説明

乗客管理システム

【課題】多人数の輸送が可能な輸送手段(例えば、バス)の乗客を管理することによって、より確実に乗客の帰還状態を把握することができる乗客管理システムを提供すること。
【解決手段】各乗客が所持するカード51と、輸送手段の各座席に配設されるカード端末52と、これらカード端末52と通信可能な管理端末53とを含んで構成され、管理端末53が、カード端末52からの送信データを受信した場合、該受信データに含まれるカードの識別情報を検索キーとして、乗客管理DB72aを検索し、該当する乗客を特定し、該乗客の帰還状態を示す情報を更新する機能と、乗客の帰還状態の確認操作があった場合、乗客管理DB72aに更新記憶された情報に基づき、乗客の帰還状態確認画面を表示する機能と、この画面を介して、未帰還乗客の座席位置に対する選択操作があった場合、選択された座席位置に対応する乗客の個人情報を表示する機能とを装備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は乗客管理システムに関し、より詳細には、多人数の輸送が可能な輸送手段(例えば、バス)の乗客を管理するための乗客管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
観光や研修などでバスが使われることがある。バスでの移動が長距離になる場合、サービスエリアなど、トイレのある場所で休憩を取ることがある。また、観光の場合には、観光名所等で乗客が自由に行動できる自由時間が設定されることがある。
休憩時間や自由時間を取る場合、バスの添乗員から乗客へ出発時刻が伝えられるので、乗客はその時刻までにバスへ戻る必要がある。出発時刻になると、添乗員によって乗客の帰還状況が確認され、乗客全員のバスへの帰還が確認されると、バスは次の目的地へ出発することになる。
【0003】
しかしながら、乗客人数が多い場合、この確認作業は簡単ではない。例えば、乗客リストと照合して点呼をとるなど、手間と時間がかかる。そこで、この確認作業を効率よく行うことができるようにする技術が種々提案されている(例えば、下記の特許文献1,2を参照)。
特許文献1、2に記載された発明では、乗客が所持するタグと、バスに搭載した装置との間で、無線信号のやり取りを行い、乗客の乗降を管理するようになっているが、タグから送信される電波状況やバス側の装置での受信感度のばらつき等の影響により、乗客の降車と乗車とを誤りなく検出することは容易ではないという課題があった。
【0004】
また、乗客全員が出発時刻までにバスへ戻っていれば問題はないが、バスに戻っていない乗客がいれば、バスは出発することができず、スケジュール通りに運行できなくなる。最近では携帯電話が大きく普及しているので、バスに戻っていない乗客がいれば、添乗員は乗客の所持する携帯電話に連絡することによって、乗客の状況を確認することができる。例えば、乗客が出発時刻を失念している場合であれば、電話でバスへの早期帰還を促せば良い。また、乗客が集合する場所(バスの場所)を分からなくなっている場合には、電話で誘導したり、乗客を迎えに行けば良い。
【0005】
しかしながら、電話で誘導したり、乗客を迎えに行けるのは、乗客の正確な居場所が分かっている場合である。旅先というのは不慣れな土地であり、乗客は迷子になって、自己の居場所が分からなくなる場合がある。特に、バス旅行には高齢者の参加が多く、迷子になるケースが少なくないと思われる。
【0006】
このような問題を解決するには、乗客の居場所を管理すれば良い。バスの乗客の居場所を管理することは想定されていないが、子供や高齢者などの居場所を管理する技術については種々提案され(例えば、下記の特許文献3,4を参照)、そして実用化されている。例えば、セコム株式会社からは、親が子供の居場所を知ることのできるサービスが提供されている。
【0007】
このサービスは、以下に示したような流れ(工程1〜5)で実現されていると推察される。まず、親が所持するPC(パソコン)や携帯電話から、通信網(携帯電話網やインターネット網等)を介して管理サーバーへアクセスして、子供の居場所確認を要求する(この時、ユーザーコードが管理サーバーへ送信される)(工程1)。
次に、管理サーバーが、受信したユーザーコードに基づいて、登録されている顧客データを参照して、子供が携帯する携帯端末のID(通信用アドレス)を読み出し、読み出したIDを使って、通信網を介して、子供が所持する携帯端末に位置情報の送信を要求する(工程2)。
【0008】
次に、子供が携帯する携帯端末は、位置情報の送信が要求されると、GPS機能を使って位置情報を取得し、取得した位置情報を管理サーバーへ送信する(工程3)。次に、管理サーバーが、親が所持するPCや携帯電話へ位置情報を送信する(工程4)。そして、親が所持するPCや携帯電話は、受信した位置情報に基づいて、子供の居場所を示した地図を表示する(工程5)。
【0009】
上記サービスにおいて、添乗員が「親」となり、乗客が「子供」となることによって、添乗員はバスに帰還していない乗客の居場所を知ることができる。しかしながら、バス乗客の管理では、添乗員が管理すべき対象者は1人ではなく、多人数であり、出発時刻までにバスに帰還していない乗客が複数人に及ぶ可能性がある。そのため、バス乗客の管理は上記サービスの単なる転用では実現できない。
【0010】
また、上記サービスにおいては、親が子供の居場所を知りたいと思ってから、子供の居場所を確認できるまでには数分程度の時間を要すると考えられる。仮に、この時間を5分とした場合、上記サービスをバス乗客の管理(バスに帰還していない乗客の位置把握)に適用したとすると、バスに帰還していない乗客が4人いるときは、全員の居場所を確認できるまで、20分程度の時間を要することとなり、これでは、スケジュールの遅れを最小限に抑えることはできない。
また、位置情報には測位誤差が生じるものであり、添乗員が乗客の正確な居場所を把握することができず、乗客を適切に誘導できなかったり、乗客の発見が遅れてしまうおそれがあるという課題もあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【特許文献1】特開2004−252909号公報
【特許文献2】特開2004−139459号公報
【特許文献3】特開2008−59331号公報
【特許文献4】特開平8−180286号公報
【発明の概要】
【課題を解決するための手段及びその効果】
【0012】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、多人数の輸送が可能な輸送手段(例えば、バス)の乗客を管理することによって、より確実に乗客の帰還状態を把握することができ、乗客の前記輸送手段への早期帰還を実現することができる乗客管理システムを提供することを目的としている。
【0013】
上記目的を達成するために本発明に係る乗客管理システム(1)は、多人数の輸送が可能な輸送手段の各乗客に所持させるカードと、前記輸送手段の各座席に配設されるカード端末と、これらカード端末と通信可能に接続された管理端末とを含んで構成される乗客管理システムであって、前記カードは、自己の識別情報が記録されているものであり、前記カード端末が、前記カードの挿排状態を検出する機能と、前記カードに記録された識別情報を読み取る機能と、該読み取られたカードの識別情報に該カードの挿排状態を示した信号を付したデータを前記管理端末へ送信する機能とを有するものであり、前記管理端末が、前記カードの識別情報と、乗客の個人情報と、乗客の座席情報と、乗客の帰還状態を示す情報とが対応付けて記憶される乗客管理データベースと、前記カード端末から送信されたデータを受信した場合、該受信したデータに含まれるカードの識別情報を検索キーとして、前記乗客管理データベースを検索し、該当する乗客を特定し、該乗客の帰還状態を示す情報を更新するデータベース更新手段と、乗客の帰還状態の確認操作があった場合、前記乗客管理データベースに更新記憶された情報に基づいて、乗客の帰還状態が確認できるとともに乗客の個人情報を選択表示させるための座席表形式の画面を表示する確認画面表示手段と、前記画面を介して、帰還していない乗客の座席位置に対する選択操作があった場合、選択された座席位置に対応する乗客の個人情報を表示する乗客情報表示手段とを備えていることを特徴としている。
【0014】
上記乗客管理システム(1)によれば、前記カード端末に前記カードが挿着されると、前記カード端末から前記管理端末に前記カードの識別情報とともに挿着を示す信号が送信され、前記管理端末では、前記カードが挿着されたこと、すなわち、前記カードを所持する乗客が乗車したこと(戻ってきたこと)を正確に管理することができる。また、前記カード端末から前記カードが排出されると、前記カード端末から前記管理端末に前記カードの識別情報とともに排出(非挿着)を示す信号が送信され、前記管理端末では、前記カードが排出されたこと、すなわち、前記カードを所持する乗客が降車したことを正確に管理することができる。乗客の管理にカードを用いることにより、タグ等のように、無線信号のやり取りを行う必要もなく、タグ等から送信される電波状況やバス側の受信装置での受信感度のばらつき等の影響もなく、乗客の帰還状態を、より正確に検出することが可能となる。
【0015】
また、乗客の帰還状態の確認操作があった場合、前記乗客管理データベースに更新記憶された情報に基づいて、乗客の帰還状態を確認させるとともに乗客の個人情報を選択表示させるための座席表形式の画面が表示され、該画面を介して、帰還していない乗客の座席位置に対する選択操作があった場合、選択された座席位置に対応する乗客の個人情報が表示されるので、管理者は、乗客の前記輸送手段への早期帰還を実現する対策を速やかに実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】実施の形態(1)に係る乗客管理システムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係る乗客管理システムを構成するカード端末の要部を概略的に示したブロック図である。
【図3】実施の形態(1)に係る乗客管理システムを構成する管理端末の要部を概略的に示したブロック図である。
【図4】管理端末の記憶部に記憶されている乗客管理データベースのデータ構造を示した図である。
【図5】管理端末の表示部に表示された帰還状態確認画面の表示例を示した図である。
【図6】実施の形態(1)に係る乗客管理システムにおける管理端末(の制御部)が行うDB更新処理動作を示したフローチャートである。
【図7】実施の形態(1)に係る乗客管理システムにおける管理端末(の制御部)が行う表示処理動作を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明に係る乗客管理システムの実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態(1)に係る乗客管理システムの構成を概略的に示した図である。
実施の形態(1)に係る乗客管理システムは、図1に示すように、多人数の輸送が可能なバス(輸送手段)の各乗客が所持するカード51(51a、51b、…)と、バスの各座席に配設され、カード51の挿着状態を検出する機能を有するカード端末52(52a、52b、…)と、これらカード端末52から送信されてくる各カード51の挿着状態の検出信号に基づいて、乗客の帰還状態を管理する管理端末53とを含んで構成され、各カード端末52と、管理端末53とが通信ライン54を介して接続されている。
【0018】
カード51は、キャッシュカード等の磁気カードと同一形態のものが採用され、自己の識別情報(カードID)が記録されており、乗車前に、管理者(添乗員)から各乗客に渡されるものである。
【0019】
図2は、カード端末52(52a、52b、…)の要部を概略的に示したブロック図である。カード端末52は、通信部61、カード検出部62、カード情報読取部63、及び制御部64を含んで構成されている。
【0020】
通信部61は、制御部64により制御され、通信ライン54を介して管理端末53との間でデータ等の通信を行うためのものである。カード検出部62は、カード51の挿入、排出状態を検出する機能を備えたものであり、その検出信号が制御部64に出力されるようになっている。カード情報読取部63は、カード51に記録された識別情報(カードID)を読み取り、読み取られたカードIDが、制御部64に出力されるようになっている。
【0021】
制御部64は、マイクロコンピュータで構成され、各部の制御を行うものであり、例えば、カード検出部62からのカード挿入信号を検出すると、カード情報読取部63を作動させて、識別情報(カードID)を読み取り、読み取ったカードIDに、カードが挿入されたことを示す信号を付したデータを、通信部61を介して管理端末53へ送信する制御を行う。また、カード検出部62からのカード排出信号を検出すると、挿入時に取り込んでいた識別情報(カードID)に、カードが排出されたことを示す信号を付したデータを、通信部61を介して管理端末53へ送信する制御を行うようになっている。
【0022】
図3は、管理端末53の要部を概略的に示したブロック図である。
管理端末53は、通信部71、記憶部72、操作部73、表示部74、及び制御部75を含んで構成されている。通信部71は、制御部75により制御され、通信ライン54を介して、カード端末52(52a、52b、…)との通信を行うためのものであり、記憶部72には、各種の制御プログラムの他、乗客管理データベース(DB)72aが記憶されている。
【0023】
乗客管理DB72aには、図4に示すように、各乗客が所持するカードの識別情報(カードID)と、乗客の個人情報(氏名、携帯電話番号等)と、乗客の座席番号と、バスへの帰還状態(降車又は乗車)を示す情報とが対応付けて記憶されている。
【0024】
操作部73は、端末本体に設けられた各種操作ボタンや表示パネル上に配設された操作パネル(タッチパネル)等を含んで構成され、操作部73を介して入力された信号は、制御部75に入力されるようになっており、表示部74は、表示パネルを含んで構成され、各種の情報(文字や画像等)が表示されるようになっている。
【0025】
制御部75は、マイクロコンピュータで構成され、各部の制御を行うものであり、例えば、カード端末52から、カードIDとカード挿入信号等を含むデータを受信すると、乗客管理DB72aを参照し、対応するカードを所持する乗客のデータを更新、すなわちバスへの帰還状態を降車から乗車に更新して記憶する。また、カード端末52から、カードIDとカード排出信号等を含むデータを受信すると、乗客管理DB72aを参照し、対応するカードを所持する乗客のデータを更新、すなわちバスへの帰還状態を乗車から降車に更新して記憶する制御を行う。
【0026】
また、制御部75は、操作部73を介して乗客の帰還状態の確認操作があったことを検出すると、乗客管理DB72aに記憶された情報を参照して、図5に示したような乗客の帰還状態の確認画面を表示部74に表示する制御を行うようになっている。
【0027】
図5に示した乗客の帰還状態の確認画面では、バスに乗車している(帰還している)乗客と、乗車していない(帰還していない)乗客とが、座席表形式で表示形態を変えて表示されており、添乗員は、どの座席の人が、帰還していないかを一目で確認できるようになっている。さらに、帰還していない乗客の座席部分を、表示部74上から指等でタッチすると、当該座席に対応する乗客の個人情報(氏名、携帯電話番号等)が表示されるようになっており、添乗員は、即座に乗客に帰還を促す連絡等を行うことが可能となっている。
【0028】
次に実施の形態(1)に係る乗客管理システムにおける管理端末53(の制御部75)の行うDB更新処理動作を図6に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、本処理動作は、カード端末52(52a、52b、…)からデータを受信した場合に実行される。
【0029】
まず、カード端末52(52a、52b、…のいずれか)からデータを受信したか否かを判断し(ステップS1)、カード端末52からデータを受信したと判断すれば、受信データに含まれるカードの識別情報(カードID)を検索キーとして、乗客管理DB72aを検索し、該当する乗客を特定する処理を行う(ステップS2)。
【0030】
次に、受信データにカード挿入信号が含まれているか、或はカード排出信号が含まれているかを判断し(ステップS3)、受信データにカード挿入信号が含まれていると判断すれば、ステップS2で特定した乗客の「バスへの帰還状態を示す情報」を、「乗車」を示すデータに更新記憶して(ステップS4)、その後処理を終える。
【0031】
一方、ステップS3において、受信データにカード排出信号が含まれていると判断すれば、ステップS2で特定した乗客の「バスへの帰還状態を示す情報」を、「降車」を示すデータに更新記憶して(ステップS5)、その後処理を終える。
【0032】
次に実施の形態(1)に係る乗客管理システムにおける管理端末53(の制御部75)が行う表示処理動作を図7に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、本処理動作は、操作部73を介して乗客の帰還状態の確認操作があった場合に実行される。
【0033】
まず、ステップS11では、操作部73を介して乗客の帰還状態の確認操作があったか否かを判断し、乗客の帰還状態の確認操作があったと判断すれば、乗客管理DB72aに記憶された情報を参照し、図5に示したような乗客の帰還状態の確認ができる画面を表示部74に表示する処理を行う(ステップS12)。
【0034】
その後、帰還していない乗客の座席部分に対する、表示部74上からのタッチ操作があったか否かを判断し(ステップS13)、タッチ操作があったと判断すれば、タッチされた座席位置の乗客の個人情報を乗客管理DB72aから読み出し(ステップS14)、選択された乗客の個人情報(氏名、携帯電話番号等)を表示部74に表示する処理を行い(ステップS15)、その後処理を終える。
【0035】
上記実施の形態(1)に係る乗客管理システムによれば、カード端末52にカード51が挿着されると、カード端末52から管理端末53にカード51の識別情報とともに挿着を示す信号が送信され、管理端末53では、カード51が挿着されたこと、すなわち、カード51を所持した乗客が乗車したこと(戻ってきたこと)を正確に管理することができる。また、カード端末52からカード51が排出されると、カード端末52から管理端末53にカード51の識別情報とともに排出(非挿着)を示す信号が送信され、管理端末53では、カード51が排出されたこと、すなわち、カード51を所持した乗客が降車したことを正確に管理することができる。
【0036】
このように乗客の管理にカード51を用いることにより、無線タグ等のように、無線通信による信号のやり取りを行う必要もなく、無線タグ等から送信される電波状況やバス側のタグリーダの受信感度のばらつき等の影響もなく、乗客の帰還状態を、より正確に検出することが可能となる。
【符号の説明】
【0037】
51(51a、51b、51c、51d、51e、51f) カード
52(52a、52b、52c、52d、52e、52f) カード端末
53 管理端末

【特許請求の範囲】
【請求項1】
多人数の輸送が可能な輸送手段の各乗客に所持させるカードと、前記輸送手段の各座席に配設されるカード端末と、これらカード端末と通信可能に接続された管理端末とを含んで構成される乗客管理システムであって、
前記カードは、自己の識別情報が記録されているものであり、
前記カード端末が、前記カードの挿排状態を検出する機能と、前記カードに記録された識別情報を読み取る機能と、該読み取られたカードの識別情報に該カードの挿排状態を示した信号を付したデータを前記管理端末へ送信する機能とを有するものであり、
前記管理端末が、
前記カードの識別情報と、乗客の個人情報と、乗客の座席情報と、乗客の帰還状態を示す情報とが対応付けて記憶される乗客管理データベースと、
前記カード端末から送信されたデータを受信した場合、該受信したデータに含まれるカードの識別情報を検索キーとして、前記乗客管理データベースを検索し、該当する乗客を特定し、該乗客の帰還状態を示す情報を更新するデータベース更新手段と、
乗客の帰還状態の確認操作があった場合、前記乗客管理データベースに更新記憶された情報に基づいて、乗客の帰還状態が確認できるとともに乗客の個人情報を選択表示させるための座席表形式の画面を表示する確認画面表示手段と、
前記画面を介して、帰還していない乗客の座席位置に対する選択操作があった場合、選択された座席位置に対応する乗客の個人情報を表示する乗客情報表示手段とを備えていることを特徴とする乗客管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−96269(P2011−96269A)
【公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−271499(P2010−271499)
【出願日】平成22年12月6日(2010.12.6)
【分割の表示】特願2008−200551(P2008−200551)の分割
【原出願日】平成20年8月4日(2008.8.4)
【出願人】(506277915)
【Fターム(参考)】