説明

ワーク搬送装置、及びそれを用いたワーク搬送システム

【課題】音叉型ワークをワーク搬送装置のワーク搬送面上から落下させること無く搬送することが可能なワーク搬送装置、及びそれを用いたワーク搬送システムを提供する。
【解決手段】音叉型ワーク(音叉型水晶片等)2がワーク搬送装置11のワーク搬送面11a上に跨るようにして載置された状態において、ワーク2の音叉部2a先端をワーク保持機構12の二つの板状片12aで挟み込むようにして保持し、その状態で板状部材12aをワーク2の搬送方向へワーク搬送速度と等速で循環移動させてワーク2の移動に追従させる。ワーク2は、ワーク保持機構12の板状片12aがストッパーとして作用することで前後方向への移動が規制されているため、搬送途中に前後方向へ倒れてワーク搬送面11a上から落下することは無く、ワーク2の搬送効率の向上や落下の衝撃によるワーク2自体の破損が回避される等の効果が期待できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワーク搬送装置、及びそれを用いたワーク搬送システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、水晶振動子などの小型電子部品を搬送対象物(ワーク)として搬送するワーク搬送装置として、ワークを所定のワーク搬送面上に載置した状態で搬送するものが知られている。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
ここで、以上のようなワーク搬送装置において、特にワークが音叉型水晶片などのように先端が複数に枝分かれした音叉部を有するもの(音叉型ワーク)である場合には、ワークの製造プロセス上の理由などから、ワークをその音叉部を下方に向けた状態で搬送することが求められる場合がある。
【0004】
図2は、音叉型ワークを搬送対象とする従来のワーク搬送装置を用いたワーク搬送システムを模式的に示す斜視図である。ここに示すワーク搬送システムにおいて、図中中央に示す従来のワーク搬送装置1は、その上部に音叉型ワーク(以下、単にワーク)2を載置して搬送するためのワーク搬送面1aを備えている。ワーク搬送面1aは、載置されたワーク2を一方向へ移動させるような微細振動を発生する振動面で構成され、ワーク2の音叉部2aが跨って配置されるようにワーク2が有する二つの音叉部2a間の幅(間隔)よりも僅かに狭い幅を有し、ワーク2が流れ易いようにワーク2の搬送方向へ向かって僅かに下る傾斜面とされると共に、ワーク搬送経路終端部にワーク搬送装置1からワーク2を搬出し易くするための傾斜部1bが設けられている。
【0005】
ワーク搬送装置1のワーク搬送経路上流側及び下流側には、ワーク2をワーク搬送装置1へ搬入するワーク搬入装置3と、ワーク搬送装置1からワークを搬出するワーク搬出装置4が、それぞれワーク搬送装置1に近接して配置されている。
【0006】
ワーク搬入装置3には、搬入すべきワーク2が方向性が無く無秩序な状態で無数に収納されていると共に(不図示)、主として、ワーク搬送装置1のワーク搬送面1aと同じ高さに配置され、ワーク2をワーク搬送装置1へ向かって移動させるような微細振動を発生する振動面(ワーク搬入面)3aと、このワーク搬入面3a上に概ねワーク2の短手方向の幅に相当する間隔を空けてワーク2の搬入方向に沿って互いに対向配置された二つのガイド部材3bとで構成されるワーク搬入機構が設けられており、このワーク搬入機構により、収納された無数のワーク2がワーク搬送装置1のワーク搬送面1a上に一定速度で一つずつ順次搬入されるように構成されている。
【0007】
一方でワーク搬出装置4には、主として、ワーク搬送装置1のワーク搬送面1aよりも低位に配置され、ワーク2をワーク搬送装置1から離反する方向へ移動させるような微細振動を発生する振動面(ワーク搬出面)4aと、このワーク搬出面4a上に概ねワーク2の短手方向の幅に相当する間隔を空けてワーク2の搬出方向に沿って互いに対向配置された二つのガイド部材4bとで構成されるワーク搬出機構が設けられており、このワーク搬出機構により、ワーク搬送装置1のワーク搬送経路終端部に到達したワーク2が一定速度で一つずつ順次搬出されるように構成されている。
【0008】
以上のようにワーク搬送装置1とワーク搬入装置3とワーク搬出装置4とで構成されるワーク搬送システムにおいて、ワーク搬入装置3に収納された無数のワーク2の中から順次送出された個々のワーク2は、まず、図中左側に示すようにワーク搬入装置3が備えたワーク搬入機構のワーク搬入面3a上に寝かされた状態で両脇をガイド部材3bに案内されながらワーク搬送装置1へ向かって一定速度で搬送される。
【0009】
この時、ワーク2は、音叉部2a先端がワーク搬送装置1側を向いた状態かそれとは反対側を向いた状態の何れかであり、この時点でワーク2の向きは一方向に統一されていない。そのような状態でワーク2の搬入が進み、ワーク2がワーク搬入装置3のワーク搬入経路終端部に差し掛かると、前者の如く音叉部2a先端がワーク搬送装置1側を向いたワーク2は、自重により音叉部2a先端がワーク搬入装置3のワーク搬入面3a上から下方へ落下するような挙動を示し、それと同時に音叉部2aがワーク搬送装置1のワーク搬送面1a上に跨った状態となって、ワーク2がワーク搬送装置1のワーク搬送面1a上に載置される。
【0010】
それに対し、後者の如く音叉部2a先端がワーク搬送装置1とは反対側を向いた状態のワーク2は、音叉部2a先端がワーク搬送装置1とは反対側を向いていることから、ワーク搬入装置3のワーク搬入経路終端部に差し掛かった際にもワーク搬送装置1のワーク搬送面1a上に跨ることはなく(偶然跨ることもあり得る)、ワーク搬送面1a上に載置されずにそのままワーク搬入装置3のワーク搬入面3a上から下方へ自由落下していく。
【0011】
落下したワーク2は、予め下方に設置された図示しない任意のワーク還流機構(振動式搬送装置やベルトコンベア等)によりワーク搬入装置3へと還流し、そこで他の無数のワーク2と混ざり合った上で、再度、ワーク搬入装置3からワーク搬送装置1へ向けて送出される。以上の過程の中でワーク2の向きが反転された場合には、ワーク2は前者の如くワーク搬送装置1へと移載され、そうでない場合には、ワーク2の向きが反転されるまで同様のサイクルが繰り返される。
【0012】
ワーク搬入装置3からワーク搬送装置1へと移載されたワーク2は、図中中央に示すようにワーク搬送装置1のワーク搬送面1a上に跨った状態のままワーク搬出装置4へ向かって一定速度で搬送され、ワーク2がワーク搬送装置1のワーク搬送経路終端部に差し掛かると、ワーク2の音叉部2a先端がワーク搬出装置4の側端部4cに突き当たり、それによってワーク2の音叉部2aと反対側の基部2b側がワーク搬送装置1のワーク搬送経路終端部に設けられた傾斜部1bを滑り落ちるようにして、図中右側に示すようにワーク搬出機構4のワーク搬出面4a上に寝かされた状態で載置され、それと同時にワーク2の方向も基部2b側がワーク搬出方向を向いた一方向に自動的に揃えられ、両脇をガイド部材4bに案内されながらワーク搬送経路下流側へ一定速度で搬送されていく。
【特許文献1】特開平6−171739号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
従来のワーク搬送装置1において、ワーク2は、音叉部2a先端を下方に向けてワーク搬送装置1のワーク搬送面1aに跨った状態で搬送されるが、この時、ワーク2は、自身の重心バランスにより単にワーク搬送面1a上に載置されているのみで載置状態が不安定であるため、ワーク搬送装置1自体の機械的振動やその他の外的要因などにより、搬送途中でワーク2がワーク搬送面1a上から落下する虞がある。ワーク2が落下すると、その分、ワーク2の搬送効率が低下し、場合によっては、落下の衝撃によりワーク2自体が破損する虞がある。
【0014】
本発明は、以上の問題点に鑑みて成されたものであり、音叉型ワークをワーク搬送面上から落下させること無く安定して搬送することが可能なワーク搬送装置、及びそれを用いたワーク搬送システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0015】
先端が複数に枝分かれした音叉部を有するワークを、前記音叉部がワーク搬送面上に跨るようにして載置された状態で搬送するワーク搬送装置であって、前記ワークが前記ワーク搬送面上に跨るようにして載置された状態において前記ワークの音叉部先端を保持しながら前記ワークの移動に追従するワーク保持機構を備えたワーク搬送装置とする。
【0016】
前記ワーク保持機構は、少なくとも、前記ワークの音叉部先端を挟み込むように所定の間隔を空けて配置された複数の板状片と、当該板状片を前記ワークの搬送方向に向かって循環移動させる駆動部とを有するワーク搬送装置とする。
【0017】
前記ワーク搬送装置のワーク搬送経路上流側及び下流側に、前記ワーク搬送装置へ前記ワークを搬入するワーク搬入装置と、前記ワーク搬送装置から前記ワークを搬出するワーク搬出装置とをそれぞれ配置して成るワーク搬送システムとする。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、音叉型ワークの搬送時に音叉型ワークの音叉部先端をワーク保持機構により保持することで、搬送途中にワークがワーク搬送装置のワーク搬送面上から落下することが防止されるため、ワークの搬送効率が向上すると共に落下の衝撃によるワークの破損が回避される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
図1は、本発明のワーク搬送装置を用いたワーク搬送システムを模式的に示す斜視図である。尚、図1において従来と同様の構成には同符号を付してある。図中中央に示す本発明のワーク搬送装置11は、その上部に搬送対象物である音叉型ワーク(音叉型水晶片等)2を載置して搬送するためのワーク搬送面11aを備えている。ワーク搬送面11aは、載置されたワーク2を一方向へ移動させるような微細振動を発生する振動面で構成され、ワーク2の音叉部2aが跨って配置されるようにワーク2が有する二つの音叉部2a間の幅(間隔)よりも僅かに狭い幅を有し、ワーク2が流れ易いようにワーク2の搬送方向へ向かって僅かに下る傾斜面とされると共に、ワーク搬送経路終端部にワーク搬送装置11からワーク2を搬出し易くするための傾斜部11bが設けられている。
【0020】
更に本発明のワーク搬送装置11においては、その主たる特徴として、ワーク搬送面11aを挟んだ両側面に、ワーク2がワーク搬送面11a上に跨った状態でその音叉部2a先端を保持するためのワーク保持機構12が設けられている。ワーク保持機構12は、ワーク2の音叉部2a先端をその厚み方向から挟み込むように概ね音叉部2aの肉厚分の間隔を空けて配置された複数の板状片12aと、それら板状片12aをワーク2の搬送方向に向かって循環移動させる駆動部12bとで構成されている。
【0021】
ワーク保持機構12の板状片12aは、駆動部12bからの駆動力を受けてワーク搬送装置11のワーク搬送速度と等速で循環移動を繰り返しており、ワーク2の搬送時には、ワーク搬送装置11のワーク搬送面11a上に跨るようにして載置されたワーク2の音叉部2a先端を互いに隣接する二つの板状片12aで挟み込むように保持した状態で、ワーク2の搬送方向へ向かってワーク2と共に移動してワーク2の移動に追従する。
【0022】
尚、ワーク搬送装置11のワーク搬送面11aが振動面で構成される場合など、ワーク2に対するワーク搬送面11aの実質的な接触抵抗が比較的小さく、ワーク2がワーク搬送面11a上を摺動し易い場合には、板状片12aの移動速度(とワーク搬送装置11のワーク搬送速度との間に差があったとしても、ワーク2がワーク搬送面11aによりワーク搬送方向又はその反対方向へ極端に引っ張られることは無いため、ワーク2の音叉部2a先端が二枚の板状片12aの間に確実に保持される限りにおいては、板状片12aの移動速度は、必ずしもワーク搬送装置11のワーク搬送速度と等速である必要は無く、両者の間で多少の差異があっても構わない。
【0023】
ワーク搬送装置11のワーク搬送経路上流側及び下流側には、従来の構成と同様に、ワーク2をワーク搬送装置11へ搬入するワーク搬入装置3と、ワーク搬送装置11からワーク2を搬出するワーク搬出装置4とが、それぞれワーク搬送装置11に近接して配置されており、ワーク搬送装置11に対してワーク2の搬入出を連続的に行うように構成されている。
【0024】
以上のようにワーク搬送装置11とワーク搬入装置3とワーク搬出装置4とで構成されるワーク搬送システムにおいて、ワーク搬入装置3に収納された無数のワーク2の中から順次送出された個々のワーク2は、まず、図中左側に示すようにワーク搬入装置3のワーク搬入面3aに寝かされた状態で両脇をガイド部材3bに案内されながらワーク搬送装置11へ向かって一定速度で搬送される。
【0025】
この時、ワーク搬入装置3のワーク搬入面3a上に載置されたワーク2は、従来の構成と同様に音叉部2a先端がワーク搬送装置11側を向いた状態かそれとは反対側を向いた状態の何れかであり、そのような状態の中、ワーク2の搬入が進み、ワーク2がワーク搬入装置3のワーク搬入経路終端部に差し掛かると、音叉部2a先端がワーク搬送装置11側を向いたワーク2は、自重により音叉部2a先端がワーク搬入装置3のワーク搬入面3aから下方へ落下するような挙動を示し、それと同時に音叉部2aがワーク搬送装置11のワーク搬送面11aに跨った状態となり、更にそれと同時かその前後の任意のタイミングで音叉部2a先端がワーク保持機構12の二つの板状片12aに挟み込まれるようにして保持された状態となる。
【0026】
尚、音叉部2a先端がワーク搬送装置11とは反対側を向いたワーク2は、従来の構成と同様にワーク搬送装置11のワーク搬送面11a上には載置されず、ワーク搬入装置3のワーク搬入面3aから下方へ自由落下し、予め下方に設置された図示しない任意のワーク還流機構(振動式搬送装置やベルトコンベア等)によりワーク搬入装置3へと還流していく。
【0027】
以上のようにワーク2の音叉部2a先端がワーク保持機構12の二つの板状片12aにより保持された状態において、ワーク2の音叉部2a先端は、板状片12aがストッパーとして作用することで前後方向(ワーク搬送方向及びその反対方向)への移動が規制されているため、搬送途中にワーク2が前後方向へ倒れてワーク搬送面11a上から落下することは無く、落下するワーク2の数が減少することでワーク2の搬送効率が向上すると共に、落下の衝撃でワーク2自体が破損する虞が無くなる。
【0028】
ワーク2の搬送が進み、ワーク2がワーク搬送装置11のワーク搬送経路終端部に差し掛かると、従来の構成と同様にワーク2の音叉部2a先端がワーク搬出装置4の側端部4cに突き当たり、それによってワーク2の音叉部2aと反対側の基部2b側がワーク搬送装置11のワーク搬送経路終端部に設けられた傾斜部11bを滑り落ちるようにして、図中右側に示すようにワーク搬出装置4のワーク搬出面4a上に寝かされた状態で載置され、それと同時にワーク2の方向も基部2b側がワーク搬出方向を向いた一方向に自動的に揃えられ、両脇をガイド部材4bに案内されながらワーク搬出経路下流側へ一定速度で搬送されていく。
【0029】
尚、以上説明した本発明のワーク搬送システムは、ワーク搬入装置3に方向性が無い状態で無数に収納されたワーク2の方向を、ワークの製造プロセスの関係上、一方向に揃えることを主な目的として成されたものであるが、本発明の要旨は、ワーク2が搬送途中にワーク搬送装置11のワーク搬送面11a上から落下しないようにワーク2の音叉部2a先端を保持しながらワーク2を搬送することであり、ワークの搬送目的はそれに限定されるものではない。
【0030】
また、ワーク搬送装置11のワーク搬送面11aは、微細振動を発生する振動面ではなくベルトコンベアなどで構成されていてもよく、ワーク搬送装置11に設けられるワーク保持機構12についても、以上説明した構成に限定されるものではなく、例えば、ワーク保持機構12の板状片12aを任意のチャック機構や吸着ノズル或いは電磁石などに置き換え、ワーク2の音叉部2a先端を把持したり、真空吸着或いは電磁吸着(ワークが磁性体の場合)するような構成であってもよい。
【0031】
また、ワーク搬入装置3とワーク搬出装置4についても以上説明した構成に限定されるものではなく、例えば、ワーク搬入面3aとワーク搬出面4aは、微細振動を発生する振動面ではなくベルトコンベアなどで構成されていてもよく、更には、ワーク2を任意のチャック機構により把持したり、真空吸着或いは電磁吸着(ワークが磁性体の場合)することでワーク2をワーク搬送装置11に対して搬入出するような構成であってもよい。
【0032】
また、本発明において搬送対象となるワーク2は、水晶片などの電子部品に限定されず、その他種々の物品であってもよく、更に、先端が二つに枝分かれしたものに限定されるものではなく、ワーク搬送装置11のワーク搬送面11a上に跨るようにして載置することが可能なものであれば、三つ以上に枝分かれしたものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明のワーク搬送装置を用いたワーク搬送システムを模式的に示す斜視図
【図2】従来のワーク搬送装置を用いたワーク搬送システムを模式的に示す斜視図
【符号の説明】
【0034】
1 ワーク搬送装置
1a ワーク搬送面
1b 傾斜部
2 音叉型ワーク
2a 音叉部
2b 基部
3 ワーク搬入装置
3a ワーク搬入面
3b ガイド部材
4 ワーク搬出装置
4a ワーク搬出面
4b ガイド部材
4c 側端部
11 ワーク搬送装置
11a ワーク搬送面
11b 傾斜部
12 ワーク保持機構
12a 板状片
12b 駆動部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端が複数に枝分かれした音叉部を有するワークを前記音叉部がワーク搬送面上に跨るようにして載置された状態で搬送するワーク搬送装置であって、前記ワークが前記ワーク搬送面上に跨るようにして載置された状態において前記ワークの音叉部先端を保持しながら前記ワークの移動に追従するワーク保持機構を備えたことを特徴とするワーク搬送装置。
【請求項2】
前記ワーク保持機構は、少なくとも、前記ワークの音叉部先端を挟み込むように所定の間隔を空けて配置された複数の板状片と、当該板状片を前記ワークの搬送方向に向かって循環移動させる駆動部とで構成されることを特徴とする請求項1に記載のワーク搬送装置。
【請求項3】
請求項1、又は2に記載のワーク搬送装置のワーク搬送経路上流側及び下流側に、前記ワーク搬送装置へ前記ワークを搬入するワーク搬入装置と、前記ワーク搬送装置から前記ワークを搬出するワーク搬出装置とをそれぞれ配置して成ることを特徴とするワーク搬送システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2009−190845(P2009−190845A)
【公開日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−33949(P2008−33949)
【出願日】平成20年2月15日(2008.2.15)
【出願人】(000166948)シチズンファインテックミヨタ株式会社 (438)
【Fターム(参考)】