説明

下向き洗眼用カップ

【課題】下向き洗眼カップは、高齢者、腰痛、首痛等の方、上向きの困難な方にも楽な姿勢で、簡単に使いやすく下向きにて安心して洗眼ができる、下向き洗眼カップを提供する。
【解決手段】 弾性質のプラスチック等で形成された洗眼用カップ本体と、つまみ部から構成され、洗眼用カップ本体において、眼の周りに心地よくヒィットするように形成され、本体開口部の周縁に、ソフトな密着感があるようにソフトシリコーンのような材質でフレームを設け、つまみ部は、つまみ昜い円形状に設け底を抜いた状態を特徴とする下向き洗眼カップ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、下向きの状態で洗眼を行う、下向き洗眼用カップに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、洗眼アイカップ、洗眼用カップ、洗眼容器、下向きぷにょカップ等があった。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】特許公開 2008−61787
【特許文献2】特許公開 2007−282873
【発明の概要】

【発明の解決しょうとする課題】
【0004】
そのために、次のような問題点があった。
(イ)顔を上向きでの洗眼の場合、高齢者、腰痛、首痛等の方、上向きの困難な方も洗眼を行うことが大変厳しく、楽な姿勢で目を優しく洗眼が行えないか、大変難しかった。
(ロ)従来、眼に強く押し当てることで眼の周りに痛みがあり、目頭、目尻等から洗浄液が漏れることもあった。
(ハ)メイクを落とした後に眼の洗浄を行う為の容器で、下向きで容器の下部の小さい凸部をつまんで洗眼を行う洗眼容器もみられ、つまみ部が小さく、つまみずらく、手から落としやすく、不安定であった。
本発明は、これらの問題点を解決するためのものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
弾性質のプラスチック等で形成された洗眼用カップ本体と、つまみ部から構成される。洗眼用カップ本体において、眼の周りに心地よくフィットするように形成された本体開口部の周縁に、ソフトな密着感があるようにソフトシリコーンのような材質でフレームを設ける。本体底は閉じられており、そこから下に数センチほどの円形状のようなつまみ昜い形状のつまみ部を設ける。
つまみ部の底は抜けている。
以上を特徴とする下向き洗眼カップである。
【発明の効果】
【0006】
眼の周りに心地よくフイットし、高齢者、腰痛、首痛等の方、上向きが困難な方も安心して、楽な姿勢で下向きでの洗眼をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の正面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)弾性質のプラスチック等で形成された洗眼用カップ本体(1)と、つまみ部(2)から構成される。
(ロ)洗眼用カップ本体(1)において、眼の周りに心地よくフィットするように、形成された本体開口部(4)の周縁に、ソフトな密着感があるように、ソフトシリコーンのような材質でフレーム(3)を設ける。
(ハ)本体底(5)は閉じられており、そこから下に数センチほどの円形状のつまみ部を設ける。
(ニ)つまみ部(2)の底は抜けている。
本発明は以上のような構成で、これを実際に使用する時は、本体開口部(4)より洗浄液を本体底(5)より縁まで注入し、下向きで眼に装着する。
フレーム(3)がソフトシリコーンのような材質なので、眼の周りの皮膚にも優しく密着し痛みも感じない。つまみ部(2)は空洞で底が抜けている状態なので、つまみ部(2)をつまみ、プッシュすることで本体底(5)の面が押し上げられ、眼の中に洗浄液が十分に入り、瞬きを数回することで、高齢者、腰痛、首痛等の方、上向きの困難な方も安心して楽な姿勢で下向きでの洗眼ができる。
【符号の説明】
【0009】
1 洗眼用カップ本体
2 つまみ部
3 フレーム
4 本体開口部
5 本体底

【特許請求の範囲】
【請求項1】
弾性質のプラスチック等で本体を形成し、開口部周縁を眼に心地よくフィットするためにソフトシリコーンのようなフレームを設けた、本体底は閉じられており、そこから下に数センチほどの円形状のつまみ部を設ける、つまみ部の底が抜けていることを特徴とする下向き洗眼カップ。

【図1】
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【公開番号】特開2011−115531(P2011−115531A)
【公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−296033(P2009−296033)
【出願日】平成21年12月7日(2009.12.7)
【出願人】(510001009)
【出願人】(510001010)
【Fターム(参考)】