説明

一体式車輪及びこの車輪を用いた電動スクーター

【課題】一体式車輪及びこの車輪を用いた電動スクーターを供給する。
【解決手段】前記電動スクーター1は、その下端に前車輪92が設けられる操作レバー9と、その後端に後車輪93が設けられるステップフロア91とから構成され、前記前車輪又は後車輪の一方が一体式車輪である。前記一体式車輪は、その外周縁に複数の位置決め溝が設けられる車輪リムと、前記車輪リムの外周縁と一体成形することにより、その内周縁にそれぞれの位置決め溝に対応して嵌着される複数のバンプが形成されるゴムタイヤとを備える。これにより、車輪リムとゴムタイヤとをしっかり結合させることができ、車輪の使用寿命が延長されるとともに、走行の安全性が確保される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車輪リムとゴムタイヤとの離脱を防止することができ、使用寿命が延長されるとともに、走行の安全性が確保される一体式車輪、及びこの車輪を用いた電動スクーターに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の大型車両は、耐衝撃性を図るために、ほとんど、空気式ゴムタイヤが嵌着されている。それに対し、人力操作による平台車は、走行速度が遅いため、一体成形したゴムタイヤを主に利用しているが、その構造性が悪い。従って、人力操作による平台車が電力駆動に変更されると、電動平台車の走行速度が速くなるため、タイヤに与えられる作用力が増大されることで、タイヤの元の構造が耐えなくなり、壊れやすくなる。
【0003】
また、現在利用されている電動平台車には、折り畳んで收納する構造設計を備えるものが多いが、この折り畳み構造が広げられると、緩みの現象が生じてユーザに不快感を与え、さらに走行の安全性に影響することがよくある。
【0004】
本発明者は、それを鑑みて、従来の構造とは異なり、構造を強固にし、使用寿命を延長させるとともに、ユーザの快適性・安全性を確保する一体式車輪、及びこの車輪を用いた電動スクーターを提供するために、長年の経験を積んで絶えずに検討して改良を行った結果、ついに本発明の達成に至った。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、一体成形した車輪リムとゴムタイヤとを備え、車輪リムとゴムタイヤとが互いに嵌合して位置決められた構造により、車輪リムとゴムタイヤとが離脱せず、使用寿命が延長されるとともに、走行の安全性が確保される一体式車輪を提供することを主な目的とする。
【0006】
本発明は、一体成形した車輪リムとゴムタイヤとを備え、前記車輪リムを電動機のローターとする構造により、車輪を駆動用の主動輪とすることができ、急速回転の場合でも、車輪リムとゴムタイヤとをしっかり結合させることができる一体式車輪を提供することを次の目的とする。
【0007】
本発明は、広げられた後の構造を安定化することができ、走行する際に、ユーザの操作快適性及び安全性を兼ね備えている一体式車輪、及び二重位置決め折り畳み構造の電動スクーターを提供することを他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した発明の目的を達成させるために、本発明にかかる一体式車輪は、左側面、及び前記左側面に反対する右側面を含み、前記左側面と前記右側面との間に、複数の位置決め溝が環設される外周縁と、前記外周縁に反対する内周縁とが形成される車輪リムと、前記車輪リムの外周縁に一体成形することにより、その内周縁にそれぞれの位置決め溝に対応して嵌着される複数のバンプが形成されるゴムタイヤとを備える。
【0009】
実施形態において、本発明は、車輪リム及びゴムタイヤの左側面に固定される左側板と、車輪リム及びゴムタイヤの右側面に固定される右側板とをさらに備える。
【0010】
実施形態において、ゴムタイヤの左側面には、左側板を嵌め込むための左嵌着溝が設けられ、ゴムタイヤの右側面には、右側板を嵌め込むための右嵌着溝が設けられる。
【0011】
実施形態において、前記位置決め溝は、長尺形状をしており、その断面がばち形である。
【0012】
実施形態において、前記車輪リムは、電動機のローターとして利用される磁気鋼製のシェルである。前記車輪リムは、電動機のローターに直接カバーして接続されてもよい。
【0013】
実施形態において、本発明は、操作レバーを回転してステップフロアに折り畳むために、操作レバーとステップフロアとの間に連結され、固定ベースと、回転部材と、第1の位置決めセットと、第2の位置決めセットとから構成される折り畳み機構をさらに備える。前記固定ベースは、ステップフロアの前端に結合され、前記固定ベースの一端に第1の位置決め部が設けられる。前記回転部材は、その前端が操作レバーに接続され、前記回転部材が固定ベースに枢接され、前記回転部材に第2の位置決め部が設けられる。前記第1の位置決めセットは、回転する場合に、第1の位置決め部に係合するように、回転部材に相対的に往復回転可能に接続される。また、前記第2の位置決めセットは、上下に往復移動可能に固定ベースに連結され、前記第2の位置決めセットの一端に、第2の位置決め部に係合するための係合部が設けられる。
【発明の効果】
【0014】
従って、本発明は下記の利点がある。
1、本発明にかかる車輪リム及びゴムタイヤは、射出成形により一体成形され、二重の位置決め構造を有するので、異なる方向からの衝撃力が遮断されるように、車輪リムとゴムタイヤをしっかり結合させることができ、使用寿命が延長されるとともに、走行の安全性が確保される。
2、本発明にかかる車輪リムは、電動機のローターとして直接に利用可能であるので、車輪を駆動のための主動輪とすることができ、急速回転する場合でも、車輪リムとゴムタイヤとをしっかり結合させることができるものである。
3、本発明にかかる折り畳み機構は、二重の位置決め構造を有するので、広げられた後の構造を安定化し、走行する際にユーザの操作快適性及び安全性を兼ね備えることが可能である。
4、本発明は、折り畳み機構が広げられた後の構造に緩みが生じる場合に、ネジを調整することにより係合部と第2の位置決め部との係合力を調整し直すことができるので、ユーザの操作快適性及び安全性を確保することが可能である。
【0015】
総じて言えば、上述したように、本発明は、構造を安定化することができ、使用寿命が延長されるとともに、ユーザの安全性及び快適性が確保される一体式車輪、及びこの車輪を用いた電動スクーターを提供する、という発明の予想目的を確実に達成させることができ、実用上の価値が極めて高いので、法律に拠って特許を出願する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の好ましい実施形態の側面図である。
【図2】本発明の好ましい実施形態の折り畳み機構の斜視外観図である。
【図3】本発明の好ましい実施形態の折り畳み機構の分解組立図である。
【図4】本発明の折り畳む前の使用状態図である。
【図5】本発明の折り畳む前の使用状態図である。
【図6】本発明の折り畳んだ後の使用状態図である。
【図7】本発明の折り畳んだ後の使用状態図である。
【図8】本発明にかかる車輪の右側板を取り除いた場合の側面図である。
【図9】本発明にかかる車輪の分解組立図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明について、さらに深く理解されるように詳細に説明する。
【0018】
図1に示すように、本発明にかかる電動スクーター1の好ましい実施形態は、その下端に前車輪92が設けられている操作レバー9と、その後端に後車輪93が設けられているステップフロア91と、操作レバー9とステップフロア91との間に連結され、操作レバー9を回転してステップフロア91に折り畳むための折り畳み機構2とを備えている。
【0019】
図2及び図3に示すように、前記折り畳み機構2は、固定ベース3と、回転部材4と、第1の位置決めセット5と、第2の位置決めセット6とを備えている。
【0020】
前記固定ベース3は、その前端の周縁に複数の左凹溝311が形成されている左固定板31と、その前端の周縁に複数の右凹溝321が形成されている右固定板32とを備え、それぞれの左凹溝311はそれぞれの右凹溝321に対応し、前記左凹溝311と右凹溝321とは合わせて第1の位置決め部33として設けられている。前記左固定板31及び前記右固定板32には、それぞれ枢孔(312,322)が設けられ、前記2つの枢孔(312,322)は、円形状のビアホール341が設けられている枢軸34で枢接されている。前記左固定板31の後端及び右固定板32の後端は、それぞれステップフロア91の前端に固定して結合されている。
【0021】
前記回転部材4は、左固定板31と右固定板32との間に位置決められ、左回転板41と、右回転板42とを備え、前記左回転板41及び前記右回転板42には、それぞれ前記固定ベース3の枢孔(312,322)と同じ軸である軸孔(411,421)が設けられ、前記枢軸34は、同じ軸で前記2つの枢孔(312,322)及び軸孔(411,421)を貫通することにより、回転部材4が固定ベース3に対して回転できるように回転部材4を固定ベース3に枢接する。さらに、前記左回転板41の前端及び前記右回転板42の前端は、それぞれ操作レバー9に接続され、前記左回転板41に弧形状の左導溝412が設けられ、前記右回転板42に、前記左導溝412に対応する弧形状の右導溝422が設けられている。また、前記左回転板41の下端には下へ突出した左下凸部413が形成され、前記右回転板42の下端には下へ突出して前記左下凸部413に対応する右下凸部423が形成され、前記左下凸部413と右下凸部423とは合わせて第2の位置決め部43として設けられている。
【0022】
前記第1の位置決めセット5は、左回転板41と右回転板42との間に位置決められ、前記第1の位置決めセット5は、直棒51と、位置決め棒52と、連結板53と、ハンドル54と、弾性部材55とを備えている。その中、前記直棒51と位置決め棒52とは互いに平行しており、前記連結板53の両端は、前記直棒51と、位置決め棒52と、連結板53とが略H形状になるように、直棒51及び位置決め棒52にそれぞれ接続されている。又、前記直棒51は、その両端がそれぞれ左回転板41及び右回転板42に枢接されると、その一端がハンドル54に連結される。また、前記弾性部材55は、捻りバネである。前記弾性部材55は、直棒51が力を受けて回転した後、元の位置に戻ることができるように、直棒51にカバーして接続されている。さらに、前記位置決め棒52の両端は、それぞれ左導溝412及び右導溝422を通過した後、第1の位置決め部33の何れか1群の左凹溝311及び右凹溝321内への係合に供する。
【0023】
また、前記第2の位置決めセット6は、左回転板41と右回転板42との間において、第1の位置決めセット5の前側に位置決められている。前記第2の位置決めセット6は、偏心ハンドル61と、引棒62と、バネ63と、係合部材64と、調整ナット65とを備えている。前記偏心ハンドル61の下端には、左右両端がそれぞれ左回転板41及び右回転板42に枢接される棒体66が枢接されている。前記引棒62は、長形棒であり、前記引棒62の最先端が棒体66に接続され、前記引棒62が枢軸34におけるビアホール341及び係合部材64を通過した後、前記引棒62の下端が調整ナット65に螺合される。前記バネ63は、引棒62にカバーして接続されている。前記係合部材64は、その一端がステップフロア91の前端に枢接され、その他端に上へ突出した係合部641が設けられている。これにより、第2の位置決めセット6は、固定ベース3に上下に往復移動可能に連結されている。
【0024】
図4〜7に示すように、ユーザは、時計回りに偏心ハンドル61を下へ圧すと、偏心ハンドル61の下端の偏心作用により、引棒62を下へ移動し、動係合部材64を連動して下へ揺動させ、回転部材4の下端の第2の位置決め部43を係合部材64の係合部641による規制から離脱させることができる。また、ユーザは、時計回りにハンドル54を下へ圧すと、位置決め棒52を第1の位置決め部33による規制から離脱させることができる。このように、操作レバー9、前車輪92、及び回転部材4を同時に固定ベース3に対して回転させてステップフロア91に折り畳むことができる。一方、偏心ハンドル61を逆方向に操作してハンドル52を再び圧すと、操作レバー9がステップフロア91に対して広げられ、第1の位置決めセット5と第2の位置決めセット6との二重位置決め作用により、構造全体を安定化することができる。
【0025】
ユーザに長い間繰り返して利用されるため、回転部材4の下端の第2の位置決め部43と係合部材64の係合部641との間に緩みが生じた場合に、調整ナット65の制御を調整することにより、係合部641に第2の位置決め部43が有効に制御されるように、第2の位置決め部43に対する係合力を調整してもよい。
【0026】
また、図8及び図9に示すように、本発明にかかる前車輪92又は後車輪93の一方は、一体式車輪であるが、実施形態において、前記前車輪92及び後車輪93は、共に一体式車輪であってもよい。前記一体式車輪は、車輪リム2’と、ゴムタイヤ3’と、左側板4’と、右側板5’とを備えている。
【0027】
前記車輪リム2’は、左側面21’と、前記左側面21’に反対する右側面22’とを備え、前記左側面21’と右側面22’との間に、前記車輪リム2’を取り囲んで等間隔を有する複数の長尺形の位置決め溝25’が設けられている外周縁23’と、前記外周縁23’に反対する内周縁24’とが形成され、前記長尺形位置決め溝25’は、左端が車輪リム2’の左側面21’に連通し、右端が車輪リム2’の右側面22’に連通している。また、前記位置決め溝25’の断面はばち形をしており、前記車輪リム2’の左側面21’及び右側面22’には、それぞれ複数のネジ孔26’が設けられている。
【0028】
また、前記ゴムタイヤ3’は、射出成形により車輪リム2’の外周縁23’に形成され、これにより、前記ゴムタイヤ3’の内周縁に位置決め溝25’に対応する複数のばち形のバンプ31’が形成されるとともに、ゴムタイヤ3’の左側面に左嵌着溝32’が形成され、ゴムタイヤ3’の右側面に右嵌着溝33’が形成されている。
【0029】
組み合わせる際に、前記ゴムタイヤ3’は、車輪リム2’の外周縁23’に直接成形されるのに対し、左側板4’及び右側板5’は、それぞれ左嵌着溝32’及び右嵌着溝33’に嵌め込むとともに、それぞれ複数のボルト9’により車輪リム2’の左側面21’及び右側面22’の複数のネジ孔26’内に締め付けることにより、左側板21’をゴムタイヤ3’及び車輪リム2’の左側面21’に固定するとともに、右側板5’をゴムタイヤ3’及び車輪リム2’の右側面22’に固定する。これにより、輪車の従動輪として利用することが可能になる。
【0030】
実施形態において、前記車輪リム2’は、電動機6’のローター61’となるように、磁気鋼製のシェルであってもよく、又は、本発明を主動輪として、電動機6’のローター61’が回転する際に、ゴムタイヤ3’を直接連動し、電動平台車のような輪車を前進するように駆動するように、車輪リム2’を電動機6’のローター61’に直接カバーして接続してもよい。
【0031】
これにより、ゴムタイヤ3’又は車輪リム2’は、車輪リム2’の左側面21’又は右側面22’から力が与えられる場合に、左側板4’又は右側板5’の遮断により、軸方向に左側又は右側へ摺動することはない。また、位置決め溝25’とバンプ31’とは互いに嵌め合い、且つそれぞればち形の断面を有するため、ゴムタイヤ3’及び車輪リム2’に径方向の結合力が形成され、ゴムタイヤ3’と車輪リム2’を、離脱することなく、しっかり結合させることができる。
【0032】
以上、本発明の具体的な実施形態及び適用される技術的手段を説明したが、本発明の開示又は示唆により、多くの変形や修飾を派生・導出することが可能である。本発明の構想に基づいて達成された等価な変更は、それによる作用が明細書や図面に含まれる実質的精神から逸脱しないと、本発明の技術的範囲に含まれると思うべきである。
【符号の説明】
【0033】
1…電動スクーター、2…折り畳み機構、3…固定ベース、31…左固定板、311…左凹溝、32…右固定板、321…右凹溝、33…第1の位置決め部、312,322…枢孔、34…枢軸、341…ビアホール、4…回転部材、41…左回転板、411,421…軸孔、412…左導溝、413…左下凸部、42…右回転板、422…右導溝、423…右下凸部、43…第2の位置決め部、5…第1の位置決めセット、51…直棒、52…位置決め棒、53…連結板、54…ハンドル、55…弾性部材、6…第2の位置決めセット、61…偏心ハンドル、62…引棒、63…バネ、64…係合部材、641…係合部、65…調整ナット、66…棒体、9…操作レバー、91…ステップフロア、92…前車輪、93…後車輪、2’…車輪リム、21’…左側面、22’…右側面、23’…外周縁、24’…内周縁、25’…位置決め溝、26’…ネジ孔、3’…ゴムタイヤ、31’…バンプ、32’…左嵌着溝、33’…右嵌着溝、4’…左側板、5’…右側板、6’…電動機、61’…ローター、9’…ボルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
左側面、及び前記左側面に反対する右側面を含み、前記左側面と前記右側面との間に、複数の位置決め溝が環設される外周縁と、前記外周縁に反対する内周縁とが形成される車輪リムと、
前記車輪リムの外周縁に一体成形することにより、その内周縁にそれぞれの位置決め溝に対応して嵌着される複数のバンプが形成されるゴムタイヤと
を備える一体式車輪。
【請求項2】
左側板と、右側板とをさらに備え、前記ゴムタイヤの左側面には、前記左側板を嵌め込むための左嵌着溝が設けられ、前記ゴムタイヤの右側面には、前記右側板を嵌め込む右嵌着溝が設けられる
請求項1に記載の一体式車輪。
【請求項3】
前記位置決め溝は、長尺形をしており、その断面がばち形である
請求項1又は2に記載の一体式車輪。
【請求項4】
前記車輪リムは、電動機のローターとして利用される磁気鋼製のシェルである
請求項4に記載の一体式車輪。
【請求項5】
その下端に前車輪が設けられる操作レバーと、その後端に後車輪が設けられるステップフロアとを含む電動スクーターであって、
前記前車輪又は後車輪の一方は、
左側面、及び前記左側面に反対する右側面を含み、前記左側面と前記右側面との間に、複数の位置決め溝が環設される外周縁と、前記外周縁に反対する内周縁とが形成される車輪リムと、
前記車輪リムの外周縁に一体成形することにより、その内周縁にそれぞれの位置決め溝に対応して嵌着される複数のバンプが形成されるゴムタイヤと
を備える一体式車輪である電動スクーター。
【請求項6】
操作レバーとステップフロアとの間に連結され、操作レバーを回転してステップフロアに折り畳むための折り畳み機構をさらに含む電動スクーターであって、
前記折り畳み機構は、
前記ステップフロアの前端に結合され、その一端に第1の位置決め部が設けられる固定ベースと、
その前端が操作レバーに接続され、固定ベースに枢接され、且つ、第2の位置決め部が設けられる回転部材と、
回転する場合に、前記第1の位置決め部に係合するように、前記回転部材に相対的に往復回転可能に接続されている第1の位置決めセットと、
上下に往復移動可能に前記固定ベースに連結され、その一端に、前記第2の位置決め部に係合するための係合部が設けられる第2の位置決めセットと
を備える請求項5に記載の電動スクーター。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−51547(P2012−51547A)
【公開日】平成24年3月15日(2012.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−8795(P2011−8795)
【出願日】平成23年1月19日(2011.1.19)
【出願人】(511017265)迪吉亞節能科技股▲ふん▼有限公司 (1)
【住所又は居所原語表記】5F., NO. 10−1, SEC. 2,SHUANGSHI RD., BANQIAO CITY, TAIPEI COUNTY 22043, TAIWAN(R.O.C.)
【Fターム(参考)】