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乳化性液状組成物
説明

乳化性液状組成物

【課題】 新規な乳化性液状組成物を提供する。
【解決手段】 カーバメイト系除草活性成分、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物および非極性有機溶剤を含有することを特徴とする乳化性液状組成物。該乳化性液状組成物は、更に極性溶剤や他の除草活性成分を含有することができる。該カーバメイト系除草活性成分としては、エスプロカルブが好ましい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
カーバメイト系除草活性成分、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物および非極性溶剤を含有し、高温および低温における水希釈液の乳化安定性が良好な乳化性液状組成物に関するものである。
【背景技術】
【0002】
農薬乳化液状組成物は水に希釈して散布される場合が多い。該液状組成物の水希釈液の乳化安定性が悪い場合には、希釈液中に農薬活性成分を含有する沈殿を生じ、薬害が発生したり、良好な生物効果が得られないという問題が生じる場合がある。
【0003】
カーバメイト系除草活性成分を含む組成物の水希釈液の安定化を図る手段としては、非イオン性界面活性剤としてHLB価が12〜15の範囲にあるポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルと、陰イオン性界面活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸のカルシウム塩を配合する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながらカーバメイト系除草活性成分を含有する場合、高温または低温における水希釈液の十分な安定性を得ることができない場合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平2−240005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記課題を解決するものであり、その目的は、高温および低温における水希釈液の乳化安定性が良好な乳化性液状組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、カーバメイト系除草活性成分、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物および非極性溶剤を含有する乳化性液状組成物が、その水希釈液の乳化安定性に優れることを見出した。
【0007】
すなわち、本発明は、下記〔1〕から〔7〕記載の農薬液状組成物(以下、本発明組成物と称する。)に関するものである。
【0008】
〔1〕 カーバメイト系除草活性成分、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物および非極性有機溶剤を含有することを特徴とする乳化性液状組成物。
【0009】
〔2〕 カーバメイト系除草活性成分がエスプロカルブである上記〔1〕記載の乳化性液状組成物。
【0010】
〔3〕 ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物がポリオキシエチレントリスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物である上記〔1〕または〔2〕記載の乳化性液状組成物。
【0011】
〔4〕 更に極性溶剤を含有する上記〔1〕ないし〔3〕から選ばれるいずれか記載の乳化性液状組成物。
【0012】
〔5〕 乳化性液状組成物に対する極性溶剤の重量百分率が10重量%以上である上記〔4〕記載の乳化性液状組成物。
【0013】
〔6〕 極性溶剤がN−アルキルピロリドンである上記〔4〕または〔5〕記載の乳化性液状組成物。
【0014】
〔7〕 更に他の除草活性成分を含有する上記〔1〕ないし〔6〕から選ばれるいずれか記載の乳化性液状組成物。
【発明の効果】
【0015】
本発明組成物は、高温および低温における水希釈液の乳化安定性が良好である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明組成物で使用されるカーバメイト系除草活性成分を一般名として例示すれば、例えばIPC、フェンメディファム(phenmedipham)、デスメディファム(desmedipham)、オルソベンカーブ(orbencarb)、エスプロカルブ(esprocarb)、チオベンカルブ(thiobencarb)、モリネート(molinate)およびピリブチカルブ(pyributicarb)等が挙げられ、これらの除草活性成分を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いてもよい。上記の中では、特にエスプロカルブが好ましい。
【0017】
カーバメイト系除草活性成分の含有量は、本発明組成物に対して通常20〜80重量%であり、より好ましくは30〜80重量%、更に好ましくは40〜70重量%である。
【0018】
本発明組成物で使用されるポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物としては、例えばポリオキシエチレンモノスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレンジスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物およびポリオキシエチレントリスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物から選ばれるポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物、並びにポリオキシプロピレンモノスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシプロピレンジスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物およびポリオキシプロピレントリスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物から選ばれるポリオキシプロピレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物が挙げられる。上記の中では、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物が好ましく、ポリオキシエチレントリスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物が特に好ましい。
【0019】
ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物の含有量は、本発明組成物に対して通常0.1〜10重量%であり、より好ましくは0.1〜7.0重量%、更に好ましくは0.5〜5.0重量%である。
【0020】
本発明組成物で使用される非極性溶剤は、通常20℃における水溶解度が500ppm以下の溶剤である。該非極性溶剤としては、例えばシクロヘキサン、ノルマルパラフィン、大豆油、アマニ油、ヤシ油、ヒマシ油、ナタネ油、マシン油、イソパラフィンおよびナフテン等の脂肪族炭化水素類、ケロシン等の芳香族炭化水素と脂肪族炭化水素の混合物並びにベンゼン、クメン、トルエン、キシレン、エチルベンゼンおよびアルキルナフタレン等の芳香族炭化水素類が挙げられ、これらの非極性溶剤を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いてもよい。上記の中では、芳香族炭化水素類が好ましく、キシレンおよびアルキルナフタレンがより好ましく、アルキルナフタレンが特に好ましい。
【0021】
非極性溶剤の含有量は、本発明組成物に対して通常0.1〜40重量%であり、より好ましくは0.5〜30重量%、更に好ましくは1〜20重量%である。
【0022】
本発明組成物は、更に極性溶剤を含有することができる。該極性溶剤は、通常20℃における水溶解度が10g/l以上の溶剤である。該極性溶剤としては、例えば、ラクタム、ラクトン、環状ケトンおよび環状ウレアが挙げられ、これらの極性溶剤を単独でまたは2種以上を組み合わせて用いてもよい。ラクタムとしては、例えばN−メチル−2−ピロリドン、N−オクチル−2−ピロリドン及びN−ドデシル−2−ピロリドン等のN−アルキルピロリドンが挙げられる。ラクトンとしては、例えばγ−ブチロラクトンが挙げられる。環状ケトンとしては、シクロヘキサノンが挙げられる。環状ウレアとしては、例えば1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンが挙げられる。上記の中では、特にN−アルキル−2−ピロリドンが好ましい。
【0023】
極性溶剤の含有量は、本発明組成物に対して通常5〜50重量%であり、より好ましくは10〜40重量%、更に好ましくは10〜25重量%である。
【0024】
本発明組成物は、更に他の除草活性成分、即ちカーバメイト系除草活性成分以外の除草活性成分を含有することができる。該他の除草活性成分を一般名または試験名として例示すれば、例えばピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron ethyl)、ハロスルフロンメチル(halosulfuron methyl)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron methyl)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、シノスルフロン(cinosulfuron)、シクロスルファムロン(cyclosulfamuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、キノクラミン(quinoclamin)、メタゾスルフロン(metazosulfron)、ピラクロニル(pyraclonil)、アミノシクロピラクロール(Aminocyclopyrachlor)、テフリルトリオン(tefuryltrione)、メソトリオン(mesotrione)、ピリミスルファン(pyrimisulfan)、ペノキススラム(penoxsulam)、アミノピラリド(aminopyralid)、ベンカルバゾン(bencarbazone)、オルソスルファムロン(orthosulfamrun)、フルセトスルフロン(flucetosulfuron)、モノスルフロン(monosulfuron)、モノスルフロンメチル(monosulfuron-methyl)、ピノキサデン(pinoxaden)、プロポキシカルバゾンナトリウム塩(propoxycarbazone-sodium)、ピラスルホトール(pyrasulfotole)、ピロキサスルホン(pyroxasulfone)、ピロキシスラム(pyroxsulam)、テンボトリオン(tembotrione)、チエンカルバゾンメチル(thiencarbazone-methyl)、トプラメゾン(topramezon)、メタミトロン(metamitron)、ジメピペレート(dimepiperate)、メフェナセット(mefenacet)、ブタクロール(butachlor)、プレチラクロール(pretilachlor)、テニルクロール(thenylchlor)、ブロモブチド(bromobutide)エトベンザニド(etobenzanid)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ダイムロン(dymron)、クミルロン(cumyluron)、ベンタゾン(bentazone)、ピリフタリド(pyriftalid)、ビスピリバック(bispyribac)、ベンタゾンの塩、2,4−D、2,4−Dの塩、2,4−Dのエステル、MCP、MCPの塩、MCPのエステル、MCPB、MCPBの塩、MCPBのエステル、フェノチオール(MCPA-thioethyl)、クロメプロップ(clomeprop)、ナプロアニリド(naproanilide)、オキサジアゾン(oxadiazon)、ピラゾレート(pyrazolate)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、ベンゾフェナップ(benzofenap)、オキサジアルギル(oxadiargyl)、ジメタメトリン(dimethametryn)、シメトリン(simetryn)、ピペロホス(piperophos)、アニロホス(anilofos)、ブタミホス(butamifos)、ベンスリド(bensulide)、ジチオピル(dithiopyr)、ピリミノバックメチル(pyriminobac methyl)、CNP、クロメトキシニル(chlormethoxynil)、シハロホップブチル(cyhalofop butyl)、ビフェノックス(bifenox)、カフェンストロール(cafenstrole)、ペントキサゾン(pentoxazone)、インダノファン(indanofan)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、フェントラザミド(fentrazamide)、ブテナクロール(butenachlor)、ACN、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、ベンフレセート(benfuresate)、シンメチリン(cimmethylin)、シマジン(simazine)、ジクロベニル(dichlobenil)、ジウロン(diuron)、アトラジン(atrazine)、アラクロール(alachlor)、イソウロン(isouron)、クロルフタリム(chlorphtalim)、シアナジン(cyanazin)、トリフルラリン(trifluralin)、ブタミホス(butamifos)、キンクロラック(quinclorac)、プロピザミド(propyzamide)、プロメトリン(prometryn)、ペンディメタリン(pendimethalin)、メトラクロール(metolachlor)、メトリブジン(metribuzin)、リニュロン(linuron)、レナシル(lenacil)、プロパニル(propanil)、MCPA、アイオキシニル(ioxynil octanoate)、アシュラム(asulam)、キザロホップエチル(quizalofop-ethyl)、プロパキザホップ(propaquizafop)、キザロホップテフリル(quizalofop-tefuryl)、セトキシジム(sethoxydim)、チフェンスルフロンメチル(thifensulfuron-methyl)、フェノキサプロップエチル(fenoxaprop-ethyl)、フルアジホップブチル(fluazifop-butyl)、ベンタゾン(bentazone)、SAP(bensulide)、TCTP(chlorthal-dimethyl,tetorachlorothiophene)、アミプロホスメチル(amiprophosmethyl)、アメトリン(ametryn)、イソキサベン(isoxaben)、オルベンカーブ(orbencarb)、カルブチレート(karbutilate)、ジチオピル(dithiopyr)、シデュロン(siduron)、チアザフルロン(thiazafluron)、ナプロパミド(napropamide)、プロジアミン(prodiamine)、ベスロジン(bethrodine)、メチルダイムロン(methyl dymron)、2,4−PA、MCPPA、フラザスルフロン(flazasulfuron)、メトスルフロンメチル(metsulfuron-methyl)、イマザキン(imazaquin)、イマザピル(imazapyr)、テトラピオン(flupropanate)、テブティウロン(tebuthiuron)、ブロマシル(bromacil)、ヘキサジノン(hexazinone)、グリホサートアンモニウム塩(glyphosate-ammonium)、グリホサートイソプロピルアミン塩(glyphosate-iso-propylammonium)、グリホサートトリメシウム塩(glyphosate-trimesium)、グリホサートナトリウム塩(glyphosate-sodium)、グリホサートカリウム塩(glyphosate-potassium)、ビアラホス(bialaphos)、グルホシネート(glufosinate-ammonium)、OK-701(試験名)、HOK-201(試験名)、TH−547(試験名)およびMCC等が挙げられる。これらの他の除草活性成分は、単独でまたは2種以上を組み合わせて用いてもよい。上記の中では、特にジフルフェニカン、ピラゾスルフロンエチルおよびキザロホップエチルが好ましい。
【0025】
他の除草活性成分の含有量は、本発明組成物に対して通常0.1〜10.0重量%であり、より好ましくは0.1〜5.0重量%、更に好ましくは0.5〜3.0重量%である。
【0026】
本発明の乳化性液状組成物には、必要に応じて有機溶剤、pH剤、分解防止剤、消泡剤、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物以外の界面活性剤を加えることができる。
【0027】
ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物以外の界面活性剤としては、以下の(A)、(B)、(C)、(D)および(E)が挙げられる。
【0028】
(A)ノニオン性界面活性剤:
(A−1)ポリエチレングリコール型界面活性剤:例えば、ポリオキシエチレンアルキル(例えばC8〜18)エーテル、アルキルナフトールのエチレンオキサイド付加物、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(例えばC8〜12)フェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)フェニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル、ポリオキシプロピレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチレン化フェニルエーテル、ポリオキシプロピレン(モノ、ジまたはトリ)スチレン化フェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン(モノ、ジまたはトリ)スチレン化フェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、アルキル(例えばC8〜18)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーエーテル、アルキル(例えばC8〜12)フェニルポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーエーテル、ポリオキシエチレンビスフェニルエーテル、ポリオキシエチレン樹脂酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸(例えばC8〜18)モノエステル、ポリオキシエチレン脂肪酸(例えばC8〜18)ジエステル、ポリオキシエチレンソルビタン(モノ、ジまたはトリ)脂肪酸(例えばC8〜18)エステル、グリセロール脂肪酸エステルエチレンオキサイド付加物、ヒマシ油エチレンオキサイド付加物、硬化ヒマシ油エチレンオキサイド付加物、アルキル(例えばC8〜18)アミンエチレンオキサイド付加物および脂肪酸(例えばC8〜18)アミドエチレンオキサイド付加物等。
【0029】
(A−2)多価アルコール型界面活性剤:例えば、グリセロール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸(例えばC8〜18)エステル、ソルビタン(モノ、ジまたはトリ)脂肪酸(例えばC8〜18)エステル、ショ糖脂肪酸エステル、多価アルコールアルキルエーテル、アルキルグリコシド、アルキルポリグリコシドおよび脂肪酸アルカノールアミド等。
【0030】
(A−3)アセチレン系界面活性剤:例えば、アセチレングリコール、アセチレンアルコール、アセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物およびアセチレンアルコールのエチレンオキサイド付加物等。
【0031】
(B)アニオン性界面活性剤:
(B−1)カルボン酸型界面活性剤:例えば、ポリアクリル酸、ポリメタアクリル酸、ポリマレイン酸、ポリ無水マレイン酸、マレイン酸または無水マレイン酸とオレフィン(例えばイソブチレンおよびジイソブチレン等)との共重合物、アクリル酸とイタコン酸の共重合物、メタアクリル酸とイタコン酸の共重合物、マレイン酸または無水マレイン酸とスチレンの共重合物、アクリル酸とメタアクリル酸の共重合物、アクリル酸とアクリル酸メチルエステルとの共重合物、アクリル酸と酢酸ビニルとの共重合物、アクリル酸とマレイン酸または無水マレイン酸の共重合物、ポリオキシエチレンアルキル(例えばC8〜18)エーテル酢酸、N−メチル−脂肪酸(例えばC8〜18)サルコシネート、樹脂酸および脂肪酸(例えばC8〜18)等のカルボン酸、並びにそれらカルボン酸の塩。
【0032】
(B−2)硫酸エステル型界面活性剤:例えば、アルキル(例えばC8〜18)硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル(例えばC8〜18)エーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(例えばC8〜12)フェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(例えばC8〜12)フェニルエーテルのポリマーの硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)フェニルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテルのポリマーの硫酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーの硫酸エステル、硫酸化油、硫酸化脂肪酸エステル、硫酸化脂肪酸および硫酸化オレフィン等の硫酸エステル、並びにそれら硫酸エステルの塩。
【0033】
(B−3)スルホン酸型界面活性剤:例えば、パラフィン(例えばC8〜22)スルホン酸、アルキル(例えばC8〜12)ベンゼンスルホン酸、アルキル(例えばC8〜12)ベンゼンスルホン酸のホルマリン縮合物、クレゾールスルホン酸のホルマリン縮合物、α−オレフィン(例えばC8〜16)スルホン酸、ジアルキル(例えばC8〜12)スルホコハク酸、リグニンスルホン酸、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(例えばC8〜12)フェニルエーテルスルホン酸、ポリオキシエチレンアルキル(例えばC8〜18)エーテルスルホコハク酸ハーフエステル、ナフタレンスルホン酸、(モノまたはジ)アルキル(例えばC1〜6)ナフタレンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物、(モノまたはジ)アルキル(例えばC1〜6)ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物、クレオソート油スルホン酸のホルマリン縮合物、アルキル(例えばC8〜12)ジフェニルエーテルジスルホン酸、イゲポンT(商品名)、ポリスチレンスルホン酸およびスチレンスルホン酸とメタアクリル酸の共重合物等のスルホン酸、並びにそれらスルホン酸の塩。
【0034】
(B−4)燐酸エステル型界面活性剤:例えば、アルキル(例えばC8〜12)燐酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル(例えばC8〜18)エーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(例えばC8〜12)フェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)アルキル(例えばC8〜12)フェニルエーテルのポリマーの燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)フェニルフェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチレン化フェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチレン化フェニルエーテルのポリマーの燐酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーの燐酸エステル、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールイミンおよび縮合燐酸(例えばトリポリリン酸等)等の燐酸エステル、並びにそれら燐酸エステルの塩。
【0035】
上記の(B−1)〜(B−4)における塩の対イオンとしては、アルカリ金属(リチウム、ナトリウムおよびカリウム等)、アルカリ土類金属(カルシウムおよびマグネシウム等)、アンモニウムおよび各種アミン(例えばアルキルアミン、シクロアルキルアミンおよびアルカノールアミン等)等が挙げられる。
【0036】
(C)カチオン性界面活性剤:
例えば、アルキルアミン、アルキル4級アンモニウム塩、アルキルアミンのエチレンオキサイド付加物およびアルキル4級アンモニウム塩のエチレンオキサイド付加物等。
【0037】
(D)両性界面活性剤:
(D−1)ベタイン型界面活性剤:例えば、アルキル(例えばC8〜18)ジメチルアミノ酢酸ベタイン、アシル(例えばC8〜18)アミノプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキル(例えばC8〜18)ヒドロキシスルホベタインおよび2−アルキル(例えばC8〜18)−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインが挙げられる
(D−2)アミノ酸型界面活性剤:例えば、アルキル(例えばC8〜18)アミノプロピオン酸、アルキル(例えばC8〜18)アミノジプロピオン酸およびN−アシル(例えばC8〜18)−N‘−カルボキシエチル−N‘−ヒドロキシエチルエチレンジアミンが挙げられる。
【0038】
(D−3)アミンオキシド型界面活性剤:例えば、アルキル(例えばC8〜18)ジメチルアミンオキシドおよびアシル(例えばC8〜18)アミノプロピルジメチルアミンオキシド等が挙げられる。
【0039】
(E)特殊界面活性剤:
(E−1)シリコン系界面活性剤:例えば、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリオキシプロピレン・メチルポリシロキサン共重合体およびポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・メチルポリシロキサン共重合体等が挙げられる。
(E−2)フッ素系界面活性剤:例えば、パーフルオロアルケニルベンゼンスルホン酸塩、パーフルオロアルキルスルホン酸塩、パーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロアルケニルポリオキシエチレンエーテル、パーフルオロアルキルポリオキシエチレンエーテルおよびパーフルオロアルキルトリメチルアンモニウム塩等が挙げられる。
【0040】
上記のポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物以外の界面活性剤の中では、ポリオキシアルキレン(モノ、ジまたはトリ)スチレン化フェニルエーテルが好ましく、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチレン化フェニルエーテルが特に好ましい。
【実施例】
【0041】
次に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、以下において「部」は重量部を意味する。
【0042】
〔実施例1〕
エスプロカルブ 60.36部、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチレン化フェニルエーテル、ポリオキシエチレントリスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物、アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム塩および芳香族炭化水素の混合物(商品名:アグロサーフNC−1000、竹本油脂製)10.0部、N−メチル−2−ピロリドン10.0部、芳香族炭化水素(商品名:ソルベッソ200、エクソンモービル製)19.64部を混合し、乳化性液状組成物100部を得た。
【0043】
〔実施例2〕
エスプロカルブ 60.36部、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチレン化フェニルエーテル、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物、アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム塩および芳香族炭化水素の混合物(商品名:アグロサーフNC−1000、竹本油脂製)10.0部、N−メチル−2−ピロリドン15.0部、芳香族炭化水素(商品名:ソルベッソ200、エクソンモービル製)14.64部を混合し、乳化性液状組成物100部を得た。
【0044】
〔実施例3〕
エスプロカルブ 60.36部、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチレン化フェニルエーテル、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物、アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム塩および芳香族炭化水素の混合物(商品名:アグロサーフNC−1000、竹本油脂製)10.0部、N−メチル−2−ピロリドン20.0部、芳香族炭化水素(商品名:ソルベッソ200、エクソンモービル製)9.64部を混合し、乳化性液状組成物100部を得た。
【0045】
〔比較例1〕
ブタクロール 63.02部、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチレン化フェニルエーテル、ポリオキシエチレントリスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物、アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム塩および芳香族炭化水素の混合物(商品名:アグロサーフNC−1000、竹本油脂製)10.0部、N−メチル−2−ピロリドン20.0部、芳香族炭化水素(商品名:ソルベッソ200、エクソンモービル製)6.98部を混合し、乳化性液状組成物100部を得た。
【0046】
〔比較例2〕
エスプロカルブ 60.36部、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチレン化フェニルエーテル、アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム塩および芳香族炭化水素の混合物10.0部、N−メチル−2−ピロリドン20.0部、芳香族炭化水素(商品名:ソルベッソ200、エクソンモービル製)9.64部を混合し、乳化性液状組成物100部を得た。
【0047】

〔乳化安定性測定〕
100mlメシシリンダーに10.0度硬水を100ml入れ、実施例1〜3または比較例1、2で得られた農薬液状組成物各1mlを加え、該メスシリンダーを転倒し均一に乳化させた。該希釈液を5℃下と30℃下に24時間静置した後、沈降物量(mL)を読み取り、結果を第1表に示す。
【0048】

第1表
―――――――――――――――――――――――――――――
沈降量(mL) 沈降量(mL)
5℃ 30℃
―――――――――――――――――――――――――――――
実施例1 0 0.25
実施例2 0 0.10
実施例3 0 0
比較例1 0.35 1.00
比較例2 0.10 0.60
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【産業上の利用可能性】
【0049】
本発明組成物は、有害生物の防除、特に雑草の防除に使用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カーバメイト系除草活性成分、ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物および非極性有機溶剤を含有することを特徴とする乳化性液状組成物。
【請求項2】
カーバメイト系除草活性成分がエスプロカルブである請求項1記載の乳化性液状組成物。
【請求項3】
ポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物がポリオキシエチレントリスチレン化フェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物である請求項1または2記載の乳化性液状組成物。
【請求項4】
更に極性溶剤を含有する請求項1ないし3から選ばれるいずれか1項記載の乳化性液状組成物。
【請求項5】
乳化性液状組成物に対する極性溶剤の重量百分率が10重量%以上である請求項4記載の乳化性液状組成物。
【請求項6】
極性溶剤がN−アルキルピロリドンである請求項4または5記載の乳化性液状組成物。
【請求項7】
更に他の除草活性成分を含有する請求項1ないし6から選ばれるいずれか1項記載の乳化性液状組成物。

【公開番号】特開2013−23468(P2013−23468A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−159525(P2011−159525)
【出願日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【出願人】(000003986)日産化学工業株式会社 (510)
【Fターム(参考)】