説明

上部パネルユニット

【課題】上部パネルを取り付けた、天井面まで立ち上がるドア枠を簡単にしかも精度良く設置することができるようにする。
【解決手段】ドア枠を構成する上枠12の短手方向の一端側における下面に、上部パネル20が予めねじ止めされた上部パネルユニット1であって、上枠12は、上面側の長手方向の両端角部が切除されており、この切除部の側端面に、縦枠に取り付けられた2本の連結ピンの大径の頭部に係合することで、縦枠を引き付けた状態で、上枠12を縦枠に連結する引き独鈷金具32が取り付けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、縦枠が天井面まで立ち上がり、ドアの上側に上部パネルが取り付けられるドア枠を壁面開口部に設置する場合に有利な上部パネルユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
通常、ドア枠を取り付ける際は、床の上で、左右一対の縦枠の上端部に上枠を予め取り付けておき、このように組み上がったドア枠を起こし、壁面開口部に嵌め入れて固定設置するのが一般的であるが、縦枠が天井面まで立ち上がるタイプのドア枠の場合は、左右一対の縦枠の上端部に上枠を予め取り付けておくと、組み上がったドア枠を起こす際にドア枠が天井面に接触し、天井面が損傷するといった問題がある。
【0003】
従って、縦枠が天井面まで立ち上がるタイプのドア枠を設置する場合は、まず、それぞれの縦枠を個別に壁面開口部の側面に仮止めした後、上枠を壁面開口部の上面に位置決めしながら固定設置し、それぞれの縦枠を上枠の両端部に連結した後、縦枠が垂直になるように調整しながら、縦枠を壁面開口部の側面に固定する。
【0004】
その後、ドアの上端部より少し上の位置で両縦枠に接続される横桟を取り付け、この横桟に繋がる縦桟を両縦枠に取り付けると共に、両縦桟に繋がる横桟を上枠に取り付け、これらの縦桟及び横桟を挟み込むように、一対の化粧板を縦桟及び横桟に固定することによって上部パネルを形成するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平08−151730号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述したように、壁面開口部内でドア枠の組み立てを行う場合、上枠と縦枠の直角が出にくく、縦枠の位置調整に手間がかかると共に、ドア枠の組立後に行う上部パネルの形成作業も面倒であり、上部パネルを取り付けたドア枠を効率よく設置することができないといった問題がある。
【0007】
また、ドア枠の開口幅が大きい場合、即ち、上枠の長さが長い場合は、上枠が撓み易いので、上枠を壁面開口部の上面にねじ止めした状態であっても、上枠に不陸が発生し易く、その後に形成される上部パネルとの間に隙間が発生してしまうといった問題もある。
【0008】
そこで、この発明の課題は、上部パネルを取り付けた、天井面まで立ち上がるドア枠を簡単にしかも精度良く設置することができるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、天井面まで立ち上がるドア枠に取り付けられるドアの直上部分を仕切るために、前記ドア枠の上部に取り付けられる上部パネルと、前記ドア枠を構成している上枠とを備え、前記上枠が前記上部パネルに予め取り付けられていることを特徴とする上部パネルユニットを提供するものである。
【0010】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の上部パネルユニットにおいて、前記上部パネルは、透明または半透明の窓部を有していることを特徴としている。
【0011】
また、請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明の上部パネルユニットにおいて、前記上枠の両端部には、前記ドア枠を構成している縦枠に取り付けられた連結ピンに係合することで、前記上枠を前記縦枠に連結する引き独鈷金具が取り付けられていることを特徴としている。
【0012】
また、請求項4に係る発明は、請求項1または2に係る発明の上部パネルユニットにおいて、前記上枠の両端部には、前記ドア枠を構成している縦枠に取り付けられた連結ピンに係合することで、前記縦枠を引き付けた状態で、前記上枠を前記縦枠に連結する引き独鈷金具が取り付けられていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
以上のように、請求項1、2に係る発明の上部パネルユニットは、ドア枠の上部に取り付けられる上部パネルと、ドア枠を構成している上枠とが、予め、一体化されているので、上枠と縦枠とを連結する際、上枠に取り付けてある上部パネルが施工定規の役割を果たし、縦枠を上部パネルの両端面に当接させることによって、上枠と縦枠との直角が出やすく、縦枠の位置調整を容易に行うことができる。
【0014】
また、予め、上部パネルが上枠に取り付けられているので、従来のように、組み立てたドア枠に、桟木等を取り付けて化粧板を張るといった上部パネルの形成作業が不要となり、上部パネルを取り付けた、天井面まで立ち上がるドア枠を短時間で効率よく設置することができる。
【0015】
また、上枠に上部パネルが取り付けられていることで、上枠の長さが長い場合であっても、上枠が撓みにくく、上枠を壁面開口部の上面に固定した状態で、上枠に不陸が発生しにくいので、ドア枠を精度良く組み立てることができると共に、上枠と上部パネルとの間に隙間が形成されることもない。
【0016】
また、請求項3に係る発明の上部パネルユニットは、上枠の両端部に、ドア枠を構成している縦枠に取り付けられた連結ピンに係合させることで、上枠を縦枠に連結する引き独鈷金具が取り付けられているので、壁面開口部内でドア枠を組み立てる際、縦枠を壁面開口部の両側面に仮固定した後、縦枠に取り付けられた連結ピンを上枠に取り付けられた引き独鈷金具に係合させることで、左右一対の縦枠と上枠とが即座に連結される。従って、縦枠の垂直を調整するだけで、上枠と縦枠との連結部分が直角となり、上枠の固定は目視で水平を確認しながら行えばよく、寸法出しの必要もないので、施工作業性がよい。
【0017】
また、請求項4に係る発明の上部パネルユニットは、上枠に取り付けた引き独鈷金具が、縦枠に取り付けた連結ピンに係合することで、縦枠を引き付けた状態で、上枠を縦枠に連結するようになっているので、この引き独鈷金具によって上枠と縦枠とを連結するだけで、上枠と縦枠との連結部分が直角となり、上枠と縦枠とを連結するだけの引き独鈷金具を採用している請求項3に係る発明の上部パネルユニットに比べて、施工作業性がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】この発明に係る上部パネルユニットの一実施形態を用いて組み立てたドア枠にドアを取り付けた状態を示す正面図である。
【図2】(a)は図1のV−V線に沿った断面図、(b)は図1のW−W線に沿った断面図である。
【図3】同上の上部パネルユニットを示す斜視図である。
【図4】同上の上部パネルユニットを示す側面図である。
【図5】(a)は同上の上部パネルユニットを示す平面図、(b)は同上の上部パネルユニットを示す正面図、(c)は同上の上部パネルユニットを示す底面図である。
【図6】同上の上部パネルユニットの端部を示す部分拡大斜視図である。
【図7】(a)は縦枠への上枠の取り付け前の状態を示す平面図、(b)は縦枠に上枠を取り付けた状態を示す平面図である。
【図8】(a)、(b)は同上のドア枠の組立・設置工程を説明するための工程図である。
【図9】この発明に係る上部パネルユニットの他の実施形態を用いて組み立てたドア枠にドアを取り付けた状態を示す正面図である。
【図10】(a)は図9のX−X線に沿った断面図、(b)は図9のY−Y線に沿った断面図である。
【図11】同上の上部パネルユニットを示す斜視図である。
【図12】同上の上部パネルユニットを示す側面図である。
【図13】(a)は同上の上部パネルユニットを示す平面図、(b)は同上の上部パネルユニットを示す正面図、(c)は同上の上部パネルユニットを示す底面図である。
【図14】同上の上部パネルユニットの端部を示す部分拡大斜視図である。
【図15】(a)は縦枠への上枠の取り付け前の状態を示す平面図、(b)は縦枠に上枠を取り付けた状態を示す平面図である。
【図16】(a)、(b)は引き寄せ機能を備えていない引き独鈷金具が取り付けられた上枠の端部を示す部分平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1〜図2(a)、(b)は、天井面まで立ち上がったドア枠10にドアDを取り付けた状態を示している。このドア枠10は、天井面まで立ち上がる、左右一対の縦枠11、11と、この縦枠11、11をその上端部で連結する上枠12とから構成されており、このドア枠10には、ドアDの上側の空間を仕切る上部パネル20が取り付けられている。なお、縦枠11、11、上枠12及び上部パネル20は、木質材料によって形成されており、縦枠11、11には、合成樹脂等によって形成された戸当り13、13が取り付けられている。
【0020】
前記上部パネル20は、図3〜図5に示すように、ドア枠10を構成している上枠12に予め取り付けられた上部パネルユニット1として、一対の縦枠11、11と共に供給されるようになっており、上部パネル20は、上枠12の短手方向の一端側における下面にねじ止めされている。
【0021】
前記上枠12は、図6に示すように、上面側の長手方向の両端角部が切除されており、この切除部の側端面12aに、図7(a)、(b)に示すように、縦枠11に取り付けられた2本の連結ピン31、31の大径の頭部31a、31aに係合することで、縦枠11を引き付けた状態で、上枠12を縦枠11に連結する引き独鈷金具32が取り付けられている。
【0022】
前記引き独鈷金具32は、連結ピン31、31の大径の頭部31a、31aに係合する面が、連結ピン31、31の進入方向に向かって金具の取付面側に徐々に接近するように、係合部32a、32aを傾斜させてあり、連結ピン31、31を係合部32a、32aに進入させるに従って、縦枠11が上枠12側に引き付けられるようになっている。
【0023】
以上のように構成されたドア枠10は、以下のようにして組み立てられる。まず、図8(a)に示すように、左右一対の縦枠11、11を、壁面開口部を形成している縦桟木51、51に木ねじによって仮止めした後、図7(a)、(b)に示すように、縦枠11に取り付けられた2本の連結ピン31、31を、上部パネル20の上枠12に取り付けられた引き独鈷金具32に係合させることで、図8(b)に示すように、左右一対の縦枠11、11の上端部同士を、上部パネルユニット1(上枠12)によって相互に連結する。
【0024】
この状態では、縦枠11に取り付けられた連結ピン31、31が引き独鈷金具32に係合することによって、左右一対の縦枠11、11の上端部が上部パネル20側に引き寄せられて、上部パネルユニット1を構成している上枠12の両側端面だけでなく、上部パネル20の両側端面についても縦枠11、11の内側面に当接することになるので、上枠12と縦枠11、11の直角が出ていると共に、縦枠11、11と上枠12との間に隙間が形成されにくくなっている。
【0025】
続いて、縦枠11、11が垂直になるように、壁面開口部を構成している縦桟木51、51と縦枠11、11との間に隙間調整部材を適宜挿入しながら、縦枠11、11の位置調整を行い、縦桟木51、51に縦枠11、11を釘や木ねじによって本固定するが、上述したように、上枠12と縦枠11、11の直角が保持されているので、縦枠11、11の位置調整を容易に行うことができる。
【0026】
最後に、上枠12の水平を目視で確認しながら、壁面開口部を構成している横桟木52と上枠12との間に隙間調整部材を適宜挿入することによって、上枠12の位置調整を行い、横桟木52に上枠12を釘や木ねじによって固定することになるが、上枠12の下面に上部パネル20が予め取り付けられていることで、上枠12が撓みにくく、上枠12を横桟木52に固定した状態で、上枠12に不陸が発生しにくいので、ドア枠10を精度良く組み立てることができると共に、上枠12と上部パネル20との間に隙間が形成されることもない。なお、戸当り13、13は、ドアDをドア枠10に取り付ける直前に、縦枠11、11に取り付けることになる。
【0027】
図9〜図10(a)、(b)は、図11〜図15に示す、他の実施形態である上部パネルユニット1Aを使用して組み立てたドア枠10AにドアDを取り付けた状態を示している。このドア枠10Aも基本的には上述したドア枠10と同一構成を備えているので、同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、異なる構成要素である上部パネルユニット1Aについて詳細に説明する。
【0028】
前記上部パネルユニット1Aは、上枠12Aと、この上枠12Aの短手方向の一端側に取り付けられた上部パネル20Aと、この上部パネル20Aの下端部に取り付けられた、ドアクローザDCを取り付けるための取付桟40とから構成されており、上部パネル20Aは、透明または半透明の窓部を有している。
【0029】
前記上部パネル20Aは、木質材料によって形成された窓下枠21と、この窓下枠21と上枠12Aとを両端部でそれぞれ連結する、アルミニウム成形体からなる左右一対の窓縦枠22、22と、窓下枠21、左右一対の窓縦枠22及び上枠12Aに形成された溝に周縁部が嵌め込まれることによって、これらの枠材に保持される透明または半透明のプラスチック板23とから構成されており、左右一対の窓縦枠22、22は、その上端部及び下端部が上枠12A及び窓下枠21の長手方向の両端部にそれぞれ形成された彫込部に嵌め込まれた状態で、その彫込部にビス止めされている。
【0030】
前記上枠12Aも、図14に示すように、上述した上部パネルユニット1の上枠12と同様に、上面側の長手方向の両端角部が切除され、この切除部の側端面12Aaに、図15(a)、(b)に示すように、縦枠11に取り付けられた2本の連結ピン31、31の大径の頭部31a、31aに係合することで、縦枠11を引き付けた状態で、上枠12Aを縦枠11に連結する引き独鈷金具32Aが取り付けられているが、上枠12Aの両端部には、左右一対の窓縦枠22、22が固定されているので、この窓縦枠22、22の取付領域まで張り出さないように、引き独鈷金具32Aは、その係合部32Aa、32Aaが相互に接近したものを採用している。
【0031】
また、前記取付桟40は、窓下枠21と同様の木質材料によって形成されており、上部パネル20Aの窓下枠21に取り付けられている。ドアクローザDCは、取付桟40の下面に取り付けるようになっており、取付桟40に取り付けたドアクローザDCは、ドアDの上端部に取り付けたストライカーを受け入れることができるように、ドアDの上端部に対応する高さ位置に張り出している。
【0032】
以上のように構成された上部パネルユニット1Aを用いてドア枠10Aを組立・設置する場合も、上述したドア枠10と同様の方法で行うことができ、上部パネルユニット1を使用する場合と同様の効果を得ることができる。
【0033】
また、上述した上部パネルユニット1Aは、上部パネル20AにドアクローザDCを取り付けるための取付桟40を取り付けているが、これに限定されるものではなく、ドアクローザDCを取り付けない場合は、上部パネル20Aに取付桟40を取り付ける必要はないことは言うまでもない。
【0034】
なお、上述した実施形態では、アルミニウム成形体からなる窓縦枠22、22を採用しているが、これに限定されるものではなく、木質材料によって形成することも可能である。ただし、強度面を考慮すると、アルミニウム成形体からなる窓縦枠を採用することが望ましい。
【0035】
また、上述した実施形態では、上部パネル20Aの窓部を透明または半透明のプラスチック板23によって形成しているが、これに限定されるものではなく、透明または半透明のガラス板を採用することも可能である。
【0036】
また、上述した各実施形態では、縦枠11の引付機能を有する引き独鈷金具32、32Aを採用しているが、これに限定されるものではなく、例えば、図16(a)、(b)に示すように、係合部32Ba、32Ba、係合部32Ca、32Caが傾斜しておらず、縦枠11の引付機能を有していない引き独鈷金具32B、32Cを採用することも可能である。
【0037】
このように、縦枠11の引付機能を有していない引き独鈷金具32B、32Cを採用する場合も、縦枠11の引付機能を有する引き独鈷金具32、32Aを採用する場合と同様に、予め、縦枠11、11と上枠12とを連結することができるので、従来のように、それぞれの縦枠を個別に壁面開口部の側面に仮止めした後、上枠を壁面開口部の上面に位置決めしながら固定設置する必要がなく、上枠12、12Aを、壁面開口部を構成している横桟木52に固定する際、上枠12の水平を目視で確認しながら、壁面開口部を構成している横桟木52と上枠12との間に隙間調整部材を適宜挿入することによって、上枠12の位置調整を行うことができるので、上枠12、12Aの位置調整を簡単に行うことができる。
【0038】
また、上述した各実施形態では、上枠12、12Aの両端部に引き独鈷金具32、32Aを取り付けているが、これに限定されるものではなく、引き独鈷金具を省略することも可能である。ただし、引き独鈷金具を上枠に取り付けない上部パネルユニットを使用する場合は、上枠12、12Aに引き独鈷金具32、32Aを取り付けている上部パネルユニット1、1Aを使用する場合とは、ドア枠の組立・設置方法が異なる。以下、引き独鈷金具を上枠に取り付けない上部パネルユニットを使用する場合のドア枠の組立・設置方法について簡単に説明する。
【0039】
まず、左右一対の縦枠を、壁面開口部を形成している縦桟木に仮止めした後、上枠を位置決めしながら、壁面開口部を形成している横桟木に上部パネルユニットを固定設置し、それぞれの縦枠を上部パネルユニットの両端部に連結した後、縦枠が垂直になるように調整しながら、縦枠を壁面開口部の縦桟木に固定設置することになる。
【0040】
以上のように、縦枠を上部パネルユニットに連結した状態では、上部パネルユニットを構成している上枠の両側端面だけでなく、上部パネルの両側端面についても縦枠の内側面に当接することによって、上部パネルが施工定規の役割を果たすので、上枠と縦枠との直角を出し易く、その後に行う縦枠の位置調整を簡単に行うことができる。
【0041】
また、上述した上部パネルユニット1、1Aを使用する場合と同様に、上枠の下面に上部パネルが予め取り付けられていることによって、上枠が撓みにくく、上枠を横桟木に固定した状態で、上枠に不陸が発生しにくいので、ドア枠を精度良く組み立てることができると共に、上枠と上部パネルとの間に隙間が形成されることもないという効果が得られることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明の上部パネルユニットは、縦枠が天井面まで立ち上がり、ドアの上側に上部パネルが取り付けられるドア枠を壁面開口部に設置する場合に利用することができる。
【符号の説明】
【0043】
1、1A 上部パネルユニット
10、10A ドア枠
11 縦枠
12、12A 上枠
12a、12Aa 側端面
13 戸当り
20、20A 上部パネル
21 窓下枠
22 窓縦枠
23 プラスチック板
31 連結ピン
31a 頭部
32、32A、32B、32C 引き独鈷金具
32a、32Aa、32Ba、32Ca 係合部
40 取付桟
51 縦桟木
52 横桟木
D ドア
DC ドアクローザ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
天井面まで立ち上がるドア枠に取り付けられるドアの直上部分を仕切るために、前記ドア枠の上部に取り付けられる上部パネルと、
前記ドア枠を構成している上枠と
を備え、
前記上枠が前記上部パネルに予め取り付けられていることを特徴とする上部パネルユニット。
【請求項2】
前記上部パネルは、透明または半透明の窓部を有している請求項1に記載の上部パネルユニット。
【請求項3】
前記上枠の両端部には、前記ドア枠を構成している縦枠に取り付けられた連結ピンに係合することで、前記上枠を前記縦枠に連結する引き独鈷金具が取り付けられている請求項1または2に記載の上部パネルユニット。
【請求項4】
前記上枠の両端部には、前記ドア枠を構成している縦枠に取り付けられた連結ピンに係合することで、前記縦枠を引き付けた状態で、前記上枠を前記縦枠に連結する引き独鈷金具が取り付けられている請求項1または2に記載の上部パネルユニット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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