説明

リセット機能を有するアクティブ有機発光ディスプレー

【課題】本発明はアクティブ有機発光ディスプレーを提供する。
【解決手段】予め準備された駆動データに応じてアナログの駆動信号を生成する駆動部と、第1及び第2電源の供給を受ける電源端の間に連結された有機発光ダイオードを含み、予め設定されたトラッキング区間では前記駆動信号に応じて駆動データに相応する値を充電し、これと同時に劣化検出のために前記駆動信号を検出して、予め設定されたホールディング区間では前記トラッキング区間で充電された値に応じて前記有機発光ダイオードに電流が流れるようにし、このホールディング区間とその次のトラッキング区間との間にリセット区間を設定することにより前記充電された値をリセットさせる画素部、及び前記トラッキング区間で、前記画素部の有機発光ダイオードの劣化情報を有する前記駆動信号を劣化電圧として検出するADCを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はディスプレーシステムに適用されることができるアクティブ有機発光ディスプレーに関し、特にデータサイクル間にリセット区間を追加することにより、データサイクル間に存在するヒステリシスの影響を除去することができるリセット機能を有するアクティブ有機発光ディスプレーに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、次世代ディスプレー素子として注目を集めている有機発光ダイオードOLEDを利用して、大型のディスプレーパネル化のためにアクティブマトリクス構造に構成するようになるが、これをアクティブマトリクスOLED(略称、「AMOLED」)という。
【0003】
このようなAMOLEDは追加光源が必要ないため、追加光源を提供するバックライトユニット(BLU)を利用するLCDパネルに比べて、明るさ、厚さ、鮮明度、速度及び電力消耗などの面において優れた性能を表す。
【0004】
しかしながら、AMOLEDの欠点はピクセル(pixel)とピクセルの間の単一性と時間による単一性が非常に低いという点であり、このような単一性を補正するための回路が必要である。
【0005】
通常、AMOLEDの駆動方式には、大きく電流駆動方式と電圧駆動方式がある。AMOLEDの電圧駆動方式は、トランジスタの移動度(Mobility)や閾値(Threshold)電圧の劣化によって出力が変わるという欠点を有する。
【0006】
ところが、アクティブ有機発光ディスプレーには、閾値電圧の劣化による欠点を解消するために、劣化を補正するための補償回路が必要であり、また、AMOLEDの電圧駆動方式には、劣化された程度を検知する区間がさらに必要であるため、劣化検出及び劣化補償にかかる時間が長くなるという問題点がある。
【0007】
また、映像データは一定のサイクルで画素部のキャパシタに充電され、充電されたデータが全て放電された後にその次のデータが充電されなければならないが、データサイクル間にヒステリシスが存在するため、AMOLEDの駆動が不正確になるという問題点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するためのものであり、本発明は、データサイクル間にリセット区間を追加することにより、データサイクル間に存在するヒステリシスの影響を除去することができるリセット機能を有するアクティブ有機発光ディスプレーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した本発明の課題を解決するための本発明の第1技術的な側面は、予め準備された駆動データに応じてアナログの駆動信号を生成する駆動部と、第1及び第2電源の供給を受ける電源端の間に連結された有機発光ダイオードを含み、予め設定されたトラッキング区間では上記駆動信号に応じて駆動データに相応する値を充電し、これと同時に劣化検出のために上記駆動信号を検出して、予め設定されたホールディング区間では上記トラッキング区間で充電された値に応じて上記有機発光ダイオードに電流が流れるようにし、このホールディング区間とその次のトラッキング区間との間にリセット区間を設定することにより上記充電された値をリセットさせる画素部、及び上記トラッキング区間で、上記画素部の有機発光ダイオードの劣化情報を有する上記駆動信号を劣化電圧として検出するADCを含むアクティブ有機発光ディスプレーを提案することである。
【0010】
一具現例として、上記画素部は、上記第1電源の供給を受ける第1電源端と有機発光ダイオードとの間に直列に連結された第1及び第2MOSトランジスタと、上記第1及び第2MOSトランジスタ間の第1接続ノードと上記駆動部との間に連結された第3MOSトランジスタと、上記第2MOSトランジスタのゲートと上記第1接続ノードとの間に連結された充電キャパシタと、上記第2MOSトランジスタのドレインに連結されたドレインと上記第2MOSトランジスタのゲートに連結されたソースを有する第4MOSトランジスタ、及び上記充電キャパシタのリセットのために、上記第2MOSトランジスタのゲートに連結された充電キャパシタの一端と上記第1電源端との間に連結された第5MOSトランジスタをさらに含むことを特徴とする。
【0011】
この際、上記画素部は、上記トラッキング区間では、上記第2、第3及び第4MOSトランジスタがターンオンされ、上記第1及び第5MOSトランジスタがターンオフされて、上記ホールディング区間では、上記第1及び第2MOSトランジスタがターンオンされ、上記第3、第4及び第5MOSトランジスタがターンオフされて、上記リセット区間では、上記第1及び第5MOSトランジスタがターンオンされて上記充電キャパシタがリセットされ、第3及び第4MOSトランジスタはターンオフされるようになされることを特徴とする。
【0012】
ここで、上記画素部は、上記トラッキング区間では、上記駆動部の駆動信号が第2及び第3MOSトランジスタを経て上記有機発光ダイオードに流れ、上記充電キャパシタに駆動データに相応する値を貯蔵して、上記ホールディング区間では、上記充電キャパシタに貯蔵された値に応じて電流が上記第1電源端から第1及び第2MOSトランジスタを経て上記有機発光ダイオードに流れて、上記リセット区間では、上記第1及び第5MOSトランジスタを介して上記充電キャパシタの両端に第1電源端が連結され、上記充電キャパシタの両端電圧が零電圧になるようになされることを特徴とする。
【0013】
他の一具現例として、上記画素部は、上記第1電源の供給を受ける第1電源端と有機発光ダイオードとの間に直列に連結された第1及び第2MOSトランジスタと、上記第1及び第2MOSトランジスタ間の第1接続ノードと上記駆動部との間に連結された第3MOSトランジスタと、上記第2MOSトランジスタのゲートと上記第1接続ノードとの間に連結された充電キャパシタと、上記第2MOSトランジスタのドレインに連結されたドレインと上記第2MOSトランジスタのゲートに連結されたソースを有する第4MOSトランジスタと、上記充電キャパシタのリセットのために、上記第2MOSトランジスタのゲートに連結された充電キャパシタの一端と上記第1電源端との間に連結された第5MOSトランジスタ、及び上記第1接続ノードに連結された充電キャパシタの他端と上記第1電源端との間に連結された第6MOSトランジスタをさらに含むことを特徴とする。
【0014】
この際、上記画素部は、上記トラッキング区間では、上記第2、第3及び第4MOSトランジスタがターンオンされ、上記第1、第5及び第6MOSトランジスタがターンオフされて、上記ホールディング区間では、上記第1及び第2MOSトランジスタがターンオンされ、上記第3、第4、第5及び第6MOSトランジスタがターンオフされて、上記リセット区間では、上記第5及び第6MOSトランジスタがターンオンされて上記充電キャパシタがリセットされ、第1、第3及び第4MOSトランジスタはターンオフされるようになされることを特徴とする。
【0015】
ここで、上記画素部は、上記トラッキング区間では、上記駆動部の駆動信号が第2及び第3MOSトランジスタを経て上記有機発光ダイオードに流れ、上記充電キャパシタに駆動データに相応する値を貯蔵して、上記ホールディング区間では、上記充電キャパシタに貯蔵された値に応じて電流が上記第1電源端から第1及び第2MOSトランジスタを経て上記有機発光ダイオードに流れて、上記リセット区間では、上記第5及び第6MOSトランジスタを介して上記充電キャパシタの両端に第1電源端が連結され、上記充電キャパシタの両端電圧が零電圧になるようになされることを特徴とする。
【0016】
また他の一具現例として、上記画素部は、上記第1電源の供給を受ける第1電源端と有機発光ダイオードとの間に直列に連結された第1及び第2MOSトランジスタと、上記第1及び第2MOSトランジスタ間の第1接続ノードと上記駆動部との間に連結された第3MOSトランジスタと、上記第2MOSトランジスタのゲートと上記第1接続ノードとの間に連結された充電キャパシタと、上記第2MOSトランジスタのドレインに連結されたドレインと上記第2MOSトランジスタのゲートに連結されたソースを有する第4MOSトランジスタ、及び上記充電キャパシタのリセットのために、上記充電キャパシタの両端に連結された第7MOSトランジスタをさらに含むことを特徴とする。
【0017】
この際、上記画素部は、上記トラッキング区間では、上記第2、第3及び第4MOSトランジスタがターンオンされ、上記第1及び第7MOSトランジスタがターンオフされて、上記ホールディング区間では、上記第1及び第2MOSトランジスタがターンオンされ、上記第3、第4及び第7MOSトランジスタがターンオフされて、上記リセット区間では、上記第1及び第7MOSトランジスタがターンオンされて上記充電キャパシタがリセットされ、第3及び第4MOSトランジスタはターンオフされるようになされることを特徴とする。
【0018】
ここで、上記画素部は、上記トラッキング区間では、上記駆動部の駆動信号が第2及び第3MOSトランジスタを経て上記有機発光ダイオードに流れ、上記充電キャパシタに駆動データに相応する値を貯蔵して、上記ホールディング区間では、上記充電キャパシタに貯蔵された値に応じて電流が上記第1電源端から第1及び第2MOSトランジスタを経て上記有機発光ダイオードに流れて、上記リセット区間では、上記第1及び第7MOSトランジスタを介して上記充電キャパシタの両端に第1電源端が連結され、上記充電キャパシタの両端電圧が零電圧になるようになされることを特徴とする。
【0019】
また、上記ADCは、上記トラッキング区間で、上記駆動部の駆動信号が入力される上記画素部の入力ノードで上記有機発光ダイオードの劣化情報を有する劣化電圧を検出するようになされることを特徴とする。
【0020】
この際、本発明のアクティブ有機発光ディスプレーは、上記ADCからのデジタル劣化電圧を利用して劣化補償のための劣化補償信号を生成し、上記劣化補償信号を利用して入力データを劣化の補償された駆動データに変換し、上記駆動部に提供する制御部をさらに含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0021】
本発明によると、データサイクル間にリセット区間を追加することにより、データサイクル間に存在するヒステリシス影響を除去することができるリセット機能を有する効果がある。
【0022】
また、リアルタイムで画面表示と補償を同時に処理するため、一つのADCで補償が可能であり、駆動部の面積を大きく減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の第1実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーの回路ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーの動作区間の説明図である。
【図3】図3は本発明の第2実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーの回路ブロック図である。
【図4】本発明の第2実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーの動作区間の説明図である。
【図5】本発明の第3実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーの回路ブロック図である。
【図6】本発明の第3実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーの動作区間の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明の実施例を添付した図面を参照して説明する。
【0025】
本発明は以下で説明する実施例に限定されず、本発明の実施例は本発明の技術的思想に対する理解を容易にするために用いられる。本発明に参照された図面において、実質的に同一の構成と機能を有した構成要素は、同一の符号を用いる。
【0026】
図1は本発明の第1実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーの回路ブロック図である。
【0027】
図1を参照すると、本発明の第1実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーは、駆動部120、画素部130及びADC(Analog−Digital Converter)140を含むことができる。
【0028】
上記駆動部120は、予め準備された駆動データに応じてアナログの駆動信号を生成するようになされることができる。
【0029】
上記画素部130は、第1電源ELVDD及び第2電源ELVSSの供給を受ける電源端の間に連結された有機発光ダイオードOLEDを含み、予め設定されたトラッキング区間では、上記駆動信号に応じて駆動データに相応する値を充電し、これと同時に劣化検出のために上記駆動信号を検出して、予め設定されたホールディング区間では、上記トラッキング区間で充電された値に応じて上記有機発光ダイオードOLEDに電流が流れるようにして、このホールディング区間とその次のトラッキング区間との間にリセット区間を設定することにより、上記充電された値をリセットさせるようになされることができる。
【0030】
そして、上記ADC140は、上記トラッキング区間で、上記画素部130の有機発光ダイオードOLEDの劣化情報を有する上記駆動信号を劣化電圧として検出するようになされることができる。
【0031】
本発明の第1実施例において、上記画素部130は、上記第1電源ELVDDの供給を受ける第1電源端と有機発光ダイオードOLEDとの間に直列に連結された第1及び第2MOSトランジスタM1、M2と、上記第1及び第2MOSトランジスタM1、M2間の第1接続ノードNC1と上記駆動部120との間に連結された第3MOSトランジスタM3と、上記第2MOSトランジスタM2のゲートと上記第1接続ノードNC1との間に連結された充電キャパシタC1と、上記第2MOSトランジスタM2のドレインに連結されたドレインと上記第2MOSトランジスタM2のゲートに連結されたソースを有する第4MOSトランジスタM4と、上記充電キャパシタC1のリセットのために、上記第2MOSトランジスタM2のゲートに連結された充電キャパシタの一端と上記第1電源端との間に連結された第5MOSトランジスタM5とをさらに含むことができる。
【0032】
図2は本発明の第1実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーの動作区間の説明図である。
【0033】
図1及び図2を参照すると、上記画素部130は、上記トラッキング区間では、上記第2、第3及び第4MOSトランジスタM2、M3、M4がターンオンされ、上記第1及び第5MOSトランジスタM1、M5がターンオフされて、上記ホールディング区間では、上記第1及び第2MOSトランジスタM1、M2がターンオンされ、上記第3、第4及び第5MOSトランジスタM3、M4、M5がターンオフされて、上記リセット区間では、上記第1及び第5MOSトランジスタM1、M5がターンオンされて上記充電キャパシタC1がリセットされ、第3及び第4MOSトランジスタM3、M4はターンオフされるようになされることができる。
【0034】
この際、上記画素部130は、上記トラッキング区間では、上記駆動部の駆動信号が第2及び第3MOSトランジスタM2、M3を経て上記有機発光ダイオードOLEDに流れ、上記充電キャパシタC1に駆動データに相応する値を貯蔵して、上記ホールディング区間では、上記充電キャパシタC1に貯蔵された値に応じて電流が上記第1電源端から第1及び第2MOSトランジスタM1、M2を経て上記有機発光ダイオードOLEDに流れて、上記リセット区間では、上記第1及び第5MOSトランジスタM1、M5を介して上記充電キャパシタC1の両端に第1電源端が連結され、上記充電キャパシタC1の両端電圧が零電圧になるようになされることができる。なお、図2のVoledは、有機発光ダイオード(OLED)にかかる電圧を表している。
【0035】
図3は本発明の第2実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーの回路ブロック図である。
【0036】
図3を参照すると、本発明の第2実施例において、上記画素部130は、上記第1電源ELVDDの供給を受ける第1電源端と有機発光ダイオードOLEDとの間に直列に連結された第1及び第2MOSトランジスタM1、M2と、上記第1及び第2MOSトランジスタM1、M2間の第1接続ノードNC1と上記駆動部120との間に連結された第3MOSトランジスタM3と、上記第2MOSトランジスタM2のゲートと上記第1接続ノードNC1との間に連結された充電キャパシタC1と、上記第2MOSトランジスタM2のドレインに連結されたドレインと上記第2MOSトランジスタM2のゲートに連結されたソースを有する第4MOSトランジスタM4と、上記充電キャパシタC1のリセットのために、上記第2MOSトランジスタM2のゲートに連結された充電キャパシタC1の一端と上記第1電源端との間に連結された第5MOSトランジスタM5と、上記第1接続ノードNC1に連結された充電キャパシタC1の他端と上記第1電源端との間に連結された第6MOSトランジスタM6とをさらに含むことができる。
【0037】
図4は本発明の第2実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーの動作区間の説明図である。
【0038】
図3及び図4を参照すると、上記画素部は、上記トラッキング区間では、上記第2、第3及び第4MOSトランジスタM2、M3、M4がターンオンされ、上記第1、第5及び第6MOSトランジスタM1、M5、M6がターンオフされて、上記ホールディング区間では、上記第1及び第2MOSトランジスタM1、M2がターンオンされ、上記第3、第4、第5及び第6MOSトランジスタM3、M4、M5、M6がターンオフされて、上記リセット区間では、上記第5及び第6MOSトランジスタM5、M6がターンオンされて上記充電キャパシタC1がリセットされ、第1、第3及び第4MOSトランジスタM1、M3、M4はターンオフされるようになされることができる。
【0039】
この際、上記画素部130は、上記トラッキング区間では、上記駆動部の駆動信号が第2及び第3MOSトランジスタM2、M3を経て上記有機発光ダイオードOLEDに流れ、上記充電キャパシタC1に駆動データに相応する値を貯蔵して、上記ホールディング区間では、上記充電キャパシタC1に貯蔵された値に応じて電流が上記第1電源端ELVDDから第1及び第2MOSトランジスタM1、M2を経て上記有機発光ダイオードOLEDに流れて、上記リセット区間では、上記第5及び第6MOSトランジスタM5、M6を介して上記充電キャパシタC1の両端に第1電源端が連結され、上記充電キャパシタC1の両端電圧が零電圧になるようになされることができる。
【0040】
図5は本発明の第3実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーの回路ブロック図である。
【0041】
図5を参照すると、本発明の第3実施例において、上記画素部130は、上記第1電源ELVDDの供給を受ける第1電源端と有機発光ダイオードOLEDとの間に直列に連結された第1及び第2MOSトランジスタM1、M2と、上記第1及び第2MOSトランジスタM1、M2間の第1接続ノードNC1と上記駆動部120との間に連結された第3MOSトランジスタM3と、上記第2MOSトランジスタM2のゲートと上記第1接続ノードNC1との間に連結された充電キャパシタC1と、上記第2MOSトランジスタM2のドレインに連結されたドレインと上記第2MOSトランジスタM2のゲートに連結されたソースを有する第4MOSトランジスタM4と、上記充電キャパシタC1のリセットのために、上記充電キャパシタC1の両端に連結された第7MOSトランジスタM7とをさらに含むことができる。
【0042】
図6は本発明の第3実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーの動作区間の説明図である。
【0043】
図5及び図6を参照すると、上記画素部130は、上記トラッキング区間では、上記第2、第3及び第4MOSトランジスタM2、M3、M4がターンオンされ、上記第1及び第7MOSトランジスタM1、M7がターンオフされて、上記ホールディング区間では、上記第1及び第2MOSトランジスタM1、M2がターンオンされ、上記第3、第4及び第7MOSトランジスタM3、M4、M7がターンオフされて、上記リセット区間では、上記第1及び第7MOSトランジスタM1、M7がターンオンされて上記充電キャパシタC1がリセットされ、第3及び第4MOSトランジスタM3、M4はターンオフされるようになされることができる。
【0044】
この際、上記画素部130は、上記トラッキング区間では、上記駆動部の駆動信号が第2及び第3MOSトランジスタM2、M3を経て上記有機発光ダイオードOLEDに流れ、上記充電キャパシタC1に駆動データに相応する値を貯蔵して、上記ホールディング区間では、上記充電キャパシタC1に貯蔵された値に応じて電流が上記第1電源端から第1及び第2MOSトランジスタM1、M2を経て上記有機発光ダイオードOLEDに流れ、上記リセット区間では、上記第1及び第7MOSトランジスタM1、M7を介して上記充電キャパシタC1の両端に第1電源端が連結され、上記充電キャパシタC1の両端電圧が零電圧になるようになされることができる。
【0045】
図1、図3及び図5を参照すると、上記ADCは、上記トラッキング区間で、上記駆動部の駆動信号が入力される上記画素部の入力ノードNCinで上記有機発光ダイオードOLEDの劣化情報を有する劣化電圧を検出するようになされることができる。
有機発光ダイオードOLEDの劣化に応じて、有機発光ダイオードOLEDのインピーダンスは変化する。また、有機発光ダイオードOLEDのインピーダンスの変化に応じて、画素部の入力ノードNCinにおける電圧は変化する。したがって、有機発光ダイオードOLEDの劣化に応じて、画素部の入力ノードNCinにおける電圧が変化する。つまり、画素部の入力ノードNCinの電圧(駆動信号)は、画素部130の有機発光ダイオードOLEDの劣化情報を含んでいる。したがって、ADC140で検出される電圧は画素部130の有機発光ダイオードOLEDの劣化情報を含んでおり、劣化電圧であると理解できる。
【0046】
この際、本発明のアクティブ有機発光ディスプレーは、上記ADCからのデジタル劣化電圧を利用して劣化補償のための劣化補償信号を生成し、上記劣化補償信号を利用して入力データを劣化の補償された駆動データに変換し、上記駆動部に提供する制御部110をさらに含むことができる。
【0047】
以下、本発明の作用及び効果を添付した図面に基づいて説明する。
【0048】
図1から図6を参照して本発明の第1、第2及び第3実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーの動作を説明すると、本発明の実施例夫々によるアクティブ有機発光ディスプレーは、駆動部120、画素部130及びADC140を含むことができる。
【0049】
上記駆動部120は、予め準備された駆動データに応じてアナログの駆動信号を生成して上記画素部130に提供する。
【0050】
この際、上記画素部130は、予め設定されたトラッキング区間では、上記駆動信号に応じて駆動データに相応する値を充電し、これと同時に劣化検出のために上記駆動信号を検出して、予め設定されたホールディング区間では、上記トラッキング区間で充電された値に応じて上記有機発光ダイオードOLEDに電流が流れるようにして、このホールディング区間とその次のトラッキング区間との間にリセット区間を設定することにより、上記充電された値をリセットさせることができる。
【0051】
そして、上記ADC140は、上記トラッキング区間で、上記画素部130の有機発光ダイオードOLEDの劣化情報を有する上記駆動信号を劣化電圧として検出することができる。
【0052】
まず、図1及び図2を参照して本発明の第1実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーについて説明する。
【0053】
図1及び図2を参照すると、上記画素部130は、上記トラッキング区間では、上記第2、第3及び第4MOSトランジスタM2、M3、M4がターンオンされ、上記第1及び第5MOSトランジスタM1、M5がターンオフされる。
【0054】
上記ホールディング区間では、上記第1及び第2MOSトランジスタM1、M2がターンオンされ、上記第3、第4及び第5MOSトランジスタM3、M4、M5がターンオフされる。
【0055】
そして、上記リセット区間では、上記第1及び第5MOSトランジスタM1、M5がターンオンされて上記充電キャパシタC1がリセットされ、第3及び第4MOSトランジスタM3、M4はターンオフされる。
【0056】
ここで、上記MOSトランジスタの動作は、スイッチング制御部(未図示)から提供されるスイッチング信号S1、S2、S3、S5によって制御されることができる。
【0057】
このような上記画素部130におけるMOSトランジスタの動作により、上記画素部130は、上記トラッキング区間P1では、上記駆動部の駆動信号が第2及び第3MOSトランジスタM2、M3を経て上記有機発光ダイオードOLEDに流れ、上記充電キャパシタC1に駆動データに相応する値を貯蔵する。
【0058】
次に、上記ホールディング区間P2では、上記充電キャパシタC1に貯蔵された値に応じて電流が上記第1電源端から第1及び第2MOSトランジスタM1、M2を経て上記有機発光ダイオードOLEDに流れる。
【0059】
そして、上記リセット区間P3では、上記第1及び第5MOSトランジスタM1、M5を介して上記充電キャパシタC1の両端に第1電源端が連結され、上記充電キャパシタC1の両端電圧が零電圧になることができる。これにより、上記充電キャパシタはリセットされる。
【0060】
また、上記ADC140は、上記トラッキング区間で、上記駆動部の駆動信号が入力される上記画素部の入力ノードNCinで上記有機発光ダイオードOLEDの劣化情報を有する劣化電圧を検出して制御部110に提供する。
【0061】
上記制御部110は、上記ADC140からのデジタル劣化電圧を利用して劣化補償のための劣化補償信号を生成し、上記劣化補償信号を利用して入力データを劣化の補償された駆動データに変換して上記駆動部に提供することができる。このような説明は、本発明の第2及び第3実施例にも同様に適用されることができる。
【0062】
次に、図3及び図4を参照して本発明の第2実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーについて説明する。
【0063】
図3及び図4を参照すると、上記画素部130は、上記トラッキング区間では、上記第2、第3及び第4MOSトランジスタM2、M3、M4がターンオンされ、上記第1、第5及び第6MOSトランジスタM1、M5、M6がターンオフされる。
【0064】
次に、上記ホールディング区間では、上記第1及び第2MOSトランジスタM1、M2がターンオンされ、上記第3、第4、第5及び第6MOSトランジスタM3、M4、M5、M6がターンオフされる。
【0065】
そして、上記リセット区間では、上記第5及び第6MOSトランジスタM5、M6がターンオンされて上記充電キャパシタC1がリセットされ、第1、第3及び第4MOSトランジスタM1、M3、M4はターンオフされる。
【0066】
ここで、上記MOSトランジスタの動作は、スイッチング制御部(未図示)から提供されるスイッチング信号S1、S2、S3、S5によって制御されることができる。
【0067】
このような上記画素部130におけるMOSトランジスタの動作により、上記画素部130は、上記トラッキング区間では、上記駆動部の駆動信号が第2及び第3MOSトランジスタM2、M3を経て上記有機発光ダイオードOLEDに流れ、上記充電キャパシタC1に駆動データに相応する値を貯蔵する。
【0068】
上記ホールディング区間では上記充電キャパシタC1に貯蔵された値に応じて電流が上記第1電源端から第1及び第2MOSトランジスタM1、M2を経て上記有機発光ダイオードOLEDに流れる。
【0069】
そして、上記リセット区間では、上記第5及び第6MOSトランジスタM5、M6を介して上記充電キャパシタC1の両端に第1電源端が連結され、上記充電キャパシタC1の両端電圧が零電圧になることができる。これにより、上記充電キャパシタはリセットされる。
【0070】
次に、図5及び図6を参照して本発明の第3実施例によるアクティブ有機発光ディスプレーについて説明する。
【0071】
図5及び図6を参照すると、上記画素部130は、上記トラッキング区間では、上記第2、第3及び第4MOSトランジスタM2、M3、M4がターンオンされ、上記第1及び第7MOSトランジスタM1、M7がターンオフされる。
【0072】
次に、上記ホールディング区間では、上記第1及び第2MOSトランジスタM1、M2がターンオンされ、上記第3、第4及び第7MOSトランジスタM3、M4、M7がターンオフされる。
【0073】
そして、上記リセット区間では、上記第1及び第7MOSトランジスタM1、M7がターンオンされて上記充電キャパシタC1がリセットされ、第3及び第4MOSトランジスタM3、M4はターンオフされる。
【0074】
ここで、上記MOSトランジスタの動作は、スイッチング制御部(未図示)から提供されるスイッチング信号S1、S2、S3、S5によって制御されることができる。
【0075】
このような上記画素部130におけるMOSトランジスタの動作により、上記画素部130は、上記トラッキング区間では、上記駆動部の駆動信号が第2及び第3MOSトランジスタM2、M3を経て上記有機発光ダイオードOLEDに流れ、上記充電キャパシタC1に駆動データに相応する値を貯蔵する。
【0076】
次に、上記ホールディング区間では、上記充電キャパシタC1に貯蔵された値に応じて電流が上記第1電源端から第1及び第2MOSトランジスタM1、M2を経て上記有機発光ダイオードOLEDに流れる。
【0077】
そして、上記リセット区間では、上記第1及び第7MOSトランジスタM1、M7を介して上記充電キャパシタC1の両端に第1電源端が連結され、上記充電キャパシタC1の両端電圧が零電圧になるようになされることができる。
【0078】
上述のような本発明によると、トラッキング区間P1でプログラミング動作と劣化検出動作を同時に行い、ホールディング区間P2の次にリセット区間P3を設定することにより、データサイクル間に発生するヒステリシスの影響を除去することができる。
【符号の説明】
【0079】
110 制御部
120 駆動部
130 画素部
140 ADC
OLED 有機発光ダイオード
C1 充電キャパシタ
M1、M2 第1及び第2MOSトランジスタ
M3 第3MOSトランジスタ
M4 第4MOSトランジスタ
M5 第5MOSトランジスタ
M6 第6MOSトランジスタ
M7 第7MOSトランジスタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
予め準備された駆動データに応じてアナログの駆動信号を生成する駆動部と、
第1及び第2電源の供給を受ける電源端の間に連結された有機発光ダイオードを含み、予め設定されたトラッキング区間では前記駆動信号に応じて駆動データに相応する値を充電し、これと同時に劣化検出のために前記駆動信号を検出して、予め設定されたホールディング区間では前記トラッキング区間で充電された値に応じて前記有機発光ダイオードに電流が流れるようにし、このホールディング区間とその次のトラッキング区間との間にリセット区間を設定することにより、前記充電された値をリセットさせる画素部と、
前記トラッキング区間で、前記画素部の有機発光ダイオードの劣化情報を有する前記駆動信号を劣化電圧として検出するADCと
を含むアクティブ有機発光ディスプレー。
【請求項2】
前記画素部は、
前記第1電源の供給を受ける第1電源端と有機発光ダイオードとの間に直列に連結された第1及び第2MOSトランジスタと、
前記第1及び第2MOSトランジスタ間の第1接続ノードと前記駆動部との間に連結された第3MOSトランジスタと、
前記第2MOSトランジスタのゲートと前記第1接続ノードとの間に連結された充電キャパシタと、
前記第2MOSトランジスタのドレインに連結されたドレインと前記第2MOSトランジスタのゲートに連結されたソースを有する第4MOSトランジスタと、
前記充電キャパシタのリセットのために、前記第2MOSトランジスタのゲートに連結された前記充電キャパシタの一端と前記第1電源端との間に連結された第5MOSトランジスタと
をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のアクティブ有機発光ディスプレー。
【請求項3】
前記画素部は、
前記トラッキング区間では、前記第2、第3及び第4MOSトランジスタがターンオンされ、前記第1及び第5MOSトランジスタがターンオフされて、
前記ホールディング区間では、前記第1及び第2MOSトランジスタがターンオンされ、前記第3、第4及び第5MOSトランジスタがターンオフされて、
前記リセット区間では、前記第1及び第5MOSトランジスタがターンオンされて前記充電キャパシタがリセットされ、第3及び第4MOSトランジスタはターンオフされるようになされることを特徴とする請求項2に記載のアクティブ有機発光ディスプレー。
【請求項4】
前記画素部は、
前記トラッキング区間では、前記駆動部の駆動信号が第2及び第3MOSトランジスタを経て前記有機発光ダイオードに流れ、前記充電キャパシタに駆動データに相応する値を貯蔵して、
前記ホールディング区間では、前記充電キャパシタに貯蔵された値に応じて電流が前記第1電源端から第1及び第2MOSトランジスタを経て前記有機発光ダイオードに流れて、
前記リセット区間では、前記第1及び第5MOSトランジスタを介して前記充電キャパシタの両端に第1電源端が連結され、前記充電キャパシタの両端電圧が零電圧になるようになされることを特徴とする請求項2または3に記載のアクティブ有機発光ディスプレー。
【請求項5】
前記画素部は、
前記第1電源の供給を受ける第1電源端と有機発光ダイオードとの間に直列に連結された第1及び第2MOSトランジスタと、
前記第1及び第2MOSトランジスタ間の第1接続ノードと前記駆動部との間に連結された第3MOSトランジスタと、
前記第2MOSトランジスタのゲートと前記第1接続ノードとの間に連結された充電キャパシタと、
前記第2MOSトランジスタのドレインに連結されたドレインと前記第2MOSトランジスタのゲートに連結されたソースを有する第4MOSトランジスタと、
前記充電キャパシタのリセットのために、前記第2MOSトランジスタのゲートに連結された充電キャパシタの一端と前記第1電源端との間に連結された第5MOSトランジスタと、
前記第1接続ノードに連結された充電キャパシタの他端と前記第1電源端との間に連結された第6MOSトランジスタと
をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のアクティブ有機発光ディスプレー。
【請求項6】
前記画素部は、
前記トラッキング区間では、前記第2、第3及び第4MOSトランジスタがターンオンされ、前記第1、第5及び第6MOSトランジスタがターンオフされて、
前記ホールディング区間では、前記第1及び第2MOSトランジスタがターンオンされ、前記第3、第4、第5及び第6MOSトランジスタがターンオフされて、
前記リセット区間では前記第5及び第6MOSトランジスタがターンオンされて前記充電キャパシタがリセットされ、第1、第3及び第4MOSトランジスタはターンオフされるようになされることを特徴とする請求項5に記載のアクティブ有機発光ディスプレー。
【請求項7】
前記画素部は、
前記トラッキング区間では、前記駆動部の駆動信号が第2及び第3MOSトランジスタを経て前記有機発光ダイオードに流れ、前記充電キャパシタに駆動データに相応する値を貯蔵して、
前記ホールディング区間では、前記充電キャパシタに貯蔵された値に応じて電流が前記第1電源端から第1及び第2MOSトランジスタを経て前記有機発光ダイオードに流れて、
前記リセット区間では、前記第5及び第6MOSトランジスタを介して前記充電キャパシタの両端に前記第1電源端が連結され、前記充電キャパシタの両端電圧が零電圧になるようになされることを特徴とする請求項5または6に記載のアクティブ有機発光ディスプレー。
【請求項8】
前記画素部は、
前記第1電源の供給を受ける第1電源端と有機発光ダイオードとの間に直列に連結された第1及び第2MOSトランジスタと、
前記第1及び第2MOSトランジスタ間の第1接続ノードと前記駆動部との間に連結された第3MOSトランジスタと、
前記第2MOSトランジスタのゲートと前記第1接続ノードとの間に連結された充電キャパシタと、
前記第2MOSトランジスタのドレインに連結されたドレインと前記第2MOSトランジスタのゲートに連結されたソースを有する第4MOSトランジスタと、
前記充電キャパシタのリセットのために、前記充電キャパシタの両端に連結された第7MOSトランジスタと
をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のアクティブ有機発光ディスプレー。
【請求項9】
前記画素部は、
前記トラッキング区間では、前記第2、第3及び第4MOSトランジスタがターンオンされ、前記第1及び第7MOSトランジスタがターンオフされて、
前記ホールディング区間では、前記第1及び第2MOSトランジスタがターンオンされ、前記第3、第4及び第7MOSトランジスタがターンオフされて、
前記リセット区間では、前記第1及び第7MOSトランジスタがターンオンされて前記充電キャパシタがリセットされ、第3及び第4MOSトランジスタはターンオフされるようになされることを特徴とする請求項8に記載のアクティブ有機発光ディスプレー。
【請求項10】
前記画素部は、
前記トラッキング区間では、前記駆動部の駆動信号が第2及び第3MOSトランジスタを経て前記有機発光ダイオードに流れ、前記充電キャパシタに駆動データに相応する値を貯蔵して、
前記ホールディング区間では、前記充電キャパシタに貯蔵された値に応じて電流が前記第1電源端から第1及び第2MOSトランジスタを経て前記有機発光ダイオードに流れて、
前記リセット区間では、前記第1及び第7MOSトランジスタを介して前記充電キャパシタの両端に第1電源端が連結され、前記充電キャパシタの両端電圧が零電圧になるようになされることを特徴とする請求項8または9に記載のアクティブ有機発光ディスプレー。
【請求項11】
前記ADCは、
前記トラッキング区間で、前記駆動部の駆動信号が入力される前記画素部の入力ノードで前記有機発光ダイオードの劣化情報を有する劣化電圧を検出するようになされることを特徴とする請求項2から10の何れか1項に記載のアクティブ有機発光ディスプレー。
【請求項12】
前記ADCからのデジタル劣化電圧を利用して劣化補償のための劣化補償信号を生成し、前記劣化補償信号を利用して入力データを劣化の補償された駆動データに変換し、前記駆動部に提供する制御部をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のアクティブ有機発光ディスプレー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−58722(P2012−58722A)
【公開日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−114996(P2011−114996)
【出願日】平成23年5月23日(2011.5.23)
【出願人】(594023722)サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. (1,585)
【出願人】(304051285)コリア アドバンスト インスティチュート オブ サイエンス アンド テクノロジー (32)
【Fターム(参考)】