説明

リコメンドエンジン導入効果予測システム

【課題】Webサイトへのリコメンドエンジン導入による効果を予測できるリコメンドエンジン導入効果予測システム等を提供する。
【解決手段】ネットワーク13に接続された企業AWebサーバ10−1〜企業DWebサーバ10−4が運営するWebサイトにリコメンドエンジンを導入しようとする場合、端末9からWebサーバ3に導入前売上高63、導入前要素データ65を入力する。Webサーバ3は、入力された導入前売上高63、導入前要素データ65を用いて、統計も出るに当てはめることによりリコメンドエンジン導入前の売上予測式を算出する。また、リコメンドエンジン導入により導入前要素データ65に与える影響量からリコメンド導入後の売上予測式を求める。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リコメンドエンジンの導入効果を予測するシステム等に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネット等の通信ネットワークの普及に伴い、多種多様なコンテンツをユーザに配信する情報配信サービスが登場している。このようなコンテンツを配信するシステムでは、ユーザの希望や要求に添った最適な商品やサービスを提案するため、ユーザの嗜好性に基づいて最適な情報を効率的に配信する必要がある。そのため、ユーザの嗜好性に関する情報を保持し、ユーザの嗜好性に対応して提供する商品やサービスを絞り込み、ユーザに情報を配信する。(特許文献1、特許文献2参照)
【0003】
【特許文献1】特開2004−341784号公報
【特許文献2】特開2006−18755号広報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の方法では、リコメンドエンジン等をWebサイト、システムに導入するには既存のWebサイト、システムを改修する必要があり、そのための費用も発生するが、リコメンドエンジンを導入した結果、売上高がどの程度増加したかを具体的に示していない。実際にリコメンドエンジンを既存のシステムに導入する場合、リコメンドエンジンの導入を検討している企業に、リコメンドエンジンを導入するかどうかを検討するための判断材料を与えるため、また、リコメンドエンジン導入に伴うリスクを説明するため、リコメンドエンジン導入によりどの程度の効果が見込めるかを提示することが必要となる。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところはWebサイトへのリコメンドエンジン導入による効果を予測できるリコメンドエンジン導入効果予測システム等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために第1の発明は、サーバと、データベースサーバを有するリコメンドエンジン導入効果予測システムであって、前記サーバは、ウェブサイトにリコメンドエンジンを導入前の購買履歴データを入力する導入前購買履歴入力手段と、前記導入前の購買履歴データを用いて、前記ウェブサイトに前記リコメンドエンジンを導入する前の売上予測式を計算する計算手段と、前記売上予測式を用いて、入力された条件に基づいてリコメンドエンジン導入後の売上を予測する予測手段と、を具備することを特徴とするリコメンドエンジン導入効果予測システムである。
【0007】
サーバは、入力されたリコメンドエンジン導入前のクリック率、リピート率、売上等の購買履歴データを用いて、既存の統計モデルに当てはめることにより、リコメンドエンジン導入前の売上予測式を算出する。リコメンドエンジンを導入すると、様々な要素によって影響を受け、売上高が増加するため、リコメンドエンジン導入後の売上予測式を求める。売上予測式にウェブサイトへの来客数を入力することにより、導入後の売上を予測する。
【0008】
ウェブサイトにリコメンドエンジン導入後、サーバは、リコメンドエンジンを導入後のクリック率、リピート率、売上等の購買履歴データを入力し、データベースサーバに蓄積していき、リコメンドエンジン導入後の売上予測式に反映させることができる。また、データベースサーバを検索することにより、リコメンドエンジンを導入する際の参考情報として閲覧することが可能となる。
【0009】
第2の発明は、ウェブサイトにリコメンドエンジンを導入前の購買履歴データを入力する導入前購買履歴入力手段と、前記導入前の購買履歴データを用いて、前記ウェブサイトに前記リコメンドエンジンを導入する前の売上予測式を計算する計算手段と、前記売上予測式を用いて、入力された条件に基づいてリコメンドエンジン導入後の売上を予測する予測手段と、を具備することを特徴とするサーバである。
【0010】
第3の発明は、コンピュータを第2の発明のサーバとして機能させることを特徴とするプログラムである。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、Webサイトへのリコメンドエンジン導入による効果を予測できるリコメンドエンジン導入効果予測システム等を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るリコメンドエンジン導入効果予測システム等の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0013】
最初に、図1、2、3、4、5、6、7を参照しながら、本実施の形態に係るリコメンドエンジン導入効果予測システム1の構成について説明する。
図1は、リコメンドエンジン導入効果予測システム1の構成を示すブロック図である。
【0014】
リコメンドエンジン導入効果予測システム1は、Webサーバ3、Webサイトを運営する企業AWebサーバ10−1、企業BWebサーバ10−2、企業CWebサーバ10−3、企業CWebサーバ10−4等、ユーザ端末11−1〜11−N等がネットワーク11を介して接続される。ネットワーク13は、インターネット等のネットワークである。
【0015】
Webサーバ3は、ネットワーク13に接続された企業AWebサーバ10−1〜企業DWebサーバ10−4等が運営するWebサイトにリコメンドエンジンを導入した場合の効果を予測するためのコンピュータで、DBサーバ5、DB7、端末9等を有する。
端末9は、ネットワーク13に接続されたWebサイトにリコメンドエンジンを導入する前の購買履歴データや売上高、リコメンド導入後の購買履歴データや売上高等をWebサーバ3に入力するためのコンピュータである。
DBサーバ5は、Webサイトへのリコメンドエンジン導入前の購買履歴データ、売上高、導入後の購買履歴データ、売上高等のデータをDB7に蓄積する。また、DBサーバ5はWebサーバ3からの要求に応じて、DB7に蓄積したデータを検索し、過去のリコメンドエンジン導入前後の情報を閲覧する。
【0016】
企業AWebサーバ10−1〜企業CWebサーバ10−4は、それぞれの企業のWebサイトを運営するWebサーバである。企業AWebサーバ10−1〜企業CWebサーバ10−4は、リコメンドエンジンを導入していたり、あるいは、導入を検討している。
【0017】
ユーザ端末11−1〜11−Nは、ネットワーク13に接続したコンピュータで、企業AWebサーバ10−1〜企業DWebサーバ10−4が運営しているWebサイトの閲覧、アクセスを行う。
【0018】
次に、Webサーバ3について説明する。
図2は、Webサーバ3のハードウエア構成の一例を示す図、図3は、Webサーバ3の記憶装置22の詳細を示す図である。Webサーバ3は、バス28により相互接続された制御部21、記憶装置22、メディア入出力部23、入力部25、印刷部27、表示部26、通信部27を有する。
【0019】
制御部21は、プログラムの実行を行うCPU(Central Processing Unit)と、プログラム命令あるいはデータ等を格納するためのROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリから構成される。制御部21は、Webサーバ3全体の動作を制御する。
【0020】
記憶装置22は、Webサーバ3の制御プログラム等の固定データ、画像ファイル等を格納するための記憶媒体である。
図3に示すように、記憶装置22は、OS31のような制御プログラムと、Webサイトへのリコメンドエンジン導入の効果を予測するためのリコメンドエンジン導入効果予測システム33等を有する。
【0021】
メディア入出力部23は、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)あるいはCD−RW(CD−ReWritable)、フレキシブルディスク、MO(Magneto Optic Disc)等の媒体のドライブで、媒体から画像ファイル等のデータの読み出しや、媒体へのデータの書き込みを行う。
【0022】
入力部24は、キーボード、マウス等の入力装置である。
印刷部25はプリンタで、ユーザからの要求により必要な情報等の印刷を行う。
表示部26は、CRT(Cathode−Ray Tube)あるいはLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置である。
通信部27は、通信制御装置、通信ポート等であり、ネットワーク13を介した通信や、DBサーバ5との通信等を制御する。
【0023】
次に、DBサーバ5について説明する。
図4は、DBサーバ5のハードウエア構成の一例を示す図、図5は、DBサーバ5の記憶装置42の詳細を示す図である。
【0024】
図4に示すように、DBサーバ5は、バス48により相互接続された制御部41、記憶装置42、メディア入出力部43、入力部44、印刷部45、表示部46、通信部47を有する。
【0025】
制御部41は、プログラムの実行を行うCPUと、プログラム命令あるいはデータ等を格納するためのROM、RAM等のメモリから構成される。制御部41は、DBサーバ5全体の動作を制御する。
【0026】
記憶装置42は、DBサーバ5の制御プログラム等の固定データ等を格納するための記憶媒体である。
図5に示すように、記憶装置42は、OS51のような制御プログラム、DB7に格納したデータを管理するためのデータ管理プログラム53等を有する。
【0027】
メディア入出力部43は、CD−ROMあるいはCD−RW、フレキシブルディスク、MO等の媒体のドライブで、媒体からのデータの読み出しや、媒体へのデータの書き込みを行う。
【0028】
入力部44は、キーボード、マウス等の入力装置である。
印刷部45はプリンタで、ユーザからの要求により必要な情報等の印刷を行う。
表示部46は、CRTあるいはLCD等の表示装置である。
通信部47は、通信制御装置、通信ポート等であり、Webサーバ3との通信等を制御する。
【0029】
次にDB7について説明する。
図6は、DB7の詳細を示す図、図7は、DB7の企業データ61の詳細を示す図である。
【0030】
図6に示すように、DB7はネットワーク13に接続された様々なWebサイトを運営している企業に関する企業Aデータ61−1、企業Bデータ61−2、企業Cデータ61−3、企業Dデータ61−4等を有する。
【0031】
図7に示すように、企業データ61は、導入前売上高63、導入前要素データ65、導入後売上高、導入後要素データ69等を有する。
導入前売上高63は、その企業のWebサイトにリコメンドエンジンを導入する前の日単位、月単位の売上高である。
導入後売上高65は、Webサイトにリコメンドエンジンを導入した後の日単位、月単位の売上高である。
【0032】
導入前要素データ65、導入後要素データ69は、それぞれWebサイトにリコメンドエンジンを導入する前、導入した後の様々なパラメータとなる要素データで、クリック率71、リピート率72、購買アイテム数73、サイトデザイン74、取扱商品値段75、取扱商品数76等を有する。
【0033】
クリック率71は、Webサイトへの全訪問者のうち、商品あるいはサービスの詳細画面に進んだ人の割合である。
リピート率72は、Webサイトへの全訪問者のうち、2回以上、そのWebサイトに訪問する人の割合である。
購買アイテム数73は、Webサイトでの1回の購入処理で購入する商品あるいはサービスのアイテム数である。
サイトデザイン74は、リコメンドエンジンがWebサイトのどの階層に入っているかを示すもので、第1階層はWebサイトのトップページ、第2階層はWebサイトのトップページの次に表示されるページ、第3階層はWebサイトの第2階層の次に表示されるページを表す。
取扱商品値段75は、Webサイト内で取り扱っている商品あるいはサービス平均価格である。
取扱商品数76は、Webサイト内で取り扱っている商品あるいはサービスの数である。
【0034】
次に、リコメンドエンジン効果予測システム1により、Webサイトにリコメンドエンジンを導入した場合の効果を予測する処理について説明する。
図8は、Webサイトへのリコメンドエンジンの導入効果を示すグラフ、図9は、Webサーバ3上のリコメンドエンジン導入効果予測表示画面900の一例を示す図である。
【0035】
企業AWebサーバ10−1〜企業DWebサーバ10−4等が運営するWebサイトにリコメンドエンジンを導入する場合、Webサーバ3に接続された端末9からリコメンドエンジン導入前のデータとして、導入前売上高63、導入前要素データ65を入力する。
Webサーバ3は、入力された導入前売上高63、導入前要素データ65を用いて、既存の統計モデルである回帰モデルに当てはめることにより、図8に示すリコメンドエンジン導入前売上高y1=ax+bを算出する。
リコメンドエンジン導入前売上高y1=ax+bを算出することにより、式θ1=tan−1((y1−b)/x)から、来客数に対する売上予測金額を表す角度θ1が決まる。
【0036】
Webサイトにリコメンドエンジンを導入すると、導入前要素データ65に示すデータはそれぞれ影響を受け、それに伴いWebサイトにおける売上高が増加する。売上高に影響を与える要素データの値は、Webサイトの特性によって異なるが、例えば、Webサイトにリコメンドエンジンを導入することにより、クリック率71は20%増加すると想定する。導入前のクリック率71が10%の場合、導入後のクリック率71は12%に、導入前のクリック率71が30%の場合、導入後のクリック率71は36%となる。
リコメンドエンジン導入により、リピート率72が10%増加すると想定すると、導入前のリピート率72が10%の場合、導入後のリピート率72は11%に、導入前のリピート率72が30%の場合、導入後のリピート率72は33%となる。
リコメンドエンジン導入により、購買アイテム数73が10%増加すると想定すると、導入前の購買アイテム数73が10個の場合、導入後の購買アイテム数73は11個に、導入前の購買アイテム数73が100個の場合、導入後の購買アイテム数73は110個となる。
【0037】
リコメンドエンジンをWebサイトのどの階層に入れるかというサイトデザイン74により、導入前、導入後でクリック率71が変化する。例えば、リコメンドエンジン導入後、サイトデザイン74が第1階層の場合、クリック率71は導入前後で20%増加、第2階層の場合、クリック率71は10%増加、第3階層の場合、クリック率71は5%増加すると想定する。
サイトデザイン74が第1階層の場合、導入前のクリック率71を10%とすると導入後は12%に、第2階層の場合、導入前のクリック率71を10%とすると導入後は11%に、第3階層の場合、導入前のクリック率71を10%とすると導入後は10.5%に増加する。
【0038】
また、クリック率71は取扱商品値段75、取扱商品数76により変化する。
例えば、取扱商品値段75に比例してクリック率71は10%変化すると想定する。導入前にクリックされる確率が50%だったとすると、導入後のクリック率71は取扱商品値段75が1000円の場合、50×(1+0.1)=55%となり、取扱商品値段75が2000円の場合、50×(1+0.2)=60%となる。
取扱商品数76にも比例して、クリック率71は10%変化すると想定する。取扱商品数76の半分がクリックされると仮定すると、取扱商品数76が100点の場合、導入前は50個の商品がクリックされ、導入後は55個の商品がクリックされる。取扱商品数76が200点とすると、クリック率は20%増加すると想定するため、導入前は100個の商品がクリックされ、導入後は120個の商品がクリックされることになる。
【0039】
このように、導入前要素データ65のクリック率71、リピート率72、購買アイテム数73、サイトデザイン74、取扱商品値段75、取扱商品数76がリコメンドエンジン導入の影響を受ける量をそれぞれα1〜α6とすると、リコメンドエンジン導入後の来客数に対する売上予測金額を表す角度θ2が式θ2=tan−1((y1−b+Σαn)/x)で定義できる。
その結果、図8に示すように、リコメンドエンジンが導入された場合の売上予測式y2=cx+bを求めることができる。
【0040】
Webサーバ3は、求めたリコメンドエンジン導入前、導入後の来客数に対する売上予測金額に基づいて、図9に示すようなリコメンドエンジン導入効果予測表示画面900を表示部26に表示する。
リコメンドエンジン導入効果予測表示画面900は、図8に示すリコメンドエンジンの導入効果を示すグラフ901、見込み来客数入力フィールド902、実行ボタン903、リコメンドエンジン導入効果見込み金額904を有する。
ユーザは、見込み来客数入力フィールド902に見込み来客数を入力し、実行ボタン903をマウス等の入力部24でクリックすると、Webサーバ3の制御部21は入力された見込み来客数を売上予測式y2=cx+bに代入することにより、見込み金額を算出し、リコメンドエンジン導入効果見込み金額904に表示する。ユーザは、表示されたリコメンドエンジン導入効果見込み金額904を参考に、リコメンドエンジン導入による効果をおおよそ把握し、リコメンドエンジンを実際に企業AWebサーバ10−1〜企業DWebサーバ10−4が運営するWebサイトに導入するかどうかを検討する。
【0041】
このように本実施によれば、Webサイトへのリコメンドエンジン導入による効果を予測できるリコメンドエンジン導入効果予測システム等を提供できる。
【0042】
また、実際にWebサイトにリコメンドエンジンを導入した後の導入後売上高67や、クリック率71、リピート率72、購買アイテム数73、サイトデザイン74、取扱商品価格75、取扱商品数76等の導入後要素データ69を端末9からWebサイト3に入力し、DBサーバ5を介してDB7に蓄積していくことにより、リコメンドエンジン導入の事例を検索することができる。
さらに、入力した導入後売上高67、導入後要素データ69を用いて、Webサイトの特性に応じたリコメンドエンジン導入前後の各種要素データの影響量を補正し、売上予測式y2=cx+bの算出に反映させることにより、より精度の高いリコメンドエンジン導入効果の予測が可能となる。
【0043】
以上、添付図面を参照しながら本発明に係るリコメンドエンジン導入効果予測システムの好適な実施形態について説明したが、前述した実施の形態に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】リコメンドエンジン導入効果予測システム1の構成を示すブロック図
【図2】Webサーバ3のハードウエア構成の一例を示す図
【図3】Webサーバ3の記憶装置22の詳細を示す図
【図4】DBサーバ5のハードウエア構成の一例を示す図
【図5】DBサーバ5の記憶装置42の詳細を示す図
【図6】DB7の詳細を示す図
【図7】DB7の企業データ61の詳細を示す図
【図8】Webサイトへのリコメンドエンジンの導入効果を示すグラフ
【図9】Webサーバ3上のリコメンドエンジン導入効果予測表示画面900の一例を示す図
【符号の説明】
【0045】
1………リコメンドエンジン導入効果予測システム
3………Webサーバ
5………DBサーバ
7………DB
9………端末
11………ユーザ端末

【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバと、データベースサーバを有するリコメンドエンジン導入効果予測システムであって、
前記サーバは、
ウェブサイトにリコメンドエンジンを導入前の購買履歴データを入力する導入前購買履歴入力手段と、
前記導入前の購買履歴データを用いて、前記ウェブサイトに前記リコメンドエンジンを導入する前の売上予測式を計算する計算手段と、
前記売上予測式を用いて、入力された条件に基づいてリコメンドエンジン導入後の売上を予測する予測手段と、
を具備することを特徴とするリコメンドエンジン導入効果予測システム。
【請求項2】
前記サーバは、
前記ウェブサイトにリコメンドエンジンを導入後の購買履歴データを入力する導入後購買履歴データ入力手段と、
前記導入後の購買履歴データを前記売上予測式に反映させる売上予測式反映手段と、
を具備することを特徴とする請求項1記載のリコメンドエンジン導入効果システム。
【請求項3】
前記予測手段は、前記ウェブサイトへの来客数に基づいてリコメンドエンジン導入後の売上を予測することを特徴とする請求項1記載のリコメンドエンジン導入効果予測システム。
【請求項4】
前記導入前購買履歴入力手段は、前記リコメンドエンジンを導入前の前記ウェブサイト上のクリック率、リピート率、売上を入力することを特徴とする請求項1記載のリコメンドエンジン導入効果予測システム。
【請求項5】
前記導入後購買履歴入力手段は、前記リコメンドエンジンを導入後の前記ウェブサイト上のクリック率、リピート率、売上を入力することを特徴とする請求項1記載のリコメンドエンジン導入効果予測システム。
【請求項6】
ウェブサイトにリコメンドエンジンを導入前の購買履歴データを入力する導入前購買履歴入力手段と、
前記導入前の購買履歴データを用いて、前記ウェブサイトに前記リコメンドエンジンを導入する前の売上予測式を計算する計算手段と、
前記売上予測式を用いて、入力された条件に基づいてリコメンドエンジン導入後の売上を予測する予測手段と、
を具備することを特徴とするサーバ。
【請求項7】
前記ウェブサイトにリコメンドエンジンを導入後の購買履歴データを入力する導入後購買履歴データ入力手段と、
前記導入後の購買履歴データを前記売上予測式に反映させる売上予測式反映手段と、
を具備することを特徴とする請求項6記載のサーバ。
【請求項8】
コンピュータを請求項6記載のサーバとして機能させることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−65500(P2008−65500A)
【公開日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−241038(P2006−241038)
【出願日】平成18年9月6日(2006.9.6)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)