説明

ライセンス管理装置、情報処理装置、ライセンス管理方法及び情報処理方法

【課題】複数のユーザでアプリケーションコンポーネントのライセンスを有効に共用可能にすることを目的とする。
【解決手段】ネットワークを介して複数の情報処理装置と通信可能なライセンス管理装置であって、情報処理装置で動作するアプリケーションの使用、又はアプリケーションの動作機能の追加の許可に関するポイント数を記憶する記憶手段と、アプリケーションの使用、又はアプリケーションの動作機能の追加要求に伴い使用されるポイント数が、記憶手段に記憶されている、使用可能ポイント数を超えるか否かに基づいて、要求されたアプリケーションの使用、又はアプリケーションの動作機能の追加を許可するか否かを判定する判定手段と、を有することによって課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ライセンス管理装置、情報処理装置、ライセンス管理方法及び情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、アプリケーションコンポーネントを購入したユーザがそのアプリケーションコンポーネントを複数のユーザで有効に動作させることができるようにするため、アプリケーションコンポーネントのライセンス(使用権)を管理する技術が発達してきている。
【0003】
アプリケーションコンポーネントのライセンスを管理する方式としては、一般に、フローティングライセンス方式、ノードロックライセンス方式、ユーザライセンス方式と呼ばれるものがある。
以下に、これらのライセンス方式の動作概要を説明する。
【0004】
フローティングライセンス方式は、複数のコンピュータをネットワークにより相互に通信可能に接続したシステムに適用される方式である。
そのコンピュータのうちサーバとなるものにライセンス確認プログラムが常駐しており、クライアントでアプリケーションコンポーネントを起動すると、そのアプリケーションコンポーネントがサーバのライセンス確認プログラムを呼び出す。
【0005】
呼び出されたライセンス確認プログラムは、クライアントのアプリケーションコンポーネントから送られてくる情報に基づいて動作環境をチェックし、適正であればクライアントのアプリケーションコンポーネントに動作許可を与える。
したがって、この方式によりネットワークに接続された複数のコンピュータにおいて同時に同じアプリケーションコンポーネントを動作させるためには、同時に起動させるアプリケーションコンポーネントの数だけライセンスが必要となる。
【0006】
ノードロックライセンス方式は、各コンピュータのホストIDを用いてライセンスを管理する方式である。該当ホストで実行されるならば、ユーザ名やユーザ数に制限がない方式である。
つまり、アプリケーションコンポーネントは、予め登録されたコンピュータのみで起動される。
【0007】
この方式により複数のコンピュータにおいて同時に同じアプリケーションコンポーネントを動作させるためには、そのコンピュータの数だけライセンスが必要となる。
【0008】
ユーザライセンス方式は、ライセンス管理にユーザIDを使用し、予め登録されたユーザのみがアプリケーションコンポーネントを起動できるようにした方式である。
【0009】
このユーザライセンス方式も、基本的にはノードロックライセンス方式と同じで、複数のユーザが同時に同じアプリケーションコンポーネントを動作させるためには、そのユーザ数だけライセンスが必要となる。
【0010】
【特許文献1】特開2003−122537号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかしながら上述したフローティングライセンス方式による管理では、複数種類のアプリケーションコンポーネントをネットワークに接続された複数のコンピュータにおいて起動する場合、ライセンスを同時に起動する数だけそれぞれ用意しなければならない。
【0012】
あるアプリケーションコンポーネントのライセンスは全部使用されており、追加で起動できないが、他のアプリケーションコンポーネントのライセンスは残っているという状況が多々見受けられる。このように高価なアプリケーションコンポーネントのライセンスが有効に共用されていない問題がある。
【0013】
また、上述したノードロックライセンス方式による管理では、アプリケーションコンポーネントを複数のコンピュータで同時に使用する場合には、そのコンピュータの数だけライセンスを用意しなければならない。個人管理のコンピュータが増えている現在、他人がライセンスされているコンピュータを使用することは難しく、複数のユーザでアプリケーションコンポーネントのライセンスを有効に共用されない問題がある。
【0014】
また、上述したユーザライセンス方式による管理では、アプリケーションコンポーネントを複数のコンピュータで同時に使用する場合には、そのユーザの数だけライセンスを用意しなければならない。1つのライセンスを複数のユーザで共用することは許されないため、同時使用しない場合においても、アプリケーションコンポーネントのライセンスがユーザ数分必要となる問題がある。
【0015】
本発明は、このような問題点に鑑みなされたもので、複数のユーザでアプリケーションコンポーネントのライセンスを有効に共用可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
そこで、本発明は、ネットワークを介して複数の情報処理装置と通信可能なライセンス管理装置であって、前記情報処理装置で動作するアプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加の許可に関するポイント数を記憶する記憶手段と、前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加要求に伴い使用されるポイント数が、前記記憶手段に記憶されている、使用可能ポイント数を超えるか否かに基づいて、要求された前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加を許可するか否かを判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
【0017】
また、本発明は、ネットワークを介してライセンス管理装置と通信可能な情報処理装置であって、前記情報処理装置で動作するアプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加要求に伴い使用されるポイント数を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている、前記ポイント数を含む、前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加の許可の要求を前記ライセンス管理装置に送信する送信手段と、前記要求に対応する前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加が許可されたか否かに関する情報を前記ライセンス管理装置より受信する受信手段と、前記受信手段において受信された前記情報に基づいて、前記前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加が許可されたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加が許可されたと判定された場合、前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加を行う実行手段と、を有することを特徴とする。
【0018】
また、本発明は、ライセンス管理方法、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体としてもよい。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、複数のユーザでアプリケーションコンポーネントのライセンスを有効に共用可能にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
【0021】
<実施形態1>
図1は、アプリケーション機能提供システムを示す全体構成図である。
図1に示されるように、アプリケーション機能提供システムは、ユーザの端末装置101〜105と、ライセンスサーバ100とを有し、これら端末装置101〜105とライセンスサーバ100とはネットワーク106を介して相互に通信可能に接続されている。
なお、ネットワーク106は、例えばLANから構成されている。
【0022】
図2は、ライセンス管理装置の一例であるライセンスサーバ100の構成を示す図である。図2に示されるように、ライセンスサーバ100は、ライセンスサーバ100全体を制御するCPU201を有している。CPU201が、記憶装置203に記憶されているプログラムに基づき動作することによって、例えば後述するライセンスサーバ100に関係するフローチャートの各処理を実行する。
【0023】
CPU201には、バス200を介して、キーボードやマウス等からなる入力装置202、記憶装置203、表示装置204、通信インタフェース装置205及びタイマー206が接続されている。
【0024】
記憶手段の一例である記憶装置203は、例えば、ROM、RAM、ハードディスク装置等からなる。
記憶装置203は、端末装置101〜105で使用可能なアプリケーションの種類、アプリケーションの使用及び/又は動作機能を追加するための契約ポイント数、残ポイント数を、図3に示す契約ポイント管理テーブルT1のような形式で記憶している。図3は、契約ポイント管理テーブルT1を示す図である。
【0025】
表示装置204は、例えば契約ポイント管理テーブルの内容等を表示するディスプレイであり、CRT又はLCD等からなる。通信インタフェース装置205は、端末装置101〜105との間でデータや信号の授受を可能にする。
【0026】
図4は、情報処理装置の一例である端末装置101〜105の構成を示す図である。図4に示されるように、端末装置101〜105は、端末装置全体を制御するCPU301を有している。CPU301が、記憶装置303に記憶されているプログラムに基づき動作することによって、例えば後述する端末装置に関係するフローチャートの各処理を実行する。
【0027】
CPU301には、バス300を介して、キーボードやマウス等からなる入力装置302、記憶装置303、表示装置304、通信インタフェース装置305及びタイマー306が接続されている。
【0028】
記憶手段の一例である記憶装置303は、例えば、ROM、RAM、ハードディスク装置等からなる。
記憶装置303は、端末装置101〜105で実行されるアプリケーションコンポーネントや動作機能追加に関するプログラム(プラグイン)を記憶している。また、記憶装置303は、アプリケーションの使用及び/又は動作機能を追加するために必要なポイント数を、例えば、後述する図6に示すような形式で保持している。
【0029】
表示装置304は、例えばエラー等を表示するディスプレイであり、CRT又はLCD等からなる。通信インタフェース装置305は、ライセンスサーバ100との間でデータや信号の授受を可能にする。
【0030】
図5は、アプリケーション追加処理の一例を示すフローチャートである。
アプリケーション機能提供システム内では、アプリケーションA、アプリケーションB、アプリケーションCの使用が許可されている。また、端末装置101において合計ポイント数15ポイントのアプリケーションBが使用されている状態で、ライセンスサーバ100は、図3に示す契約ポイント管理テーブルT1を記憶している。
【0031】
ステップS10において、ライセンスサーバ100は、図1に示す端末装置102より新規アプリケーションAの使用要求を受信する。つまり、端末装置102は、ライセンスサーバ100に対して、新規アプリケーションAの使用要求を送信する。
【0032】
図6は、アプリケーションA管理データD1の一例を示す図である。なお、端末装置102は、前記使用要求に、新規アプリケーションAを使用するために必要なポイント数、つまり図6に示すアプリケーションA管理データD1の合計ポイントである10ポイントを示す情報を含める。
【0033】
ステップS11において、ライセンスサーバ100は、使用要求に含まれる情報が示す10ポイントを契約ポイント管理テーブルT1の残ポイント(使用可能ポイント数)より減算する(ポイント数制御)。
【0034】
ステップS12において、ライセンスサーバ100は、減算した結果に基づいて、契約ポイント管理テーブルT1の残ポイントが不足するか否かを判定する。ライセンスサーバ100は、契約ポイント管理テーブルT1の残ポイントが不足すると判定すると(ステップS12においてYES)、ステップS13に進む。一方、ライセンスサーバ100は、契約ポイント管理テーブルT1の残ポイントが不足しないと判定すると(ステップS12においてNO)、ステップS14に進む。なお、ステップS12の処理は、ライセンスサーバ100が、アプリケーションの使用要求に伴い使用されるポイント数が、契約ポイント管理テーブルT1の残ポイントを超えるか否かを判定するということもできる。
【0035】
ステップS13において、ライセンスサーバ100は、判定結果であるアプリケーションの使用を許可しないことを示す情報を使用要求の要求側である端末装置102に送信(通知)する。端末装置102は、前記情報をライセンスサーバ100より受信する。そして、端末装置102は、ライセンスサーバ100より受信した情報に基づいて、アプリケーションの使用が許可されたか否かを判定する。端末装置102は、アプリケーションの使用が許可されなかったと判定すると、アプリケーションの使用が許可されなかったことを示すエラーを表示装置304に表示する。
【0036】
ステップS14において、ライセンスサーバ100は、減算した残ポイントを用いて、契約ポイント管理テーブルを更新する。つまり、ライセンスサーバ100は、契約ポイント管理テーブルT1を図7に示す契約ポイント管理テーブルT2とする。図7は、契約ポイント管理テーブルT2を示す図である。
【0037】
続いて、ステップS15において、ライセンスサーバ100は、端末装置102によるアプリケーションAの使用を許可する。例えば、ライセンスサーバ100は、アプリケーションAの使用を許可することを示す情報を端末装置102に送信する。端末装置102は、前記情報をライセンスサーバ100より受信し、この情報に基づいて、アプリケーションの使用が許可されたか否かを判定する。端末装置102は、アプリケーションの使用が許可されたと判定すると、例えば、アプリケーションAの使用を開始する。
【0038】
ライセンスサーバ100は例えばアプリケーションAの使用が終了したことを示す通知を端末装置102より受け取ると、契約ポイント管理テーブルT2の残ポイント5にアプリケーションAを使用するために必要なポイント数10を加算する(ポイント数制御)。
【0039】
以上、上述したように本実施形態によれば、複数種類のアプリケーション(アプリケーションコンポーネント)を、ライセンスサーバに記憶されているポイント数分、起動し、使用することができる。つまり、ライセンスサーバに記憶されているポイントが足りなくなるまでアプリケーションの種類、また使用するユーザ、コンピュータの数を限定することなく、アプリケーションを使用することができる。
【0040】
<実施形態2>
上述した実施形態では、アプリケーションの使用を例に説明を行った。以下、本実施形態では、動作機能の追加を例に説明を行う。ただし、本実施形態では、上述した実施形態と異なる点を主に説明する。
【0041】
図8は、動作機能追加(プラグイン追加)処理の一例を示すフローチャートである。
アプリケーション機能提供システム内では、アプリケーションA、アプリケーションB、アプリケーションCの使用が許可されている。また、端末装置101において合計ポイント数10ポイントのアプリケーションAが使用されている状態で、ライセンスサーバ100は図9に示す契約ポイント管理テーブルT3を記憶している。図9は、契約ポイント管理テーブルT3を示す図である。なお、端末装置101は、図6に示すアプリケーションA管理データD1を記憶している。
【0042】
ステップS20において、端末装置101(又は端末装置101上で動作しているアプリケーションA)は、ユーザ等よりプラグインaの追加要求を受け取る。すると端末装置101は、ライセンスサーバ100に対して、プラグインaの追加要求を送信する。なお、端末装置101は、前記追加要求に、プラグインaを追加するために必要なポイント数、つまり図10に示すプラグインa設定ファイルF1のポイントである5ポイントを示す情報を含める。図10は、プラグインa設定ファイルF1を示す図である。
ライセンスサーバ100は、端末装置101よりプラグインaの追加要求を受信する。
【0043】
ステップS21において、ライセンスサーバ100は、受信した追加要求に含まれる情報が示す5ポイントを契約ポイント管理テーブルT3の残ポイントより減算する。
【0044】
ステップS22において、ライセンスサーバ100は、減算した結果に基づいて、契約ポイント管理テーブルT3の残ポイントが不足するか否かを判定する。ライセンスサーバ100は、契約ポイント管理テーブルT3の残ポイントが不足すると判定すると(ステップS22においてYES)、ステップS23に進む。一方、ライセンスサーバ100は、契約ポイント管理テーブルT3の残ポイントが不足しないと判定すると(ステップS22においてNO)、ステップS24に進む。
【0045】
ステップS23において、ライセンスサーバ100は、プラグインの追加を許可しないことを示す情報を端末装置101に送信する。端末装置101は、前記情報をライセンスサーバ100より受信すると、前記情報に基づいて、プラグインの追加を許可されたか否かを判定する。端末装置101は、プラグインの追加が許可されなかったと判定すると、プラグインの追加が許可されなかったことを示すエラーを表示装置304に表示する。
【0046】
ステップS24において、ライセンスサーバ100は、減算した残ポイントを用いて、契約ポイント管理テーブルを更新する。つまり、ライセンスサーバ100は、契約ポイント管理テーブルT3を図11に示す契約ポイント管理テーブルT4とする。図11は、契約ポイント管理テーブルT4を示す図である。
【0047】
ステップS25において、ライセンスサーバ100は、例えば、プラグインの追加(及びプラグインによって追加される動作機能の使用)を許可することを示す情報を端末装置101に送信する。
【0048】
ステップS26において、端末装置101は、前記情報をライセンスサーバ100より受信すると、前記情報に基づいて、プラグインの追加をされたか否かを判定する。端末装置101は、プラグインの追加が許可されたと判定すると、図6に示すアプリケーションA管理データD1にプラグインaが有する図10に示すプラグインa設定ファイルF1に記載されたポイント数を加算する。つまり、端末装置101は、図6に示すアプリケーションA管理データD1を図12に示すアプリケーションA管理データD2と更新する。図12は、アプリケーションA管理データD2を示す図である。
【0049】
そして、端末装置101は、プラグインを追加し、新たな動作機能をアプリケーションAに追加(及び使用)する。
【0050】
なお、端末装置101(又は端末装置101上で動作しているアプリケーションA)は、プラグインaの削除要求を受信する。すると、端末装置101は、図12に示すアプリケーションA管理データD2からプラグインaに関する情報を削除し、図6に示すアプリケーションA管理データD1に更新する。そして、端末装置101は、例えば、プラグインaを削除したこと示す情報を含むプラグイン削除通知をライセンスサーバ100に送信する。
【0051】
ライセンスサーバ100は、前記通知を端末装置101より受け取ると、契約ポイント管理テーブルT4の残ポイント15に、プラグインaを追加するために必要なポイント数5を加算する。
【0052】
以上、上述したように本実施形態によれば、複数種類のプラグインを、ライセンスサーバに記憶されているポイント数分、追加し、例えばアプリケーションに新たな機能を追加することができる。つまり、ライセンスサーバに記憶されているポイントが足りなくなるまでプラグインの種類、また使用するユーザ、コンピュータの数を限定することなく、新たな機能を追加することができる。
【0053】
<実施形態3>
上述した実施形態では、ライセンスサーバ100と、端末装置と、がネットワーク106を介して接続されている状態でのアプリケーションの使用や、動作機能の追加を例に説明を行った。以下、本実施形態では、動作機能の追加を例に説明を行う。ただし、本実施形態では、上述した実施形態と異なる点を主に説明する。
【0054】
図13は、端末装置101における端末装置切り離し処理の一例を示すフローチャートである。また、図14は、ライセンスサーバ100における端末装置切り離し処理の一例を示すフローチャートである。
【0055】
アプリケーション機能提供システム内では、アプリケーションA、アプリケーションB、アプリケーションCの使用が許可されている。また、端末装置101において合計ポイント数15ポイントのアプリケーションBが使用されている状態で(ステップS30、ステップS40)、ライセンスサーバ100は図3に示す契約ポイント管理テーブルT1を記憶している。
【0056】
このような状態で端末装置101は、ユーザ等よりネットワーク106からの切り離し要求を受け取る。するとステップS31において、端末装置101は、ライセンスサーバ100に対して、ネットワーク106からの切り離しを通知する。なお、端末装置101は、前記切り離しの通知に、合計ポイント数15ポイントを示す情報と、切り離し使用許可時間720と、を含める。なお、切り離し使用許可時間は、予め定められたものを用いるようにしてもよいし、例えばユーザ等が設定したものを用いるようにしてもよい。端末装置101は、切り離しの通知をライセンスサーバ100に対して送信したあと、端末装置101をネットワーク106より切り離す。
【0057】
続いて、ステップS32において、端末装置101は、タイマー306を起動(セット)する。ステップS33において、端末装置101は、アプリケーション管理データに、切り離し使用許可時間を追加し、アプリケーション管理データを更新する(図15参照)。図15は、アプリケーションB管理データD3を示す図である。
【0058】
一方、ステップS41において、ライセンスサーバ100は、端末装置101より、切り離しの通知を受け取る。続いて、ステップS42において、ライセンスサーバ100は、タイマー206を起動(セット)する。
【0059】
ステップS43において、ライセンスサーバ100は、切り離しの通知に含まれるポイント数(=切り離しポイント数)と、切り離し使用許可時間と、を契約ポイント管理テーブルT1に追加し、契約ポイント管理テーブルを更新する。つまり、ライセンスサーバ100は、契約ポイント管理テーブルT1を図16に示す契約ポイント管理テーブルT5とする。図16は、契約ポイント管理テーブルT5を示す図である。
【0060】
図17は、端末装置101における端末装置接続処理の一例を示すフローチャートである。また、図18は、ライセンスサーバ100における端末装置接続処理の一例を示すフローチャートである。
【0061】
ステップS50において、端末装置101は、ユーザ等よりネットワーク106への接続要求を受け取ると、端末装置101をネットワーク106に接続し、ライセンスサーバ100に対して、ネットワーク106への接続を通知する。
【0062】
ステップS51において、端末装置101は、アプリケーションB管理データD3に含まれる切り離し使用許可時間と、タイマー306と、を比較し、タイマー306が示す経過時間が切り離し使用許可時間内か否かを判定する(時間判定)。端末装置101は、タイマー306が示す経過時間が切り離し使用許可時間内であると判定すると(ステップS51においてYES)、ステップS54に進む。一方、端末装置101は、タイマー306が示す経過時間が切り離し使用許可時間内でないと判定すると(ステップS51においてNO)、ステップS52に進む。
【0063】
ステップS52において、端末装置101は、アプリケーションB管理データD3を削除し、アプリケーションの使用及び/又は動作機能の追加(及び使用)の許可を無効にする(無効化する)。続いて、ステップS53において、端末装置101は、表示装置304に、例えばアプリケーションの使用及び/又は動作機能の追加(及び使用)の許可を無効にしたことを示すエラーを表示する。
【0064】
一方、ステップS54において、端末装置101は、図15に示すようなアプリケーションB管理データD3より、切り離し使用許可時間を削除することにより、アプリケーション管理データを更新する。
【0065】
ステップS55において、端末装置101は、タイマー306をリセットする。
【0066】
一方、ステップS60において、ライセンスサーバ100は、端末装置101より、接続の通知を受け取る。続いて、ステップS61において、ライセンスサーバ100は、契約ポイント管理テーブルT5の切り離し使用許可時間と、タイマー206と、を比較し、タイマー206が示す経過時間が切り離し使用許可時間内か否かを判定する(時間判定)。
【0067】
ライセンスサーバ100は、タイマー206が示す経過時間が切り離し使用許可時間内であると判定すると(ステップS61においてYES)、ステップS63に進む。一方、ライセンスサーバ100は、タイマー206が示す経過時間が切り離し使用許可時間内でないと判定すると(ステップS61においてNO)、ステップS62に進む。
【0068】
ステップS62において、ライセンスサーバ100は、契約ポイント管理テーブルT5の残ポイントに切り離しポイントを加算する。
【0069】
ステップS63において、ライセンスサーバ100は、契約ポイント管理テーブルT5の切り離しポイントと、切り離し使用許可時間と、を削除し、契約ポイント管理テーブルを更新する。
【0070】
続いて、ステップS64において、ライセンスサーバ100は、タイマー206をリセットする。
【0071】
以上、上述したように本実施形態によれば、端末装置をネットワークから切り離した場合であっても、アプリケーションの使用、又は動作機能の追加が許可されていた場合、定められた制限内でアプリケーションを使用、又は動作機能を追加することができる。
【0072】
なお、本実施形態では、端末装置101からライセンスサーバ100に対して、切り離しの通知や、接続の通知を行うよう説明した。しかしながら、合計ポイント(切り離しポイント)や、切り離し使用許可時間を端末装置101と、ライセンスサーバ100と、が例えば予め共有しているとする。この様な場合、ネットワーク106からの切り離しや、接続を検知したときに、端末装置101はS31〜S33の処理を、また、ライセンスサーバ100はS41〜S43の処理を実行するようにしてもよい。
【0073】
<実施形態4>
上述した実施形態3では、端末装置101がネットワーク106に接続されてから、端末装置101及びライセンスサーバ100において、タイマーが示す経過時間が切り離し使用許可時間内か否かの判定を行う例を説明した。しかしながら、本実施形態では、端末装置101及びライセンスサーバ100は、端末装置101がネットワーク106から切り離されたときから、タイマーが示す経過時間が切り離し使用許可時間を越えていないかどうか監視する例を説明する。
【0074】
図19は、端末装置101における監視処理の一例を示すフローチャートである。また、図20は、ライセンスサーバ100における監視処理の一例を示すフローチャートである。
【0075】
ステップS70において、端末装置101は、アプリケーションB管理データD3に含まれる切り離し使用許可時間と、タイマー306と、を比較し、タイマー306が示す経過時間が切り離し使用許可時間内か否かを判定する。端末装置101は、タイマー306が示す経過時間が切り離し使用許可時間内であると判定すると(ステップS70においてYES)、再びステップS70の処理を繰り返す。一方、端末装置101は、タイマー306が示す経過時間が切り離し使用許可時間内でないと判定すると(ステップS70においてNO)、ステップS71に進む。
【0076】
ステップS71において、端末装置101は、アプリケーションB管理データD3を削除し、アプリケーションの使用及び/又は動作機能の追加(及び使用)の許可を無効にする。続いて、ステップS72において、端末装置101は、表示装置304に、例えばアプリケーションの使用及び/又は動作機能の追加(及び使用)の許可を無効にしたことを示すエラーを表示する。
【0077】
一方、ステップS80において、ライセンスサーバ100は、契約ポイント管理テーブルT5の切り離し使用許可時間と、タイマー206と、を比較し、タイマー206が示す経過時間が切り離し使用許可時間内か否かを判定する。
【0078】
ライセンスサーバ100は、タイマー206が示す経過時間が切り離し使用許可時間内であると判定すると(ステップS80においてYES)、ステップS80の処理を繰り返す。一方、ライセンスサーバ100は、タイマー206が示す経過時間が切り離し使用許可時間内でないと判定すると(ステップS80においてNO)、ステップS81に進む。
【0079】
ステップS81において、ライセンスサーバ100は、契約ポイント管理テーブルT5の残ポイントに切り離しポイントを加算する。
【0080】
なお、本実施形態の場合であっても、端末装置101がネットワーク106に接続されると、端末装置101は実施形態3の図17に示した処理を、また、ライセンスサーバ100は実施形態3の図18に示した処理を実行してもよい。
【0081】
以上、上述したように本実施形態によれば、端末装置101がネットワーク106から切り離されてから切り離し使用許可時間が経過した時点でアプリケーションの使用、又は動作機能の追加(及び使用)の許可を無効とすることができる。
【0082】
<その他の実施形態>
本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を記録した記憶媒体(記録媒体)をシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(CPUやMPU)が前記ソフトウェアを実行することでも達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたソフトウェア自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのソフトウェアを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
【0083】
また、前記ソフトウェアの実行により前記機能が実現されるだけでなく、そのソフトウェアの指示により、コンピュータ上で稼働するオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行い、それによって上記機能が実現される場合も含む。
【0084】
また、前記ソフトウェアがコンピュータに接続された機能拡張カードやユニットのメモリに書き込まれ、そのソフトウェアの指示により、前記カードやユニットのCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、それによって前記機能が実現される場合も含む。
【0085】
本発明を前記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するソフトウェアが格納される。
【0086】
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。なお、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0087】
【図1】アプリケーション機能提供システムを示す全体構成図である。
【図2】ライセンス管理装置の一例であるライセンスサーバ100の構成を示す図である。
【図3】契約ポイント管理テーブルT1を示す図である。
【図4】情報処理装置の一例である端末装置101〜105の構成を示す図である。
【図5】アプリケーション追加処理の一例を示すフローチャートである。
【図6】アプリケーションA管理データD1の一例を示す図である。
【図7】契約ポイント管理テーブルT2を示す図である。
【図8】動作機能追加(プラグイン追加)処理の一例を示すフローチャートである。
【図9】契約ポイント管理テーブルT3を示す図である。
【図10】プラグインa設定ファイルF1を示す図である。
【図11】契約ポイント管理テーブルT4を示す図である。
【図12】アプリケーションA管理データD2を示す図である。
【図13】端末装置101における端末装置切り離し処理の一例を示すフローチャートである。
【図14】ライセンスサーバ100における端末装置切り離し処理の一例を示すフローチャートである。
【図15】アプリケーションB管理データD3を示す図である。
【図16】契約ポイント管理テーブルT5を示す図である。
【図17】端末装置101における端末装置接続処理の一例を示すフローチャートである。
【図18】ライセンスサーバ100における端末装置接続処理の一例を示すフローチャートである。
【図19】端末装置101における監視処理の一例を示すフローチャートである。
【図20】ライセンスサーバ100における監視処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0088】
100 ライセンスサーバ
101 端末装置
102 端末装置
103 端末装置
104 端末装置
105 端末装置
200 バス
201 CPU
202 入力装置
203 記憶装置
204 表示装置
205 通信インタフェース装置
206 タイマー
300 バス
301 CPU
302 入力装置
303 記憶装置
304 表示装置
305 通信インタフェース装置
306 タイマー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークを介して複数の情報処理装置と通信可能なライセンス管理装置であって、
前記情報処理装置で動作するアプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加の許可に関するポイント数を記憶する記憶手段と、
前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加要求に伴い使用されるポイント数が、前記記憶手段に記憶されている、使用可能ポイント数を超えるか否かに基づいて、要求された前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加を許可するか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とするライセンス管理装置。
【請求項2】
前記判定手段により前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加を許可すると判定された場合、前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加に必要なポイント数を前記記憶手段に記憶されている、使用可能ポイント数より減算するポイント数制御手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載のライセンス管理装置。
【請求項3】
前記アプリケーションが終了、又は追加された前記アプリケーションの動作機能が削除されたとき、前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加に必要なポイント数を前記記憶手段に記憶されている、使用可能ポイント数に加算するポイント数制御手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載のライセンス管理装置。
【請求項4】
前記判定手段における判定結果に関する情報を要求側の前記情報処理装置に通知する通知手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のライセンス管理装置。
【請求項5】
前記判定手段により前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加を許可すると判定されたあと、要求側の前記情報処理装置が前記ネットワークより切り離された場合、
前記情報処理装置を前記ネットワークより切り離して使用可能な使用許可時間を前記記憶手段に設定する設定手段と、
前記記憶手段に記憶された使用許可時間を経過したか否かを判定する時間判定手段と、
を更に有し、
前記ポイント数制御手段は、前記時間判定手段により前記記憶手段に記憶された使用許可時間を経過したと判定された場合、前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加に必要なポイント数を前記記憶手段に記憶されている、使用可能ポイント数に加算することを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載のライセンス管理装置。
【請求項6】
ネットワークを介してライセンス管理装置と通信可能な情報処理装置であって、
前記情報処理装置で動作するアプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加要求に伴い使用されるポイント数を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている、前記ポイント数を含む、前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加の許可の要求を前記ライセンス管理装置に送信する送信手段と、
前記要求に対応する前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加が許可されたか否かに関する情報を前記ライセンス管理装置より受信する受信手段と、
前記受信手段において受信された前記情報に基づいて、前記前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加が許可されたか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加が許可されたと判定された場合、前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加を行う実行手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項7】
前記判定手段により前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加が許可されたと判定されたあと、前記情報処理装置が前記ネットワークより切り離された場合、
前記情報処理装置を前記ネットワークより切り離して使用可能な使用許可時間を前記記憶手段に設定する設定手段と、
前記記憶手段に記憶された使用許可時間を経過したか否かを判定する時間判定手段と、
前記時間判定手段により前記記憶手段に記憶された使用許可時間を経過したと判定された場合、前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加の許可を無効にする無効化手段と、
を更に有することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記無効化手段により前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加の許可が無効になった場合、無効になったことを示す情報を表示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
ネットワークを介して複数の情報処理装置と通信可能なライセンス管理装置におけるライセンス管理方法であって、
前記情報処理装置で動作するアプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加要求に伴い使用されるポイント数が、前記情報処理装置で動作するアプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加の許可に関するポイント数を記憶する記憶手段に記憶されている、使用可能ポイント数を超えるか否かに基づいて、要求された前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加を許可するか否かを判定する判定ステップを有することを特徴とするライセンス管理方法。
【請求項10】
ネットワークを介してライセンス管理装置と通信可能な情報処理装置における情報処理方法であって、
前記情報処理装置で動作するアプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加要求に伴い使用されるポイント数を記憶する記憶手段に記憶されている、前記ポイント数を含む、前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加の許可の要求を前記ライセンス管理装置に送信する送信ステップと、
前記要求に対応する前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加が許可されたか否かに関する情報を前記ライセンス管理装置より受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信された前記情報に基づいて、前記前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加が許可されたか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加が許可されたと判定された場合、前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加を行う実行ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。
【請求項11】
ネットワークを介して複数の情報処理装置と通信可能なライセンス管理装置のコンピュータに、
前記情報処理装置で動作するアプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加要求に伴い使用されるポイント数が、前記情報処理装置で動作するアプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加の許可に関するポイント数を記憶する記憶手段に記憶されている、使用可能ポイント数を超えるか否かに基づいて、要求された前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加を許可するか否かを判定する判定ステップを実行させるためのプログラム。
【請求項12】
ネットワークを介してライセンス管理装置と通信可能な情報処理装置のコンピュータに、
前記情報処理装置で動作するアプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加要求に伴い使用されるポイント数を記憶する記憶手段に記憶されている、前記ポイント数を含む、前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加の許可の要求を前記ライセンス管理装置に送信する送信ステップと、
前記要求に対応する前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加が許可されたか否かに関する情報を前記ライセンス管理装置より受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信された前記情報に基づいて、前記前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加が許可されたか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加が許可されたと判定された場合、前記アプリケーションの使用、又は前記アプリケーションの動作機能の追加を行う実行ステップと、
を実行させるためのプログラム。
【請求項13】
請求項11又は12に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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