説明

乳化皮膚外用剤および該皮膚外用剤の安定化方法

【課題】製剤保存中に生じる粘度の低下などを防止し、保存安定性に優れた、トコフェロールグリシンエステル誘導体を含有する乳化皮膚外用剤を提供すること。
【解決手段】本発明の乳化皮膚外用剤は、下記式(1)で示されるトコフェロールグリシンエステル誘導体0.03〜25質量%と、グリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルおよびデキストリン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる少なくとも1種の脂肪酸エステル0.05〜25質量%とを含有する。


式中、R1およびR2は、独立に低級アルキルまたは水素を表すが、同時に水素になることはなく、R3、R4およびR5は、独立に水素またはメチルを表す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トコフェロールグリシンエステル誘導体を含有する、安定性に優れた乳化皮膚外用剤に関する。
また、本発明は、トコフェロールグリシンエステル誘導体を含有する乳化皮膚外用剤を安定化する方法にも関する。
【背景技術】
【0002】
ビタミンEとして知られているトコフェロール(α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、δ−トコフェロール等)ならびにその誘導体である酢酸トコフェロールおよびニコチン酸トコフェロール等(以下「トコフェロール類」ともいう。)は、抗酸化作用、生体膜安定化作用、免疫賦活作用、血行促進作用等の効能効果を呈することが知られており、古くから医薬品、化粧品、飼料等に配合されている。
【0003】
本出願人は、前記トコフェロール類の中でもトコフェロールグリシンエステルおよびその誘導体が、皮膚組織内での活性型トコフェロールへの効率的変換に優れていることを見出し、該成分を含有する皮膚外用剤について既に報告している(特許文献1および特許文献2参照)。
【0004】
しかしながら、トコフェロールグリシンエステル誘導体を乳化皮膚外用剤として製剤化すると、保存中に粘度の低下や分離が生じるなど、外観の変化が起こるという問題を生じることがあった。
【特許文献1】特開2004−2277号公報
【特許文献2】特開2004−2278号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、製剤保存中に生じる粘度の低下などを防止し、保存安定性に優れた、トコフェロールグリシンエステル誘導体を含有する乳化皮膚外用剤を提供することにある。
【0006】
また、本発明の別の課題は、このような皮膚外用剤の提供を通じて、トコフェロールグリシンエステル誘導体を含有する皮膚外用剤を安定化させる方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記実情に鑑みて鋭意研究した結果、特定の脂肪酸エステルを配合することによって上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は以下の事項に関する。
【0008】
[1]下記一般式(1)で示されるトコフェロールグリシンエステル誘導体を0.03〜25質量%の範囲で含有し、かつ、グリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルおよびデキストリン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる少なくとも1種の脂肪酸エステルを0.05〜25質量%の範囲で含有することを特徴とする乳化皮膚外用剤。
【0009】
【化1】

【0010】
[式(1)中、R1およびR2は、独立に低級アルキル基または水素原子を表すが、同時に水素原子になることはなく、R3、R4およびR5は、独立に水素原子またはメチル基を表
す。]
[2]前記トコフェロールグリシンエステル誘導体が、トコフェロールのN,N−ジメチルグリシンエステルまたはトコフェロールサルコシンエステルであることを特徴とする前記[1]に記載の乳化皮膚外用剤。
【0011】
[3]前記トコフェロールグリシンエステル誘導体が、α−トコフェロールグリシンエステル誘導体、γ−トコフェロールグリシンエステル誘導体およびδ−トコフェロールグリシンエステル誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記[1]または[2]に記載の乳化皮膚外用剤。
【0012】
[4]前記トコフェロールグリシンエステル誘導体が、dl−α−トコフェロールグリシンエステル誘導体、d−α−トコフェロールグリシンエステル誘導体、d−γ−トコフェロールグリシンエステル誘導体およびd−δ−トコフェロールグリシンエステル誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記[1]〜[3]のいずれかに記載の乳化皮膚外用剤。
【0013】
[5]前記グリセリンモノ脂肪酸エステルが、ラウリン酸グリセリル、ミリスチン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、ベヘン酸グリセリル、リノール酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸グリセリル、リシノレイン酸グリセリル、ヒドロキシステアリン酸グリセリルおよびエルカ酸グリセリルからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記[1]に記載の乳化皮膚外用剤。
【0014】
[6]前記ポリグリセリン脂肪酸エステルが、グリセリンの2〜10量体の脂肪酸エステルであることを特徴とする前記[1]に記載の乳化皮膚外用剤。
[7]前記グリセリンの2〜10量体の脂肪酸エステルが、モノラウリン酸ポリ(2)グリセリル、モノミリスチン酸ポリ(2)グリセリル、モノステアリン酸ポリ(2)グリセリル、モノイソステアリン酸ポリ(2)グリセリル、モノラウリン酸ポリ(10)グリセリル、モノミリスチン酸ポリ(10)グリセリル、モノステアリン酸ポリ(10)グリセリルおよびモノイソステアリン酸ポリ(10)グリセリルからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記[6]に記載の乳化皮膚外用剤。
【0015】
[8]前記デキストリン脂肪酸エステルが、ミリスチン酸デキストリン、パルミチン酸デキストリン、(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリンおよびステアリン酸デキストリンからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記[1]に記載の乳化皮膚外用剤。
【0016】
[9]前記[1]〜[8]のいずれかに記載の乳化皮膚外用剤を含有することを特徴とする乳化化粧料。
[10]グリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルおよびデキストリン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる少なくとも1種の脂肪酸エステルを、下記一般式(1)で示されるトコフェロールグリシンエステル誘導体とともに配合することを特徴とする乳化皮膚外用剤の安定化方法。
【0017】
【化2】

【0018】
[式(1)中、R1およびR2は、独立に低級アルキル基または水素原子を表すが、同時に水素原子になることはなく、R3、R4およびR5は、独立に水素原子またはメチル基を表
す。]
【発明の効果】
【0019】
本発明の乳化皮膚外用剤は、製剤保存中に生じる粘度の低下や分離などの異常を防止し、保存安定性に優れている。したがって、皮膚外用剤の用途全般に有用であり、中でも特に化粧料として有用である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明に係る乳化皮膚外用剤、乳化化粧料および乳化皮膚外用剤の安定化方法について詳細に説明する。
〔乳化皮膚外用剤〕
本発明の乳化皮膚外用剤は、トコフェロールグリシンエステル誘導体と、グリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルおよびデキストリン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる少なくとも1種の脂肪酸エステルとを含有する。
【0021】
<トコフェロールグリシンエステル誘導体>
本発明で用いられるトコフェロールグリシンエステル誘導体は、下記一般式(1)で示される化合物である。
【0022】
【化3】

【0023】
式(1)中、R1およびR2は、独立に低級アルキル基または水素原子を表すが、同時に水素原子になることはない。また、R3、R4およびR5は、独立に水素原子またはメチル
基を表す。
【0024】
上記一般式(1)から明らかなとおり、トコフェロールグリシンエステル誘導体は、トコフェロール骨格とグリシン誘導体骨格とで構成されている。
上記トコフェロール骨格に用いられるトコフェロールとしては、たとえば、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロールおよびδ−トコフェロールが挙げられる。これらの中では、α−トコフェロール、γ−トコフェロールおよびδ−トコフェロールが好ましい。
【0025】
また、これらのトコフェロールは、クロマノール環の2位に不斉炭素を有するので、d体、dl体などの立体異性体が存在する。本発明では、これらの異性体の何れでも用いることができる。
【0026】
すなわち、上記トコフェロール骨格に用いられる好ましいトコフェロールとしては、dl−α−トコフェロール、d−α−トコフェロール、d−γ−トコフェロール、d−δ−トコフェロールなどが挙げられる。これらの中では、dl−α−トコフェロール、d−α−トコフェロールおよびd−γ−トコフェロールがより好ましい。
【0027】
また、上記グリシン誘導体骨格に関し、上記一般式(1)におけるR1およびR2の低級アルキル基としては、炭素原子数1〜6の直鎖もしくは分岐のアルキル基が挙げられる。具体的には、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、イソプロピル基、イソブチル基、1−メチルプロピル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、1−エチルプロピル基、イソアミル基およびn−ヘキシル基などが挙げられる。これら中ではメチル基が特に好ましい。
【0028】
すなわち、上記トコフェロールグリシンエステル誘導体を構成するグリシン誘導体としては、N,N−ジメチルグリシンおよびサルコシンが好ましい。
本発明の皮膚外用剤では、上記トコフェロールグリシンエステル誘導体を、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0029】
本発明の乳化皮膚外用剤の全量中に含まれる上記トコフェロールグリシンエステル誘導体の合計量は、通常0.03〜25質量%、好ましくは0.1〜10質量%、より好ましくは0.5〜5質量%の範囲内である。トコフェロールグリシンエステル誘導体の配合量が上記範囲よりも少ないと、皮膚外用剤に求められる効能を十分に発揮できない可能性があり、一方、上記範囲を超えて配合しても、さらなる改良効果は期待できないので好ましくない。
【0030】
<グリセリンモノ脂肪酸エステル>
本発明で用いることができるグリセリンモノ脂肪酸エステルは、グリセリンのいずれかの水酸基に脂肪酸が一分子エステル結合した化合物であり、モノアシルグリセロールまたはモノグリセリドとも呼ばれる。脂肪酸としては直鎖脂肪酸、分岐鎖脂肪酸、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸およびヒドロキシ脂肪酸などが挙げられる。
【0031】
上記グリセリンモノ脂肪酸エステルとしては、たとえば、ラウリン酸グリセリル、ミリスチン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリル、リノール酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、ベヘン酸グリセリル、エルカ酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸グリセリル、リシノレイン酸グリセリル、ヒドロキシステアリン酸グリセリル、小麦胚芽油脂肪酸モノグリセリド、サフラワー油脂肪酸モノグリセリド、水素添加大豆脂肪酸モノグリセリド、飽和脂肪酸モノグリセリド、綿実油脂肪酸モノグリセリド、牛脂肪酸モノグリセリドおよびラノリン脂肪酸モノグリセリドなどが挙げられる。
【0032】
これらの中では、ラウリン酸グリセリル、ミリスチン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリル、リノール酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、ベヘン酸グリセリル、エルカ酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸グリセリル、リシノレイン酸グ
リセリルおよびヒドロキシステアリン酸グリセリルが好ましく、より好ましくは、ミリスチン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリルおよびイソステアリン酸グリセリルである。
【0033】
上記グリセリンモノ脂肪酸エステルは、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
<ポリグリセリン脂肪酸エステル>
本発明で用いることができるポリグリセリン脂肪酸エステルは、グリセリンが脱水縮合したポリグリセリンのいずれかの水酸基に脂肪酸が一分子またはそれ以上エステル結合した化合物である。本発明における好ましいポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、平均重合度が2〜10のポリグリセリンのいずれかの水酸基に脂肪酸が一分子またはそれ以上エステル結合した化合物が挙げられる。脂肪酸としては直鎖脂肪酸、分岐鎖脂肪酸、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸およびヒドロキシ脂肪酸などが挙げられる。
【0034】
上記ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、たとえば、イソパルミチン酸ジグリセリル、モノラウリン酸ポリ(4〜10)グリセリル、モノミリスチン酸ポリ(10)グリセリル、モノステアリン酸ポリ(2〜10)グリセリル、モノイソステアリン酸ポリ(2〜10)グリセリル、モノオレイン酸ポリ(2〜10)グリセリル、セスキオレイン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸ポリ(2〜10)グリセリル、ジステアリン酸ポリ(6〜10)グリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリステアリン酸ポリ(10)グリセリル、トリオレイン酸ポリ(10)グリセリル、テトライソステアリン酸ポリ(2)グリセリル、ペンタステアリン酸デカグリセリル、ペンタオレイン酸ポリ(6〜10)グリセリル、ヘプタステアリン酸ポリ(10)グリセリル、デカステアリン酸デカグリセリル、デカオレイン酸ポリ(10)グリセリル、縮合リシノレイン酸ポリ(6)グリセリルなどが挙げられる。
【0035】
これらの中では、モノラウリン酸ポリ(2)グリセリル、モノミリスチン酸ポリ(2)グリセリル、モノステアリン酸ポリ(2)グリセリル、モノイソステアリン酸ポリ(2)グリセリル、モノラウリン酸ポリ(10)グリセリル、モノミリスチン酸ポリ(10)グリセリル、モノステアリン酸ポリ(10)グリセリル、モノイソステアリン酸ポリ(10)グリセリルが好ましく、より好ましくは、モノミリスチン酸ポリ(10)グリセリル、モノステアリン酸ポリ(10)グリセリル、モノイソステアリン酸ポリ(10)グリセリルである。
【0036】
上記ポリグリセリン脂肪酸エステルは、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
<デキストリン脂肪酸エステル>
本発明で用いることができるデキストリン脂肪酸エステルは、でんぷん由来のデキストリンの高級脂肪酸エステルであり、脂肪酸としては直鎖脂肪酸、分岐鎖脂肪酸、飽和脂肪酸および不飽和脂肪酸などが挙げられる。
【0037】
上記デキストリン脂肪酸エステルとしては、たとえば、ミリスチン酸デキストリン、パルミチン酸デキストリン、(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリン、ステアリン酸デキストリンなどが挙げられる。
【0038】
これらの中では、ミリスチン酸デキストリン、パルミチン酸デキストリンが好ましく、特にパルミチン酸デキストリンが好ましい。
上記デキストリン脂肪酸エステルは、1種単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0039】
本発明の乳化皮膚外用剤の全量中に含まれる上記脂肪酸エステルの合計量は、通常0.
05〜25質量%、好ましくは1.5〜10質量%、より好ましくは2〜5質量%の範囲内である。脂肪酸エステルの配合量が上記範囲内にあることにより、安定な皮膚外用剤を得ることができる。
【0040】
<その他の成分>
本発明の皮膚外用剤には、上記トコフェロールグリシンエステル誘導体、ならびに、グリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルおよびデキストリン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる少なくとも1種の脂肪酸エステルのほか、一般に皮膚外用剤に用いられる成分を適宜配合することができる。このような成分としては、たとえば、以下のものが挙げられる。
【0041】
オゾケライト、α−オレフィンオリゴマー、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワレン、スクワラン、合成スクワラン、植物性スクワラン、セレシン、パラフィン、ポリエチレン末、ポリブテン、マイクロクリスタリンワックス、流動イソパラフィン、流動パラフィン、ミネラル油、ワセリン等の炭化水素類。
【0042】
ホホバ油、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、コメヌカロウ、セラック、ラノリン、ミンク皮脂ロウ、鯨ロウ、サトウキビロウ、マッコウクジラ油、ミツロウ、モンタンロウ等の天然ロウ類、アボガド油、アルモンド油、オリーブ油、エクストラバージンオリーブ油、ゴマ油、コメヌカ油、米油、コメ胚芽油、コーン油、サフラワー油、大豆油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、パーム核油、パーム油、ヒマシ油、ヒマワリ油、ハイオレイックヒマワリ油、グレープシード油、綿実油、ヤシ油、水添ヤシ油、牛脂、硬化油、馬油、ミンク油、卵黄油、卵黄脂肪油、ローズヒップ油、ククイナッツ油、月見草油、小麦胚芽油、落花生油、ツバキ油、サザンカ油、カカオ脂、モクロウ、牛骨脂、牛脚油、豚脂、馬脂、羊脂、シアバター、マカデミアナッツ油、メドウホーム油等の天然油脂類。
【0043】
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、γ−リノレン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、ヤシ油脂肪酸等の脂肪酸類。
【0044】
イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ヘキシルデカノール、コレステロール、フィトステロール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール類。
【0045】
バチルアルコール、キミルアルコール、セラキルアルコール、イソステアリルグリセリルエーテル等のアルキルグリセリルエーテル類。
ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸エチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、カプリル酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソオクチル、ミリスチン酸デシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、ミリスチン酸オクタデシル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸ステアリル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、リシノール酸セチル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸イソス
テアリル、ステアリン酸2-エチルヘキシル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸イソ
デシル、オレイン酸オクチルドデシル、リシノール酸オクチルドデシル、
【0046】
イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、2-エチルヘキサン酸セチ
ル、2-エチルヘキサン酸セトステアリル、2-エチルヘキサン酸ステアリル、イソステアリン酸ヘキシル、ジオクタン酸エチレングリコール、ジオレイン酸エチレングリコール、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリカプリル酸グリセリル、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン酸) グリセリル、トリ(カプリル酸・カプリン酸・ステアリン酸) グリセリル、トリウンデシル酸グリセリ
ル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ2-エチ
ルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、
【0047】
テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、テトラミリスチン酸ペンタエリスリ
チル、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ジグリセリル、ネオペンタン酸オクチルドデシル、オクタン酸イソセチル、オクタン酸イソステアリル、イソぺラルゴン酸2-エチルヘキシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ジメチ
ルオクタン酸オクチルドデシル、イソパルミチン酸2-エチルヘキシル、イソステアリン
酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸オクチルドデシル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、乳酸オクチルドデシル、クエン酸トリエチル、クエン酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチルトリブチル、クエン酸トリオクチル、クエン酸トリイソセチル、クエン酸トリオクチルドデシル、リンゴ酸ジイソステアリル、ヒドロキシステアリン酸2-エチルヘキシル、コハク酸ジ2-エチルヘキシル、
【0048】
アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジヘプチルウンデシル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジオクチル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイン酸ジヒドロコレステリル、イソステアリン酸フィトステリル、オレイン酸フィトステリル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソセチル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸ステアリル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソステアリル、酢酸ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(1)セチルエーテル、酢酸ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(1)イソセチルエーテル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸オクチル、イソノナン酸トリデシル、イソノナン酸イソトリデシル等のエステル類。
【0049】
メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、テトラデカメチルヘキサシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体、ポリエーテル変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等のシリコーン油類。
【0050】
アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、寒天、ファーセレラン、グアーガム、クインスシード、コンニャクマンナン、タマリンドガム、タラガム、デキストリン、デンプン、ローカストビーンガム、アラビアガム、ガッティガム、カラヤガム、トラガカントガム、アラビノガラクタン、ペクチン、マルメロ、キトサン、デンプン、カードラン、キサンタンガム、ジェランガム、シクロデキストリン、デキストラン、プルラン、微結晶セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシデンプン、カチオン化セルロース、デンプンリン酸エステル、カチオン化グアーガム、カルボキシメチル・ヒドロキシプロピル化グアーガム、ヒドロキシプロピル化グアーガム、アルブミン、カゼイン、ゼラチン、
【0051】
ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アミド、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレンイミン、高重合ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルエーテル、ポリアクリルアミド、アクリル酸共重合体、メタクリル酸共重合体、マレイン酸共重合体、ビニルピリジン共重合体、エチレン/アクリル酸共重
合体、ビニルピロリドン系ポリマー、ビニルアルコール/ビニルピロリドン共重合体、窒
素置換アクリルアミド系ポリマー、アミノ変性シリコーン、カチオン化ポリマー、ジメチルアクリルアンモニウム系ポリマー、アクリル酸系アニオンポリマー、メタクリル酸系アニオンポリマー、変性シリコーン、アクリル酸メタクリル酸アルキル(C10〜30)共重合体、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン共重合体等の高分子類。
【0052】
エタノール、イソプロピルアルコール、1−ブタノール、2-ブタノール、ベンジルア
ルコール等のアルコール類。
エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコールなどの2価アルコール類。
【0053】
グリセリンなどの3価アルコール類。
ジグリセリン、ポリグリセリンなどの3価アルコールのエーテル類。
マンニトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、エリスリトール、ペンタエリスリトールなどの糖アルコール類。
【0054】
グルコース、果糖、キシロースなどの単糖類。
ショ糖、乳糖、マルトース、トレハロースなどのオリゴ糖類。
ヤシ油脂肪酸カリウム、ヤシ油脂肪酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸トリエタノールアミン、ラウリン酸カリウム、ラウリン酸ナトリウム、ラウリン酸トリエタノールアミン、ミリスチン酸カリウム、ミリスチン酸ナトリウム、ミリスチン酸イソプロパノールアミン、パルミチン酸カリウム、パルミチン酸ナトリウム、パルミチン酸イソプロパノールアミン、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸トリエタノールアミン、オレイン酸カリウム、オレイン酸ナトリウム、ヒマシ油脂肪酸ナトリウム、ウンデシレン酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、パルミチン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム、ミリスチン酸カルシウム、ミリスチン酸マグネシウム、ジミリスチン酸アルミニウム、イソステアリン酸アルミニウム、
【0055】
ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム、ポリオキシエチレントリデシルエーテル酢酸、ポリオキシエチレントリデシルエーテル酢酸ナトリウム、ステアロイル乳酸ナトリウム、イソステアロイル乳酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸サルコシン、ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸サルコシントリエタノールアミン、ラウロイルサルコシン、ラウロイルサルコシンカリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、オレオイルサルコシン、ミリストイルサルコシンナトリウム、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸カリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸トリエタノールアミン、
【0056】
ラウロイルアシルグルタミン酸、ラウロイルアシルグルタミン酸カリウム、ラウロイルアシルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルアシルグルタミン酸トリエタノールアミン、ミリストイルアシルグルタミン酸、ミリストイルアシルグルタミン酸カリウム、ミリストイルアシルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルアシルグルタミン酸、ステアロイルアシルグルタミン酸カリウム、ステアロイルアシルグルタミン酸二ナトリウム、硬化牛脂脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸・硬化牛脂脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルアラニン、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルアラニントリエタノールアミン、ミリストイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンカリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンマグネシウム、
【0057】
ミリストイルメチルタウリンナトリウム、パルミトイルメチルタウリンナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、オレオイルメチルタウリンナトリウム、アルカンスルホン酸ナトリウム、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、ヤシ油脂肪酸エチルエステルスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、セチル硫酸ナトリウム、アルキル(11,13,15)硫酸トリエタノールアミン、アルキル(12,13)硫酸ナトリウム、アルキル(12,13)硫酸トリエタノールアミン、アルキル(12,14,16)硫酸アンモニウム、アルキル(12〜13)硫酸ジエタノールアミン、アルキル(12〜14)硫酸トリエタノールアミン、アルキル(12〜15)硫酸トリエタノールアミン、ヤシ油アルキル硫酸マグネシウム・トリエタノールアミン、
【0058】
ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫酸マグネシウム、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸ジエタノールアミン、ミリスチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム、オレイル硫酸ナトリウム、オレイル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレン(1)アルキル(11,13,15)エーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(1)アルキル(11,13,15)エーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレン(3)アルキル(11〜15)エーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(2)アルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(3)アルキル(12〜14)エーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(3)アルキル(12〜15)エーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(3)ミリスチルエーテル硫酸ナトリウム、高級脂肪酸アルカノールアミド硫酸エステルナトリウム、
【0059】
ラウリルリン酸、ラウリルリン酸ナトリウム、セチルリン酸カリウム、セチルリン酸ジエタノールアミン、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンオクチルエーテルリン酸、ポリオキシエチレン(10)アルキル(12,13)エーテルリン酸、ポリオキシエチレンアルキル(12〜15)エーテルリン酸、ポリオキシエチレンアルキル(12〜16)エーテルリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン
酸ジエタノールアミン等の陰イオン界面活性剤。
【0060】
ジオクチルアミン、ジメチルステアリルアミン、トリラウリルアミン、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化アルキル(20〜22)トリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化アルキル(16,18)トリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリン、塩化アルキル(28)トリメチルアンモニウム、塩化ジ(ポリオキシエチレン)オレイルメチルアンモニウム(2EO)、塩化ジポリオキシエチレンステアリルメチルアンモニウム、塩化ポリオキシエチレン(1)ポリオキシプロピレン(
25)ジエチルメチルアンモニウム、塩化トリ(ポリオキシエチレン)ステアリルアンモ
ニウム(5EO)、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、
【0061】
塩化ジアルキル(12〜15)ジメチルアンモニウム、塩化ジアルキル(12〜18)ジメチルアンモニウム、塩化ジアルキル(14〜18)ジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化イソステアリルラウリルジメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ラウリルジメチル(エチルベンジル)アンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ラウリルピリジニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ラウロイルコラミノホルミルメチルピリジニウム、塩化ステアロイルコラミノホルミルメチルピリジニウム、臭化アルキルイソキノリウム、塩化メチルベンゼトニウム、塩化ベンゼトニウム等の陽イオン界面活性剤。
【0062】
2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、ラウリルジアミノエチルグリシンナトリウム、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリイウムベタインナトリウム、ウンデシル−N−カルボキシメチルイミダゾリイウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン二ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシエトキシエチル−N−カルボキシエチルエチレンジアミン二ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチルエチレンジアミン二ナトリウム、
【0063】
ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸トリエタノールアミン、パーム油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルベタインナトリウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピル酢酸ベタイン、リシノレイン酸アミドプロピルベタイン、ステアリルジヒドロキシエチルベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン等の両性界面活性剤。
【0064】
ポリオキシエチレン(10)アルキル(12,13)エーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレン(3,7,12)アルキル(12〜14)エーテル、ポリオキシエチレントリデシルエーテル、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル、ポリオキシエチレン−sec−アルキル(14)エーテル、ポリオキシエチレンイソセチルエーテル、ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(2,10,20)イソステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルセチルエーテル、ポリオキシエチレン(20)アラキルエーテル、ポリオキシエチ
レンオクチルドデシルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンジノニルフェニルエーテル、
【0065】
ポリオキシエチレン(1)ポリオキシプロピレン(1,2,4,8)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレン(1,2,4,8)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(10)ポリオキシプロピレン(1,2,4,8)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(1,2,4,8)セチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(34)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(4)ポリオキシプロピレン(30)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(34)ポリオキシプロピレン(23)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル、
【0066】
モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、エチレングリコール脂肪酸エステル、自己乳化型モノステアリン酸エチレングリコール、ラウリン酸ジエチレングリコール、ミリスチン酸ポリエチレングリコール、パルミチン酸ポリエチレングリコール、ステアリン酸ジエチレングリコール、自己乳化型モノステアリン酸ポリエチレングリコール(2)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール、ジオクタン酸エチレングリコール、ジラウリン酸ジエチレングリコール、ジラウリン酸ポリエチレングリコール、ジパルミチン酸ポリエチレングリコール(150)、ジステアリン酸エチレングリコール、ジステアリン酸ジエチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、ジオレイン酸エチレングリコール、ジオレイン酸ポリエチレングリコール、
【0067】
ジリシノレイン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(6)ソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(6)ソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、トリオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、ポリオキシエチレン(20)ヤシ油脂肪酸ソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレン(10〜80)ソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレン(150)ソルビタン、
【0068】
ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(50)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油、カプリル酸グリセリル、カプリン酸グリセリル、ラウリン酸グリセリル、ミリスチン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリル、リノール酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、ベヘン酸グリセリル、エルカ酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸グリセリル、リシノレイン酸グリセリル、ヒドロキシステアリン酸グリセリル、小麦胚芽油脂肪酸モノグリセリド、サフラワー油脂肪酸モノグリセリド、水素添加大豆脂肪酸モノグリセリド、飽和脂肪酸モノグリセリド、綿実油脂肪酸モノグリセリド、牛脂肪酸モノグリセリド、ラノリン脂肪酸モノグリセリド、
【0069】
モノイソステアリン酸モノミリスチン酸グリセリル、セスキオレイン酸グリセリル、ジステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、ジアラキン酸グリセリル、モノラウリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、
モノイソステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、ヤシ油脂肪酸ソルビタン、イソステアリン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ジステアリン酸ソルビタン、イソパルミチン酸ジグリセリル、モノラウリン酸ポリ(4〜10)グリセリル、モノミリスチン酸ポリ(10)グリセリル、モノステアリン酸ポリ(2〜10)グリセリル、モノイソステアリン酸ポリ(2〜10)グリセリル、モノオレイン酸ポリ(2〜10)グリセリル、セスキオレイン酸ジグリセリル、
【0070】
ジイソステアリン酸ポリ(2〜10)グリセリル、ジステアリン酸ポリ(6〜10)グリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリステアリン酸ポリ(10)グリセリル、トリオレイン酸ポリ(10)グリセリル、テトライソステアリン酸ポリ(2)グリセリル、ペンタステアリン酸デカグリセリル、ペンタオレイン酸ポリ(6〜10)グリセリル、ヘプタステアリン酸ポリ(10)グリセリル、デカステアリン酸デカグリセリル、デカオレイン酸ポリ(10)グリセリル、縮合リシノレイン酸ポリ(6)グリセリル、ショ糖脂肪酸エステル、ヤシ油脂肪酸ショ糖エステル、アルキルグルコシド、ヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド、ラウリルジメチルアミンオキシド、ジヒドロキシエチルラウリルジメチルアミンオキシド、ステアリルジメチルアミンオキシド、オレイルジメチルアミンオキシド、ポリオキシエチレンヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド等の非イオン界面活性剤。
【0071】
サポニン、レシチン、大豆リン脂質、水素添加大豆リン脂質、大豆リゾリン脂質、水素添加大豆リゾリン脂質、卵黄レシチン、水素添加卵黄リゾホスファチジルコリン、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、スフィンゴリン脂質、スフィンゴミエリン、ガングリオシド、胆汁酸、コール酸、デオキシコール酸、コール酸ナトリウム、デオキシコール酸ナトリウム、スピクリスポール酸、ラムノリピッド、トレハロースリピッド、ソホロリピッド、マンノシルエリスリトールリピッド等の天然系界面活性剤。
【0072】
パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘキシル等のパラアミノ安息香酸誘導体、ケイ皮酸ベンジル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、2,4−ジイソプロピルケイ皮酸メチル、2,4−ジイソプロピルケイ皮酸エチル、パラメトキシケイ皮酸カリウム、パラメトキシケイ皮酸ナトリウム、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸2−エトキシエチル、パラエトキシケイ皮酸エチル等のケイ皮酸誘導体、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル等のウロカニン酸誘導体。
【0073】
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノンナトリウム、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシ−5−スルホベンゾフェノンナトリウム等のベンゾフェノン誘導体、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸−2−エチルヘキシル、サリチル酸フェニル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸p−tert−ブチルフェニル、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸−3,3,5−トリメチルシクロヘキシル等のサリチル酸誘導体、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、4−tert−ブチル−4’−メトキシベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤。
【0074】
カオリン、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、セリサイト、タルク、窒化ホウ素、マイカ、モンモリロナイト、麻セルロース末、小麦デンプン、シルク末、トウモ
ロコシデンプン、ニトロ系色素、アゾ系色素、ニトロソ系色素、トリフェニルメタン系色素、キサンテン系色素、キノリン系色素、アントラキノン系色素、インジゴ系色素、ピレン系色素、フタロシアニン系色素、フラボノイド、キノン、ポルフィリン、水溶性アナトー、イカスミ末、カラメル、グアイアズレン、クチナシ青、クチナシ黄、コチニール、シコニン、銅クロロフィリンナトリウム、パプリカ色素、ベニバナ赤、ベニバナ黄、ラッカイン酸、リボフラビン酪酸エステル等の天然色素、カーボンブラック、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ、コンジョウ、群青、酸化亜鉛、酸化クロム、酸化チタン、黒酸化チタン、酸化ジルコニウム、水酸化クロム、アルミナ、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、チタン酸リチウムコバルト、マンガンバイオレット、パール顔料等の粉体類および色材類。
【0075】
アシタバエキス、アセンヤクエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アマチャズルエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、油溶性アルニカエキス、アルモンドエキス、アロエエキス、アンソッコウエキス、イチョウエキス、イラクサエキス、イリス根エキス、ウイキョウエキス、ウコンエキス、エイジツエキス、エチナシ葉エキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オウレンエキス、オオムギエキス、オクラエキス、オトギリソウエキス、油溶性オトギリソウエキス、オドリコソウエキス、油溶性オドリコソウエキス、オノニスエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、オレンジフラワー水、海藻エキス、カキタンニン、カッコンエキス、カノコソウエキス、ガマエキス、カモミラエキス、油溶性カモミラエキス、カモミラ水、カラスムギエキス、カロットエキス、油溶性カロットエキス、カロット油、カワラヨモギエキス、
【0076】
カンゾウエキス、カンゾウ抽出末、カンゾウフラボノイド、カンタリスチンキ、キイチゴエキス、キウイエキス、キナエキス、キューカンバーエキス、キョウニンエキス、クインスシードエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミ殻エキス、グレープフルーツエキス、クレマティスエキス、黒砂糖エキス、クロレラエキス、クワエキス、ケイヒエキス、ゲンチアナエキス、ゲンノショウコエキス、紅茶エキス、コウホネエキス、ゴボウエキス、油溶性ゴボウエキス、コムギ胚芽エキス、加水分解コムギ末、コメヌカエキス、コメヌカ発酵エキス、コンフリーエキス、サイシンエキス、サフランエキス、サボンソウエキス、油溶性サルビアエキス、サンザシエキス、サンショウエキス、シイタケエキス、シイタケエキス末、ジオウエキス、シコンエキス、油溶性シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、油溶性シナノキエキス、
【0077】
シモツケソウエキス、シャクヤクエキス、ジュズダマエキス、ショウキョウエキス、油溶性ショウキョウエキス、ショウキョウチンキ、ショウブ根エキス、シラカバエキス、油溶性シラカバエキス、シラカバ樹液、スイカズラエキス、スギナエキス、油溶性スギナエキス、スコルジニン、ステビアエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウネズエキス、セイヨウノコギリソウエキス、油溶性セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、油溶性セージエキス、セージ水、ゼニアオイエキス、セロリエキス、センキュウエキス、センキュウ水、センブリエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、チャエキス、チャ乾留液、チャ実エキス、チョウジエキス、チンピエキス、ツバキエキス、ツボクサエキス、油溶性テウチグルミエキス、デュークエキス、テルミナリアエキス、トウガラシチンキ、
【0078】
トウキエキス、油溶性トウキエキス、トウキ水、トウキンセンカエキス、油溶性トウキンセンカエキス、豆乳末、トウニンエキス、トウヒエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、トルメンチラエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、油溶性ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、油溶性ノバラエキス、バクガエキス、バクガ根エキス、バクモンドウエキス、パセリエキス、ハダカムギ葉汁濃縮物、蒸留ハッカ水、ハマメリス水、ハマメリス抽出液、バラエキス、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキス、ビワ葉エキス、
油溶性ビワ葉エキス、フキタンポポエキス、ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブッチャーブルームエキス末、ブドウエキス、ブドウ葉エキス、ブドウ水、ヘイフラワーエキス、ヘチマエキス、ヘチマ水、ベニバナエキス、油溶性ボダイジュエキス、ボダイジュ水、ボタンエキス、ホップエキス、油溶性ホップエキス、
【0079】
マツエキス、マリアアザミエキス、マロニエエキス、油溶性マロニエエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、メリロートエキス、モモ葉エキス、油溶性モモ葉エキス、モヤシエキス、ヤグルマギクエキス、ヤグルマギク水、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ユリエキス、ヨクイニンエキス、油溶性ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ヨモギ水、ラベンダーエキス、ラベンダー水、リンゴエキス、レイシエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズ水、ローズマリーエキス、油溶性ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、ワレモコウエキス等の植物抽出物。
【0080】
グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、シスチン、システイン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、アルギニン、ヒスチジン、リシン、γ−アミノ酪酸、DL−ピロリドンカルボン酸、ε−アミノカプロン酸、加水分解エラスチン、水溶性エラスチン、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン、カゼイン、グルタチオン、小麦ペプチド、大豆ペプチド等のアミノ酸類およびペプチド類。
【0081】
レチノール、レチナール、レチノイン酸、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール等のビタミンA類、α−カロチン、β−カロチン、γ−カロチン、δ−カロチン、リコピン、ゼアキサンチン、クリプトキサンチン、エキネノン、アスタキサンチン等のカロテノイド類、チアミン類等のビタミンB1類、リボフラビン等のビタミンB2類、ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミン等のビタミンB6類、シアノコバラミン等のビタミンB12類、葉酸類、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、パントテン酸類、ビオチン類、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ナトリウム、ステアリン酸L−アスコルビル、
【0082】
パルミチン酸L−アスコルビル、ジパルミチン酸L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸L−アスコルビル、L−アスコルビン酸硫酸エステル二ナトリウム、L−アスコルビルマグネシウム、リン酸L−アスコルビルナトリウム、L−アスコルビン酸−2−グルコシド等のビタミンC類、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミンD類、d−α−トコフェロール、DL−α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、d−δ−トコフェロール等のビタミンE類、ユビキノン類、ビタミンK類、カルニチン、フェルラ酸、γ−オリザノール、α−リポ酸、オロット酸等のビタミン類およびビタミン様作用因子類。
【0083】
安息香酸、安息香酸ナトリウム、ウンデシレン酸、サリチル酸、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラヒドロキシ安息香酸イソブチル、パラヒドロキシ安息香酸イソプロピル、パラヒドロキシ安息香酸エチル、パラヒドロキシ安息香酸ブチル、パラヒドロキシ安息香酸プロピル、パラヒドロキシ安息香酸ベンジル、パラヒドロキシ安息香酸メチル、パラヒドロキシ安息香酸メチルナトリウム、フェノキシエタノール、感光素101号、感光素201号、感光素401号等の防腐剤。
【0084】
ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、パラヒドロキシアニソール、没食子酸オクチル等の酸化防止剤。
【0085】
エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナトリウム、エデト酸、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、グルコン酸、フィチン酸、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、等の金属イオン封鎖剤。
【0086】
ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、乳酸菌培養液、酵母エキス、セラミド等の保湿剤。
【0087】
グリチルリチン酸、グリチルリチン酸三ナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、β−グリチルレチン酸、グリチルレチン酸グリセリン、グリチルレチン酸ステアリル、塩化リゾチーム、ヒドロコルチゾン、アラントイン等の抗炎症剤。
【0088】
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン等のpH調整剤。
塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、硫酸ナトリウム等の塩類。
クエン酸、グリコール酸、酒石酸、乳酸等のα−ヒドロキシ酸類。
【0089】
アルブチン、α−アルブチン、プラセンタエキス等の美白剤。
アンゼリカ油、イランイラン油、エレミ油、オレンジ油、カミツレ油、ローマカミツレ油、カルダモン油、カラムス油、ガルバナム油、カンファー油、キャロットシード油、クラリーセージ油、グレープフルーツ油、チョウジ油、ケイヒ油、コリアンダー油、サイプレス油、サンダルウッド油、シダーウッド油、シトロネラ油、シナモンリーフ油、ジャスミンアブソリュート、ジュニパーベリー油、ジンジャーエクストラクト、スペアミント油、セージ油、セダー油、ゼラニウム油、タイム油、ティーツリー油、ナツメグ油、ニアウリ油、ネロリ油、パイン油、バジル油、ハッカ油、パチュリー油、パルマローザ油、フェンネル油、プチグレン油、ブラックペッパー油、フランキンセンス油、ベチバ油、ペパーミント油、ベルガモット油、ベンゾイン油、ボアドローズ油、マジョラム油、マンダリン油、ミルラ油、メリッサ油、ユーカリ油、ゆず油、ライム油、ラベンサラ油、ラバンジン油、ラベンダー油、リンデン油、レモン油、レモングラス油、ローズ油、ローズウッド油、ローズマリー油、ロベージ油等の精油類。
【0090】
リモネン、ピネン、テルピネン、テルピノーレン、ミルセン、ロンギフィーレン等のテルペン類。
香料、水などが挙げられる。
【0091】
〔乳化化粧料〕
本発明の乳化皮膚外用剤は、上記トコフェロールグリシンエステル誘導体と、上記グリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルおよびデキストリン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる少なくとも1種の脂肪酸エステルとを含有し、さらに、上記その他の成分を含有するものであるが、乳化皮膚外用剤として最も多い態様は乳化化粧料である。
【0092】
本発明の乳化化粧料としては、使用時に皮膚に接触させるものであれば特に制限されず、たとえば、乳液、美容液、クリーム、ジェルなどが挙げられる。また、使用者の性別や年齢にも制限はない。
【0093】
また、本発明の乳化化粧料には、さらに、既存の化粧品原料を本発明の効果を損なわない範囲でさらに配合してもよい。
既存の化粧品原料としては、たとえば、化粧品原料基準第二版注解、日本公定書教会編、1984(薬事日報社);化粧品原料基準外成分規格、厚生省薬務局審査課監修、19
93(薬事日報社);化粧品原料基準外成分規格追補、厚生省薬務局審査課監修、1993(薬事日報社);化粧品種別許可基準、厚生省薬務局審査課監修、1993(薬事日報社);化粧品種別配合成分規格、厚生省薬務局審査課監修、1997(薬事日報社);および化粧品原料辞典、平成3年(日光ケミカルズ)等に記載されているものが挙げられる。
【0094】
本発明の乳化皮膚外用剤および乳化化粧料は、上記成分を所定の含有量となるように配合し、その態様に応じて常法に従い、溶解、混合または分散等させることにより製造することができる。
【0095】
〔乳化皮膚外用剤の安定化方法〕
前述したように、本発明の乳化皮膚外用剤は、トコフェロールグリシンエステル誘導体と、グリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルおよびデキストリン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる少なくとも1種の脂肪酸エステルとを共に含有させることで、トコフェロールグリシンエステル誘導体を皮膚外用剤として製剤した場合にも、製剤保存中の粘度低下や分離を抑制することができる。
【0096】
すなわち、グリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルおよびデキストリン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる少なくとも1種の脂肪酸エステルと、トコフェロールグリシンエステル誘導体とを共存させる手法によって、トコフェロールグリシンエステル誘導体を含有する皮膚外用剤を安定化する方法を提供することができる。このようなトコフェロールグリシンエステル誘導体を含有する皮膚外用剤の安定化方法も本発明の一部である。
【0097】
[実施例]
以下、実施例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0098】
なお、以下の実施例では、グリセリンモノ脂肪酸エステエルとして、ステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、ラウリン酸グリセリル、ミリスチン酸グリセリル、オレイン酸グリセリルおよびリシノレイン酸グリセリルを用いた。ポリグリセリン脂肪酸エステルとして、モノステアリン酸ポリ(10)グリセリル、モノイソステアリン酸ポリ(10)グリセリルおよびミリスチン酸ポリ(10)グリセリルを用いた。デキストリン酸脂肪酸エステルとしてステアリン酸デキストリン、パルミチン酸デキストリンおよびミリスチン酸デキストリンを用いた。グリセリンは含量98質量%以上のものを用いた。また、保存安定性は以下の方法により評価した。
【0099】
<保存安定性試験>
試料をガラスビンに入れ、温度40℃の条件で1か月放置した後の状態および外観を目視観察し、また、試験前後の粘度を測定し、異常(分離、粘度低下による流動化)が認められたものを「×」とし、異常が認められなかったものを「○」とした。なお、粘度は、試料1gを取り、E型粘度計(東京計器(株)製、VISCONIC EHD、ローターNo.4)を用いて、温度25℃、回転数0.5rpmの条件で測定した。
【0100】
〔実施例1〜7、比較例1〜2〕
表1に示す材料および組成割合で、成分Iを80℃で混合溶解し、これとは別に80℃で混合溶解した成分IIを成分Iに加え、攪拌しつつ冷却して乳化させ、30℃まで冷却してクリームを調製した。得られたクリームについて保存安定性試験を実施した。その結果を表1に示す。なお、表中の数値(粘度の値を除く)は質量%である。
【0101】
【表1】

【0102】
表1に示すように、実施例1〜7のクリームは、ステアリン酸グリセリルを添加していない比較例1、および、ステアリン酸グリセリルをステアリン酸と水酸化カリウムに置き換えた比較例2のクリームに比べて、優れた保存安定性を有していることが確認された。
【0103】
〔実施例8〜15〕
表2に示す材料および組成割合で、上記実施例と同様の調製法によりクリームを得た。得られたクリームについて保存安定性試験を実施した。その結果を表2に示す。なお、表中の数値(粘度の値を除く)は質量%である。
【0104】
【表2】

【0105】
表2に示すように、実施例8〜15のクリームは優れた保存安定性を有していることが確認された。
〔実施例16〜24〕
表3に示す材料および組成割合で、上記実施例と同様の調製法によりクリームを得た。得られたクリームについて保存安定性試験を実施した。その結果を表3に示す。なお、表中の数値(粘度の値を除く)は質量%である。
【0106】
【表3】

【0107】
表3に示すように、実施例16〜24のクリームは優れた保存安定性を有していることが確認された。
〔実施例25〜31、比較例3〜4〕
表4に示す材料および組成割合で、上記実施例と同様の調製法により、クリームを得た。得られたクリームについて保存安定性試験を実施した。その結果を表4に示す。なお、表中の数値(粘度の値を除く)は質量%である。
【0108】
【表4】

【0109】
表4に示すように、実施例25〜31のクリームは、パルミチン酸デキストリンを添加していない比較例3、および、パルミチン酸デキストリンをパルミチン酸と水酸化カリウムに置き換えた比較例4のクリームに比べて、優れた保存安定性を有していることが確認された。
【0110】
〔実施例32〜39〕
表5に示す材料および組成割合で、上記実施例と同様の調製法により、クリームを得た。得られたクリームについて保存安定性試験を実施した。その結果を表5に示す。なお、表中の数値(粘度の値を除く)は質量%である。
【0111】
【表5】

【0112】
表5に示すように、実施例32〜39のクリームは優れた保存安定性を有していることが確認された。
〔実施例40〜42〕
表6に示す材料および組成割合で、上記実施例と同様の調製法により、クリームを得た。得られたクリームについて保存安定性試験を実施した。その結果を表6に示す。なお、表中の数値(粘度の値を除く)は質量%である。
【0113】
【表6】

【0114】
表6に示すように、実施例40〜42のクリームは優れた保存安定性を有していることが確認された。
〔実施例43〜49、比較例5〜6〕
表7に示す材料および組成割合で、上記実施例と同様の調製法により、クリームを得た。得られたクリームについて保存安定性試験を実施した。その結果を表7に示す。なお、表中の数値(粘度の値を除く)は質量%である。
【0115】
【表7】

【0116】
表7に示すように、実施例43〜49のクリームは、パルミチン酸デキストリンおよびモノステアリン酸ポリ(10)グリセリルを添加していない比較例5、ならびに、パルミチン酸デキストリンおよびモノステアリン酸ポリ(10)グリセリルをパルミチン酸および水酸化カリウムに置き換えた比較例6のクリームに比べて、優れた保存安定性を有していることが確認された。
【0117】
〔実施例50〕
表8に示す材料および組成割合で、上記実施例と同様の調製法により、クリームを得た。得られたクリームについて保存安定性試験を実施した。その結果を表8に示す。なお、表中の数値(粘度の値を除く)は質量%である。
【0118】
【表8】

【0119】
表8に示すように、実施例50のクリームは優れた保存安定性を有していることが確認された。
〔実施例51〕
表9に示す材料および組成割合で、上記実施例と同様の調製法により、クリームを得た。得られたクリームについて保存安定性試験を実施した。その結果を表9に示す。なお、表中の数値(粘度の値を除く)は質量%である。
【0120】
【表9】

【0121】
表9に示すように、実施例51のクリームは優れた保存安定性を有していることが確認された。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(1)で示されるトコフェロールグリシンエステル誘導体を0.03〜25質量%の範囲で含有し、かつ、
グリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルおよびデキストリン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる少なくとも1種の脂肪酸エステルを0.05〜25質量%の範囲で含有することを特徴とする乳化皮膚外用剤。
【化1】

[式(1)中、R1およびR2は、独立に低級アルキル基または水素原子を表すが、同時に水素原子になることはなく、R3、R4およびR5は、独立に水素原子またはメチル基を表
す。]
【請求項2】
前記トコフェロールグリシンエステル誘導体が、トコフェロールのN,N−ジメチルグリシンエステルまたはトコフェロールサルコシンエステルであることを特徴とする請求項1に記載の乳化皮膚外用剤。
【請求項3】
前記トコフェロールグリシンエステル誘導体が、α−トコフェロールグリシンエステル誘導体、γ−トコフェロールグリシンエステル誘導体およびδ−トコフェロールグリシンエステル誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1または2に記載の乳化皮膚外用剤。
【請求項4】
前記トコフェロールグリシンエステル誘導体が、dl−α−トコフェロールグリシンエステル誘導体、d−α−トコフェロールグリシンエステル誘導体、d−γ−トコフェロールグリシンエステル誘導体およびd−δ−トコフェロールグリシンエステル誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の乳化皮膚外用剤。
【請求項5】
前記グリセリンモノ脂肪酸エステルが、ラウリン酸グリセリル、ミリスチン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、ベヘン酸グリセリル、リノール酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸グリセリル、リシノレイン酸グリセリル、ヒドロキシステアリン酸グリセリルおよびエルカ酸グリセリルからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1に記載の乳化皮膚外用剤。
【請求項6】
前記ポリグリセリン脂肪酸エステルが、グリセリンの2〜10量体の脂肪酸エステルであることを特徴とする請求項1に記載の乳化皮膚外用剤。
【請求項7】
前記グリセリンの2〜10量体の脂肪酸エステルが、モノラウリン酸ポリ(2)グリセリル、モノミリスチン酸ポリ(2)グリセリル、モノステアリン酸ポリ(2)グリセリル、モノイソステアリン酸ポリ(2)グリセリル、モノラウリン酸ポリ(10)グリセリル、モノミリスチン酸ポリ(10)グリセリル、モノステアリン酸ポリ(10)グリセリルおよびモノイソステアリン酸ポリ(10)グリセリルからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項6に記載の乳化皮膚外用剤。
【請求項8】
前記デキストリン脂肪酸エステルが、ミリスチン酸デキストリン、パルミチン酸デキストリン、(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリンおよびステアリン酸デキストリンからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1に記載の乳化皮膚外用剤。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれかに記載の乳化皮膚外用剤を含有することを特徴とする乳化化粧料。
【請求項10】
グリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルおよびデキストリン脂肪酸エステルからなる群より選ばれる少なくとも1種の脂肪酸エステルを、下記一般式(1)で示されるトコフェロールグリシンエステル誘導体とともに配合することを特徴とする乳化皮膚外用剤の安定化方法。
【化2】

[式(1)中、R1およびR2は、独立に低級アルキル基または水素原子を表すが、同時に水素原子になることはなく、R3、R4およびR5は、独立に水素原子またはメチル基を表
す。]

【公開番号】特開2007−126438(P2007−126438A)
【公開日】平成19年5月24日(2007.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−204065(P2006−204065)
【出願日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【出願人】(000002004)昭和電工株式会社 (3,251)
【Fターム(参考)】