説明

ラベル貼り付け機

【課題】台紙なしラベルの装填を簡単に行えるラベル貼り付け機を提供する。
【解決手段】ラベル貼り付け機は、台紙なしラベル3を移送する移送ローラー18と、移送ローラー18に対して台紙なしラベル3を押し付ける押付けエレメント19と、台紙なしラベル3の装填時に移送ローラー18と押付けエレメント19との間へ台紙なしラベル3を案内するガイド部100とを備える。このガイド部100を設けることにより、台紙なしラベル3の装填を容易に行える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンドラベラー等のラベル貼り付け機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、携帯式のラベル貼り付け機を用いて、各種商品その他の被貼り付け体にラベルを貼り付け、商品の価格やその他必要な情報を表示することが行われている。
このラベル貼り付け機の使用にあたっては、ラベルをロール状に巻いた状態で、ラベル貼り付け機における用紙ホルダー等の保持部に装填保持するとともに、この用紙ホルダーからラベルを帯状に繰り出して、ラベル貼り付け機内に挿通し、移送、及び、印字を行う(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1のハンドラベラーでは、ラベルを移送する移送機構と用紙ホルダーとの距離が離れており、用紙ホルダー側の開口部からラベル先端を移送機構に挿入する作業が困難であった。そこで、特許文献1のハンドラベラーでは、移送機構の一部を下方に開くことにより、移送ローラー(特許文献1では、回転ドラム)に対して台紙なしラベルを押し付ける押付けエレメント(特許文献1では、テープ送りローラー)との間に隙間を設けて、ラベルの装填を容易にするようにしていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−291932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来のように移送機構の一部を下方に開くという作業をラベル装填のたびに行うのは、作業が繁雑であり、作業効率が悪かった。また、初めてラベル貼り付け機を利用するような場合には、ラベルの装填方法がわからないおそれもあった。
【0006】
本発明の課題は、台紙なしラベルの装填を簡単に行えるラベル貼り付け機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
【0008】
請求項1の発明は、台紙なしラベルを移送する移送ローラーと、前記移送ローラーに対して前記台紙なしラベルを押し付ける押付けエレメントと、前記台紙なしラベルの装填時に前記移送ローラーと前記押付けエレメントとの間へ前記台紙なしラベルを案内するガイド部と、を備えるラベル貼り付け機である。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1に記載のラベル貼り付け機において、前記ガイド部は、前記移送ローラーと前記押付けエレメントとの間へ向かう前記台紙なしラベルの表面側と裏面側との両側に設けられていること、を特徴とするラベル貼り付け機である。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のラベル貼り付け機において、前記ガイド部には、前記台紙なしラベルの糊面の付着を防止する材料が用いられている、及び/又は、表面処理が施されていること、を特徴とするラベル貼り付け機である。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、台紙なしラベルの装填を簡単、かつ、確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】第1実施形態のラベル貼り付け機1の側面図である。
【図2】第1実施形態のラベル貼り付け機1の用紙ホルダー4及びプラテンユニット6を開放した状態の側面図である。
【図3】第1実施形態のラベル貼り付け機1の側板2を取り除いた状態の概略側面図である。
【図4】プラテンユニット6の分解斜視図である。
【図5】用紙ホルダー4から帯状に繰り出される台紙なしラベル3の装填を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面等を参照して説明する。
【0014】
(実施形態)
図1は、第1実施形態のラベル貼り付け機1の側面図である。
図2は、第1実施形態のラベル貼り付け機1の用紙ホルダー4及びプラテンユニット6を開放した状態の側面図である。
図3は、第1実施形態のラベル貼り付け機1の側板2を取り除いた状態の概略側面図である。
なお、これらの図を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
【0015】
ラベル貼り付け機1は、左右(紙面表裏)一対の側板2と、台紙なしラベル3の用紙ホルダー4と、操作レバー5と、プラテンユニット6と、印字器7と、貼り付けローラー8と、台紙なしラベル切断装置9と、を有する。
【0016】
左右一対の側板2は、操作者が握持可能なグリップ10を一体に形成するとともに、このグリップ10に対してレバー軸11(図3)のまわりに操作レバー5を回動操作可能としている。
なお、操作レバー5とグリップ10との間には、任意の付勢部材、例えばコイルスプリング12を設けて、操作レバー5をグリップ10に対して、図1に示すような常時(操作レバー5の解放時)離反状態に付勢可能としている。
操作者は、コイルスプリング12の付勢力に抗してグリップ10及び操作レバー5を握持してラベル貼り付け機1内のプラテンユニット6及び印字器7を駆動するとともに、この握持操作を解放後、ラベル貼り付け機1の貼り付けローラー8による台紙なしラベル3の貼り付け操作を行うことになる。
【0017】
台紙なしラベル3は、これをロール状に巻いて用紙ホルダー4に保持するとともに、操作レバー5の操作にともなって、プラテンユニット6により印字器7方向に台紙なしラベル3を帯状に繰り出し、プラテンユニット6の先端部でプラテンユニット6から台紙なしラベル3を分離し、貼り付けローラー8により台紙なしラベル3を被貼り付け体(図示せず)に貼り付け可能とする。
ただし、台紙なしラベル3には所定ピッチで移送用スリット3A等を形成し、プラテンユニット6上を移送する際に、後述する台紙なしラベル切断装置9により、帯状の台紙なしラベル3から単葉のラベル片3Bとすることができる。
なお、移送用スリット3Aに合わせて台紙なしラベル3の両端側から内方部に向かって任意の数の切り目から構成したミシン目3Cを形成し、台紙なしラベル切断装置9による切断作用を容易にすることができる。
【0018】
用紙ホルダー4は、側板2の上部と嵌合するホルダー軸13のまわりに側板2に対して開閉回動可能とした断面半円弧状のホルダーカバー14と、このホルダーカバー14の内部に設けたラベル保持軸15と、側板2への固定用フック16(図2)と、を有し、ラベル保持軸15にロール状の台紙なしラベル3を装填保持可能としてある。
用紙ホルダー4から帯状に繰り出される台紙なしラベル3の装填については、後述する。
【0019】
図4は、プラテンユニット6の分解斜視図である。プラテンユニット6は、用紙ホルダー4から帯状に繰り出された台紙なしラベル3をその上面に移送するもので、プラテンフレーム17と、移送ローラー18と、押付けエレメント19と、を有し、移送ローラー18と押付けエレメント19との間を接離可能とする。
【0020】
プラテンフレーム17は、側板2に設けたプラテン開閉軸20のまわりにこれを回動可能とし、側板2に対してプラテンユニット6全体を開閉し、台紙なしラベル3が用紙詰まり等したときに台紙なしラベル3の除去を容易に行える。
プラテンフレーム17は、駆動ギア21及び従動ギア22と、これら駆動ギア21及び従動ギア22のまわりに掛け回した移送用無端ベルト23と、を備えており、駆動ギア21が移送ローラー18のローラーギア24に係合する。
移送用無端ベルト23は、移送ローラー18により移送されてくる台紙なしラベル3をさらに移送可能であって、その表面は、台紙なしラベル3の裏面(糊面)が接触移送されるため、非粘着性の物性を有するシリコーンあるいはフッ素系のゴム材からこれを構成するか、剥離剤等を塗布しておく。
また、このプラテンフレーム17に組み込まれた移送用無端ベルト23は、印字器7による台紙なしラベル3への押印動作の受け台、さらには台紙なしラベル切断装置9による台紙なしラベル3の切断動作の受け台ともなるもので、その内方において印字器7に対向する受圧用プレート(図示せず)を配置してある。
なお、プラテンフレーム17の先端側の左右には、一対の係脱ローラー25を突出形成し、側板2に設けた開閉用つまみ26(図1、図2)に連動してつまみ軸27(図3)のまわりに回動する開閉用係脱片28の係脱用凹部28Aに係脱可能としてある。ただし、つまみ軸27には任意のバネ材(図示せず)を設けて、開閉用係脱片28が係脱ローラー25に係合する方向にこれを付勢している。
すなわち、開閉用つまみ26は、係脱ローラー25に係脱する開閉用係脱片28を操作して、プラテンユニット6と開閉用係脱片28とを互いに係脱可能としている。
【0021】
図3及び図4を参照して、移送ローラー18は、プラテンフレーム17に設けたローラー軸29のまわりに移送方向に所定ピッチでこれを回転可能としてある。
操作レバー5のレバー軸11の下方部に延びる連結アーム30の連結軸31に、移送回動用爪32を往復動可能に取り付けてあり、この移送回動用爪32が移送ローラー18におけるローラーギア24の側面に放射状に設けた複数個の移送用突起33それぞれに係脱可能である。
【0022】
かくして、操作レバー5をグリップ10とともに握持及び解放することにより、連結アーム30、移送回動用爪32及びローラーギア24等を介してローラー軸29のまわりに移送ローラー18を所定ピッチだけ回転して台紙なしラベル3を移送可能とするとともに、移送ローラー18のローラーギア24と駆動ギア21との連結係合により移送用無端ベルト23を回転させて台紙なしラベル3をその上面に移送可能である。
【0023】
さらに移送ローラー18は、その中央円周溝34の左右に所定ピッチで左右一対の移送用爪35を突出形成し、移送用爪35の外周側に左右一対の外周円周溝36を形成してあり、この移送用爪35を台紙なしラベル3の移送用スリット3Aに係脱可能としている。
なお、操作レバー5には、その先端側に二股状のヨーク部5Aを有し、このヨーク部5Aに印字器7(図1)を取り付けている。
【0024】
とくに図4に示すように、押付けエレメント19は、移送ローラー18に台紙なしラベル3を押し付けるためのものであり、エレメントフレーム37と、上下左右二対のバックアップローラー38と、バックアップローラー38の間で中央に位置するバックアップリング39と、ねじりコイルバネ40及び左右一対の板バネ41(付勢部材)と、を有する。なお、バックアップリング39は、バックアップローラー38の間で中央に1つとしたが、複数を並べて設ける等してもよい。
プラテンフレーム17は、係脱ローラー25と開閉用係脱片28との係合により、ねじりコイルバネ40及び板バネ41の付勢力に抗して側板2にこれを固定可能としている。
エレメントフレーム37は、移送ローラー18の円周部に対向する左右一対の支持フレーム43と、支持フレーム43から外方にまたがるように出た左右一対の拡幅フレーム44と、支持フレーム43に設けるとともにバックアップローラー38及びバックアップリング39を取り付ける上下一対の回転軸45と、を有する。
【0025】
バックアップローラー38及びバックアップリング39は、台紙なしラベル3の裏面(糊面)が接触移送されるため、非粘着性の物性を有するシリコーンあるいはフッ素系のゴム材からこれを構成するか、剥離剤等を塗布しておくもので、台紙なしラベル3を移送ローラー18側に押し付け可能である。
また、バックアップローラー38及びバックアップリング39は、台紙なしラベル3の糊面に線接触するため、糊面との粘着力を極力小さくすることができるとともに、所定のバネ弾性をもった押付けが可能である。
バックアップローラー38は、移送ローラー18の移送用爪35の外周部の外周円周溝36に接触回転するとともに、バックアップリング39が、移送ローラー18の移送用爪35の内周部の中央円周溝34に接触回転することにより、移送ローラー18と押付けエレメント19との間に台紙なしラベル3を挟持しつつ、また、移送用爪35が台紙なしラベル3の表面側からその移送用スリット3Aに係合し移送ローラー18の回転によって台紙なしラベル3を移送用無端ベルト23上に送り出す。
【0026】
ねじりコイルバネ40は、エレメントフレーム37における一方の支持フレーム43の外壁面に、移送ローラー18と押付けエレメント19との間において、バネ取付け軸46にこれを取り付けてあり、プラテンフレーム17の内壁面に設けた第1のバネ受け47と、上記一方の支持フレーム43に設けた第2のバネ受け48との間にこれを配置し、プラテンフレーム17(プラテンユニット6)全体を押付けエレメント19に対して常時開放方向(図3)に付勢する。
板バネ41は、移送ローラー18とは反対側の支持フレーム43の背面にこれを取り付け、操作レバー5のレバー軸11部分に当接して、ねじりコイルバネ40と協動して、プラテンフレーム17(プラテンユニット6)全体を押付けエレメント19に対して常時開放方向(図3)に付勢する。
【0027】
支持フレーム43は、その外方に位置している拡幅フレーム44との間に連結アーム30からの移送回動用爪32を往復動可能に配置している。
拡幅フレーム44は、プラテンフレーム17の外壁面に設けたエレメント軸49(図4)のまわりにプラテンフレーム17に対してこれを回動可能としてあり、プラテンユニット6において押付けエレメント19に対してプラテンフレーム17を相対的に開閉可能としている。
したがって、押付けエレメント19は、プラテンフレーム17に設けたエレメント軸49のまわりにこれを回動可能となっている。
【0028】
印字器7は、操作レバー5における二股状のヨーク部5Aの先端部側にこれを取り付け、インキローラー50(図1)により印字器7の活字にインキを塗布し、プラテンユニット6における移送用無端ベルト23の上面に移送されてきた台紙なしラベル3(ラベル片3B)に所定の情報を印字する。
【0029】
貼り付けローラー8は、側板2の先端下方部に位置し、プラテンユニット6における移送用無端ベルト23の先端部分で移送用無端ベルト23から剥離されたラベル片3Bを、ラベル貼り付け機1全体の貼り付け操作にともなって、貼り付けローラー8によるラベル片3Bを被貼り付け体に貼り付ける。
すなわち、貼り付けローラー8は、側板2の端部(図1中、左端下方端部)に位置するとともに、その円周部の一部が側板2の外部に露出しており、側板2の外部に排出するようにプラテンユニット6及びその移送用無端ベルト23を通って側板2の外部に移送されてきたラベル片3Bを、貼り付けローラー8を被貼り付け体に打ち付けるようにして回転させることにより、被貼り付け体に貼り付け可能とする。
【0030】
台紙なしラベル切断装置9は、操作レバー5に連動して、不図示の切断コマを台紙なしラベル3の幅方向に往復動させることにより、台紙なしラベル3を単葉のラベル片に切断する。
【0031】
次に、用紙ホルダー4から帯状に繰り出される台紙なしラベル3の装填について説明する。
図5は、用紙ホルダー4から帯状に繰り出される台紙なしラベル3の装填を説明する図である。なお、図5は、図3と同様に側板2を取り除いた状態で説明に必要な部分のみを示している。
ラベル貼り付け機1は、ガイド部100を備えている。
ガイド部100は、台紙なしラベル3の装填時に移送ローラー18と押付けエレメント19との間へ用紙ホルダー4から帯状に繰り出される台紙なしラベル3の先端を案内する。
ガイド部100は、表面側ガイド部101と、裏面側ガイド部102と、スリット103を有している。
【0032】
表面側ガイド部101は、台紙なしラベル3の表面側が向く側に設けられており、ラベル貼り付け機1の前方(図5では、左方)から下方のスリット103に向かって複数の斜面により形成されている。
【0033】
裏面側ガイド部102は、台紙なしラベル3の表面側(糊面側)が向く側に設けられており、ラベル貼り付け機1の後方(図5では、右方)から下方のスリット103に向かって斜面により形成されている。
【0034】
表面側ガイド部101及び裏面側ガイド部102の幅(図5において紙面奥行き方向の幅)は、台紙なしラベル3の幅よりも広い幅に形成されている。また、表面側ガイド部101及び裏面側ガイド部102は、1つの部材により形成されており、側板2に対して固定されている。また、表面側ガイド部101及び裏面側ガイド部102の台紙なしラベル3を案内する面は、台紙なしラベル3の糊面が貼り付きにくいようにすることが望ましい。したがって、表面側ガイド部101及び裏面側ガイド部102は、その表面に剥離剤等を塗布する等、各種表面処理を施してもよいし、材料自体を粘着剤が貼り付きにくいものとしてもよい。
【0035】
スリット103は、表面側ガイド部101と裏面側ガイド部102との間に設けられた隙間であり、移送ローラー18と、押付けエレメント19のバックアップローラー38及びバックアップリング39とが接触する部位の直近(図5における真上)に位置している。したがって、用紙ホルダー4から帯状に繰り出される台紙なしラベル3の先端は、表面側ガイド部101及び裏面側ガイド部102に案内されて自然にスリット103に挿入されやすくなる。また、スリット103に挿入された台紙なしラベル3の先端は、そのまま、移送ローラー18と、押付けエレメント19のバックアップローラー38及びバックアップリング39とが当接する位置に達することができる。
【0036】
本実施形態のラベル貼り付け機1では、プラテンユニット6を開放することなく、閉じた状態(図5に示す状態)のまま、台紙なしラベル3を装填可能である。台紙なしラベル3を装填するときには、まず、用紙ホルダー4を上方に上げた状態(図5の状態)で、ラベル保持軸15にロール状の台紙なしラベル3を嵌め込む。そして、台紙なしラベル3の先端を、スリット103へ挿入する。このとき、台紙なしラベル3の先端が巻き癖等により位置が不定になっていても、表面側ガイド部101及び裏面側ガイド部102に台紙なしラベル3の先端が案内されて、自然にスリット103に挿入される。また、スリット103に挿入された台紙なしラベル3の先端は、そのまま、移送ローラー18と、押付けエレメント19のバックアップローラー38及びバックアップリング39とが当接する位置に達する。この状態で、操作レバー5をグリップ10とともに握持及び解放するだけで、移送ローラー18を所定ピッチだけ回転して台紙なしラベル3を移送ローラー18と、押付けエレメント19のバックアップローラー38及びバックアップリング39との間に正しく装填することができる。
【0037】
以上説明したように、本実施形態によれば、ガイド部100を設けたことにより、プラテンユニット6を開放することなく、閉じた状態のままで、台紙なしラベル3を簡単に、かつ、正しく装填することができる。特に、ガイド部100は、表面側ガイド部101と裏面側ガイド部102とを有しているので、台紙なしラベル3の先端をスリット103へ確実に誘導できる。また、用紙ホルダー4の下方には、表面側ガイド部101と裏面側ガイド部102とスリット103とがあるだけなので、スリット103に台紙なしラベル3の先端を挿入すればよいことがわかりやすく、仮に、台紙なしラベル3の装填を初めて行う使用者であっても、迷うことなく台紙なしラベル3の装填作業を行うことができる。
【0038】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
【0039】
本実施形態において、表面側ガイド部101及び裏面側ガイド部102は、1つの部材により形成されており、側板2に対して固定されている例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、ガイド部を側板2に一体成型して設けてもよい。
【0040】
本実施形態において、表面側ガイド部101及び裏面側ガイド部102の両方を設けた例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、移送ローラー18及び押付けエレメント19と、用紙ホルダーとの配置によっては、表面側ガイド部のみとしてもよいし、裏面側ガイド部のみとしてもよい。
【0041】
なお、本実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
【符号の説明】
【0042】
1 ラベル貼り付け機
2 側板
3 台紙なしラベル
3A 移送用スリット
3B 単葉のラベル片
3C ミシン目
4 用紙ホルダー
5 操作レバー
5A ヨーク部
6 プラテンユニット
7 印字器
8 貼り付けローラー
9 台紙なしラベル切断装置
10 グリップ
11 レバー軸
12 コイルスプリング
13 ホルダー軸
14 ホルダーカバー
15 ラベル保持軸
15a ビス孔
15b バネ受け部
16 固定用フック
17 プラテンフレーム
18 移送ローラー
19 押付けエレメント
20 プラテン開閉軸
21 駆動ギア
22 従動ギア
23 移送用無端ベルト
24 ローラーギア
25 係脱ローラー
26 開閉用つまみ
27 つまみ軸
28 開閉用係脱片
28A 係脱用凹部
29 ローラー軸
30 連結アーム
31 連結軸
32 移送回動用爪
33 移送用突起
34 中央円周溝
35 移送用爪
36 外周円周溝
37 エレメントフレーム
38 バックアップローラー
39 バックアップリング
40 ねじりコイルバネ
41 板バネ
43 支持フレーム
44 拡幅フレーム
45 回転軸
46 バネ取付け軸
47 第1のバネ受け
48 第2のバネ受け
49 エレメント軸
50 インキローラー
100 ガイド部
101 表面側ガイド部
102 裏面側ガイド部
103 スリット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
台紙なしラベルを移送する移送ローラーと、
前記移送ローラーに対して前記台紙なしラベルを押し付ける押付けエレメントと、
前記台紙なしラベルの装填時に前記移送ローラーと前記押付けエレメントとの間へ前記台紙なしラベルを案内するガイド部と、
を備えるラベル貼り付け機。
【請求項2】
請求項1に記載のラベル貼り付け機において、
前記ガイド部は、前記移送ローラーと前記押付けエレメントとの間へ向かう前記台紙なしラベルの表面側と裏面側との両側に設けられていること、
を特徴とするラベル貼り付け機。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のラベル貼り付け機において、
前記ガイド部には、前記台紙なしラベルの糊面の付着を防止する材料が用いられている、及び/又は、表面処理が施されていること、
を特徴とするラベル貼り付け機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−75700(P2013−75700A)
【公開日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−217537(P2011−217537)
【出願日】平成23年9月30日(2011.9.30)
【出願人】(307010993)株式会社サトー知識財産研究所 (588)
【出願人】(000130581)サトーホールディングス株式会社 (1,153)
【Fターム(参考)】