説明

不揮発性メモリ装置及び不揮発性メモリ装置を制御するコントローラの動作方法

【課題】向上された動作速度を有する不揮発性メモリ装置及び不揮発性メモリ装置を制御するコントローラの動作方法を提供する。
【解決手段】本発明の不揮発性メモリ装置は、データのプログラム、読出し又は消去を遂行する第1プレーン、データのプログラム、読出し又は消去を遂行する第2プレーン、及び第1プレーン又は第2プレーンから共通バスを通じて伝送されるデータを外部へ出力し、外部から受信されるデータを、共通バスを通じて第1プレーン又は第2プレーンへ伝送するデータ入出力回路を含む。第1プレーンでプログラム、読出し又は消去が遂行される時、データ入出力回路は共通バスを通じて第2プレーンとデータを交換する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は半導体メモリに係り、より詳しくは不揮発性メモリ装置及び不揮発性メモリ装置を制御するコントローラの動作方法に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体メモリ装置はシリコン(Si)、ゲルマニウム(Ge)、砒素ガリウム(GaAs)、リン化インジウム(InP)等のような半導体を利用して具現される記憶装置である。半導体メモリ装置は大きく揮発性メモリ装置と不揮発性メモリ装置とに区分される。
【0003】
揮発性メモリ装置は電源供給が遮断されれば、格納されたデータが消滅するメモリ装置である。揮発性メモリ装置にはSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、SDRAM(Synchronous DRAM)等がある。不揮発性メモリ装置は電源供給が遮断されても格納されたデータを維持するメモリ装置である。不揮発性メモリ装置にはROM、PROM、EPROM(Electrically Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)、フラッシュメモリ装置、PRAM(Phase−change RAM)、MRAM(Magnetic RAM)、RRAM(登録商標)(Resistive RAM)、FRAM(登録商標)(Ferroelectric RAM)等がある。フラッシュメモリ装置は大きくNORタイプとNANDタイプとに区分される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】韓国特許公開第10−2000−0033771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は向上された動作速度を有する不揮発性メモリ装置及び不揮発性メモリ装置を制御するコントローラの動作方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するためになされた本発明による不揮発性メモリ装置は、データのプログラム、読出し又は消去を遂行するように構成される第1プレーンと、データのプログラム、読出し又は消去を遂行するように構成される第2プレーンと、前記第1プレーン又は前記第2プレーンから共通バスを通じて伝送されるデータを外部へ出力し、外部から受信されるデータを、前記共通バスを通じて前記第1プレーン又は前記第2プレーンへ伝送するように構成されるデータ入出力回路と、を含み、前記第1プレーンで前記プログラム、読出し又は消去が遂行される時、前記データ入出力回路は前記共通バスを通じて前記第2プレーンとデータを交換することを特徴とする。
【0007】
一実施形態において、前記第1プレーンは、複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、外部から受信されるアドレスをデコーディングし、複数のサブワードラインを通じて前記複数のメモリセルに連結されるアドレスデコーダーと、前記共通バスを通じて前記データ入出力回路に連結され、複数のビットラインを通じて前記複数のメモリセルに連結される読出し及び書込み回路と、外部から受信されるコマンドをデコーディングし、前記デコーディングされたコマンドに従って前記プログラム、読出し又は消去を遂行するように前記アドレスデコーダーと読出し及び書込み回路を制御するように構成される制御ロジックと、を含む。
【0008】
一実施形態において、前記不揮発性メモリ装置は高電圧を発生するように構成される電荷ポンプをさらに含み、前記制御ロジックは前記電荷ポンプから前記高電圧を受信して前記第1プレーンのプログラム、読出し又は消去の時に要求される電圧を生成するようにさらに構成される。
【0009】
他の実施形態において、前記第2プレーンは前記第1プレーンと同一の構造を有する。
他の実施形態において、前記第1プレーンのアドレスデコーダーと前記第2プレーンのアドレスデコーダーとは共通バスを通じて前記アドレスを受信するように構成される。
他の実施形態において、前記第1プレーンの制御ロジックと前記第2プレーンの制御ロジックとは共通バスを通じて前記コマンドを受信するように構成される。
【0010】
一実施形態において、前記第1プレーンでプログラム、読出し又は消去が遂行される時、前記遂行中であるプログラム、読出し又は消去より高い優先順位を有するコマンドが受信されれば、前記制御ロジックは前記遂行の中であるプログラム、読出し又は消去を中止し、前記高い優先順位を有するコマンドに従ってプログラム、読出し又は消去を遂行し、及び前記中止されたプログラム、読出し又は消去を再開するように前記アドレスデコーダーと前記読出し及び書込み回路を制御するようにさらに構成される。
【0011】
他の実施形態において、前記読出し及び書込み回路は、前記遂行の中であるプログラム、読出し又は消去に関連付けられたデータを格納するように構成される複数のメーンラッチと、前記遂行の中であるプログラム、読出し又は消去が中止される時、前記中止されるプログラム、読出し又は消去に関連付けられたデータを格納するように構成される複数の補助ラッチと、を含む。
【0012】
一実施形態において、前記データ入出力回路は、前記第1及び第2プレーンの中で少なくとも1つが遊休(idle)状態である時、遊休状態を示すレディ−ビジー(ready−busy)信号を外部へ出力するように構成される。
一実施形態において、前記データ入出力回路は、前記第1及び第2プレーンの中で少なくとも1つがビジー(busy)状態である時、ビジー状態を示すレディ−ビジー信号を外部へ出力するように構成される。
一実施形態において、前記データ入出力回路は、前記第1プレーンの遊休状態又はビジー状態を示す第1レディ−ビジー信号、及び前記第2プレーンの遊休状態又はビジー状態を示す第2レディ−ビジー信号を外部へ出力するように構成される。
【0013】
上記の課題を解決するためになされた本発明による、独立的にプログラム、読出し又は消去を遂行するように構成される第1及び第2プレーンを含む不揮発性メモリ装置を制御するように構成される本発明の実施形態によるコントローラの動作方法は、前記第1及び第2プレーンの中で目標プレーンに対するプログラム、読出し又は消去コマンドを生成する段階と、前記第1及び第2プレーンの中で前記目標プレーンが遊休状態であるか否かをチェックする段階と、前記目標プレーンが遊休状態であれば、前記目標プレーンにプログラム、読出し又は消去コマンドを前記不揮発性メモリ装置へ伝送する段階と、前記目標プレーンが遊休状態でなければ、前記目標プレーンで遂行中のプログラム、読出し又は消去と前記生成されたコマンドの優先順位に従って前記プログラム、読出し又は消去コマンドを前記不揮発性メモリ装置へ伝送する段階と、を含む。
【0014】
一実施形態において、前記遊休状態であるか否かをチェックする段階は、前記不揮発性メモリ装置から出力されるレディ−ビジー状態が遊休状態である時、前記不揮発性メモリ装置に状態読出し(status read)コマンドを伝送する段階と、前記状態読出しコマンドに従って前記不揮発性メモリ装置から伝送される応答に基づいて前記目標プレーンが遊休状態であるか否かを判別する段階と、を含む。
【0015】
一実施形態において、前記遊休状態であるか否かをチェックする段階は、前記不揮発性メモリ装置から出力されるレディ−ビジー状態がビジー状態である時、前記不揮発性メモリ装置に状態読出しコマンドを伝送する段階と、前記状態読出しコマンドに従って前記不揮発性メモリ装置から伝送される応答に基づいて前記目標プレーンが遊休状態であるか否かを判別する段階と、を含む。
【0016】
他の実施形態において、前記遊休状態であるか否かをチェックする段階は、前記不揮発性メモリ装置から出力される第1レディ−ビジー信号と第2レディビジー信号との中で前記目標プレーンに関連付けられたレディ−ビジー信号に従って前記目標プレーンが遊休状態であるか否かを判別する段階を含む。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、不揮発性メモリ装置のプレーンは独立的にプログラム、読出し又は消去を遂行し、優先順位に従って動作の中止及び再開を遂行できる。従って、向上された動作速度を有する不揮発性メモリ装置及び不揮発性メモリ装置を制御するコントローラの動作方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の第1実施形態による不揮発性メモリ装置を示すブロック図である。
【図2】第1プレーンのメモリセルアレイと第2プレーンのメモリセルアレイとで遂行されるプログラム、読出し又は消去の例を示す。
【図3】図1の不揮発性メモリ装置が動作する第1例を示すタイミング図である。
【図4】(A)は、図1のデータ入出力回路が出力するレディ−ビジー信号の例を示すテーブルであり、 (B)は、図1のデータ入出力回路が出力するレディ−ビジー信号の例を示すテーブルであり、 (C)は、図1のデータ入出力回路が出力するレディ−ビジー信号の例を示すテーブルである。
【図5】第1プレーンのメモリセルアレイで遂行されるプログラム、読出し、又は消去の例を示す。
【図6】図1の不揮発性メモリ装置が動作する第2例を示すタイミング図である。
【図7】図1の読出し及び書込み回路の例を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施形態によるメモリシステムを示すブロック図である。
【図9】図8のコントローラの動作方法の第1例を示すフローチャートである。
【図10】図8のコントローラの動作方法の第2例を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2実施形態による不揮発性メモリ装置を示すブロック図である。
【図12】第1及び第2プレーンの状態に従うレディ−ビジー信号を示すテーブルである。
【図13】本発明の第3実施形態による不揮発性メモリ装置を示すブロック図である。
【図14】図13の不揮発性メモリ装置と通信するコントローラの動作方法の第3例を示すフローチャートである。
【図15】図8のメモリシステムの応用例を示すブロック図である。
【図16】本発明の実施形態によるメモリカードを示す。
【図17】本発明の実施形態によるソリッドステートドライブを示す。
【図18】図15を参照して説明したメモリシステムを含むコンピューティングシステムを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下で、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が本発明の技術的思想を容易に実施できる程度に詳細に説明するために、本発明の実施形態を添付の図面を参照して説明する。
【0020】
例示的にNANDフラッシュメモリを参照して本発明の実施形態を説明するが、本発明の技術的思想はNANDフラッシュメモリに限定されない。本発明の技術的思想はEEPROM、NORフラッシュメモリ装置、PRAM、MRAM、RRAM(登録商標)(Resistive RAM)、FRAM(登録商標)等の多様な不揮発性メモリ装置に適用され得る。
【0021】
図1は本発明の第1実施形態による不揮発性メモリ装置100を示すブロック図である。
図1を参照すれば、本発明の実施形態による不揮発性メモリ装置100は第1プレーンP1、第2プレーンP2、データ入出力回路150、及び電荷ポンプ160を含む。第1プレーンP1はメモリセルアレイ110a、アドレスデコーダー120a、読出し及び書込み回路130a、及び、「制御ロジック及び高電圧生成器」140aを含む。第2プレーンP2はメモリセルアレイ110b、アドレスデコーダー120b、読出し及び書込み回路130b、及び、「制御ロジック及び高電圧生成器」140bを含む。第1プレーンP1と第2プレーンP2とは同一の構造を有することができる。
【0022】
メモリセルアレイ110a又は110bは各々、ワードラインWL1又はWL2を通じてアドレスデコーダー120a又は120bに連結され、ビットラインBLを通じて読出し及び書込み回路130a又は130bに連結される。メモリセルアレイ110a又は110bは複数のメモリセルを含む。例示的に、行方向に配列されるメモリセルはワードラインWL1又はWL2に連結され、列方向に配列されるメモリセルはビットラインBL1又はBL2に連結される。例えば、列方向に配列されるメモリセルは複数のセルグループ(例えば、ストリング)を形成する。そして、複数のセルグループがビットラインBL1又はBL2に各々連結される。例示的に、メモリセルアレイ110a又は110bはセル当り1つ又はその以上のビットを格納できる複数のメモリセルで構成される。
【0023】
アドレスデコーダー120a又は120bは各々、ワードラインWL1又はWL2を通じてメモリセルアレイ110a又は110bに連結される。アドレスデコーダー120a又は120bは、「制御ロジック及び高電圧生成器」140a又は140bの制御に応答して動作するように構成される。アドレスデコーダー120a又は120bは外部からアドレスADDRを受信する。第1プレーンP1のアドレスデコーダー120aと第2プレーンP2のアドレスデコーダー120bとは同一のバスを通じてアドレスADDRを受信する。
【0024】
アドレスデコーダー120a又は120bは受信されたアドレスADDRの中で行アドレスをデコーディングするように構成される。デコーディングされた行アドレスを利用して、アドレスデコーダー120a又は120bはワードラインWL1又はWL2を選択する。アドレスデコーダー120a又は120bは同時に、伝達されたアドレスADDRの中で列アドレスをデコーディングするように構成される。デコーディングされた列アドレスDCA1又はDCA2は読出し及び書込み回路130a又は130bへ伝達される。例示的に、アドレスデコーダー120a又は120bは行デコーダー、列デコーダー、アドレスバッファ等のような構成要素を含む。
【0025】
読出し及び書込み回路130a又は130bは各々、ビットラインBL1又はBL2を通じてメモリセルアレイ110a又は110bに連結され、データラインDLを通じてデータ入出力回路150に連結される。第1プレーンP1の読出し及び書込み回路130aと第2プレーンP2の読出し及び書込み回路130bとは共通のデータラインDLを通じてデータ入出力回路150に連結される。
【0026】
読出し及び書込み回路130a又は130bは各々、「制御ロジック及び高電圧生成器」140a又は140bの制御に応答して動作する。読出し及び書込み回路130a又は130bは各々、アドレスデコーダー120a又は120bからデコーディングされた列アドレスDCA1又はDCA2を受信するように構成される。デコーディングされた列アドレスDCA1又はDCA2を利用して、読出し及び書込み回路130a又は130bは各々、ビットラインBL1又はBL2を選択する。
【0027】
例示的に、読出し及び書込み回路130a又は130bはデータ入出力回路150からデータを受信し、受信されたデータを各々、メモリセルアレイ110a又は110bに書き込む(プログラムする)。読出し及び書込み回路130a又は130bは各々、メモリセルアレイ110a又は110bからデータを読出し、読み出されたデータをデータ入出力回路150へ伝達する。読出し及び書込み回路130a又は130bは各々、メモリセルアレイ110a又は110bの第1格納領域からデータを読出し、読み出されたデータをメモリセルアレイ110a又は110bの第2格納領域に書き込む。例えば、読出し及び書込み回路130a又は130bはコピー−バック(copy−back)動作を遂行するように構成される。
【0028】
例示的に、読出し及び書込み回路130a又は130bはページバッファ(又はページレジスター)、列選択回路等のような構成要素を含む。他の例として、読出し及び書込み回路130a又は130bは感知増幅器、書込みドライバー、列選択回路等のような構成要素を含む。
【0029】
「制御ロジック及び高電圧生成器」140a又は140bは各々、アドレスデコーダー120a又は120b、読出し及び書込み回路130a又は130b、及びデータ入出力回路150に連結される。「制御ロジック及び高電圧生成器」140a又は140bは各々、電荷ポンプ160から高電圧VPPを受信する。「制御ロジック及び高電圧生成器」140a又は140bは、受信した高電圧VPPを利用して、第1プレーンP1又は第2プレーンP2のプログラム(書込み)、読出し又は消去の時に要求される多様な電圧を生成する。「制御ロジック及び高電圧生成器」140a又は140bは各々、生成された多様な電圧をアドレスデコーダー120a又は120b、読出し及び書込み回路130a又は130b、又はメモリセルアレイ110a又は110bへ提供する。
【0030】
「制御ロジック及び高電圧生成器」140a又は140bは、外部から制御信号CTRL及びコマンドCMDを受信する。第1プレーンP1の「制御ロジック及び高電圧生成器」140aと第2プレーンP2の「制御ロジック及び高電圧生成器」140bとは、共通のバスを通じて制御信号CTRL及びコマンドCMDを受信する。
【0031】
「制御ロジック及び高電圧生成器」140a又は140bは制御信号CTRLに応答して動作する。「制御ロジック及び高電圧生成器」140a又は140bは受信したコマンドCMDをデコーディングし、デコーディングされたコマンドに従って動作する。例えば、「制御ロジック及び高電圧生成器」140a又は140bはプログラム、読出し又は消去を遂行するように各々、アドレスデコーダー120a又は120bと、読出し及び書込み回路130a又は130bとを制御する。
【0032】
データ入出力回路150はデータラインDLを通じて読出し及び書込み回路130a、130bに連結される。データ入出力回路150は共通のデータラインDLを通じて第1プレーンP1の読出し及び書込み回路130aと第2プレーン130bの読出し及び書込み回路130bとに連結される。
【0033】
データ入出力回路150は「制御ロジック及び高電圧生成器」140a、140bの制御に応答して動作する。データ入出力回路150は外部とデータ(Data)を交換するように構成される。データ入出力回路150はデータラインDLを通じて、外部から伝達されるデータDATAを読出し及び書込み回路130a又は130bへ伝達するように構成される。さらにデータ入出力回路150は読出し及び書込み回路130a又は130bからデータラインDLを通じて伝達されるデータDATAを外部へ出力するように構成される。例示的に、データ入出力回路150はデータバッファ等の構成要素を含む。
【0034】
電荷ポンプ160は高電圧VPPを生成するように構成される。電荷ポンプ160は生成された高電圧VPPを第1プレーンP1の「制御ロジック及び高電圧生成器」140aと第2プレーンP2の「制御ロジック及び高電圧生成器」140bとへ提供する。
【0035】
図2は第1プレーンP1のメモリセルアレイ110aと第2プレーンP2のメモリセルアレイ110bとで各々遂行されるプログラム、読出し又は消去の例を示す。図1及び図2を参照すれば、メモリセルアレイ110a、110bの各々は複数のメモリブロックBLK1a〜BLKna、BLK1b〜BLKnbを含む。
【0036】
メモリセルアレイ110a、110bで、プログラム、読出し又は消去は独立的に遂行できる。例えば、メモリセルアレイ110aのメモリブロックBLK3aでプログラム、読出し又は消去が遂行される時、同時にメモリセルアレイ110bのメモリブロックBLK3bでプログラム、読出し又は消去が遂行できる。例えば、メモリブロックBLK3aでプログラムが遂行される時、同時にメモリブロックBLK3bでプログラム、読出し又は消去の何れでも遂行できる。即ち、第1プレーンP1及び第2プレーンP2で、プログラム、読出し又は消去は独立的に遂行できる。
【0037】
メモリセルアレイ110a、110bで、同一位置のメモリブロックでプログラム、読出し又は消去が同時に遂行されることに限定されない。例えば、メモリセルアレイ110aのメモリブロックBLK3aでプログラム、読出し又は消去が遂行される時、メモリセルアレイ110bの他の位置のメモリブロック(例えば、BLK1b)でプログラム、読出し又は消去が遂行できる。
【0038】
図3は図1の不揮発性メモリ装置100が動作する第1例を示すタイミング図である。図3には、不揮発性メモリ装置100の入出力信号(NVM_I/O)、第1プレーンP1の動作、及び第2プレーンP2の動作が示されている。
【0039】
図1及び図3を参照すれば、不揮発性メモリ装置100にプログラムコマンドPCが受信される。この時、第1及び第2プレーンP1、P2の「制御ロジック及び高電圧生成器」140a、140bは各々、プログラムコマンドPCをデコーディングする。第1及び第2プレーンP1、P2の各々で遂行されるコマンドデコーディングは‘CD’と表示されている。
【0040】
次に、不揮発性メモリ装置100にアドレスA1が受信される。第1及び第2プレーンP1、P2のアドレスデコーダー120a、120bは各々、受信されたアドレスA1をデコーディングする。第1及び第2プレーンP1、P2の各々で遂行されるアドレスデコーディングは‘AD’と表示されている。
【0041】
デコーディングされたアドレスは例えば第1プレーンP1に属するとする。即ち、デコーディングされたアドレスに従って、第1プレーンP1が選択され、第2プレーンP2は選択されない。選択されない第2プレーンP2の「制御ロジック及び高電圧生成器」140bはデコーディングされたコマンドを無視する。
【0042】
不揮発性メモリ装置100が受信するデータ(プログラムデータ)はデータ入出力回路150へ入力される。データ入出力回路150は入力されたデータを、データラインDLを通じて出力する。選択された第1プレーンP1の読出し及び書込み回路130aはデータラインDLを通じて受信されたデータを格納する。以後に、読出し及び書込み回路130aに格納されたデータに従って、第1プレーンP1でプログラムが遂行される。
【0043】
第1プレーンP1でプログラムが遂行される間に、不揮発性メモリ装置100は次の読出しコマンドRCを受信できる。「制御ロジック及び高電圧生成器」140a、140bは各々読出しコマンドRCをデコーディングする。読出しコマンドRCに関連付けられたアドレスA2が受信されると、アドレスデコーダー120a、120bは各々受信したアドレスA2をデコーディングする。デコーディングされたアドレスに従って、例えば第2プレーンP2が選択される。
【0044】
第1プレーンP1でプログラムが遂行される間に、第2プレーンP2で読出しが遂行できる。読み出されたデータは読出し及び書込み回路130bに格納される。第1プレーンP1でプログラムが遂行される間に、読出し及び書込み回路130bに格納されたデータはデータ入出力回路150を通じて外部へ出力される。
【0045】
上述のように、第1プレーンP1でプログラムが遂行される間に、第2プレーンP2で読出しが遂行され、読み出されたデータが外部へ出力される。第1及び第2プレーンP1、P2が独立的にプログラム、読出し又は消去を遂行するので、不揮発性メモリ装置100の動作速度が向上する。
【0046】
上述の例では、プログラムコマンドPC及び読出しコマンドRCに各々対応して、第1及び第2プレーンP1、P2において、プログラム及び読出し動作が平行して実行された。しかし、本発明の技術的思想はこれに限定されない。
【0047】
上述の例では、仮に、第1プレーンP1で遂行中のプログラムが無い場合には、第1プレーンP1のアドレスデコーダー120aは受信されたアドレスA2をデコーディングし、「制御ロジック及び高電圧生成器」140aは受信されたコマンドRCをデコーディングするであろうと理解される。
しかし実際に、第1プレーンP1が(プログラム)動作を遂行中、即ち、ビジー(Busy)状態である時には、第1プレーンP1のアドレスデコーダー120aは受信されたアドレスA2を無視し、「制御ロジック及び高電圧生成器」140aは受信されたコマンドを無視する。
このように、アドレスデコーダー120aと「制御ロジック及び高電圧生成器」140aとは、プレーンP1が動作を遂行しない遊休(Idle)状態である時のみにデコーディングを遂行するように設定される。
【0048】
図4(A)乃至図4(C)は図1のデータ入出力回路150が出力するレディ−ビジー信号R/nBの例を示すテーブルである。
【0049】
図1及び図4(A)の場合、第1及び第2プレーンP1、P2の中で少なくとも1つが遊休状態である時、データ入出力回路150は遊休状態を示すレディ−ビジー信号R/nBとして、例えばロジックローを出力する。第1及び第2プレーンP1、P2の全てがビジー状態である時、データ入出力回路150はビジー状態を示すレディ−ビジー信号R/nBとして、例えばロジックハイを出力する。
【0050】
図1及び図4(B)の場合、第1及び第2プレーンP1、P2の中で少なくとも1つがビジー状態である時、データ入出力回路150はビジー状態を示すレディ−ビジー信号R/nBとして、例えばロジックハイを出力する。第1及び第2プレーンP1、P2の全てが遊休状態である時、データ入出力回路150は遊休状態を示すレディ−ビジー信号R/nBとして、例えばロジックローを出力する。
【0051】
図1及び図4(C)の場合、第1及び第2プレーンP1、P2の全てが遊休状態である時、データ入出力回路150は遊休状態を示すレディ−ビジー信号R/nBとして、例えばロジックローを出力する。第1及び第2プレーンP1、P2の全てがビジー状態である時、データ入出力回路150はビジー状態を示すレディ−ビジー信号R/nBとして、例えばロジックハイを出力する。第1プレーンP1のみがビジー状態であり、第2プレーンP2は遊休状態である時、データ入出力回路150は第1波形を有するレディ−ビジー信号R/nBを出力する。第2プレーンP2のみがビジー状態であり、第1プレーンP1は遊休状態である時、データ入出力回路150は第2波形を有するレディ−ビジー信号R/nBを出力する。第1波形及び第2波形は互に異なる。
【0052】
図5は、図1の第1プレーンP1のメモリセルアレイ110aの別の構成と、そこで遂行されるプログラム、読出し又は消去動作の例を示す。図1及び図5を参照すれば、メモリセルアレイ110aは複数(n個)のメモリブロックBLK1a、BLK2a、BLK3a、・・・BLKnaから構成され、例えばメモリブロックBLK3aでプログラム、読出し又は消去が遂行される間に、メモリブロックBLK2aのプログラム、読出し又は消去のコマンドが受信され得る。
受信されるコマンドには優先順位が設定されており、メモリブロックBLK2aが受信したコマンドの優先順位が、遂行中であるメモリブロックBLK3aのプログラム、読出し又は消去コマンドの優先順位より高い場合があり得る。この時、メモリブロックBLK3aで遂行中であるプログラム、読出し又は消去が中止(suspend)され、高い優先順位を有するメモリブロックBLK2aのプログラム、読出し又は消去が遂行される。メモリブロックBLK2aのプログラム、読出し又は消去が終了された後に、メモリブロックBLK3aのプログラム、読出し又は消去が再開(resume)される。
【0053】
第2プレーンP2でも、同一の方法でプログラム、読出し又は消去の中止及び再開が遂行される。
即ち、不揮発性メモリ装置100で、コマンドの優先順位に従ってプログラム、読出し又は消去の中止(suspend)及び再開(resume)が遂行される。従って、高い優先順位を有するプログラム、読出し又は消去がさらに速く処理され、不揮発性メモリ装置100の全体的な動作速度が向上する。
【0054】
図6は図1の不揮発性メモリ装置が動作する第2例を示すタイミング図である。図6には、不揮発性メモリ装置100の入出力信号(NVM_I/O)、第1プレーンP1の動作、及び第2プレーンP2の動作が示されている。
【0055】
図1及び図6を参照すれば、不揮発性メモリ装置100に第1のコマンドとしてプログラムコマンドPCが受信される。このプログラムコマンドPCは低い優先順位を有すると仮定する。
第1及び第2プレーンP1、P2の「制御ロジック及び高電圧生成器」140a、140bは各々、プログラムコマンドPCをデコーディングする。
【0056】
プログラムコマンドPCに関連付けられたアドレスA1が不揮発性メモリ装置100に受信される。
第1及び第2プレーンP1、P2のアドレスデコーダー120a、120bは各々アドレスA3をデコーディングする。
デコーディングされたアドレスに従って、第1プレーンP1が選択される。
【0057】
不揮発性メモリ装置100に受信されるデータは第1プレーンP1の読出し及び書込み回路130aへローディングされる。
ローディングされたデータに従って、第1プレーンP1でプログラムが遂行される。
【0058】
次に、第1プレーンP1でプログラムが遂行される間に、第2のコマンドとして読出しコマンドRCが不揮発性メモリ装置100に受信される。ここでこの読出しコマンドRCは高い優先順位を有するものとする。第1及び第2プレーンP1、P2の「制御ロジック及び高電圧生成器」140a、140bは各々読出しコマンドRCをデコーディングする。
【0059】
不揮発性メモリ装置100に読出しコマンドRCに関連付けられたアドレスA2が受信されると、第1及び第2プレーンP1、P2のアドレスデコーダー120a、120bは各々アドレスA2をデコーディングする。
【0060】
デコーディングされたアドレスに従って、第1プレーンP1が選択された場合、読出しコマンドRCの優先順位が第1プレーンP1で遂行中であるプログラムコマンドPCの優先順位より高いので、第1プレーンP1のプログラムは中止され、遂行中であったプログラムに関連付けられたデータは別にバックアップされる。
【0061】
プログラムが中止された後に、第1プレーンP1で読出しが遂行される。読み出されたデータは読出し及び書込み回路130aに格納される。読出し及び書込み回路130aに格納されたデータは、データラインDL及びデータ入出力回路150を通じて不揮発性メモリ装置100の外部へ出力される。
【0062】
読み出されたデータの出力が終了した後に、第1プレーンP1でプログラムに関連付けられたバックアップされたデータが復元される。復元されたデータに従って、第1プレーンP1でプログラムが再開される。
【0063】
次に、第1プレーンP1でプログラムが再度遂行される間に、不揮発性メモリ装置100に第3のコマンドとして消去コマンドECが受信され、第1及び第2プレーンP1、P2の「制御ロジック及び高電圧生成器」140a、140bは各々消去コマンドECをデコーディングする。
【0064】
続いて不揮発性メモリ装置100に消去コマンドECに関連付けられたアドレスA3が受信され、第1及び第2プレーンP1、P2のアドレスデコーダー120a、120bは各々受信されたアドレスA3をデコーディングする。デコーディングされたアドレスに従って、第2プレーンP2が選択された場合は、第1プレーンP1でプログラムが再度遂行される間に平行して、この消去コマンドECの優先順位の高低に関わらず、第2プレーンP2で消去が遂行される。
【0065】
上述のように、不揮発性メモリ装置100はコマンドと共に優先順位に関する情報を受信すると、受信された優先順位に関する情報に従って動作の中止及び再開を制御できる。
【0066】
他の実施形態では、優先順位に対する判断は不揮発性メモリ装置100の外部(例えば、コントローラ)で遂行される。不揮発性メモリ装置100は動作が遂行中のあるプレーンに対するコマンドが受信される時、遂行中であった動作を中止し、新しく受信されたコマンドに従う動作を遂行し、その終了後に中止された動作を再開する。不揮発性メモリ装置100は別途の中止コマンド及び再開コマンドを受信するように構成される。
【0067】
図7は図1の読出し及び書込み回路130aの例を示すブロック図である。図1及び図7を参照すれば、読出し及び書込み回路130aは複数のビットラインBL1と各々連結される複数のページバッファ131aを包含する。複数のページバッファ131aの各々はメーンラッチ133a及び補助ラッチ135aを包含する。
【0068】
メーンラッチ133aは、遂行中のある動作に関連付けられたデータを格納する。例えば、メーンラッチ133aはプログラムデータ及びそれに伴うプログラム検証の結果データ、読出しデータ、消去検証の結果データ等を格納する。
【0069】
これに対して補助ラッチ135aは、中止された動作に関連付けられたバックアップデータを格納する。例えば、補助ラッチ135aは遂行が中止されたプログラムデータ及びそれに伴うプログラム検証の結果データ、読出しデータ、消去検証の結果データ等を格納する。
【0070】
ある動作の遂行中には、メーンラッチ133aには、プログラムデータ及びそれに伴うプログラム検証の結果データ、読出しデータ、消去検証の結果データ等が格納される。その動作が中止されると、メーンラッチ133aに格納されたデータが補助ラッチ135aにバックアップされる。動作が再開される時、補助ラッチ135aに格納されたデータがメーンラッチ133aに復元される。
【0071】
図8は本発明の実施形態によるメモリシステム1000を示すブロック図である。図8を参照すれば、メモリシステム1000は不揮発性メモリ装置1100及びコントローラ1200を含む。
【0072】
不揮発性メモリ装置1100は図1乃至図7を参照して説明した不揮発性メモリ装置100と同一の構成を有し、同一の方法で動作する。
【0073】
コントローラ1200はホスト(Host)及び不揮発性メモリ装置1100に連結され、ホストからの要請に応答して、不揮発性メモリ装置1100をアクセスするように構成される。例えば、コントローラ1200は不揮発性メモリ装置1100の読出し、書込み(プログラム)、消去、及び背景(background)動作を制御し、不揮発性メモリ装置1100及びホストの間のインターフェイスを提供し、不揮発性メモリ装置1100を制御するためのファームウェア(firmware)を駆動するように構成される。
【0074】
図8に例示したように、コントローラ1200は不揮発性メモリ装置1100に制御信号CTRL、コマンドCMD、及びアドレスADDRを提供し、不揮発性メモリ装置1100とデータDATAを交換し、不揮発性メモリ装置1100からレディ−ビジー信号R/nBを受信するように構成される。
【0075】
例示的に、コントローラ1200はRAM、プロセッシングユニット(processing unit)、ホストインターフェイス(host interface)、及びメモリインターフェイス(memory interface)などの構成要素を含む。RAMは、プロセッシングユニットのワーキングメモリ、不揮発性メモリ装置1100とホストとの間のキャッシュメモリ、及び不揮発性メモリ装置1100とホストとの間のバッファメモリの中の少なくとも1つとして利用される。プロセッシングユニットはコントローラ1200の全体的動作を制御する。
【0076】
ホストインターフェイスは特定の通信規格によって不揮発性メモリ装置1100と通信できる。例示的に、コントローラ1200はUSB(Universal Serial Bus)、MMC(multimedia card)、PCI(peripheral component interconnection)、PCI−E(PCI−express)、ATA(Advanced Technology Attachment)、Serial−ATA、Parallel−ATA、SCSI(small computer small interface)、ESDI(enhanced small disk interface)、IDE(Integrated Drive Electronics)、及びファイアーワイヤ(Firewire)等の多様な通信規格の中で少なくとも1つを通じて外部(ホスト)と通信するように構成される。メモリインターフェイスは不揮発性メモリ装置1100とインターフェイシングする。例えば、メモリインターフェイスはNANDインターフェイス又はNORインターフェイスを含む。
【0077】
メモリシステム1000はエラー訂正ブロックを追加的に包含するように構成され得る。エラー訂正ブロックはエラー訂正コードECCを利用して不揮発性メモリ装置1100から読み出されたデータのエラーを検出し、訂正するように構成される。例示的に、エラー訂正ブロックはコントローラ1200の構成要素として提供される。エラー訂正ブロックは不揮発性メモリ装置1100の構成要素としても提供され得る。
【0078】
コントローラ1200及び不揮発性メモリ装置1100は1つの半導体装置に集積されてメモリカードを構成できる。例えば、コントローラ1200及び不揮発性メモリ装置1100は1つの半導体装置に集積されてPCカード(PCMCIA、personal computer memory card international association)、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード(CF)、スマートメディア(SmartMedia(登録商標))カード(SMC)、メモリスティック、マルチメディアカード(MMC、RS−MMC、MMCmicro)、SDカード(SD、miniSD、microSD、SDHC)、ユニバーサルフラッシュ格納装置(UFS)等のメモリカードを構成できる。
【0079】
また、コントローラ1200及び不揮発性メモリ装置1100は1つの半導体装置に集積されてソリッドステートドライブ(SSD、Solid State Drive)を構成できる。ソリッドステートドライブ(SSD)は半導体メモリを利用してデータを格納するように構成される格納装置を含む。メモリシステム1000がソリッドステートドライブ(SSD)に利用される場合、メモリシステム1000に連結されたホストの動作速度は画期的に改善される。
【0080】
他の例として、メモリシステム1000はコンピューター、UMPC(Ultra Mobile PC)、ワークステーション、ネットブック(net−book)、PDA(Personal Digital Assistants)、ポータブル(portable)コンピューター、ウェブタブレット(web tablet)、タブレットコンピューター(tablet computer)、無線電話機(wireless phone)、モバイルフォン(mobile phone)、スマートフォン(smart phone)、e−ブック(e−book)、PMP(portable multimedia player)、携帯用ゲーム機、ナビゲーション(navigation)装置、何らかのブラックボックス(black box),デジタルカメラ(digital camera、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)再生器、3次元テレビジョン3−dimensional television)、スマートテレビジョン(smart television)、デジタル音声録音機(digital audio recorder)、デジタル音声再生器(digital audio player)、デジタル映像録画器(digital picture recorder)、デジタル映像再生器(digital picture player)、デジタル動画録画器(digital video recorder)、デジタル動画再生器(digital video player),データセンターを構成するストレージ、情報を無線環境で送受信できる装置、ホームネットワークを構成する多様な電子装置の中の1つ、コンピューターネットワークを構成する多様な電子装置の中で1つ、テレマティクスネットワークを構成する多様な電子装置の中の1つ、RFID装置、又はコンピューティングシステムを構成する多様な構成要素の中の1つ等を構成できる。
【0081】
例示的に、不揮発性メモリ装置1100又はメモリシステム1000は多様な形態のパッケージに実装され得る。例えば、不揮発性メモリ装置1100又はメモリシステム1000は、PoP(Package on Package)、Ball grid arrays(BGAs)、Chip scale packages(CSPs)、Plastic Leaded Chip Carrier(PLCC)、Plastic Dual In Line Package(PDIP)、Die in Waffle Pack、Die in Wafer Form、Chip On Board(COB)、Ceramic Dual In Line Package(CERDIP)、Plastic Metric Quad Flat Pack(MQFP)、Thin Quad Flatpack(TQFP)、Small Outline(SOIC)、Shrink Small Outline Package(SSOP)、Thin Small Outline(TSOP)、Thin Quad Flatpack(TQFP)、System In Package(SIP)、Multi Chip Package(MCP)、Wafer−level Fabricated Package(WFP)、Wafer−Level Processed Stack Package(WSP)等の何れかの型のパッケージにパッケージ化されて実装される。
【0082】
図9は図8のコントローラ1200の動作方法の第1例を示すフローチャートである。例示的に、図9の動作方法は不揮発性メモリ装置1100が図4(A)のテーブルに従ってレディ−ビジー(R/nB)信号を出力する時の、コントローラ1200の動作方法を示す。
【0083】
図1、図8、及び図9を参照すれば、S110段階でコントローラ1200はプログラム、読出し又は消去コマンドを生成する。コントローラ1200は外部ホストの制御に従って、又は予め設定されたスケジュールに従ってプログラム、読出し又は消去コマンドを生成できる。
【0084】
S120段階で、コントローラ1200は不揮発性メモリ装置1100から受信されるレディ−ビジー信号R/nBをチェックする。
【0085】
S130段階で、レディ−ビジー信号R/nBが遊休状態を示すと、第1及び第2プレーンP1、P2の中で少なくとも1つのプレーンが遊休状態であることを示す。この時、S140段階で状態読出しが遂行される。状態読出しはコントローラ1200が不揮発性メモリ装置1100の状態を確認するために遂行する読出しである。状態読出しが遂行されれば、第1及び第2プレーンP1、P2が各々遊休状態であるか、或いはビジー状態であるか否かが判別される。
【0086】
目標プレーンが遊休状態であれば、S170段階でプログラム、読出し又は消去コマンドが不揮発性メモリ装置1100へ伝送される。
【0087】
レディ−ビジー信号R/nBがビジー状態であれば、又は状態読出しが遂行され、目標プレーンがビジー状態であることが判別されれば、S160段階で優先順位が判別される。生成されたコマンドの優先順位が目標プレーンで遂行中である動作のコマンドの優先順位より高ければ、S170段階で、生成された、プログラム、読出し又は消去コマンドが不揮発性メモリ装置1100へ伝送される。なお、別途、動作中のプログラム、読出し又は消去コマンドに対する中止コマンドが、生成された、プログラム、読出し又は消去コマンドと共に伝送される。生成されたコマンドの優先順位が目標プレーンで遂行の中である動作の優先順位より低ければ、S120段階が再び遂行される。
【0088】
図10は図8のコントローラ1200の動作方法の第2例を示すフローチャートである。例示的に、図10の動作方法は不揮発性メモリ装置1100が図4(B)のテーブルに従ってレディ−ビジーR/nB信号を出力する時の、コントローラ1200の動作方法を示す。
【0089】
図1、図8及び図10を参照すれば、S210段階でコントローラ1200はプログラム、読出し又は消去コマンドを生成する。コントローラ1200は外部ホストの制御に従って、又は予め設定されたスケジュールに従ってプログラム、読出し又は消去コマンドを生成できる。
【0090】
S220段階で、コントローラ1200は不揮発性メモリ装置1100から受信されるレディ−ビジー信号R/nBをチェックする。
S230段階で、レディ−ビジー信号R/nBがビジー状態ではなければ、第1及び第2プレーンP1、P2の全てが遊休状態であることを示す。従って、S270段階でコントローラ1200はプログラム、読出し又は消去コマンドを不揮発性メモリ装置1100へ伝送する。
【0091】
レディ−ビジー信号R/nBがビジー状態であれば、S240段階でコントローラ1200は状態読出しを遂行する。S250段階で、コントローラ1200は状態読出し結果に従って目標プレーンが遊休状態であるか否かを判別する。目標プレーンが遊休状態であれば、S270段階でコントローラ1200はプログラム、読出し又は消去コマンドを不揮発性メモリ装置1100へ伝送する。目標プレーンが遊休状態ではなければ、S260段階で優先順位が判別される。
【0092】
生成されたコマンドの優先順位が遂行中の動作のコマンドの優先順位より高ければ、S270段階でコントローラ1200は生成された、プログラム、読出し又は消去コマンドを不揮発性メモリ装置1100へ伝送する。コントローラ1200は別途、動作中のプログラム、読出し又は消去コマンドに対する中止コマンドを共に伝送する。生成されたコマンドの優先順位が遂行中の動作の優先順位より低ければ、S220段階が再び遂行される。
【0093】
例示的に、不揮発性メモリ装置が図4(C)に記載されたようにレディ−ビジー信号R/nBを出力する時、コントローラ1200はレディ−ビジー信号R/nBのレベル及び波形をチェックすることによって、目標プレーンの遊休状態を判別できる。即ち、別途の状態読出しを必要としない。
【0094】
図11は本発明の第2実施形態による不揮発性メモリ装置200を示すブロック図である。図1の不揮発性メモリ装置100と比較すれば、データ入出力回路250は1つのレディ−ビジー信号R/nBの代わりに2つのレディ−ビジー信号R/nB1、R/nB2を出力する。
【0095】
図12は第1及び第2プレーンP1、P2の状態に従うレディ−ビジー信号R/nB1、R/nB2を示すテーブルである。図11及び図12を参照すれば、第1レディ−ビジー信号R/nB1は第1プレーンP1の遊休状態又はビジー状態を示し、第2レディ−ビジー信号R/nB2は第2プレーンP2の遊休状態又はビジー状態を示す。
【0096】
第1プレーンP1と第2プレーンP2とに各々レディ−ビジー信号R/nB1、R/nB2が割当てられているので、第1及び第2プレーンP1、P2の遊休状態及びビジー状態が容易に判別される。
【0097】
図8を参照して説明したメモリシステム1000のコントローラ1200は2つのレディ−ビジー信号R/nB1、R/nB2を受信し、これによって第1及び第2プレーンP1、P2の遊休状態及びビジー状態を判別するように変更又は応用される。
【0098】
図13は本発明の第3実施形態による不揮発性メモリ装置300を示すブロック図である。図1の不揮発性メモリ装置100と比較すれば、データ入出力回路250はレディ−ビジー信号R/nBを出力しない。
【0099】
図8を参照して説明したメモリシステム1000のコントローラ1200は、不揮発性メモリ装置1100が本実施形態による不揮発性メモリ装置300(図13)として具現されているので、上述の第1、第2の実施形態の場合のようなレディ−ビジー信号R/nBを受信することができない。従って、第1及び第2プレーンP1、P2の遊休状態及びビジー状態を別途判別するように変更又は応用されなければならない。
【0100】
図14は図13の不揮発性メモリ装置300と通信するコントローラ1200の動作方法の第3例を示すフローチャートである。図8、図13、及び図14を参照すれば、S310段階でコントローラ1200はプログラム、読出し又は消去コマンドを生成する。
【0101】
S320段階でコントローラ1200は状態読出しを遂行する。S330段階で、コントローラ1200は状態読出し結果に従って目標プレーンが遊休状態であるか否かを判別する。目標プレーンが遊休状態であれば、S340段階でコントローラ1200はプログラム、読出し又は消去コマンドを不揮発性メモリ装置1100へ伝送する。目標プレーンが遊休状態ではなければ、S350段階で優先順位が判別される。生成されたコマンドの優先順位が遂行中である動作のコマンドの優先順位より高ければ、S340段階でコントローラ1200は生成された、プログラム、読出し又は消去コマンドを不揮発性メモリ装置1100へ伝送する。コントローラ1200は別途、動作中のプログラム、読出し又は消去コマンドに対する中止コマンドを共に伝送する。生成されたコマンドの優先順位が遂行中の動作の優先順位より低ければ、S320段階が再び遂行される。
【0102】
図15は図8のメモリシステム1000の応用例を示すブロック図である。図15を参照すれば、メモリシステム2000は不揮発性メモリ装置2100及びコントローラ2200を含む。不揮発性メモリ装置2100は複数の不揮発性メモリチップを含む。複数の不揮発性メモリチップは複数のグループに分割される。複数の不揮発性メモリチップの各グループは1つの共通チャンネルを通じてコントローラ2200と通信するように構成される。例示的に、複数の不揮発性メモリチップは第1乃至第kチャンネルCH1〜CHkを通じてコントローラ2200と通信する。
【0103】
各不揮発性メモリチップは図1乃至図7を参照して説明した不揮発性メモリ装置100、図11及び図12を参照して説明した不揮発性メモリ装置200、又は図13及び図14を参照して説明した不揮発性メモリ装置300と同一の構造を有し、同一の方法で動作できる。コントローラ2200は図9、図10又は図14を参照して説明したように動作する。
【0104】
図15では、1つのチャンネルに複数の不揮発性メモリチップが連結されている。しかし、1つのチャンネルに1つの不揮発性メモリチップが連結されるようにメモリシステム2000が変形され得る。
【0105】
図16は本発明の実施形態によるメモリカード3000を示す。図16を参照すれば、メモリカード3000は不揮発性メモリ装置3100、コントローラ3200、及びコネクター3300を含む。
【0106】
不揮発性メモリ装置3100は図1乃至図7を参照して説明した不揮発性メモリ装置100、図11、及び図12を参照して説明した不揮発性メモリ装置200、又は図13及び図14を参照して説明した不揮発性メモリ装置300と同一の構造を有し、同一の方法で動作できる。コントローラ3200は図9、図10又は図14を参照して説明したように動作できる。
【0107】
コネクター3300はメモリカード3000とホストとを電気的に連結する。
【0108】
メモリカード3000はPCカード(PCMCIA、personal computer memory card international association)、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード(CF)、スマートメディア(SM)カード(SMC)、メモリスティック、マルチメディアカード(MMC、RS−MMC、MMCmicro)、SDカード(SD、miniSD、microSD、SDHC)、ユニバーサルフラッシュ記憶装置(UFS)等のメモリカードを構成できる。
【0109】
図17は本発明の実施形態によるソリッドステートドライブ(SSD、Solid State Drive)4000を示す。図17を参照すれば、ソリッドステートドライブ4000は複数の不揮発性メモリ装置4100、コントローラ4200、及びコネクター4300を含む。
【0110】
不揮発性メモリ装置4100の各々は図1乃至図7を参照して説明した不揮発性メモリ装置100、図11及び図12を参照して説明した不揮発性メモリ装置200、又は図13及び図14を参照して説明した不揮発性メモリ装置300と同一の構造を有し、同一の方法で動作できる。コントローラ4200は図9、図10又は図14を参照して説明したように動作できる。
【0111】
コネクター4300はソリッドステートドライブ5000とホストとを電気的に連結する。
【0112】
図18は図15を参照して説明したメモリシステム2000を含むコンピューティングシステム5000を示すブロック図である。図18を参照すれば、コンピューティングシステム5000は中央処理装置5100、RAM(5200)、ユーザーインターフェイス5300、モデム5400、及びメモリシステム2000を含む。
【0113】
メモリシステム2000はシステムバス5500を通じて、中央処理装置5100、RAM(5200)、ユーザーインターフェイス5300、及びモデム5400に電気的に連結される。ユーザーインターフェイス5300を通じて提供されるか、或いは中央処理装置5100によって処理されたデータ、又はモデム5400を通じて受信されるデータはメモリシステム2000に格納される。
【0114】
図18で、不揮発性メモリ装置2100はコントローラ2200を通じてシステムバス5500に連結されている。しかし、不揮発性メモリ装置2100はシステムバス5500に直接連結されるように構成され得る。
【0115】
図18で、図15を参照して説明したメモリシステム2000が提供されている。しかし、メモリシステム2000は図8を参照して説明したメモリシステム1000で代替され得る。
【0116】
例示的に、コンピューティングシステム5000は図8及び図15を参照して説明したメモリシステム1000、2000を全て包含するように構成され得る。
【0117】
本発明の詳細な説明では具体的な実施形態に関して説明したが、本発明の範囲と技術的思想から逸脱しない限度内で様々な変形が可能である。従って本発明の範囲は上述した実施形態に限定されて定められてはならないし、後述する特許請求の範囲のみでなくこの発明の特許請求の範囲と均等なものによって定められなければならない。
【符号の説明】
【0118】
100、200、300 不揮発性メモリ装置
110a、110b、210a、210b、310a、310b メモリセルアレイ
120a、120b、220a、220b、320a、320b アドレスデコーダー
130a、130b、230a、230b、330a、330b 読出し及び書込み回路
131a ページバッファ
133a メーンラッチ
135a 補助ラッチ
140a、140b、240a、240b、340a、340b 「制御ロジック及び高電圧生成器」
150、250、350 データ入出力回路
160、260、360 電荷ポンプ
1000、2000 メモリシステム
1100、2100、3100、4100 不揮発性メモリ装置
1200、2200、3200、4200 コントローラ
3000 メモリカード
3300、4300 コネクター
4000 ソリッドステートドライブ
5000 コンピューティングシステム
5100 中央処理装置
5200 RAM
5300 ユーザーインターフェイス
5400 モデム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
データのプログラム、読出し又は消去を遂行するように構成される第1プレーンと、
データのプログラム、読出し又は消去を遂行するように構成される第2プレーンと、
前記第1プレーン又は前記第2プレーンから共通バスを通じて伝送されるデータを外部へ出力し、外部から受信されるデータを、前記共通バスを通じて前記第1プレーン又は前記第2プレーンへ伝送するように構成されるデータ入出力回路と、を含み、
前記第1プレーンで前記プログラム、読出し又は消去が遂行される時、前記データ入出力回路は前記共通バスを通じて前記第2プレーンとデータを交換することを特徴とする不揮発性メモリ装置。
【請求項2】
前記第1プレーンは、
複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、
外部から受信されるアドレスをデコーディングし、複数のサブワードラインを通じて前記複数のメモリセルに連結されるアドレスデコーダーと、
前記共通バスを通じて前記データ入出力回路に連結され、複数のビットラインを通じて前記複数のメモリセルに連結される読出し及び書込み回路と、
外部から受信されるコマンドをデコーディングし、前記デコーディングされたコマンドに従って前記プログラム、読出し又は消去を遂行するように前記アドレスデコーダーと読出し及び書込み回路とを制御するように構成される制御ロジックと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
【請求項3】
前記不揮発性メモリ装置は高電圧を発生するように構成される電荷ポンプをさらに含み、
前記制御ロジックは前記電荷ポンプから前記高電圧を受信して前記第1プレーンのプログラム、読出し又は消去の時に要求される電圧を生成するようにさらに構成されることを特徴とする請求項2に記載の不揮発性メモリ装置。
【請求項4】
前記第1プレーンでプログラム、読出し又は消去が遂行される時、前記遂行中であるプログラム、読出し又は消去より高い優先順位を有するコマンドが受信されれば、前記制御ロジックは前記遂行中であるプログラム、読出し又は消去を中止し、前記高い優先順位を有するコマンドに従ってプログラム、読出し又は消去を遂行し、そして前記中止されたプログラム、読出し又は消去を再開するように前記アドレスデコーダーと前記読出し及び書込み回路とを制御するようにさらに構成されることを特徴とする請求項2に記載の不揮発性メモリ装置。
【請求項5】
前記データ入出力回路は、前記第1及び第2プレーンの中で少なくとも1つが遊休(idle)状態である時、遊休状態を示すレディ−ビジー(ready−busy)信号を外部へ出力するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
【請求項6】
前記データ入出力回路は、前記第1及び第2プレーンの中で少なくとも1つがビジー(busy)状態である時、ビジー状態を示すレディ−ビジー信号を外部へ出力するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
【請求項7】
前記データ入出力回路は、前記第1プレーンの遊休状態又はビジー状態を示す第1レディ−ビジー信号、及び前記第2プレーンの遊休状態又はビジー状態を示す第2レディ−ビジー信号を外部へ出力するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
【請求項8】
独立的にプログラム、読出し又は消去を遂行するように構成される第1及び第2プレーンを含む不揮発性メモリ装置を制御するコントローラの動作方法において、
前記第1及び第2プレーンの中で目標プレーンに対するプログラム、読出し又は消去コマンドを生成する段階と、
前記第1及び第2プレーンの中で前記目標プレーンが遊休状態であるか否かをチェックする段階と、
前記目標プレーンが遊休状態であれば、前記目標プレーンにプログラム、読出し又は消去コマンドを前記不揮発性メモリ装置へ伝送する段階と、
前記目標プレーンが遊休状態でなければ、前記目標プレーンで遂行中のプログラム、読出し又は消去と前記生成されたコマンドの優先順位に従って前記プログラム、読出し又は消去コマンドを前記不揮発性メモリ装置へ伝送する段階と、を含むことを特徴とするコントローラの動作方法。
【請求項9】
前記遊休状態であるか否かをチェックする段階は、
前記不揮発性メモリ装置から出力されるレディ−ビジー状態が遊休状態である時、前記不揮発性メモリ装置へ状態読出し(status read)コマンドを伝送する段階と、
前記状態読出しコマンドに従って前記不揮発性メモリ装置から伝送される応答に基づいて前記目標プレーンが遊休状態であるか否かを判別する段階と、を含むことを特徴とする請求項8に記載のコントローラの動作方法。
【請求項10】
前記遊休状態であるか否かをチェックする段階は、
前記不揮発性メモリ装置から出力されるレディ−ビジー状態がビジー状態である時、前記不揮発性メモリ装置へ状態読出しコマンドを伝送する段階と、
前記状態読出しコマンドに従って前記不揮発性メモリ装置から伝送される応答に基づいて前記目標プレーンが遊休状態であるか否かを判別する段階と、を含むことを特徴とする請求項8に記載のコントローラの動作方法。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2013−109823(P2013−109823A)
【公開日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−254099(P2012−254099)
【出願日】平成24年11月20日(2012.11.20)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】