説明

中間熱交換器

【課題】高温冷媒通路内を流れる高圧の冷媒に対する外管の耐圧強度が向上した中間熱交換器を提供する。
【解決手段】車両用空調装置に用いられる中間熱交換器は、外管3および外管3内に間隔をおいて配置された内管4を有し、かつ外管3と内管4との間の間隙が、コンデンサから流出した高圧の冷媒が流れる高温側冷媒通路5となっているとともに、内管4内が、エバポレータから流出した低圧の冷媒が流れる低温側冷媒通路6となっている二重管2を備えている。二重管2は少なくとも1箇所で曲げられており、外管3の外径をD、外管3の管壁の肉厚をt、二重管3の曲げ部分16における外管3の外周面の曲げ外側部分の曲げ半径をRとした場合、D≧19.0mm、1.0mm≦t≦1.5mm、R/D<2という条件を満たしている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、たとえば車両に搭載される空調装置に用いられる中間熱交換器に関する。
【0002】
この明細書および特許請求の範囲において、「液相冷媒」という用語は、完全に液相のみからなる冷媒の他に、微量の気相冷媒が混入した液相の冷媒を意味するものとし、「気相冷媒」という用語は、完全に気相のみからなる冷媒の他に、微量の液相冷媒が混入した気相の冷媒を意味するものとする。
【背景技術】
【0003】
従来、車両に搭載される車両用空調装置として、圧縮機と、圧縮機で圧縮された冷媒を冷却するコンデンサと、コンデンサで冷却された冷媒を減圧する減圧器としての膨張弁と、減圧された冷媒を蒸発させるエバポレータと、高温側冷媒通路および低温側冷媒通路を有しており、かつコンデンサから流出して高温側冷媒通路を流れる高温高圧の冷媒とエバポレータから流出して低温側冷媒通路を流れる低温低圧の冷媒とを熱交換させる中間熱交換器と、コンデンサから流出するとともに膨張弁により減圧される前の高温高圧の冷媒を貯留し、かつ液相と気相とに分離する受液器とを備えており、中間熱交換器が、外管および外管内に間隔をおいて配置された内管を有し、かつ外管と内管との間の間隙が、コンデンサから流出した高圧の冷媒が流れる高温側冷媒通路となっているとともに、内管内が、エバポレータから流出した低圧の冷媒が流れる低温側冷媒通路となっている二重管を備えたものが知られている(特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1記載の車両用空調装置においては、搭載される車両のエンジンルーム内において搭載スペース上の制約を受けるため、中間熱交換器を効率良く収納するために、中間熱交換器の二重管を少なくとも1箇所で曲げることがある。
【0005】
ところで、通常の単体の管を曲げる際には、曲げ部分における管壁の潰れを防止するための芯金が用いられるが、二重管を曲げる際には、芯金を用いることはできず、外管の管壁が潰れるおそれがある。外管の管壁が潰れると、二重管の曲げ部分における高温冷媒通路内を流れる高圧の冷媒に対する外管の耐圧強度が不足するおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2005−22601号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
この発明の目的は、上記問題を解決し、高温冷媒通路内を流れる高圧の冷媒に対する外管の耐圧強度が向上した中間熱交換器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記目的を達成するために以下の態様からなる。
【0009】
1)圧縮機と、圧縮機で圧縮された冷媒を冷却するコンデンサと、コンデンサで冷却された冷媒を減圧する減圧器と、減圧された冷媒を蒸発させるエバポレータとを備えた空調装置において、コンデンサから流出した高圧の冷媒とエバポレータから流出した低圧の冷媒とを熱交換させるのに用いられており、外管および外管内に間隔をおいて配置された内管を有し、かつ外管と内管との間の間隙が、コンデンサから流出した高圧の冷媒が流れる高温側冷媒通路となっているとともに、内管内が、エバポレータから流出した低圧の冷媒が流れる低温側冷媒通路となっている二重管を備えている中間熱交換器であって、
二重管が少なくとも1箇所で曲げられており、外管の外径をD、外管の管壁の肉厚をt、二重管の曲げ部分における外管の外周面の曲げ外側部分の曲げ半径をRとした場合、D≧19.0mm、1.0mm≦t≦1.5mm、R/D<2という条件を満たす中間熱交換器。
【0010】
2)二重管の曲げ部分の横断面において、外管外周面の曲げ外側部分の曲率の頂点と曲げ内側部分の曲率の頂点とを結ぶ直線を中心とし、当該直線と直交する直線上における幅がD/2の範囲内での外管外周面の曲げ外側部分の曲率半径がD/2〜Dとなっている上記1)記載の中間熱交換器。
【0011】
3)二重管の曲げ部分の横断面において、外管外周面の曲げ外側部分の曲率の頂点と曲げ内側部分の曲率の頂点との直線距離をL1mm、前記2つの頂点を結ぶ直線と直交する方向の外管外周面の最大幅をL2mmとした場合、L1/L2≧0.85である上記1)または2)記載の中間熱交換器。
【0012】
4)二重管の内管の管壁の肉厚が1.1〜1.3mmである上記1)〜3)のうちのいずれかに記載の中間熱交換器。
【0013】
5)二重管の外管の内周面に凸条が設けられており、凸条の突出端と内管外周面との間隔が0.5mm以下となっている上記1)〜4)のうちのいずれかに記載の中間熱交換器。
【発明の効果】
【0014】
上記1)〜5)の中間熱交換器によれば、二重管が少なくとも1箇所で曲げられており、外管の外径をD、外管の管壁の肉厚をt、二重管の曲げ部分における外管の外周面の曲げ外側部分の曲げ半径をRとした場合、D≧19.0mm、1.0mm≦t≦1.5mm、R/D<2という条件を満たしているので、芯金を用いることなく引き曲げ型により二重管を曲げたとしても、外管の管壁が潰れて扁平になることが防止され、二重管の曲げ部分における外管と内管との間の高温冷媒通路内を流れる高圧の冷媒に対する外管の耐圧強度が向上する。
【0015】
上記2)および3)の中間熱交換器によれば、芯金を用いることなく引き曲げ型により二重管を曲げた際の管の管壁が潰れを効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】この発明による中間熱交換器の全体構成を示す長さ方向の中間部を省略した縦断面図である。
【図2】図1の中間熱交換器の二重管における直線部分の横断面図である。
【図3】図1の中間熱交換器の二重管における曲げ部分の横断面図である。
【図4】図1の中間熱交換器の二重管を形成する際に用いられる引き曲げ型を示す断面図である。
【図5】図1の中間熱交換器を用いた車両用空調装置の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、この発明の実施形態を、図面を参照して説明する。この実施形態は、この発明の中間熱交換器を、車両に搭載される車両用空調装置に用いたものである。
【0018】
また、以下の説明において、「アルミニウム」という用語には、純アルミニウムの他にアルミニウム合金を含むものとする。
【0019】
図1はこの発明による中間熱交換器の全体構成を示し、図2および図3はその要部の構成を示し、図4は中間熱交換器の二重管を形成する際に用いられる引き曲げ型を示す。また、図5は図1〜図3の中間熱交換器を用いた車両用空調装置の構成を示す。
【0020】
図1〜図3において、中間熱交換器(1)は、アルミニウム押出形材製外管(3)、および外管(3)内に間隔をおいて同心状に挿入されたアルミニウム押出形材製内管(4)よりなる二重管(2)を備えており、二重管(2)における外管(3)と内管(4)との間の間隙が第1冷媒通路(5)となり、内管(4)内が第2冷媒通路(6)となっている。
【0021】
二重管(2)の外管(3)の両端寄りの部分、すなわち両端よりも長さ方向の若干内側部分に、それぞれ拡管部(7)(8)が形成されている。外管(3)における一方の拡管部(7)の管壁には冷媒入口(9)が形成され、同他方の拡管部(8)の管壁には冷媒出口(11)が形成されている。冷媒入口(9)には第1冷媒通路(5)に通じるアルミニウム製冷媒流入パイプ(12)の一端部が挿入されて拡管部(7)にろう付されている。冷媒出口(11)には第1冷媒通路(5)に通じるアルミニウム製冷媒流出パイプ(13)の一端部が挿入されて拡管部(8)にろう付されている。冷媒流入パイプ(12)および冷媒流出パイプ(13)の先端部には管継手部材(14)が接合されている。二重管(2)の内管(4)の両端部は外管(3)の両端部よりも外側に突出しており、両突出端部にそれぞれ管継手部材(15)が接合されている。
【0022】
二重管(2)は、両拡管部(7)(8)間の少なくとも1箇所において略90度曲げられており、少なくとも1つの曲げ部分(16)と、曲げ部分(16)の両側に位置する直線部分(17)とを有している。
【0023】
中間熱交換器(1)の二重管(2)の直線部分(17)においては、外管(3)および内管(4)は横断面円形であり、外管(3)の内周面に、径方向内方に突出しかつ長さ方向にのびる複数の凸条(18)が周方向に等間隔をおいて一体に設けられている(図2参照)。さらに、中間熱交換器(1)の二重管(2)の曲げ部分(16)においては、外管(3)および内管(4)は横断面異形となっている(図3参照)。すなわち、二重管(2)は、横断面円形の外管(3)および内管(4)を有する二重管を曲げることにより形成されており、曲げ加工を施す際に、曲げ部分(16)において外管(3)および内管(4)が変形している。
【0024】
ここで、二重管(2)の直線部分(17)における外管(3)の外径をD、同じく外管(3)の管壁の肉厚をt、曲げ部分(16)における外管(3)の外周面の曲げ外側部分の曲げ半径をRとした場合(図1参照)、D≧19.0mm、1.0mm≦t≦1.5mm、R/D<2という条件を満たしている。なお、二重管(2)の内管(4)の管壁の肉厚は1.1〜1.3mmであることが好ましい。
【0025】
また、二重管(2)の曲げ部分(16)の横断面において、外管(3)外周面の曲げ外側部分の曲率の頂点(P1)と曲げ内側部分の曲率の頂点(P2)とを結ぶ直線(X)を中心とし、当該直線(X)と直交する直線(Y)、すなわち外管(3)外周面の頂点(P1)における接線上での幅がD/2の範囲内での外管(3)外周面の曲げ外側部分の曲率半径をrmmとした場合、D/2≦r≦Dとなっていることが好ましい。
【0026】
さらに、二重管(2)の曲げ部分(16)の横断面において、外管(3)外周面の曲げ外側部分の曲率の頂点(P1)と曲げ内側部分の曲率の頂点(P2)との直線距離をL1mm、前記2つの頂点(P1)(P2)を結ぶ直線(X)と直交する方向の外管(3)外周面の最大幅をL2mmとした場合、L1/L2≧0.85であることが好ましい。
【0027】
なお、二重管(2)の曲げ部分(16)において、外管(3)の凸条(18)の突出端と内管(4)外周面との間隔が0.5mm以下となっていることが好ましい。
【0028】
以下に、上述した条件を満たす二重管(2)の具体的な寸法を挙げる。
【0029】
第1の二重管(2)は、外管(3)の外径D=19mm、外管(3)の管壁の肉厚t=1.0mm、曲げ部分(16)における外管(3)の外周面の曲げ外側部分の曲げ半径R=30mm、曲げ部分(16)の横断面において、外管(3)外周面の曲げ外側部分の曲率の頂点(P1)と曲げ内側部分の曲率の頂点(P2)とを結ぶ直線(X)を中心とし、当該直線(X)と直交する外管(3)外周面の頂点(P1)における接線(Y)上での幅がD/2の範囲内での外管(3)外周面の曲げ外側部分の曲率半径r=9.5mm、外管(3)外周面の曲げ外側部分の曲率の頂点(P1)と曲げ内側部分の曲率の頂点(P2)とを結ぶ直線(X)の距離をL1、前記2つの頂点(P1)(P2)を結ぶ直線と直交する直線上における外管(3)外周面の最大幅をL2とした場合のL1/L2=0.85である。
【0030】
第2の二重管(2)は、前記外径D=19mm、前記肉厚t=1.0mm、前記曲げ半径R=30mm、前記曲率半径r=19mm、前記L1/L2=0.85である。
【0031】
二重管(2)は、横断面円形の外管(3)および内管(4)を有する真っ直ぐな二重管を曲げることにより形成されており、曲げ加工を施す際に、曲げ部分(16)において外管(3)および内管(4)が変形している。
【0032】
図4は、二重管(2)を曲げる際に用いられる引き曲げ型を示す。
【0033】
図4において、引き曲げ型(20)は、公知のように、回転曲げ型(21)と、締め付け型(22)と、移動押さえ型(図示略)とからなる。回転曲げ型(21)に、二重管(2)の曲げ部分(16)における外管(3)の曲げ内側部分の横断面形状に合致した凹部(21a)が形成されており、締め付け型に、二重管(2)の曲げ部分(16)における外管(3)の曲げ内側部分の横断面形状に合致した凹部(22a)が形成されている。
【0034】
図5は、上述した中間熱交換器を用いた車両用空調装置を示す。
【0035】
図5において、車両用空調装置は、たとえばフロン系の冷媒を用いるものであって、圧縮機(30)と、凝縮部(32)、気液分離器としての受液器(33)および過冷却部(34)を有しかつ圧縮機(30)で圧縮された冷媒を冷却するコンデンサ(31)と、コンデンサ(31)で冷却された冷媒を減圧する減圧器としての膨張弁(35)と、減圧された冷媒を蒸発させるエバポレータ(36)と、中間熱交換器(1)とを備えている。中間熱交換器(1)の外管(3)に接続された冷媒流入パイプ(12)にコンデンサ(21)の過冷却部(34)からのびる配管が接続され、同じく外管(3)に接続された冷媒流出パイプ(13)に膨張弁(35)にのびる配管が接続される。また、中間熱交換器(1)の内管(4)における冷媒流出パイプ(13)側の端部に、エバポレータ(36)からのびる配管が接続され、同じく内管(4)における冷媒流入パイプ(12)側の端部に、圧縮機(30)にのびる配管が接続される。したがって、中間熱交換器(1)の第1冷媒通路(5)がコンデンサ(31)から流出した高温高圧の冷媒が流れる高温側冷媒通路となり、内管(4)内の第2冷媒通路(6)がエバポレータ(36)から流出した低温低圧の冷媒が流れる低温側冷媒通路となっている。
【0036】
車両用空調装置の稼働時には、圧縮機(30)で圧縮された高温高圧の気液混相の冷媒は、コンデンサ(31)の凝縮部(32)で冷却されて凝縮させられた後、受液器(33)内に流入して気液2相に分離され、ついで過冷却部(34)に流入して過冷却される。過冷却された液相冷媒は、冷媒流入パイプ(12)を通って中間熱交換器(1)の外管(2)の拡管部(7)内に流入し、拡管部(7)を経て第1冷媒通路(5)内に入る。
【0037】
一方、エバポレータ(36)から出てきた気相冷媒は、中間熱交換器(1)の第2冷媒通路(6)内に流入する。そして、液相冷媒が第1冷媒通路(5)内を流れる間に第2冷媒通路(6)内を流れる比較的低温の気相冷媒によりさらに冷却される。中間熱交換器(1)の第1冷媒通路(5)を通過した液相冷媒は、冷媒流出パイプ(13)を通って膨張弁(35)に送られる。膨張弁(35)に送られた液相冷媒は、膨張弁(35)において断熱膨張させられて減圧された後エバポレータ(36)に流入し、エバポレータ(36)において気化させられる。一方、中間熱交換器(1)の第2冷媒通路(6)を通過した気相冷媒は圧縮機(30)に送られる。
【産業上の利用可能性】
【0038】
この発明による中間熱交換器は、車両に搭載される車両用空調装置に好適に用いられる。
【符号の説明】
【0039】
(1):中間熱交換器
(2):二重管
(3):外管
(4):内管
(5):第1冷媒通路(高温側冷媒通路)
(6):第2冷媒通路(低温側冷媒通路)
(16):曲げ部分
(30):圧縮機
(31):コンデンサ
(35):膨張弁(減圧器)
(36):エバポレータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
圧縮機と、圧縮機で圧縮された冷媒を冷却するコンデンサと、コンデンサで冷却された冷媒を減圧する減圧器と、減圧された冷媒を蒸発させるエバポレータとを備えた空調装置において、コンデンサから流出した高圧の冷媒とエバポレータから流出した低圧の冷媒とを熱交換させるのに用いられており、外管および外管内に間隔をおいて配置された内管を有し、かつ外管と内管との間の間隙が、コンデンサから流出した高圧の冷媒が流れる高温側冷媒通路となっているとともに、内管内が、エバポレータから流出した低圧の冷媒が流れる低温側冷媒通路となっている二重管を備えている中間熱交換器であって、
二重管が少なくとも1箇所で曲げられており、外管の外径をD、外管の管壁の肉厚をt、二重管の曲げ部分における外管の外周面の曲げ外側部分の曲げ半径をRとした場合、D≧19.0mm、1.0mm≦t≦1.5mm、R/D<2という条件を満たす中間熱交換器。
【請求項2】
二重管の曲げ部分の横断面において、外管外周面の曲げ外側部分の曲率の頂点と曲げ内側部分の曲率の頂点とを結ぶ直線を中心とし、当該直線と直交する直線上における幅がD/2の範囲内での外管外周面の曲げ外側部分の曲率半径がD/2〜Dとなっている請求項1記載の中間熱交換器。
【請求項3】
二重管の曲げ部分の横断面において、外管外周面の曲げ外側部分の曲率の頂点と曲げ内側部分の曲率の頂点との直線距離をL1mm、前記2つの頂点を結ぶ直線と直交する方向の外管外周面の最大幅をL2mmとした場合、L1/L2≧0.85である請求項1または2記載の中間熱交換器。
【請求項4】
二重管の内管の管壁の肉厚が1.1〜1.3mmである請求項1〜3のうちのいずれかに記載の中間熱交換器。
【請求項5】
二重管の外管の内周面に凸条が設けられており、凸条の突出端と内管外周面との間隔が0.5mm以下となっている請求項1〜4のうちのいずれかに記載の中間熱交換器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−61138(P2013−61138A)
【公開日】平成25年4月4日(2013.4.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−201333(P2011−201333)
【出願日】平成23年9月15日(2011.9.15)
【出願人】(512025676)株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジー (25)
【Fターム(参考)】