説明

リールスプールストッパ装置

【課題】 巻取をワインダー装置に供して小幅・小径の小巻取に加工した後に、巻取を形成したリールスプールに残存する下巻きをパルパーに投入する際、投入時の振動や下巻きが巻き取られる際の反力によりリールスプールが逆送することを防止するリールスプールストッパ装置を提供する。
【解決手段】 リールスプール1が転動するエキステンドレール4の側面に揺動自在にストッパブロック11の中央部を支持させ、一端部にカウンターウェイト部11bを、他端部にストッパ端部11cを形成し、カウンターウェイト部11bの重量でストッパ端部11cがレール4の上面よりも突出するようにする。リールスプール1がカウンターウェイト部11b側からストッパ端部11c側に移動する際にはストッパ端部11cを押し下げ、逆送する場合にはレール4の上方に突出しているストッパ端部11cに当接して移動が阻止される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、抄紙機で製造される紙が巻き取られて巻取を形成する芯部品となるリールスプールを、例えばワインダー装置に供する際に載置させるエキステンドレール上の所望の位置に停止させるためのリールスプールストッパ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
製紙工場における抄紙機で製造される紙は、抄紙機の最後尾に設置されたリールパートでリールスプールに巻き取られて、巻取として製造される。この製造された巻取は幅員が大きく、特に近年では生産性の向上を図るためにますます大きくなる傾向がある。一方、新聞社や印刷会社、包装資材会社等の需要者では、広幅で大きな径の巻取を扱う機械装置を所有しておらず、製紙工場としても出荷の際には広幅な巻取は扱いにくい。このため、製紙工場では、抄紙機でリールスプールに巻き取られた巻取を需要者が所有する印刷機等の機械能力に応じて、適当な幅員及び径の巻取に加工したり、所定の寸法の平判紙に裁断したりして出荷している。
【0003】
前記巻取を小幅の小巻取に加工するためには、巻取をワインダー装置に供して巻き解きながらスリッターナイフで切断する。所望の径の小巻取に加工されて、リールスプールに残存した半端な下巻きは、リールスプールから巻き解かれてパルパーに投入され、溶解されて製紙原料として再利用される。
【0004】
前記ワインダー装置が抄紙機の前記リールパートに連続して設置されている構造では、前記パルパーはリールパートとワインダー装置との間位置に配されている。このため、ワインダー装置に供されて巻取が巻き解かれたリールスプールは、下巻きをパルパーに投入するために、ワインダー装置側からパルパー側に移動させることになる。すなわち、ワインダー装置に巻取を供する場合にはワインダー装置のリールスタンドにリールスプールを支持させてワインダー装置での処理を行い、小巻取の加工が完了したならば、リールスプールをリールスタンドからパルパーに供するためのパルパー投入位置まで移動させる。このとき、リールスプールは、リールスタンドからパルパー投入位置までエキステンドレール上を転動して移動するようにしてある。
【0005】
リールスタンドからパルパー投入位置まで円滑に移動できるように、リールスプールがエキステンドレール上を円滑に転動することができるようにしてある。このため、下巻きをパルパーへ投入している際にリールスプールが、その回転による振動等によって移動する場合があり、パルパー側からワインダー装置側に逆送させてしまうおそれがある。
【0006】
前記逆送を防止する手段として、例えば、特許文献1には、前方容器と後方容器とを分離させて、後方容器のみを逆送することを許容し、前方容器の逆送を防止するようにして分離ストッパー装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平5−58446
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1に開示されているストッパー装置は、前後の容器を搬送する搬送体の搬送面に対して先端部が出没するようにアンチバックが設けられ、このアンチバックにバネの復元力を付勢して、常時先端部が搬送面から突出した状態となるようにしてある。また、容器が前進する場合には、アンチバックがバネの復元力に抗して該容器に押下され、前記先端部が搬送面の下方に埋没するようにしてある。
【0009】
前記ストッパー装置は、従来のストッパー装置の駆動手段として用いられていたストッパーシリンダに替えてバネを用い、ストッパーシリンダの昇降動作に替えてアンチバックの揺動動作により後方容器の停止と前方容器の逆送とを防止するようにしたものである。
【0010】
これらは、ストッパー装置を駆動するためのストッパーシリンダやバネ等の駆動手段を要しているため、構造が複雑となると共に、これらの駆動手段を設置するスペースが必要となり、ストッパー装置が大型化してしまうおそれがある。しかも、スペースを確保しなければならないため、既設の搬送装置に設置する場合に制限されてしまい、搬送装置を新設しなければならなくなる場合がある。
【0011】
そこで、この発明は、構造を簡単にして設置スペースが小さくてよく、既存の設備にも設置することができるリールスプールストッパ装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記目的を達成するための技術的手段として、この発明に係るリールスプールストッパ装置は、紙を巻き取るリールスプールが転動するレール上で、該リールスプールが所望の位置から移動することを阻止するリールスプールストッパ装置において、前記レールの側面に該レールと交差する方向を軸として揺動自在にストッパブロックを設け、前記ストッパブロックの一端部であって、前記リールスプールと係合させて該リールスプールの移動を阻止するストッパ端部を前記揺動により前記レールの表面から出没自在とし、前記ストッパ端部と前記軸を挟んで反対側の端部にカウンターウェイト部を設け、前記カウンターウェイト部の重量を、前記ストッパ端部がレール面の上方に突出する方向にストッパブロックを揺動させる大きさとしたことを特徴としている。
【0013】
前記ストッパ端部がレール面から上方に突出している状態では、該ストッパ端部が上方に、前記カウンターウェイト部がレール面より下方にあって、前記ストッパブロックの長手方向が傾斜した状態となるようにカウンターウェイト部の重量を調整する。なお、傾斜した状態となるように、レールの側面にストッパピン等を植設して、このストッパピンに当接することによりストッパブロックが傾斜した状態で停止するようにしても構わない。
【0014】
この傾斜した状態にあるストッパブロックのストッパ端部が臨む側(正面側、すなわち図1におけるストッパ端部の右側)からリールスプールが接近してストッパ端部に当接すると、カウンターウェイト部によりストッパ端部が上方に旋回するよう付勢されているから、ストッパブロックの揺動が阻止されていれば、リールスプールは停止させられる。
【0015】
一方、リールスプールがストッパ端部の背後側(図1におけるストッパ端部の左側)から接近する場合には、リールスプールがストッパ端部に当接すると、ストッパ端部が押し下げられてストッパブロックが揺動する。これにより、ストッパ端部がレール面よりも下方に埋没してリールスプールがストッパ端部の上方を通過して移動することができるようになる。ストッパ端部の上方をリールスプールが通過した後には、カウンターウェイト部の重量によりストッパ端部がレール面の上方に突出するようストッパブロックが揺動し、以後はリールスプールが逆方向に移動することが阻止される。
【0016】
また、請求項2の発明に係るリールスプールストッパ装置は、前記ストッパブロックをパルパーとワインダー装置との間に配設し、該ストッパブロックはリールスプールがパルパー側からワインダー装置側に前記レール上を転動することを阻止するものであることを特徴としている。
【0017】
すなわち、パルパーに下巻きを投入している際には、リールスプールがワインダー装置の側に移動しようすることを阻止するために、このリールスプールストッパ装置を設置したものである。
【発明の効果】
【0018】
この発明に係るリールスプールストッパ装置によれば、カウンターウェイト部の重量によりストッパブロックのストッパ端部を、リールスプールが走行するレールの上方に突出させるようにしたから、シリンダやバネ等の駆動手段を設置する必要がない。このため、このリールスプールストッパ装置の構造が簡単となり、設置スペースを極力小さくすることができる。したがって、既設のワインダー装置等に容易に設置することができる。
【0019】
また、請求項2の発明に係るリールスプールストッパ装置によれば、パルパーへ下巻きを投入している際の振動等によってリールスプールがワインダー装置の側に逆送することが阻止される。したがって、下巻きを安定してパルパーに投入することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】この発明に係るリールスプールストッパ装置の概略構造を説明する図である。
【図2】この発明に係るリールスプールストッパ装置を抄紙機で完成された巻取を小幅・小径の小巻取に加工するワインダー装置に実装する場合を例示する側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、図示した好ましい実施の形態に基づいて、この発明に係るリールスプールストッパ装置を具体的に説明する。
【0022】
図2には、抄紙機により製造された紙Pがリールスプール1に巻き取られて完成された巻取Rを、小幅で小径の小巻取Cに巻き直すワインダー装置2にこの発明に係るリールスプールストッパ装置10を実装した実施例を示している。抄紙機で製造される紙Pはカレンダーパート3によって平滑性や光沢が付与された後、適宜な長さがリールスプール1に巻き取られて巻取Rとして完成される。完成された巻取Rは図示しない天井クレーン等によって吊り下げられて、ワインダー装置2に供されることになる。
【0023】
ワインダー装置2に供された後にリールスプール1に残存した下巻きは、図示しないパルパーに投入されて溶解され、製紙原料として再利用されることになる。このパルパーに臨んだ部分ではエキステンドレール4が不連続となった開放部4aが設けられている。なお、パルパーは抄紙機が設置された床面よりも下位に設置されており、抄紙機が設置された床面の前記開放部4aが臨んだ位置には該パルパーに通じる投入口6が形成されている。
【0024】
前記開放部4aに対してワインダー装置2の側にはリールスプール1に残存した下巻きを前記投入口6へ落下させてパルパーへ投入するための下巻き処理領域4bが設けられており、この下巻き処理領域4bに位置しているエキステンドレール4にリールスプールストッパ装置10が配設される。
【0025】
前記下巻き処理領域4bとワインダー装置2との間には、ブリッジレール5が配されている。このブリッジレール5は基端部が下巻き処理領域4bのエキステンドレール4に軸5aを中心として揺動自在に支持されており、自由端部がワインダー装置2のリールスタンド2aの支持架台2bと係脱するようにしてある。
【0026】
前記ワインダー装置2のリールスタンド2aは、軸21を中心として揺動自在に支持されている。リールスプール1が供されたリールスタンド2aは適宜角度まで回動して、図2に示すようにワインダー装置2側を下位にして傾斜した状態となって、該リールスプール1を回動自在に支持する。このリールスタンド2aにリールスプール1が回動自在に支持された状態で、巻取Rがワインダー装置2に供されて、巻取Rが巻き解かれながらスリッターナイフにより切断されて小幅で、所望の径の小巻取に加工される。
【0027】
また、前記ブリッジレール5を揺動させてほぼ水平とした状態でリールスタンド2aと連係し、リールスタンド2aが図2に示す位置から下巻き処理領域4b側へ時計回り方向に揺動すると、支持されていたリールスプール1がブリッジレール5上へ移載されるようにしてある。そして、該ブリッジレール5を通って下巻き処理領域4bのエキステンドレール4に載置される。
【0028】
前記リールスプールストッパ装置10は、図1に示すように、下巻き処理領域4bのエキステンドレール4に取り付けられたストッパブロック11を主体として構成されている。このストッパブロック11は、中央部がエキステンドレール4の長手方向と交差するほぼ水平方向の軸11aに回動自在に支持されており、軸11aに対してワインダー装置2の側の部分はカウンターウェイト部11bとされ、パルパー用の前記開放部4aの側の部分はストッパ端部11cとされている。カウンターウェイト部11bは適宜な重量の錘を備えて、この錘の重量によりストッパブロック11が回動して、前記ストッパ端部11cがエキステンドレール4のレール面4cよりも上方に突出した状態となるようにしてある。また、この状態から該ストッパブロック11が図1上反時計回り方向に回動しないように、カウンターウェイト部11bに係合してストッパブロック11の回動を阻止するストッパピン12がエキステンドレール4の側面に植設されている。また、前記エキステンドレール4の前記開放部4aを臨む端部には回動自在にリールストッパ部材13が軸13aを中心として回動自在に支持されており、リールスプール1はこのリールストッパ部材13と前記ストッパ端部11cとの間にある状態で、該リールスプール1の下巻きがパルパーに投入されることになる。
【0029】
また前述したように、前記ワインダー装置2には巻取Rが順に供させることになるが、例えば、巻取Rは図2に示すように、第1待機位置h1〜第3待機位置h3の順に移動するようにしてあり、それぞれの待機位置には巻取Rが不用意に移動することを阻止するストッパ爪14が設置されている。すなわち、下巻きがパルパーに投入されて下巻きが除去されたリールスプール1は、天井クレーン等によって下巻き処理領域4bから前記第1待機位置h1へ搬送される。前記ストッパ爪14は、ピストン・シリンダ等の駆動手段(図示せず)によりエキステンドレール4のレール面4cから出没自在とされており、突出した状態でリールスプール1がこのストッパ爪14に当接することにより、ワインダー装置2側に前進することが阻止される。また、レール面4cから埋没することにより、リールスプール1が前進することを許容する。
【0030】
また、第2待機位置h2と第3待機位置h3との間には開閉自在なブリッジレール15が配されている。第2待機位置h2にあるリールスプール1が第3待機位置h3に移動する際には、このブリッジレール15が閉じて第2待機位置h2と第3待機位置h3との間のエキステンドレール4が連続して、リールスプール1が第2待機位置h2から第3待機位置h3へ該エキステンドレール4上を転動することができるようになる。
【0031】
また、前記開放部4aを臨む第1待機位置h1側のエキステンドレール4の端部には、前記リールストッパ部材13と同様なリールストッパ部材13が設けられている。
【0032】
以上により構成されたこの発明に係るリールスプールストッパ装置の作用を、以下に説明する。
【0033】
リールスプール1に巻き取られた紙により巻取Rが完成すると、図示しない天井クレーン等によりワインダー装置2の前記リールスタンド2aに移載される。
【0034】
前記リールスタンド2aに供された巻取Rはワインダー装置2により小幅で小径の小巻取Cに加工される。小巻取Cへの加工が完了した場合には余剰の紙が下巻きとしてリールスプール1に残存する。この下巻きをパルパーに投入して再利用のために溶解させることになる。このため、リールスタンド2aに支持されているリールスプール1を下巻き処理領域4bまで移動させることになる。すなわち、前記ブリッジレール5を閉じて支持架台2bに係合させた状態として、リールスタンド2aを下巻き処理領域4b側に揺動させると、該リールスタンド2aに支持されているリールスプール1がブリッジレール5に移載されて、該ブリッジレール5上を転動して下巻き処理領域4bに移動する。
【0035】
下巻き処理領域4bに移動したリールスプール1は、前記ストッパブロック11の上方を移動する。このとき、前記ストッパ端部11cに、該ストッパ端部11cの背面側から当接するから、リールスプール1の移動により押動されて、ストッパブロック11は図1において軸11aを中心として時計回り方向に揺動し、図1上想像線で示すように、ストッパ端部11cがエキステンドレール4のレール面4cから埋没する。これにより、リールスプール1は該ストッパ端部11cの上方を通過してストッパブロック11よりも開放部4a側に移動する。リールスプール1がストッパ端部11cの上方を通過すると、該ストッパ端部11cが自由となるから、カウンターウェイト部11bの重量によってストッパブロック11が揺動して図1上実線で示すように、エキステンドレール4のレール面4cからストッパ端部11cが突出した状態となる。
【0036】
リールスプール1が、図1に示すように、ストッパブロック11よりも開放部4a側に位置した状態で、該リールスプール1に残存した下巻きをパルパーに投入する。このとき、リールスプール1から下巻きを巻き解きながら行うためリールスプール1が回転することにより振動して、リールスプール1がワインダー装置2の側に逆送しようとする。また、下巻きが巻き解かれることによる反力によってもリールスプール1が逆送しようとする。しかし、逆送しようとする際には、図1に示すように、リールスプール1がストッパブロック11のストッパ端部11cに正面側から当接するから、リールスプール1のワインダー装置2側への移動が阻止される。このとき、リールスプール1がストッパ端部11cを押動させてさらにストッパブロック11を図1に示す状態から同図上反時計回り方向に回動させようとしても、カウンターウェイト部11bがストッパピン12に当接しているため、ストッパブロック11の回動が阻止される。したがって、リールスプール1は当該位置からワインダー装置2側に移動することはない。このため、下巻きのパルパーへの投入を支障なく行うことができる。なお、ストッパ端部11cの正面側からリールスプール1が当接した場合に、ストッパ端部11cがリールスプール1の転動を阻止する構造であれば、前記ストッパピン12を植設する構造以外の構造であっても構わない。
【0037】
下巻きをパルパーに投入することが完了したリールスプール1は、次に巻取Rを形成する際に使用されるまで待機するため、天井クレーン等によって前記第1待機位置h1まで搬送され、第2待機位置h2と第3待機位置h3の順で移動する。なお、第1待機位置h1から第2待機位置h2まではエキステンドレール4を転動して移動し、第2待機位置h2から第3待機位置h3へは、前記ブリッジレール15を閉じて、このブリッジレール15を転動し、エキステンドレール4に移載されて、第3待機位置h3まで移動する。
【産業上の利用可能性】
【0038】
この発明に係るリールスプールストッパ装置によれば、エキステンドレールに揺動自在にストッパブロックを設ける構造であり、この揺動をストッパブロックの一端部に設けたカウンターウェイトにより行わせるため構造が簡単であり、揺動させるための駆動手段を必要としないから、設置スペースを小さくでき、既存の設備に容易に設置させることができる。
【符号の説明】
【0039】
1 リールスプール
2 ワインダー装置
3 カレンダーパート
4 エキステンドレール
4a 開放部
4b 下巻き処理領域
5 ブリッジレール
6 投入口
10 リールスプールストッパ装置
11 ストッパブロック
11a 軸
11b カウンターウェイト部
11c ストッパ端部
12 ストッパピン
13 リールストッパ部材
P 紙
R 巻取
C 小巻取

【特許請求の範囲】
【請求項1】
紙を巻き取るリールスプールが転動するレール上で、該リールスプールが所望の位置から移動することを阻止するリールスプールストッパ装置において、
前記レールの側面に該レールと交差する方向を軸として揺動自在にストッパブロックを設け、
前記ストッパブロックの一端部であって、前記リールスプールと係合させて該リールスプールの移動を阻止するストッパ端部を前記揺動により前記レールの表面から出没自在とし、
前記ストッパ端部と前記軸を挟んで反対側の端部にカウンターウェイト部を設け、
前記カウンターウェイト部の重量を、前記ストッパ端部がレール面の上方に突出する方向にストッパブロックを揺動させる大きさとしたことを特徴とするリールスプールストッパ装置。
【請求項2】
前記ストッパブロックをパルパーとワインダー装置との間に配設し、該ストッパブロックはリールスプールがパルパー側からワインダー装置側に前記レール上を転動することを阻止するものであることを特徴とする請求項1に記載のリールスプールストッパ装置。

【図1】
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【図2】
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