説明

ワイヤレス接続をトリガするためのシステム及び方法

【解決手段】 モバイル機器からの情報を表示するシステム及び方法が、ここに説明されている。この開示の一実施形態は、ワイヤレス接続をトリガする方法を提供する。本方法は、モバイル機器で有線の接続を検出することを含む。本方法は更に、有線接続の検出に基づくワイヤレス・インタフェースへの電力を調整することを更に含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、一般にモバイル機器、特に、携帯電話表示器に関する。
【背景技術】
【0002】
モバイル機器(例えば電話、スマートホーン、パーソナル携帯情報機器(PDA)、ウルトラモバイルパーソナル・コンピューター(UMPCs)、モービル・インターネット機器(MIDs)、など)は互換性機器が範囲内であることをモバイル機器が検出するときに、ワイヤレス接続を使用し他の機器に自動的に接続することができる。そのような場合、モバイル機器はスイッチオンされたワイヤレス・モデムを有し、携帯電話の通信範囲内にある他のワイヤレス装置から同報メッセージを周期的に走査する。モバイル機器が他のワイヤレス装置から同報メッセージを受信すると、それは自動的に他の装置と接続することができ、データ送信及び/又は受信を開始することができる。これは他の機器を周期的に走査するようにモバイル機器のワイヤレス・モデムに電力供給するために追加の電力消費を必要とする。故に、この追加的な電力消費をなくす必要がある。
【発明の概要】
【0003】
関連出願の相互参照
本出願は、2009年4月14日に出願した米国仮出願番号第61/169,099号の利益を主張し、その全ての内容は参照することによりここに組み込まれる。
【0004】
開示の典型的態様の概要は以下のようである。便宜のために、開示の一つ以上の態様は、単にここでは「幾つかの態様」として参照される。
【0005】
ここに開示される方法及び装置又は機器は、各々幾つかの態様を持ち、その1つが望ましい属性に厳密に関与するわけではない。この開示の範囲を制限せずに、例えば、後述する請求項によって示されるように、そのより顕著な特徴は簡単に検討する。この検討を考慮した後に、特に、「詳細な説明」と名称付けられたセクションを読んだ後に、説明された特徴がそのようにモバイル機器での改良された電力消費を含む利点を提供するかを理解できるであろう。
【0006】
この開示の一実施形態は、無線接続をトリガする方法を提供する。方法は、モバイル機器で有線の接続を検出することを含む。本方法は、有線接続の検出に基づくワイヤレス・インタフェースへの電力を調整することを更に含む。
【0007】
この開示の他の実施形態は、ワイヤレス接続をトリガする方法を提供する。本方法は、モバイル機器で有線接続を検出することを含む。本方法は、モバイル機器と第2の機器との間にワイヤレス接続を確立することを更に含む。
【0008】
この開示のさらにもう一つの実施形態は、ワイヤレス通信装置を提供する。ワイヤレス通信機器は、有線インタフェースを含む。ワイヤレス通信機器は、ワイヤレス・インタフェースを更に含む。ワイヤレス通信機器は更に、有線インタフェースで有線接続を検出することように構成されている第1の処理回路を含む。ワイヤレス通信機器は更に、有線接続の検出に基づいてワイヤレス・インタフェースへの電力を調整するように構成される第2の処理回路を含む。
【0009】
この開示の更なる実施形態は、ワイヤレス通信機器を提供する。ワイヤレス通信機器は、モバイル機器で有線接続を検出する手段を含む。ワイヤレス通信機器は更に、有線接続の検出に基づいてワイヤレス・インタフェースへの電力を調整する手段を含む。
【0010】
更に、この開示の更なる実施形態はコンピュータにモバイル機器で有線接続を検出させるためのコード及びコンピュータに有線接続の検出に基づいてワイヤレス・インタフェースへの電力を調整させるためのコードを含むコンピュータ可読媒体含むコンピュータプログラム製品を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】モバイル機器の実施例を示しているブロック図である。
【図2】図1のモバイル機器の送信機の実施例を示しているブロック図である。
【図3】図1のモバイル機器の受信機の実施例を示しているブロック図である。
【図4】有線機器及びワイヤレス機器に接続している図1のモバイル機器の実施形態の図である。
【図5】モバイル機器と第2の機器との間の無線接続をトリガする方法の実施形態のフローチャートである。
【図6】モバイル機器と第2の機器との間の無線接続をトリガする方法の他の実施形態のフローチャートである。
【図7】モバイル機器の他の実施例を示しているブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下の詳細な説明は、本発明の特定の実施形態を対象としている。しかし、本発明は多数の異なる方法で実施されることができる。ここの態様は多種多様の形態で実施されてもよい、ここに開示されている任意の特定の構造、機能又はその両方は単に代表的であることは言うまでもない。ここでの教示に基づいて、当業者はここに開示される態様が任意の他の態様とは独立して実施されてもよく、これらの実施形態の2つ以上は種々の方法で組合されてもよいことは言うまでもない。例えば、装置は実施されてもよく又は方法はここに説明されているいくつもの態様を用いて実行されてもよい。更に、この種の装置は実施されてもよく又はそのような方法はここに説明されている1以上の態様に加えて又は以外の他の構成、機能性又は構成及び機能性を用いて実行されてもよい。幾つかの上記の概念の実施例として、モバイル機器と表示装置間の接続は、ワイヤレス・プロトコルに基づいてもよい。幾つかの態様において、装置間の通信回線は、有線のデータ伝送に基づいてもよい。
【0013】
モバイル機器(例えば電話、スマートホーン、パーソナル携帯情報機器(PDA)、ウルトラモバイル・パソコン(UMPCs)、モバイル・インターネット機器(MIDs)、その他)は、一般的にワイヤレス接続(例えばブルートゥース(登録商標))を介して他の機器に接続されることができる。モバイル機器は、自動的に第2の機器を検出し、接続を初期化するように構成され、この第2の機器はワイヤレスでモバイル機器と接続することができる。しかし、自動的に接続を初期化するために他のワイヤレス機器を連続的に走査するワイヤレス・モデムに電力を供給するためにモバイル機器で電力消費の増加が生じる。方法及び装置は、モバイル機器のワイヤレス・モデムに知的に電力供給することによってモバイル機器で電力消費を減らすためにここに説明されている。説明されている方法及び装置と関連して使用できる幾つかのアーチテクチャが以下に説明される。
【0014】
個人又は体面積ネットワーク(Personal or body area networks)は、互いに「一対」となった機器によって定義されてもよい。一対化はユーザ制御の下で含む、機器が互いに登録する方法である。一旦対にされると、機器は一般的にはそれらが対での処理を再度行わないで範囲内にあり、活性化するときにはいつでも互いに通信できる。
【0015】
一対化の前に、機器は、例えば、機器が発見メッセージの交換を介して互いに発見できる状態に入ることによって最初に互いに見つけなければならない。見つかると、機器は互いに一対化できる。一対化は少なくとも部分的には特定の機器に対する一対化を制限するセキュリティ機能である。例えば、パスワード認証方式を含めることができるメッセージ交換を含んでもよい。パスワード認証方式では、第1の機器は第2の機器に対して機器の認証されない又は不所望な一対化を防ぐために(機器に対して構造でしばしば固定される、4ケタ数字のような)パスワードに応答しなければならない。ブルートゥース(登録商標)のようなネットワーキング・プロトコルにおいて、発見及び一対化は、別々の手順である。しかし、それらは多くの場合一緒に実行される。一旦一対化されると、機器は互いに登録され、範囲内にあり、能動化しているとき自動的に接続することができる。
【0016】
一般的に、機器が範囲内にあるとき自動的にこの種のワイヤレス接続を形成するために、装置のうちの1台はページ走査モードにある。ページ走査モードにおいては、ワイヤレス機器は他の機器からメッセージを連続的に走査する。この走査は電力を消費する、電源がオンにされる装置のワイヤレス・モデムを必要とする。第2の機器は、ページ・モードにおいてあってもよい。ページ・モードにおいては、第2の機器は、周期的にメッセージを同報する。機器が範囲内にあり、ワイヤレス接続を始めるときに、ページ走査モードの第1の装置はメッセージを検出するであろう。
【0017】
図1は、モバイル機器102の実施例を示すブロック図である。機器102は、メモリ204と通信しているプロセッサ202及び任意に、ワイヤレスリンク106を介して通信するためのネットワーク・インターフェース206を含む。任意に、機器102はまた、表示器210、キー、タッチスクリーン又は他の適切な触覚入力装置のようなユーザ入力装置212、ワイヤレスリンク106を介して受信される信号に基づいて音響出力を提供するように構成されるトランスデューサを含むラウドスピーカ214及び/又はワイヤレスリンク106を介して送信される信号の音響入力を提供するように構成されるトランスデューサを含むマイクロホン216の1つ以上を含むこともできる。例えば、機器102はグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)の視覚出力を提供するのに適している表示器210を含むことができる。機器102は、また、充電器のケーブルとインタフェースする充電コントローラ205を含むことができる。充電器が充電コントローラ205を介して機器102に接続されるときに、バッテリ231は充電を受け、及び/又は充電コントローラ205は機器102に電力を供給する。充電コントローラ205は、更にプロセッサ202と通信できる。充電コントローラ205は、充電器が機器102に接続されることをプロセッサ202に知らせることができる。ネットワーク・インターフェース206は、CDMA、GSM(登録商標)、AMPS又はワイヤレス携帯電話ネットワーク内で通信するために用いられる他の既知の信号のような信号を送受信することができる。
【0018】
典型的な機器102がワイヤレスリンク106を介して一つ以上の機器と通信することができるように、ネットワーク・インターフェース206は任意の適切なアンテナ(図示せず)、受信機220及び送信機222を含むことができる。任意に、ネットワーク・インターフェース206はまた、プロセッサ202の処理必要条件を減らす処理能力を有することができる。一実施例において、ネットワーク・インターフェース206はワイヤレス・モデムを含むことができる。
【0019】
任意に、機器102はリンク108を介してネットワーク(例えばインターネットのようなワイド・エリア・ネットワーク)を介して通信する第2のネットワーク・インターフェース208を含むことができる。例えば、機器102は有線又はワイヤレス通信リンクを介したネットワークに対する接続を提供することができる。更に、機器102の一つ以上は携帯用でも、又は場合によっては、比較的非携帯用であってもよいことは言うまでもない。第2のネットワーク・インターフェース208は、IEEE 802.11(a)、(b)又は(g)、ブルートゥース規格を含めて、IEEE 802.11規格に従ってRF信号を送受信することができる。更に、第2のネットワーク・インターフェース208は、イーサネット(登録商標)(IEEE 802.3)又はUSBのようないかなる適切な有線ネットワーク・インターフェースを含むことができる。第2のネットワーク・インターフェース208は、適切な有線表示インタフェース(例えばモバイルディスプレイデジタルインタフェース(MDDI)、高精細度マルチメディア・インタフェース(HDMI)、モバイル高精細度リンク(MHL)、TVOut、ビデオ・グラフィックス・アレイ(VGA)、デジタル・ビジュアル・インターフェース(DVI)、その他)を含んでもよい。機器102は、また、第2ネットワーク・インターフェース208と同様の第3のネットワーク・インターフェース225を含むことができる。一実施形態では、第2のネットワーク・インターフェース208は任意の適切な有線インタフェースを含み、第3のネットワーク・インターフェース225は任意の適切なワイヤレス・インタフェースを含む。一実施形態において、第3のネットワーク・インターフェース255は、ワイヤレス・モデムで構成されてもよい。
【0020】
第3のネットワーク・インターフェース225は、ネットワーク・コントローラ224と通信してもよい。ネットワーク・コントローラ224は、第3のネットワーク225をオン及び/又はオフすることを制御してもよい。例えば、ネットワーク・コントローラ224は機器102が第3のネットワーク・インターフェース225を介して他の機器と通信することを可能にする第3のネットワーク・インターフェース225を作動するように構成されてもよい。ネットワーク・コントローラ224は、更にプロセッサ202と通信してもよい。ネットワーク・コントローラ224は、機器102が充電コントローラ205を介して充電器に接続されるかどうか、又は、機器102がネットワーク・インターフェース208を介して有線機器に接続しているかどうかのようなプロセッサ202から情報を受信することができる。ネットワーク・コントローラ224は、このような情報を第3のネットワーク・インターフェース225への電力を制御する方法を決定するために使用することができる。
【0021】
機器102は、機器102の一つ以上のコンポーネントに電力を供給する電池231を含むことができる。機器102は、電話、スマートホーン、パーソナル携帯情報機器(PDA)、ウルトラモバイル・パーソナル・コンピュータ(UMPC)、モバイル・インターネット機器(MID)又は任意の他のモバイル機器のうちもの少なくとも1つを含むことができる。特に、ここの教示は様々な機器102に組み込まれる(例えば、内部で実施されるか又は実行される)ことができる。
【0022】
ここに説明されているコンポーネントは、様々な方法で実行されてもよい。図1を参照すると、機器又は装置102は一連の相互関係のある機能ブロックとして表されており、これら機能ブロックは例えば、プロセッサ202、ソフトウェア、その幾つかの組合せによって、又は幾つかの他の方法で実施される機能を表すことができる。例えば、プロセッサ202は入力機器212を経たユーザ入力を容易にすることができる。更に、送信機222は他の機器102に送信情報に関する種々の機能性を提供する送信用プロセッサを含んでもよい。受信機220はここで説明したように他の機器102からの受信情報に関する種々の機能性を提供する受信用プロセッサを含んでもよい。
【0023】
上記したように、図1は幾つかの態様においてこれらのコンポーネントが適切なプロセッサ・コンポーネントを介して実行されることができることを示す。これらのコンポーネントは幾つかの態様においてここで説明されているような構成を使用して、少なくとも部分的に、実施されてもよい。幾つかの態様では、プロセッサはこれらのコンポーネントの一つ以上の機能性の部分又は全てを実行するように構成されてもよい。幾つかの態様では、破線ブロックによって表されるコンポーネントの一つ以上は任意である。
【0024】
図2は、機器102の送信機222の実施を示しているブロック図である。従来技術において技術のうちの1つにとって明らかであるように、図2の図示ブロック図では、機器102の論理モジュールは通信ネットワークのための階層化抽象的説明に関して示される。以下に説明するように、各層は、ソフトウェア、ハードウェア又は両方の任意の適切な組合せで実行されることができる一つ以上の論理モジュールで構成することができる。送信機222は、含むことができる:
(i)データリンクに情報を提供するアプリケーション層401又は送信用メディアアクセス制御(MAC)層402、
(ii)アプリケーション層401からデータを受信し、物理層404にそれを提供するアクセス制御(MAC)層402、及び、
(iii)MAC層402からデータを受信し、ワイヤレスチャネル106を介してデータを送信する物理(PHY)層404を含めることができる。図示送信機222では、PHY層は、パルス発生器406、符号化及び変調ブロック408並びに送信ブロック410を含む。位相ロックループ(PLL)(図示せず)は、PHY層にタイミング信号を出力することができる。パルス発生器406は、ガウスパルス波形のような波形を生成する。符号化及び変調ブロック408は、畳み込み符号化、ブロック符号化又は連結コード化のような符号化方式を使用してMAC層402によって提供される情報信号を符号化し、パルス位置変調、パルス振幅変調又は送信参照変調のような方式を使用して符号化情報信号に基づいてパルス信号を変調する。送信ブロック410は、変調パルス信号を送信する。送信ブロック410の機能は、送信用変調パルス信号を増幅し、信号をアンテナに出力することを含むことができる。
【0025】
図3は、機器102の受信機220の実施例を示しているブロック図である。従来技術のうちの1つにとって明らかであるように、図3の図示ブロック図では、機器102の論理モジュールは通信ネットワークの階層化の抽象的説明に関して示される。以下に説明するように、各層は、ソフトウェア、ハードウェア又は両方の任意の適切な組合せで実施できる一つ以上の論理モジュールを含むことができる。図3では、受信機220はアプリケーション層401及びMAC層402を含む。PHY層404は、MAC層402と通信する。受信機のPHY層404は、復調及び復号ブロック508並びに受信ブロック510を含む。受信ブロック510は、アンテナ、電力増幅器及び他の適切な受信機コンポーネントで構成することができるコンポーネント(図示せず)を含むことができる。受信ブロック510は無線信号を受信し、信号を復調し、復号化して、受信データをMAC層402に提供する復調及び復号ブロック508へその信号を出力する。
【0026】
受信機220及び送信機222は、様々なワイヤレス物理層方式を使用することができる。例えば、受信機220及び送信機222の物理層404は、CDMA、TDMA、OFDM、OFDMA又は他の変調及び多重化方式の幾つかの形態を利用することができる。
【0027】
図4は、モバイル機器602(例えば機器102)、外部機器604及びワイヤレス機器610の実施形態を示しているブロック図である。幾つかの実施形態では、モバイル機器602は、表示601(例えば、表示器210)、ワイヤレス・モデム606(例えば、ネットワーク・インターフェース225)及び一つ以上の有線インタフェース603(例えば、ネットワーク・インターフェース208及び/又は充電コントローラ205)の少なくとも1つを含む。他の実施例では、モバイル機器602は表示器601を含まない。幾つかの実施形態では、外部機器604は表示器607、ワイヤレス・モデム608及び有線インタフェース605を含む。他の実施形態では、外部機器604はワイヤレス・モデム608を含まない。幾つかの実施形態では、ワイヤレス機器610はワイヤレス・モデム612を含む。ワイヤレス・モデム606、608及び612は、同じワイヤレス・プロトコル(例えばブルートゥース、802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、その他)を使用して通信することができる。外部装置604は、例えば、オーディオ及び/又はビデオ出力ができる外部表示機器、mp3プレーヤなどのようなオーディオ機器であってもよい。ワイヤレス機器610は、例えば、ワイヤレススピーカ・システム、ワイヤレス・キーボード、ワイヤレスヘッドセット、などであってもよい。当業者は、下記システム及び方法が多くの他の同様な機器と関連して使用されることができると認識するであろう。従って、以下のシステム及び方法の使用は、まさに説明した実施例に限定されない。
【0028】
一実施形態では、モバイル機器602が機能しているときページ走査モードにあり、ページ走査モードにおいてワイヤレス可能機器からのページ・メッセージを走査する。ワイヤレス・モデム606が停止されたときでも、モバイル機器602は他のワイヤレス可能機器に自動的に接続することができるように設計されている。上記のように、ワイヤレス接続が機器間に確立するためには、機器は範囲内でなければならない。ワイヤレス・モデム606が停止されるときでも機器は範囲内にあることを検出する1つの方法はワイヤレス可能機器が範囲内にあることを示す幾つかの他の外部トリガを使用することである。外部トリガに応答して、ワイヤレス・モデム606は、ワイヤレス可能機器を起動してもよくワイヤレス可能機器とワイヤレスに接続してもよい。
【0029】
他の実施形態では、モバイル機器602は外部トリガに応答して他のワイヤレス可能機器とのワイヤレス接続を確立するように構成されてもよい。幾つかのそのような実施形態において、モバイル機器602のワイヤレス・モデム606は有線接続が検出される前に電力供給されてもよい。
【0030】
実施形態によっては、外部トリガは、モバイル機器602と他の機器との間の有線インタフェース603での有線接続の検出となる。実施形態によっては、有線接続は、モバイル機器602と外部素子604との間にある。そのような実施形態では、例えば、有線の接続は、モバイル機器602と外部機器604との間でビデオ・データの交換のために使用されてもよい。もう一つの実施形態では、有線接続は、モバイル機器602と充電器との間にある。一実施形態では、充電器は電気充電器である。もう一つの実施例では、充電器は磁気充電器である。
【0031】
一実施形態では、モバイル機器602が有線インタフェース603でケーブルの接続を検出すると、モバイル機器602はワイヤレス・モデム606に電力供給し、他の機器と接続しようとする。他の実施形態では、モバイル機器602が有線インタフェース603でケーブルの接続を検出すると、モバイル機器602はワイヤレス・モデム606に電力を供給しない。このような実施形態では、モバイル機器602が有線接続を形成している機器からのメッセージを受信することができる。例えば、モバイル機器602はビデオ・データを交換するために有線接続を介して外部機器604との接続を形成することができる。外部機器604は、モバイル機器602がワイヤレス・モデム606をオンにし、他の機器を捜さなければならないことを示しているモバイル機器602にメッセージを送ることができる。実施形態によっては、モバイル機器602はワイヤレスで外部機器604と接続する。そのような実施形態では、モバイル機器602はワイヤレス接続を介して音声データをワイヤレス機器604と交換する。他の実施形態では、モバイル機器602はワイヤレスでワイヤレス機器610と接続する。そのような実施形態において、モバイル機器602はワイヤレス接続を介して音声データをワイヤレス機器604と交換する。
【0032】
幾つかの他の実施形態では、モバイル機器602が有線インタフェース603でケーブルの接続を検出するとき、ワイヤレス・モデム606は、すでに電力供給されている。そのような実施形態では、モバイル機器602は有線接続を検出することに応答して他のワイヤレス可能機器とのワイヤレス接続を確立することができる。幾つかのそのような実施形態では、モバイル機器602が有線接続を形成している機器からのメッセージを受信することを待つことができ、その後、メッセージに応答してワイヤレス接続を確立してもよい。
【0033】
実施形態によっては、モバイル機器602は外部トリガに応答して知的にワイヤレス・モデム606を停止することができる。一実施形態では、モバイル機器602が有線インタフェース603でケーブルの切断を検出すると、モバイル機器602はワイヤレス・モデム606を電源遮断する。他の実施形態では、モバイル機器602が有線接続を確立していた機器からのメッセージを受信すると、モバイル機器602はワイヤレス・モデム606を電源遮断する。例えば、モバイル機器602はビデオ・データを交換するために有線接続を介して外部機器604との接続を確立していたかもしれない。外部機器604は、モバイル機器602がワイヤレス・モデム606をオフにしなければならないことを示しているモバイル機器602にメッセージを送ることができる。
【0034】
幾つかの他の実施形態では、モバイル機器602はワイヤレス・モデム606に電力供給しないで、外部トリガに応答してワイヤレス接続を終了させることができる。一実施形態では、モバイル機器602が有線インタフェース603でケーブルの切断を検出すると、モバイル機器602はいかなるワイヤレス接続も終了する。他の実施形態では、モバイル機器602が有線接続を確立していた機器からメッセージを受信すると、モバイル機器602はいかなるワイヤレス接続も終了する。例えば、モバイル機器602はビデオ・データを交換するために有線接続を介して外部機器604との接続を確立していたかもしれない。外部機器604は、モバイル機器602がいかなるワイヤレス接続も終了しなければならないことを示しているモバイル機器602にメッセージを送ることができる。
【0035】
実施形態によっては、ユーザはワイヤレス・モデム606の電力供給及び電力遮断を制御することができる。更に、ユーザはモバイル機器602とのワイヤレス接続を確立すること及び終了することを制御することができる。例えば、ユーザはモバイル機器602を制御するためにモバイル機器602でコマンドを入力する(例えば、ボタンを押す)ことができる。ユーザ制御は上記した実施形態に加えて使用することができる。ユーザ制御は、上記した他の実施形態に従って機能している「デフォルト」を無効にすることができる。
【0036】
図5は、モバイル機器602と第2の機器とのワイヤレス接続をトリガする処理700の実施形態のフローチャートである。この実施例のために、ワイヤレス・モデム606がまず最初にオフにされると仮定される。処理700の第1のステップ702で、第1のトリガ事象が生じたかどうか決定される。一実施形態では、第1のトリガ事象はケーブルがモバイル機器602の有線インタフェース603に取り付けることである。もう一つの実施形態では、第1のトリガ事象は有線接続を介してモバイル機器602で受信されるメッセージであり、但し、メッセージはワイヤレス・モデム606が作動されるべきことを示す。第1のトリガ事象が生じなかったと決定されれば、処理はステップ702に戻る。第1のトリガ事象が生じたことが決定されれば、処理700はステップ704に進む。ステップ704で、モバイル機器602はワイヤレス・モデム606を電源投入し、ワイヤレス装置を走査する。次のステップ706で、第2のトリガ事象が生じたかどうかが決定される。一実施形態において、第2のトリガ事象はケーブルがモバイル機器602の有線インタフェース603から取り除くことである。もう一つの実施形態では、第2のトリガ事象は有線接続を介してモバイル機器602で受信されるメッセージであり、但し、メッセージはワイヤレス・モデム606が停止されるべきことを示す。第2のトリガ事象が生じなかったと決定される場合、処理700はステップ706に戻る。択一的に、第2のトリガ事象が生じた場合、処理700はステップ708に進み、ワイヤレス・モデム606が電源遮断される。
【0037】
処理700の幾つかの実施形態は追加的なステップを含むことができる。その一方で、他の実施形態はより少ないステップ又は代替ステップを含むことができる。例えば、一実施形態において、処理700はステップ704と706との間にモバイル機器602がオーディオデータをワイヤレス装置と交換するステップを含む。更に実施形態によっては、ステップ704は代わりにワイヤレス接続を開始することであってもよく、ステップ708はワイヤレス接続を終了することであってもよい。
【0038】
図6は、モバイル機器602と第2の機器とのワイヤレス接続をトリガする処理800の他の実施形態のフローチャートである。この実施例では、ワイヤレス・モデム606がまず最初にオフにされると仮定される。第1のステップ805では、モバイル機器602と第2の機器とのワイヤレス接続を誘引するための簡単な動作モード又は高度な動作モードが選択される。例えば、入力機器212を介してユーザによって、又は自動的にプロセッサ202によって選択されてもよい。ステップ810で続け、簡単な動作モードが選ばれるかどうか決定される。簡単な動作モードが選ばれると決定される場合、プロセスはステップ815に進む。簡単な動作モードが選ばれないと決定される場合、プロセスはステップ835に進む。
【0039】
ステップ815で、ケーブルがモバイル機器602の有線インタフェース603に取り付けられるかどうか決定される。ケーブルがモバイル機器602の有線インタフェース603に取り付けられないことが決定される場合、処理800はステップ815に戻る。ケーブルがモバイル機器602の有線インタフェース603に接続されると決定される場合、処理800はステップ820に進む。ステップ820で、モバイル機器602はワイヤレス・モデム606に電力供給し、ワイヤレス装置を走査する。次のステップ825で、ケーブルがモバイル機器602の有線インタフェース603から切り離されるかどうか決定される。ケーブルがモバイル機器602の有線インタフェース603から切り離されないと決定される場合、処理800はステップ825に戻る。択一的に、ケーブルがモバイル機器602の有線インタフェース603から切り離される場合、処理800はステップ830に進み、ワイヤレス・モデム606が電源遮断される。
【0040】
ステップ835で、メッセージが有線接続を介してモバイル機器602で受信されるかどうか決定される。この場合、メッセージはワイヤレス・モデム606がオンにされるべきことを示す。ワイヤレス・モデム606がオンにされるべきことを示すメッセージが受信されないと決定されれば、処理800はステップ835に戻る。ワイヤレス・モデム606が作動されるべきことを示すメッセージが受信されることが決定されれば、処理800はステップ840に進む。ステップ840で、モバイル機器602がワイヤレス・モデム606を電源投入し、ワイヤレス装置を走査する。次のステップ845で、メッセージが有線接続介してモバイル機器602で受信さられるかどうか決定される。この場合、メッセージはワイヤレス・モデム606がオフにされるべきことを示す。ワイヤレス・モデム606がオフされるべきことを示すメッセージが受信されないことが決定されれば、処理800はステップ845に戻る。択一的に、ワイヤレス・モデム606がオフにされるべきことを示しているメッセージが受信されると決定されれば、処理800はステップ850に進み、ワイヤレス・モデム606が電源遮断される。
【0041】
(例えば、添付図の一つ以上に関して)ここに説明されている機能性は、幾つかの実施形態において添付の請求項に同様に指定された「手段」の機能性に対応することができる。図7を参照すると、モバイル機器602は一連の相互関係のある機能的なモジュールとして表されている。
【0042】
図7は、モバイル機器の他の実施例を例示しているブロック図である。図示のように、モバイル機器602は検出ユニット905、調整ユニット910、表示ユニット915及びワイヤレス・インタフェースユニット920を含むことができる。検出ユニット905はここにおいて検討するように、少なくとも幾つかの態様では、例えば、ネットワーク・インターフェース、充電コントローラ及び/又はプロセッサに対応できる。調整ユニット910はここにおいて検討するように、少なくとも幾つかの態様では、例えば、ネットワーク・コントローラ及び/又はプロセッサに対応できる。表示ユニット915はここにおいて検討するように、少なくとも幾つかの態様では、例えば、表示器に対応できる。ワイヤレス・インタフェースユニット920はここにおいて検討するように、少なくとも幾つかの態様では、例えば、ネットワーク・インターフェースに対応できる。
【0043】
図7のモジュールの機能性は、ここでの教示と一致する種々の方法で実施されることができる。幾つかの態様では、これらのモジュールの機能性は、一つ以上の電気コンポーネントとして実施されることができる。幾つかの態様では、これらのブロックの機能性は、一つ以上のプロセッサ・コンポーネントを含んでいる処理システムとして実施されることができる。幾つかの態様では、これらのモジュールの機能性は、例えば、少なくとも一つ以上の集積回路(例えばASIC)の少なくとも一部を用いて実施されることができる。ここで検討されるように、集積回路はプロセッサ、ソフトウェア、他の関連したコンポーネント又はそれらの幾つかの組合せを含むことができる。これらのモジュールの機能性もここに教示されているような幾つかの他の方法で実施されることができる。
【0044】
「第1」、「第2」などのような指定を用いている素子の参照は、これらの要素の量又は順序を通常では制限していないことは言うまでもない。むしろ、これらの呼称は、2つ以上の要素間又は1つの要素の事例間を区別する一般的な方法としてここに使用することができる。故に、第1及び第2の要素の参照は、2つの要素だけがそこで使用されることができる、又は、第1の要素が幾つかの方法において第2の要素に先行しなければならないことを意味していない。また、別に記載がなければ、一組の要素は一つ以上の要素を含むことができる。更に、説明又は請求項に使用されている「A、B又はCのうちの少なくとも1つ」の用語は「A又はB又は、C若しくはこれらの要素の任意の組合せ」を意味している。
【0045】
明細書は本発明の特定の実施例を説明しているが、当業者は発明の概念から逸脱することなく、本発明の変形を発明することができる。例えば、ここの教示はフェムト・セル及びマクロ・セルを伴うネットワークを参照しているが、他のトポロジを伴うネットワークに同等に適用できる。
【0046】
当業者は情報及び信号が様々な異なる技術及び技法のいずれかを用いて表されることができる。例えば、データ、インストラクション、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル及び上記の説明の全体にわたって参照されることができるチップは、電圧、電流、電磁波、磁場又は分子、光学場又は分子、若しくはそれらの任意の組合わせによって表すことができる。
【0047】
当業者は、種々の図示する論理ブロック、モジュール、回路、方法及びここに開示される実施例と関連して説明されているアルゴリズムが電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア又は両方の組合せとして実施されることができること更に認めるであろう。これを明確に示すために、ハードウェアとソフトウェア、種々の図示するコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、方法及びアルゴリズムの互換性は、それらの機能性に関して一般に上記に説明してきた。そのような機能性がハードウェア又はソフトウェアとして実施されるかどうかは特定のアプリケーション及び総体システムに課せられた設計制約に依存する。熟練した職人は各特定のアプリケーション毎に各種方法で説明した機能性を実施することができるが、そのような実施の決定は本発明の範囲から逸脱させるとして解釈されるべきでない。
【0048】
種々の図示する論理ブロック、モジュール及びここに説明されている実施例と関連して説明されている回路は汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラム可能論理機器に、離散的ゲート又はトランジスタロジック、離散的ハードウェア・コンポーネント又はここに説明された機能を実行するように設計されたその幾つかの組合わせによって実施されてもよく又は実行されてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、択一的に、プロセッサは任意の一般的プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ又は状態装置であってもよい。プロセッサは、また、コンピュータ機器の組合わせ、例えばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサの組合わせ、DSP通信と関連した一つ以上のマイクロプロセッサの組合わせ又は任意の他のそのような構成もとして実施されることができる。
【0049】
ここに開示されている実施例と完レインして説明されている方法又はアルゴリズムはハードウェアで直接に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、又は二つの組合せで実施されてもよい。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM又は公知技術の記憶媒体の他のいかなる形態であってもよい。記憶媒体はプロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、情報を書き込むことができるようにプロセッサに接続されてもよい。択一的に、記憶媒体はプロセッサに一体的であってもよい。プロセッサ及び記憶媒体は、ASICにあってもよい。
【0050】
一つ以上の典型的な実施形態では、説明されている機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はその任意の組合せによって実施されてもよい。ソフトウェアで実施される場合、機能はコンピュータ読取り可能媒体上の一つ以上のインストラクション又はコードとして記憶されてもよく又は伝送されてもよい。コンピュータ可読メディアは、コンピュータ記憶媒体及び一方から他方の場所にコンピュータプログラムの転送することを容易にするいかなる媒体も含む通信媒体の両方を含む。記憶メディアは、汎用又は専用コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能メディアであってもよい。例えば、この例に限らないが、このようなコンピュータ可読メディアは、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又はその他光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又は他の磁気記憶装置、若しくはインストラクション又はデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を配送又は記憶するために使用でき、汎用又は専用コンピュータ、又は、汎用又は専用プロセッサによってアクセスできる任意の他の媒体を含んでもよい。また、いかなる接続も、適切にはコンピュータ読取り可能媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ又は同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者回線(DSL)又は赤外線、無線及びマイクロ波のようなワイヤレス技術を用いて送信されれば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイスト・ペア、DSL又は赤外線、無線及びマイクロ波のようなワイヤレス技術は媒体の定義に含まれる。ここに使用されるような、ディスク(disk)及びディスク(disc)はコンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク及びディスクを含む、但し、ディスク(disks)は通常ではデータを磁気的に再生し、これに対してディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読メディアの範囲内で含まれなければならない。
【0051】
開示された実施例の前の説明は、いかなる当業者も本発明を製造又は使用することができるように提供される。これらの実施例に対する種々の変形例は当業者に容易に明らかであり、ここに定義された一般的な原理は発明の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施例に適用することができる。このように、本発明はここに示される実施例に限られていることを意図していなが、ここに開示された原理及び新規の特徴と一致する最も広い範囲を受けることである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤレス接続をトリガする方法であって、
モバイル機器で有線接続を検出すること、
前記有線接続の検出に基づいてワイヤレス・インタフェースに対する電力を調整すること、を含む方法。
【請求項2】
モバイル機器で有線接続を検出することは、前記モバイル機器に接続されるケーブルを検出することを含む、請求項1の方法。
【請求項3】
モバイル機器で有線接続を検出することは、前記モバイル機器に最初に接続されたケーブルの切り離しを検出することを含む、請求項1の方法。
【請求項4】
モバイル機器で有線接続を検出することは、前記有線接続を介して第2の機器からメッセージを受信することを含む、請求項1の方法。
【請求項5】
前記電力を調整することは、前記ワイヤレス・インタフェースをオフにすることを含む、請求項1の方法。
【請求項6】
前記電力を調整することは、ワイヤレス・インタフェースをオンにすることを含む、請求項1の方法。
【請求項7】
前記モバイル機器と第2の機器間に有線接続を確立することを更に含む、請求項1の方法。
【請求項8】
前記モバイル機器と前記第2の機器間にワイヤレス接続を確立することを更に含む、請求項7の方法。
【請求項9】
前記モバイル機器と第3の機器間に有線接続を確立することを更に含む、請求項1の方法。
【請求項10】
前記モバイル機器と第2の機器間にワイヤレス接続を確立することを更に含む、請求項9の方法。
【請求項11】
前記ワイヤレス・インタフェースがブルートゥース・インタフェースである、請求項1の方法。
【請求項12】
前記モバイル機器はブルートゥース・モデムを含む、請求項11の方法。
【請求項13】
前記モバイル機器はワイヤレス・インタフェースを含む、請求項1の方法。
【請求項14】
前記モバイル機器は有線インタフェースを含む、請求項1の方法。
【請求項15】
前記有線インタフェースはMDDI、USB、イーサネット、磁気充電器、電気充電器、DVI、VGA、TVOut、HDMI又はMHLのうちの1つである、請求項14の方法。
【請求項16】
有線接続を介して受信されるメッセージに基づいてワイヤレス・インタフェースへの電力を調整することを更に含む、請求項1の方法。
【請求項17】
ユーザ入力に基づいて前記ワイヤレス・インタフェースへの前記電力を調整することを無効にすることを更に含む、請求項1の方法。
【請求項18】
ワイヤレス接続をトリガする方法であって、
モバイル機器で有線接続を検出すること、
前記モバイル機器と第2の機器間にワイヤレス接続を確立することを更に含む、方法。
【請求項19】
前記モバイル機器と第3の機器間に有線接続を確立することを更に含む、請求項17の方法。
【請求項20】
前記第3の機器は前記第2の機器を含む、請求項18の方法。
【請求項21】
有線のインタフェースと、
ワイヤレス・インタフェースと、
前記有線インタフェースで有線接続を検出するように構成される第1の処理回路と、
前記有線接続の検出に基づいて、前記ワイヤレス・インタフェースへの電力を調整するように構成される第2の処理回路と、
を具備するワイヤレス通信装置。
【請求項22】
前記第1の処理回路は更に前記モバイル機器に接続しているケーブルを検出するように構成される、請求項21のワイヤレス通信装置。
【請求項23】
前記第1の処理回路は更に前記モバイル機器に最初に接続しているケーブルの切断を検出するように構成される、請求項21のワイヤレス通信装置。
【請求項24】
前記第1の処理回路は更に前記有線接続を介して第2の機器からメッセージを受信するように構成される、請求項21のワイヤレス通信装置。
【請求項25】
前記第2の処理回路は更に前記ワイヤレス・インタフェースをオフにするように構成される、請求項21のワイヤレス通信装置。
【請求項26】
前記第2の処理回路は更に前記ワイヤレス・インタフェースをオンにするように構成される、請求項21のワイヤレス通信装置。
【請求項27】
前記モバイル機器と第2の機器間に有線接続を確立するように構成される第3の処理回路を更に含む、請求項21のワイヤレス通信装置。
【請求項28】
前記第2の処理回路は更に前記モバイル機器と第2の機器間にワイヤレス接続を確立するように構成される、請求項27のワイヤレス通信装置。
【請求項29】
前記モバイル機器と第3の機器間に有線接続を確立するように構成される第3の処理回路を更に含む、請求項21のワイヤレス通信装置。
【請求項30】
前記第2の処理回路は更に前記モバイル機器と第2の機器間にワイヤレス接続を確立するように構成される、請求項29のワイヤレス通信装置。
【請求項31】
前記ワイヤレス・インタフェースはブルートゥース・インタフェースである、請求項21のワイヤレス通信装置。
【請求項32】
ブルートゥース・モデムを更に含む、請求項21のワイヤレス通信装置。
【請求項33】
前記有線インタフェースはMDDI、USB、イーサネット、磁気充電器、電気充電器、DVI、VGA、TVOut、HDMI又はMHL.のうちの1つである、請求項21のワイヤレス通信装置。
【請求項34】
前記第2の処理回路は更に前記有線接続を介して受信されるメッセージに基づいて前記ワイヤレス・インタフェースへの電力を調整するように構成される、請求項21の方法。
【請求項35】
ユーザ入力に基づいて前記第2の処理回路を無効にするように構成される第3の処理回路を更に含む、請求項21のワイヤレス通信装置。
【請求項36】
モバイル機器で有線接続を検出する手段と、
前記有線接続の検出に基づいて、ワイヤレス・インタフェースへの電力を調整する手段と、を具備するワイヤレス通信装置。
【請求項37】
コンピュータにモバイル機器で有線接続を検出させるためのコードと、
コンピュータに前記有線接続の検出に基づいてワイヤレス・インタフェースに対する電力を調整させるためのコードと、を含むコンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2012−524475(P2012−524475A)
【公表日】平成24年10月11日(2012.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−506163(P2012−506163)
【出願日】平成22年4月14日(2010.4.14)
【国際出願番号】PCT/US2010/031050
【国際公開番号】WO2010/120893
【国際公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】