種類自由)を好きなだけ(個数自由)、Webからダウンロードできる契約である。
【0044】
NMSと統合したサービス提供について、図5に機能構成、図9に無線装置情報をNMSから受け取るフローを示す。
【0045】
NMSの持つ無線装置情報の収集機能、無線装置管理機能、アップグレードキー サポートセンター側装置との通信のための電子メール機能を利用して定期的に顧客の運用している無線装置から管理情報を入手しトータル的な管理サービスが提供できる。
【0046】
上記の本実施の形態によれば、アップグレードキーの購入、アップグレードキーのダウンロードサービスをWebで提供できる。また、アップグレードキーの種類を限定しない、自由な形態での契約ができる。また、客先毎に個別の条件で商行為ができる。さらに、客先購入済み装置の設備管理サービスの提供やアップグレードキーの保管サービスが提供できる。
【0047】
さらに以下の効果がある。
1)納入済みアップグレードキー対応の無線装置の管理サービスの提供が可能となる。従来この種の無線装置は売り切りで出荷後(納入済み)に関しての管理サービスの提供は行っていなかったが、出荷管理DBに客先コード、装置製造番号、アップグレードキー製品コードを加え管理することで納入済みアップグレードキー対応の無線装置の管理サービスの提供を可能とする。
【0048】
2)客先はインターネット経由でアップグレードキーを購入/入手ができる。アップグレードキーの購入/入手ができるアップグレードキー サービスセンターを開設することで、自由に何時でもどこからでも購入/入手が可能となる。アップグレードキーの容量、冗長性選択はマトリクス表示を利用することで容易に選択ができ、また関連して必要となるモジュール(インターフェイスカード、モデモカードなど)情報、価格情報を同時に知ることができる。
【0049】
3)アップグレードキー購入時に必要となる無線装置の製造番号は出荷管理DBでの納入済み装置データを管理をすることで容易に特定できる。
【0050】
4)客先毎にきめ細かいサポートサービスが提供できる。(2−1)アップグレードキーWeb インターフェイス機能、(2−2)電子メール機能、(2−3)納入済み装置、アップグレードキー情報管理機能、(2−4)アップグレードキーのダウンロード機能、(2−5)顧客毎の価格表、契約形態管理機能、(2−6)注文の受付、製造指示機能、(2−7)問い合わせ対応サービス機能、(2−8)アップグレードキー保管サービス機能を備えるアップグレードキー サポートセンター側装置を構築することで客先へきめ細かいサポートサービスが提供可能となる。また、NMSとの連携で現地運用状況情報を加えることで、より良いサービスの提供が可能となる。
【0051】
5)アップグレードキー購入時に必要となる装置の製造番号の管理ができる。納入済みアップグレードキー対応の無線装置の設備管理サービスを提供することで顧客は購入済み無線装置の製造番号を容易に選択でき、無線装置のアップグレードキーの購入が容易にできる。
【0052】
6)容量冗長性アップグレードキーの選択には変更前/変更後が一目でわかるマトリクス表示画面を利用して容易に選択ができ、また関連して必要となるモジュール(インターフェイスカード、モデムカードなど)情報、価格情報も提供できる。
【0053】
7)顧客毎の納入済みリスト、価格リスト、サービスレベル、契約条件を表示し顧客毎へのきめ細かいサポートサービスが提供できる。
【0054】
8)無線装置のライフサイクル管理サービスの提供ができる。見積もり、購入、設置工事、試験、運用、保守、修理、変更、廃棄など無線装置のライフサイクルに渡った管理ができる。さらにNMSとの連携でより細かいサービスを提供できる。
【0055】
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、客先端末、アップグレードキー サポートセンター及びNMSの機能を実現するためのプログラムを各装置に読込ませて実行することにより各装置の機能を実現する処理を行ってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるCD−ROMまたは光磁気ディスクなどを介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線などを介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
【0056】
本発明は、Webを使用してのソフトウエア、ファームウエア、ドキュメント、ライセンスの販売/提供システムや顧客単位に個別に管理が必要なWebで提供できる電子情報の販売/管理サービスなどのサービスを提供するビジネス分野に広く適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明の実施の形態におけるアップグレードサービスシステムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるアップグレードキーの種類を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるアップグレードキーの種類を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるアップグレードキー サポートセンター側装置の機能構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるNMSを加えた機能構成図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるアップグレードキーを個別に販売するケースのフローを示す図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるマトリクス表示図である。
【図8】本発明の実施の形態における包括契約でのサービスフローを示す図である。
【図9】本発明の実施の形態における無線装置情報をNMSから受け取るフローを示す図である。
【符号の説明】
【0058】
1 インターネット
2 アップグレードキーサポートセンター側装置
3 客先端末(PC)
4 無線装置用監視制御装置(NMS)
5 ツール
6−1〜6−6 無線装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ装置は、サーバによりアップグレード内容情報とユーザ装置の製造番号から生成されたアップグレードキーをダウンロードしてアップグレードし、前記サーバは前記ユーザ装置の装置情報を定期的に取得し、アップグレード内容情報と前記ユーザ装置の製造番号と前記アップグレードキーとが対応付けて記憶されているアップグレードキーデータベースを照合することにより不正なアップグレードが行われていないかを監視することを特徴とするアップグレードサービスシステム。
【請求項2】
前記ユーザ装置は、客先端末および/またはNMSを介して前記サーバと接続されることを特徴とする請求項1記載のアップグレードサービスシステム。
【請求項3】
サーバによりアップグレード内容情報とユーザ装置の製造番号から生成されたアップグレードキーをダウンロードしてアップグレードし、前記サーバにより装置情報を定期的に取得され、アップグレード内容情報と前記ユーザ装置の製造番号と前記アップグレードキーとが対応付けて記憶されているアップグレードキーデータベースが照合されることにより不正なアップグレードが行われていないかが監視されることを特徴とするユーザ装置。
【請求項4】
客先端末および/またはNMSを介して前記サーバと接続されることを特徴とする請求項3記載のユーザ装置。
【請求項5】
アップグレード内容情報とユーザ装置の製造番号から生成したアップグレードキーをユーザ装置にダウンロードさせてアップグレードさせ、前記ユーザ装置の装置情報を定期的に取得し、アップグレード内容情報と前記ユーザ装置の製造番号と前記アップグレードキーとが対応付けて記憶されているアップグレードキーデータベースを照合することにより不正なアップグレードが行われていないかを監視することを特徴とするサーバ。
【請求項6】
ユーザ装置が、サーバによりアップグレード内容情報とユーザ装置の製造番号から生成されたアップグレードキーをダウンロードしてアップグレードし、前記サーバが前記ユーザ装置の装置情報を定期的に取得し、アップグレード内容情報と前記ユーザ装置の製造番号と前記アップグレードキーとが対応付けて記憶されているアップグレードキーデータベースを照合することにより不正なアップグレードが行われていないかを監視することを特徴とするアップグレードサービス方法。
【請求項7】
前記ユーザ装置は、客先端末および/またはNMSを介して前記サーバと接続されることを特徴とする請求項6記載のアップグレードサービス方法。
【請求項8】
コンピュータに請求項3から5のいずれか1項に記載の機能を実現させることを特徴とするプログラム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2008−117078(P2008−117078A)
【公開日】平成20年5月22日(2008.5.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−298188(P2006−298188)
【出願日】平成18年11月1日(2006.11.1)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】