説明

リバースターンミメティックおよびそれに関連した方法

【課題】
【解決手段】生物学的に活性なペプチドおよびタンパク質のリバースターン領域の二次構造を模倣する立体配置的に束縛された化合物が開示されている。このようなリバースターンミメティック構造体は、広範囲の分野(診断薬および治療薬としての使用を含む)にわたって、有用性を有する。本発明のリバースターンミメティック構造体を含むライブラリもまた、生物学的に活性なメンバーを同定するためにそれをスクリーニングする方法と同様に、開示されている。本発明はまた、Wntシグナル伝達経路が変調した疾患(例えば、癌(特に、直腸結腸癌)、血管形成術に伴う再狭窄、腎多嚢胞病、異常血管形成疾患、関節リウマチ、結節硬化症、アルツハイマー病、毛髪の成長、潰瘍性大腸(結腸)炎)を阻止または治療するためにこのような化合物を使用することに関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の一般式(I)を有する化合物およびそれの立体異性体:
【化1】

ここで、Aは、−(CHR3)−または−(C=O)−であり、
Bは、−(CHR4)−または−(C=O)−であり、
Dは、−(CHR5)−または−(C=O)−であり、
Eは、−(ZR6)−または−(C=O)−であり、
Gは、−(XR7)n−、−(CHR7)−(NR8)−、−(C=O)−(XR9)−または−(C=O)−であり、
Wは、−Y(C=O)−、−(C=O)NH−、−(SO2)−または存在せず、
Yは、酸素、イオウまたは−NH−であり、
XおよびZは、独立して、窒素またはCHであり、
n=0または1である;
そしてR1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8およびR9は、同一または異なり、アミノ酸側鎖部分またはその誘導体、該分子の残部、リンカーおよび固体支持体から独立して選択される。
【請求項2】
1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8およびR9は、独立して、アミノC25アルキル、グアニジノC25アルキル、C14アルキルグアニジノC25アルキル、ジC14アルキルグアニジノC25アルキル、アミジノC25アルキル、C14アルキルアミジノC25アルキル、ジC14アルキルアミジノC25アルキル、C13アルコキシ、フェニル、置換フェニル(ここで、該置換基は、独立して、アミノ、アミジノ、グアニジノ、ヒドラジノ、アミダゾニル、C14アルキルアミノ、C14ジアルキルアミノ、ハロゲン、パーフルオロC14アルキル、C14アルキル、C13アルコキシ、ニトロ、カルボキシ、シアノ、スルフリルまたはヒドロキシルの1個またはそれ以上から選択される)、ベンジル、置換ベンジル(ここで、該ベンジル上の置換基は、独立して、アミノ、アミジノ、グアニジノ、ヒドラジノ、アミダゾニル、C14アルキルアミノ、C14ジアルキルアミノ、ハロゲン、パーフルオロC14アルキル、C13アルコキシ、ニトロ、カルボキシ、シアノ、スルフリルまたはヒドロキシルの1個またはそれ以上から選択される)、ナフチル、置換ナフチル(ここで、該置換基は、独立して、アミノ、アミジノ、グアニジノ、ヒドラジノ、アミダゾニル、C14アルキルアミノ、C14ジアルキルアミノ、ハロゲン、パーフルオロC14アルキル、C14アルキル、C13アルコキシ、ニトロ、カルボキシ、シアノ、スルフリルまたはヒドロキシルの1個またはそれ以上から選択される)、ビス−フェニルメチル、置換ビス−フェニルメチル(ここで、該置換基は、独立して、アミノ、アミジノ、グアニジノ、ヒドラジノ、アミダゾニル、C14アルキルアミノ、C14ジアルキルアミノ、ハロゲン、パーフルオロC14アルキル、C14アルキル、C13アルコキシ、ニトロ、カルボキシ、シアノ、スルフリルまたはヒドロキシルの1個またはそれ以上から選択される)、ピリジル、置換ピリジル(ここで、該置換基は、独立して、アミノ、アミジノ、グアニジノ、ヒドラジノ、アミダゾニル、C14アルキルアミノ、C14ジアルキルアミノ、ハロゲン、パーフルオロC14アルキル、C14アルキル、C13アルコキシ、ニトロ、カルボキシ、シアノ、スルフリルまたはヒドロキシルの1個またはそれ以上から選択される)、ピリジルC14アルキル、置換ピリジルC14アルキル(ここで、該ピリジン置換基は、独立して、アミノ、アミジノ、グアニジノ、ヒドラジノ、アミダゾニル、C14アルキルアミノ、C14ジアルキルアミノ、ハロゲン、パーフルオロC14アルキル、C14アルキル、C13アルコキシ、ニトロ、カルボキシ、シアノ、スルフリルまたはヒドロキシルの1個またはそれ以上から選択される)、ピリミジルC14アルキル、置換ピリミジルC14アルキル(ここで、該ピリミジン置換基は、独立して、アミノ、アミジノ、グアニジノ、ヒドラジノ、アミダゾニル、C14アルキルアミノ、C14ジアルキルアミノ、ハロゲン、パーフルオロC14アルキル、C14アルキル、C13アルコキシ、ニトロ、カルボキシ、シアノ、スルフリルまたはヒドロキシルの1個またはそれ以上から選択される)、トリアジン−2−イル−C14アルキル、置換トリアジン−2−イル−C14アルキル(ここで、該トリアジン置換基は、独立して、アミノ、アミジノ、グアニジノ、ヒドラジノ、アミダゾニル、C14アルキルアミノ、C14ジアルキルアミノ、ハロゲン、パーフルオロC14アルキル、C14アルキル、C13アルコキシ、ニトロ、カルボキシ、シアノ、スルフリルまたはヒドロキシルの1個またはそれ以上から選択される)、イミダゾルC14アルキル、置換イミダゾルC14アルキル(ここで、該イミダゾール置換基は、独立して、アミノ、アミジノ、グアニジノ、ヒドラジノ、アミダゾニル、C14アルキルアミノ、C14ジアルキルアミノ、ハロゲン、パーフルオロC14アルキル、C14アルキル、C13アルコキシ、ニトロ、カルボキシ、シアノ、スルフリルまたはヒドロキシルの1個またはそれ以上から選択される)、イミダゾリニルC14アルキル、N−アミジノピペラジニル−N−C04アルキル、ヒドロキシC25アルキル、C15アルキルアミノC25アルキル、ヒドロキシC25アルキル、C15アルキルアミノC25アルキル、C15ジアルキルアミノC25アルキル、N−アミジノピペリジニルC14アルキルおよび4−アミノシクロヘキシルC02アルキルからなる群より選択される請求項1に記載の化合物 。
【請求項3】
Aが、−(CHR3)−であり、Bが、−(C=O)−であり、Dが、−(CHR5)−であり、Eが、−(C=O)−であり、Gが、−(XR7n−であり、以下の一般式(II)を有する請求項1に記載の化合物。
【化2】

ここで、R1、R2、R3、R5、R7、W、Xおよびnは、請求項1で定義したとおりである。
【請求項4】
Aが、−(C=O)−であり、Bが、−(CHR4)−であり、Dが、−(C=O)−であり、Eが、−(ZR6)−であり、Gが、−(C=O)−(XR9)−であり、以下の一般式(III)を有する請求項1に記載の化合物。
【化3】

ここで、R1、R2、R4、R6、R9、WおよびXは、請求項1で定義したとおりであり、そしてZは、窒素またはCH(ZがCHであるとき、Xは、窒素である)である。
【請求項5】
Aが、−(C=O)−であり、Bが、−(CHR4)−であり、Dが、−(C=O)−であり、Eが、−(ZR6)−であり、Gが、(XR7n−であり、以下の一般式(IV)を有する請求項1に記載の化合物。
【化4】

ここで、R1、R2、R4、R6、R7、W、Xおよびnは、請求項1で定義したとおりであり、Zは、窒素またはCHである(Zが窒素であるとき、nは、0であり、そしてZがCHであるとき、Xは、窒素であり、そしてnは、0ではない)。
【請求項6】
前記化合物が、以下の一般式(VI)を有する請求項5に記載の化合物。
【化5】

ここで、Raは、フェニル基、1個以上の置換基を有する置換フェニル基(ここで、1個以上の置換基は、独立して、アミノ基、アミジノ基、グアニジノ基、ヒドラジノ基、アミダゾニル基、C14アルキルアミノ基、C14ジアルキルアミノ基、ハロゲン、パーフルオロC14アルキル基、C14アルキル基、C13アルコキシ基、ニトロ基、カルボキシ基、シアノ基、スルフリル基およびヒドロキシル基の1個またはそれ以上から選択される)、ベンジル基、1個以上の置換基を有する置換ベンジル基(ここで、1個以上の置換基は、独立して、アミノ基、アミジノ基、グアニジノ基、ヒドラジノ基、アミダゾニル基、C14アルキルアミノ基、C14ジアルキルアミノ基、ハロゲン、パーフルオロC14アルキル基、C13アルコキシ基、ニトロ基、カルボキシ基、シアノ基、スルフリル基およびヒドロキシル基の1個またはそれ以上から選択される)、または、8〜11個の環員を有する二環式アリール基であり、これは、窒素、酸素またはイオウから選択される1〜3個のヘテロ原子を有し得、
bは、5〜7個の環員を有する単環式アリール基であり、これは、窒素、酸素またはイオウから選択される1〜2個のヘテロ原子を有し得、その化合物中のアリール環は、ハライド、ヒドロキシル基、シアノ基、低級アルキル基および低級アルコキシ基からなる群より選択される1個以上の置換基を有し得、
cは、飽和または不飽和のC16アルキル基、C16アルコキシ基、パーフルオロC16アルキル基であり、
そしてX1、X2、およびX3は、同一または異なり、独立して、水素、ヒドロキシルおよびハライドから選ばれる。
【請求項7】
aは、フェニル基、1個以上の置換基を有する置換フェニル基(ここで、1個以上の置換基は、独立して、アミノ基、アミジノ基、グアニジノ基、ヒドラジノ基、アミダゾニル基、C14アルキルアミノ基、C14ジアルキルアミノ基、ハロゲン、パーフルオロC14アルキル基、C14アルキル基、C13アルコキシ基、ニトロ基、カルボキシ基、シアノ基、スルフリル基およびヒドロキシル基の1個またはそれ以上から選択される)、ベンジル基、1個以上の置換基を有する置換ベンジル基(ここで、1個以上の置換基は、独立して、アミノ基、アミジノ基、グアニジノ基、ヒドラジノ基、アミダゾニル基、C14アルキルアミノ基、C14ジアルキルアミノ基、ハロゲン、パーフルオロC14アルキル基、C13アルコキシ基、ニトロ基、カルボキシ基、シアノ基、スルフリル基およびヒドロキシル基の1個またはそれ以上から選択される)、ナフチル基、キノリニル基またはイソキノリニル基であり、そしてRbが、フェニル、ピリジルまたはピペリジルであり、これらの全てが、ハライド、ヒドロキシル基、シアノ基、低級アルキル基および低級アルコキシ基からなる群より選択される1個以上の置換基で置換され得る、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
aは、フェニル基、1個以上の置換基を有する置換フェニル基(ここで、1個以上の置換基は、独立して、アミノ基、アミジノ基、グアニジノ基、ヒドラジノ基、アミダゾニル基、C14アルキルアミノ基、C14ジアルキルアミノ基、ハロゲン、パーフルオロC14アルキル基、C14アルキル基、C13アルコキシ基、ニトロ基、カルボキシ基、シアノ基、スルフリル基およびヒドロキシル基の1個またはそれ以上から選択される)、ベンジル基、1個以上の置換基を有する置換ベンジル基(ここで、1個以上の置換基は、独立して、アミノ基、アミジノ基、グアニジノ基、ヒドラジノ基、アミダゾニル基、C14アルキルアミノ基、C14ジアルキルアミノ基、ハロゲン、パーフルオロC14アルキル基、C13アルコキシ基、ニトロ基、カルボキシ基、シアノ基、スルフリル基およびヒドロキシル基の1個またはそれ以上から選択される)またはナフチル基であり、そしてRbが、フェニルであり、これが、ハライド、ヒドロキシル基、シアノ基、低級アルキル基および低級アルコキシ基からなる群より選択される1個以上の置換基で置換され得る、請求項6に記載の化合物。
【請求項9】
1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8またはR9が、固体支持体または固体支持体誘導体に結合される、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8またはR9が、固体支持体または固体支持体誘導体に結合される、請求項2に記載の化合物。
【請求項11】
1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8またはR9が、固体支持体または固体支持体誘導体に結合される、請求項3に記載の化合物。
【請求項12】
請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物および薬学的に許容されるキャリアを含む医薬組成物。
【請求項13】
前記組成物が、化合物の安全有効量を含む請求項12に記載の医薬組成物。
【請求項14】
請求項1〜8のいずれか一項に記載の少なくとも1種の化合物を含む、化合物のライブラリ。
【請求項15】
生物学的に活性な化合物を同定する方法であって、前記生物学的に活性な化合物を検出またはスクリーニングするために、請求項14に記載のライブラリを標的に接触させることを含む方法。
【請求項16】
結合分析を行う方法であって、
(a)第一活性化補助因子および相互作用蛋白質を含み、前記第一活性化補助因子がLXXLL、LXXLI、またはFXXFF(ここで、Xは、任意のアミノ酸である)の結合モチーフを含む組成物を準備するステップと、
(b)前記第一活性化補助因子および前記相互作用蛋白質を試験化合物と結合させるステップと、
(c)前記化合物の存在下で、前記第一活性化補助因子と前記相互作用蛋白質との間の結合の変性を検出するステップとを含む方法であり、
ここで、前記試験化合物は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物から選択されることを特徴とする結合分析を行う方法。
【請求項17】
前記相互作用蛋白質が、転写因子または第二活性化補助因子である請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記相互作用蛋白質が、RIP140;SRC−1(NCoA−1);TIF2(GRIP−1;SRC−2);p(CIP;RAC3;ACTR;AIB−1;TRAM−1;SRC−3);CBP(p300);TRAPs(DRIPs);PGC−1;CARM−1;PRIP(ASC−2;AIB3;RAP250;NRC);GT−198;およびSHARP(CoAA;p68;p72)からなる群より選択されるものである請求項16に記載の方法。
【請求項19】
前記相互作用蛋白質が、TAL1;p73;MDm2;TBP;HIF−1;Ets−1;RXR;p65;AP−1;Pit−1;HNF−4;Stat2;HPV E2;BRCA1;p45(NF−E2);c−Jun;c−myb;Tax;Sap 1;YY1;SREBP;ATF−1;ATF−4;Cubitus;Interruptus;Gli3;MRF;AFT−2;JMY;dMad;PyLT;HPV E6;CITTA;TaT;SF−1;E2F;junB;RNA ヘリカーゼ A;C/EBPβ;GATA−1;Neuro D;Microphthalimia;E1A;TFIIB;p53;P/CAF;Twist;Myo D;pp9O RSK;c−Fos;およびSV40Large Tからなる群より選択されるものである請求項16に記載の方法。
【請求項20】
前記相互作用蛋白質が、ERAP140;RIP140;RIP160;Trip1;SWI1(SNF);ARA70;RAP46;TIF1;TIF2;GRIP1;およびTRAPからなる群より選択されるものである請求項16に記載の方法。
【請求項21】
前記相互作用蛋白質が、VP16;VP64;p300;CBP;PCAF;SRC1 PvALF;AtHD2A;ERF−2;OsGAI;HALF−1;C1;AP−1;ARF−5;ARF−6;ARF−7;ARF−8;CPRF1;CPRF4;MYC−RP/GP;およびTRAB1からなる群より選択されるものである請求項16に記載の方法。
【請求項22】
前記第一活性化補助因子が、CBPまたはp300である請求項16に記載の方法。
【請求項23】
腫瘍細胞の成長を阻害する方法であって、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または請求項12もしくは13に記載の組成物を、腫瘍を有する哺乳動物被検体に、前記哺乳動物被検体内の腫瘍成長を阻害する有効量で投与することを含む方法。
【請求項24】
前記腫瘍が、癌性である請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記腫瘍が、直腸結腸癌である請求項23に記載の方法。
【請求項26】
癌を治療または予防する方法であって、それが必要な被験体に、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または請求項12もしくは13に記載の組成物を、前記癌を治療または予防する有効量で投与することを含む、癌を治療または予防する方法。
【請求項27】
前記癌が、直腸結腸癌である請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記化合物または前記組成物が、抗腫瘍薬と一緒に投与される請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記抗腫瘍薬としては、5−FU、タキソール、シスプラチン、マイトマイシンC、テガフール、ラルチトレキセド、カペシタビン、およびイリノテカンからなる群より選択される請求項28に記載の方法。
【請求項30】
血管形成術に伴う再狭窄を治療または予防する方法であって、それが必要な被験体に、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または請求項12もしくは13に記載の組成物を、前記再狭窄を阻止する有効量で投与することを含む、血管形成術に伴う再狭窄を治療または予防する方法。
【請求項31】
腎多嚢胞病を治療または予防する方法であって、それが必要な被験体に、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または請求項12もしくは13に記載の組成物を、前記腎多嚢胞病を治療する有効量で投与することを含む、腎多嚢胞病を治療または予防する方法。
【請求項32】
異常血管形成疾患を治療または予防する方法であって、それが必要な被験体に、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または請求項12もしくは13に記載の組成物を、前記異常血管形成疾患を治療する有効量で投与することを含む、異常血管形成疾患を治療または予防する方法。
【請求項33】
関節リウマチ疾患を治療または予防する方法であって、それが必要な被験体に、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または請求項12もしくは13に記載の組成物を、前記関節リウマチ疾患を治療する有効量で投与することを含む、関節リウマチ疾患を治療または予防する方法。
【請求項34】
潰瘍性大腸(結腸)炎を治療または予防する方法であって、それが必要な被験体に、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または請求項12もしくは13に記載の組成物を、前記潰瘍性大腸(結腸)炎を治療する有効量で投与することを含む、潰瘍性大腸(結腸)炎を治療または予防する方法。
【請求項35】
結節硬化症(TSC)を治療または予防する方法であって、それが必要な被験体に、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または請求項12もしくは13に記載の組成物を、前記TSCを治療または予防する有効量で投与することを含む、TSCを治療または予防する方法。
【請求項36】
KSHV関連腫瘍を治療または予防する方法であって、それが必要な被験体に、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または請求項12もしくは13に記載の組成物を、前記KSHV関連腫瘍を治療または予防する有効量で投与することを含む、KSHV関連腫瘍を治療または予防する方法。
【請求項37】
毛髪の成長を調節する方法であって、それが必要な被験体に、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または請求項12もしくは13に記載の組成物を、毛髪の成長を調節する有効量で投与することを含む、毛髪の成長を調節する方法。
【請求項38】
アルツハイマー病を治療または予防する方法であって、それが必要な被験体に、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または請求項12もしくは13に記載の組成物を、前記アルツハイマー病を治療または予防する有効量で投与することを含む、アルツハイマー病を治療または予防する方法。
【請求項39】
神経突起伸長を促進する方法であって、神経細胞を、神経突起伸長を促進する有効量の請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または請求項12もしくは13に記載の組成物に接触させることを含む、神経突起伸長を促進する方法。
【請求項40】
神経幹細胞の分化を促進する方法であって、神経幹細胞を、神経幹細胞の分化を促進する有効量の請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または請求項12もしくは13に記載の組成物に接触させることを含む、神経幹細胞の分化を促進する方法。
【請求項41】
癌細胞のアポトーシスを促進する方法であって、癌細胞を、癌細胞のアポトーシスを促進する有効量の請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または請求項12もしくは13に記載の組成物に接触させることを含む、癌細胞のアポトーシスを促進する方法。
【請求項42】
細胞内のスルビビン発現を阻害する方法であって、スルビビンを発現する細胞を、スルビビン発現を阻害する有効量の請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物または請求項12もしくは13に記載の組成物に接触させることを含む、細胞内のスルビビン発現を阻害する方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4A−B】
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【図4C−F】
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【図4G】
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【図5A−B】
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【図5C】
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【図6A−D】
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【図6E】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14A−B】
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【図14C】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公表番号】特表2006−523680(P2006−523680A)
【公表日】平成18年10月19日(2006.10.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−507308(P2006−507308)
【出願日】平成16年3月17日(2004.3.17)
【国際出願番号】PCT/US2004/008270
【国際公開番号】WO2004/093828
【国際公開日】平成16年11月4日(2004.11.4)
【出願人】(505378002)チョンウェ ファーマ コーポレーション (5)
【Fターム(参考)】