説明

ロキソプロフェンを含有する医薬組成物

【課題】ロキソプロフェン又はその塩と、相互作用性成分との間の相互作用が抑制された医薬組成物の提供。
【解決手段】ロキソプロフェン又はその塩、相互作用性成分、及び酸中和能を有する塩基性化合物を含有する医薬組成物。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)ロキソプロフェン又はその塩
(B)次の成分(B−1)〜(B−9)からなる群より選ばれる1種又は2種以上
(B−1)下記一般式(1)
【化1】

[式(1)中、Xは単結合又は酸素原子を示し、Yはメチン基又は窒素原子を示し、R1は水素原子、水酸基又はアルキル基を示し、R2は置換基を有していてもよい環状アミノ基、又は置換基を有していてもよいアミノアルキル基を示し、R3は水素原子又はハロゲン原子を示す。]
で表される化合物又はその塩
(B−2)下記一般式(2)
【化2】

[式(2)中、R4は水素原子又はメチル基を示し、R5は水素原子又は水酸基を示す。]
で表される化合物又はその塩
(B−3)下記一般式(3)
【化3】

[式(3)中、R6はアルキル基又は置換基を有していてもよいアルコキシ基を示し、R7は水素原子又はスルホ基を示す。なお、式(3)中のフェノール性水酸基はエーテル化されていてもよい。]
で表される化合物又はその塩
(B−4)リゾチーム又はその塩
(B−5)コデイン類
(B−6)エフェドリン類
(B−7)デキストロメトルファン又はその塩
(B−8)キサンチン誘導体
(B−9)イソバレリル尿素誘導体
(C)酸中和能を有する塩基性化合物
を含有する医薬組成物。
【請求項2】
成分(B)が、次の成分からなる群より選ばれる1種又は2種以上
(B−1−1)クロルフェニラミン又はその塩、(B−1−2)クレマスチン又はその塩、(B−1−3)カルビノキサミン又はその塩、(B−1−4)ジフェニルピラリン又はその塩、(B−2−1)ブロムヘキシン又はその塩、(B−2−2)アンブロキソール又はその塩、(B−3−1)グアヤコール誘導体又はその塩、(B−3−2)クレゾール誘導体又はその塩、(B−4)リゾチーム又はその塩、(B−5)コデイン類、(B−6−1)エフェドリン、ノルエフェドリン及びメチルエフェドリン並びにこれらの塩からなる群より選ばれる1種以上、(B−7)デキストロメトルファン又はその塩、(B−8−1)カフェイン、(B−9−1)ブロムワレリル尿素及びアリルイソプロピルアセチル尿素からなる群より選ばれる1種以上
である、請求項1記載の医薬組成物。
【請求項3】
成分(B)が、次の成分からなる群より選ばれる1種又は2種以上
(B−1−1)クロルフェニラミン又はその塩、(B−1−2)クレマスチン又はその塩、(B−1−4)ジフェニルピラリン又はその塩、(B−2−1)ブロムヘキシン又はその塩、(B−2−2)アンブロキソール又はその塩、(B−3−1)グアヤコール誘導体又はその塩、(B−3−2)クレゾール誘導体又はその塩、(B−4)リゾチーム又はその塩、(B−5)コデイン類、(B−7)デキストロメトルファン又はその塩、(B−9−1)ブロムワレリル尿素及びアリルイソプロピルアセチル尿素からなる群より選ばれる1種以上
である、請求項1又は2記載の医薬組成物。
【請求項4】
成分(B)が、クロルフェニラミン又はその塩である、請求項1〜3のいずれか1項記載の医薬組成物。
【請求項5】
成分(C)が、アルカリ土類金属及び/又は土類金属系塩基性無機化合物、アルカリ金属系塩基性無機化合物、アミン系塩基性無機化合物、アルカリ土類金属及び/又は土類金属系塩基性有機化合物、アルカリ金属系塩基性有機化合物並びにアミン系塩基性有機化合物からなる群より選ばれる1種又は2種以上である、請求項1〜4のいずれか1項記載の医薬組成物。
【請求項6】
成分(C)が、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウムアルミニウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム・硫酸アルミニウムカリウムの共沈生成物、炭酸マグネシウム、合成ヒドロタルサイト、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成ケイ酸アルミニウム、合成ケイ酸アルミニウム・ヒドロキシプロピルスターチ・結晶セルロース、水酸化アルミナマグネシウム、水酸化アルミニウムゲル、水酸化アルミニウム・炭酸水素ナトリウム共沈生成物、水酸化アルミニウム・炭酸マグネシウム混合乾燥ゲル、水酸化アルミニウム・炭酸マグネシウム・炭酸カルシウム共沈生成物、ベントナイト、ケイ酸カルシウム、炭酸カルシウム、沈降炭酸カルシウム、リン酸水素カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、炭酸水素ナトリウム、アルジオキサ、ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート、スクラルファート水和物、烏賊骨、石決明及びボレイからなる群より選ばれる1種又は2種以上である、請求項1〜5のいずれか1項記載の医薬組成物。
【請求項7】
成分(C)が、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、沈降炭酸カルシウム、無水リン酸水素カルシウム及びメタケイ酸アルミン酸マグネシウムからなる群より選ばれる1種又は2種以上である、請求項1〜6のいずれか1項記載の医薬組成物。
【請求項8】
固形製剤である、請求項1〜7のいずれか1項記載の医薬組成物。
【請求項9】
剤形が、錠剤、カプセル剤、丸剤、顆粒剤、散剤又は細粒剤である、請求項1〜8のいずれか1項記載の医薬組成物。

【公開番号】特開2012−106977(P2012−106977A)
【公開日】平成24年6月7日(2012.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−122253(P2011−122253)
【出願日】平成23年5月31日(2011.5.31)
【出願人】(000163006)興和株式会社 (618)
【Fターム(参考)】