説明

不織布ウェブからフィルムを作製する方法

不織布ウェブをフィルムに変換する工程により、不織布ウェブからフィルムを作製する方法、及びこれから作製される単位容量製品が提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
不織布ウェブからフィルムを作製するプロセスであって、前記プロセスは、
a.複数のフィラメントを含む不織布ウェブを提供する工程であって、該複数のフィラメントが極性溶媒可溶性フィラメント形成材料を含む工程と、
b.前記不織布ウェブをフィルムに変換する工程と、
を含むプロセス。
【請求項2】
前記不織布ウェブをフィルムに変換する工程は、前記不織布ウェブを力にさらす工程を含み、好ましくは前記力は圧縮力を含み、より好ましくは前記圧縮力は0.2MPa〜10MPaを前記不織布ウェブに適用する、請求項1に記載のプロセス。
【請求項3】
前記不織布ウェブは、少なくとも20ミリ秒の時間、前記力にさらされる、請求項2に記載のプロセス。
【請求項4】
前記不織布ウェブは、少なくとも100℃の温度で前記力にさらされる、請求項2に記載のプロセス。
【請求項5】
前記不織布ウェブをフィルムに変換する工程は、前記不織布ウェブを少なくとも180℃の温度にさらすことを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のプロセス。
【請求項6】
前記極性溶媒可溶性フィラメント形成材料は、ポリビニルアルコール、デンプン、デンプン誘導体、セルロース誘導体、ヘミセルロース、ヘミセルロース誘導体、タンパク質、アルギン酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、キトサン、キトサン誘導体、ポリエチレングリコール、テトラメチレンエーテルグリコール、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシメチルセルロース、及びこれらの混合物からなる群から選択される極性溶媒可溶性ポリマーであり、好ましくは前記極性溶媒可溶性ポリマーは、ポリビニルアルコール、デンプン、又はデンプン誘導体を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載のプロセス。
【請求項7】
前記フィラメントは更に可塑剤を含み、好ましくは前記可塑剤は、ポリエチレングリコール、グリセロール、ソルビトール、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜6のいずれか一項に記載のプロセス。
【請求項8】
前記プロセスは、前記不織布ウェブを1つ以上の前調整工程に供する工程を更に含み、好ましくは前記不織布ウェブを1つ以上の前調整工程に供する工程は、前記不織布ウェブをフィルムに変換する工程の前に生じ、より好ましくは前記1つ以上の前調整工程は、前記不織布ウェブを水分に供する工程を含み、更により好ましくは前記不織布ウェブを水分に供する工程は、不織布ウェブの少なくとも4重量%の水分レベルを呈する不織布ウェブをもたらす、請求項1〜7のいずれか一項に記載のプロセス。
【請求項9】
前記フィルムが水溶性フィルムである、請求項1〜8のいずれか一項に記載のプロセス。
【請求項10】
前記水溶性フィルムは、1つ以上の布地ケア活性剤を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載のプロセス。
【請求項11】
前記不織布ウェブをフィルムに変換する工程は、不織布ウェブキャリアを使用して、前記フィルムに三次元構造を付与することを含み、好ましくは前記不織布ウェブキャリアは、パターン化されたウェル、圧盤、表面模様付プレート、織物ベルト、エンボスロール、パターン化されたロール、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
【請求項12】
2つ以上の前記フィラメントは、異なる組成物を含み、好ましくは前記不織布ウェブは、異なる組成物を含むフィラメントを含む2つ以上の層を含み、よって得られるフィルムは異なる組成物を含む2つ以上の異なる層を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載のプロセス。
【請求項13】
請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法によって作製されたフィルムであって、好ましくは前記フィルムが多孔性でない、フィルム。
【請求項14】
請求項13に記載のフィルムによって形成されたパウチを含む単位容量製品であって、前記パウチは、洗濯洗剤組成物又は食器洗浄洗剤組成物を含有し、好ましくは前記パウチは2つ以上の区画を含み、好ましくは前記洗濯洗剤組成物又は食器洗浄洗剤組成物は、本明細書で記載される含水量試験方法に従って測定されたとき、0%から20%未満の水分含量を呈し、好ましくは前記洗濯洗剤組成物は、本明細書で記載される含水量試験方法に従って測定されたとき、0%を超えて、15%未満までの水分含量を呈する、単位容量製品。
【請求項15】
処理を必要とする布地物品を処理する方法であって、前記方法は、
a.前記布地物品を洗浄する前に、前記布地物品上の染みを前処理する工程と、
b.前記水溶性フィルムを水と接触させることによって洗浄溶液を形成し、かつ前記布地物品を前記水と接触させる工程と、
c.前記布地物品を、乾燥機内で前記水溶性フィルムと接触させる工程と、
d.前記布地物品を、乾燥機内で前記水溶性フィルムの存在下で乾燥させる工程と、
e.これらの組み合わせと、
からなる群から選択される1つ以上の工程に関して、請求項13に記載のフィルムを使用する工程を含む、方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2013−509495(P2013−509495A)
【公表日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−538098(P2012−538098)
【出願日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【国際出願番号】PCT/US2011/042595
【国際公開番号】WO2012/003316
【国際公開日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【出願人】(590005058)ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー (2,280)
【Fターム(参考)】