説明

ランプユニット

【課題】方向性に関係なく機能部を組み付けることが可能な、また、ワイヤハーネスの入り込みを防止することが可能なランプユニットを提供する。
【解決手段】ランプユニット21は、意匠部25と、機能部26とを含んで構成されている。ランプユニット21は、ワイヤハーネス27を介して電源28に接続されている。組み付け対象部24の内面64側において、機能部26を矢印Pで示す第一組み付け方向からスライド移動させるように意匠部25に嵌合させると、機能部26の組み付けが完了する。機能部26の意匠部25への嵌合にあっては、機能部26の機能側ロック部57が意匠部25の意匠側ロック部35に嵌合することにより完了する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズを有する意匠部と、光源を有する機能部とを含むランプユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
レンズを有する意匠部と、光源を有するコネクタ部とを含むランプユニットに関しては、例えば下記特許文献1に開示されている。開示技術によれば、ランプユニットは所謂カーテシランプであって、自動車等の車両の左右ドアにそれぞれ組み付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−291722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ランプユニットは、これを構成する意匠部のレンズ形状やレンズカット形状に方向性を有する場合、左右ドアへのランプ組み付けに係る方向が規制されてしまうことになる。故にランプユニットは、左右ドアへの組み付け時において、光源を含むコネクタ部の向きが左右ドアで異なってしまうことになる。具体的には、図8に示す如くの状態になり、光源を含むコネクタ部の向きが左右ドアで異なってしまうことになる。
【0005】
図8において、引用符号1は車両の左ドア、2は右ドア、3は左ドア1及び右ドア2にそれぞれ組み付けられるランプユニット、4は光源を有するコネクタ部、5はレンズを有する意匠部、6は電源、7は電源6とランプユニット3、3とを繋ぐワイヤハーネス、をそれぞれ示している。機能部4及び意匠部5は、ランプユニット3を構成するものとなっている。ワイヤハーネス7は、この端末に電気的な接続をするためのコネクタを有している。
【0006】
ワイヤハーネス7の配索状態から分かるように、ランプユニット3とのコネクタ接続に係る方向が左ドア1及び右ドア2で異なっている。そのため、ドアトリム形状によっては、ワイヤハーネス7の配索が困難になってしまうという虞を有している。
【0007】
また、ワイヤハーネス7において、例えば引用符号8で示す部分がランプユニット3の内部に入り込んでしまうという虞を有している。特許文献1に開示されたランプユニット3にあっては、左ドア1及び右ドア2への組み付け部分としてのロックアーム部9がレンズ10の略中央位置に配設されることから、内部への入り込みが起こり易い構造になっている。仮に、引用符号8で示す部分が内部に入り込んで光源11に接触した場合には、溶損を引き起こしてしまうという虞を有している。
【0008】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、方向性に関係なく機能部を組み付けることが可能な、また、ワイヤハーネスの入り込みを防止することが可能なランプユニットを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のランプユニットは、レンズを有する意匠部と、光源を有する機能部とを含むとともに、左右のドアに組み付けられて該ドアから所定位置を照明するランプユニットにおいて、前記機能部に機能側ロック部を設けるとともに、前記意匠部に前記機能部の第一組み付け方向に対応する第一意匠側ロック部と第二組み付け方向に対応する第二意匠側ロック部とを設け、さらに、前記第一意匠側ロック部と前記第二意匠側ロック部とを前記機能側ロック部に対しいずれも嵌合可能に形成してなることを特徴とする。
【0010】
このような特徴を有する本発明によれば、意匠部の第一意匠側ロック部と第二意匠側ロック部とを同じ形状に形成する。すなわち、対称な形状に形成し、いずれも機能部の機能側ロック部と嵌合可能にする。機能部を第一組み付け方向から意匠部に組み付けようとすると、機能部の機能側ロック部が意匠部の第一意匠側ロック部に嵌合し、また、機能部を第二組み付け方向から意匠部に組み付けようとすると、機能部の機能側ロック部が意匠部の第二意匠側ロック部に嵌合する。
【0011】
請求項2記載の本発明のランプユニットは、請求項1に記載のランプユニットにおいて、前記意匠部の側方から前記機能部をスライドさせつつ嵌合可能に前記機能側ロック部、前記第一意匠側ロック部、及び前記第二意匠側ロック部を形成してなることを特徴とする。
【0012】
このような特徴を有する本発明によれば、意匠部の側方で、この側方の外側から内側へ向けて機能部をスライドさせると、機能側ロック部と第一意匠側ロック部とが嵌合する。又は、機能側ロック部と第二意匠側ロック部とが嵌合する。機能部の嵌合をスライドにて行うようにすると、ドアにランプユニットを組み付ける際に機能部がドア側の部材に押されて嵌合が維持される。及び/又は、ドアにランプユニットを組み付けた後には、ドア側の部材により機能部の抜け方向のスライドが規制される。すなわち、嵌合が維持される。
【0013】
請求項3記載の本発明のランプユニットは、請求項1又は請求項2に記載のランプユニットにおいて、前記ドアに組み付けられる部分として複数のロックアーム部を前記意匠部に設けてなるとともに、前記複数のロックアーム部の配設位置として、前記光源の配設位置よりも外側且つ前記レンズの四隅近傍とすることを特徴とする。
【0014】
このような特徴を有する本発明によれば、複数のロックアーム部の存在及び配置により、ランプユニットと電源とを繋ぐワイヤハーネスのユニット内部への入り込みが防止される。
【0015】
請求項4記載の本発明のランプユニットは、請求項4に記載のランプユニットにおいて、前記レンズの逆側に位置して前記光源を覆うフード部を前記機能部に設けてなることを特徴とする。
【0016】
このような特徴を有する本発明によれば、機能部のフード部にて光源を覆うことにより、光源とワイヤハーネスユニットとの接触が防止される。
【発明の効果】
【0017】
請求項1に記載された本発明によれば、方向性に関係なく機能部を組み付けることができるという効果を奏する。また、この効果により、取り回しを良好にすることができ、以て作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。さらに、本発明によれば、ワイヤハーネスを従来よりも短くすることができるという効果を奏する。
【0018】
請求項2に記載された本発明によれば、機能部と意匠部との嵌合を良好に維持する一形態を提供することができるという効果を奏する。
【0019】
請求項3に記載された本発明によれば、ランプユニット内部へのワイヤハーネスの入り込みを防止することができるという効果を奏する。従って、ワイヤハーネスの溶損を防止することができるという効果を奏する。
【0020】
請求項4に記載された本発明によれば、光源とワイヤハーネスとの接触を防止することができるという効果を奏する。従って、ワイヤハーネスの溶損を確実に防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明のランプユニットに係る図であり、(a)はランプユニットの配置図、(b)は機能部を第一組み付け方向から意匠部に組み付ける場合の斜視図、(c)は機能部を第二組み付け方向から意匠部に組み付ける場合の斜視図である。
【図2】ランプユニット及び機能部の図であり、(a)はランプユニットの分解斜視図、(b)は機能部を構成するソケットの斜視図である。
【図3】ランプユニット及び意匠部の図であり、(a)はランプユニットの斜視図、(b)は意匠部の側面図、(c)は意匠部の背面図である。
【図4】意匠部をドアに組み付ける際の図であり、(a)は組み付け直前の斜視図、(b)は組み付け後の斜視図である。
【図5】機能部を意匠部に組み付ける際の図であり、(a)は組み付け直前の斜視図、(b)は組み付け後の斜視図である。
【図6】ワイヤハーネスの入り込み防止に係る図であり、(a)はランプユニットとワイヤハーネスの斜視図、(b)はランプユニットとワイヤハーネスの側面図である。
【図7】図6に対する比較例の図であり、(a)は比較例のランプユニットとワイヤハーネスの斜視図、(b)は比較例のランプユニットとワイヤハーネスの側面図である。
【図8】従来例のランプユニットに係る図であり、(a)は従来例のランプユニットの配置図、(b)は従来例のランプユニットの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
ランプユニットは、レンズを有する意匠部と、光源を有する機能部とを含んで構成されている。意匠部には、機能部を嵌合させるための同一形状のロック部が左右対称に配置形成されている。ランプユニットは、この内部にワイヤハーネスが入り込まないような構造を有している。
【実施例】
【0023】
以下、図面を参照しながら実施例を説明する。図1は本発明のランプユニットに係る図である。また、図2はランプユニット及び機能部の図、図3はランプユニット及び意匠部の図、図4は意匠部をドアに組み付ける際の図、図5は機能部を意匠部に組み付ける際の図、図6はワイヤハーネスの入り込み防止に係る図、図7は図6に対する比較例の図である。
【0024】
図1において、引用符号21は本発明に係るランプユニットを示している。ランプユニット21は、自動車等の車両の左ドア22及び右ドア23の組み付け対象部24にそれぞれ組み付けられて、左ドア22、右ドア23から所定位置を照明することができるようになっている。ランプユニット21は、本実施例においてカーテシランプとして機能するものとなっている。ランプユニット21は、意匠部25と、機能部26とを含んで構成されている。ランプユニット21は、ワイヤハーネス27を介して電源28に接続されている。
【0025】
ランプユニット21は、以下の説明から分かるようになるが、方向性に関係なく機能部26を組み付けすることができるようになっている。すなわち、矢印Pで示す第一組み付け方向及び矢印Qで示す第二組み付け方向のいずれであっても、機能部26を意匠部25に嵌合させて組み付けをすることができるようになっている。先ず、ランプユニット21の構成及び構造について説明をする。
【0026】
図2及び図3において、ランプユニット21を構成する意匠部25は、光透過性を有する合成樹脂製のレンズ29を備えて構成されている(本実施例では用いてないが、例えばベゼル等を含んでいてもよいものとする)。レンズ29は、平面的に見ると矩形状で且つ側方から見ると「く」字状に曲がるレンズ本体30と、このレンズ本体30の内面31に一体化する一対の固定部32とを有して図示の形状に形成されている(形状は一例であるものとする)。このようなレンズ29は、レンズ本体30の形状が方向性を有するように形成されている(図3(b)参照)。レンズ本体30には、レンズカット(図示省略)が形成されている。
【0027】
一対の固定部32は、「く」字状に曲がるレンズ本体30の曲げ部33を跨ぐような略ブリッジ形状に形成されている。一対の固定部32は、中心線CL(図3(c)参照)に対して左右対称(線対称)となる形状に形成されている。一対の固定部32は対称形状であることから、以下、一方の固定部32について説明をする。
【0028】
固定部32は、台座部34と、この台座部34の中央位置に設けられる意匠側ロック部35と、同じく台座部34の固定脚部位置に設けられる一対のロックアーム部36とを有している。意匠側ロック部35は、機能部26の嵌合部分であって、可撓性を有する差し込み板部37と、この差し込み板部37を貫通するように形成される嵌合孔38とを有している。意匠側ロック部35は、矢印Pで示す第一組み付け方向及び矢印Qで示す第二組み付け方向(図1(b)及び(c)参照)に対応するように、一方を第一意匠側ロック部35a、他方を第二意匠側ロック部35bとするものとする。尚、意匠側ロック部35(第一意匠側ロック部35a、第二意匠側ロック部35b)は、嵌合構造(係止構造)となれば特に形状は限定されないものとする。
【0029】
一対のロックアーム部36は、左ドア22及び右ドア23の組み付け対象部24(図1(b)及び(c)参照)に対する嵌合部分であって、可撓性を有するアーム形状に形成されている。一対のロックアーム部36は、レンズ本体30の隅位置39に近い側に配設されている。また、一対のロックアーム部36は、組み付け対象部24における嵌合枠部40の隅位置41(図1(b)及び(c)参照)に係止突起部42が引っ掛かるようにも配設されている。
【0030】
このような一対のロックアーム部36は、電線規制部43を有している。電線規制部43は、一対のロックアーム部36よりも内側にワイヤハーネス27の入り込みがないようにするための部分として設けられている。
【0031】
ランプユニット21を構成する機能部26は、光源44と、バスバー45と、ソケット46とを備えて構成されている。機能部26は、意匠部25における固定部32の一対のロックアーム部36よりも幅狭な形状に形成されている。
【0032】
光源44は、例えばバルブやLED等の、電力の供給によって光る電気部品であって、発光部47と、電気接続部48とを有している。
【0033】
バスバー45は、光源44とソケット46の後述するコネクタ部51とを繋ぐ回路部品であって、導電性を有する金属板を所定形状に曲げて形成されている。バスバー45は、光源接続部49及びコネクタ端子部50を有している。
【0034】
ソケット46は、絶縁性を有する合成樹脂製の部品であって、コネクタ部51と、フード部52とを一体に有している。コネクタ部51は、ワイヤハーネス27の端末のコネクタ53をコネクタ嵌合させるためのコネクタ嵌合部54と、光源44を装着するための光源装着部55と、バスバー45を収容するバスバー収容部56と、意匠側ロック部35(第一意匠側ロック部35a、第二意匠側ロック部35b)に嵌合する機能側ロック部57とを有している。
【0035】
機能側ロック部57は、上記の如く意匠側ロック部35に嵌合する部分であって、意匠側ロック部35の差し込み板部37が差し込まれる差し込み穴部58と、意匠側ロック部35の嵌合孔38を引っ掛けて係止するロッキングアーム部59とを有している。
【0036】
フード部52は、意匠部25におけるレンズ本体30の逆側に位置して光源44を覆う部分であって、略半円筒形状に形成されている。フード部52は、略半円筒形状の半径が意匠部25における固定部32の一対のロックアーム部36の間隔よりも若干狭くなるように寸法設定がなされている。すなわち、ワイヤハーネス27の入り込みを規制することができるように寸法設定がなされている(図6を参照しながら後述する)。
【0037】
図4において、組み付け対象部24は、ランプユニット21に対する組み付け対象部分であって、上記の如く嵌合枠部40を有している。嵌合枠部40の四つの隅位置41には、ランプユニット21における意匠部25の合計四つのロックアーム部36が引っ掛かるようになっている。組み付け対象部24の引用符号60は、ランプユニット21における機能部26に対する逃がし部を示している。逃がし部60は、所定深さの溝形状に形成されている。
【0038】
次に、上記構成及び構造に基づきながらランプユニット21の組み付けについて説明をする。
【0039】
図4(a)において、組み付け対象部24の開口部61の位置に合わせて意匠部25を配置し、この意匠部25を一対の固定部32側から開口部61に押し込むと、四つのロックアーム部36が嵌合枠部40の四つの隅位置41に引っ掛かり、これによって図4(b)に示す如く意匠部25の組み付けが完了する。この時、レンズ本体30の外面62は、組み付け対象部24の外面63に対して面一となる。
【0040】
組み付け対象部24の内面64側において、図5(a)に示す如く機能部26を矢印Pで示す第一組み付け方向からスライド移動させるようにして意匠部25に嵌合させると、これにより図5(b)に示す如く機能部26の組み付けが完了するとともに、ランプユニット21の組み付けも完了する。機能部26の意匠部25への嵌合にあっては、機能部26の機能側ロック部57が意匠部25の意匠側ロック部35に嵌合することにより完了する。
【0041】
尚、矢印Qで示す第二組み付け方向(図1(c)参照)からの機能部26の組み付けに関しては、上記説明に対し方向が異なるだけなので省略するものとする。
【0042】
上記の組み付けは、先ず意匠部25を組み付け対象部24に組み付け、次に機能部26を意匠部25に嵌合させる手順であるが、これに限らないものとする。すなわち、先ず機能部26を意匠部25に嵌合させてランプユニット21にしてから、次にランプユニット21を組み付け対象部24に組み付ける手順であってもよいものとする。
【0043】
機能部26は、上記組み付けにより例えばソケット46の後端がドア部品(サイレンサ等)にて押されると、抜け方向のスライドが規制され、これによって機能部26及び意匠部25の嵌合状態が維持される。
【0044】
続いて、上記構成及び構造に基づきながらワイヤハーネス27の内部への入り込み防止について説明をする。
【0045】
図6において、ランプユニット21は、意匠部25の合計四つのロックアーム部36及び電線規制部43の配置や構造により、ワイヤハーネス27の内部への入り込みを防止することができるようになっている。また、ランプユニット21は、機能部26にフード部52を有することから、これによってもワイヤハーネス27の内部への入り込みを防止することができるようになっている。従って、ワイヤハーネス27は光源44に接触することがなく、結果、ワイヤハーネス27の溶損を防止することができるようになっている。
【0046】
仮に、図7で示す如くの比較例となるランプユニット101の場合にあっては、ロックアーム部102がレンズ103の略中央位置に配設されていることから、ワイヤハーネス104の内部への入り込みが起こってしまうという虞がある。そして、ワイヤハーネス104が光源105に接触すると、この溶損が生じてしまうという虞がある。
【0047】
以上、図1ないし図7を参照しながら説明してきたように、ランプユニット21によれば、矢印Pで示す第一組み付け方向及び矢印Qで示す第二組み付け方向のいずれであっても、機能部26を意匠部25に嵌合させて組み付けをすることができる。また、方向性に関係なく機能部26を組み付けすることができることから、取り回しを良好にすることもできる。従って、ランプユニット21は、従来に比べ作業性の向上を図ることができる。さらに、ランプユニット21によれば、ワイヤハーネス27を従来より短くすることができる。
【0048】
この他、ランプユニット21によれば、ロックアーム部36及び電線規制部43の配置や構造により、内部へのワイヤハーネス27の入り込みを防止することができる。また、ランプユニット21によれば、フード部52を有することから、光源44とワイヤハーネス27との接触をより一層確実に防止することができる。従って、ランプユニット21によれば、ワイヤハーネス27の溶損を防止することができる。
【0049】
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【符号の説明】
【0050】
P…第一組み付け方向
Q…第二組み付け方向
21…ランプユニット
22…左ドア
23…右ドア
24…組み付け対象部
25…意匠部
26…機能部
27…ワイヤハーネス
28…電源
29…レンズ
30…レンズ本体
31…内面
32…固定部
33…曲げ部
34…台座部
35…意匠側ロック部
35a…第一意匠側ロック部
35b…第二意匠側ロック部
36…ロックアーム部
37…差し込み板部
38…嵌合孔
39…隅位置
40…嵌合枠部
41…隅位置
42…係止突起部
43…電線規制部
44…光源
45…バスバー
46…ソケット
47…発光部
48…電気接続部
49…光源接続部
50…コネクタ端子部
51…コネクタ部
52…フード部
53…コネクタ
54…コネクタ嵌合部
55…光源装着部
56…バスバー収容部
57…機能側ロック部
58…差し込み穴部
59…ロッキングアーム部
60…逃がし部
61…開口部
62、63…外面
64…内面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
レンズを有する意匠部と、光源を有する機能部とを含むとともに、左右のドアに組み付けられて該ドアから所定位置を照明するランプユニットにおいて、
前記機能部に機能側ロック部を設けるとともに、前記意匠部に前記機能部の第一組み付け方向に対応する第一意匠側ロック部と第二組み付け方向に対応する第二意匠側ロック部とを設け、さらに、前記第一意匠側ロック部と前記第二意匠側ロック部とを前記機能側ロック部に対しいずれも嵌合可能に形成してなる
ことを特徴とするランプユニット。
【請求項2】
請求項1に記載のランプユニットにおいて、
前記意匠部の側方から前記機能部をスライドさせつつ嵌合可能に前記機能側ロック部、前記第一意匠側ロック部、及び前記第二意匠側ロック部を形成してなる
ことを特徴とするランプユニット。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のランプユニットにおいて、
前記ドアに組み付けられる部分として複数のロックアーム部を前記意匠部に設けてなるとともに、前記複数のロックアーム部の配設位置として、前記光源の配設位置よりも外側且つ前記レンズの四隅近傍とする
ことを特徴とするランプユニット。
【請求項4】
請求項4に記載のランプユニットにおいて、
前記レンズの逆側に位置して前記光源を覆うフード部を前記機能部に設けてなる
ことを特徴とするランプユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−166635(P2012−166635A)
【公開日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−28110(P2011−28110)
【出願日】平成23年2月14日(2011.2.14)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【Fターム(参考)】