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リヤランプユニット及びリヤランプの取付構造
説明

リヤランプユニット及びリヤランプの取付構造

【課題】リヤランプを車体から取り外しやすくする。
【解決手段】リヤランプユニット10が、車体1のサイドパネル3の後端にまで前後方向に延びるようサイドパネル3に形成された凹溝3bに配置されたレール8の後方においてサイドパネル3の後端壁に装着されるリヤランプ11と、リヤランプ11の前端部に取り付けられ、レール8の後端及び凹溝3bの後端を塞ぐように設けられるガーニッシュ16と、を備える。ガーニッシュ16の前面に凹部22が形成され、凹部22が凹溝3b内の後端に配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リヤランプユニット及びリヤランプの取付構造に関し、特にスライド式のドアを有する自動車に用いられるリヤランプ及びリヤランプの取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
通常、車体の後壁側部にランプ取付部が形成されており、そのランプ取付部にリヤランプが装着されている。
特にワンボックスタイプの自動車では、リヤドアがスライド式になっている。つまり、車体のサイドパネルの外面後部に前後方向に長尺な凹溝が形成され、スライドレールがその凹溝内に取り付けられ、リヤドアがそのスライドレールによって前後に案内される。
スライドレールや凹溝がサイドパネルの外面の後縁まで設けられており、リヤランプがスライドレール及び凹溝の後端のすぐ後ろに配置されたものがある(特許文献1、特許文献2参照)。また、スライドレールとリヤランプの隙間から車体内部やランプ取付部が見えてしまうことを防止するため、スライドレールの後端にレールガーニッシュが設けられている(特許文献1、特許文献2参照)。レールガーニッシュはリヤランプに組み付けられており、リヤランプの取付の際にレールガーニッシュがスライドレールの後端に配置される(特許文献1、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平11−278057号公報
【特許文献2】特開平11−321323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、レールガーニッシュがスライドレールや凹溝内に強固に嵌め込まれて、レールガーニッシュをスライドレールや凹溝から外せなくなり、リヤランプの交換が必要な場合等に、リヤランプを車体から取り外し難くなることがある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、リヤランプを車体から取り外しやすくすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するため、本発明に係るリヤランプユニットが、車体の側面の後端にまで前後方向に延びるよう前記車体の側面に形成された凹溝内に配置されたレールの後方において前記車体の後端に装着されるリヤランプと、前記リヤランプの前端部に取り付けられ、前記レールの後端及び前記凹溝の後端を塞ぐように設けられるガーニッシュと、を備え、前記ガーニッシュの前面に凹部が形成され、該凹部が前記凹溝内の後端に配置されることとした。
【0006】
また、本発明に係るリヤランプの取付構造によれば、車体の側面の後端にまで前後方向に延びるよう前記車体の側面に形成された凹溝内に配置されたレールの後方において前記車体の後端にリヤランプが装着され、ガーニッシュが前記リヤランプの前端部に取り付けられるとともに、前記レールの後端及び前記凹溝の後端を塞ぎ、前記ガーニッシュの前面に凹部が形成され、該凹部が前記凹溝内の後端に配置されていることとした。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ガーニッシュに形成された凹部に指等を掛けることによって、リヤランプを車体の後端から容易に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の実施形態に係るリヤランプユニットを取り付けた自動車の車体後部の斜視図である。
【図2】同実施形態に係るリヤランプユニットを車体から取り外した状態の分解斜視図である。
【図3】同実施形態に係るリヤランプユニットの正面図である。
【図4】同実施形態に係るリヤランプの取付構造の側面図である。
【図5】同実施形態に係るリヤランプの取付構造を車体前側から見て示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
【0010】
図1は、自動車の車体1の後部の斜視図である。図2は、リヤランプユニット10を車体1から取り外した状態の分解斜視図である。図3は、リヤランプユニット10を自動車の前側から見て示した正面図である。図4は、車体1の後部の側面図である。図5は、図4に示されたIV−IVに沿った面の矢視断面図である。
【0011】
この車体1のルーフパネル2が左右のサイドパネル3の上端間に設けられている。バックドア開口4が左右のサイドパネル3の後端部及びルーフパネル2の後端部によって囲われることによって形成され、このバックドア開口4にバックドア5が配設されている。サイドパネル3の前後中央部には、ドア開口6が形成され、その開口6にスライドドア7が配設されている。サイドパネル3は、サイドアウタパネル3aとサイドインナパネルとを閉断面をなすように接合した構造ものである。
【0012】
サイドアウタパネル3aの外面には凹溝3bが形成されている。凹溝3bは、ドア開口6の後縁からサイドアウタパネル3aの後端にかけて前後方向に延びている。この凹溝3b内にはレール8が取り付けられている。レール8は、凹溝3b内において前後方向に延びている。このレール8は、断面略U字状に形成されている。レール8内には、摺動子が前後方向に摺動可能に支持され、その摺動子はスライドドア7に取り付けられている。これにより、スライドドア7がレール8によって前後に案内される。
【0013】
凹溝3bの上部がレールカバー9によって塞がれており、このレールカバー9がレール8を覆っている。レールカバー9は凹溝3bに沿って前後方向に設けられ、レールカバー9の上端がサイドアウタパネル3aの外面に接合されている。
【0014】
このような車体1に対してのリヤランプ11の取付構造について具体的に説明する。
リヤランプ11が、レール8及び凹溝3bの後ろ側においてサイドパネル3の後端壁に装着されている。リヤランプ11は、ビス等によってサイドパネル3の後端壁に締結されている。
【0015】
リヤランプ11は、ハウジング12、レンズ13及びバルブ14を有する。ハウジング12は後方に開口した椀状に設けられ、ハウジング12の後部開口がレンズ13によって塞がれている。バルブ14がハウジング12の前側からハウジング12内に差し込まれ、そのバルブ14がハウジング12内に収容されている。
【0016】
リヤランプ11の前端部には、ガーニッシュ16が取り付けられている。リヤランプ11とガーニッシュ16を一体化したものが、リヤランプユニット10である。
【0017】
このガーニッシュ16は、本体部17、指掛け部18、フランジ19、第1取付部20及び第2取付部21を有する。本体部17は、前から見て、矩形状に設けられている。指掛け部18は、本体部17から横方向に突き出るように設けられている。指掛け部18は、前から見て、三角形状に設けられている。指掛け部18の前面には、三角形状の凹部22が凹設されている。フランジ19は、指掛け部18の上端面から上に突き出るように設けられている。第1取付部20は、フランジ19の上端に形成されている。第1取付部20がビス23によってハウジング12に締結されている。第2取付部21は、指掛け部118の下端から下に突き出るように設けられている。第2取付部21は、ビス24によってハウジング12に締結されている。
【0018】
ガーニッシュ16がハウジング12の前端に取り付けられた状態においては、本体部17がハウジング12及びレンズ13の前端の外方部分15に配設されている。この本体部17は、ハウジング12及びレンズ13の前端よりも前方に突出している。また、指掛け部18は、ハウジング12及びレンズ13の前端の外方部分15から内側に突き出ている。
【0019】
リヤランプ11がサイドパネル3の後端壁に装着された状態では、レンズ13の側面がレールカバー9及びサイドアウタパネル3aの外面に対してほぼ面一になっている。また、ハウジング12及びレンズ13の前端の外方部分15がサイドアウタパネル3a及びレールカバー9の後端に沿うように設けられている。
【0020】
リヤランプ11がサイドパネル3の後端壁に装着された状態では、ガーニッシュ16がレール8の軸方向後方に位置している。具体的には、ガーニッシュ16のフランジ19によってレール8の後端開口が塞がれている。本体部17及び指掛け部18が、レール8及びレールカバー9の下側において、凹溝3bの後ろから凹溝3bの後端開口に挿入されている。そのため、凹溝3bの後端開口のうちレール8よりも下の部分が、本体部17及び指掛け部18によって塞がれている。また、指掛け部18に形成された凹部22が、凹溝3b内において凹溝3bの後端に配置されている。
【0021】
以上のように、ガーニッシュ16の本体部17、指掛け部18及びフランジ19によって凹溝3bの後端開口の下部が塞がれているので、凹溝3bを通じてハウジング12の前面等を見えなくすることができる。
また、ガーニッシュ16の前面に凹部22が形成されているから、指を凹溝3bに差し込んで、更に指を凹部22に引っ掛けることができる。凹部22に指を掛けることによってガーニッシュ16に対し力を掛けやすくなり、リヤランプ11をサイドパネル3の後端壁から取り外しやすくなる。
特に、図4に示すようにガーニッシュ16の本体部17が凹溝3bの後ろ側から凹溝3bの後端開口に差し込まれた状態となっているから、ガーニッシュ16がサイドパネル3から外れにくくなることがある。そうした場合でも、指を凹部22に掛けて、ガーニッシュ16に対し大きな力を掛けやすいから、リヤランプ11の取り外しをとても容易に行うことができる。
また、リヤランプ11をサイドパネル3の後端壁に装着する際にも、凹部22に指を掛けた状態で、ガーニッシュ16を凹溝3bの後端に配置することができる。そのため、リヤランプ11をサイドパネル3の後端壁に装着する際に、リヤランプ11の位置合わせを容易に行うことができる。
【0022】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態では、リヤランプ11は、コンビネーションランプである。即ち、このリヤランプ11は、テールランプ、ブレーキランプ、バックランプ及びターンシグナルランプを組み合わせたものである。それに対し、リヤランプ11がテールランプ、ブレーキランプ、バックランプ又はターンシグナルランプの単体であってもよいし、これらのうち2つ又は3つを組み合わせたコンビネーションランプであってもよい。
【0023】
また、上記実施形態では、指掛け部18がレール8の後端開口を塞ぐようにしてもよい。また、フランジ19の前面に凹部が形成され、その凹部に指が掛けられるようにしてもよい。更に、本体部17の前面に凹部が形成され、その凹部に指が掛けられるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0024】
1 車体
3 サイドパネル
3a アウトサイドパネル
3b 凹溝
8 レール
10 リヤランプユニット
11 リヤランプ
16 ガーニッシュ
22 凹部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体の側面の後端にまで前後方向に延びるよう前記車体の側面に形成された凹溝内に配置されたレールの後方において前記車体の後端に装着されるリヤランプと、
前記リヤランプの前端部に取り付けられ、前記レールの後端及び前記凹溝の後端を塞ぐように設けられるガーニッシュと、を備え、
前記ガーニッシュの前面に凹部が形成され、該凹部が前記凹溝内の後端に配置されることを特徴とするリヤランプユニット。
【請求項2】
車体の側面の後端にまで前後方向に延びるよう前記車体の側面に形成された凹溝内に配置されたレールの後方において前記車体の後端にリヤランプが装着され、
ガーニッシュが前記リヤランプの前端部に取り付けられるとともに、前記レールの後端及び前記凹溝の後端を塞ぎ、
前記ガーニッシュの前面に凹部が形成され、該凹部が前記凹溝内の後端に配置されていることを特徴とするリヤランプの取付構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−31826(P2011−31826A)
【公開日】平成23年2月17日(2011.2.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−182111(P2009−182111)
【出願日】平成21年8月5日(2009.8.5)
【出願人】(000002303)スタンレー電気株式会社 (2,684)
【Fターム(参考)】