説明

ロック狂い検出装置

【課題】鎖錠桿に塗布されたグリースの一部が移動スリット保持体、または固定スリット保持体のスリットを塞いでしまうことによる誤検出を防止し得るロック狂い検出装置を提供する。
【解決手段】ロック狂い検出装置1は、転てつ機2の鎖錠桿4a,4bが出入りする鎖錠桿案内部と、鎖錠桿4a,4bに取り付けられた移動スリット保持体とともにロック狂いの検出に用いられる固定スリット保持体の間に、特徴的なパッキン部が設けられている。パッキン部の先端は、鎖錠桿4a,4bの進入ごとに鎖錠桿4a,4bの表面を擦るため、鎖錠桿4a,4bの表面に塗布されたグリースなどの潤滑剤は、パッキン部に遮られて、固定スリット保持体または移動スリット保持体が設けられた領域へ侵入することがない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、転てつ機の鎖錠機構であるロックピースの位置ずれを検出するロック狂い検出器に関する。
【背景技術】
【0002】
転てつ機は、トングレールを定位と反位の間で転換させるものであり、トングレールと連動機構を介して接続された動作桿及び鎖錠桿、これらの駆動源である駆動モータ、その駆動力を動作桿に伝達する伝達機構、鎖錠桿を鎖錠・解錠するロックピースなどを備えている。
【0003】
転てつ機は、転換が終了したとき、鎖錠かんに設けられた切欠きにロックピースを挿入し、トングレールが基本レールから離れないように固定される。転てつ機は、ロックピースが切欠きに挿入されたとき、通常、ロックピースの左右にできる隙間の大きさが均等となるように、機械的な調整がなされている。これは、転換機構の部分的な歪みなどによって該隙間の大きさに偏りが生ずると、脱線の危険から転てつ機が転換不能となり得るからである。したがって、転てつ機には、この状態を事前に検出し、保守を促すためにロック狂い検出装置が設けられている。
【0004】
ロック狂い検出装置は、特許文献1などに記載されているように、ケース内に検出部を配置した構造になっている。検出部は、固定スリット保持体、光センサを構成する発光素子、及び受光素子等を含んでいる。固定スリット保持体は、鎖錠桿に取り付けられた移動スリット保持体の移動を許容する空隙を有する。発光素子及び受光素子は、固定スリット保持体に設けられた移動スリット保持体用空隙の両側に、対向して配置されている。
【0005】
ロック狂いの検出手法は、固定スリット保持体と、鎖錠桿に取り付けられた移動スリット保持体とが重なっているときに、両スリットを通過する光量を、受光素子によって検出する。そして、受光素子によって検出された光量が基準値よりも低い場合に、ロック狂いを生じたとして、警報が出力され、保守が必要であることを促す。
【0006】
また、転てつ機の保守としては、屋外使用であるために定期的にグリースなどの潤滑剤を鎖錠桿等に塗布しておくことも必要となるが、鎖錠桿に塗布されたグリースの一部は、転てつ機の転換動作時に装置内部に引き込まれ、これがある程度蓄積されると、振動などの要因により移動し、移動スリット保持体、または固定スリット保持体のスリットを塞いでしまうことがある。このため、発光素子の光を受光素子が正常に受信できなくなり、ロック狂いの誤検出に至るという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2002−2483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の課題は、誤検出を防止し得るロック狂い検出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決するため、本発明に係るロック狂い検出装置は、鎖錠桿案内部と、固定スリット保持体と、パッキン部とを含む。
【0010】
転てつ機の鎖錠桿は、前記鎖錠桿案内部を介して装置に出入りする。前記固定スリット保持体は、前記鎖錠桿に取り付けられた移動スリット保持体とともにロック狂いの検出に用いられる。
【0011】
前記パッキン部は、弾性を備え、前記鎖錠桿案内部と前記固定スリット保持体の間に設けられて、先端を前記鎖錠桿案内部へ向けて傾斜している。そして、前記パッキン部の先端は、前記鎖錠桿の進入ごとに前記鎖錠桿の表面を擦る。
【0012】
本発明に係るロック狂い検出装置は、転てつ機の鎖錠桿が出入りする鎖錠桿案内部と、鎖錠桿に取り付けられた移動スリット保持体とともにロック狂いの検出に用いられる固定スリット保持体の間に、特徴的なパッキン部が設けられている。
【0013】
まず、このパッキン部の先端は、鎖錠桿の進入ごとに鎖錠桿の表面を擦るため、鎖錠桿の表面に塗布されたグリースなどの潤滑剤は、パッキン部に遮られて、固定スリット保持体、または移動スリット保持体が設けられた領域へ侵入することができない。
【0014】
また、パッキン部は、弾性を備え、先端を鎖錠桿案内部へ向けて傾斜しているから、仮に、潤滑剤が、例えば転てつ機側の案内部から内部に侵入したとしても、鎖錠桿の進出時に、パッキン部が潤滑剤を鎖錠桿案内部へと導くように弾性変形して、この鎖錠桿案内部を介して潤滑剤を外部へと排出することができる。
【0015】
したがって、本発明に係るロック狂い検出装置によれば、潤滑剤が固定スリット保持体、または移動スリット保持体のスリットを塞ぐことを抑制し、誤検出を防止し得る。
【発明の効果】
【0016】
以上述べたように、本発明によれば、誤検出を防止し得るロック狂い検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係るロック狂い検出装置と転てつ機の上面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿った断面図である。
【図4】図3の4−4線に沿った断面図である。
【図5】検出部の構造を示す側面図である。
【図6】検出部の電気的構成を示す回路図である。
【図7】パッキン部の斜視図である。
【図8】パッキン部の作用効果を描いた平面図である。
【図9】パッキン部の作用効果を描いた平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1は、本発明に係るロック狂い検出装置と転てつ機の上面図である。ロック狂い検出装置1は、転てつ機2の側部に設けられている。
【0019】
転てつ機1は、トングレール(図示省略)を定位と反位の間で転換させるものであり、トングレールと連動機構を介して接続された動作桿3及び鎖錠桿4a,4b、これらの駆動源である駆動モータ21、その駆動力を動作桿4a,4bに伝達する伝達機構を収納するケース22、鎖錠桿4a,4bを鎖錠・解錠するロックピース5a,5bなどを備えている。このうち、鎖錠桿4a,4bは、一方の側面がロック狂い検出装置1の内部に面している。
【0020】
ロック狂い検出装置1の内部構造は、図2〜図4に示されている。ロック狂い検出装置1は、鎖錠桿案内部153a,153b,154a,154bと、検出部10a,10bと、パッキン部14aとを含む。ロック狂い検出装置1の各機構は、転てつ機2の鎖錠桿4a,4bと連動した作用効果を奏する。
【0021】
鎖錠桿4b,4aは、それぞれ、定位と反位に対応して上下に配置されており、符号d1及びd2に示される方向において、定位と反位の間で一体的に移動するように構成されている。
【0022】
鎖錠桿4a,4bは、鎖錠桿案内部153a,153b,154a,154bを介して、装置内に進入し、装置外へ進出する。鎖錠桿案内部153a,153b,154a,154bは、ロック狂い検出装置1の筐体15のうち、鎖錠桿4a,4bの出入口を構成する部位である。鎖錠桿4a,4bと鎖錠桿案内部153a,153b,154a,154bの間には、およそ0.1(mm)程度の隙間が存在し、この隙間を介して、上述したように、鎖錠桿4a,4bに塗布されたグリースなどの潤滑剤が内部に向かって引き込まれる。
【0023】
各鎖錠桿4a,4bは、転換完了時にロックピース5a,5bを挿入するための切欠き41a,41bが設けられている。トングレールが定位にある場合、上部鎖錠桿4bに設けられた切欠き41bには、図3に実線で示されるように、上部ロックピース5bが挿入される。一方、トングレールが反位にある場合、下部鎖錠桿4aに設けられた切欠き41aには、図3、あるいは図4に点線で示されるように、下部ロックピース5aが挿入される。
【0024】
検出部10a,10bは、移動スリット保持体42a,42bの位置に基づいて、このロックピース5a,5bと切欠き41a,41bの間に所定の間隔が形成されていることを検知する。
【0025】
移動スリット保持体42a,42bは、螺子等の手段によって、筐体15内に面した各鎖錠桿4a,4bの側面に取り付けられている。移動スリット保持体42a,42bは、定位と反位の間で一体的に移動し、転換完了時に、各々の対応する高さ位置に設けられた固定スリット保持体11a,11bと重なるように構成されている。この固定スリット保持体11a,11bは、検出部10a,10bに組み込まれている。
【0026】
検出部10a,10bの構造は、図5に示されている。図5は、検出部10aの構造のみ示すが、検出部10bも同様の構成を備えている。検出部10aは、固定スリット保持体11aと、取り付け部材12a、13aと、発光素子121aと、受光素子131aとを含む。
【0027】
固定スリット保持体11aは、断面視でコ字形状を有し、鎖錠桿4aに取り付けられた移動スリット保持体42aの移動を許容する空隙S10を有している。空隙S10は、移動スリット保持体42aの移動方向に直線状に伸びており、その両端が開放されている。固定スリット保持体11aは、空隙S10の両側の側壁を切り欠いて形成された一対のスリットS11を有している。移動スリット保持体42aも、反位においてスリットS11と重なるスリットS42を有する。スリットS42は、各鎖錠桿4a,4bの側面から水平に延びている。
【0028】
発光素子121及び受光素子131は、例えば発光ダイオード及びフォトダイオードであり、空隙S10の両側に配置されている。より具体的には、図3及び図4からも理解されるように、発光素子121及び受光素子131は、光軸がスリットS11、S42を通り、互いに一致するように配置されている。発光素子121及び受光素子131は、取り付け部材12a、13aによって支持された基板123,133に固定されている。基板123,133の背面側には、カバー122、132が間隔を隔てて配置されており、この間隔内に絶縁樹脂124,134が充填されている。
【0029】
検出部10a,10b全体の電気的な構成は、図6に示されている。検出部10a,10bの各発光素子121a,121bは、直列接続され、電源に接続されている。一方、検出部10a,10bの各受光素子131a,131bは、直列接続され、受信した信号を増幅する増幅部に接続されている。
【0030】
トングレールが定位にある場合、図示されるように、上部鎖錠桿4bの移動スリット保持体42bは、上部固定スリット保持体11bの空隙S10に入り込んでおり、他方、下部鎖錠桿4aの移動スリット保持体42aは、固定スリット保持体11aの空隙S10から退出している。一方、トングレールが反位にある場合、上部鎖錠桿4bの移動スリット保持体42bは、上部固定スリット保持体11bの空隙S10から退出しており、他方、下部鎖錠桿4aの移動スリット保持体42aのスリットS42は、固定スリット保持体11aの空隙S10に入り込んでいる。
【0031】
いずれの場合も、発光素子121a,121bと受光素子131a,131bの間において、それぞれ、光軸L1,L2に沿って光信号が送受信される。このような構成を備えることにより、検出部10aは、固定スリット保持体11a,11bのスリットS11と、移動スリット保持体42a,42bのスリットS42とが重なっているときに、両スリットS11、S42を通過する発光素子121a,121bからの光量を、受光素子131a,131bによって検出し、受光素子131a,131bによって検出された光量が基準値よりも低い場合に、ロック狂いを生じたとして、警報を出力することができる。
【0032】
しかし、上述したように、グリースなどの潤滑剤が、固定スリット保持体11a,11bのスリットS11、または移動スリット保持体42a,42bのスリットS42にを塞いでしまうと、ロック狂い検出の警報を誤って出力してしまうことになる。
【0033】
したがって、これを回避すべく、本願発明に係るロック狂い検出装置1には、特徴的なパッキン部14a,14bが設けられている。図7は、パッキン部14a,14bの斜視図である。
【0034】
パッキン部14a,14bは、例えばゴムからなる弾性部材からなり、鎖錠桿4a,4bの表面を擦るへら部142と、へら部142を支持する平板状の基部141とを含む。基部141は、螺子孔144が設けられ、図4に示されるように、鎖錠桿案内部153aと固定スリット保持体11aの間において、筐体15内に設けられた窪み152の壁面に螺子Mで固定されている。図3に示すように、鎖錠桿案内部154bと固定スリット保持体の間11bにも、同様にパッキン部14bが設けられている。もっとも、パッキン部を、他の鎖錠桿案内部154a,153bの近傍に追加して設けても良い。
【0035】
へら部142は、基部141のほぼ中央から延在し、その先端143を鎖錠桿案内部153aへ向けて傾斜させるように形成されている。先端143は、移動スリット保持体42a,42bが取り付けられた鎖錠桿4a,4bの側面43に当接している。このため、へら部142の先端143は、鎖錠桿案内部153aを介して鎖錠桿4a,4bが進入するごとに、その側面43を擦る。
【0036】
したがって、へら部142は、図8に示されるように、鎖錠桿4aが装置へ進入するとき(方向d2参照。)、鎖錠桿4aの側面43に塗布されたグリースなどの潤滑剤6が装置内、とりわけ固定スリット保持体11a近傍の領域に侵入することを阻止する。このため、スリットS11、42が潤滑剤6により塞がれて、発光素子121aと受光素子131aの光軸L1が遮蔽されることはない。しかも、侵入を阻止された潤滑剤6は、へら部142と基部141の間の隙間S14に好適に収容されるから、他部分に溢れ出すこともない。
【0037】
パッキン部14a,14bの効果はこれに留まらない。パッキン部14a,14bは、仮に、転てつ機側の案内部などから、潤滑剤6が装置内に侵入してしまった場合においても有効である。
【0038】
すなわち、パッキン部14a,14bは、へら部142が鎖錠桿案内部153aのほうへと傾斜しているため、図9に示されるように、鎖錠桿4aが装置から進出するとき(方向d1参照)、弾性変形により、鎖錠桿4aの側面43に蓄積された潤滑剤6を装置外に排出する。ここで、弾性変形を容易にするため、へら部142は、その厚みが先端143に向かって減少するように形成されると好適である。ここまで述べた作用効果は、図面との関係上、パッキン部14aについて示されているが、他方のパッキン部14bについても同様であることは言うまでもない。さらに、本実施形態では、パッキン部14a,14bを鎖錠桿4a,4bの側面43と対向する壁面に設けるようにしたが、これに加えて、鎖錠桿4a,4bの上面に対向する壁面にもパッキン部を設けても良い。
【0039】
これまで述べたように、本発明に係るロック狂い検出装置1は、転てつ機2の鎖錠桿4a,4bが出入りする鎖錠桿案内部153a,154bと、鎖錠桿4a,4bに取り付けられた移動スリット保持体42a,42bとともにロック狂いの検出に用いられる固定スリット保持体11a,11bの間に、特徴的なパッキン部14a,14bが設けられている。
【0040】
まず、このパッキン部14a,14bの先端143は、鎖錠桿4a,4bの進入ごとに鎖錠桿4a,4bの表面43を擦るため、鎖錠桿4a,4bの表面に塗布されたグリースなどの潤滑剤6は、パッキン部14a,14bに遮られて、固定スリット保持体11a,11b、または移動スリット保持体42a,42bが設けられた領域へ侵入することができない。
【0041】
また、パッキン部14a,14bは、弾性を備え、先端143を鎖錠桿案内部153a,154bへ向けて傾斜しているから、仮に、潤滑剤6が、例えば転てつ機側の案内部から内部に侵入したとしても、鎖錠桿4a,4bの進出時に、パッキン部14a,14bが潤滑剤を鎖錠桿案内部153a,154bへと導くように弾性変形して、この鎖錠桿案内部153a,154bを介して潤滑剤6を外部へと排出することができる。
【0042】
したがって、本発明に係るロック狂い検出装置1によれば、潤滑剤6が固定スリット保持体11a,11b、または移動スリット保持体42a,42bのスリットS11,S42を塞ぐことを抑制し、誤検出を防止し得る。
【0043】
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
【符号の説明】
【0044】
1 ロック狂い検出装置
11a,11b 固定スリット保持体
14a,14b パッキン部
141 基部
142 へら部
143 先端
2 転てつ機
4a,4b 鎖錠桿
42a,42b 移動スリット保持体
153a,153b,154a,154b 鎖錠桿案内部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
鎖錠桿案内部と、固定スリット保持体と、パッキン部とを含むロック狂い検出装置であって、
転てつ機の鎖錠桿は、前記鎖錠桿案内部を介して装置に出入りし、
前記固定スリット保持体は、前記鎖錠桿に取り付けられた移動スリット保持体とともにロック狂いの検出に用いられ、
前記パッキン部は、弾性を備え、前記鎖錠桿案内部と前記固定スリット保持体の間に設けられて、先端を前記鎖錠桿案内部へ向けて傾斜しており、
前記パッキン部の先端は、前記鎖錠桿の進入ごとに前記鎖錠桿の表面を擦る、
ロック狂い検出装置。
【請求項2】
請求項1に記載されたロック狂い検出装置であって、
前記パッキン部は、前記移動スリット保持体が取り付けられた表面を擦る、
ロック狂い検出装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載されたロック狂い検出装置であって、
前記パッキン部は、前記鎖錠桿の表面を擦るへら部と、前記へら部を支持する平板状の基部とを含む、
ロック狂い検出装置。
【請求項4】
請求項3に記載されたロック狂い検出装置であって、
前記基部は、前記鎖錠桿の表面と対向する壁面に固定されている、
ロック狂い検出装置。
【請求項5】
請求項1乃至4に記載されたロック狂い検出装置であって、
前記パッキン部は、ゴムからなる、
ロック狂い検出装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−206652(P2012−206652A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−74964(P2011−74964)
【出願日】平成23年3月30日(2011.3.30)
【出願人】(000004651)日本信号株式会社 (720)
【Fターム(参考)】