説明

中古羽毛活用システム並びに再生羽毛及び羽毛製品

【課題】障害者の職を確保しつつ、羽毛を有効に活用できるようにする。
【解決手段】障害者施設導入段階10Aと、前処理段階20と、本処理段階30とを有する。障害者施設導入段階10Aにおいては、中古羽毛製品が、寄付に基づいて障害者施設に対して送られる。前処理段階20においては、その寄付された中古羽毛製品について障害者によって解体その他の前処理が行われ、その中古羽毛製品から中古羽毛が取り出される。本処理段階30においては、その取り出された中古羽毛について、洗浄その他の再生処理がされて、再利用可能な状態の再生羽毛が形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、中古羽毛を活用するシステム等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
水鳥等の羽毛は、比重が軽いとともに断熱効果が高いため、防寒等の用途に重宝されている。例えば、布団,コート・ジャケット等の衣類等に大きな需要がある。
【0003】
一般的に、羽毛は、水鳥等が屠殺されてその肉が食用とされる際に、副産物として微量に生産されるのみである。例えば、1羽の家鴨から約10グラムの羽毛しか取れず、1枚の布団を製造するための羽毛を入手するためには、100〜130羽の家鴨等が必要とされる。
【0004】
しかしながら、近年、世界的に鳥肉の消費量が減少傾向にあり、羽毛の生産量は減少傾向にある。
一方では、近年、新興国の経済成長に伴って、世界的に羽毛の需要が高まっている。
このため、現在は、世界的に羽毛が不足している状況である。
【0005】
ところで、各家庭においては、不要となった羽毛布団等の羽毛製品が休眠している場合も多い。
ここで、羽毛は、100年以上の耐用年数(いわゆる寿命)を有しているといわれている。
そこで、その中古の羽毛を回収し、再利用することが重要になってきている。
【0006】
また、近年、日本においては、いわゆる産業の空洞化が大きな問題となっている。
すなわち、日本国内における人件費が外国と比較して高いことや、いわゆる円高(他国の通貨と比較して日本円が高い)のために、日本国内で生産された製品の国際競争力が低下しているという理由等から、工業製品を製造する拠点等が海外へ移転しているのである。
これによって、日本国内では多くの人の職が失われている。その中でも、特に、障害者等の弱者の職を確保することが困難となっている。
【0007】
なお、本件に関連する内容を有する先行技術として、特許文献1に開示されているものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2010−13784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、障害者の職を確保しつつ、羽毛を有効に活用するシステム等を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、中古羽毛製品が寄付に基づいて障害者施設に対して送られる障害者施設導入段階と、その寄付された中古羽毛製品について障害者によって解体その他の前処理が行われ、その中古羽毛製品から中古羽毛が取り出される前処理段階と、その取り出された中古羽毛について、洗浄その他の再生処理がされて、再利用可能な状態の再生羽毛が形成される本処理段階とを有する、中古羽毛活用システムである。
【0011】
この発明の中古羽毛活用システムでは、まず、障害者施設導入段階において、寄付に基づいて中古羽毛製品が障害者施設に送られる。その態様としては、一般の人が直接的に障害者施設に寄付する態様と、間接的に(すなわち、他の組織である受領窓口を介して)障害者施設に寄付する態様とがある。
次に、前処理段階において、その寄付された中古羽毛製品について、障害者施設の障害者によって前処理が行われる。例えば、分別,解体等である。すなわち、本来的な再生処理を行う前の予備的な処理が行われて、その中古羽毛製品から中古羽毛が取り出される。
この前処理については、再生工場(当該再生処理が行われる工場)において行われる(障害者が再生工場に出向いて前処理を行う)場合や、障害者施設において行われる場合がある。
次に、本処理段階において、その取り出された中古羽毛について再生処理が行われる。すなわち、除塵,洗浄,乾燥,殺菌等が行われる。こうして、中古羽毛が再生されて、再利用可能な状態の再生羽毛が形成される。
そして、さらには、その再生羽毛を用いて羽毛製品が製造されることとなる。
【0012】
このように、この発明の中古羽毛活用システムでは、中古羽毛製品が回収されて再生されるために、羽毛の需要に効率的に対応することができる。
また、その際に、障害者によって前処理段階が実行されるために、その分、障害者の職が確保されることとなる。
また、中古羽毛製品が寄付に基づいて障害者施設に対して送られ、さらには、それが障害者の職にもつながるということによって、中古羽毛製品を寄付する人は、社会貢献をしているという満足感が得られる。
【0013】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の中古羽毛活用システムであって、前記障害者施設導入段階が、中古羽毛製品が寄付に基づいて受領窓口において受領される受領段階と、その中古羽毛製品が障害者施設に対して送られる障害者施設送付段階とを有する、中古羽毛活用システムである。
【0014】
この発明の中古羽毛活用システムは、請求項1に係る発明の中古羽毛活用システムにおける「間接的に障害者施設に寄付する態様」に該当するものである。
「受領窓口」としては、市町村等の地方公共団体,一般の企業,生活協同組合等がある。
【0015】
請求項3に係る発明は、中古羽毛製品が寄付に基づいて再生工場に対して送られる再生工場導入段階と、前記中古羽毛製品について障害者によって解体その他の前処理が行われ、その中古羽毛製品から中古羽毛が取り出される前処理段階と、その取り出された中古羽毛について、洗浄その他の再生処理がされて、再利用可能な状態の再生羽毛が形成される本処理段階とを有する、中古羽毛活用システムである。
【0016】
この発明の中古羽毛活用システムでは、まず、再生工場導入段階において、寄付に基づいて中古羽毛製品が再生工場に送られる。その態様としては、一般の人が直接的に再生工場に寄付する態様と、間接的に(すなわち、他の組織である受領窓口を介して)再生工場に寄付する態様とがある。
次に、前処理段階において、その寄付された中古羽毛製品について、障害者施設の障害者によって前処理が行われる。例えば、分別,解体等である。すなわち、本来的な再生処理を行う前の予備的な処理が行われて、その中古羽毛製品から中古羽毛が取り出される。
この前処理については、再生工場(当該再生処理が行われる工場)において行われる(障害者が再生工場に出向いて前処理を行う)場合や、障害者施設等、他の場所において行われる場合がある。
次に、本処理段階において、その取り出された中古羽毛について再生処理が行われる。すなわち、除塵,洗浄,乾燥,殺菌等が行われる。こうして、中古羽毛が再生されて、再利用可能な状態の再生羽毛が形成される。
そして、さらには、その再生羽毛を用いて羽毛製品が製造されることとなる。
【0017】
このように、この発明の中古羽毛活用システムでは、中古羽毛製品が回収されて再生されるために、羽毛の需要に効率的に対応することができる。
また、その際に、障害者によって前処理段階が実行されるために、その分、障害者の職が確保されることとなる。
また、中古羽毛製品が寄付に基づいて再生工場に対して送られ、それが障害者の職にもつながるということによって、中古羽毛製品を寄付する人は、社会貢献をしているという満足感が得られる。
【0018】
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明の中古羽毛活用システムであって、前記再生工場導入段階が、中古羽毛製品が寄付に基づいて受領窓口において受領される受領段階と、その中古羽毛製品が再生工場に対して送られる再生工場送付段階とを有する、中古羽毛活用システムである。
【0019】
この発明の中古羽毛活用システムは、請求項3に係る発明の中古羽毛活用システムにおける「間接的に再生工場に寄付する態様」に該当するものである。
「受領窓口」としては、市町村等の地方公共団体,一般の企業,生活協同組合等がある。
この発明においては、受領窓口(その運営主体)から再生工場に中古羽毛製品が送付される際に、当該中古羽毛製品が再生工場(その運営主体)に対して販売されることによって、受領窓口(その運営主体)も収益を得られることとなる。
【0020】
請求項5に係る発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに係る発明の中古羽毛活用システムによって形成された、再生羽毛、又は、その再生羽毛を使用した羽毛製品である。
【0021】
この発明の再生羽毛、又は、その再生羽毛を使用した羽毛製品では、当該再生羽毛が形成される過程において、請求項1〜請求項4のいずれかに係る発明の中古羽毛活用システムにおける作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の実施例1の中古羽毛活用システムについて概略的に示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例2の中古羽毛活用システムについて概略的に示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
[実施例1]
次に、本発明の実施例1について、図1に基づいて説明する。
この中古羽毛活用システムは、障害者施設導入段階10A(受領段階11,障害者施設送付段階12A),前処理段階20,本処理段階30を有している。
【0024】
障害者施設導入段階10Aにおいては、一般の人からの寄付に基づいて、中古羽毛製品が障害者施設に対して送られる。
基本的に、障害者施設導入段階10Aには、受領段階11,障害者施設送付段階12Aがある。
【0025】
受領段階11においては、受領窓口において、一般の人からの寄付による中古羽毛製品が受領される。
受領窓口としては、例えば、市町村等の地方公共団体,一般の企業(その労働団体を含む),生活協同組合等がある。すなわち、それらにおいて、中古羽毛製品の寄付を受け付けるコーナーが設けられる。そして、そのコーナーに、一般の人が、自分の家庭において休眠している羽毛製品(すなわち、中古羽毛製品)を持ち込み、受領される。地方公共団体の場合は、その地方公共団体に在住又は通勤している人等である。企業の場合は、その企業に在籍している人等である。生活協同組合の場合は、その会員等である。生活協同組合等であって、羽毛製品の販売も行っている事業所に中古羽毛製品を持ち込む場合は、羽毛製品の買い換えが行われる場合もある。
受領窓口としては、その他に、各地区の社会福祉協議会・福祉財団・公益財団・NPO法人等の公益団体,幼稚園・小学校・中学校・高校・養護学校等の特別支援学校及びそれらのPTA組織,各地区の自治会・子供会等の地域団体,宗教団体,種々の介護施設,クリーニング店・ハウスクリーニング業者,寝装品や被服(羽毛製品)のメーカー,デパートその他の小売店,金融機関,宅配業者等がある。
「羽毛製品」としては、羽毛を用いた布団,コート・ジャケット等の衣類等がある。羽毛製品は、羽毛が表布材に覆われて形成されている。
【0026】
なお、上述のように受領窓口において中古羽毛製品が受領されること(さらには、後述のように中古羽毛製品が再生処理されること)が周知されるように、各所におけるポスターの貼付等の周知活動が、障害者によって行われる。
【0027】
障害者施設送付段階12Aにおいては、その中古羽毛製品が、寄付によって、宅配業者等の運送業者を介して障害者施設に対して送られる。なお、中古羽毛製品は、有価物であり、廃棄物ではないため、県境を越えて送ることが法規上認められている。
こうして、一般の人からの寄付に基づいて、間接的に障害者施設に中古羽毛製品が送られるのである。
【0028】
なお、他の事例として、一般の人からの寄付によって、直接的に障害者施設に中古羽毛製品が届けられる場合もあり得る。
【0029】
次に、その中古羽毛製品は、上述の障害者施設から、再生工場に送られる。その態様としては、直接的なものに限らず、間接的なもの(他の組織や他の障害者施設を介するもの)であってもよい。このように障害者施設から再生工場に中古羽毛製品が送られる際に、中古羽毛製品は、再生工場(それを運営する企業等)に対して販売される。
【0030】
次に、前処理段階20として、再生工場において、その中古羽毛製品について前処理が行われる。
すなわち、前処理段階20においては、その寄付された中古羽毛製品について、障害者施設に在籍している障害者によって、本来的な再生処理(本処理)を行う前の予備的な処理が行われる。「障害者施設」としては、上述の障害者施設と同一の施設であってもよいし、他の施設であってもよい。すなわち、上述の障害者施設が再生工場から遠隔の地にある場合においては、再生工場の近くにある障害者施設の障害者が前処理を行ってもよい。
前処理としては、まずは、中古羽毛製品の表布材の一部が破断され、内部の羽毛が視認される。そして、内部の羽毛の種類によって、分別される。
その後、その中古羽毛製品から表布材が剥がされて、解体され、中古羽毛が取り出される。
このように障害者によって前処理が行われることに対して、その障害者又はその障害者が所属する障害者施設に賃金が支払われる。
【0031】
次に、本処理段階30として、その中古羽毛について本処理が行われる。
すなわち、本処理段階30においては、上述のように前処理された中古羽毛について、再生工場において、本処理(再生処理)が行われる。すなわち、除塵,洗浄,乾燥,殺菌等が行われる。こうして、中古羽毛が再生されて、再利用可能な状態の再生羽毛が形成される。
こうして、その再生羽毛が市場に供給される。その後に、その再生羽毛を用いて羽毛製品が製造される。
【0032】
なお、再生工場から再生羽毛が直接的に羽毛製品工場に送られて、その羽毛製品工場において羽毛製品が製造され、その後に市場に供給されてもよい。
【0033】
以上のように、この中古羽毛活用システムによれば、中古羽毛製品が回収されて再生されるために、羽毛の需要に効率的に対応することができる。
また、その際に、障害者によって前処理段階20が実行されるために、その分、障害者の職が確保され、日本国内の産業の空洞化を多少なりとも防止することができる。
また、一般の人は、障害者施設に対して寄付を行い、それが障害者の職にもつながるということによって、社会貢献をしているという満足感が得られる。
【0034】
[実施例2]
次に、本発明の実施例2について、図2に基づいて説明する。実施例1と同一又は共通する点については同一又は対応する符号を付して説明は簡略化し、相違点を中心に説明する。
【0035】
この中古羽毛活用システムは、再生工場導入段階10B(受領段階11,再生工場送付段階12B),前処理段階20,本処理段階30を有している。
【0036】
再生工場導入段階10Bにおいては、一般の人からの寄付に基づいて、中古羽毛製品が再生工場に対して送られる。
基本的に、再生工場導入段階10Bには、受領段階11,再生工場送付段階12Bがある。
【0037】
受領段階11においては、受領窓口において、一般の人からの寄付による中古羽毛製品が受領される。
受領窓口としては、実施例1の場合と同様のものがある。特に、この実施例2においては、羽毛製品の販売を行っている店舗等が代表的である。
【0038】
再生工場送付段階12Bにおいては、その中古羽毛製品が、再生工場に対して送られる。その際、受領窓口(それを運営する企業・団体等)から、再生工場(それを運営する企業等)に対して、その中古羽毛製品が販売される(贈与(寄付)の場合もある)。
こうして、一般の人からの寄付に基づいて、間接的に再生工場に中古羽毛製品が送られるのである。
【0039】
なお、他の事例として、一般の人からの寄付によって、直接的に再生工場に中古羽毛製品が届けられる場合もあり得る。
【0040】
次に、前処理段階20として、再生工場において、その中古羽毛製品について前処理が行われる。
すなわち、前処理段階20においては、その寄付された中古羽毛製品について、障害者によって、本来的な再生処理を行う前の予備的な処理が行われる。主として、再生工場の近くにある障害者施設の障害者によって行われる。
このように障害者によって前処理が行われることに対して、その障害者又はその障害者が所属する障害者施設に賃金が支払われる。
【0041】
次に、本処理段階30として、その中古羽毛について本処理が行われる。
すなわち、中古羽毛が再生されて、再利用可能な状態の再生羽毛が形成される。
その後、その再生羽毛が市場に供給され、その再生羽毛を用いて羽毛製品が製造されたり、再生工場から再生羽毛が直接的に羽毛製品工場に送られて、その羽毛製品工場において羽毛製品が製造され、市場に供給される。
【0042】
以上のように、この中古羽毛活用システムによっても、中古羽毛製品が回収されて再生されるために、羽毛の需要に効率的に対応することができる。
また、その際に、障害者によって前処理段階20が実行されるために、その分、障害者の職が確保され、日本国内の産業の空洞化を多少なりとも防止することができる。
また、一般の人は、障害者の職につながる寄付を行うことによって、社会貢献をしているという満足感が得られる。
また、この中古羽毛活用システムでは、受領窓口(その運営主体)から再生工場(その運営主体)に対して中古羽毛製品が販売される際に、受領窓口(その運営主体)も収益を得ることができ、この中古羽毛活用システムの活用が促進されることとなる。
【0043】
なお、上記のものはあくまで本発明の一実施例にすぎず、当業者の知識に基づき種々の変更を加えた態様で本発明を実施できることはもちろんである。
【符号の説明】
【0044】
10A 障害者施設導入段階
10B 再生工場導入段階
11 受領段階
12A 障害者施設送付段階
12B 再生工場送付段階
20 前処理段階
30 本処理段階

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中古羽毛製品が寄付に基づいて障害者施設に対して送られる障害者施設導入段階と、
その寄付された中古羽毛製品について障害者によって解体その他の前処理が行われ、その中古羽毛製品から中古羽毛が取り出される前処理段階と、
その取り出された中古羽毛について、洗浄その他の再生処理がされて、再利用可能な状態の再生羽毛が形成される本処理段階と
を有する、中古羽毛活用システム。
【請求項2】
請求項1に記載の中古羽毛活用システムであって、
前記障害者施設導入段階が、
中古羽毛製品が寄付に基づいて受領窓口において受領される受領段階と、
その中古羽毛製品が障害者施設に対して送られる障害者施設送付段階と
を有する、中古羽毛活用システム。
【請求項3】
中古羽毛製品が寄付に基づいて再生工場に対して送られる再生工場導入段階と、
前記中古羽毛製品について障害者によって解体その他の前処理が行われ、その中古羽毛製品から中古羽毛が取り出される前処理段階と、
その取り出された中古羽毛について、洗浄その他の再生処理がされて、再利用可能な状態の再生羽毛が形成される本処理段階と
を有する、中古羽毛活用システム。
【請求項4】
請求項3に記載の中古羽毛活用システムであって、
前記再生工場導入段階が、
中古羽毛製品が寄付に基づいて受領窓口において受領される受領段階と、
その中古羽毛製品が再生工場に対して送られる再生工場送付段階と
を有する、中古羽毛活用システム。
【請求項5】
請求項1〜請求項4のいずれかに記載の中古羽毛活用システムによって形成された、再生羽毛、又は、その再生羽毛を使用した羽毛製品。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2013−108192(P2013−108192A)
【公開日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−253890(P2011−253890)
【出願日】平成23年11月21日(2011.11.21)
【出願人】(500209136)河田フェザー株式会社 (2)
【Fターム(参考)】