リボヌクレオチドレダクターゼサブユニット2の阻害剤およびその使用
【課題】R2阻害剤及び標的細胞においてR2の阻害を達成することができるその関連する方法及び組成物の提供。
【解決手段】本出願はリボヌクレオチドレダクターゼサブユニット2(R2)の阻害剤及びR2阻害剤に関連する方法及び組成物に関する。特定の実施形態においては、R2阻害剤は核酸、例えばsiRNAを含む。標的細胞は、望ましくない増殖を起こしている細胞、例えば、癌又は腫瘍の細胞、特定の疾患又は症状(例えば自己免疫疾患又は移植片拒絶におけるT細胞)及び病原体に関連する過剰な成育及び/又は増殖を起こしている細胞を含む。
【解決手段】本出願はリボヌクレオチドレダクターゼサブユニット2(R2)の阻害剤及びR2阻害剤に関連する方法及び組成物に関する。特定の実施形態においては、R2阻害剤は核酸、例えばsiRNAを含む。標的細胞は、望ましくない増殖を起こしている細胞、例えば、癌又は腫瘍の細胞、特定の疾患又は症状(例えば自己免疫疾患又は移植片拒絶におけるT細胞)及び病原体に関連する過剰な成育及び/又は増殖を起こしている細胞を含む。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下:
肝臓治療薬、及び、
(i)イミダゾール改変シクロデキストリン含有カチオン性重合体、及び(ii)アダマンタン−PEG−リガンドを含むターゲティング部分を含む送達ビヒクルであって、ここで該重合体及びターゲティング部分が核酸をカプセル化するナノ粒子を形成する、送達ビヒクル、
を含む肝特異的送達医薬組成物。
【請求項2】
前記ナノ粒子が直径10〜100nmである請求項1記載の医薬組成物。
【請求項3】
前記ナノ粒子が直径約50〜70nmである請求項2記載の医薬組成物。
【請求項4】
前記ナノ粒子が直径約50nmである請求項2記載の医薬組成物。
【請求項5】
前記肝臓治療薬が小分子、ポリペプチド又は核酸である請求項1記載の医薬組成物。
【請求項6】
前記肝臓治療薬が、
(i)配列番号59、61、63、91、93および95から選択される配列を含む15〜30ヌクレオチド長の第1の鎖と、配列番号60、62、64、92、94および96から選択される配列を含む15〜30ヌクレオチド長の第2の鎖とを含む核酸であって、該第1及び第2の鎖の少なくとも12ヌクレオチドは相互に相補であり、そして生理学的条件下にて2本鎖核酸を形成し、そしてここで、該2本鎖核酸はRNA干渉機序により細胞内でリボヌクレオチドレダクターゼサブユニット2(R2)の発現を低減できる、核酸;あるいは
(ii)a)配列番号59を含む第1の鎖と、配列番号60を含む第2の鎖;
b)配列番号61を含む第1の鎖と、配列番号62を含む第2の鎖;
c)配列番号63を含む第1の鎖と、配列番号64を含む第2の鎖;
d)配列番号91を含む第1の鎖と、配列番号92を含む第2の鎖;
e)配列番号93を含む第1の鎖と、配列番号94を含む第2の鎖;または
f)配列番号95を含む第1の鎖と、配列番号96を含む第2の鎖
を含む核酸であって、該核酸は、生理学的条件下にて配列番号1のヌクレオチド616〜667に相当するR2転写物の領域にハイブリダイズし、そして、細胞内のR2の発現を低減する、核酸
である請求項5記載の医薬組成物。
【請求項7】
以下:
肝臓治療薬、及び、
(i)イミダゾール改変シクロデキストリン含有カチオン性重合体、及び(ii)アダマンタン−PEG−リガンドを含むターゲティング部分を含む送達ビヒクルであって、ここで該重合体及びターゲティング部分が核酸をカプセル化するナノ粒子を形成する、送達ビヒクル、
を含む、肝臓の疾患又は障害を治療するための組成物。
【請求項8】
前記肝臓の疾患又は障害が肝細胞癌である請求項7記載の組成物。
【請求項9】
肝動脈内投与により投与される請求項7記載の組成物。
【請求項1】
以下:
肝臓治療薬、及び、
(i)イミダゾール改変シクロデキストリン含有カチオン性重合体、及び(ii)アダマンタン−PEG−リガンドを含むターゲティング部分を含む送達ビヒクルであって、ここで該重合体及びターゲティング部分が核酸をカプセル化するナノ粒子を形成する、送達ビヒクル、
を含む肝特異的送達医薬組成物。
【請求項2】
前記ナノ粒子が直径10〜100nmである請求項1記載の医薬組成物。
【請求項3】
前記ナノ粒子が直径約50〜70nmである請求項2記載の医薬組成物。
【請求項4】
前記ナノ粒子が直径約50nmである請求項2記載の医薬組成物。
【請求項5】
前記肝臓治療薬が小分子、ポリペプチド又は核酸である請求項1記載の医薬組成物。
【請求項6】
前記肝臓治療薬が、
(i)配列番号59、61、63、91、93および95から選択される配列を含む15〜30ヌクレオチド長の第1の鎖と、配列番号60、62、64、92、94および96から選択される配列を含む15〜30ヌクレオチド長の第2の鎖とを含む核酸であって、該第1及び第2の鎖の少なくとも12ヌクレオチドは相互に相補であり、そして生理学的条件下にて2本鎖核酸を形成し、そしてここで、該2本鎖核酸はRNA干渉機序により細胞内でリボヌクレオチドレダクターゼサブユニット2(R2)の発現を低減できる、核酸;あるいは
(ii)a)配列番号59を含む第1の鎖と、配列番号60を含む第2の鎖;
b)配列番号61を含む第1の鎖と、配列番号62を含む第2の鎖;
c)配列番号63を含む第1の鎖と、配列番号64を含む第2の鎖;
d)配列番号91を含む第1の鎖と、配列番号92を含む第2の鎖;
e)配列番号93を含む第1の鎖と、配列番号94を含む第2の鎖;または
f)配列番号95を含む第1の鎖と、配列番号96を含む第2の鎖
を含む核酸であって、該核酸は、生理学的条件下にて配列番号1のヌクレオチド616〜667に相当するR2転写物の領域にハイブリダイズし、そして、細胞内のR2の発現を低減する、核酸
である請求項5記載の医薬組成物。
【請求項7】
以下:
肝臓治療薬、及び、
(i)イミダゾール改変シクロデキストリン含有カチオン性重合体、及び(ii)アダマンタン−PEG−リガンドを含むターゲティング部分を含む送達ビヒクルであって、ここで該重合体及びターゲティング部分が核酸をカプセル化するナノ粒子を形成する、送達ビヒクル、
を含む、肝臓の疾患又は障害を治療するための組成物。
【請求項8】
前記肝臓の疾患又は障害が肝細胞癌である請求項7記載の組成物。
【請求項9】
肝動脈内投与により投与される請求項7記載の組成物。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【公開番号】特開2012−153732(P2012−153732A)
【公開日】平成24年8月16日(2012.8.16)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−115833(P2012−115833)
【出願日】平成24年5月21日(2012.5.21)
【分割の表示】特願2008−504405(P2008−504405)の分割
【原出願日】平成18年3月31日(2006.3.31)
【出願人】(507324234)カランド ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年8月16日(2012.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−115833(P2012−115833)
【出願日】平成24年5月21日(2012.5.21)
【分割の表示】特願2008−504405(P2008−504405)の分割
【原出願日】平成18年3月31日(2006.3.31)
【出願人】(507324234)カランド ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】
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