説明

乾式塗装ブースにおける塗料ミスト捕集用バッフル板及びその取付け板

【課題】
乾式塗装ブースのバッフル板の交換が容易で、作業者の負担を軽減できるバッフル板及びその取付け板を提供する。
【解決手段】
乾式塗装ブースに用いられる塗料ミストの捕集用バッフル板であって、複数の通気窓16が設けられた矩形の平板11を、該平板11の長辺11aに沿って両側から平行に内側に向けて折り曲げることにより四方が囲まれた角柱状の2つの部屋22、23を形成した塗料ミスト捕集用バッフル板10と、該バッフル板10を塗装ブースに取付けるための取付け板25であって、塗装ブースの前面開口部に複数列横架され、内側に向けて折り曲げられて形成される角柱状の2つの部屋22、23に構成されたバッフル板の底板17、18の上下位置に形成された一対のスリット19に嵌入する、角部をテーパー状に形成した一対の保持爪26を突設して構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は塗装ブース内に噴霧された塗料ミストを直接バッフル板に衝突させることにより付着させ、塗料を捕集する方式の乾式塗装ブースに使用するバッフル板とその取付け板に関する。
【背景技術】
【0002】
塗装ブースは塗料ミストの捕集方式により大きく分けて乾式と湿式に分類され、乾式の場合は主としてフィルタを用いて捕捉する方式とバッフル板と呼ばれる衝突板により塗料の粘着力によって捕捉する方式が知られている。この場合、フィルタによる場合は目を細かくすれば細かい塗料ミストまでも捕集できるが、通常の塗料の場合には粘着力が残っており、すぐに目詰まりを起して使用不能になる。一方、バッフル板を用いる場合は気流通路が広く取れるため目詰まりも少なくフィルタを用いて細くする方式に比べ長期にわたって使用できる利点がある。
【0003】
一般的に乾式の塗装ブースは取扱い管理が容易なため広く採用されており、その代表的な装置として特公昭52−33825号公報や実公昭53−49096号公報に見られる塗装ブースがある。図9に汎用の乾式の塗装ブースの正面の概略を示している。また、図10にはその塗装ブースで使用されているバッフル板の取付け構造が示されている。
【0004】
ここに示されているように、塗料ミストを捕集するバッフル板Aは焼却が容易な段ボール紙の如き可燃性の材質で、断面がコ字状に折り曲げられたチャンネル形状をしており、これらの内側を互いに向かい合わせるように、且つ隙間を形成して多数併設することによって曲折した気流通路を通過する間に塗料ミストが効率的に捕集される構成になっている。
【0005】
そしてバッフル板Aは取り扱い上の適合性から、コ字状に折り曲げたバッフル板を50cmほどの長さに揃え、塗装ブース1の塗装室2前面の内側と外側に、折り曲げた側を向かい合わせるように且つ互い違いに組み込む構成がとられていた。従って、比較的小さい間口1m幅の塗装ブースでも52枚のバッフル板が使用されている。
【0006】
又、バッフル板Aは段ボール基材表面に不織布を接着した1枚板をコ字状に折り曲げて、表裏面を交互に向き合わせて塗装ブース1の開口部に臨む取付け板Bに取り付けている。塗料ミストはコ字状の折曲部を通過する際、慣性力によりバッフル板Aに衝突し,表面の不織布起毛に絡みつくことで塗料ミストの再飛散を防止しながら捕集している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特公昭52−33825号公報
【特許文献2】実公昭53−49096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
バッフル板に付着した塗料は徐々に堆積し、次第に通気面積が狭くなり通気抵抗が増加すると吸引力が低下し塗装室内に噴霧された塗料ミストの吸引が十分に出来なくなり、いずれバッフル板を交換することになる。この場合、バッフル板は塗装ブースの開口部全面に組み込まれており、前記のように多数の交換が必要であり、その交換時には多くの手間と時間を要することになる。
【0009】
また、前記バッフル板は組み立ては簡単だが多数必要とし、コ字状に折り曲げる手間と時間がかかる難点がある。加えて、汚れたバッフル板を取り外すとき、付着した塗料によりバッフル板同士が固着したり、露出している取付け板の爪金具Cに塗料ミストが堆積してバッフル板の取外しが困難になる。また、付着塗料の除去の手間がかかりバッフル板の交換も時間がかかるといった問題がある。
【0010】
又、手前側(塗装室2側)のバッフル板Aは取付け板の爪金具Cの間に挟んでいるだけのため、強風等で排気ダクトから外気が逆流すると、バッフル板が塗装室2側に押されて外れるおそれがあるため、別途バッフル板を押える固定部品(図9の符号Dで示す)が必要となりコストアップになる。
【0011】
本発明は上記の課題に対し、乾式塗装ブースのメンテナンス上で最も重要なバッフル板の取付けが確実でしかも交換が容易な、しかも汚れた部分のみのバッフル板の交換が可能なバッフル板およびその取付け板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
請求項1の発明は、乾式塗装ブースに用いられる塗料ミストの捕集用バッフル板であって、複数の通気窓が設けられた矩形の平板を、該平板の長辺に沿って両側から平行に内側に向けて折り曲げることにより四方が囲まれた角柱状の2つの部屋を形成したことを特徴とする。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1のバッフル板であって、複数の通気窓が平板の長辺に沿って2列ずつ互いに重ならないよう千鳥状に開けられたことを特徴とする。
【0014】
請求項3の発明は、請求項1のバッフル板であって、平板の通気窓を除く表裏両面に不織布を接着し、平板の上下端部では該不織布が延伸されて耳片を備えたことを特徴とする。
【0015】
請求項4の発明は、請求項1のバッフル板であって、平板の長辺に沿って2列に配置された通気窓の列間に、長辺に対し直交するスリットを上下位置にそれぞれ形成したことを特徴とする。
【0016】
請求項5の発明は、請求項1のバッフル板であって、矩形の平板の折曲部にミシン目加工し、該ミシン目に合わせて平板を線状に押し潰し加工を施すと共に、該折曲部に折曲げ案内用の印刷線を形成したことを特徴とする。
【0017】
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載のバッフル板であって、平板の縦長さを、バッフル板として塗装ブースに取付けたときに上下に隙間の出来る寸法としたことを特徴とする。
【0018】
請求項7の発明は、塗料ミスト捕集用バッフル板を塗装ブースに取付けるための取付け板であって、塗装ブースの前面開口部に複数列横架され、内側に向けて折り曲げられて形成される角柱状の2つの部屋に構成されたバッフル板の上下位置に形成された一対のスリットに嵌入する、2つの爪の先端角部をテーパー状に形成した一対の保持爪を突設したことを特徴とする。
【0019】
請求項8の発明は、請求項7の取付け板であって、保持爪はバッフル板を内向きに折り曲げられて形成される角柱状の2つの部屋を左右に振り分ける三角形状の案内突起の両側に突設されたことを特徴とする。
【0020】
請求項9の発明は、請求項7又は8に記載の取付け板であって、一対の保持爪は取付け板に沿って横列に、取付けられるバッフル板の数分が突設されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0021】
本発明によれば、バッフル板を取付け板に差込むだけで取付け位置が自ずと定まるため取付け作業が容易で、取付け時間が短縮できる。また、取付け板が塗装ブース正面から見えないため、即ち、バッフル板により覆い隠され露出していないため、塗料が付着しにくく、取付け板からバッフル板を抜き取る際、従来構造にくらべ抵抗なく抜けるので交換時の手間が削減できる。平板の縦長さをバッフル板として取付け板に取り付けたときに上下に隙間の出来る寸法としたこと、バッフル板の上下端部に不織布が延伸された耳片を備えることでバッフル板同士が塗料ミストで固着しにくいため、汚れた部分のバッフル板のみの交換が可能となる。バッフル板の固定部品が不要になりコストダウンに寄与できる。
【0022】
さらに、本発明のバッフル板は既存の塗装ブースにも取付けが可能である。即ち、既存の塗装ブースに取付けられているバッフル板の取付け板は、コ字状の爪が横列に多数突設された構成であるため、2つのコ字状の爪に本発明のバッフル板のスリットを差込むことで容易に取付けられる。但し、コ字状の爪間のピッチが本発明の取付爪のピッチと異なるためにブースの間口の左右に隙間が生ずるが、別途に隙間埋め部品を用いることで対処可能である。また、既存の取付け板と異なるのは、爪間のピッチの違いを除けば保持爪の形状のみであるため、既存の塗装ブースに対して取付け板単体の交換が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明が適用される乾式の塗装ブースの一実施例を示す一部切欠した正面図である。
【図2】同、塗装ブースの内部の概略を示す側面図である。
【図3】本発明のバッフル板の展開図である。
【図4】同、展開したバッフル板の側面図である。
【図5】同、バッフル板の組み立て工程の説明図である。
【図6】同、塗装ブースの取付け板にバッフル板を取り付ける状態の説明図である。
【図7】従来の取付け板に本発明のバッフル板を取り付ける状態の説明図である。
【図8】本発明のバッフル板の取付け状態の要部を示す斜視図である。
【図9】従来のバッフル板を取付けた塗装ブースの正面図である。
【図10】従来のバッフル板の取付け状態の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明を図示する実施形態により具体的に説明する。
図1は本発明を実施する塗装ブースの一例を示す一部切欠した正面図、図2は塗装ブースの内部を概略的に示す側面図である。乾式のバッフル板を使用した塗装ブース1は、作業を行う塗装室2の前面に塗料ミストを捕集するバッフル板10が塗装室2の開口部を全面的に覆うよう設置され、その後部にフィルタ3が配置され、該フィルタ3の背部に設けた排気室4に排気扇5が接続されている。塗装室2内に噴霧され被塗装物(図示略)に塗着されなかった塗料ミストは、排気扇5による吸引気流にのって引かれ、バッフル板10に衝突して捕捉され、さらに捕捉しきれない塗料ミストはバッフル板10内に形成された曲折する隙間を通過しきれずに衝突して捕集される。バッフル板10をわずかに通過した塗料ミストは背部のフィルタ3によって二次的に捕捉され、清浄化された空気が排気室4から排気扇5を通して外部に排気される。
【0025】
本発明におけるバッフル板10は図3の展開図に全体の構成を示すように、矩形の段ボール紙製の平板11よりなり、印刷面を有する表板12を中心として左右に側板13、14が折込線15により区画され、該側板13、14には塗料ミストが通過する通気窓16が平板11の長辺11aに沿って互いに重ならない位置に千鳥状に開けられている。
【0026】
また、側板13、14に連設される底板17、18が折込線15により区画され、該底板17、18には上下位置に長辺11aに対し直交するスリット19が夫々形成されている。該スリット19はI字形状に切り欠かれており、後述する取付け板に突設した保持爪が嵌入するようにしている。
【0027】
また、底板17、18に連設する内板20、21が折込線15により区画され、該内板20、21には塗料ミストが通過する通気窓16が長辺11aに沿って互いに重ならない位置に千鳥状に開けられている。
【0028】
また、折込線15は折り曲げのためのミシン目加工し、更にはミシン目に合わせて線状に押し潰し加工をして折り癖をつけておくと組み立て作業が容易となる。また、折り曲げ部分に印刷線(図示略)を入れ折り曲げ箇所をわかり易くすることでもよい。
【0029】
尚、矩形の平板11の表裏面には起毛製材料の不織布22が通気窓を除く全面に接着されており、該不織布22は平板11の上下端部11b、11cに延伸する耳片22aを伴っている。
【0030】
次に、バッフル板の組み立てを説明する。
図5に示すように、展開する平板状のバッフル板10は表板12の印刷面を外側にして側板13、14、底板17、18、内板20、21を区画する折込線15を長辺11aに沿って平行に全てを内側に向けて谷折りして折り曲げ、最終的に四方が囲まれた角柱状の2つの部屋23、24を形成する。この角柱状の2つの部屋23、24は内部に通気室23a、24aを備えた構成となる。
【0031】
このようにして組み立てられたバッフル板10は、塗装ブース1に設置された取付け板25により固定される。取付け板25は図8に示すように、塗装ブース1の前面開口部に複数列横架された金属製の板よりなり、前面の塗装室2側に向って突出する保持爪26がバッフル板10の底板17、18に形成したスリット19に嵌入し、角柱状の2つの部屋23、24を備えたバッフル板10は固定される。取付け板25は上下の2列が1組をなし、バッフル板10の上下位置に切り欠かれたI字形状の一対のスリット19に保持爪26が嵌入して固定される。また、該保持爪26は取付け板25に沿って横列に、取付けられるバッフル板の数分が突設されている。
【0032】
取付け板25の保持部27は、三角状の突起部28を中心としてその左右に逆U字状の保持爪26が突設されて1組をなしており、該逆U字状の保持爪26はその外側となる角部26aをテーパー状に形成している。これにより、スリット19が嵌入する際に保持爪26の先端が先細り状となるため差込が容易で、しかもテーパー状の角部26aがスリットの挿入を案内し、角柱状に折込まれた2つの部屋23、24を備えたバッフル板10を外側にやや開くようにして取付け板25に押し込むことが出来る。中央に位置する三角形状の突起部28はバッフル板10を保持爪26に挿入するときにガイドとなるもので、角柱状の2つの部屋23、24に折り込まれた内板20、21を三角形の稜線に沿って左右に振り分け、内板20、21の長辺の端部20a、21a同士が折衝して取付け板25にしっかり固定する作用をする(図6参照)。しかも、端部20a、21aは直線状に折衝することでミストを含んだ気流の流路を閉塞することなく確保している。
【0033】
尚、図8では塗装ブース1の前面に取付けたバッフル板10を一部取り外して取付け板25への取付け構成がわかる図としており、説明の便宜上組み込まれたバッフル板10の上下端部に延伸される不織布の図示は省略している。
【0034】
本発明のバッフル板の場合、塗装ブースに取付けるために取付けスペースよりバッフル板10の長さを短めに形成することが好ましい。即ち、バッフル板同士の塗料ミストによる固着防止のため、平板11の縦長さを短めの寸法に形成し、バッフル板として取付けたときに上下に若干の隙間を設けて取付けられる。この隙間を埋める手段として前記不織布22の延伸された耳片22aが用いられる。上下のバッフル板10間に不織布22の耳片22aが介在し、バッフル板10に付着しない塗料ミストを吸着すると共に、耳片22aに塗料が付着した場合にもバッフル板10同士の固着を防止している。汚れたバッフル板の交換時には塗料が付着した不織布の耳片22aをカッターなどで切離することで交換に必要なバッフル板のみを取り外すことができるようにしている。
【0035】
次に本発明の作用を説明する。
塗装ブース1の前面開口部にはバッフル板10が所要数取付けられ、塗装作業にあって被塗装物に塗着されない噴霧塗料ミストは、排気扇5の吸引により大部分がバッフル板10に付着して捕捉され、バッフル板10にて捕捉されない塗料ミストは、バッフル板10の通気窓16を通して吸引され角柱状の2つの部屋23、24内を通過するときに通気室23a、24a内の壁面に付着して捕捉され、わずかな塗料ミストのみが背部のフィルタ3にて二次的に処理されて清浄化された空気のみが外部に排出される。
【0036】
勿論、バッフル板10は平板11の表裏面に不織布22を接着して構成されているので、角柱状に折り込まれた2つの部屋23、24の内部の壁面にも不織布22が露呈し、塗料ミストの捕捉を促進させている。
【0037】
尚、本発明のバッフル板10は既存の塗装ブースにも取付けが可能である。即ち、図10に示す既存のバッフル板Aの取付け構造をそのまま採用することができ、取付け板Bのコ字状に突出する爪金具Cに本発明のバッフル板10のスリット19を嵌め込むことで容易に取付けできる。即ち、図7にその取付け構成を示すように、バッフル板10はコ字状の爪金具Cがスリット19に嵌入することで2つの角柱状の部屋23、24が左右に振り分けられ、内板20、21同士がその長辺の端部20a、21aで折衝して取付け板Bに固定される。従って、既存の塗装ブースの取付け板をそのまま使用できる利点がある。また、取付け板自体は交換可能であるため、既存の塗装ブースに本発明の取付け板を取り付けることでも対処可能となる。
【符号の説明】
【0038】
1 塗装ブース
10 バッフル板
11 平板
11a 長辺
12 表板
13、14 側板
15 折込線
16 通気窓
17、18 底板
19 スリット
20、21 内板
22 不織布
22a 耳片
23、24 角柱状の部屋
25 取付け板
26 保持爪
26a テーパー状の角部
28 突起部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
乾式塗装ブースに用いられる塗料ミストの捕集用バッフル板であって、複数の通気窓が設けられた矩形の平板を、該平板の長辺に沿って平行に内側に向けて折り曲げることにより四方が囲まれた角柱状の2つの部屋を形成したことを特徴とする塗料ミスト捕集用バッフル板。
【請求項2】
前記複数の通気窓が、平板の長辺に沿って2列ずつ互いに重ならないよう千鳥状に開けられている請求項1に記載の塗料ミスト捕集用バッフル板。
【請求項3】
前記平板の通気窓を除く表裏両面に不織布を接着し、平板の上下端部では該不織布が延伸されて耳片を備えた請求項1に記載の塗料ミスト捕集用バッフル板
【請求項4】
前記平板の長辺に沿って2列に配置された通気窓の列間に、長辺に対し直交するスリットを上下位置にそれぞれ形成した請求項1に記載の塗料ミスト捕集用バッフル板。
【請求項5】
前記矩形の平板の折曲部に、折曲げ案内用の印刷線を形成した請求項1に記載の塗料ミスト捕集用バッフル板。
【請求項6】
前記平板の縦長さを、バッフル板として塗装ブースの取付け板に取付けたときに上下に隙間の出来る寸法に形成したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の塗料ミスト捕集用バッフル板。
【請求項7】
塗料ミスト捕集用バッフル板を塗装ブースに取付けるための取付け板であって、塗装ブースの前面開口部に複数列横架され、内側に向けて折り曲げられて形成される角柱状の2つの部屋に構成されたバッフル板の上下位置に形成された一対のスリットに嵌入する、角部をテーパー状に形成した一対の保持爪を突設したことを特徴とする取付け板。
【請求項8】
前記一対の保持爪は、バッフル板を内向きに折り曲げられて形成される角柱状の2つの部屋を左右に振り分ける三角形状の案内突起の両側に突設された請求項7に記載の取付け板。
【請求項9】
前記一対の保持爪は、取付け板に沿って横列に、取付けられるバッフル板の数分が突設されている請求項7又は8に記載の取付け板。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2012−152716(P2012−152716A)
【公開日】平成24年8月16日(2012.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−16240(P2011−16240)
【出願日】平成23年1月28日(2011.1.28)
【出願人】(390028495)アネスト岩田株式会社 (224)
【Fターム(参考)】