説明

ワンショルダー野球バック

【課題】少年野球の選手が自転車でグランドに行く際バットも含めて道具をコンパクトに纏めて背中に背負い両手が空いて自転車のハンドル操作に支障なく安全に向かえる見た目も良い野球用バック。
【解決手段】タスキ掛け状のワンショルダーストラップとこれに取り付けるバックの間にバットの挿入できるトンネル状の空間を作りバットのグリップ側はショルダーストラップに固定しヘッド側はバック背面に備えた収納式のポケットで受ける様にしたのでヘッド側が体から離れ、体にバットが干渉しない。
またバックとショルダーストラップの肩口は係留部品で接続され荷物が安定し背負い心地を損なわれない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
少年野球の参加選手がグランドに通う際に使用する野球の道具を入れるバックに関する。
【背景技術】
【0002】
スポーツバックの種類はその競技種目に依って多くの種類がある。
一般のスポーツ選手であれば機能性を重視した仕様のバックで問題無いがジュニアサッカー、リトルリーグなどの少年を対象としたスポーツバックはスポーツでの使用目的以外に選手の移動時に於ける安全性を重視しなければならない。
少年達の怪我の多くはグランド内だけでなく集合場所への往復で多く発生している。 この見地に立ってジュニアーサッカー用に開発されたリュックサック意願平4−29888は発表後多くのナショナルブランドから評価を得て現在は定番化したバックと成っている。
同様に野球のリトルリーグを見ると道具としてのバットの取り扱い方法が最も問題になる。 自転車に依る移動を見るとバットを持って片手運転する、荷台からはみ出してくくりつける、複数のバットをケースに入れて別送する等の方法が採られている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
自転車使用に依るリトルリーグの野球選手がバットも含めた道具をコンパクトにまとめて安全に自転車で運べる為のワンショルダー野球バックを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
ワンショルダーバックのショルダーとバックの間に空間を作りバットを他の道具と一緒にコンパクトに纏め一体化して背負える様にした。
【発明の効果】
【0005】
本発明はリトルリーグに参加する少年の野球バックである。
グランドに集合する場合多くは自転車に依る。
自転車に乗る際野球道具をコンパクトに纏めて背中に背負うので両手が空き安全である。 通常の両肩ショルダーのリュックサックよりもワンショルダーの方が体のねじれ運動に影響されにくい。特に自転車乗車時の様に前傾姿勢に成るとバックの重量が背中に掛かる為この効果は大きい。
歩行の際でもこの姿勢は安全である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
バット挿入口からバットのヘッドを挿入する。ヘッドの先端をバック背面に折り畳んで有るポケットを開いて入れる。挿入口にある面ファスナーでグリップを固定する。バックの表面に備えられたフックをショルダー側リングに係留して重量を肩口に預ける。片方の肩にショルダーベルトを掛けてバックルで留め背面から回した腰巻ベルトのバックルを接続してバックの揺れを抑える。
【産業上の利用可能性】
【0007】
本発明はステイック状の道具を使用するスポーツ例えばバトミントン、テニス、ゴルフ等の場面でも使用可能で有る。またスポーツ以外でも図面を携えて山岳地の建設現場に移動する等の両手を必要とする場面にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】ワンショルダー野球バックの正面図である。
【図2】ワンショルダー野球バックの背面図である。
【図3】ワンショルダー野球バックの側面図である。
【符号の説明】
【0009】
1.ショルダーベルト
2.バック懸架用Oリング
3.バットグリップ止めテープ
4.バック係留用フック
5.バック本体
6.安定用腰ベルト
7.収納式ヘッドポケット
8.開口口ジッパー
9.スタビライザー
10.腰ベルト接続部品
11.ショルダーストラップ受けテープ
12.収納式受けポケット
13.ショルダーストラップバックル
14.バット
15.バット挿入トンネル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワンショルダー野球バックを構成する体に保持する為のタスキがけベルトと収納物を入れるバックとの接合面はバットを挿入する為のトンネルが構成されていることを特徴とするワンショルダー野球バック。
【請求項2】
上記請求項のワンショルダー野球バックはバットをショルダーベルトとバックの間に挿入した際バットのグリップをショルダーベルトの肩口に係留し、ヘッド側をバック裏面に備えた収納袋に依って重量を保持することを特徴とするワンショルダー野球バック。
【請求項3】
上記請求項のワンショルダー野球バックはバットを挿入する為に開口したショルダーとバックの口元を係留部品に依って連結できバック内の重量をショルダーの最も荷重能力の高い位置に懸架することができることを特徴とするワンショルダー野球バック。
【請求項4】
請求項1〜3迄のワンショルダー野球バックは挟んだバットと荷物の横ぶれを防ぐ目的でバックに取り付けたテープを腰の回りに巻いて安定させることを特徴とするワンショルダー野球バック。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−156326(P2011−156326A)
【公開日】平成23年8月18日(2011.8.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−36611(P2010−36611)
【出願日】平成22年2月2日(2010.2.2)
【出願人】(592156851)有限会社金野縫製 (13)