説明

リモートコントローラ及びマルチメディアデバイスの制御方法

【課題】リモートコントローラ及びマルチメディアデバイスの制御方法が開示される。
【解決手段】本発明のリモートコントローラは、前記リモートコントローラが制御しようとする特定電子デバイスの特定機能に対応するコード値を要求する信号を、前記マルチメディアデバイスに伝送する第1通信の伝送モジュールと、前記マルチメディアデバイスから、前記特定電子デバイスの特定機能に対応するコード値を受信する第1通信の受信モジュールと、前記受信されたコード値を、前記特定電子デバイスに伝送する第2通信の伝送モジュールとを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リモートコントローラ及びマルチメディアデバイスの制御方法に係り、より詳細には、一つのリモートコントローラを用いて、互いに異なる通信プロトコルの機器を制御する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
電子技術の発達に伴って、漸次より多くの種類の電子装置が開発されて普及している。最近普及している電子装置は、ユーザの便宜のためにリモコン信号を受信することができる機能を具備する。これによって、ユーザはリモートコントローラを用いて、TV、オーディオ、DVDプレーヤ、エアコン、扇風機などの各種電子装置を制御することができる。
【0003】
一方、最近開発されているマルチメディアデバイス(例えば、TVなど)はインターネット網と接続されて多様な情報を受信する機能を搭載している。したがって、マルチメディアデバイス及びマルチメディアデバイスと接続された電子装置(例えば、STB、BDプレーヤ、PCなど)を制御するためには、デバイスの数だけのリモートコントローラが必要であるという問題があった。
【0004】
もちろん、複数個のデバイスを一つのリモートコントローラが制御するための技術の議論もなされているが、ほとんど一つの通信規約に制限されるという問題があり、また、全てのIRコードを格納することは不可能であり、メモリ容量のため具現しにくいという問題点もあった。
【0005】
特に、未来に登場する新しい形態の全ての電子デバイス及びIRコード値を予め予測するリモートコントローラを作製することは不可能である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一実施例が達成しようとする技術的課題は、2個の互いに異なる通信規約下で異種のデバイスを制御することができるハイブリッドリモートコントローラを提供することである。
【0007】
また、本発明の他の一実施例が達成しようとする技術的課題は、リモートコントローラのメモリ使用を最小化しながら、同時に異種のデバイスを制御するためのソリューションを提供することである。
【0008】
さらに、本発明の更に他の一実施例が達成しようとする技術的課題は、前述したハイブリッドリモートコントローラと通信を行うマルチメディアデバイスのGUI(Graphical User Interface)を改善するためのものである。
【0009】
そして、本発明の更に他の一実施例が達成しようとする技術的課題は、マルチメディアデバイスで提供するグラフィックイメージと、マルチメディアデバイスと接続された外部電子デバイスで提供するグラフィックイメージとをいずれもコントロールすることができるソルローションを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスの制御方法は、マルチメディアデバイスと接続可能な少なくとも一つ以上の電子デバイスのうち、特定電子デバイスと接続された場合、特定電子デバイスを識別するID情報を受信するステップと、ID情報に対応する特定電子デバイスが提供する少なくとも一つ以上の機能に対応するコード値を処理(processing)するステップと、特定電子デバイスと関連した少なくとも一つ以上の機能を表示するグラフィックイメージを出力するステップと、グラフィックイメージの範囲内では第1インジケーターを表示し、グラフィックイメージの範囲を逸脱した場合、第1インジケーターを第2インジケーターに変換するように制御するステップと、を含む。
【0011】
さらに、本発明の一実施例によれば、ID情報を受信するステップは、ユーザから手動で受信するように設計しても良く、または電子デバイスから自動で受信するように設計しても良い。
【0012】
また、本発明の更に他の一実施例によれば、コード値は、マルチメディアデバイスのメモリに既に格納され、または外部サーバにアクセスした後、コード値を要求(request)して受信する。一方、前述した2つの方法を全て考慮して、基本的なコード値(例えば、チャネル、ボリュームの設定と関連したコード値)はメモリに既に格納されており、付加的なコード値(例えば、メニュー、画面比率調整と関連したコード値)は外部サーバから受信する第3の実施例も可能である。
【0013】
そして、本発明の更に他の一実施例によれば、第1インジケーターが第2インジケーターに変換される領域は、外部電子デバイスが提供するOSD関連イメージが表示された領域である。
【0014】
本発明の一実施例によるリモートコントローラは、リモートコントローラが制御しようとする特定電子デバイスの特定機能に対応するコード値を要求する信号を、マルチメディアデバイスに伝送する第1通信の伝送モジュールと、マルチメディアデバイスから、特定電子デバイスの特定機能に対応するコード値を受信する第1通信の受信モジュールと、受信されたコード値を、特定電子デバイスに伝送する第2通信の伝送モジュール(第1通信と第2通信は互いに異なる通信規約で設計されている)と、を含む。
【0015】
そして、本発明の他の一実施例によるマルチメディアデバイスの制御方法は、マルチメディアデバイスと接続可能な少なくとも一つ以上の電子デバイスのうち、特定電子デバイスを選択する信号を受信するステップと、選択された特定電子デバイスに対応するOSD(On Screen Display)データを生成するステップと、生成されたOSDデータに基づいて、選択された特定電子デバイスが提供する少なくとも一つ以上の機能を表示するグラフィックイメージをディスプレイするステップ(グラフィックイメージのそれぞれはコード値にマッピングされている)と、を含む。
【発明の効果】
【0016】
本発明の一実施例によれば、2個の互いに異なる通信規約下で異種のデバイスを制御することができるハイブリッドリモートコントローラを提供する。
【0017】
また、本発明の他の一実施例によれば、リモートコントローラのメモリ使用を最小化しながら、同時に異種のデバイスを制御するためのソリューションを提供することができる。
【0018】
さらに、本発明の更に他の一実施例によれば、前述したハイブリッドリモートコントローラと通信を行うマルチメディアデバイスのGUI(Graphical User Interface)を改善するという長所がある。これによって、多数のデバイスをコントロールする速度を大幅に高めることができる。
【0019】
そして、本発明の更に他の一実施例によれば、マルチメディアデバイスで提供するグラフィックイメージと、マルチメディアデバイスと接続された外部電子デバイスで提供するグラフィックイメージとを一つのリモートコントローラで全てコントロールすることができるという長所がある。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の一実施例によるマルチメディアデバイス、リモートコントローラ、サーバ、そして少なくとも一つ以上の電子デバイスを含んだシステムを概略的に示す図である。
【図2】本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスの構成要素を詳細に示すブロック図である。
【図3】図2に示された制御部をより詳細に示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例によるリモートコントローラの外観を簡略に示す図である。
【図5】図4に示されたリモートコントローラの構成要素を詳細に示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが格納しているIRコード値のデータベースの一例を示す図である。
【図7】本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが格納しているIRコード値のデータベースの他の一例を示す図である。
【図8】図6又は図7に示されたDBを格納しているミドルウェアを例示した図である。
【図9】図6又は図7に示されたDBを格納しているミドルウェアを例示した図である。
【図10】本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが提供する第1のOSDを例示した図である。
【図11】本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが提供する第2のOSDを例示した図である。
【図12】本発明の一実施例によるリモートコントローラのローカルキーボタンを用いて、外部電子デバイスをコントロールする過程を示す図である。
【図13】本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが提供するスクリーンを用いて、外部電子デバイスをコントロールする第1実施例を示す図である。
【図14】本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが提供するスクリーンを用いて、外部電子デバイスをコントロールする第1実施例を示す図である。
【図15】本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが提供するスクリーンを用いて、外部電子デバイスをコントロールする第2実施例を示す図である。
【図16】本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが提供するスクリーンを用いて、外部電子デバイスをコントロールする第2実施例を示す図である。
【図17】本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが提供するスクリーンを用いて、外部電子デバイスをコントロールする第3実施例を示す図である。
【図18】本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが提供するスクリーンを用いて、外部電子デバイスをコントロールする第3実施例を示す図である。
【図19】図1に示されたシステムの各主体間において送受信されるデータフローを詳細に示すフローチャートである。
【図20】本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスの制御方法を示すフローチャートである。
【図21】本発明の一実施例によるリモートコントローラの制御方法を示すフローチャートである。
【図22】本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスのリモートコントローラを用いて、少なくとも一つ以上の外部電子デバイスをコントロールする過程を全体的に説明するための図である。
【図23】本発明の一実施例による統合リモコン(Universal Remote Controller)で制御しようとする外部電子デバイスを選択する過程を説明するための図である。
【図24】本発明の一実施例による統合リモコンの位置によって、マルチメディアデバイスのスクリーン上で表示されるインジケーターの一例を示す図である。
【図25】本発明の一実施例による統合リモコンの位置によって、マルチメディアデバイスのスクリーン上で表示されるインジケーターの他の一例を示す図である。
【図26】外部電子デバイスから受信されたグラフィックイメージオプションの一例を示す図である。
【図27】外部電子デバイスから受信されたグラフィックイメージオプションを選択するプロセスを説明するための図である。
【図28A】統合リモートコントローラにより制御されるOSDの位置を変更するプロセスを説明するための図である。
【図28B】統合リモートコントローラにより制御されるOSDの位置を変更するプロセスを説明するための図である。
【図29A】統合リモートコントローラにより制御されるOSDコンテンツを変更するプロセスを説明するための図である。
【図29B】統合リモートコントローラにより制御されるOSDコンテンツを変更するプロセスを説明するための図である。
【図29C】統合リモートコントローラにより制御されるOSDコンテンツを変更するプロセスを説明するための図である。
【図30A】統合リモートコントローラにより制御される対象である外部電子デバイスを変更するプロセスを説明するための図である。
【図30B】統合リモートコントローラにより制御される対象である外部電子デバイスを変更するプロセスを説明するための図である。
【図31】本発明の一実施例によって、統合リモコン(Universal Remote Controller)で制御しようとする外部電子デバイスを選択する過程を説明するためのフローチャートである。
【図32】本発明の他の一実施例によって、統合リモコン(Universal Remote Controller)で制御しようとする外部電子デバイスを選択する過程を説明するためのフローチャートである。
【図33】本発明の一実施例によって、マルチメディアデバイスのリモートコントローラを用いて外部電子デバイスをコントロールするシステムの全体プロセスを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下では、図面を参照して本発明をより詳細に説明する。
【0022】
以下の説明で使われる構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部」は単純に本明細書作成の容易さを考慮して付与されるもので、「モジュール」及び「部」は互いに混用して使用されてもよい。
【0023】
一方、本明細書で記述されるマルチメディアデバイスは、例えば、放送受信機能にコンピュータ支援機能を追加した知能型電子装置であって、放送受信機能に充実しながらもインターネット機能などが追加されて、手で直接記入する方式の入力装置、タッチスクリーン、タッチパッドまたは空間リモコンなどよりも使い勝手の良いインターフェースを備えることができる。そして、有線または無線インターネット機能の支援によりインターネット及びコンピュータに接続され、イーメール、Webブラウジング、バンキングまたはゲームなどの機能も行うことができる。このような多様な機能のために、標準化された汎用OSが使用されることができる。
【0024】
したがって、本発明で記述されるマルチメディアデバイスは、例えば、汎用のOSカーネル上に、多様なアプリケーションが自由に追加され、または削除可能なので、ユーザ親和的な多様な機能が行われることができる。マルチメディアデバイスは、より具体的に例を挙げると、インターネットTV、IPTV、ネットワークTV、HBBTV、スマートTV及びオープン・ハイブリッドTV(OHTV)などになることができ、場合によって、スマートフォン、PC及び家電機器にも適用可能である。
【0025】
さらに、以下、添付図面及び添付図面に記載された内容を参照して本発明の実施例を詳細に説明するが、本発明が実施例により制限され、または限定されるものではない。
【0026】
本明細書で使われる用語は、本発明での機能を考慮して、可能な限り現在広く使われる一般的な用語を選択したが、これは、当分野に従事する技術者の意図または慣例または新しい技術の出現などによって変わることができる。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、この場合には該当する発明の説明部分でその意味を記載することにする。したがって、本明細書で使われる用語は、単なる用語の名称ではなく、その用語が持つ実質的な意味と本明細書の全般にわたった内容に基づいて解釈しなければならないということを明らかにしておく。
【0027】
以下、図面を参照して、当業者は本発明の実施例を具現可能であるが、より容易な実施のために、本発明が提案する4つの実施例を簡略に整理して説明することにする。ただし、それぞれの実施例が独立した権利範囲を有することもでき、または4つの実施例のうち少なくとも一つ以上を結合して本発明を具現するケースも特許権の範囲に属する。
【0028】
第一、本発明の第1実施例は、STB、BD(blue−ray disk)プレーヤ、PC、ノートパソコン、タブレットなどと接続されたTVをコントロールするために、たった一つのユニバーサルリモートコントローラで該当の各機器を制御することができるソリューションを提供する。例えば、ネットワーキングが可能なTVは、外部サーバからそれぞれのデバイス(device)に対応するIR codeテーブルを受信して格納する。また、TVは、リモートコントローラとRF(Radio Frequency)通信を通じて、特定デバイスの特定機能(function)を制御するためのIRコード値を伝送する。そして、IRコード値を受信したリモートコントローラは、IR通信を通じて特定デバイスにIRコード値をフォワーディングするように設計される。
【0029】
第二、本発明の第2実施例は、本発明のユニバーサルリモコンを適用するために、コントロールの対象となるデバイスを設定するソリューションを提供する。これと関連して、当該特許技術によれば、次のように総3個の技術的方法が可能である。
【0030】
a)自動検出(detecting)技術
【0031】
例えば、HDMI(High Definition Multimedia Interface)で、TVとユニバーサルリモコンで制御しようとするデバイスとが接続された場合、デバイスの種類、名称、モデル名などの情報がデバイスからTV側に伝送される。したがって、前述したデバイス関連情報を受信したTVは、外部サーバと接続して該当のデバイスに対応するIR情報を自動で受信することが可能である。このように設計する場合、ユーザは別途に機器登録をする必要がないという長所がある。もちろん、場合によって、HDMI、ケーブルなどで接続されたデバイスで前述した情報を伝送しない、またはエラーが発生する場合も考慮することができる。これを解決するための方案は、下記のb)及びc)で説明する。
【0032】
b)ハイブリッド(Hybrid)技術
【0033】
まず、STB(Set Top Box)とTVが接続された場合、TVは、ユーザが選択できる少なくとも一つ以上のSTBのメーカー(maker)またはケーブル放送局の識別情報を表示する。例えば、現在韓国で関連サービス(service)を提供しているプロバイダーが合計3(ex:QOOK TV、BTV、UPLUS)である場合、3つのプラバイダーのうちいずれか一つを選択することができるオプションが提供される。この時、ユーザが特定プロバイダーを選択した場合、TVは外部サーバから該当のプロバイダーのリモートコントローラに対応するIRテーブルを自動で受信する。
【0034】
c)ユーザ入力方式
【0035】
一方、ネットワーキング環境の変化または技術的なエラーによって、前述したb)のケースを適用できない場合が発生し得る。したがって、ユーザが本発明のユニバーサルリモートコントローラで制御しようとする外部デバイスの種類及びモデル名などを直接入力するソリューションも可能である。
【0036】
第三、本発明の第3実施例は、TVが提供するOSDではない外部デバイス、例えば、STBで提供するOSDをリモートコントローラで制御するソリューションを提供する(特に、本発明の一実施例によるリモートコントローラは、リモートコントローラのモーションによって、TVスクリーン上のポインタ(pointer)の位置が変更されるように設計されている)。
【0037】
TVは、HDMIなどで接続されたSTBを制御できるTV OSDをディスプレイする。この時、リモートコントローラのモーションを制御して該当の領域にポインタを位置させることによって、ユーザは、自分が所望するSTBの機能を容易に実行することができる。一方、TV OSDで提供しない追加機能がある場合を考慮することができる。例えば、最初に、STBで提供しなかった機能や、メニューオプションなどはTV OSDで提供しない。もちろん、このときにもSTB OSDがディスプレイされる。
【0038】
しかし、STB OSDは、モーションリモコンのポインタを位置させて選択することができないイメージデータである。したがって、STB OSDに対してはモーションリモコンの矢印ボタンをクリックしてコントロールするソリューションが必要である。
【0039】
例えば、モーションリモコンの下矢印ボタンをクリックした場合、これに対するRF信号がTV側に伝送され、TVは、これに対応するIR信号がRFネットワークを介して再びリモコン側に伝送するように設計される。
【0040】
第四、本発明の第4実施例は、既存の放送局で提供するEPGではなく、接続されたSTBなどによってフレキシブル(flexible)に変動されるチャネル・ブラウジング機能を提供する。
【0041】
また、当該第4実施例で提案する発明を具現するソリューションとして、大きく2つの方法を下記のように説明する。
【0042】
a)該当のSTBで提供する全てのチャネルの情報(ex:サムネールイメージ、放送時間、付加情報、登場人物情報など)を既に知っている外部サーバがあると仮定する。したがって、本発明の実施例によるTVは、前述した外部サーバに、現在接続されているSTBのタイプを知らせることによって、各チャネルの情報を受信することが可能である。また、従来技術とは異なり、少なくとも2つ以上のチャネル情報をスクリーンの一側に位置させ、ユーザがリモートコントローラのモーションを生成して、所望のチャネルグループを容易に確認することができるという長所がある。
【0043】
b)一方、前述したa)のケースのようなサーバが存在しなければ、バックグラウンド(background)でTVが動作して各チャネルをスキャニングする方式を考慮することができる。例えば、各チャネルをスキャンしてビデオ情報またはオーディオ情報をキャプチャして、各チャネルで現在提供しているコンテンツ(Content)に対する基本情報またはサムネールイメージデータを抽出することが可能である。
【0044】
図1は、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイス100、リモートコントローラ110、サーバ120、そして少なくとも一つ以上の電子デバイス130を含んだシステムを概略的に示す図である。
【0045】
従来技術によれば、制御しようとする電子デバイス130の個数だけの複数個のリモートコントローラ110が必要であるという問題点があった。また、いわゆる従来技術による統合リモコンも各電子デバイス130の全てのIRコード値を搭載しなければならないため、メモリ容量上限界があった。
【0046】
前述した従来技術の問題点を解決するために、マルチメディアデバイス100は、インターネット網などを介して接続されたサーバ120から、電子デバイスを制御するためのIRコード値を定期的に更新する。もちろん、ユーザの要求がある場合、IRコード値を更新する実施例も本発明の権利範囲に属する。
【0047】
一方、リモートコントローラ110とマルチメディアデバイス100は、第1通信手段(例えば、ブルートゥースなど)でデータを送受信するものと仮定する。仮に、リモートコントローラ110が特定電子デバイスの特定機能に対するIRコード値をマルチメディアデバイス100に要求する場合、マルチメディアデバイス100は、既に格納されたDBを確認して、該当のIRコード値をリモートコントローラ110に伝送する。
【0048】
そして、リモートコントローラ110は、マルチメディアデバイス100から受信したIRコード値を、第2通信手段(例えば、IR赤外線通信など)を通じて該当の電子デバイス130にフォワーディングする。すなわち、本発明の一実施例によるリモートコントローラ110は、中継器の役割をするように設計することで、大容量のメモリを使用する必要がないという技術的効果がある。
【0049】
本発明の一実施例によるマルチメディアデバイス100については、以下、図2乃至図3を参照してより詳細に後述する。
【0050】
図2は、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスの構成要素を詳細に示すブロック図である。図1に示されたマルチメディアデバイス100の説明を参照して、図2に示されたマルチメディアデバイス200を補充解釈することも可能である。
【0051】
図2に示されたように、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイス200は、放送受信モジュール201、復調部202、ネットワークインターフェース203、外部装置インターフェース204、メモリ205、制御部206、ビデオ出力部207、オーディオ出力部208、電源供給部209、そしてユーザーインターフェース211などを含んでなる。一方、マルチメディアデバイス200は、リモートコントローラ210とデータ通信がなされるように設計されており、リモートコントローラ210については、図4及び図5を参照して詳細に後述する。
【0052】
放送受信モジュール201は、例えば、RFチューナとして設計してもよく、またはSTBなどの外部デバイスから放送データを受信するインターフェースとして設計可能である。
【0053】
放送受信モジュール201は、例えば、ATSC(Advanced Television System Committee)方式による単一キャリアのRF放送信号、またはDVB(Digital Video Broadcasting)方式による複数キャリアのRF放送信号を受信することができる。
【0054】
復調部202は、放送受信モジュール201で変換されたデジタルIF信号(DIF)を受信して復調動作を行う。
【0055】
例えば、放送受信モジュール201で出力されるデジタルIF信号がATSC方式である場合、復調部202は、例えば、8−VSB(8−Vestigal Side Band)復調を行う。また、復調部202はチャネル復号化を行うこともできる。
【0056】
外部装置インターフェース204は、外部装置とマルチメディアデバイス200間のデータ通信を可能にするインターフェースである。外部装置インターフェース204は、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイ(Bluray)、ゲーム機器、カメラ、カムコーダー、コンピュータ(ノートパソコン)、STBなどのような外部装置と有/無線で接続されることができる。外部装置インターフェース204は、接続された外部装置を通じて外部で入力される映像、音声またはデータ信号を制御部206に伝達する。また、制御部206で処理された映像、音声またはデータ信号を、外部装置に出力することができる。
【0057】
外部装置インターフェース204は、例えば、USB端子、CVBS(Composite Video Banking Sync)端子、コンポーネント端子、S−ビデオ端子(アナログ)、DVI(Digital Visual Interface)端子、HDMI(High Definition Multimedia Interface)端子、RGB端子、D−SUB端子などを含むことができる。
【0058】
ネットワークインターフェース203は、マルチメディアデバイス200を、インターネット網を含む有/無線ネットワークと接続するためのインターフェースを提供する。ネットワークインターフェース203は、有線ネットワークとの接続のために、例えば、イーサネット(Ethernet)端子などを備えることができ、無線ネットワークとの接続のために、例えば、WLAN(Wireless LAN)(Wi−Fi)、Wibro(Wireless broadband)、Wimax(World Interoperability for Microwave Access)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)通信規格などを用いることができる。
【0059】
ネットワークインターフェース203は、接続されたネットワークまたは接続されたネットワークにリンクされた他のネットワークを通じて、他のユーザまたは他の電子機器とデータを送信または受信することができる。
【0060】
メモリ205は、制御部206内の各信号処理及び制御のためのプログラムが格納されてもよく、信号処理された映像、音声またはデータ信号を格納してもよい。また、メモリ205は、外部装置インターフェース204またはネットワークインターフェース203から入力される映像、音声、またはデータ信号の臨時格納のための機能を行うこともできる。また、メモリ205は、例えば、多様なOS、ミドルウェア及びプラットフォームを格納している。
【0061】
ユーザーインターフェース211は、ユーザが入力した信号を制御部206に伝達し、または制御部206からの信号を外部デバイス(例えば、リモートコントローラ210)に伝送する。例えば、ユーザーインターフェース211は、RF(Radio Frequency)通信方式、赤外線(IR)通信方式などの多様な通信方式によって、リモートコントローラ210から電源オン/オフ、チャネル選択、画面設定などの制御信号を受信して処理し、または制御部206からの制御信号をリモートコントローラ210に送信するように設計されている。
【0062】
制御部206は、放送受信モジュール201、復調部202、ネットワークインターフェース203または外部装置インターフェース204を通じて入力されるストリームを逆多重化し、または逆多重化された信号を処理して、映像または音声出力のための信号を生成及び出力することができる。制御部206については、図3を参照してより詳細に後述する。
【0063】
ビデオ出力部207は、制御部206で処理された映像信号、データ信号、OSD信号、または外部装置インターフェース204で受信される映像信号、データ信号などをそれぞれR、G、B信号に変換して駆動信号を生成する。ビデオ出力部207は、PDP、LCD、OLED、フレキシブルディスプレイ(flexible display)、3次元ディスプレイ(3D display)などが可能である。
【0064】
オーディオ出力部208は、制御部206で音声処理された信号、例えば、ステレオ信号、3.1チャネル信号または5.1チャネル信号の入力を受けて音声に出力する。音声出力部208は、様々な形態のスピーカで具現可能である。
【0065】
そして、電源供給部209は、マルチメディアデバイス200全般にわたって該当の電源を供給する。特に、システムオンチップ(System On Chip、SOC)の形態で具現されることができる制御部206と、映像表示のためのビデオ出力部207及びオーディオ出力のためのオーディオ出力部208に電源を供給することができる。
【0066】
特に、本発明の実施例と関連して説明すると、次の通りである。
【0067】
制御部206の制御によって、ネットワークインターフェース203は特定サーバに接続する。さらに、特定サーバから受信したIRコード値はメモリ205に格納されるように設計する。一方、IRコード値は、外部装置インターフェース204で接続された電子デバイスをコントロールするために必要な値である。
【0068】
最後に、リモートコントローラ210の要求によって、特定電子デバイスの特定機能に対応するIRコード値は、ユーザーインターフェース211を通じてリモートコントローラ210に伝送される。前述のように、この時、ブルートゥース通信方式が採用されてもよい。
【0069】
図3は、図2に示された制御部をより詳細に示すブロック図である。
【0070】
図3に示されたように、マルチメディアデバイスの制御部306は、逆多重化部310、映像処理部320、OSD生成部340、ミキサ350、フレームレート変換部355、そしてフォーマッタ360などを含む。また、音声処理部(図示せず)、データ処理部(図示せず)をさらに含むように設計することも本発明の権利範囲に属する。
【0071】
逆多重化部310は、入力されるストリームを逆多重化する。例えば、MPEG−2TSが入力される場合、これを逆多重化して、それぞれ、映像、音声及びデータ信号に分離することができる。
【0072】
映像処理部320は、逆多重化された映像信号の映像処理を行うことができる。そのために、映像処理部320は、映像デコーダ325及びスケーラ335を備えることができる。映像デコーダ325は、逆多重化された映像信号を復号化し、スケーラ335は、復号化された映像信号の解像度をビデオ出力部で出力可能なようにスケーリング(scaling)を行う。そして、映像処理部320で復号化された映像信号は、ミキサ350に入力される。
【0073】
OSD生成部340は、ユーザ入力によって又は独自にOSD信号を生成する。したがって、ミキサ350は、OSD生成部340で生成されたOSD信号と、映像処理部320で映像処理された復号化された映像信号とをミキシングすることができる。
【0074】
ミキシングされた信号はフォーマッタ360に提供される。復号化された放送映像信号または外部入力信号とOSD信号とがミキシングされることによって、放送映像または外部入力映像上にOSDがオーバーレイされて表示されるようになる。
【0075】
フレームレート変換部(Frame Rate Conveter;FRC)355は、入力される映像のフレームレートを変換することができる。例えば、60Hzのフレームレートを120Hzまたは240Hzに変換する。
【0076】
そして、フォーマッタ360は、フレームレート変換部355の出力信号の入力を受けて、ビデオ出力部に適するように信号のフォーマットを変更して出力する。例えば、R、G、Bデータ信号を出力することができ、このようなR、G、Bデータ信号は、低い電圧差分信号(Low voltage differential signaling、LVDS)またはmini−LVDSで出力されることができる。
【0077】
特に、本発明の実施例と関連して説明すると、次の通りである。
【0078】
本発明の一実施例によるリモートコントローラがコントロールしようとする電子デバイス及び機能を選択するためのOSDは、前述したOSD生成部340で生成される。そして、一般の放送画面とOSDとがオーバーレイされた形態を作るために、前述したミキサ350を追加で設計する。一般の放送画面とOSDとがオーバーレイされた形態は、以下、図10乃至図18を参照して理解することができる。
【0079】
図4は、本発明の一実施例によるリモートコントローラの外観を簡略に示す図である。
【0080】
図4の(a)に示されたように、マルチメディアデバイス400のスクリーン上に、リモートコントローラ410の動きに対応するポインタ401が表示される。ユーザは、リモートコントローラ410を左右(図4(b))、上下(図4の(c))に動いたり回転したりすることができる。このようなリモートコントローラ410は、3D空間上の動きによって該当のポインタ401が移動して表示されるので、空間リモコンであると命名することもできる。
【0081】
図4の(b)に示されたように、ユーザがリモートコントローラ410を左側に移動させると、マルチメディアデバイス400のスクリーン上に表示されたポインタ401も左側に移動する。一方、リモートコントローラ410のセンサを通じて感知されたリモートコントローラ410の動きに関する情報はマルチメディアデバイス400に伝送される。マルチメディアデバイス400は、リモートコントローラ410の動きに関する情報からポインタ401の座標を算出することができる。マルチメディアデバイス400は、算出した座標に対応するようにポインタ401を表示することができる。
【0082】
一方、図4の(c)に示されたように、ユーザがリモートコントローラ410を下側に移動させると、マルチメディアデバイス400のスクリーン上に表示されたポインタ401も下側に移動する。
【0083】
したがって、本発明の一実施例によるリモートコントローラ410を用いて、マルチメディアデバイス400のスクリーン内の特定領域を迅速に選択することが可能である。
【0084】
図5は、図4に示されたリモートコントローラの構成要素を詳細に示すブロック図である。
【0085】
図5に示されたように、リモートコントローラ510は、無線通信部514、ユーザ入力部515、センサ部517、出力部516、電源供給部511、格納部512、そして制御部513などを含む。
【0086】
無線通信部514は、任意の外部装置と通信可能なように設計される。特に、本発明の一実施例によれば、RFモジュール514aは、マルチメディアデバイス500とデータ通信がなされるように設計し、IRモジュール514bは、外部電子装置(例えば、STB)530と赤外線通信がなされるように設計する。
【0087】
したがって、マルチメディアデバイス500から受信したIR赤外線コード値を、STB530にフォワーディングする中継器の役割を行うように、リモートコントローラ510を具現することが可能である。
【0088】
さらに、本発明の一実施例によれば、リモートコントローラ510は、マルチメディアデバイス500に、リモートコントローラ510の動きなどに関する情報が含まれた信号をRFモジュール514aを通じて伝送する。
【0089】
また、リモートコントローラ510は、マルチメディアデバイス500が伝送した信号をRFモジュール514aを通じて受信することができる。また、リモートコントローラ510は、必要に応じて、IRモジュール514bを通じてマルチメディアデバイス500に電源オン/オフ、チャネル変更、ボリューム変更などに関する命令を伝送することができる。
【0090】
ユーザ入力部515は、キーボード、ボタン、タッチパッド、またはタッチスクリーンなどで構成されることができる。
【0091】
センサ部517は、ジャイロセンサ517aまたは加速度センサ517bを備えることができる。ジャイロセンサ517aは、リモートコントローラ510の動きに関する情報をセンシングすることができる。一例として、ジャイロセンサ517aは、リモートコントローラ510の動作に関する情報をx、y、z軸を基準にしてセンシングすることができる。加速度センサ517bは、リモートコントローラ510の移動速度などに関する情報をセンシングすることができる。一方、距離測定センサをさらに備えることができ、これによって、マルチメディアデバイス500との距離をセンシングすることができる。
【0092】
出力部516は、ユーザ入力部515の操作に対応し、またはマルチメディアデバイス500で伝送した信号に対応する映像または音声信号を出力することができる。一例として、出力部516は、ユーザ入力部515が操作され、または無線通信部514を通じてマルチメディアデバイス500と信号が送受信されれば点灯するLEDモジュール516a、振動を発生する振動モジュール516b、音響を出力する音響出力モジュール516c、または映像を出力するディスプレイモジュール516dを備えることができる。
【0093】
電源供給部511は、リモートコントローラ510の各構成要素に電源を供給する。電源供給部511は、リモートコントローラ510が所定時間の間動かない場合、電源供給を中断することによって電源の浪費を減少することができる。
【0094】
格納部512は、リモートコントローラ510の制御または動作に必要な様々な種類のプログラム、アプリケーションデータなどが格納されることができる。そして、制御部513は、リモートコントローラ510の制御に関連した諸般事項を制御する。例えば、制御部513は、ユーザ入力部515の所定のキー操作に対応する信号、またはセンサ部517でセンシングしたリモートコントローラ510の動きに対応する信号を無線通信部514を通じてマルチメディアデバイス500またはSTB530に伝送することができる。
【0095】
図6は、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが格納しているIRコード値のデータベースの一例を示す図である。
【0096】
前述した図2に示されたマルチメディアデバイスのメモリ205には、図6に示されたデータベース(DataBase)が構築されているように設計する。図6に示されたように、外部電子デバイスの一例であるTVの各機能に対するIRコード値がマッピングされている。また、図6に示されたデータベースは、外部サーバとの通信を通じて定期的に又はユーザ要求によって更新される。
【0097】
したがって、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスは、図6に示されたデータベースを構築しているので、リモートコントローラの要求によって、特定電子デバイスの特定機能に対するIRコード値をいつでも伝送することができる。
【0098】
図7は、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが格納しているIRコード値のデータベースの他の一例を示す図である。
【0099】
前述した図6とは異なり、図7は、複数個のデバイスに対する情報を互いに異なるメモリアドレスに格納しておくように設計する。すなわち、第1メモリアドレスには、STBの機能に対するIRコード値を格納し、第2メモリアドレスには、BD(Blueray−Disk)プレーヤの機能に対するIRコード値を格納する。
【0100】
したがって、図7のように設計する場合、特定電子デバイスに対するOSDを具現することが可能であり、特定電子デバイスの特定機能にアクセスする速度を高めることができるという長所がある。
【0101】
さらに、図7では、2個のデバイスのみを例示したが、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスは、サーバとの通信を通じて、図7に示されたデータベースを随時更新することができるので、一つのリモートコントローラで制御することができる外部電子デバイスが継続的に増加するようになる。リモートコントローラのメモリを別途に改善する必要がない。
【0102】
図8及び図9は、図6又は図7に示されたDBを格納しているミドルウェアを例示した図である。
【0103】
図8及び図9は、前述したデータベース(図6又は図7)を構築するために必要なミドルウェアの設計構造を例示した図である。例えば、図6又は図7に示されたデータベースを、図8に示されたように、ネイティブアプリケーション内に位置するようにミドルウェアを設計することも本発明の権利範囲に属する。また、図6又は図7に示されたデータベースを、図9に示されたように、フラッシュエンジンまたはブラウザ内に位置するようにミドルウェアを設計することも本発明の権利範囲に属する。一方、図8のように設計する場合、既存のプラットフォームの構造を変更する必要がないという長所がある。
【0104】
さらに、本発明の一実施例によるリモートコントローラを用いてマルチメディアデバイスではない他の外部電子デバイスをコントロールしようとする場合、外部電子デバイスを特定するソリューションとして2通りを提案する。1番目のソリューションは図10を参照して後述し、2番目のソリューションは図11を参照して後述する。
【0105】
図10は、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが提供する第1のOSDを例示した図である。図10に示されたOSDは、外部入力目録を選択するキーボタンをユーザが押した場合、ディスプレイされる。
【0106】
例えば、マルチメディアデバイス1000を通じて放送を視聴していたユーザが、他の外部電子デバイスをコントロールしようとする場合、リモートコントローラに付着されているキーボタン、またはマルチメディアデバイス1000に付着されているローカルキーボタンを押す。
【0107】
このとき、図10に示されたように、マルチメディアデバイス1000は、ユーザが選択できる外部入力目録1001をディスプレイする。外部入力目録1001は、マルチメディアデバイスに格納されたIRコード値を持っているデバイスに限定されることもある。
【0108】
また、外部入力目録1001は、最初に、端子の名称だけでなく、該当の端子を通じて接続されたデバイスの名称を共に表示する領域1002を含むように設計することも本発明の権利範囲に属する。
【0109】
したがって、ユーザの立場では、自分がコントロールしようとするデバイスをより容易に且つ迅速に選択できるという技術的効果がある。
【0110】
図11は、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが提供する第2のOSDを例示した図である。図10とは異なり、図11は、リモートコントローラで制御可能なデバイスの目録をタブ形式でディスプレイする。
【0111】
例えば、マルチメディアデバイス1100を通じて放送を視聴していたユーザが、他の外部電子デバイスをコントロールしようとする場合、リモートコントローラに付着されているキーボタン、またはマルチメディアデバイス1100に付着されているローカルキーボタンを押す。
【0112】
このとき、図11に示されたように、マルチメディアデバイス1100は、ユーザが制御することができる外部入力デバイスをタブ1102,1103形式でディスプレイする。タブ1102,1103は、マルチメディアデバイスに格納されたIRコード値を持っているデバイスに限定されることもある。一方、格納されたアプリのリストを見せるタブ1101が追加的にディスプレイされることも本発明の権利範囲に属する。
【0113】
したがって、図10とは異なり、図11のように設計する場合、ユーザが視聴可能な放送画面をできるだけ維持しながら、コントロールしようとするデバイスを簡単に選択できるという長所がある。
【0114】
一方、本発明の一実施例によるリモートコントローラを用いて外部電子デバイスをコントロールするソリューションも2通りに分けて設計可能である。第1実施例としては、外部電子デバイスの基本的な機能に対してはマルチメディアデバイスのスクリーンを利用せずに、直接コントロールすることができる。これについては、図12を参照して後述する。
【0115】
第2実施例としては、外部電子デバイスの付加的な機能に対してはマルチメディアデバイスのスクリーンを用いてコントロールしなければならない。これについては、図13乃至図18を参照して後述する。
【0116】
図12は、本発明の一実施例によるリモートコントローラのローカルキーボタンを用いて、外部電子デバイスをコントロールする過程を示す図である。以下、図12を参照して、マルチメディアデバイスのスクリーンをできるだけ確保しながら、迅速に外部電子デバイスをコントロールするプロセスを説明すると、次の通りである。
【0117】
まず、図10又は図11に示された方法を通じて、特定外部デバイス(例えば、STB)を制御することに選択した場合を仮定する。図12に示されたように、本発明の一実施例によるリモートコントローラ1210もSTBのボリュームまたはチャネルなどのローカルキーボタンを備えている。
【0118】
したがって、リモートコントローラ1210のボリュームアップボタンをユーザが押した場合、STBのボリュームアップに対応するIRコード値を要求する信号をマルチメディアデバイス1200に伝送する。
【0119】
マルチメディアデバイス1200は、STBのボリュームアップに対応するIRコード値をリモートコントローラ1210に伝送し、リモートコントローラ1210は、受信したIRコード値を該当のSTB1230にフォワーディングする。
【0120】
したがって、STB130は、リモートコントローラ1210から受信したIRコード値に基づいてボリュームアップ機能1231を行うことができる。
【0121】
図13及び図14は、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが提供するスクリーンを用いて、外部電子デバイスをコントロールする第1実施例を示す図である。以下、図13及び図14を参照して、リモートコントローラの外部にローカルキーボタンとして付着されていない、外部電子デバイスの機能(例えば、STBのメニュー機能)をコントロールするためのプロセスを説明すると、次の通りである。
【0122】
まず、図11に示された方法を通じて、コントロールしようとするデバイスとしてSTBを表示するタブ1301を選択した場合と仮定する。この時、図13に示されたように、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイス1300は、選択されたSTBの機能に関するOSDをディスプレイする。
【0123】
OSDは各デバイス別に、マルチメディアデバイスのメモリに格納されており、図13に示されたOSDの各機能はリモートコントローラ1310により選択可能なフォーマットで設計されている。
【0124】
ユーザがリモートコントローラ1310を移動させて、インジケーター1302がSTBのメニュー領域に位置する場合、マルチメディアデバイス1300は、STBのメニューに対応するIRコード値をリモートコントローラ1310に伝送する。
【0125】
そして、リモートコントローラ1310は、マルチメディアデバイス1300から受信したIRコード値を該当の電子デバイスであるSTB1330に伝送する。
【0126】
したがって、図14に示されたように、STB1430のメニュー機能が実行された場合、STB1430と接続されたマルチメディアデバイス1400は、STBメニューが実行された画面1401を表示するようになる。
【0127】
また、リモートコントローラ1410を用いて、STBメニューが実行された画面1401上で特定オプションを追加選択することも本発明の権利範囲に属する。
【0128】
図15及び図16は、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが提供するスクリーンを用いて、外部電子デバイスをコントロールする第2実施例を示す図である。以下、図15及び図16を参照して、リモートコントローラの外部にローカルキーボタンとして付着されていない、外部電子デバイスの機能(例えば、STBのチャネル9番の機能)をコントロールするためのプロセスを説明すると、次の通りである。
【0129】
まず、図11に示された方法を通じて、コントロールしようとするデバイスとしてSTBを表示するタブ1501を選択した場合と仮定する。この時、図15に示されたように、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイス1500は、選択されたSTBの機能に対するOSDをディスプレイする。
【0130】
OSDは各デバイス別に、マルチメディアデバイスのメモリに格納されており、図15に示されたOSDの各機能は、リモートコントローラ1510により選択可能なフォーマットで設計されている。
【0131】
ユーザがリモートコントローラ1510を移動させて、インジケーター1502がSTBのチャネル9番の領域に位置する場合、マルチメディアデバイス1500は、STBのチャネル9番の機能に対応するIRコード値をリモートコントローラ1510に伝送する。
【0132】
そして、リモートコントローラ1510は、マルチメディアデバイス1500から受信したIRコード値を該当の電子デバイスであるSTB1530に伝送する。
【0133】
したがって、図16に示されたように、STB1630のチャネル9番の機能が実行された場合、STB1630と接続されたマルチメディアデバイス1600は、変更されたチャネル9番の画面1601を表示する。また、リモートコントローラ1610を用いて、STB1630の他の機能を追加でコントロールすることも可能である。
【0134】
図17及び図18は、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスが提供するスクリーンを用いて、外部電子デバイスをコントロールする第3実施例を示す図である。以下、図17及び図18を参照して、リモートコントローラの外部にローカルキーボタンとして付着されていない、外部電子デバイスの機能(例えば、BDプレーヤの再生(play)機能)をコントロールするためのプロセスを説明すると、次の通りである。
【0135】
まず、図11に示された方法を通じて、コントロールしようとするデバイスとしてBDプレーヤを表示するタブ1701を選択した場合と仮定する。この時、図17に示されたように、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイス1700は、選択されたBDプレーヤの機能に関するOSDをディスプレイする。
【0136】
OSDは各デバイス別に、マルチメディアデバイスのメモリに格納されており、図17に示されたOSDの各機能は、リモートコントローラ1710により選択可能なフォーマットで設計されている。
【0137】
ユーザがリモートコントローラ1710を移動させて、インジケーター1702がBDプレーヤの再生領域に位置する場合、マルチメディアデバイス1700は、BDプレーヤの再生機能に対応するIRコード値をリモートコントローラ1710に伝送する。
【0138】
そして、リモートコントローラ1710は、マルチメディアデバイス1700から受信したIRコード値を該当の電子デバイスであるBDプレーヤ1730に伝送する。
【0139】
したがって、図18に示されたように、BDプレーヤ1830の再生機能が実行された場合、BDプレーヤ8630と接続されたマルチメディアデバイス1800は、該当のタイトルを再生する画面1801を表示する。また、リモートコントローラ1810を用いて、BDプレーヤ1830の他の機能(例えば、ストップ(Stop)、リバース(reverse)など)を追加でコントロールすることも可能である。
【0140】
図19は、図1に示されたシステムの各主体間において送受信されるデータフローを詳細に示すフローチャートである。以下、図19を参照して、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイス1900、リモートコントローラ1910、サーバ1920、そして少なくとも一つ以上の電子デバイス1930間においてデータを送受信する関係を説明すると、次の通りである。
【0141】
本発明の一実施例によるマルチメディアデバイス1900は、IRコード値を保有している任意のサーバ1920にアクセスする(S1901)。サーバ1920は、マルチメディアデバイス1900の要求によって、特定電子デバイスの機能をコントロールすることができるIRコード値を伝送する(S1902)。
【0142】
マルチメディアデバイス1900は、サーバ1920から受信したIRコード値を格納するデータベースを構築する(S1903)。図7に示されたように、デバイス別に異なるメモリアドレスに格納することも本発明の権利範囲に属する。
【0143】
リモートコントローラ1910とマルチメディアデバイス1900とはブルートゥースなどの近距離通信により接続されている(S1904)。リモートコントローラ1910は、コントロールしようとする特定電子デバイスの特定機能に対するIRコード値を要求する(S1905)。
【0144】
マルチメディアデバイス1900は、リモートコントローラ1910の要求によって、該当のIRコード値を伝送する(S1906)。リモートコントローラ1910は、受信したIRコード値を該当の電子デバイス1930にフォワーディングする(S1907)。
【0145】
そして、電子デバイス1930は、IRコード値に対応する機能を行う(S1908)。S1908ステップにおいて行う機能は、例えば、マルチメディアデバイス1900をコントロールする機能と関連していることもある。
【0146】
図20は、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスの制御方法を示すフローチャートである。一方、前述した図1乃至図19を参照して、図20を補充解釈することも本発明の権利範囲に属する。
【0147】
第1通信経路を介してリモートコントローラとデータ通信を行うマルチメディアデバイスは、ネットワークインターフェースを通じてサーバに接続する(S2001)。接続されたサーバから受信したコード値をメモリに格納する(S2002)。コード値は、例えば、特定電子デバイスの特定機能に対応し、第2通信経路を介しても伝送されるように設計する。
【0148】
少なくとも一つ以上の電子デバイスの種類を並べる第1リストをディスプレイする(S2003)。第1通信経路を介して、特定電子デバイスを選択する信号を受信する(S2004)。
【0149】
選択された特定電子デバイスの機能を並べる第2リストをディスプレイする(S2005)。第1通信経路を介して、特定機能を選択する信号を受信する(S2006)。
【0150】
メモリから、選択された機能に対応するコード値を抽出する(S2007)。そして、第1通信経路を介して、抽出されたコード値をリモートコントローラに伝送する(S2008)。
【0151】
S2001ステップは、例えば、既に設定された周期又はユーザの要求によって、コード値を更新するように設計されている。
【0152】
S2002ステップは、例えば、第1電子デバイスの機能と関連した少なくとも一つ以上のコード値を、メモリの第1アドレスに格納するステップと、第2電子デバイスの機能と関連した少なくとも一つ以上のコード値を、メモリの第2アドレスに格納するステップとを含む。
【0153】
S2003ステップ及びS2005ステップは、例えば、メモリに格納されたデータに基づいて、OSD(On Screen Display)生成部が第1リスト及び第2リストを生成するステップをさらに含む。
【0154】
S2004ステップ及びS2006ステップは、例えば、リモートコントローラの位置感知センサに基づいて、特定電子デバイスまたは特定機能が選択されるように設計する。位置感知センサは、例えば、ジャイロセンサまたは加速度センサのうち少なくとも一つ以上を含んでいる。
【0155】
図21は、本発明の一実施例によるリモートコントローラの制御方法を示すフローチャートである。一方、前述した図1乃至図19を参照して、図20を補充解釈することも本発明の権利範囲に属する。
【0156】
マルチメディアデバイス及び特定電子デバイスとデータ通信を行うリモートコントローラは、リモートコントローラが制御しようとする特定電子デバイスの特定機能に対応するコード値を要求する信号を、マルチメディアデバイスに伝送する(S2101)。S2101ステップは、例えば、図5に示されたRFモジュール514aで行うように設計する。
【0157】
マルチメディアデバイスから、特定電子デバイスの特定機能に対応するコード値を受信する(S2102)。S2102ステップは、例えば、図5に示されたRFモジュール514aで行うように設計する。
【0158】
受信されたコード値を、特定電子デバイスに伝送する(S2103)。S2103ステップは、例えば、図5に示されたIRモジュール514bで行うように設計する。さらに、第1通信と第2通信は互いに異なる通信規約で設計されている。
【0159】
RFモジュール514aは、例えば、複数個の電子デバイスのうち、特定電子デバイスを選択する信号を1次的に伝送し、選択された特定電子デバイスが提供する複数個の機能のうち、特定機能に対応するコード値を要求する信号を2次的に伝送するように設計されている。
【0160】
一方、前述したリモートコントローラは、図5に示されたように、リモートコントローラの動きによって、マルチメディアデバイスのスクリーン内のポインタの位置が変更されるように位置感知センサをさらに含んでいる。位置感知センサは、例えば、ジャイロセンサまたは加速度センサのうち少なくとも一つ以上を含む。
【0161】
さらに、前述したマルチメディアデバイスは、図2、3、6、7に示されたように、少なくとも一つ以上の電子デバイスをコントロールするためのコード値を格納しているメモリ、及び格納されたコード値を更新するためにサーバと通信を行うネットワークインターフェースモジュールを含んでいる。
【0162】
最後に、より具体的に例を挙げると、第1通信はブルートゥース(Bluetooth)通信規約で設定されており、第2通信はIR(Infrared Ray)通信規約で設定されている。
【0163】
図22は、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスのリモートコントローラを用いて、少なくとも一つ以上の外部電子デバイスをコントロールする過程を全体的に説明するための図である。
【0164】
図22に示されたように、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイス800は、少なくとも一つ以上の外部電子デバイスと接続されている。例えば、STB(Set Top Box)831、HTS(Home Theater System)832及びBDP(Blueray Disk Player)833と接続されている。前述したように、STB831、HTS832またはBDP833の専用リモートコントローラを使用せずに、マルチメディアデバイス800のリモートコントローラ810のみで、それぞれの外部デバイスを制御することができる。
【0165】
まず、マルチメディアデバイス800は、接続された電子デバイスに対する識別情報などを用いて、データベースとして構築しなければならないIRコード値をサーバから受信することができる。より具体的なソリューションについては、以下、図23、図31又は図32を通じて後述する。
【0166】
マルチメディアデバイス800がライブ放送画面801を出力する中、本発明の一実施例によるリモートコントローラ810から、ユニバーサルリモートコントローラのためのOSDを要求する信号を受信した場合、関連したOSD811がディスプレイされる。
【0167】
図22に示されたOSD811を用いて、マルチメディアデバイス800のリモートコントローラ810は外部STB831、HTS832及びBDP833などを制御することが可能である。
【0168】
図22に示されたOSD811は、外部サーバから受信したIRコード値、及び電子デバイスのマッピングされた機能に対する情報を用いて、マルチメディアデバイス800が生成したグラフィックイメージである。例えば、OSD811は、基本的なチャネルブラウザ(CHB)805及びTV機能806に関するタブを含み、マルチメディアデバイスと接続されているIRコード値をデータベースとして構築している電子デバイス807、808、809を選択可能なタブ形式でディスプレイする。一方、図22では、ユニバーサルリモートコントローラ810を用いて制御しようとする外部電子デバイスとしてSTB831を選択したものと仮定する。すなわち、該当のタブ807がハイライトされ、ユーザに、リモートコントローラ810により現在制御することができるデバイスを告知するという長所がある。
【0169】
また、図22に示されたOSD811は、4方向の矢印状のグラフィックオプション802を含んでいる。前述したように、本発明の一実施例によるリモートコントローラ810は、例えば、リモートコントローラ810の動きによって、対応するインジケーターの位置も変更されるように設計することができるが、マルチメディアデバイス800が生成したグラフィックOSD811ではない外部電子デバイスから受信されたグラフィックイメージオプションを選択しにくい場合を考慮して、グラフィックオプション802を追加した。これと関連して、以下、図26及び図27を参照してより詳細に後述する。
【0170】
さらに、図22に示されたOSD811は、位置及びコンテンツの内容を変更することができる方向タブ803、804をさらに含んでおり、これと関連しては、以下、図28乃至図30を参照して後述する。
【0171】
最後に、図22に示されたOSD811は、接続された電子デバイスのうち、特定電子デバイスであるSTB831の機能をコントロールするためのグラフィックイメージオプションを含んでおり、それぞれのオプションは該当のIRコード値とマッピングされている。
【0172】
したがって、リモートコントローラ810を用いて特定機能(例えば、数字1又は数字7など)に該当するグラフィックイメージオプションを選択した場合、マルチメディアデバイス800は、該当のIRコード値を、RF通信を通じてリモートコントローラ810に伝送し、これを受信したリモートコントローラ810は、該当のIRコード値をSTB831に伝送することによって、該当の機能(例えば、チャネル1にチューニング又はチャネル7にチューニング)が実行される。
【0173】
さらに、本発明の他の一実施例によれば、任意の電子デバイスから受信されたグラフィックオプションを選択するための第1コントロール領域と、マルチメディアデバイス自体で生成されたグラフィックオプションを選択するための第2コントロール領域とが同時にディスプレイされる。第2コントロール領域は、例えば、図22に示されたOSD811に該当する。
【0174】
一方、第1コントロール領域は、マルチメディアデバイスが独自に生成しないイメージデータを意味する。例えば、図26に示されたSTBで伝送したメニュー領域1202、または図27に示されたチャネルブラウザ領域1301内のオプションはリモートコントローラのモーションのみで選択することができない。リモートコントローラで特定領域のみ選択することができないと、ユーザの立場では、誤りが発生したことと誤解する可能性がある。したがって、このような問題点を解決するために、図22に示された4方向の矢印状のグラフィックイメージ802を追加した。
【0175】
図23は、本発明の一実施例による統合リモコン(Universal Remote Controller)で制御しようとする外部電子デバイスを選択する過程を説明するための図である。
【0176】
前述したように、本発明の一実施例によるリモートコントローラを用いて、マルチメディアデバイスと接続された任意の電子デバイスをコントロールすることができる。ただし、マルチメディアデバイスは、接続された電子デバイスに対する情報を認知した上でなければ、対応するIRコード値のリストを受信することができない。
【0177】
図23に示されたように、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイス900は、リモートコントローラで制御しようとする電子デバイスに関する情報を入力するOSDをディスプレイする。
【0178】
例えば、接続されたSTBのメーカーを選択するオプション902、及び接続されたSTBのモデル名を選択するオプション903を出力するように設計する。メーカー別に又は製品モデル名別に異なるIRコード値体系を使用することができる可能性を考慮して、このようなOSDがディスプレイされるように設計した。
【0179】
さらに、図23に示されたように、接続された外部電子デバイスから現在出力されるビデオデータ901を共にディスプレイするように設計することによって、ユーザの誤認混同を防止できるという長所もある。図23に設計されたOSDを用いて、外部電子デバイスに関する情報をユーザが直接入力する具体的なプロセスは、以下、図31でより詳細に説明する。
【0180】
一方、図23では、外部電子デバイスに関する情報をユーザが選択する場合を仮定したが、これを自動でディテクトするソリューションについては、以下、図32を参照して後述する。
【0181】
図24は、本発明の一実施例による統合リモコンの位置によって、マルチメディアデバイスのスクリーン上で表示されるインジケーターの一例を示す。以下、図24を参照して、本発明の一実施例による統合リモコンの位置によって、マルチメディアデバイスのスクリーン上で表示されるインジケーターの一例を説明すると、次の通りである。また、必要に応じて、当業者は以前の図22などを参照して、以下、図24を補充解釈することもできる。
【0182】
図24に示されたように、マルチメディアデバイス1000は、例えば、STB1031、HTS1032及びBDP1033などの外部電子デバイスと接続されているものと仮定する。
【0183】
本発明の一実施例によるリモートコントローラ1010は、前述したように、位置感知センサを備えているので、ユーザがリモートコントローラ1010をコントロールする位置、方向、速度などをセンシングすることができる。
【0184】
また、リモートコントローラ1010の動きによって変化するインジケーター1001が、マルチメディアデバイス1000のスクリーン上でディスプレイされる。したがって、ユーザは、リモートコントローラ1010を用いて、外部電子デバイスの特定機能をコントロールするイメージオプションを選択することができる。
【0185】
図25は、本発明の一実施例による統合リモコンの位置によって、マルチメディアデバイスのスクリーン上で表示されるインジケーターの他の一例を示す。以下、図25を参照して、本発明の一実施例による統合リモコンの位置によって、マルチメディアデバイスのスクリーン上で表示されるインジケーターの他の一例を説明すると、次の通りである。また、必要に応じて、当業者は以前の図22及び図24などを参照して、以下、図25を補充解釈することもできる。
【0186】
図25に示されたように、マルチメディアデバイス1100は、例えば、STB1131、HTS1132及びBDP1133などの外部電子デバイスと接続されているものと仮定する。
【0187】
図24に示されたインジケーター1001に比べて、図25に示されたインジケーター1101は、透明度、形態または色相のうちいずれか一つが異なるように設計される。すなわち、インジケーター1101が、外部電子デバイスの機能をコントロールするためのグラフィックイメージの領域を逸脱した場合には、図24と異なるインジケーター1001に変更されるように設計することによって、ユニバーサルリモートコントローラ1110で外部電子デバイスをコントロールするための領域に誘導するという長所がある。
【0188】
図26は、外部電子デバイスから受信されたグラフィックイメージオプションの一例を示す。
【0189】
図26に示されたように、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイス1200とSTB1231、HTS1232及びBDP1233が接続されており、特にSTB1231をコントロールするモードが選択されたものと仮定する。例えば、図22に示されたSTBをコントロールするためのタブ807が選択されたものと仮定する。
【0190】
さらに、図26に示されたユニバーサルリモートコントローラのためのOSD上でメニューオプションを選択した場合、STB1231が提供するグラフィックイメージ1202がディスプレイされる。
【0191】
前述したように、マルチメディアデバイスが生成したユニバーサルリモートコントローラのためのOSDグラフィックイメージは、リモートコントローラ1210の位置及び対応するインジケーターを移動して所望の特定オプションを選択することができる。
【0192】
一方、STB1231で提供するグラフィックイメージオプション1202で提供するそれぞれの選択可能な項目(例えば、リアルタイム放送、TVリプレイ、映画/シリーズ、Fun&Lifeなど)は、リモートコントローラ1210の動きに対応するインジケーター1201を直接位置させて選択することができない。なぜなら、ユニバーサルリモートコントローラのためのOSDとは異なり、STB1231で提供するグラフィックイメージ1202に対してはマルチメディアデバイス1200が予め分ることができないためである。
【0193】
したがって、このような状況で、再びSTB1231専用リモートコントローラを別途に使用すれば、データ処理速度も遅延し、ユーザの立場で非常に不便であるという問題点がある。これを解決するために、第一のソリューションとして、インジケーター1201が直接選択することができない領域1202ではインジケーター1201の形状を変更する。例えば、図26に示されたように、矢印の中央を覆う一直線のグラフィックが登場するように設計する。
【0194】
さらに、第二のソリューションとして、インジケーター1201を、図22で前述した4方向の矢印ボタン802部分に位置させることによって、STB1231が提供するメニューイメージ1202内のオプションを容易に選択することができる。より具体的なプロセスについては、以下、図27を参照して後述する。
【0195】
図27は、外部電子デバイスから受信されたグラフィックイメージオプションを選択するプロセスを説明するための図である。
【0196】
一般の放送画面を出力していたマルチメディアデバイス1300は、STB1331が提供するチャネルブラウザと関連したグラフィックイメージ1301をディスプレイする。もちろん、チャネルブラウザと関連したグラフィックイメージ1301を、マルチメディアデバイス1300でデータ処理して出力する場合であれば、リモートコントローラ1310を動いて所望の特定チャネルを選択することもできる。一方、図27に示されたチャネルブラウザは、チャネル別サムネールイメージ、チャネル情報、プログラム情報のうち少なくとも一つ以上を含む。
【0197】
しかし、図26で前述したように、チャネルブラウザと関連したグラフィックイメージ1301を外部電子デバイスである、例えば、STB1331から直接受信して出力する場合には、リモートコントローラ1310の動きによって位置が変化するインジケーター1304を該当の領域に位置させて、直ちに選択することができない。この時、誤りでないことをユーザに伝達するために、インジケーター1304の形状、形態、色相、透明度などが変更されるように設計する。
【0198】
したがって、STB1331のための専用リモコンの代わりに、マルチメディアデバイス1300に対応するリモートコントローラ1310を用いて、チャネルブラウザイメージ1301内で特定チャネル1302を選択しようとすれば、インジケーター1303を4方向の矢印イメージに位置させる。
【0199】
例えば、リモートコントローラ1310を用いて、特定方向を選択した場合、これに対応するIRコード値(例えば、特定方向に一段階移動させるコマンド)がマルチメディアデバイス1300からリモートコントローラ1310に伝達され、リモートコントローラ1310は、該当のIRコード値を再びSTB1331に伝送するように設計される。
【0200】
図28A及び図28Bは、統合リモートコントローラにより制御されるOSDの位置を変更するプロセスを説明するための図である。必要な場合、当業者は以前の図面などを参照して、図28A及び図28Bを補充解釈することができる。
【0201】
例えば、ユニバーサルリモートコントローラの実行のためのOSDの位置を変更しようとする場合、図28Aに示された特定方向のタブ1401を選択する。図28Aに示されたタブ1401が選択された場合、図28Bに示されたようにOSDの位置がスクリーンの最上段に変更される。
【0202】
図29A、図29B及び図29Cは、統合リモートコントローラにより制御されるOSDコンテンツを変更するプロセスを説明するための図である。必要な場合、当業者は以前の図面を参照して、図29A乃至図29Cを補充解釈することができる。
【0203】
例えば、ユニバーサルリモートコントローラの実行のためのOSDコンテンツを変更しようとする場合、図29Bに示された特定方向のタブ1501を選択する。この時、再び2つの実施例を各々具現することが、いずれも本発明の権利範囲に属する。
【0204】
一実施例として、図29Aに示されたタブ1501が選択された場合、図29Bに示されたように、OSD上の付加項目が代替される。例えば、図29Aでは、付加項目としてメニュー(MENU)、ガイド(GUIDE)、情報(INFO)及びEXIT程度を含んでいるが、図29Bでは、付加項目として機能1(Func.1)乃至機能4(Func.4)を含んでいる。
【0205】
他の一実施例として、図29Aに示されたタブ1501が選択された場合、図29Cに示されたように、OSDの全体ページが完全に異なるように変更される。例えば、チャネル番号などのオプションが全て消え、変更された付加項目(機能1乃至機能4)のみが表示される。
【0206】
図29Bの場合、付加項目のみ変更されるという長所があり、図29Cのように設計する場合、より多い付加項目を追加することができるという長所がある。
【0207】
図30A及び図30Bは、統合リモートコントローラにより制御される対象である外部電子デバイスを変更するプロセスを説明するための図である。必要な場合、当業者は以前の図面を参照して、図30A及び図30Bを補充解釈することができる。
【0208】
例えば、ユニバーサルリモートコントローラで制御しようとする外部電子デバイスを変更しようとする場合、図30Aに示された特定タブ1601を選択する。図30Aに示されたタブ1601が選択された場合、図30Bに示されたようにHTSが提供する少なくとも一つ以上の機能をリストするOSDに変更される。
【0209】
図31は、本発明の一実施例によって、統合リモコン(Universal Remote Controller)で制御しようとする外部電子デバイスを選択する過程を説明するためのフローチャートである。
【0210】
本発明の一実施例を具現するためには、制御しようとする対象である外部電子デバイスをコントロールするIRコード値を、マルチメディアデバイスが知っており、またはサーバにアクセスしてDBなどを更新しなければならない。
【0211】
まず、ユニバーサルリモートコントローラ設定モードに進入したものと仮定する(S1701)。例えば、図23に示されたOSDを用いて具現することができる。
【0212】
例えば、外部電子デバイスであるSTBが接続された入力端子(ex:HDMI等)を選択した後(S1702)、サービス名及びメーカーを選択する(S1703、S1704)。サービス名というのは、例えば、ケーブル放送、インターネット放送などを提供するサービス会社名(ex:クック、LGプラス)に該当し、メーカー名というのは、例えば、STBを製造する会社名(ex:LG、モトローラ、三星など)に該当する。
【0213】
仮に、前述したS1703乃至S1704ステップなどを通じて得た外部電子デバイスをコントロールするためのIRコード値をマルチメディアデバイスが保有していない場合には、サーバなどにアクセスして、関連IRコード値を更新する。
【0214】
最後に、更新が完了した場合、例えば、テストのためのチャネルアップイメージがディスプレイされ、ユーザが、マルチメディアデバイスのリモートコントローラを用いてディスプレイされたイメージの選択時、接続されたSTBのチャネルが変更されるかを確認することができる。より具体的に例を挙げると、正常に設定がなされた場合には、図23に示された現在のチャネルの画面901が+1に変更されたチャネルの画面を出力するようになる。
【0215】
ただし、図31で説明したプロセスはユーザの選択が別途に必要であるという問題があるため、これをより簡単に解決するためのソリューションについては、以下、図32を参照して後述する。
【0216】
図32は、本発明の他の一実施例によって、統合リモコン(Universal Remote Controller)で制御しようとする外部電子デバイスを選択する過程を説明するためのフローチャートである。
【0217】
本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスと外部電子デバイスとが接続された場合(S1801)、マルチメディアデバイスは、接続された外部電子デバイスの製品情報を要求する信号を、接続された電子デバイスに伝送する(S1802)。
【0218】
さらに、電子デバイスは、自分の製品情報をマルチメディアデバイスに伝送する(S1803)。製品情報というのは、例えば、電子デバイスの機能をコントロールするために必要なIRコード値をコレクトするために必要な識別(ID)情報であれば十分である。
【0219】
また、マルチメディアデバイスは、識別された電子デバイスの機能をコントロールするために必要なIRコード値を外部サーバに要求し、受信する(S1804、S1805)。最後に、受信されたIRコード値を用いて、マルチメディアデバイスはデータベースを更新する(S1806)。したがって、マルチメディアデバイスのリモートコントローラのみでも、任意の外部電子デバイスをコントロールすることが可能となる。
【0220】
図33は、本発明の一実施例によって、マルチメディアデバイスのリモートコントローラを用いて外部電子デバイスをコントロールするシステムの全体プロセスを示すフローチャートである。複数個の外部電子デバイスを制御するにおいて、それぞれのリモートコントローラを使用せずに、マルチメディアデバイスのリモコンのみで少なくとも一つ以上の外部電子デバイスをコントロールする方法を説明する。
【0221】
本発明の一実施例によるリモートコントローラは、ユニバーサルリモコンの実行を要求する信号を、マルチメディアデバイスに伝送する(S1901)。例えば、リモートコントローラに付着されているショートカットキーを押して具現してもよく、またはリモートコントローラの特別なアクションなしに実行されるように具現してもよい。
【0222】
さらに、本発明の一実施例によるマルチメディアデバイスは、ユニバーサルリモコンと関連したOSDをディスプレイする(S1902)。これと関連しては、以前の図22などで詳細に前述されている。
【0223】
リモートコントローラの位置を動いて、S1902ステップでディスプレイされたグラフィックイメージオプションのうち特定機能を選択した場合(S1903)、マルチメディアデバイスはメモリにアクセスする(S1904)。既に保有していた、またはサーバにアクセスして更新した対応するIRコード値を抽出するためのステップである。
【0224】
また、マルチメディアデバイスは、リモートコントローラにより選択された外部電子デバイスの機能のうち、特定機能に対応するIRコード値をリモートコントローラに伝送する(S1905)。
【0225】
リモートコントローラは受信されたIRコード値を、マルチメディアデバイスと接続された電子デバイスに伝送する(S1906)。したがって、外部電子デバイスは、該当の特定機能を実行し(S1907)、対応するコマンドを、外部電子デバイスと有無線で接続されたマルチメディアデバイスに伝送する(S1908)。
【0226】
本発明の一実施例による装置及び制御方法は、前述した図面と図面を結合して、または当業者に自明な事項を結合して他の実施例を具現してもよく、これも本発明の権利範囲に属する。
【0227】
一方、本発明の電子装置の動作方法は、電子装置に備えられたプロセッサが読み取り可能な記録媒体にプロセッサが読み取り可能なコードとして具現することが可能である。プロセッサが読み取り可能な記録媒体は、プロセッサにより読み取り可能なデータが格納される全ての種類の記録装置を含む。プロセッサが読み取り可能な記録媒体の例には、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ格納装置などがあり、また、インターネットを通じた伝送などのようなキャリアウェーブの形態で具現されるものも含む。また、プロセッサが読み取り可能な記録媒体は、ネットワークで接続されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でプロセッサが読み取り可能なコードが格納され、実行されることができる。
【0228】
また、以上では本発明の好ましい実施例について図示し説明したが、本発明は、上述した特定の実施例に限定されず、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく、当該発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって様々な変形実施が可能であるのはもちろんであり、このような変形実施は、本発明の技術的思想や展望から個別的に理解されてはならない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
リモートコントローラ及び特定電子デバイスとデータ通信を行うマルチメディアデバイスの制御方法において、
前記マルチメディアデバイスが、前記マルチメディアデバイスと接続可能な一つ以上の電子デバイスのうちから選択された前記特定電子デバイスと接続された場合、前記特定電子デバイスを識別するID情報を受信するステップと、
前記ID情報に対応する特定電子デバイスが提供する少なくとも一つの機能に対応するコード値を処理するステップと、
前記特定電子デバイスと関連した少なくとも一つの機能を表示するグラフィックイメージを出力するステップと、
前記グラフィックイメージの範囲内では第1インジケーターを表示し、前記第1インジケーターが前記グラフィックイメージの範囲を逸脱した場合、前記第1インジケーターを第2インジケーターに変換するように制御するステップを含む、マルチメディアデバイスの制御方法。
【請求項2】
前記ID情報を受信するステップは、
前記接続された特定電子デバイスに、メーカー及び/または製品タイプを要求する信号を伝送するステップと、
前記特定電子デバイスから、前記メーカー及び/または製品タイプを含むID情報を受信するステップをさらに含む、請求項1に記載のマルチメディアデバイスの制御方法。
【請求項3】
前記コード値を処理するステップは、
インターネットで接続された外部サーバにアクセスするステップと、
前記アクセスされた外部サーバに、前記ID情報に対応する特定電子デバイスが提供する少なくとも一つの機能に対応するコード値を要求する信号を伝送するステップと、
前記アクセスされた外部サーバから、少なくとも一つの機能に対応するコード値を受信するステップであって、前記コード値は前記特定電子デバイスをコントロールするためのIRフォーマットを持つように構成されているステップをさらに含む、請求項1に記載のマルチメディアデバイスの制御方法。
【請求項4】
前記受信されたコード値のリストを電子デバイス別にデータベースに格納するステップをさらに含む、請求項3に記載のマルチメディアデバイスの制御方法。
【請求項5】
前記グラフィックイメージを出力するステップは、
前記特定電子デバイスから受信されたグラフィックオプションを選択するための第1コントロール領域と、前記マルチメディアデバイス自体で生成されたグラフィックオプションを選択するための第2コントロール領域とを同時にディスプレイする、請求項1に記載のマルチメディアデバイスの制御方法。
【請求項6】
前記第1インジケーター及び前記第2インジケーターは、
色相、透明度または形態のうち少なくとも一つが異なるように設定されていることを特徴とする、請求項1に記載のマルチメディアデバイスの制御方法。
【請求項7】
前記グラフィックイメージは、
前記マルチメディアデバイスと接続されており、同時にコード値が格納されている少なくとも一つの電子デバイスのそれぞれを識別するタブを含んでいることを特徴とする、請求項1に記載のマルチメディアデバイスの制御方法。
【請求項8】
前記特定電子デバイスから受信されたグラフィックオプションを選択するための第1コントロール領域は、
前記特定電子デバイスが提供するチャネル別サムネールイメージ、チャネル情報、プログラム情報のうち少なくとも一つを含む、請求項5に記載のマルチメディアデバイスの制御方法。
【請求項9】
前記第1インジケーターが特定機能を選択した場合、前記選択された特定機能に対応するコード値を前記リモートコントローラに伝送するステップを含む、請求項1に記載のマルチメディアデバイスの制御方法。
【請求項10】
請求項1ないし9のいずれか一項の方法を実行するためのプログラムが記録されているコンピュータで読取可能な記録媒体。
【請求項11】
マルチメディアデバイス及び特定電子デバイスとデータ通信を行うリモートコントローラにおいて、
前記リモートコントローラが制御しようとする特定電子デバイスの特定機能に対応するコード値を要求する信号を、前記マルチメディアデバイスに伝送する第1通信の伝送モジュールと、
前記マルチメディアデバイスから、前記特定電子デバイスの特定機能に対応するコード値を受信する第1通信の受信モジュールと、
前記受信されたコード値を、前記特定電子デバイスに伝送する第2通信の伝送モジュールであって、前記第1通信とは異なる通信規約で設計されている前記第2通信の伝送モジュールとを含む、マルチメディアデバイス及び特定電子デバイスとデータ通信を行うリモートコントローラ。
【請求項12】
前記第1通信の伝送モジュールは、
複数個の電子デバイスのうち、前記特定電子デバイスを選択する信号を主に伝送し、
選択された特定電子デバイスが提供する複数個の機能のうち、前記特定機能に対応するコード値を要求する信号を2次的に伝送するように設計された、請求項11に記載のマルチメディアデバイス及び特定電子デバイスとデータ通信を行うリモートコントローラ。
【請求項13】
前記受信されたコード値を、第2通信を通じて伝送可能なデータフォーマットに変換する変換モジュールをさらに含む、請求項11に記載のマルチメディアデバイス及び特定電子デバイスとデータ通信を行うリモートコントローラ。
【請求項14】
前記リモートコントローラの動きによって、前記マルチメディアデバイスのスクリーン内のポインタの位置が変更されるように位置感知センサをさらに含む、請求項12に記載のマルチメディアデバイス及び特定電子デバイスとデータ通信を行うリモートコントローラ。
【請求項15】
前記マルチメディアデバイスは、
少なくとも一つの電子デバイスをコントロールするためのコード値を格納しているメモリと、
前記格納されたコード値を更新するためにサーバと通信を行うネットワークインターフェースモジュールとを含む、請求項11に記載のマルチメディアデバイス及び特定電子デバイスとデータ通信を行うリモートコントローラ。
【請求項16】
前記第1通信は、RF通信規約で設定されており、前記第2通信は、IR通信規約で設定されている、請求項11に記載のマルチメディアデバイス及び特定電子デバイスとデータ通信を行うリモートコントローラ。
【請求項17】
リモートコントローラ及び外部サーバとデータ通信を行うマルチメディアデバイスの制御方法において、
前記マルチメディアデバイスと接続可能な一つ以上の電子デバイスのうち、特定電子デバイスを選択する信号を受信するステップと、
前記選択された特定電子デバイスに対応するOSDデータを生成するステップと、
前記生成されたOSDデータに基づいて、前記選択された特定電子デバイスが提供する一つ以上の機能を表示するグラフィックイメージをディスプレイするステップであって、前記グラフィックイメージは対応するコード値にマッピングされているステップを含む、マルチメディアデバイスの制御方法。
【請求項18】
前記一つ以上の機能のうち特定機能を選択する信号を、リモートコントローラから受信するステップと、
前記選択された機能に対応するグラフィックイメージにマッピングされているコード値を、前記リモートコントローラに伝送するステップをさらに含む、請求項17に記載のマルチメディアデバイスの制御方法。
【請求項19】
前記生成するステップは、
前記外部サーバにネットワークを介してアクセスするステップと、
前記OSDデータを周期的に又は非周期的に更新するようにコントロールするステップをさらに含む、請求項18に記載のマルチメディアデバイスの制御方法。
【請求項20】
前記OSDデータは、外部サーバから受信された後に、メモリに格納されていることを特徴とする、請求項17に記載のマルチメディアデバイスの制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28A】
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【図28B】
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【図29A】
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【図29B】
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【図29C】
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【図30A】
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【図30B】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【公開番号】特開2013−85225(P2013−85225A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−169863(P2012−169863)
【出願日】平成24年7月31日(2012.7.31)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.HDMI
2.イーサネット
3.ETHERNET
4.BLUETOOTH
5.フロッピー
【出願人】(502032105)エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド (2,269)
【Fターム(参考)】