説明

ラベルシート

【課題】ラベル部の剥がし易さを好適に確保できるラベルシートを提供する。
【解決手段】剥離ライナーと、剥離ライナーの第1の面側に設けられたフェイスシートと、を備え、フェイスシートは、剥離ライナーに対して剥離可能に貼り付けられた複数列のラベル部を有し、剥離ライナーには、隣り合う列のラベル部のそれぞれの縁部に重なると共に剥離ライナーの第2の面側に分離可能なライナーストリップが形成されているラベルシートを提供するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベルシートに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のラベルシートとして、例えば特許文献1には、シート状の剥離基材と、前記剥離基材の表面に貼着されたシート状の情報記録用基材とを具備し、前記情報記録用基材は、切れ目によって形成された前記情報記録用基材から分離可能なラベル本体部と補助剥離部とを有し、前記補助剥離部が前記ラベル本体部の外縁の少なくとも一部に接しているラベルシートが開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、剥離ライナーと、該ライナーに剥離可能に接着されたラベル列とを有するラベル・シートが、ラベルを容易に取り外すことができるように改良される。ライナーは、ラベルの縁近くに、ラベル列の下面側にある切込みと結合部によって形成される弱化分離線と、切込みと結合部に整合するシート上下部の切欠きとを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−271986号公報
【特許文献2】特表2006−514335号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のようなラベルシートは、ラベル本体部を指で摘まみ、剥離基材から剥がして使用する。ラベルに連番を付す場合など、多数のラベル本体部を使用する場合もあるので、ラベル本体部の剥がし易さを更に確保することが重要となる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの態様は、剥離ライナーと、剥離ライナーの第1の面側に設けられたフェイスシートと、を備え、フェイスシートは、剥離ライナーに対して剥離可能に貼り付けられた複数列のラベル部を有し、剥離ライナーには、隣り合う列のラベル部のそれぞれの縁部に重なると共に剥離ライナーの第2の面側に分離可能なライナーストリップが形成されているラベルシートである。
【0007】
また、他の態様において、フェイスシートには、隣り合う列のラベル部のそれぞれの縁部に接する共にフェイスシートから分離可能なフェイスストリップがライナーストリップよりも狭い幅で形成されていてもよい。
【0008】
別の他の態様において、ライナーストリップには、長手方向に交差するミシン目が形成されていてもよい。
【0009】
別の他の態様において、ライナーストリップの輪郭は、少なくとも両端部を除く中間部分がミシン目となっていてもよい。
【0010】
別の他の態様において、ライナーストリップは複数形成されており、隣り合うライナーストリップ同士は、ライナー連結部によって連結されていてもよい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、ライナーストリップの剥離によって、ラベル部の縁部が剥離ライナーから露出した状態となる。したがって、ラベル部の縁部を指で簡単に摘むことができ、ラベル部の剥がし易さを好適に確保できる。また、ライナーストリップを剥離した際に、隣り合う列のラベル部の縁部を剥離ライナーから一度に露出させることができるので、ラベル貼り付けの作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の第1実施形態に係るラベルシートを示す正面図である。
【図2】図1に示したラベルシートの断面図である。
【図3】ライナーストリップの変形例を示す図である。
【図4】フェイスシートの変形例を示す図である。
【図5】図1に示したラベルシートを使用する際の様子を示す図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るラベルシートを示す正面図である。
【図7】図6に示したラベルシートの断面図である。
【図8】フェイスストリップの変形例を示す図である。
【図9】フェイスストリップの別の変形例を示す図である。
【図10】図6に示したラベルシートを使用する際の様子を示す図である。
【図11】変形例に係るラベルシートを示す正面図である。
【図12】別の変形例に係るラベルシートを示す正面図である。
【図13】更に別の変形例に係るラベルシートを示す正面図である。
【図14】更に別の変形例に係るラベルシートを示す正面図である。
【図15】更に別の変形例に係るラベルシートを示す正面図である。
【図16】更に別の変形例に係るラベルシートを示す正面図である。
【図17】更に別の変形例に係るラベルシートを示す正面図である。
【図18】更に別の変形例に係るラベルシートを示す正面図である。
【図19】更に別の変形例に係るラベルシートを示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照しながら、本発明に係るラベルシートの好適な実施形態について詳細に説明する。図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
【0014】
図1は、本発明の第1実施形態に係るラベルシートを示す正面図である。また、図2は、図1に示したラベルシートの断面図である。図1及び図2に示すように、ラベルシート1は、シート状の剥離ライナー2と、剥離ライナー2の第1の面側に設けられたフェイスシート3とを備えている。剥離ライナー2は、所定寸法で例えば矩形に形成されている。剥離ライナー2の少なくとも第1の面には、例えばシリコーン樹脂などの剥離材料による薄い層(図示せず)が形成されている。
【0015】
剥離ライナー2は、1つ以上の切れ目8を有している。切れ目8は、剥離ライナー2の外縁には到達しない細長い略矩形の切断線である。これにより、切れ目8の外側には、剥離ライナー2の外縁には到達しない細長い略矩形の貫通孔を有するライナーフレーム2aが形成され、切れ目8の内側には、剥離ライナー2の外縁には到達しない細長い略矩形状のライナーストリップ9が形成される。
【0016】
切れ目8が剥離ライナー9の外縁に到達しないことにより、ライナーストリップ9の外縁とラベルシート1の外縁とが異なる位置に配置されることとなる。このため、後述のラベル部7を使用する際、ライナーストリップ9の先端部を指で摘むことが容易となっている。ライナーストリップ9の幅は、例えば2mm以上、4mm以上、8mm以上とすることができ、また、例えば20mm以下、40mm以下、60mm以下とすることができる。なお、図3に示すように、ライナーストリップ9を指で摘まむことを容易にするために、ライナーストリップ9の先端部にライナーストリップ9の幅よりも幅広の摘まみ部9aを設けることもできる。
【0017】
また、フェイスシート3は、図2に示すように、フィルム或いは紙からなるフェイス材層4と、例えば感圧式の接着剤によって形成された接着剤層5とを有している。接着剤層5は、フェイス材層4において、剥離ライナー2の第1の面に対向する面に形成され、フェイス材層4を剥離ライナー2の第1の面に対して剥離可能に接着している。
【0018】
接着剤層5を構成する接着剤としては、例えばアクリル系感圧式接着剤、シリコーン系感圧式接着剤、天然ゴム系感圧式接着剤、合成ゴム系感圧式接着剤、ウレタン系感圧式接着剤等を用いることができる。また、永久接着型の感圧式接着剤、再剥離型の感圧式接着剤のいずれの型の感圧式接着剤を用いることができる。アクリル系感圧式接着剤の具体例としては、例えば東亞合成株式会社製アロンタック(商標登録)HV−C9500、東亞合成株式会社製アロンタック(商標登録)HV−C7559、DIC株式会社製ファインタックCT−5030、トーヨーケム株式会社製BPW6112、トーヨーケム株式会社製BPW6116等が挙げられる。
【0019】
このフェイスシート3には、格子状の切れ目6が設けられ、マトリクス状に隙間無く配列された矩形のラベル部7を形成している。図1に示すように、格子状の切れ目6は、フェイスシート3の外縁に達しないように配置されており、これにより、枠状のフェイスフレーム3aがラベル部7の配列領域の外側に形成されている。なお、目的に応じて、図4に示すように、格子状の切れ目6をフェイスシート3の外縁に達するように配置し、フェイスシート3の全領域をラベル部7の配列領域とすることもできる。
【0020】
一方、剥離ライナー2の切れ目8は、その長手方向の中心軸がラベル部7,7の境界部分と略一致するように配置されている。この結果、ライナーストリップ9は、隣り合う列のラベル部7,7の縁部に略均等に重なるように位置し、ラベル部7,7の縁部を除く部分は、ライナーストリップ9には重ならずにライナーフレーム2aの第1の面上に位置している。
【0021】
このような構成を有するラベルシート1では、ラベル部7を使用する際、図5に示すように、剥離ライナー2の第2の面側から、ラベルシート1の外縁には接してないライナーストリップ9の先端部を指で摘まみ、切れ目8に沿ってライナーストリップ9を剥がすことにより、ライナーストリップ9の両側に位置する2列分のラベル部7,7の縁部を一度に露出させることができる。したがって、この露出したラベル部7,7の縁部を指で摘むことにより、容易にラベル部7を剥がすことができる。
【0022】
また、このラベルシート1では、ラベル部7がマトリクス状に隙間無く配列されているので、剥離ライナー2に対して多数のラベル部7を配置することができる。なお、図1及び図3に示すように、ライナーストリップ9は、ラベル部7の配列領域よりも外側にはみ出すように延在していてもよく、図4に示すように、ラベル部7の配列領域の内側において最も端に位置するラベル部7と重なる位置まで延在していてもよい。
【0023】
また、ライナーストリップ9は、必ずしも全てのラベル部7,7間に対応して配置する必要はなく、一列置きに配置してもよい。必要最低限の箇所にライナーストリップ9を配置することで、ライナーストリップ9を剥離する作業を最小限にとどめることができる。
[第2実施形態]
【0024】
図6は、本発明の第2実施形態に係るラベルシートを示す正面図である。また、図7は、図6に示したラベルシートの断面図である。図6及び図7に示すように、第2実施形態に係るラベルシート11は、フェイスシート3において、隣り合う列のラベル部7,7間にフェイスストリップ12が形成されている点で第1実施形態と異なっている。
【0025】
より具体的には、ラベルシート11では、フェイスシート3において、隣り合う列のラベル部7,7間にライナーストリップ9よりも狭い幅の間隔が設けられており、当該部分にラベル部7,7の縁部に沿って細長い略矩形の切れ目13が形成されることにより、ラベル部7,7間の間隔と略等幅で細長い略矩形のフェイスストリップ12が形成されている。
【0026】
フェイスストリップ12は、長手方向の全長がライナーストリップ9の長手方向の全長よりも短くなっており、フェイスストリップ12のいかなる部分もライナーストリップ9の配置領域の外側にはみ出ないように配置されている。なお、図8に示すように、ライナーストリップ9の先端部にライナーストリップ9の幅よりも幅広の摘まみ部9aを設けると共に、フェイスストリップ12の先端部にフェイスストリップ12の幅よりも幅広の摘まみ部12aを設けてもよい。これにより、フェイスストリップ12を指で容易に摘まむことができる。
【0027】
また、図9(a)に示すように、フェイスストリップ12の先端位置をフェイスフレーム3aとラベル部7の配列領域との境界線に一致させてもよく、図9(b)に示すように、フェイスストリップ12の先端位置をフェイスフレーム3aとラベル部7の配列領域との境界線よりも外側に位置させてもよい。図9(c)に示すように、フェイスストリップ12の先端位置をフェイスフレーム3aとラベル部7の配列領域との境界線よりも内側に位置させてもよい。
【0028】
ラベルシート11におけるライナーストリップ9の幅は、隣り合う列のラベル部7,7間の間隔、すなわち、フェイスストリップ12の幅をXとした場合に、例えばX+2mm以上、X+4mm以上、X+8mm以上とすることができ、また、例えばX+20mm以下、X+40mm以下、X+60mm以下とすることができる。
【0029】
このような構成を有するラベルシート11では、ラベル部7を使用する際、図10に示すように、剥離ライナー2の第2の面側から、ラベルシート11の外縁よりも内側に位置するライナーストリップ9の先端部を指で摘まみ、切れ目8に沿ってライナーストリップ9を剥がすことにより、ライナーストリップ9に追従してフェイスストリップ12も同時に剥がれ、ライナーストリップ9の両側に位置する2列分のラベル部7,7の縁部を一度に露出させることができる。したがって、この露出したラベル部7,7の縁部を指で摘むことにより、容易にラベル部7を剥がすことができる。
【0030】
また、このラベルシート11では、ライナーストリップ9及びフェイスストリップ12を剥がしたときに、ラベル部7,7の縁部間に隙間が生じるので、ラベル部7を容易に指で摘むことができる。なお、第2実施形態においても、また、ライナーストリップ9及びフェイスストリップ12は、必ずしも全てのラベル部7,7間に対応して配置する必要はなく、一列置きに配置してもよい。必要最低限の箇所にライナーストリップ9及びフェイスストリップ12を配置することで、ライナーストリップ9を剥離する作業を最小限にとどめることができる。
[変形例]
【0031】
図11は、変形例に係るラベルシートを示す正面図である。同図に示すラベルシート21では、ライナーストリップ9の輪郭において、両端部を除く中間部分がミシン目22によって形成されている。
【0032】
このような構成においても、上述した実施形態と同様に、ライナーストリップ9及びフェイスストリップ12を剥がすことで、ライナーストリップ9の両側に位置する2列分のラベル部7,7の縁部を一度に露出させることができる。したがって、この露出したラベル部7,7の縁部を指で摘むことにより、容易にラベル部7を剥がすことができる。
【0033】
また、ライナーストリップ9の中間部分の輪郭をミシン目22とすることで、ライナーストリップ9が意図せずに剥がれてしまうことを抑制でき、ラベルシート21を印刷する際の印刷ジャムの発生を抑制できる。これに加え、フェイスストリップ12のみを剥がしてからラベル部7を剥がす、といった使い方も許容されるので、ラベルシート21の使い勝手が向上する。
【0034】
なお、図11に示すように、ライナーストリップ9の両端部の輪郭をミシン目22ではなく、連続的な切れ目23によって形成することで、当該両端部をライナーストリップ9を剥がす際のきっかけとすることができる。したがって、ライナーストリップ9の剥がし易さが担保される。
【0035】
図12は、別の変形例に係るラベルシートを示す正面図である。同図に示すラベルシート31では、ラベル部7,7間に一列置きに配置されたライナーストリップ9の片側の端部同士がライナー連結部32によって連結されている。
【0036】
このような構成によれば、ライナー連結部32によってライナーストリップ9が一体的に連結されているので、各列のライナーストリップ9を一度に剥がすことで、全てのラベル部7,7の縁部を一度に露出させることができる。
【0037】
ライナー連結部32は、ライナーストリップ9の端部同士を接続する形態に限られず、中間部分などを含む任意の部分同士を接続してもよい。また、ライナーストリップ9が多数の列に配置されている場合に、一端側の端部同士と他端側の端部同士とを交互にライナー連結部32で連結してもよい。ライナー連結部32は、フェイスフレーム3aと重なる領域に位置していてもよい。
【0038】
さらに、図13に示すように、ライナー連結部32が位置する部分には、ラベル部7を配置しない形態としてもよい。この場合、ライナーストリップ9を剥がした後であっても、ライナー連結部32の位置に対応する部分でフェイス材層4が剥離ライナー2上に残るので、ラベルシート31の保形性を確保できる。
【0039】
図14は、更に別の変形例に係るラベルシートを示す正面図である。同図に示すラベルシート41では、隣接するラベル部7,7間に所定の間隔が設けられており、隣り合う列の2箇所ずつ計4箇所のラベル部7のそれぞれの角部のみに接するようにフェイスストリップ42が略矩形に形成されている。
【0040】
このような構成においても、上述した実施形態と同様に、ライナーストリップ9及びフェイスストリップ42を剥がすことで、ライナーストリップ9の両側に位置する2列分のラベル部7,7の縁部を一度に露出させることができる。したがって、この露出したラベル部7,7の縁部を指で摘むことにより、容易にラベル部7を剥がすことができる。また、ライナーストリップ9を剥がした後であっても、ラベル部7,7間において、フェイスストリップ42が形成されていない部分でフェイス材層4が剥離ライナー2上に残るので、ラベルシート41の保形性を確保できる。
【0041】
さらに、図15に示すように、ライナーストリップ9において、長手方向に交差する方向にミシン目43を形成してもよい。この場合、ミシン目43の位置でライナーストリップ9の剥離を中断できるので、一度に使用するラベル部7の数を調整することが可能となる。なお、図16に示すように、隣り合う列の2箇所ずつ計4箇所のラベル部7のそれぞれの角部以外の部分に接するようにフェイスストリップ44を形成してもよい。
【0042】
図17は、更に別の変形例に係るラベルシートを示す正面図である。同図に示すラベルシート51では、ラベル部7,7の角部が丸みを帯びた形状となっており、隣り合う列のラベル部7,7間に隙間無くフェイスストリップ52が形成されている。また、ライナーストリップ53には、同列で隣り合うラベル部7,7間の境界部分に向かってそれぞれ突出する三角形状の凸部54が形成されている。このような構成により、ライナーストリップ53及びフェイスストリップ52を剥がした際にラベル部7の縁部をより広範囲に露出させることができる。したがって、一層容易にラベル部7を剥がすことが可能となる。
【0043】
凸部54の位置は、必ずしもラベル部7,7間の境界部分でなくてもよく、例えば図18に示すように、ラベル部7の中心部分に向かって突出していてもよい。凸部54の形状は、図17及び図18に示すような三角形状に限られず、矩形状や円形状といった他の形状であってもよい。
【0044】
図19は、更に別の変形例に係るラベルシートを示す正面図である。同図に示すラベルシート61では、フェイスストリップ62とライナーストリップ63とが非同軸かつ非対称に形成されている。より具体的には、ラベルシート61では、フェイスストリップ62は隣り合う列のラベル部7,7間の中央部分にのみ配置され、ライナーストリップ63は、その本体部分がラベル部7の一方側の列寄りに偏在して配置されている。そして、ライナーストリップ63には、本体部分から他方側の列のラベル部7の中心部分に向かって突出する凸部64が、フェイスストリップ62と重なるように形成されている。
【0045】
このような構成によれば、ライナーストリップ63及びフェイスストリップ62を剥がした際にラベル部7の縁部を十分に広範囲に露出させることができる。したがって、一層容易にラベル部7を剥がすことが可能となる。また、ライナーストリップ63を剥がした後であっても、ラベル部7,7間において、フェイスストリップ62が形成されていない部分でフェイス材層4が剥離ライナー2上に残るので、ラベルシート61の保形性を確保できる。
【符号の説明】
【0046】
1,11,21,31,41,51,61…ラベルシート、2…剥離ライナー、2a…ライナーフレーム、3…フェイスシート、3a…フェイスフレーム、7…ラベル部、9,53,63…ライナーストリップ、12,42,44,52,62…フェイスストリップ、22…ミシン目、32…ライナー連結部、43…ミシン目。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
剥離ライナーと、前記剥離ライナーの第1の面側に設けられたフェイスシートと、を備え、
前記フェイスシートは、前記剥離ライナーに対して剥離可能に貼り付けられた複数列のラベル部を有し、
前記剥離ライナーには、隣り合う列のラベル部のそれぞれの縁部に重なると共に前記剥離ライナーの第2の面側に分離可能なライナーストリップが形成されているラベルシート。
【請求項2】
前記フェイスシートには、隣り合う列のラベル部のそれぞれの縁部に接する共に前記フェイスシートから分離可能なフェイスストリップが前記ライナーストリップよりも狭い幅で形成されている請求項1記載のラベルシート。
【請求項3】
前記ライナーストリップには、長手方向に交差するミシン目が形成されている請求項1又は2記載のラベルシート。
【請求項4】
前記ライナーストリップの輪郭は、少なくとも両端部を除く中間部分がミシン目となっている請求項1〜3のいずれか一項記載のラベルシート。
【請求項5】
前記ライナーストリップは複数形成されており、
隣り合うライナーストリップ同士は、ライナー連結部によって連結されている請求項1〜4のいずれか一項記載のラベルシート。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【公開番号】特開2013−11807(P2013−11807A)
【公開日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−145602(P2011−145602)
【出願日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【出願人】(505005049)スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー (2,080)