説明

ワイパーブレード

【課題】 本発明は、ワイパーブレードに関する。
【解決手段】本発明の実施例によると、ワイピング面を直接ワイピングするワイパーストリップ600、前記ワイパーストリップ600を支持するレバー組立体500、及び前記レバー組立体500を収容するカバー部400を備えるが、前記カバー部400は、固定カバー部410、及び前記固定カバー部410に対してピボット可能な一つ以上の可動カバー部420を備え、前記固定カバー部410と前記可動カバー部420間の間隙が最小化される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイパーブレードに関するものであって、より詳細には、自動車の走行時に安全なワイピングが可能なワイパーブレードに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、ワイパーブレードは、自動車の運行中に異物質や雪又は雨を除去してドライバーの前方視界が妨害されるのを予防するためのものであって、ワイパーアームによって連結されたリンク装置をモーターが駆動することにより、扇状に反復的な往復運動をする。
【0003】
従来のワイパーブレードはトーナメント型であって、金属材のレバーを連結してなるレバー組立体を備える。前記レバー組立体は、バッキングプレートが設けられたワイパーストリップを複数個のトーナメントレバーがワイパーストリップを屈曲させて、自動車ガラスの曲率に追従するようになっている。
【0004】
このようなワイパーブレードは、自動車の高速走行時にガラス面に作用する空気の圧力によってワイパーブレードが浮き上がったり(lifting)、ガタツキ(chattering)が発生する問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】韓国公開特許10−2010−0064983(2010.6.15 公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、自動車の高速走行時の浮上りやガタツキを防止することができるワイパーブレードを提供することにある。
【0007】
本発明によれば、中央カバー部とサイドカバー部間の間隙が最小化されるワイパーブレードを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によるワイパーブレードは、ワイピング面を直接ワイピングするワイパーストリップ600、前記ワイパーストリップ600を支持するレバー組立体500、及び前記レバー組立体500を収容するカバー部400を備えている。前記カバー部400は、固定カバー部410、及び前記固定カバー部410に対してピボット可能な一つ以上の可動カバー部420を備え、前記可動カバー部420がピボットされるとき、前記固定カバー部410と前記可動カバー部420との間の間隙が最小化されるようにする。
【0009】
実施例によれば、前記固定カバー部410の先端は、前記ワイパーブレード10の先端方向に凸の形状に形成され、前記可動カバー部420の中心方向先端は、前記ワイパーブレード10の先端方向に凹んだ円形に形成される。
【0010】
実施例によれば、前記固定カバー部410の先端の少なくとも一部の曲率中心と、前記可動カバー部420の中心方向先端の少なくとも一部の曲率中心とが同一である。
【0011】
実施例によれば、前記レバー組立体500は、前記ワイパーストリップ600を支持する少なくとも一対の第1レバー510と、前記第1レバー510とそれぞれヒンジ結合し且つ前記カバー部400に結合される一対の第2レバー520とを備える。
【0012】
実施例によれば、前記第2レバー520は、前記固定カバー部410と結合する前記第2レバー520の回転軸である貫通孔524を備え、前記貫通孔524は、前記可動カバー部420及び前記第2レバー520の回転中心である。
【0013】
実施例によれば、前記カバー部400は、前記カバー部400の上側に先端を形成して全体的に前記ワイパーストリップ600方向に凹むように前記カバー部400と一体に形成されるフィン部415、425を備える。
【発明の効果】
【0014】
本発明によると、浮上りやガタツキの防止が可能なワイパーブレード組立体を提供することができる。
【0015】
本発明によると、中央カバー部とサイドカバー部間の間隙が最小化され、空気の流れによる浮上り(lifting)が防止されて、外観が向上したワイパーブレードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明によるワイパーブレードの全体構成を示す正面図。
【図2】本発明によるワイパーブレードの全体構成を示す斜視図。
【図3a】本発明によるワイパーストリップの一端を示す斜視図。
【図3b】本発明によるワイパーストリップの他端を示す斜視図。
【図4】本発明によるワイパーブレードのカバー部とレバー組立体を示す正面分解図。
【図5】本発明によるワイパーブレードのカバー部とレバー組立体とを分離して示す斜視図。
【図6】本発明によるワイパーブレードのカバー部とレバー組立体の正面透視図。
【図7a】図6のVCに対する軸方向の断面図。
【図7b】図6のVBに対する軸方向の断面図。
【図7c】図6のVAに対する軸方向の断面図。
【図7d】図6のIVCに対する軸方向の断面図。
【図7e】図6のIVBに対する軸方向の断面図。
【図7f】図6のIVAに対する軸方向の断面図。
【図8a】本発明によるワイパーブレードの連結ホルダー部を上から見た平面図。
【図8b】本発明によるワイパーブレードの連結ホルダー部の正面図。
【図8c】本発明によるワイパーブレードの連結ホルダー部の分解斜視図。
【図9a】本発明によるワイパーブレードの中央カバー部とサイドカバー部の連結部位を示す正面透視図。
【図9b】本発明によるワイパーブレードのサイドカバー部が回転する時の中央カバー部とサイドカバー部の連結部位を示す正面透視図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、添付された図面を参照して、本発明に関して詳細に説明する。本発明の構成要素のうち、従来技術によって当業者が明確に把握することができ、容易に再現することができるものに関しては、本発明の要旨を不明確にしないために、その具体的な説明を省略する。
【0018】
ワイパーブレード組立体の全体的な構成
図1及び図2は、本発明によるワイパーブレードを示す正面図及び斜視図である。
【0019】
図1及び図2を参照すると、本発明によるワイパーブレード10は、車両のガラス窓面に密着して車両のガラス窓面をワイピングするワイパーストリップ600と、トーナメント型に連結されてワイパーストリップ600を支持するレバー組立体500と、レバー組立体500を収容するカバー部400とを備える。
【0020】
以下では、図1及び図2に示されているワイパーブレードについて詳細に説明する。
【0021】
ワイパーブレード10は、ワイパーアーム(図示せず)の先端に連結され、車両ガラス30のガラス面(ワイピング面)30aに対してワイパーアームから加圧力を受ける。ワイパーアームは、ワイパーモーター(図示せず)によって所定角度で往復回転し、前記ワイパーブレード10は、車両ガラス30のガラス面30aにおいて所定角度の範囲でワイピングする。
【0022】
図3a及び図3bは、それぞれワイパーストリップ600の一端部及び他端部を示す部分斜視図である。
【0023】
図1、図2、図3a及び図3bに示されているように、前記ワイパーブレード10は、ワイパーストリップ600に装着される二つのバッキングプレート700をさらに備える。前記レバー組立体500は、複数の第1レバー510と複数の第2レバー520とを備える。本発明の詳細な説明においては、説明の便宜のため、一対の第1レバー510と一対の第2レバー520とからなるワイパーブレード10について説明する。
【0024】
図1、図2、図3a及び図3bを参照すると、前記ワイパーストリップ600は、直接ガラス面30aに接触してワイピングを行うワイピングリップ(lip)部620と、前記レバー組立体500に支持されるベース部610とを備える。前記ワイパーストリップ600は、自動車のガラスに摺動接触するように配置されて、そのガラス表面の異物質を除去する。前記ワイパーストリップ600は長手方向に長く延び、弾性材料すなわちゴム材のような弾性材料又は弾性合成材料からなる。
【0025】
前記ベース部610は、レバー組立体500の第1レバー510及び第2レバー520の締結具511、521により支持される。前記締結具511、521はヨーク形状であってもよい。前記ベース部610及びワイピングリップ部620は、ワイパーストリップ600の長手方向に連続するように延びる。前記ベース部610には、その長手方向に互いに平行な、二つのバッキングプレートが収容され得る収容溝630が延びる。スプリング特性を有する長方形金属材プレートである二つのバッキングプレート700は、二つのバッキングプレート収容溝630のそれぞれに収容される。保持部640は、前記締結具511、521が摺動方式で収容される部分である。
【0026】
図3aに示されている前記ワイパーストリップ600一端の保持部640は、前記締結具511、521が収容されるように開放型であるが、図3bに示されている他端は、第2レバーの第2締結具521の長手方向の動きを制限するように形成される。すなわち、前記第2レバー520の第2締結具521のうちの一つは、前記保持部640の他端にのみ設けられたスロープ641の壁と結合部642により制限される。また、前記第2締結具521の長手方向の動きは、突起部611により制限される。
【0027】
バッキングプレート700は、前記ワイパーリップ部620に弾性と剛性を印加する。ワイパーアームから加圧力が加えられた場合、この加圧力は、前記レバー組立体500を介して前記ワイパーストリップ600に分配される。この時、前記加圧力は、前記バッキングプレート700により前記ワイパーストリップ600の長手方向に分散する。したがって、前記バッキングプレート700は弾性を有し、前記ワイパーストリップ600の形状を保持するための剛性を有さなければならない。前記バッキングプレート700及びバッキングプレート収容溝630は、ワイパーストリップの剛性又は弾性の程度に応じて複数設けられてもよい。
【0028】
以下、本発明によるワイパーブレードの実施例について説明する。
【0029】
ワイパーブレードの実施例
図4は、本発明によるワイパーブレードのカバー部とレバー組立体を示す正面分解図である。
【0030】
図5は、本発明によるワイパーブレードのカバー部とレバー組立体とを分離して示す斜視図である。
【0031】
図1、図2、図4及び図5を参照すると、前記レバー組立体500は、本発明の一実施例によると、一対の第1レバー510と、前記第1レバー510とヒンジ結合され、前記カバー部400に結合される一対の第2レバー520とを備える。
【0032】
前記第1レバー510は、前記第2レバー520のワイパー中心方向先端と結合するが、前記第1レバー510の結合軸に対して回転可能にヒンジ結合する。
【0033】
本発明の実施例によると、前記第1レバー510は、前記ワイパーブレード10の中央から所定距離だけ離れた位置に設けられてもよい。前記第2レバー520は一端が前記第1レバー510とヒンジ結合され、中央部はカバー部400に結合され、他端はワイパーストリップ600を支持する。すなわち、一対の第1レバー510が4点、一対の第2レバー520が2点を支持する6点支持構造を有してもよい。ワイパーブレード10が二対の第1レバー510と一対の第2レバー520からなる場合には、第2レバー520のそれぞれは一対の第1レバー510とヒンジ結合し、第2レバー520のそれぞれの中央部はカバー部400と結合することになる。この時、二対の第1レバー510がワイパーストリップ600を8点支持してもよい。
【0034】
前記第1レバー510は、ワイパーストリップ600の前記ベース部610を支持する。本発明の実施例によると、前記第1レバー510は、前記ワイパーストリップ600のベース部610を摺動可能に支持することができる。
【0035】
図1、図2、図3a及び図3bを参照すると、前記ガラス面30aとの曲率を一致させるため、前記バッキングプレート700が曲率を有してもよい。実施例によると、第1レバー510、第2レバー520によりワイパーブレード10の曲率が保持される場合、バッキングプレート700の曲率はないこともある。レバー組立体500及びカバー部400は、ワイパーアームから印加される加圧力を前記ワイパーストリップ600に分配する。
【0036】
前記一対の第1レバー510は、それぞれ二つの第1締結具511、第1貫通孔512、二つのアーム部513を備える。
【0037】
前記第1レバー510は、金属板材をプレス加工して長手方向に延びる山折り部(mountain fold)を有するように形成される。前記第1レバー510は、中央が前記カバー部400側に凸のアーチ状に形成される。前記第1レバー510は、下部側に開放されたU字型の断面を有して形成される。
【0038】
前記第1レバー510の前記第1貫通孔512は、前記第2レバー520とのヒンジ結合のために前記第1レバー510の中央に形成されてもよい。前記第1貫通孔512は、前記第1レバーの幅方向に貫通している。前記第1貫通孔512は、後述する第2レバー520の第2貫通孔522と結合される部位である。第1貫通孔512と第2貫通孔522との間には第2スペーサ532が嵌合し、第1貫通孔512と第2貫通孔522との結合を強化する。第1レバー510の両端には、ワイパーストリップ600を支持するための第1締結具511が形成される。前記第1締結具511は、前記ワイパーストリップ600を摺動可能に支持することができる。
【0039】
つまり、本発明の実施例によるワイパーブレードのレバー組立体は、一つの第1レバー510と一つの第2レバー520とを備える左右対称の二つの部分から形成され、それぞれの第2レバー520は、カバー部400を介して連結される。すなわち、樹脂材であるカバー部400が、金属材であるレバーの役割をすることにより、ワイパーブレード10全体の重さを減らし、また、ワイパーブレード10の外観形状の自由度を増加させることができる。
【0040】
図6は、前記ワイパーブレード10の前記カバー部400及びレバー組立体500と、ワイパーストリップ600との結合状態を前面から見た透視図である。
【0041】
図7a〜図7fは、図6のVC〜IVAに対する軸方向の断面図である。
【0042】
図7a〜図7fを参照すると、第1レバー510の横方向中心線はL2であり、第2レバー520の先端部の横方向長さの中心はL2と一致する。以下、L2をレバー組立体500の横方向中心線とする。レバー組立体500の横方向中心線L2は、ワイパーストリップ600の横方向中心線L1からオフセットされている。前記第1レバー510の第1締結具511はヨーク形状であってもよい。
【0043】
図6のIVCに対する軸方向断面を示した図7dに示されているように、前記第1締結具511の横方向中心線は、ワイパーストリップ600の横方向中心線L1と一致する。
【0044】
図4及び図5に示されているように、第2レバー520は、ワイパーアームによる加圧力を前記第1レバー510に伝達する。また、第2レバー520はワイパーストリップ600を支持する。第2レバー520は、カバー部400と結合してワイパーブレード10の全体形状を保持する。
【0045】
一対の第2レバー520のそれぞれは、ワイパーストリップ600を支持するための第2締結具521、前記第1レバー510とのヒンジ結合のための第2貫通孔522、二つのアーム部523a、523b、並びに前記中央カバー部(固定カバー部)410と結合するための第3貫通孔524、前記カバー部400のサイド(side)カバー部(可動カバー部)420との結合のための第1連結溝525及び第2連結溝526を備えている。
【0046】
第2レバー520は、前記カバー部400側に凸のアーチ状に形成される。第2レバー520は下部側に開放されたU字型の断面を有して形成されている。したがって、第2レバー520の中心方向アーム部523aは、第1レバー510の一部を収容することができる。第2レバー520の断面の下部側と第1レバー510の断面がすべてU字型なので、第1レバー510の一部が第2レバー520に収容されるとき、第1レバー510と第2レバー520の遊隙を減らすことができる。したがって、ワイパーブレード10をガラス面により一層密着させて、ワイピング性能を良好にすることができる。
【0047】
前記アーム部523は、ワイパー中心方向アーム部523aと先端方向アーム部523bを備える。前記ワイパー中心方向アーム部523aには第2貫通孔522が形成され、前記第1レバー510とヒンジ結合する。前記第2貫通孔522は、前記第2レバー520の一端に形成されてもよい。
【0048】
図7eに示されているように、第1貫通孔512と第2貫通孔522には第1連結ピン551が貫通し、第1レバー510と第2レバー520を結合させる。また、図7dに示されているように、第3貫通孔524には第2連結ピン552が貫通し、第2レバー520とカバー部400を結合させる。
【0049】
前記第2レバー520の先端方向アーム部523bには、前記カバー部400との結合のための第1連結溝525及び第2連結溝526、並びにワイパーストリップを支持するための第2締結具521が形成される。図示されていないが、前記第2締結具521の横方向中心線は、前記第1レバー510の第1締結具511と同様にワイパーストリップ600の横方向中心線L1と一致する。前記第2締結具521はヨーク形状であってもよい。また、前記第2レバー520には、前記カバー部400とのヒンジ結合のための第3貫通孔524が形成される。
【0050】
図4に示されているように、前記第2レバー520は、前記カバー部400との結合のための第1スペーサ531、スペーサクリップ530をさらに備えてもよい。前記スペーサクリップ530の下端部で、中央カバー部410の長手方向に外側にリブ(rib)530bが形成される。前記スペーサクリップ530は、前記リブ530bが中央カバー部410のスロット(slot)413aに摺動方式で結合してもよい。前記リブ530bが中央カバー部410のスロット413aに結合すると、弾性係止爪530aがスロット413aの終端部に係止することにより、スペーサクリップ530が後方への動きを拘束して結合を強化する。
【0051】
図4、図5及び図7dを参照すると、第2レバー520の第3貫通孔524が位置する部分には第1スペーサ531が設けられ、前記第1スペーサ531と中央カバー部410との間にスペーサクリップ530が設けられる。第1スペーサ531は前記第2レバー520と前記カバー部400間のヒンジ結合構造を強化すると同時に、第2レバー520をより一層加圧してワイパーストリップ600のガラス面30aに対する密着力を向上させる。前記スペーサクリップ530は横方向断面がアーチ状であり、長手方向に前記第1スペーサ531を覆う長方形で形成される。前記スペーサクリップ530の下端部で、中央カバー部410の長手方向に外側にリブ(rib)530bが形成される。
【0052】
前記スペーサクリップ530は、前記リブ530bが中央カバー部410のスロット(slot)に摺動方式で結合してもよい。前記スペーサクリップ530は、中央カバー部410が前記第2レバー520と安定して連結されるようにする。前記第1スペーサ531と前記スペーサクリップ530とは一体で動き、これにより、前記第2レバー520の回動が円滑になる。樹脂材である第1スペーサ531は、金属材である第2レバー520とスペーサクリップ530との摩擦による摩耗を防止し、第2レバー520に対するスペーサクリップ530の加圧をより一層向上させることができる。
【0053】
第2スペーサ532は、第1レバー510と第2レバー520とがヒンジ結合する部位に挿入されて、第2レバー520と第1レバー510との結合を強化することができる。
【0054】
図9aは、本発明によるワイパーブレードの中央カバー部とサイドカバー部との連結部位を示す正面透視図である。
【0055】
図9bは、本発明によるワイパーブレードのサイドカバー部が回転する時の中央カバー部とサイドカバー部との連結部位を示す正面透視図である。
【0056】
図4、図5、図6、図7d、図9a及び図9bを参照すると、前記中央カバー部410は、両端部でそれぞれ前記第2レバー520とヒンジ結合する。前記中央カバー部410の先端内側において、第2連結ピン552は前記第2レバー520の第3貫通孔524を貫通する。第2連結ピン552によって第1スペーサ531とスペーサクリップ530も共に貫通して連結される。前記第3貫通孔524は、第2レバー520及びサイドカバー部420の回転軸である。前記中央カバー部410の先端は、前記ワイパーブレード10の先端方向に凸の円形に形成されてもよく、前記サイドカバー部420の中央カバー部410側先端は、前記ワイパーブレード10の先端方向に凹んだ円形に形成されてもよい。中央カバー部410の円形先端の少なくとも一部と前記サイドカバー部420の円形先端の少なくとも一部との曲率中心は同一でもよい。また、前記二つの円形先端の曲率中心は、第3貫通孔524と一致してもよい。
【0057】
図9a及び図9bに示されているように、前記中央カバー部410と前記サイドカバー部420とが互いに同じ曲率中心を有する円形構造で噛み合う状態でサイドカバー部420がピボットされる場合、すなわち、サイドカバー部420が中央カバー部410に対して回転する場合、中央カバー部410とサイドカバー部420との間の間隙が最小化されてもよい。したがって、前記カバー部400内部のレバー組立体500が外部から見えず、外観が良好な効果がある。また、空気が通り抜ける空間が一定に保持され、空気の流れによる浮上り(lifting)が防止される効果がある。サイドカバー部420が一定の角度以上回転することになれば、サイドカバー部420と中央カバー部410との上端は、当接形成されて一定の角度以上の回転を防止することができる。これにより、サイドカバー部420の離脱が防止される。
【0058】
図5に示されているように、前記第3貫通孔524と前記第1レバー510の先端側第1締結具511とは、ワイパーブレード10の先端から同一の距離ほど離隔して形成されてもよい。すなわち、第2レバー520の回動軸は、第1レバー510の先端側第1締結具511と同一線上に位置することになる。先端から第3貫通孔524までの距離が第1締結具511までの距離よりも近ければ、第2締結具521に過度な荷重が分布し、第1締結具511には相対的に荷重が少なくなることになる。したがって、第1締結具511は、ガラス面に所定の圧力を加えられなくなり、第1締結具511のワイピング性能が低下する。反対に、先端から第1締結具511までの距離が第3貫通孔524までの距離よりも近ければ、第2締結具521に十分な荷重が伝えられなくなり、第2締結具521のワイピング性能が低下する。
【0059】
この時、第1レバー510の複数の締結具511と第2レバー520の締結具521とは、等間隔でワイパーストリップ600を支持することができる。この場合、前記第2レバー520の締結具521に印加される加圧力は、第1レバー510の締結具511に印加される加圧力よりも大きく、前記ワイパーストリップ600のワイピングにおいて、ワイパーの浮上り及びガタツキを防止して効果的なワイピングが可能である。
【0060】
図6を参照すると、前記カバー部400は、前記レバー組立体500を収容するとともに、前記ワイパーアームからの加圧力を前記レバー組立体500に分配し、前記ワイパーストリップ600のガラス面に対する密着力を向上させるための手段である。
【0061】
図4、図5及び図6に示されているように、前記カバー部400は、中央カバー部410と二つのサイドカバー部420とを備える。前記カバー部410、420は、本発明のフィン部(finned section)415、425を備え、中央カバー部410に形成されたフィン部である中央フィン部415の上側先端である中央フィン部上側先端411とサイドカバー部420に形成されたサイドフィン部425の上側先端であるサイドフィン部上側先端421とは、前記カバー部400のフィン部415、425の上側先端を構成する。
【0062】
前記サイドカバー部420は、中央カバー部410の両端部にそれぞれ位置する。前記中央カバー部410及び前記サイドカバー部420はそれぞれ樹脂材から成り、所定の剛性を有する。
【0063】
また、前記中央カバー部410とサイドカバー部420とは結合してカバー部400を構成し、カバー部400はワイパーブレード10の長手方向に延びる。前記カバー部400の長手方向の長さは、前記レバー組立体500の長手方向の長さより長く形成される。前記カバー部400は前記ワイパーストリップ600とともに一体的な外観を提供する。
【0064】
図7a〜図7eを参照すると、第2レバー520の一部分である断面の第1連結溝525、先端方向アーム部523b、及び第2連結溝526を備える第2レバー520全体の断面は、下部空間が台形状に形成される。したがって、ワイパーブレード10が自動車のガラス面をワイピングする時、ワイピング方向が変わるにつれ、ワイパーブレード10に伝達される捻れモーメントに対してワイパーブレード10の耐久性が強化される効果がある。
【0065】
図8aは、本発明によるワイパーブレードの連結ホルダー部を上から見た平面図である。
【0066】
図8bは、本発明によるワイパーブレードの連結ホルダー部の正面図である。
【0067】
図8cは、本発明によるワイパーブレードの連結ホルダー部の分解斜視図である。
【0068】
図1、図2、図4、図5、図8a、図8b及び図8cを参照すると、前記中央カバー部410は、前記ワイパーアームとの連結のための連結ホルダー部412、一対の第1レバーカバー部413、及び一対の中央フィン部415を備え、一対の中央フィン部415にはそれぞれ中央フィン部上側先端411が形成されている。
【0069】
図5に示されているように、前記連結ホルダー部412は、中央カバー部410の略中央に位置し、下部にレバー組立体500を収容せず、ワイパーアームとの結合のための開口部412aが形成されてもよい。
【0070】
前記第1レバーカバー部413は、前記第1レバー510の全体をカバーするように前記連結ホルダー部412の両端部にそれぞれ配置される。
【0071】
前記中央カバー部410は、ワイパーアーム側へ凸のアーチ状に形成されるので、レバー組立体500に外力を印加することで間接的にワイパーストリップ600を車両のガラス面に密着させる。
【0072】
図5、図8a、図8b及び図8cに示されているように、前記連結ホルダー部412は、内部に金属材のレバーを収容しないため、形状の自由度が増加する。すなわち、連結ホルダー部412にはフィン部の形成が有利である。すなわち、連結ホルダー部412の外側形状も、車両の走行時に走行風に伴う加圧力をワイパーブレード10全体で効率的に分配されるように連結ホルダー部フィン部415aを形成することができる。連結ホルダー部フィン部415aは、前記カバー部400の先端部で空気の流れを分散させてワイパーブレード10の浮上りを防止する。
【0073】
図7d、図7e、及び図7fを参照すると、中央カバー部410の断面には、内側の各頂点部分に皮肉部416が設けられる。これにより、中央カバー部410は、捻れモーメントに対する抵抗力の増加及び剛性が増加する。内側構造物の遊隙を防止するために中央カバー部410の内側にリブ417が設けられる。
【0074】
前記リブ417は中央カバー部410の内側に形成され、中央カバー部410に収容される第1レバー510との遊隙を減らし、第1レバー510の側面の動きを制限して安定したワイピングを可能にする。
【0075】
図8a及び図8cを参照すると、前記連結ホルダー部412は平行な側壁を備えるように形成され、前記連結ホルダー部412の横方向中心は、ワイパーストリップ600の横方向中心線L1と一致する。前記連結ホルダー部412の車両前方側の外側は、下端部に連結ホルダー部フィン部415aを備えていてもよい。前記連結ホルダー部フィン部415aの上側先端は、前記連結ホルダー部412の下端部から始まって、前記ワイパーブレード10の両端部方向に行くほどカバー部400の上側先端である中央フィン部上側先端411と出会う曲線の一部をなしている。したがって、中央カバー部410に形成された中央フィン部415は、第1レバーカバー部413と連結ホルダー部412とに一体に形成されるフィン部を形成し、走行風による加圧力をカバー部400の全体に伝達することが容易である。
【0076】
車両前方の前記連結ホルダー部412の内側には、前記コネクタ(図示せず)と結合される前記アダプター部(図示せず)が設けられてもよい。前記連結ホルダー部412の開口部412aは、角の形状がラウンディング処理されて連結ホルダー部412の開口部412aに集中する応力を中央カバー部410の第1レバーカバー部413に伝達する。
【0077】
図8aを参照すると、前記連結ホルダー部412は、連結クリップ412bを介して前記ワイパーアームの先端部に回転可能に連結されてもよい。
【0078】
前記連結クリップ412bは、前記連結ホルダー部412とコネクタ(図示せず)を連結するための構成要素である。本発明の前記連結クリップ412bは、従来の素材よりも耐久性が強く、フレキシブル(flexible)な素材で形成される。連結クリップ412bが耐久性の強い素材からなっているため、ワイパーアームと連結クリップ412bの摩擦による連結クリップ412bの破損を防止することができる。連結クリップ412bは、ワイピング動作時に捻れによる応力とモーメントが最も多く印加される部分である。したがって、連結クリップ412bの素材を耐久性が強くフレキシブルな素材にすることによって、連結ホルダー部に印加される捻れモーメント及び応力に対する抵抗性を高めることができる。連結クリップ412bは前記カバー部400よりフレキシブルであり、連結ホルダー部412内側に挿入しても連結ホルダー部412の突出がない。したがって、外観に影響がなく、前記フィン部415、425の形状の一体性を保持することができる。結果的に、前記のような連結クリップ412bは、カバー部400が樹脂材からなる場合、カバー部400の剛性を補完する役割をすることができる。
【0079】
図4、図5、図7e、図7f、図8a、図8b及び図8cを参照すると、第1レバーカバー部413は、中央カバー部410両端に位置し、ワイパーブレード10の長手方向に延びる。前記第1レバーカバー部413は下部側に開放部を有し、その開放部は、前記第1レバー510が収容されるようにU字型に形成される。第2レバー520の中心方向アーム部523aは、第1レバー510の一部を収容する。前記第1レバーカバー部413は、前記第2レバー520の中心方向アーム部523aを収容する。前記中央カバー部410の中央フィン部415は、連結ホルダー部に形成された連結フォルダー部フィン部415aと第1レバーカバー部413に形成された第1レバーカバー部フィン部415bとを備える。連結ホルダー部フィン部415a及び第1レバーカバー部フィン部415bは、中央フィン部415を一体に形成している。前記連結ホルダー部フィン部415aは、前記ワイパーブレード10の連結ホルダー部412に形成され、車両前方からの走行風を左右に分散する。前記連結ホルダー部フィン部415aは、前記連結ホルダー部412の下部側から前記ワイパーブレード10の両先端部にそれぞれ延びる形態で形成される。前記第1レバーカバー部フィン部415bは、前記第1レバーカバー部413に形成され、走行風を左右または上側へ流れるようにする。
【0080】
前記第1レバーカバー部413は、中央フィン部415が一体に形成される。走行車両に加えられる走行風を受けることによって、ガラス面に対してワイパーストリップ600を加圧する加圧力を発生させる中央フィン部415は、傾斜面に形成される。
【0081】
図4、図5、図6、図7a、図7b及び図7cを参照すると、前記サイドカバー部420は、前記第2レバー520の少なくとも一部を収容する部分である。前記サイドカバー部420は下部側に開放部を有し、その開放部は、前記第2レバー520が収容されるようにU字型に形成される。図7a、図7b及び図7cに示されているように、前記サイドフィン部425の上側先端であるサイドフィン部上側先端421は、ワイパーストリップ600の横方向中心線L1からその横方向中心線L1の横方向一側に所定距離をおいてオフセットされた形状である。
【0082】
前記サイドカバー部420は、前記第1レバーカバー部413のフィン部415bから延びるサイドフィン部425を備える。前記サイドカバー部420は、前記第2レバー520の先端方向アーム部523bを収容する。
【0083】
前記サイドフィン部425は、ワイパーブレード10の中心線からオフセットされているサイドフィン部上側先端421からワイパーストリップ600方向に凹むように形成される。サイドカバー部420は、内側下部に第2レバー520を収容することができる空間が形成されていなければならない。したがって、サイドカバー部420の内側下部は、第2レバー520が収容されるように所定の深さを有さなければならない。サイドフィン部上側先端421が車両の後方側に形成されれば、サイドカバー部420の内側下部に形成された収容空間の深さが浅くなって、第2レバー420が完全に収容されない。本発明の実施例においては、第2レバー420を完全に収容し、第2レバー420の揺れを防止して安定したワイピングが可能なように、サイドフィン部上側先端421が前記ワイパーストリップ600の中心線L1から車両前方にオフセットされている。
【0084】
また、図7a〜図7cに示されているように、前記サイドフィン部425のオフセットdは、前記サイドカバー部420の先端側に行くにつれて一定に保持される。したがって、走行風はワイパーブレード10の上側に流れるようになる。これにより、ワイパーブレード10の浮上り及びガタツキが防止される。
【0085】
すなわち、車両走行時の走行風は、前記ワイパーブレード10の中央部分で前記フィン部415、425に従いカバー部400の左右及び上部に流れるようになる。これにより、前記フィン部415、425の上側先端411、421が、ワイパーブレード10の横方向中心線L1から車両前方側へオフセットされ、フィン部415、425の横方向の長さが相対的に短くてもワイパーブレード10は良好なワイピング性能を保持する。
【0086】
図4を参照すると、前記サイドカバー部420は、前記第2レバー520を支持することができる支持突起422を備える。前記第2レバー520は、前記サイドカバー部420の支持突起422により第2締結具521の上部が支持される。前記支持突起422は、前記第2レバー520の前記第2締結具521が前記サイドカバー部420方向に回転するのを防止して、前記第2レバー520のモーメントによる変形を防止する。また、前記第2レバー520を前記サイドカバー部420と一体になるように結合させ、前記第2レバー520が前記サイドカバー部420から離脱するのを防止する第1結合突起423及び第2結合突起424を備える。
【0087】
図4、図5、図7a、図7b及び図7cを参照すると、前記サイドフィン部425は、前記サイドカバー部420の上部面に一体に形成されている。さらに具体的に、前記フィン部425は、前記サイドカバー部420の上部面の形状の変化によって具現される。前記フィン部425は、ワイピング動作時に自動車ガラス側に流動する空気が、前記サイドカバー部420を自動車ガラス30に近づく方向に加圧するように空気の流れを誘導する作用をする。
【0088】
図7a〜図7cを参照すると、前記第1結合突起423は、前記サイドカバー部420の下部で内側に突出するように形成され、前記第2レバー520を収容することができる空間を形成する。前記第2レバー520の第1連結溝525は、前記形成された空間に結合収容されるように、レバーの下端が外側に曲がった形状に形成されてもよい。したがって、第1連結溝525は第1結合突起423によって係止され、前記第2レバー520が前記サイドカバー部420から離脱するのを防止する。図7b及び図7cに示されているように、前記第2レバー520の先端方向アーム部523bの横方向幅は、前記第2連結溝526の横方向幅より広い。すなわち、サイドカバー部420の前記第2結合突起424は、前記第2レバー520に第2結合溝526を横方向に加圧し、弾性的に結合して、前記サイドカバー420から前記第2レバー520の離脱を防止する。
【0089】
以上において実施例に説明された特徴、構造、効果などは、本発明の少なくとも一つの実施例に含まれ、必ずしも一つの実施例にのみ限定される訳ではない。さらに、各実施例において例示された特徴、構造、効果などは、実施例が属する分野の通常の知識を有する者によって、他の実施例に対しても組み合わせ又は変形されて実施可能である。したがって、このような組み合わせと変形に関する内容は、本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
【0090】
また、以上において実施例を中心として説明したが、これは単に例示であるだけであって、本発明を限定する訳ではなく、本発明が属する分野の通常の知識を有する者であれば、本実施例の本質的な特性を外れない範囲において、以上に例示されない様々な変形と応用が可能であることが分かるはずである。すなわち、実施例に具体的に示されている各構成要素は、変形して実施することができるものである。そして、このような変形と応用に関する相違点は、添付の請求の範囲において規定する本発明の範囲に含まれると解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0091】
10 ワイパーブレード
30 車両ガラス
30a ガラス面
400 カバー部
410 中央カバー部
411 中央フィン部上側先端
412 連結ホルダー部
412a 開口部
412b 連結クリップ
413 第1レバーカバー部
415 中央フィン部
415a 連結ホルダー部フィン部
415b 第1レバーカバー部フィン部
420 サイドカバー部
421 サイドフィン部上側先端
422 支持突起
423 第1結合突起
424 第2結合突起
425 サイドフィン部
500 レバー組立体
510 第1レバー
511 第1締結具
512 第1貫通孔
513 アーム部
520 第2レバー
521 第2締結具
522 第2貫通孔
523 アーム部
523a 中心方向アーム部
523b 先端方向アーム部
524 第3貫通孔
525 第1連結溝
526 第2連結溝
530 スペーサクリップ
530a 弾性係止爪
530b リブ
531 第1スペーサ
532 第2スペーサ
551 第1連結ピン
552 第2連結ピン
600 ワイパーストリップ
610 ベース部
611 突起部
620 リップ部
630 バッキングプレート収容溝
640 保持部
641 スロープ
642 結合部
700 バッキングプレート


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイピング面を直接ワイピングするワイパーストリップと、
前記ワイパーストリップを支持するレバー組立体と、
前記レバー組立体を収容するカバー部と、を備え、
前記カバー部は、固定カバー部、及び前記固定カバー部に対してピボット可能な一つ以上の可動カバー部を備え、前記可動カバー部がピボットされるとき、前記固定カバー部と前記可動カバー部との間の間隙が最小化されるようにする、ワイパーブレード。
【請求項2】
前記固定カバー部の先端は、前記ワイパーブレードの先端方向に凸の形状に形成され、
前記可動カバー部の中心方向先端は、前記ワイパーブレードの先端方向に凹んだ円形に形成される、請求項1に記載のワイパーブレード。
【請求項3】
前記固定カバー部の先端の少なくとも一部の曲率中心と、前記可動カバー部の中心方向先端の少なくとも一部の曲率中心とが同一である、請求項2に記載のワイパーブレード。
【請求項4】
前記レバー組立体は、前記ワイパーストリップを支持する少なくとも一対の第1レバーと、前記第1レバーとそれぞれヒンジ結合し且つ前記カバー部に結合される一対の第2レバーと、を備える、請求項1又は2に記載のワイパーブレード。
【請求項5】
前記第2レバーは、前記固定カバー部と結合する前記第2レバーの回転軸である貫通孔を備え、前記貫通孔は、前記可動カバー部及び前記第2レバーの回転中心である、請求項4に記載のワイパーブレード。
【請求項6】
前記カバー部は、前記カバー部の上側に先端を形成して全体的に前記ワイパーストリップ方向に凹むように前記カバー部と一体に形成されるフィン部を備える、請求項1又は2に記載のワイパーブレード。




【図1】
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【図2】
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【図3a】
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【図3b】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7a】
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【図7b】
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【図7c】
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【図7d】
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【図7e】
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【図7f】
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【図8a】
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【図8b】
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【図8c】
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【図9a】
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【図9b】
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【公開番号】特開2013−95422(P2013−95422A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−243418(P2012−243418)
【出願日】平成24年11月5日(2012.11.5)
【出願人】(504015470)ケーシーダブリュー コーポレーション (9)
【Fターム(参考)】