説明

ワイヤハーネス用クランプ

【課題】板状をなす添え板部をワイヤハーネスに添わせて粘着テープで巻き付けて固定するワイヤハーネス用クランプにおいて、ワイヤハーネスに対して設計通りに固定できるクランプを提供する。
【解決手段】添え板部12におけるワイヤハーネス31を添える側の面における幅方向の中央に、ワイヤハーネス31の固定位置を示す固定位置規制部21が形成されたワイヤハーネス用クランプ11。固定位置規制部21を溝22で構成するとともに、溝22の底に、溝22の幅方向に延びてワイヤハーネス31の長手方向での位置ずれを防止するすべり止め手段23としての凸条24を形成する。添え板部12の幅方向の中心にワイヤハーネス31が通るように設計通りの固定ができ、車体等への所望の配索が正しく容易に行える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、たとえば自動車に配索されるワイヤハーネスを車体等に固定するために用いられるワイヤハーネス用クランプに関する。より詳しくは、ワイヤハーネスに添えて一体に結合される添え板部を有する形態のワイヤハーネス用クランプであって、ワイヤハーネスを設計通りに正しく配索できるようなワイヤハーネス用クランプに関する。
【背景技術】
【0002】
前記のような形態のワイヤハーネス用クランプ(以下、「クランプ」という。)としては、例えば下記特許文献1に開示されたようなものがある。
【0003】
このクランプは、板状をなす添え板部をワイヤハーネスに添えてから粘着テープの巻き付けで添え板部をワイヤハーネスに一体に結合して使用される。車体等への固定は、添え板部に一体に設けられた留め具を被固定部に挿し込むなどして行われる。
【0004】
しかし、ワイヤハーネスに添え板部を固定する場合に、設計通りに正しく固定できない場合があった。特許文献1に図示されているようにワイヤハーネスの太さが添え板部の幅よりも太いような場合には、ワイヤハーネス自体が剛性を有し直線状になりやすい上に粘着テープを巻き付けたときにワイヤハーネスの位置が自ずと定まるので問題は少ないが、図13に示したように、ワイヤハーネス101を構成する電線102が細く電線102の本数が少ない場合には、添え板部103上でのワイヤハーネス101の固定可能な部分が広いので、添え板部103上における幅方向のどの位置にでも固定が可能であり、設計通りの固定ができない場合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−295682号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
設計通りに正しい固定ができないと、後で車体等に固定するときに固定が困難になることがある。これは、軽量化等のためにワイヤハーネスの長さを極力短くするように設計されていて余裕がないからである。すなわち、クランプ104の添え板部103の幅方向の中央をワイヤハーネス101が真っ直ぐに通るように設計されているにもかかわらず、図13に仮想線で示したように、幅方向の中央を通らなかったり、曲がったりして固定された場合には、クランプ104の位置、すなわち留め具105の位置が所定の被固定部の位置からずれてしまうことになる。
【0007】
この位置ずれが公差で許容される範囲を超えてしまった場合には、固定ができず、製造不具合となってしまう。
【0008】
また、クランプが設計通りに固定されないということは、ワイヤハーネスにクランプが固定されてなるワイヤハーネス製品も設計通りになっていないことにつながり、ワイヤハーネス製品の寸法のばらつきとなってあらわれ、前記のような製造不具合が発生しやすくなる。
【0009】
さらに、前記のようにワイヤハーネス101を構成する電線102が細くかったり電線102の本数が少なかったりして、添え板部103の幅に比してワイヤハーネス101の太さが細い場合には、粘着テープによる電線102に対する拘束力が弱くなることがある。クランプ104が固定されたワイヤハーネス101は、その後、梱包、出荷を経て車体等へ固定されるが、前記のように粘着テープによる拘束力が弱い場合には、出荷前の検査において所望の寸法が確保されていたとしても、ワイヤハーネス101を梱包のために曲げたときなどに、ワイヤハーネス101が変形したりクランプ104が位置ずれしたりする可能性がある。このような場合も製造不具合になる。
【0010】
そこで、この発明は、設計通りのクランプ付きのワイヤハーネスを得ることができ、配索が正しく容易に行えるようにすることを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
そのための手段は、ワイヤハーネスに添えて一体に結合される添え板部を有するワイヤハーネス用クランプであって、前記添え板部のワイヤハーネスを添える側の面における幅方向の内側に、固定位置規制部が形成されたワイヤハーネス用クランプである。
【0012】
固定位置規制部を目印としてワイヤハーネスの固定を行うことで、設計通りのクランプ付きワイヤハーネスが得られる。
【0013】
前記固定位置規制部が、添えたワイヤハーネスの長手方向での位置ずれを防止するすべり止め手段を有すると、ワイヤハーネスが長手方向等で移動するのを積極的に防止できる。
【発明の効果】
【0014】
この発明によれば、ワイヤハーネスに対するクランプの固定が、ワイヤハーネスが添え板部の幅方向の中央を通るように真っ直ぐに行え、設計通りの固定が可能である。また、クランプを設計通りに固定できることから、クランプ付きワイヤハーネスの形状も一定となり、梱包や出荷等においても、ワイヤハーネスが変形したりクランプが位置ずれを起こしたりするようなことを極力抑えることができる。このため、製造不具合の発生を防止できる。
【0015】
また、すべり止め手段を設けた場合には、添え板部上でのワイヤハーネスの位置ずれを積極的に防止できるので、前記の効果をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】ワイヤハーネス用クランプの斜視図。
【図2】ワイヤハーネス用クランプの説明図。
【図3】ワイヤハーネス用クランプの説明図。
【図4】ワイヤハーネス用クランプをワイヤハーネスに対して固定した状態の斜視図。
【図5】図4のB−B断面図。
【図6】固定位置規制部の他の例を示す断面図。
【図7】すべり止め手段の他の例を示す断面図。
【図8】固定位置規制部の他の例を示す斜視図。
【図9】他の例に係るワイヤハーネス用クランプの斜視図と平面図。
【図10】図9のワイやハーネス用クランプの説明図。
【図11】他の例に係るワイヤハーネス用クランプの斜視図と平面図と断面図。
【図12】他の例に係るワイヤハーネス用クランプの斜視図と平面図と断面図。
【図13】従来技術の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1はワイヤハーネス用クランプ11(以下、「クランプ」という。)の斜視図、図2、図3はその構造を示す説明図、図4はワイヤハーネス31に固定した状態を示す斜視図、図5は図4におけるC−C断面図である。
【0018】
なお、図2中、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は(b)のA−A断面図である。また、図3中、(a)は側面図、(b)は図2(b)のB−B断面図である。
【0019】
これらの図に示すように、クランプ11は、ワイヤハーネス31に添えて一体に結合される添え板部12を有し、この添え板部12の上面、すなわちワイヤハーネス31を添える側の面における幅方向の内側に、ワイヤハーネスの固定位置を示す固定位置規制部21が形成された構造である。この例においては、ワイヤハーネス31が添え板部12の幅方向の中央を長手方向に真っ直ぐ通るように設計されることを前提に、固定位置規制部21が添え板部12の幅方向の中央に形成された例を示す。
【0020】
クランプ11は合成樹脂製で、前記添え板部12の下面、すなわちワイヤハーネス31を添える側の面と反対側の面に、車体や機器などの被固定部(図示せず)に対して留める留め具13を一体に有する。
【0021】
前記添え板部12は、適宜幅で真っ直ぐに延びる短冊状に形成され、長手方向の両端と中間部が若干幅広になるように縁部14,15が形成されている。両端の縁部14は下面側にも若干突出されている。
【0022】
そして、この添え板部12の上面に、前記固定位置規制部21が添え板部12の長手方向に沿って延設されている。固定位置規制部21は、添え板部12の長手方向の全体にわたって形成される。
【0023】
固定位置規制部21は、ワイヤハーネス11の少なくとも一部を納められる浅い溝22で構成される。
【0024】
固定位置規制部21の幅は適宜設定されるが、図5に示したように、電線32を束ねた状態のワイヤハーネス31の幅と同じかそれよりも若干広い幅であるとよい。これは、ワイヤハーネス31を固定すべき位置が明確になるからである。すなわち、ワイヤハーネス31の幅の方が固定位置規制部21の幅よりも広い場合には、固定位置がずれても気づかない場合が考えられるが、固定位置規制部21の幅がワイヤハーネス31の幅と同じかそれよりも若干広い幅であるとワイヤハーネス31を固定位置規制部21の内側に収められれば、固定位置にずれは起きていないことになる。
【0025】
固定位置規制部21を構成する溝22の深さも適宜設定されるが、ワイヤハーネス31の一部が収まる深さであるとよい。固定位置規制部21とその両側の部位との間に段差ができることによって、幅方向での位置ずれを積極的に防止できるからである。しかし、ワイヤハーネス31の固定位置が分かればよく、たとえば上面側に突出していても、また両側の他の部位と同じ高さであってもよい。少なくとも固定位置であることが外観上判別できれば、固定位置規制部21にワイヤハーネス31を固定するように規制することができるのでよい。
【0026】
そして、この固定位置規制部21の底面には、添えたワイヤハーネスの長手方向での位置ずれを防止するすべり止め手段23が設けられている。
【0027】
このすべり止め手段23も適宜形成されるが、図1〜図5に示した例では、凹凸、特に三角形の山形をなすすべり止め凸条24を固定位置規制部21の幅方向に沿って延びるように複数本連続して並設している。
【0028】
前記留め具13は、被固定部に応じて適宜形成され、添え板部12に近い部分に設けられた板ばね状の受け部13aと、この受け部13aの中央から下に延びて被固定部に挿入されて係止する挿入係止部13bを有する。前記受け部13aは、前記添え板部12の長手方向に長い形状に形成され、先端側ほど下に湾曲する形状である。また、挿入係止部13bは、先端から添え板部12の長手方向両側に向けて逆ハ字形に延びる係止片13cを有する。
【0029】
このように構成されたクランプ11は、次のようにしてワイヤハーネス31に固定される。まず、図1に示したように電線32が束ねられたワイヤハーネス31の設計通りの所望位置に、添え板部12の固定位置規制部21を当てて、ワイヤハーネス31が固定位置規制部21において真っ直ぐに延びるように相互の形を整える。次に、ワイヤハーネス31を添え板部12に押し付けるように位置決めした状態で、図4に示したように粘着テープ41を添え板部12の縁部14,15間に巻きつける。すると、ワイヤハーネス31は、設計通りの位置に真っ直ぐ延びた状態で固定され、所望のワイヤハーネス製品が得られる。
【0030】
クランプ11が設計通りの位置に固定され、しかも、ワイヤハーネス31が真っ直ぐに延びた状態で固定されるので、車体等の被固定部に対する固定に際しては、留め具13を挿入するだけで容易に固定できる。
【0031】
また、クランプ11を設計通りに固定できることから、クランプ11付きワイヤハーネス31の形状のばらつきを抑え、梱包や出荷等においても、ワイヤハーネス31が変形したりクランプ11が位置ずれを起こしたりするようなことを極力抑えることができる。
【0032】
このため、製造不具合の発生を防止できる。
【0033】
さらに、固定位置規制部21にはすべり止め手段23を有するので、添え板部12上でワイヤハーネス31が位置ずれすることを積極的に防止できる。このため、取り扱い時の不測の位置ずれを防ぎ、前記の効果をさらに高めることができる。
【0034】
以下、その他の例について説明する。この説明において、先の構成と同一または同等の部位については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
【0035】
図6は、固定位置規制部21の断面形状の変形例を示している。
図6(a)は、固定位置規制部21を構成する溝22の底の角を円弧状に形成して円弧状面22aを備えた例である。角の円弧状面22aの間22bは平坦に形成されている。固定対象であるワイヤハーネス31の電線32の断面が円形であるので、ワイヤハーネス31を正しく真っ直ぐに収めることができる。
【0036】
図6(b)は、固定位置規制部21を構成する溝22の底の角に円弧状面22aを形成するとともに、角の円弧状面22aの間22bも円弧状に形成した例である。底の中央が円弧状であるので、電線32の太さの違いや本数の違いにも対応しやすい。
【0037】
図6(c)は、固定位置規制部21の溝22の形状をワイヤハーネス31の断面形状に合わせて、ワイヤハーネス31の下層に位置する2本の電線32の一部を1本ずつ収める略波形状に形成した例である。2本の凹溝22cの間に1本の凸条22dを有する。このような構成では、各電線32をそれぞれ真っ直ぐに伸ばした状態で固定できるのでよい。
【0038】
図6(d)は、断面三角形をなし上面から突出する1本の凸条22dで構成した固定位置規制部21の例である。図示は省略するが、すべり止め手段は、凸条22dの2つの傾斜面に凹凸等で形成するとよい。このような構成では、図示例のように、ワイヤハーネス31の下層に位置する電線32の中央が固定位置規制部21に沿うように固定することで、各電線32をそれぞれ真っ直ぐに伸ばした状態で固定できる。下層の電線32が安定することによって上層の電線32もそれらに従って真っ直ぐに伸びる。
【0039】
図6(e)は、すべり止め手段23としてのすべり止め凸条24を固定位置規制部21の底のみではなく、両側壁にも形成した例である。両側壁にまで形成することにより、角部分でのすべり止めも良好に行える。
【0040】
図7は、すべり止め手段23の他の例を示す。
図7(a)は、断面三角形の山形をなす複数本のすべり止め凸条24を連続して並設するのではなく、間欠的に形成した例である。図7(b)は、複数本の凸条の断面形状を半円形にした例である。図7(c)は、三角錐または円錐形をなす複数個のすべり止め凸部25で構成した例である。図7(d)は、半球形をなす複数個のすべり止め凸部25を構成した例である。
【0041】
また、図8(a)に示したように、固定位置規制部21の底面に粘着層26を形成することですべり止め手段23とすることもできる。図中27は、離型紙である。粘着層26は両面粘着テープの貼り付けで容易に行える。このようなすべり止め手段23は、溝22で構成した固定位置規制部21に設けるのではなく、両側の部位と同じ高さに形成された平らな部分に形成することもできる。粘着層26からなるすべり止め手段23の形成のみで、固定位置規制部21が形成されることになる。
【0042】
同様に、図8(b)に示したように、段差なしに形成された平らな面に凹凸からなる前記各種のすべり止め手段23を形成するだけで、固定位置規制部21を形成することもできる。図8(b)のすべり止め手段23は、前記図1、図2(d)に示したような断面三角の山形をなすすべり止め凸条24を、複数本隙間をあけずに並設した構造である。
【0043】
図8(c)は、固定位置規制部21は、添え板部12の長手方向の全体にわたって形成するのではなく、その一部に形成した例を示す。すなわち、固定位置規制部21は、添え板部12の長手方向の両端部に適宜長さ形成されている。固定位置規制部21の構造には、前記のような様々な構造が採用できる。たとえば、図示例のように凹状をなす溝または凸条であるとよい。このように構成したクランプ11では、添え板部12をワイヤハーネス31の所定位置に添わせてから、添え板部12の両端側の固定位置規制部を目印にしてワイヤハーネス31に固定すればよい。両端側の固定位置規制部21間においてワイヤハーネス31を真っ直ぐに伸ばせば、固定位置規制部21を長手方向の全体にわたって形成した場合と同様に、所望の固定状態とすることができる。
【0044】
図9〜図12は、添え板部12が短冊状ではない例として、平面視L字形をなすクランプ11の例を示す。
【0045】
図9(a)の斜視図、(b)の平面図に示したように、クランプ11の添え板部12は、両辺の長さが等しいL字形をなしているが、その他の基本的な構成は、前記図1等のクランプ11と同一である。図10(a)は、図9(b)の矢印X方向から見た正面図、図10(b)は矢印Y方向からみた側面図、図10(c)は底面図、図10(d)は、図9(b)のD−D断面図である。
【0046】
溝22で構成される固定位置規制部21は、幅方向に延びるすべり止め凸条24からなるすべり止め手段23を有するが、L字形の中間の角部分22e(交差部分)には、すべり止め手段23は形成されず、平らである。
【0047】
これに対して、図11、図12に示したクランプ11では、前記角部分22eにもすべり止め手段23が形成されている。図11(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)はE−E断面図である。同様に、図12(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)はF−F断面図である。
【0048】
図11のクランプ11は、三角錐状の突起28からなるすべり止め手段23が形成されている。図12のクランプ11では、前記角部分22eの内側の角から外側に向けて放射状に延びる複数本のすべり止め凸条29からなるすべり止め手段23が形成されている。
【0049】
いずれの構成のクランプ11でも、前記固定位置規制部21の存在によって、前記のように設計通りの固定が行える。特に、図11、図12のクランプでは、前記角部分22eでもワイヤハーネス31のすべり止めが行えるので、ワイヤハーネス31の形をより設計通りに行うことができ、ワイヤハーネス製品間の寸法のばらつきをより小さくすることができる。
【0050】
この発明の構成と、前記一形態の構成との対応において、
この発明のすべり止め手段は、前記すべり止め手段23、すべり止め凸条24,29、すべり止め凸部25、粘着層26、突起28に対応するも、
この発明は、前記の構成のみに限定されるものではなく、その他の構成を採用することもできる。
【0051】
たとえば、前記ワイヤハーネスを構成する電線の本数や太さは一例であって、その本数等に応じて適宜の形状に固定位置規制部21を形成することができる。
【0052】
また、固定位置規制部の形成位置は、添え板部の幅方向の中央でなくともよく、さらに、幅方向に複数形成してもよい。
【符号の説明】
【0053】
11…ワイヤハーネス用クランプ
12…添え板部
21…固定位置規制部
22…溝
22d…凸条
23…すべり止め手段
24…すべり止め凸条
25…すべり止め凸部
26…粘着層
28…突起
29…すべり止め凸条
31…ワイヤハーネス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤハーネスに添えて一体に結合される添え板部を有するワイヤハーネス用クランプであって、
前記添え板部のワイヤハーネスを添える側の面における幅方向の内側に、ワイヤハーネスの固定位置を示す固定位置規制部が形成された
ワイヤハーネス用クランプ。
【請求項2】
前記固定位置規制部が前記添え板部の長手方向に沿って延設された
請求項1に記載のワイヤハーネス用クランプ。
【請求項3】
前記固定位置規制部がワイヤハーネスの少なくとも一部を収められる溝で構成された
請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス用クランプ。
【請求項4】
前記固定位置規制部が凸条で構成された
請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス用クランプ。
【請求項5】
前記固定位置規制部に、添えたワイヤハーネスの長手方向での位置ずれを防止するすべり止め手段が設けられた
請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載のワイヤハーネス用クランプ。
【請求項6】
前記すべり止め手段が凹凸で構成された
請求項5に記載のワイヤハーネス用クランプ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate


【公開番号】特開2011−205754(P2011−205754A)
【公開日】平成23年10月13日(2011.10.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−69227(P2010−69227)
【出願日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【出願人】(000005290)古河電気工業株式会社 (4,457)
【出願人】(391045897)古河AS株式会社 (571)
【Fターム(参考)】