説明

リラクゼーション剤

【課題】ホップ水抽出物を有効成分とする、リラクゼーション剤及びこのリラクゼーション剤を含有する飲食品を提供すること。
【解決手段】本発明のリラクゼーション剤は、ホップ組織の水抽出物を有効成分とすることを特徴とする。また、本発明の飲食品は、このリラクゼーション剤を含有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リラクゼーション剤に関する。
【背景技術】
【0002】
ホップはビール等の発泡性アルコール飲料製造に欠かせない原料であり、ビール等に苦味や香りを与え、泡立ち・泡持ちを向上させると共に、清澄性を高め、雑菌の繁殖も抑制すると言われている。また、ホップは健胃、消化促進等の薬理作用があり、従来、薬用植物としても利用されてきた。
【0003】
近年、このようなホップの有用性に着目して、その抽出物をビール以外の用途に適用する試みがなされている。例えば、ホップ抽出物を有効成分とする耐熱性好酸性菌増殖抑制剤(特許文献1)、ホップ抽出物を有効成分とする米加工食品用香味改良剤(特許文献2)、ホップ抽出物を含有する入浴剤(特許文献3)、活性酸素消去作用を有するホップ抽出物(特許文献4)等の用途が提案されている。
【0004】
また、ホップのリラクゼーション効果、鎮静効果、抗ストレス作用等に着目して、ホップを含有する抗うつまたは抗不安医薬組成物(特許文献5)、ホップを含有する不眠症用組成物(特許文献6)が知られており、ホップ抽出物である精油成分が抗ストレス作用を有することが報告されている(特許文献7)。
【0005】
【特許文献1】特開2005−137241号公報
【特許文献2】特開2005−269988号公報
【特許文献3】特開平9−067245号公報
【特許文献4】特開平4−202138号公報
【特許文献5】特開2005―272342号公報
【特許文献6】特開2003−183174号公報
【特許文献7】特開2006−213628号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、現代社会では種々のストレスに基づく身体の緊張状態が問題となっており、更なるリラクゼーション効果をも発揮するような材料が求められている。
【0007】
そこで、本発明の目的は、ホップを素材とした、効果的なリラクゼーション剤を提供することにある。本発明の目的はまた、上記リラクゼーション剤を含有する飲食品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、ホップ組織の水抽出物を有効成分とするリラクゼーション剤を提供する。
【0009】
ホップには抽出可能な成分が多く含有されていることから、抽出媒体や抽出温度等の抽出条件が異なれば組成の異なった抽出物が得られることとなり、抽出物が奏する効果も異質なものとなる。このように種々の抽出物が考えられる中、ホップ組織を水抽出した親水性成分が、特に、リラクゼーション効果、鎮静効果、抗ストレス作用等に有効であることを本発明者らは見出した。なお、ホップはビールの醸造に主に用いられ、醸造以外の種々の用途にも古くから利用されている植物であるため、ホップ由来のリラクゼーション剤は人体に対する安全性が優れる。
【0010】
ホップ組織の水抽出物は、アストラガリン、アストラガリンマロニルグルコシド、イソケルシトリン、イソケルシトリンマロニルグルコシド、ケルセチンマロニルグルコシド、ケンフェロールルチノシド、ケンフェロールマロニルグルコシド、ルチン及びフロロアシルフェノン配糖体からなる群より選ばれるフラボノイド配糖体の少なくとも1種を含有することが好ましく、また、上記フロロアシルフェノン配糖体は、フロロイソブチロフェノン−2−O−β−D−グルコピラノシド、フロロ−2−メチルブチロフェノン−2−O−β−D−グルコピラノシド及びフロロイソバレロフェノン−2−O−β−D−グルコピラノシドからなる群より選ばれる少なくとも1種を含有することが好ましい。このような成分を含有させることで上記効果が顕著に発揮される。
【0011】
上記成分が高含有率で抽出できることから、ホップ組織は、ホップの茎、葉、球花又はこれらの乾燥粉砕物が好ましく、乾燥ホップ苞の粉砕物が特に好ましい。同様の観点から、ホップ組織は、乾燥ホップ球花の粉砕物から、ルプリンの大きさ以下の粉砕物の少なくとも一部が除かれたものであることが好ましく、乾燥ホップ球花の粉砕物は、乾燥ホップ球花の凍結物の粉砕物を用いることができる。なお、ホップ組織としては、ホップ球花から有機溶媒抽出又は超臨界流体抽出によって抽出される物質の少なくとも一部を、当該ホップ球花から除いて得られたホップ残渣を用いてもよい。
【0012】
ところで、ホップは苦味成分を含有することから、ビール等の発泡性アルコール飲料以外の飲食品として利用することが従来困難であった。しかし、ホップ組織の水抽出により得られる親水性成分については、ホップの苦味成分の抽出が抑制されている。また、この親水性成分を飲食品へ添加した場合には、親水性を有することから親水性成分と飲食品を容易に混合させることができる。このため、ホップ組織の水抽出物を含有する本発明のリラクゼーション剤は、リラクゼーション作用及び安全性に優れると共に、ホップの苦味成分の抽出が抑制されており、さらには飲食品と容易に混合されることから、飲食品に含有させて利用することができる。
【0013】
また、上記親水性成分は、ホップに含まれるリナロールやミルセノール等のテルペン類をほとんど含んでいないため、テルペン類特有の人工的な香りが抑制されている。このため、ホップ組織の水抽出物を含有する本発明のリラクゼーション剤は、幅広い用途の飲食品や化粧品、芳香剤、トイレタリー用品、洗剤等の日用品に応用することができる。
【発明の効果】
【0014】
ホップ水抽出物を有効成分とする、リラクゼーション剤、及びこのリラクゼーション剤を含有する飲食品が提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明のリラクゼーション剤の好適な実施形態について説明する。
【0016】
本発明のリラクゼーション剤は、交感神経活動及び副交感神経活動のバランスを調整し、リラクゼーション作用を奏するものであり、ホップ組織の水抽出物を有効成分とすることを特徴としている。
【0017】
本発明に使用するホップは、いずれのホップ品種も水抽出の対象とすることができるが、チェコ産ザーツ種、ドイツ産ハラタウ・マグナム種、ドイツ産ハラタウ・トラディション種、ニュージーランド産パシフィック・ハラタウ種、国産フラノ18号、中国産等のビール醸造用ホップ品種が好ましい。
【0018】
本発明におけるホップ組織とは、ホップの組織のいずれか又はその一部を意味する。水抽出に用いるホップ組織は、茎、葉又は球花であってもよく、球花が好ましく、ホップ苞がより好ましい。また、これらの組織の乾燥粉砕物も好ましく使用される。乾燥粉砕物又は乾燥組織の粉砕物とは、例えば、ホップ組織を乾燥及び粉砕の2つの工程によって処理して得ることのできるものであるが、2つの工程の順番は特に限定されない。なお、乾燥及び粉砕の工程については後述の通りである。
【0019】
本発明において使用されるホップ組織は、乾燥ホップ苞の粉砕物、又は、乾燥ホップ球花の粉砕物からルプリンの大きさ以下の粉砕物の少なくとも一部が除かれたものであることがより好ましい。ホップ苞は、ホップ球花を構成する苞葉のことであり、球花からルプリン(油滴状の黄色顆粒)の少なくとも一部を取り除いて得ることができる。このため、本発明の水抽出に用いるホップ組織は、ビール等発泡性アルコール飲料の醸造に用いるホップペレットを加工する際に規定の大きさに粉砕されずに廃棄されるホップ苞であってもよく、後述するホップ球花を超臨界流体又は有機溶媒で抽出した後に残るホップ残渣であってもよい。
【0020】
上記のようなホップ組織は、例えば、ホップ球花を乾燥して乾燥ホップ球花を得る乾燥工程と、乾燥ホップ球花を粉砕して乾燥ホップ球花の粉砕物を得る粉砕工程と、この粉砕物からルプリンの大きさ以下の粉砕物を取り除く選別工程と、を備える製造方法により得られる。乾燥工程では、ホップ球花を100℃以下の温度で乾燥させ、ホップ球花を保存可能な程度にまで水分を除去すればよいが、55℃以下の温度で水分含量を7〜9%まで乾燥することが好ましい。粉砕工程では、ホップ球花を効率的に微粉状に粉砕すればよく、粉砕には、例えば、ピンミル、ハンマーミル、ボールミル等の粉砕機を用いることができる。選別工程では、粉砕物をふるいにかけ、例えば、長径が0.1mm以上の粉砕物を「ルプリンを超える大きさ」のものとして選別することができる。この場合において、ふるいを通過させない大きさを長径0.3mm以上とすることが好ましく、長径0.5mm以上とすることがより好ましい。乾燥ホップ球花の粉砕物からルプリンの大きさ以下の粉砕物を取り除くには、例えば、目開き0.1、0.3又は0.5mmのふるいで乾燥ホップ球花の粉砕物をふるい分け、ふるいを通過しなかった粉砕物を回収すればよい。
【0021】
また、ホップ組織として用いる乾燥ホップ球花の粉砕物は、乾燥ホップ球花の凍結物の粉砕物であることが好ましい。乾燥ホップ球花の凍結物の粉砕物は、ホップ球花を乾燥、凍結、粉砕の3つの工程によって処理し得ることができるものであるが、これらの3工程の順番は特に限定されない。乾燥及び粉砕工程は上記の通りであり、凍結工程の方法は特に制限されないが、凍結温度が−10℃以下であることが好ましく、−35℃以下であることがより好ましい。
【0022】
ホップ組織としては、ホップ球花から有機溶媒抽出又は超臨界流体抽出によって抽出される物質の少なくとも一部を、当該ホップ球花から除いて得られたホップ残渣を用いてもよい。有機溶媒抽出に用いる有機溶媒としては、例えば、アルコール又はヘキサンが挙げられ、炭素数1〜4の低級アルコールが好ましく、エタノールがより好ましい。超臨界流体抽出に用いる超臨界流体としては、例えば、二酸化炭素、水、メタン、エタン、エチレン、プロパン、ペンタン、メタノール、エタノールが挙げられ、二酸化炭素が好ましい。
【0023】
本発明におけるホップ組織の水抽出物は、ホップ組織を水で抽出する工程を備える製造方法により得られる。なお、抽出時間を短縮するためには、水に少量のアルコール、好ましくはエタノールを、10質量%以下添加して抽出効率を上げることができる。
【0024】
ホップ組織を水で抽出する方法としては、植物から天然物を水抽出する方法が採用でき、例えば、ホップ組織と一定量の水とを容器に入れ、適宜撹拌しながら所定時間静置し、抽出液を濾過して残渣を取り除く方法が挙げられる。混入する残渣や不純物等を完全に取り除くためには、濾過した抽出液をさらに遠心分離すればよく、その上澄み(遠心上澄み)を水抽出物として使用できる。なお、得られた水抽出物は、濃縮し、乾燥して使用することもできる。
【0025】
ホップ組織の水抽出物は、精製されたものであってもよい。例えば、合成吸着剤を充填したカラムに通して、精製することができる。合成吸着剤としては、例えば、Amberlite XAD−4、7及び16(オルガノ社)、活性炭、ポリビニルポリピロリドン(PVPP;ポリフェノール吸着剤)が挙げられ、この中でもAmberlite XAD−4が好ましく用いられる。具体的には、ホップ組織の水抽出物を、合成吸着剤を充填したカラムに通し、その吸着成分を、例えば、水及びメタノールの混合溶媒で溶出させ、溶出した画分を使用できる。
【0026】
ホップ組織の水抽出物は、典型的には、アストラガリン、アストラガリンマロニルグルコシド、イソケルシトリン、イソケルシトリンマロニルグルコシド、ケルセチンマロニルグルコシド、ケンフェロールルチノシド、ケンフェロールマロニルグルコシド、ルチン及びフロロアシルフェノン配糖体からなる群より選ばれるフラボノイド配糖体の少なくとも1種を含有する。
【0027】
ここで、フロロアシルフェノン配糖体は、下記一般式(1)で表すことができる。
【化1】


[式(1)中、Rはイソプロピル基、イソブチル基又はsec−ブチル基を示す。]
【0028】
式(1)において、Rがイソプロピル基である場合は、フロロアシルフェノン配糖体は下記式(2)で表されるフロロイソブチロフェノン−2−O−β−D−グルコピラノシドであり、Rがイソブチル基である場合は、フロロアシルフェノン配糖体は下記式(3)で表されるフロロ−2−メチルブチロフェノン−2−O−β−D−グルコピラノシドであり、Rがsec−ブチル基である場合は、フロロアシルフェノン配糖体は下記式(4)で表されるフロロイソバレロフェノン−2−O−β−D−グルコピラノシドである。
【0029】
【化2】

【0030】
本発明の飲食品は、上述したリラクゼーション剤を有効成分として含有し、当該分野で通常使用される添加物を含んでいてもよい。この添加物としては、例えば、リンゴファイバー、大豆ファイバー、肉エキス、黒酢エキス、ゼラチン、コーンスターチ、蜂蜜、動植物油脂、グルコース等の単糖類、スクロース、フルクトース及びマンニトール等の二糖類、デキストロース及びデンプン等の多糖類、エリスリトール、キシリトール及びソルビトール等の糖アルコール類、ビタミンC等のビタミン類が挙げられ、これらの添加物は単独種又は複数種であってもよい。
【0031】
さらに、リラクゼーション剤は、特定保健用食品、特殊栄養食品、栄養補助食品、健康食品、機能性食品や病者用食品等の飲食物や化粧品、芳香剤、トイレタリー用品、洗剤等の日用品に配合することもできる。
[実施例]
【0032】
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に何ら限定されるものではない。また、特に明記しない限り、「%」は「質量%」を表す。
【0033】
1.実験材料
(ホップ組織の水抽出物の調整)
乾燥ホップ球花から製造された、ルプリンを豊富に含有するホップペレット(チェコ産ザーツ種:SSAタイプタイプ90)の製造過程で副産物として生じ、ルプリンの少なくとも一部が取り除かれた画分であるスペントホップからホップ組織の水抽出物を調製した。
【0034】
まず、ホップを50℃で水分含量が8%になるまで乾燥させ、専用の粉砕機で粉砕し、目開き0.3mmのふるいを通過しなかった0.3mm以上の組織をスペントホップとして回収した。スペントホップは、5%となるように水中で懸濁し、1晩静置することにより水抽出した。その後、各水抽出物を濾過(ADVANTEC No.5A)することにより残渣を取り除き、濃縮し、凍結乾燥後の粉末をホップ組織の水抽出物とした。
【0035】
2.実験結果
(ホップ組織の水抽出物摂取における脈拍計測)
ホップ組織の水抽出物のリラクゼーション効果、鎮静効果、抗ストレス作用を明らかにするため、ホップ組織の水抽出物を摂取した健常人の脈拍を計測した。まず、5分間安静にさせた後、加速度脈波測定システム(株式会社ユメディカ社製 アルテット)を用いて脈拍を計測した。次に、水200ml又はホップ組織の水抽出物200mgを水200mlに溶解させた水溶液を摂取させ、摂取直後から摂取6分後までの脈拍を2分ごとに計測した。
【0036】
計測した脈波の時間変動を用いて心拍変動を推測した後、この心拍変動を周波数解析することにより、心拍変動の高周波成分(HF)及び低周波成分(LF)を得た。そして、自律神経活動度指標として副交感神経活動指標を表す高周波成分/(低周波成分+高周波成分)(HF/(LF+HF))、及び交感神経活動指標を表す低周波成分/高周波成分(LH/HF)を算出した。
【0037】
図1は、副交感神経活動指標HF/(LF+HF)の時間変動を示すグラフであり、図2は、交感神経活動指標LH/HFの時間変動を示すグラフである。
【0038】
ホップ組織の水抽出物を摂取した場合においては水を摂取した場合に比べ、図1に示すように、副交感神経活動指標HF/(LF+HF)が増加し、図2に示すように、交感神経活動指標LH/HFが減少した。この結果から、ホップ組織の水抽出物は、副交感神経活動を亢進させると共に、交感神経活動を緩和させる作用があり、リラクゼーション効果、鎮静効果、抗ストレス作用を有することが示された。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】副交感神経活動指標HF/(LF+HF)の時間変動を示すグラフである。
【図2】交感神経活動指標LH/HFの時間変動を示すグラフである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホップ組織の水抽出物を有効成分とするリラクゼーション剤。
【請求項2】
前記水抽出物は、アストラガリン、アストラガリンマロニルグルコシド、イソケルシトリン、イソケルシトリンマロニルグルコシド、ケルセチンマロニルグルコシド、ケンフェロールルチノシド、ケンフェロールマロニルグルコシド、ルチン及びフロロアシルフェノン配糖体からなる群より選ばれるフラボノイド配糖体の少なくとも1種を含有する、請求項1記載のリラクゼーション剤。
【請求項3】
前記フロロアシルフェノン配糖体は、フロロイソブチロフェノン−2−O−β−D−グルコピラノシド、フロロ−2−メチルブチロフェノン−2−O−β−D−グルコピラノシド及びフロロイソバレロフェノン−2−O−β−D−グルコピラノシドからなる群より選ばれる少なくとも1種を含有する、請求項2記載のリラクゼーション剤。
【請求項4】
前記ホップ組織は、ホップの茎、葉、球花又はこれらの乾燥粉砕物である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のリラクゼーション剤。
【請求項5】
前記ホップ組織は、乾燥ホップ苞の粉砕物である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のリラクゼーション剤。
【請求項6】
前記ホップ組織は、乾燥ホップ球花の粉砕物から、ルプリンの大きさ以下の粉砕物の少なくとも一部が除かれたものである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のリラクゼーション剤。
【請求項7】
前記乾燥ホップ球花の粉砕物は、乾燥ホップ球花の凍結物の粉砕物である、請求項6記載のリラクゼーション剤。
【請求項8】
前記ホップ組織は、ホップ球花から有機溶媒抽出又は超臨界流体抽出によって抽出される物質の少なくとも一部を、当該ホップ球花から除いて得られたホップ残渣である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のリラクゼーション剤。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれか一項に記載のリラクゼーション剤を含有する、飲食品。


【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−132659(P2009−132659A)
【公開日】平成21年6月18日(2009.6.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−311372(P2007−311372)
【出願日】平成19年11月30日(2007.11.30)
【出願人】(303040183)サッポロビール株式会社 (150)
【Fターム(参考)】