説明

レーダー探知機

【課題】簡単且つ安価に導入することが可能なレーダー探知機を提供する。
【解決手段】レーダー波を受信するレーダー波受信用アンテナ16と、該レーダー波受信用アンテナ16において受信したレーダー波の信号をブルートゥース(登録商標)を用いて無線転送するマスター側ブルートゥースデバイス20とを備えるレーダー波受信端末12、および該無線転送されたレーダー波の信号を受信するスレイブ側ブルートゥースデバイス32と、該スレイブ側ブルートゥースデバイス32にて受信したレーダー波の信号の種類を特定する警報通知端末用プロセッサ36と、該特定結果に対応する警報を通知する警報通知手段38とを備える警報通知端末14により構成されるレーダー探知機10であって、使用されるブルートゥースプロトコルがSPPプロトコル、OPPプロトコル或いはPBAPプロトコルから選ばれた少なくともいずれか1つであることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、簡単且つ安価に導入することが可能なレーダー探知機に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車速度違反取締装置や警察用緊急自動車(以下、「取締装置等」という。)から発射されるレーダー波を検知し、音声や光或いは文字表示等でレーダー波の検知を知らせる装置としてレーダー探知機が従来から広く知られており、これまでに様々な商品が開発され、上市されている。
【0003】
その一例として、例えば特許文献1には、取締装置等から発射されるレーダー波を受信するレーダー波受信アンテナと、該レーダー波受信アンテナにて受信したレーダー波の種類を特定するプロセッサと、該プロセッサにおいて特定されたレーダー波の種類に対応する警報を通知する警報通知手段とを備えるレーダー探知機が開示されている。
【0004】
従来のレーダー探知機を搭載した自動車が、例えば自動車速度違反取締装置の近傍を通過すると、自動車速度違反取締装置から発射されたレーダー波をレーダー探知機のアンテナがキャッチし、プロセッサにおいてレーダー波の種類が特定される(すなわち、自動車速度違反取締装置から発射されたレーダー波であることが特定される)。
【0005】
そして、該特定結果が警報通知手段に伝達され、特定結果に対応する警報が、例えば、音声信号やLED表示として通知される。これにより、運転手は、近くに自動車速度違反取締装置が存在することを事前に把握することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2002−367079号公報(図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来のレーダー探知機は、アンテナや警報通知手段等の機能を全て備えた一体型であることから非常に高額であり、このことがレーダー探知機普及の大きな障壁となっているという実態があった。
【0008】
本発明は、かかる従来の問題に鑑みてなされたものであり、簡単且つ安価に導入することが可能なレーダー探知機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載した発明は、「自動車速度違反取締装置や警察用緊急自動車から発射されるレーダー波を受信するレーダー波受信用アンテナ16と、該レーダー波受信用アンテナ16において受信したレーダー波の信号をブルートゥース(登録商標)を用いて無線転送するマスター側ブルートゥースデバイス20とを備えるレーダー波受信端末12、および該無線転送されたレーダー波の信号を受信するスレイブ側ブルートゥースデバイス32と、該スレイブ側ブルートゥースデバイス32にて受信したレーダー波の信号の種類を特定する警報通知端末用プロセッサ36と、該特定結果に対応する警報を通知する警報通知手段38とを備える警報通知端末14により構成されるレーダー探知機10であって、マスター側ブルートゥースデバイス20ならびにスレイブ側ブルートゥースデバイス32において搭載されているブルートゥースプロトコルがSPPプロトコル、OPPプロトコル或いはPBAPプロトコルから選ばれた少なくともいずれか1つである」ことを特徴とするレーダー探知機10である。
【0010】
請求項2に記載の発明は「警報通知端末14がGPS受信機34を備えるものである」ことを特徴とするレーダー探知機10である。
【0011】
請求項3に記載の発明は「ブルートゥース(登録商標)を用いて無線転送された信号を受信するスレイブ側ブルートゥースデバイス32、該スレイブ側ブルートゥースデバイス32にて受信した信号の種類を特定する警報通知端末用プロセッサ36および該特定結果に対応する警報を通知する警報通知手段38を備える警報通知端末14と併用することによって自動車速度違反取締装置や警察用緊急自動車から発射されるレーダー波の種類を特定するレーダー探知機10を構成するレーダー波受信端末12であって、レーダー受信端末12は、前記自動車速度違反取締装置や警察用緊急自動車から発射されるレーダー波を受信するレーダー波受信用アンテナ16と、該レーダー波受信用アンテナ16において受信したレーダー波の信号をブルートゥース(登録商標)を用いて無線転送するマスター側ブルートゥースデバイス20とを備えており、マスター側ブルートゥースデバイス20ならびにスレイブ側ブルートゥースデバイス32において搭載されているブルートゥースプロトコルがSPPプロトコル、OPPプロトコル或いはPBAPプロトコルから選ばれた少なくともいずれか1つである」ことを特徴とするレーダー波受信端末12である。
【発明の効果】
【0012】
請求項1に記載の発明では、レーダー波を受信するレーダー波受信端末12と、警報を通知する警報通知端末14とが別々の端末として独立して存在している。ここで、警報通知端末14に必要な諸機能、すなわち、警報通知手段38(ディスプレイ38aやスピーカー38b)や、無線伝送手段であるスレイブ側ブルートゥースデバイス32は、今日普及が著しいスマートフォン等のモバイル端末に備えられている。したがって、このモバイル端末を警報通知端末14として利用すれば、レーダー波受信用アンテナ16ならびに無線伝送手段であるマスター側ブルートゥースデバイス20を備えるレーダー波受信端末12を別途用意するだけで、レーダー探知機10を簡単且つ安価に導入することが可能となる。
【0013】
また、マスター側ブルートゥースデバイス20ならびにスレイブ側ブルートゥースデバイス32に搭載されているブルートゥースプロトコルは、SPPプロトコル、OPPプロトコル或いはPBAPプロトコルのいずれかであり、他の電子機器において一般に搭載されているブルートゥースプロトコル(音声通信プロトコル(HSPプロトコルやHFPプロトコル)ならびに音楽通信プロトコル(A2DPプロトコルやAVRCPプロトコル))とはバッティングしていないので、レーダー探知機10と、携帯電話やオーディオ製品とを同時に利用することが可能となる。
【0014】
請求項2に記載のレーダー探知機によれば、警報通知端末14にGPS情報を取得させる事により、運転中の車の位置情報を取得することができる。したがって、地図情報に車の位置情報を付加すれば、レーダー探知機10をナビゲーションシステムとして利用することが可能となる。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、今日普及が著しいスマートフォン等のモバイル端末を警報通知端末14として利用することにより簡単且つ安価にレーダー探知機10を導入できるレーダー波受信端末12を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】この発明にかかるレーダー探知機を示す図である。
【図2】レーダー波受信端末を示すブロック図である。
【図3】警報通知端末を示すブロック図である。
【図4】レーダー波受信端末がレーダー波を受信してから警報通知端末に警報情報を表示させるまでの処理プロセスを示すフロー図である。
【図5】警報通知端末に警報が通知された状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明を図面に従って説明する。図1は、本発明にかかるレーダー探知機10を示す図である。この図が示すように、本発明のレーダー探知機10は、レーダー波受信端末12と警報通知端末14とで大略構成されている。
【0018】
レーダー波受信端末12は、図2に示すように、レーダー波受信用アンテナ16、レーダー波受信端末用プロセッサ18、マスター側ブルートゥースデバイス20、受電端子22、給電端子24およびこれらを収容するケーシング26を備えている。
【0019】
レーダー波受信用アンテナ16は、取締装置等から発射されるレーダー波を受信するものであり、受信したレーダー波の信号がアナログデータとしてレーダー波受信端末用プロセッサ18に送られる。
【0020】
レーダー波受信端末用プロセッサ18は、レーダー波受信端末12の各種指令を司る部分であり、レーダー波受信用アンテナ16から送られてきたレーダー波の信号をシリアルデータに変換して後述するマスター側ブルートゥースデバイス20に伝送する。
【0021】
なお、レーダー波受信端末用プロセッサ18には、レーダー波受信用アンテナ16、後述するマスター側ブルートゥースデバイス20、受電端子22ならびに給電端子24がそれぞれ接続されている。
【0022】
マスター側ブルートゥースデバイス20は、シリアル変換されたレーダー波の信号を後述する警報通知端末14のスレーブ側ブルートゥースデバイス32に向けて無線送信する部分であり、ブルートゥースモジュール20aおよびチップアンテナ20bを有している。
【0023】
ブルートゥースモジュール20aに入力されたシリアル変換されたレーダー波の信号は、チップアンテナ20bを介して後述するスレイブ側ブルートゥースデバイス32にデータ転送される。
【0024】
ここで重要な点は、ブルートゥースモジュール20aには、テータ転送時に使用される通信プロトコルとしてSPP(Serial Port Profile)プロトコル、OPP(Object Push Profile)プロトコル或いはPBAP(Phone Book Access Profile)プロトコルの中から選ばれた少なくとも1つのプロトコルが搭載されているという点である(本実施例ではSPPプロトコルが搭載されている)。
【0025】
車室内で一般に利用される電子機器に搭載されている通信用プロトコルとしては、音声通信の場合に搭載されるHSP(Headset Profile)プロトコルやHFP(Hands-Free Profile)プロトコル、オーディオのような音楽通信の場合に搭載されるA2DP(Advanced Audio Distribution Profile)プロトコルやAVRCP(Audio Video Remote Control Profile)プロトコルが一般的であるが、これらと異なるプロトコルを通信用プロトコルとして採用することにより、携帯電話による音声通信あるいはオーディオによる音楽通信が妨げられることなくデータ通信を行うことができる。
【0026】
受電端子22は、外部電源(例えば、車のバッテリー)からの電力供給を受けてレーダー波受信端末12に電力を供給する部分であり、シガーソケット(図示省略)に接続可能なシガープラグ28が着脱可能に接続できるようになっている。
【0027】
給電端子24は、外部電源(例えば、車のバッテリー)からレーダー波受信端末12に供給された電力を、給電ケーブル30を介して後述する警報通知端末14に供給する部分であり、この給電端子24に給電ケーブル30の一端が着脱可能に接続できるようになっている。なお、給電ケーブル30としては、例えばマイクロUSBケーブルなどを使用することができる。
【0028】
警報通知端末14は、図3に示すように、スレイブ側ブルートゥースデバイス32、GPS受信機34、警報通知端末用プロセッサ36、警報通知手段38としてのディスプレイ38aとスピーカー38b、受電端子40およびこれらを収容するケーシング42を備えている。
【0029】
スレイブ側ブルートゥースデバイス32は、チップアンテナ32aとブルートゥースモジュール32bを有している。
【0030】
チップアンテナ32aは、マスター側ブルートゥースデバイス20から送信されたレーダー波の信号を受信するもので、ここで受信したレーダー波の信号がブルートゥースモジュール32bによって後述する警報通知端末用プロセッサ36に伝送される。
【0031】
該データ伝送時に使用される通信プロトコル、すなわち、ブルートゥースモジュール32bに搭載されている通信プロトコルは、少なくともマスター側ブルートゥースデバイス20において使用される通信プロトコルが含まれている必要があり、本実施例ではSPPプロトコルが搭載されている。
【0032】
GPS受信機34は、GPS衛星からの信号を受信するためのもので、この受信データを後述する警報通知端末用プロセッサ36に取り込んで解析することにより現在位置を知ることが可能となる。したがって、警報通知端末用プロセッサ36に予め記憶させた地図データと併用することにより、ナビゲーションシステムとしての利用を図ることが可能となる。
【0033】
警報通知端末用プロセッサ36は、警報通知端末14の各種指令を司る部分であり、スレイブ側ブルートゥースデバイス32を介して送られてきたレーダー波の信号に対応する警報情報を警報通知手段38としてのディスプレイ38aに表示させたりスピーカー38bから警告音を発するようにしたり(警報通知機能)、GPS受信機34が受信したGPS衛星からの信号を解析して車両の位置を地図上で特定する(ナビゲーション機能)ことができるようになっている。
【0034】
受電端子40は、警報通知端末14に外部からの電力供給を受ける部分であり、上述したレーダー波受信端末12の給電端子24に接続されている給電ケーブル30の他端が着脱可能に接続できるようになっている。
【0035】
なお、上述した警報通知端末14としては、たとえば、現在、一般に入手が可能なスマートフォン(Android(登録商標)端末やiPhone(登録商標))を利用することができる。
【0036】
レーダー探知機10を使用する際には、例えば、フロントガラス近傍といった取締装置等から発せられるレーダー波を受信しやすい箇所にレーダー波受信端末12を設置する。警報通知端末14は、運転席に着席したときに表示画面が見やすい箇所に設置する。なお、警報通知端末14を設置する際は、図示しない専用クレードルを利用することもできる。
【0037】
次に、レーダー波受信端末12と警報通知端末14の電源をそれぞれ入れ、マスター側ブルートゥースデバイス20とスレイブ側ブルートゥースデバイス32とのペアリングを行う。具体的には、スレイブ側ブルートゥースデバイス32を待ち受け状態にした後、マスター側ブルートゥースデバイス20から、スレイブ側ブルートゥースデバイス32のブルートゥースデバイスアドレスを取得する。これにより、レーダー波受信端末12と警報通知端末14とのブルートゥース接続が確立され、レーダー探知機10を使用する準備が整うこととなる。
【0038】
次に、図4を参照しつつ、自動車速度違反取締装置から発せられたレーダー波を検知して警報を通知する仕組みについて説明する。
【0039】
レーダー探知機10を搭載した車が自動車速度違反取締装置の近くを通過すると、レーダー波受信端末12のレーダー波受信用アンテナ16が自動車速度違反取締装置から発せられるレーダー波を受信する(S1)。
【0040】
レーダー波受信端末12のレーダー波受信用アンテナ16が受信したレーダー波は、レーダー波受信端末用プロセッサ18においてシリアルデータに変換され(S2)、このシリアルデータがマスター側ブルートゥースデバイス20によって無線データ転送される(S3)。無線データ転送される際に使用されるブルートゥースプロトコルは、マスター側ブルートゥースデバイス20とスレイブ側ブルートゥースデバイス32との双方において共通して搭載されているプロトコル(本実施例では、OPPプロトコル)が利用される。
【0041】
レーダー波受信端末12から無線データ転送されたレーダー波のシリアル信号を警報通知端末14のスレイブ側ブルートゥースデバイス32が受信すると(S4)、該シリアル信号は警報通知端末用プロセッサ36においてその内容が解析され、レーダー波の種別が特定される(S5)。本実施例では、レーダー波受信端末12が受信したレーダー波が自動車速度違反取締装置から発せられたものであることが特定されることになる。
【0042】
警報通知端末用プロセッサにおいて、レーダー波受信端末12が受信したデータ波の種類が特定されると、当該特定結果に対応する警報が、警報通知手段38としてのディスプレイ38aやスピーカー38bで通知される(S6)。なお、図5は、警報通知手段38としてのディスプレイ38aに警報が表示された状態を示している。
【0043】
本実施例のレーダー探知機10によれば、レーダー探知機として必要な機能のうち、警報通知手段38としてのディスプレイ38aやスピーカー38bは、今日普及が著しいスマートフォンといったモバイル端末に備えられている。また、モバイル端末には、無線伝送手段であるスレイブ側ブルートゥースデバイス32も備えられているので、レーダー波受信用アンテナ16ならびに無線伝送手段であるマスター側ブルートゥースデバイス20を備えるレーダー波受信端末12を用意するだけで、レーダー探知機10を簡単に構築することができ、その導入費用を安価に抑えることができる。
【0044】
また、マスター側ブルートゥースデバイス20ならびにスレイブ側ブルートゥースデバイス32に搭載されているブルートゥースプロトコルは、SPPプロトコル、OPPプロトコル或いはPBAPプロトコルの中から選ばれた少なくとも1つのプロトコルであり、音声通信プロトコル(HSPプロトコルやHFPプロトコル)ならびに音楽通信プロトコル(A2DPプロトコルやAVRCPプロトコル)が搭載されないので、携帯電話による音声通信或いはオーディオによる音楽通信と、レーダー探知機能とを同時に利用することが可能となる。
【符号の説明】
【0045】
10…レーダー探知装置
12…レーダー波受信端末
14…警報通知端末
16…レーダー波受信用アンテナ
18…レーダー波受信端末用プロセッサ
20…マスター側ブルートゥースデバイス
22…受電端子
24…給電端子
26…ケーシング
28…シガープラグ
30…給電ケーブル
32…スレイブ側ブルートゥースデバイス
34…GPS受信機
36…警報通知端末用プロセッサ
38…警報通知手段
38a…ディスプレイ
38b…スピーカー
40…受電端子
42…ケーシング


【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車速度違反取締装置や警察用緊急自動車から発射されるレーダー波を受信するレーダー波受信用アンテナと、該レーダー波受信用アンテナにおいて受信したレーダー波の信号をブルートゥース(登録商標)を用いて無線転送するマスター側ブルートゥースデバイスとを備えるレーダー波受信端末、および
該無線転送されたレーダー波の信号を受信するスレイブ側ブルートゥースデバイスと、該スレイブ側ブルートゥースデバイスにて受信したレーダー波の信号の種類を特定する警報通知端末用プロセッサと、該特定結果に対応する警報を通知する警報通知手段とを備える警報通知端末により構成されるレーダー探知機であって、
前記マスター側ブルートゥースデバイスならびに前記スレイブ側ブルートゥースデバイスにおいて搭載されているブルートゥースプロトコルがSPPプロトコル、OPPプロトコル或いはPBAPプロトコルから選ばれた少なくともいずれか1つであることを特徴とするレーダー探知機。
【請求項2】
警報通知端末がGPS受信機を備えるものであることを特徴とする請求項1に記載のレーダー探知機。
【請求項3】
ブルートゥース(登録商標)を用いて無線転送された信号を受信するスレイブ側ブルートゥースデバイス、該スレイブ側ブルートゥースデバイスにて受信した信号の種類を特定する警報通知端末用プロセッサおよび該特定結果に対応する警報を通知する警報通知手段を備える警報通知端末と併用することによって自動車速度違反取締装置や警察用緊急自動車から発射されるレーダー波の種類を特定するレーダー探知機を構成するレーダー波受信端末であって、
前記レーダー受信端末は、前記自動車速度違反取締装置や警察用緊急自動車から発射されるレーダー波を受信するレーダー波受信用アンテナと、該レーダー波受信用アンテナにおいて受信したレーダー波の信号をブルートゥース(登録商標)を用いて無線転送するマスター側ブルートゥースデバイスとを備えており、
前記マスター側ブルートゥースデバイスならびに前記スレイブ側ブルートゥースデバイスにおいて搭載されているブルートゥースプロトコルがSPPプロトコル、OPPプロトコル或いはPBAPプロトコルから選ばれた少なくともいずれか1つであることを特徴とするレーダー波受信端末。




【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate