説明

予防及び治療のために抗RSV抗体を投与/処方する方法

【課題】1つまたはそれ以上のRSV抗原に免疫特異的に結合する新規抗体およびその断片ならびに該抗体断片を含む組成物の提供。
【解決手段】ヒトにおける呼吸器合胞体ウイルス(RSV)感染を治療する方法であって、該ヒトに予防上有効量の1つまたはそれ以上の抗体またはその断片であって1つまたはそれ以上のRSV抗原に免疫特異的に結合する抗原を投与し、該方法により前記ヒト被験体において前記抗体またはその断片の特定の血清力価が達成できる。また、SRV抗原に免疫特異的に結合する抗体またはその断片を含む組成物および該組成物を用いてRSV感染を検出または診断する方法をも包含する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列番号7、配列番号9、配列番号17、配列番号24、配列番号28、配列番号33、配列番号36、配列番号40、配列番号44、配列番号48、配列番号51、配列番号55、配列番号67、または配列番号78のアミノ酸配列を有する可変重(VH)ドメインを含んでなる抗体であって、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)抗原と免疫特異的に結合しかつSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体。
【請求項2】
配列番号8、配列番号13、配列番号21、配列番号26、配列番号30、配列番号34、配列番号38、配列番号42、配列番号46、配列番号49、配列番号52、配列番号54、配列番号56、配列番号58、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号65、配列番号68、配列番号 70、配列番号71、配列番号74または配列番号76のアミノ酸配列を有する可変軽(VL)ドメインを含んでなる抗体であって、RSV抗原と免疫特異的に結合しかつSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体。
【請求項3】
配列番号8、配列番号13、配列番号21、配列番号26、配列番号30、配列番号34、配列番号38、配列番号42、配列番号46、配列番号49、配列番号52、配列番号54、配列番号56、配列番号58、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号65、配列番号68、配列番号70、配列番号71、配列番号74または配列番号76のアミノ酸配列を有するVLドメインも含んでなる請求項1に記載の抗体。
【請求項4】
配列番号1、配列番号10、配列番号18のアミノ酸配列を有するVH相補性決定領域(CDR)1を含んでなる抗体であって、RSV抗原と免疫特異的に結合しかつSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体。
【請求項5】
配列番号2、配列番号19、配列番号25、配列番号37、配列番号41、配列番号45、配列番号82、配列番号86、配列番号91、配列番号93、配列番号100、配列番号103、配列番号105、配列番号109、配列番号111、または配列番号114のアミノ酸配列を有するVH CDR2を含んでなる抗体であって、RSV抗原と免疫特異的に結合しかつSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体。
【請求項6】
配列番号3、配列番号12、配列番号20、配列番号29、配列番号79、配列番号83、配列番号94または配列番号97のアミノ酸配列を有するVH CDR3を含んでなる抗体であって、RSV抗原と免疫特異的に結合しかつSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体。
【請求項7】
配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1を含んでなる抗体であって、RSV抗原と免疫特異的に結合しかつSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体。
【請求項8】
配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる抗体であって、RSV抗原と免疫特異的に結合しかつSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体。
【請求項9】
配列番号6、配列番号16、または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる抗体であって、RSV抗原と免疫特異的に結合しかつSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体。
【請求項10】
さらに配列番号2、配列番号19、配列番号25、配列番号37、配列番号41、配列番号45、配列番号82、配列番号86、配列番号91、配列番号93、配列番号100、配列番号103、配列番号105、配列番号109、配列番号111、または配列番号114のアミノ酸配列を有するVH CDR2を含んでなる請求項4に記載の抗体。
【請求項11】
さらに配列番号3、配列番号12、配列番号20、配列番号29、配列番号79、配列番号83、配列番号94または配列番号97のアミノ酸配列を有するVH CDR3を含んでなる請求項4に記載の抗体。
【請求項12】
さらに配列番号2、配列番号19、配列番号25、配列番号37、配列番号41、配列番号45、配列番号82、配列番号86、配列番号91、配列番号93、配列番号100、配列番号103、配列番号105、配列番号109、配列番号111、または配列番号114のアミノ酸配列を有するVH CDR2、及び配列番号3、配列番号12、配列番号20、配列番号29、配列番号79、配列番号83、配列番号94または配列番号97のアミノ酸配列を有するVH CDR3を含んでなる請求項に記載の抗体。
【請求項13】
さらに配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1を含んでなる請求項4に記載の抗体。
【請求項14】
さらに配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる請求項4に記載の抗体。
【請求項15】
さらに配列番号6、配列番号16または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる請求項4に記載の抗体。
【請求項16】
さらに配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1、配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2、ならびに配列番号6、配列番号16または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる請求項4に記載の抗体。
【請求項17】
さらに配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1を含んでなる請求項10、11または12に記載の抗体。
【請求項18】
さらに配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる請求項10、11または12に記載の抗体。
【請求項19】
さらに配列番号6、配列番号16、または配列番号61
のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる請求項10、11または12に記載の抗体。
【請求項20】
さらに配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1、配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2、ならびに配列番号6、配列番号16、または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる請求項10または11に記載の抗体。
【請求項21】
さらに配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1、配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2、及び配列番号6、配列番号16、または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる請求項12に記載の抗体。
【請求項22】
さらに配列番号3、配列番号12、配列番号20、配列番号29、配列番号79、配列番号83、配列番号94または配列番号97のアミノ酸配列を有するVH CDR3を含んでなる請求項5に記載の抗体。
【請求項23】
さらに配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1を含んでなる請求項5に記載の抗体。
【請求項24】
さらに配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる請求項5に記載の抗体。
【請求項25】
さらに配列番号6、配列番号16、または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる請求項5に記載の抗体。
【請求項26】
さらに配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1、配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2、及び配列番号6、配列番号16、または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる請求項5または22に記載の抗体。
【請求項27】
さらに配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1を含んでなる請求項6に記載の抗体。
【請求項28】
さらに配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる請求項6に記載の抗体。
【請求項29】
さらに配列番号6、配列番号16、または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる請求項6に記載の抗体。
【請求項30】
さらに配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1、配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2、及び配列番号6、配列番号16、または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる請求項6に記載の抗体。
【請求項31】
さらに配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる請求項7に記載の抗体。
【請求項32】
さらに配列番号6、配列番号16、または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる請求項7に記載の抗体。
【請求項33】
さらに配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1を含んでなる請求項8に記載の抗体。
【請求項34】
さらに配列番号6、配列番号16、または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる請求項8に記載の抗体。
【請求項35】
さらに配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2、及び配列番号6、配列番号16、または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる請求項7に記載の抗体。
【請求項36】
配列番号7、配列番号9、配列番号17、配列番号24、配列番号28、配列番号33、配列番号36、配列番号40、配列番号44、配列番号48、配列番号51、配列番号55、配列番号67、または配列番号78のアミノ酸配列を有するVHドメイン及び配列番号8、配列番号13、配列番号21、配列番号26、配列番号30、配列番号34、配列番号38、配列番号42、配列番号46、配列番号49、配列番号52、配列番号54、配列番号56、配列番号58、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号65、配列番号68、配列番号70、配列番号71、配列番号74または配列番号76のアミノ酸配列を有するVLドメインを含んでなるFab断片であって、RSV抗原と免疫特異的に結合しかつSYNAGIS(登録商標)のFab断片でない前記Fab断片。
【請求項37】
異種ポリペプチドと共有結合した請求項1〜9のいずれか1項に記載の抗体を含んでなる融合タンパク質。
【請求項38】
抗体の1以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号7、配列番号9、配列番号17、配列番号24、配列番号28、配列番号33、配列番号36、配列番号40、配列番号44、配列番号48、配列番号51、配列番号55、配列番号67、または配列番号78のアミノ酸配列を有するVHドメインを含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記組成物。
【請求項39】
抗体の1以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号8、配列番号13、配列番号21、配列番号26、配列番号30、配列番号34、配列番号38、配列番号42、配列番号46、配列番号49、配列番号52、配列番号54、配列番号56、配列番号58、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号65、配列番号68、配列番号70、配列番号71、配列番号74または配列番号76のアミノ酸配列を有するVLドメインを含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記組成物。
【請求項40】
抗体の2以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号7、配列番号9、配列番号17、配列番号24、配列番号28、配列番号33、配列番号36、配列番号40、配列番号44、配列番号48、配列番号51、配列番号55、配列番号67, または配列番号78のアミノ酸配列を有するVHドメインを含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合する前記組成物。
【請求項41】
抗体の2以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号8、配列番号13、配列番号21、配列番号26、配列番号30、配列番号34、配列番号38、配列番号42、配列番号46、配列番号49、配列番号52、配列番号54、配列番号56、配列番号58、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号65、配列番号68、配列番号70、配列番号71、配列番号74または配列番号76のアミノ酸配列を有するVLドメインを含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合する前記組成物。
【請求項42】
抗体のそれぞれの種がさらに配列番号7、配列番号9、配列番号17、配列番号24、配列番号28、配列番号33、配列番号36、配列番号40、配列番号44、配列番号48、配列番号51、配列番号55、配列番号67、または配列番号78のアミノ酸配列を有するVHドメインを含有する請求項39または41の組成物。
【請求項43】
抗体の1以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号1、配列番号10、配列番号18のアミノ酸配列を有するVH CDR1を含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記組成物。
【請求項44】
抗体の2以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号1、配列番号10、配列番号18のアミノ酸配列を有するVH CDR1を含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合する前記組成物。
【請求項45】
抗体の1以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号2、配列番号19、配列番号25、配列番号37、配列番号41、配列番号45、配列番号82、配列番号86、配列番号91、配列番号93、配列番号100、配列番号103、配列番号105、配列番号109、配列番号111、または配列番号114のアミノ酸配列を有するVH CDR2を含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記組成物。
【請求項46】
抗体の2以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号2、配列番号19、配列番号25、配列番号37、配列番号41、配列番号45、配列番号82、配列番号86、配列番号91、配列番号93、配列番号100、配列番号103、配列番号105、配列番号109、配列番号111、または配列番号114のアミノ酸配列を有するVH CDR2を含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合する前記組成物。
【請求項47】
抗体の1以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号3、配列番号12、配列番号20、配列番号29、配列番号79、配列番号83、配列番号94または配列番号97のアミノ酸配列を有するVH CDR3を含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記組成物。
【請求項48】
抗体の2以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号3、配列番号12、配列番号20、配列番号29、配列番号79、配列番号83、配列番号94または配列番号97のアミノ酸配列を有するVH CDR3を含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合する前記組成物。
【請求項49】
抗体の1以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1を含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記組成物。
【請求項50】
抗体の2以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1を含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合する前記組成物。
【請求項51】
抗体の1以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記組成物。
【請求項52】
抗体の2以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合する前記組成物。
【請求項53】
抗体の1以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号6、配列番号16、または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記組成物。
【請求項54】
抗体の2以上の種を含んでなる組成物であって、抗体のそれぞれの種は配列番号6、配列番号16、または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含有し、抗体のそれぞれの種はRSV抗原と免疫特異的に結合する前記組成物。
【請求項55】
AFFF, Pf12, P12f4, P11d4, Ale9, A12a6, A13c4, A17d4, A4B4, A8C7, 1X-493L1FR, H3-3F4, M3H9, Y10H6, DG, AFFF(1), 6H8, L1-7E5, L2-15B10, A13a11, A1h5, A4B4(1), A4B4L1FR-S28R、またはA4B4- F52Sの1以上を含んでなる組成物。
【請求項56】
配列番号7、配列番号9、配列番号17、配列番号24、配列番号28、配列番号33、配列番号36、配列番号40、配列番号44、配列番号48、配列番号51、配列番号55、配列番号67、または配列番号78のアミノ酸配列を有するVHドメインを含有する抗体をコードするヌクレオチド配列を含んでなる単離された核酸分子であって、前記抗体がRSV抗原と免疫特異的に結合しかつどの抗体もSYNAGIS(登録商標)でない前記核酸分子。
【請求項57】
配列番号8、配列番号13、配列番号21、配列番号26、配列番号30、配列番号34、配列番号38、配列番号42、配列番号46、配列番号49、配列番号52、配列番号54、配列番号56、配列番号58、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号65、配列番号68、配列番号70、配列番号71、配列番号74または配列番号76のアミノ酸配列を有するVLドメインを含有する抗体をコードするヌクレオチド配列を含んでなる単離された核酸分子であって、前記抗体がRSV抗原と免疫特異的に結合しかつどの抗体もSYNAGIS(登録商標)でない前記核酸分子。
【請求項58】
抗体をコードするヌクレオチド配列がさらに配列番号7、配列番号9、配列番号17、配列番号24、配列番号28、配列番号33、配列番号36、配列番号40、配列番号44、配列番号48、配列番号51、配列番号55、配列番号67、または配列番号78のアミノ酸配列を有するVHドメインを含有する、請求項57に記載の単離された核酸分子。
【請求項59】
配列番号1、配列番号10、配列番号18のアミノ酸配列を有するVH CDR1を含有する抗体をコードするヌクレオチド配列を含んでなる単離された核酸分子であって、前記抗体がRSV抗原と免疫特異的に結合する前記核酸分子。
【請求項60】
配列番号2、配列番号19、配列番号25、配列番号37、配列番号41、配列番号45、配列番号82、配列番号86、配列番号91、配列番号93、配列番号100、配列番号103、配列番号105、配列番号109、配列番号111、または配列番号114のアミノ酸配列を有するVH CDR2を含有する抗体をコードするヌクレオチド配列を含んでなる単離された核酸分子であって、前記抗体がRSV抗原と免疫特異的に結合しかつどの抗体もSYNAGIS(登録商標)でない前記核酸分子。
【請求項61】
配列番号3、配列番号12、配列番号20、配列番号29、配列番号79、配列番号83、配列番号94または配列番号97のアミノ酸配列を有するVH CDR3を含有する抗体をコードするヌクレオチド配列を含んでなる単離された核酸分子であって、前記抗体がRSV抗原と免疫特異的に結合しかつどの抗体もSYNAGIS(登録商標)でない前記核酸分子。
【請求項62】
配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1を含有する抗体をコードするヌクレオチド配列を含んでなる単離された核酸分子であって、前記抗体がRSV抗原と免疫特異的に結合しかつどの抗体もSYNAGIS(登録商標)でない前記核酸分子。
【請求項63】
配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含有する抗体をコードするヌクレオチド配列を含んでなる単離された核酸分子であって、前記抗体がRSV抗原と免疫特異的に結合しかつどの抗体もSYNAGIS(登録商標)でない前記核酸分子。
【請求項64】
配列番号6、配列番号16、または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含有する抗体をコードするヌクレオチド配列を含んでなる単離された核酸分子であって、前記抗体がRSV抗原と免疫特異的に結合しかつどの抗体もSYNAGIS(登録商標)でない前記核酸分子。
【請求項65】
請求項56〜64のいずれか1つの請求項に記載の核酸分子を含んでなるベクター。
【請求項66】
さらに核酸分子によりコードされた抗体の発現を調節する核酸配列を含んでなる請求項65のベクター。
【請求項67】
請求項56〜64のいずれかの請求項に記載の核酸分子を発現するように遺伝子操作された宿主細胞。
【請求項68】
請求項65のベクターを含んでなる宿主細胞。
【請求項69】
請求項56〜64のいずれかの請求項に記載の核酸分子を含んでなる哺乳類宿主細胞
【請求項70】
請求項65のベクターを含んでなる哺乳類宿主細胞。
【請求項71】
核酸分子が発現される条件下で請求項67の宿主細胞を培養することを含んでなる抗体を生産する方法。
【請求項72】
核酸分子が発現される条件下で請求項68の宿主細胞を培養することを含んでなる抗体を生産する方法。
【請求項73】
請求項1〜9のいずれかの請求項に記載の少なくとも1つの抗体を含んでなる医薬組成物。
【請求項74】
肺投与用に製剤した請求項73に記載の医薬組成物。
【請求項75】
徐放製剤である請求項73に記載の医薬組成物。
【請求項76】
RSV感染を治療、予防または改善する方法であって、RSV感染を治療、予防または改善するために有効な量の請求項73に記載の医薬組成物をそれを必要とする哺乳類に投与することを含んでなる前記方法。
【請求項77】
RSV感染を治療、予防または改善する方法であって、RSV感染を治療、予防または改善するために有効な量の請求項75に記載の医薬組成物をそれを必要とする哺乳類に投与することを含んでなる前記方法。
【請求項78】
医薬組成物をRSVシーズンの直前またはシーズン中に毎月1回投与する、請求項76に記載の方法。
【請求項79】
医薬組成物をRSVシーズン中に2ヶ月毎に投与する、請求項76に記載の方法。
【請求項80】
医薬組成物を筋内、静脈内、または皮下に投与する、請求項76に記載の方法。
【請求項81】
医薬組成物を肺投与により投与する、請求項76に記載の方法。
【請求項82】
哺乳類がヒトである、請求項76に記載の方法。
【請求項83】
哺乳類がヒト幼児である、請求項76に記載の方法。
【請求項84】
哺乳類がヒト未熟児であるかまたはRSV感染で入院するリスクのあるヒト幼児である、請求項76に記載の方法。
【請求項85】
ヒトが嚢胞性線維症、気管支肺異形成、先天性心疾患、先天性免疫不全もしくは後天性免疫不全を患う、骨髄移植を受けた、または高齢者である、請求項82に記載の方法。
【請求項86】
RSV感染を検出する方法であって、
(a)被験者の細胞または組織サンプル中のRSV抗原のレベルを、前記RSV抗原と免疫特異的に結合する抗体であって抗体のそれぞれの種が配列番号7、配列番号9、配列番号17、配列番号24、配列番号28、配列番号33、配列番号36、配列番号40、配列番号44、配列番号48、配列番号51、配列番号55、配列番号67、または配列番号78のアミノ酸配列を有するVHドメインを含有しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体の1以上の種を用いて検定すること;及び
(b)RSV抗原の検定レベルを対照レベルと比較し、RSV抗原の対照レベルと比較したRSV抗原の検定レベルの増加はRSV感染を示すことを含んでなる前記方法。
【請求項87】
RSV感染を検出する方法であって、
(a)被験者の細胞または組織サンプル中のRSV抗原のレベルを、前記RSV抗原と免疫特異的に結合する抗体であって抗体のそれぞれの種が配列番号8、配列番号13、配列番号21、配列番号26、配列番号30、配列番号34、配列番号38、配列番号42、配列番号46、配列番号49、配列番号52、配列番号54、配列番号56、配列番号58、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号65、配列番号68、配列番号70、配列番号71、配列番号74または配列番号76のアミノ酸配列を有するVLドメインを含有しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体の1以上の種を用いて検定すること;及び
(b)RSV抗原の検定レベルを対照レベルと比較し、RSV抗原の対照レベルと比較したRSV抗原の検定レベルの増加はRSV感染を示すことを含んでなる前記方法。
【請求項88】
RSV感染を検出する方法であって、
(a)被験者の細胞または組織サンプル中のRSV抗原のレベルを、前記RSV抗原と免疫特異的に結合する抗体であって抗体のそれぞれの種が配列番号7、配列番号9、配列番号17、配列番号24、配列番号28、配列番号33、配列番号36、配列番号40、配列番号44、配列番号48、配列番号51、配列番号55、配列番号67、または配列番号78のアミノ酸配列を有するVHドメインを含有する前記抗体の2以上の種を用いて検定すること;及び
(b)RSV抗原の検定レベルを対照レベルと比較し、RSV抗原の対照レベルと比較したRSV抗原の検定レベルの増加はRSV感染を示すことを含んでなる前記方法。
【請求項89】
RSV感染を検出する方法であって、
(a)被験者の細胞または組織サンプル中のRSV抗原のレベルを、前記RSV抗原と免疫特異的に結合する抗体であって抗体のそれぞれの種が配列番号8、配列番号13、配列番号21、配列番号26、配列番号30、配列番号34、配列番号38、配列番号42、配列番号46、配列番号49、配列番号52、配列番号54、配列番号56、配列番号58、配列番号60、配列番号62、配列番号64、配列番号65、配列番号68、配列番号70、配列番号71、配列番号74または配列番号76のアミノ酸配列を有するVLドメインを含有する前記抗体の2以上の種を用いて検定すること;及び
(b)RSV抗原の検定レベルを対照レベルと比較し、RSV抗原の対照レベルと比較したRSV抗原の検定レベルの増加はRSV感染を示すことを含んでなる前記方法。
【請求項90】
RSV感染を検出する方法であって、
(a)被験者の細胞または組織サンプル中のRSV抗原のレベルを、前記RSV抗原と免疫特異的に結合する抗体であって抗体のそれぞれの種が配列番号1、配列番号10、配列番号18のアミノ酸配列を有するVH CDR1を含有しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体の1以上の種を用いて検定すること;及び
(b)RSV抗原の検定レベルを対照レベルと比較し、RSV抗原の対照レベルと比較したRSV抗原の検定レベルの増加はRSV感染を示すことを含んでなる前記方法。
【請求項91】
RSV感染を検出する方法であって、
(a)被験者の細胞または組織サンプル中のRSV抗原のレベルを、前記RSV抗原と免疫特異的に結合する抗体であって抗体のそれぞれの種が
配列番号2、配列番号19、配列番号25、配列番号37、配列番号41、配列番号45、配列番号82、配列番号86、配列番号91、配列番号93、配列番号100、配列番号103、配列番号105、配列番号109、配列番号111、または配列番号114のアミノ酸配列を有するVH CDR2を含有しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体の1以上の種を用いて検定すること;及び
(b)RSV抗原の検定レベルを対照レベルと比較し、RSV抗原の対照レベルと比較したRSV抗原の検定レベルの増加はRSV感染を示すことを含んでなる前記方法。
【請求項92】
RSV感染を検出する方法であって、
(a)被験者の細胞または組織サンプル中のRSV抗原のレベルを、前記RSV抗原と免疫特異的に結合する抗体であって抗体のそれぞれの種が配列番号3、配列番号12、配列番号20、配列番号29、配列番号79、配列番号83、配列番号94または配列番号97のアミノ酸配列を有するVH CDR3を含有しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体の1以上の種を用いて検定すること;及び
(b)RSV抗原の検定レベルを対照レベルと比較し、RSV抗原の対照レベルと比較したRSV抗原の検定レベルの増加はRSV感染を示すことを含んでなる前記方法。
【請求項93】
RSV感染を検出する方法であって、
(a)被験者の細胞または組織サンプル中のRSV抗原のレベルを、前記RSV抗原と免疫特異的に結合する抗体であって抗体のそれぞれの種が
配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1を含有しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体の1以上の種を用いて検定すること;及び
(b)RSV抗原の検定レベルを対照レベルと比較し、RSV抗原の対照レベルと比較したRSV抗原の検定レベルの増加はRSV感染を示すことを含んでなる前記方法。
【請求項94】
RSV感染を検出する方法であって、
(a)被験者の細胞または組織サンプル中のRSV抗原のレベルを、前記RSV抗原と免疫特異的に結合する抗体であって抗体のそれぞれの種が配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含有しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体の1以上の種を用いて検定すること;及び
(b)RSV抗原の検定レベルを対照レベルと比較し、RSV抗原の対照レベルと比較したRSV抗原の検定レベルの増加はRSV感染を示すことを含んでなる前記方法。
【請求項95】
RSV感染を検出する方法であって、
(a)被験者の細胞または組織サンプル中のRSV抗原のレベルを、前記RSV抗原と免疫特異的に結合する抗体であって抗体のそれぞれの種が配列番号6、配列番号16、または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含有しかつ抗体のどの種もSYNAGIS(登録商標)でない前記抗体の1以上の種を用いて検定すること;及び
(b)RSV抗原の検定レベルを対照レベルと比較し、RSV抗原の対照レベルと比較したRSV抗原の検定レベルの増加はRSV感染を示すことを含んでなる前記方法。
【請求項96】
哺乳類のRSV感染に関連した1以上の症状を予防、治療または改善する方法であって、1以上のRSV抗原と免疫特異的に結合する1以上の抗体またはその断片の有効量の用量を前記哺乳類に投与することを含んでなり、ここで前記有効量は前記抗体または抗体断片の15mg/kg未満であることを特徴とする前記方法。
【請求項97】
前記抗体または抗体断片が前記1以上のRSV抗原に対して少なくとも2 X 108 M-1のアフィニティを有する、請求項96に記載の方法。
【請求項98】
用量が5 mg/kg以下である、請求項96または97に記載の方法。
【請求項99】
用量が3 mg/kg以下、または1.5 mg/kg以下である、請求項96または97に記載の方法。
【請求項100】
前記抗体または抗体断片を噴霧器または吸入器により投与する、請求項96に記載の方法。
【請求項101】
前記抗体または抗体断片を筋内、静脈内または皮下に投与する、請求項96に記載の方法。
【請求項102】
前記抗体または抗体断片をRSVシーズン中に1、2、3、4または5回投与する、請求項96に記載の方法。
【請求項103】
抗体の少なくとも1つがヒトまたはヒト化モノクローナル抗体である、請求項96に記載の方法。
【請求項104】
哺乳類がヒト被験者、骨髄移植を受けたヒト被験者、高齢のヒト被験者、また嚢胞性線維症、気管支肺異形成、先天性心疾患、先天性免疫不全もしくは後天性免疫不全を患うヒト被験者である、請求項96に記載の方法。
【請求項105】
哺乳類がヒト幼児である、請求項96に記載の方法。
【請求項106】
哺乳類が未熟児であるかまたはRSV感染で入院するリスクのあるヒト幼児である、請求項96に記載の方法。
【請求項107】
抗体の少なくとも1つがSYNAGIS(登録商標)、AFFF、Pf12、P12f4、P11d4、A1e9、A12a6、A13c4、A17d4、A4B4、A8c7、1X-493L1FR、H3-3F4、M3H9、Y10H6、DG、AFFF(1)、6H8、L1-7E5、L2-15B10、A13a11、A1h5、A4B4(1)、A4B4L1FR-S28R、またはA4B4-F52Sである、請求項96に記載の方法。
【請求項108】
哺乳類のRSV感染に関連した1以上の症状を予防、治療または改善する方法であって、1以上のRSV抗原と免疫特異的に結合する1以上の抗体またはその断片の有効量の第1用量を前記哺乳類に投与することを含んでなり、ここで前記有効量は前記抗体または抗体断片の15mg/kg未満であり、前記投与によって、前記第1用量の投与後少なくとも20日かつその後の用量の投与前に、30μg/ml未満である前記抗体または抗体断片の有効血清力価を得ることを特徴とする前記方法。
【請求項109】
前記抗体または抗体断片が前記1以上のRSV抗原と少なくとも 2 X 108 M-1のアフィニティ定数で結合する、請求項108に記載の方法。
【請求項110】
用量が5mg/kg以下である、請求項108または109に記載の方法。
【請求項111】
用量が3mg/kg以下、または1.5mg/kg以下である、請求項108または109に記載の方法。
【請求項112】
前記有効血清力価が少なくとも2μg/mlである、請求項108に記載の方法。
【請求項113】
前記有効血清力価が前記第1用量の投与後少なくとも30日かつその後の用量の投与前に、30μg/ml未満である、請求項108に記載の方法。
【請求項114】
用量が1.5mg/kg以下でありかつ前記有効血清力価が前記第1用量の投与後少なくとも30日かつその後の用量の投与前に、少なくとも2μg/mlである、請求項108に記載の方法。
【請求項115】
前記抗体または抗体断片を噴霧器または吸入器により投与する、請求項108に記載の方法。
【請求項116】
前記抗体または抗体断片を筋内、静脈内または皮下に投与する、請求項108に記載の方法。
【請求項117】
前記抗体または抗体断片が25日より長い前記ヒト被験者における半減期を有する、請求項108に記載の方法。
【請求項118】
抗体の少なくとも1つがヒトまたはヒト化モノクローナル抗体である、請求項108に記載の方法。
【請求項119】
哺乳類がヒト被験者、骨髄移植を受けたヒト被験者、高齢のヒト被験者、または嚢胞性線維症、気管支肺異形成、先天性心疾患、先天性免疫不全もしくは後天性免疫不全を患うヒト被験者である、請求項108に記載の方法。
【請求項120】
哺乳類がヒト幼児である、請求項108に記載の方法。
【請求項121】
哺乳類が未熟児であるかまたはRSV感染で入院するリスクのあるヒト幼児である、請求項108に記載の方法。
【請求項122】
抗体の少なくとも1つがSYNAGIS(登録商標)、AFFF、Pf12、P12f4、P11d4、A1e9、A12a6、A13c4、A17d4、A4B4、A8c7、1X-493L1FR、H3-3F4、M3H9、Y10H6、DG、AFFF(1)、6H8、L1-7E5、L2-15B10、A13a11、A1h5、A4B4(1)、A4B4L1FR-S28R、またはA4B4-F52Sである、請求項108に記載の方法。
【請求項123】
哺乳類のRSV感染に関連した1以上の症状を予防、治療または改善する方法であって、1以上のRSV抗原と免疫特異的に結合する1以上の抗体またはその断片の有効量の第1用量を前記哺乳類に投与することを含んでなり、ここで前記有効量は前記抗体または抗体断片のほぼ15mg/kg以下であり、前記第1用量の投与後少なくとも20日間かつその後の用量の投与前、有効血清力価を維持することを特徴とする前記方法。
【請求項124】
前記抗体または抗体断片が前記1以上のRSV抗原に対して少なくとも2 X 108 M-1のアフィニティを有する、請求項123に記載の方法。
【請求項125】
前記有効血清力価が前記抗体または抗体断片の少なくとも30μg/mlである、請求項123に記載の方法。
【請求項126】
前記有効血清力価が前記抗体または抗体断片の少なくとも2μg/mlである、請求項123に記載の方法。
【請求項127】
前記有効血清力価を少なくとも25日または少なくとも30日間維持する、請求項123に記載の方法。
【請求項128】
前記抗体または抗体断片を噴霧器または吸入器により投与する、請求項123に記載の方法。
【請求項129】
前記抗体または抗体断片を筋内、静脈内または皮下に投与する、請求項123に記載の方法。
【請求項130】
前記抗体または抗体断片が25日より長い前記ヒト被験者における半減期を有する、請求項123に記載の方法。
【請求項131】
抗体の少なくとも1つがヒトまたはヒト化モノクローナル抗体である、請求項123に記載の方法。
【請求項132】
哺乳類がヒト被験者、骨髄移植を受けたヒト被験者、高齢のヒト被験者、または嚢胞性線維症、気管支肺異形成、先天性心疾患、先天性免疫不全もしくは後天性免疫不全を患うヒト被験者である、請求項123に記載の方法。
【請求項133】
哺乳類がヒト幼児である、請求項123に記載の方法。
【請求項134】
哺乳類が未熟児であるかまたはRSV感染で入院するリスクのあるヒト幼児である、請求項123に記載の方法。
【請求項135】
抗体の少なくとも1つがSYNAGIS(登録商標)、AFFF、Pf12、P12f4、P11d4、A1e9、A12a6、A13c4、A17d4、A4B4、A8c7、1X-493L1FR、H3-3F4、M3H9、Y10H6、DG、AFFF(1)、6H8、L1-7E5、L2-15B10、A13a11、A1h5、A4B4(1)、A4B4L1FR-S28R、またはA4B4-F52Sである、請求項123に記載の方法。
【請求項136】
1以上のRSV抗原と免疫特異的に結合する1以上の抗体またはその断片を含んでなる徐放製剤。
【請求項137】
1以上のRSV抗原と免疫特異的に結合する1以上の抗体またはその断片を含んでなる、肺送達用に製剤した医薬組成物。
【請求項138】
抗体または抗体断片が前記1以上のRSV抗原に対して少なくとも2 X 108 M-1のアフィニティを有する、請求項136に記載の徐放製剤。
【請求項139】
抗体または抗体断片が前記1以上のRSV抗原に対して少なくとも2 X 108 M-1のアフィニティを有する、請求項137に記載の医薬組成物。
【請求項140】
抗体または抗体断片の少なくとも1つがSYNAGIS(登録商標)またはその抗原結合断片である、請求項136に記載の徐放製剤。
【請求項141】
抗体または抗体断片の少なくとも1つがSYNAGIS(登録商標)またはその抗原結合断片である、請求項137に記載の医薬組成物。
【請求項142】
前記抗体または抗体断片の少なくとも1つがヒトのまたはヒト化した抗体または抗体断片である、請求項136に記載の徐放製剤。
【請求項143】
前記抗体または抗体断片の少なくとも1つがヒトのまたはヒト化した抗体または抗体断片である、請求項137に記載の医薬組成物。
【請求項144】
前記抗体の少なくとも1つがSYNAGIS(登録商標)、AFFF、Pf12、P12f4、P11d4、A1e9、A12a6、A13c4、A17d4、A4B4、A8c7、1X-493L1FR、H3-3F4、M3H9、Y10H6、DG、AFFF(1)、6H8、L1-7E5、L2-15B10、A13a11、A1h5、A4B4(1)、A4B4L1FR-S28R、またはA4B4-F52Sである、請求項136に記載の徐放製剤。
【請求項145】
前記抗体の少なくとも1つがSYNAGIS(登録商標)、AFFF、Pf12、P12f4、P11d4、A1e9、A12a6、A13c4、A17d4、A4B4、A8c7、1X-493L1FR、H3-3F4、M3H9、Y10H6、DG、AFFF(1)、6H8、L1-7E5、L2-15B10、A13a11、A1h5、A4B4(1)、A4B4L1FR-S28R、またはA4B4-F52Sである、請求項137に記載の医薬組成物。
【請求項146】
前記抗体または抗体断片の少なくとも1つが増加したin vivo半減期を有する、請求項136に記載の徐放製剤。
【請求項147】
前記抗体または抗体断片の少なくとも1つが増加したin vivo半減期を有する、請求項137に記載の医薬組成物。
【請求項148】
哺乳類のRSV感染に関連した1以上の症状を予防、治療または改善する方法であって、請求項136に記載の徐放製剤の有効量を前記哺乳類に投与することを含んでなる前記方法。
【請求項149】
哺乳類のRSV感染に関連した1以上の症状を予防、治療または改善する方法であって、請求項137に記載の医薬組成物の有効量を前記哺乳類に投与することを含んでなる前記方法。
【請求項150】
徐放製剤を筋内、静脈内または皮下に投与する、請求項148に記載の方法。
【請求項151】
徐放製剤を噴霧器または吸入器により投与する、請求項148に記載の方法。
【請求項152】
医薬組成物を筋内、静脈内または皮下に投与する、請求項149に記載の方法。
【請求項153】
医薬組成物を噴霧器または吸入器により投与する、請求項149に記載の方法。
【請求項154】
哺乳類がヒト被験者である、請求項148に記載の方法。
【請求項155】
哺乳類がヒト被験者である、請求項149に記載の方法。
【請求項156】
ヒト被験者が骨髄移植を受けた、高齢である、または嚢胞性線維症、気管支肺異形成、先天性心疾患、先天性免疫不全もしくは後天性免疫不全を患う、請求項154に記載の方法。
【請求項157】
ヒト被験者が骨髄移植を受けた、高齢である、または嚢胞性線維症、気管支肺異形成、先天性心疾患、先天性免疫不全もしくは後天性免疫不全を患う、請求項155に記載の方法。
【請求項158】
哺乳類がヒト幼児である、請求項154に記載の方法。
【請求項159】
哺乳類が未熟児であるかまたはRSV感染で入院するリスクのあるヒト幼児である、請求項154に記載の方法。
【請求項160】
哺乳類がヒト幼児である、請求項155に記載の方法。
【請求項161】
哺乳類が未熟児であるかまたはRSV感染で入院するリスクのあるヒト幼児である、請求項155に記載の方法。
【請求項162】
哺乳類のRSV感染に関連した1以上の症状を予防、治療または改善する方法であって、徐放製剤中のSYNAGIS(登録商標)またはその抗原結合断片の有効量の第1用量を前記哺乳類に投与することを含んでなり、ここで前記有効用量はSYNAGIS(登録商標)またはその抗原結合断片のほぼ15mg/kg以下であり、前記第1用量の投与後少なくとも20日間かつその後の用量の投与前、少なくとも30μg/mlの有効血清力価を維持することを特徴とする前記方法。
【請求項163】
第1用量の投与後少なくとも25日または30日間かつその後の用量の投与前、前記有効血清力価を維持する、請求項162に記載の方法。
【請求項164】
SYNAGIS(登録商標)または抗原結合断片を噴霧器または吸入器により投与する、請求項162に記載の方法。
【請求項165】
SYNAGIS(登録商標)または抗原結合断片を筋内、静脈内または皮下に投与する、請求項162に記載の方法。
【請求項166】
SYNAGIS(登録商標)または抗原結合断片をRSVシーズン中に1、2、3、4または5回投与する、請求項162に記載の方法。
【請求項167】
哺乳類がヒト被験者、骨髄移植を受けたヒト被験者、高齢のヒト被験者、または嚢胞性線維症、気管支肺異形成、先天性心疾患、先天性免疫不全もしくは後天性免疫不全を患うヒト被験者である、請求項162に記載の方法。
【請求項168】
哺乳類がヒト幼児である、請求項162に記載の方法。
【請求項169】
哺乳類が未熟児であるかまたはRSV感染で入院するリスクのあるヒト幼児である、請求項162に記載の方法。
【請求項170】
哺乳類のRSV感染に関連した1以上の症状を予防、治療または改善する方法であって、1以上のRSV抗原と少なくとも2 X 108 M-1のアフィニティで免疫特異的に結合する1以上の抗体またはその断片の有効用量の徐放製剤中の第1用量を前記哺乳類に投与することを含んでなり、ここで前記有効用量は前記抗体または抗体断片のほぼ15mg/kg以下であり、第1用量の投与後少なくとも20日間かつその後の用量の投与前、30μg/ml未満の有効血清力価を維持することを特徴とする前記方法。
【請求項171】
前記有効血清力価が少なくとも2μg/mlである、請求項170に記載の方法。
【請求項172】
第1用量の投与後少なくとも25日または少なくとも30日間かつその後の用量の投与前、前記有効血清力価を維持する、請求項170に記載の方法。
【請求項173】
前記抗体または抗体断片を噴霧器または吸入器により投与する、請求項170に記載の方法。
【請求項174】
前記抗体または抗体断片を筋内、静脈内または皮下に投与する、請求項170に記載の方法。
【請求項175】
前記抗体または抗体断片をRSVシーズン中に1、2、3、4または5回投与する、請求項170に記載の方法。
【請求項176】
前記抗体または抗体断片が25日より長い前記ヒト被験者における半減期を有する、請求項170に記載の方法。
【請求項177】
抗体の少なくとも1つがヒトまたはヒト化モノクローナル抗体である、請求項170に記載の方法。
【請求項178】
哺乳類がヒト被験者、骨髄移植を受けたヒト被験者、高齢のヒト被験者、または嚢胞性線維症、気管支肺異形成、先天性心疾患、先天性免疫不全もしくは後天性免疫不全を患うヒト被験者である、請求項170に記載の方法。
【請求項179】
哺乳類がヒト幼児である、請求項170に記載の方法。
【請求項180】
哺乳類が未熟児であるかまたはRSV感染で入院するリスクのあるヒト幼児である、請求項170に記載の方法。
【請求項181】
抗体の少なくとも1つがAFFF、Pf12、P12f4、P11d4、A1e9、A12a6、A13c4、A17d4、A4B4、A8c7、1X-493L1FR、H3-3F4、M3H9、Y10H6、DG、AFFF(1)、6H8、L1-7E5、L2-15B10、A13a11、A1h5、A4B4(1)、A4B4L1FR-S28R、またはA4B4-F52Sである、請求項170に記載の方法。
【請求項182】
哺乳類のRSV感染に関連した1以上の症状を予防、治療または改善する方法であって、1以上のRSV抗原と免疫特異的に結合しかつ増加したin vivo半減期を有する1以上の抗体またはその断片の有効量の第1用量を前記哺乳類に投与することを含んでなり、ここで前記有効量は前記抗体または抗体断片のほぼ15mg/kg以下であることを特徴とする前記方法。
【請求項183】
前記抗体または抗体断片が1以上のRSV抗原と少なくとも2 X 108 M-1のアフィニティを有する、請求項182の方法。
【請求項184】
用量が5 mg/kg以下、または3 mg/kg以下、または1.5 mg/kg以下である、請求項182の方法。
【請求項185】
in vivo半減期の増加が21日から少なくとも25日または21日から少なくとも30日である、請求項182の方法。
【請求項186】
哺乳類のRSV感染に関連した1以上の症状を予防、治療または改善する方法であって、HL-SYNAGISまたはその抗原結合断片の有効量の用量を前記哺乳類に投与することを含んでなり、ここで前記有効用量はHL-SYNAGISまたはその抗原結合断片のほぼ15mg/kg以下であり、前記第1用量の投与後少なくとも30日かつその後の用量の投与前に少なくとも30μg/mlである有効血清力価を得る前記方法。
【請求項187】
前記抗体または抗体断片を噴霧器または吸入器により投与する、請求項186に記載の方法。
【請求項188】
前記抗体または抗体断片を筋内、静脈内または皮下に投与する、請求項186に記載の方法。
【請求項189】
哺乳類がヒト被験者、骨髄移植を受けたヒト被験者、高齢のヒト被験者、または嚢胞性線維症、気管支肺異形成、先天性心疾患、先天性免疫不全もしくは後天性免疫不全を患うヒト被験者である、請求項186に記載の方法。
【請求項190】
哺乳類がヒト幼児である、請求項186に記載の方法。
【請求項191】
哺乳類が未熟児であるかまたはRSV感染で入院するリスクのあるヒト幼児である、請求項186に記載の方法。
【請求項192】
哺乳類のRSV感染に関連した1以上の症状を予防、治療または改善する方法であって、1以上の抗体またはその断片の有効量の用量を前記哺乳類に投与することを含んでなり、ここで前記抗体またはその断片は1以上のRSV抗原と免疫特異的に結合しかつ増加したin vivo半減期を有し、前記有効量は前記抗体または抗体断片のほぼ15mg/kg以下であり、前記第1用量の投与後少なくとも30日かつその後の用量の投与前に30μg/ml未満の有効血清力価を得ることを含んでなる前記方法。
【請求項193】
前記抗体または抗体断片が1以上のRSV抗原に対して少なくとも2 X 108 M-1のアフィニティを有する、請求項192に記載の方法。
【請求項194】
有効血清力価が少なくとも25μg/ml、少なくとも40μg/ml、または少なくとも50μg/mlである、請求項192に記載の方法。
【請求項195】
有効血清力価が前記第1用量の投与後少なくとも35日かつその後の用量の投与前に少なくとも30μg/mlである、請求項192に記載の方法。
【請求項196】
有効血清力価が前記第1用量の投与後少なくとも35日かつその後の用量の投与前に少なくとも2μg/mlである、請求項170に記載の方法。、請求項192に記載の方法。
【請求項197】
HL-SYNAGISまたはその抗原結合断片を徐放製剤の形に製剤する、請求項186に記載の方法。
【請求項198】
前記抗体またはその断片を徐放製剤の形に製剤する、請求項192に記載の方法。
【請求項199】
前記抗体またはその断片を噴霧器または吸入器により投与する、請求項192に記載の方法。
【請求項200】
前記抗体またはその断片を筋内、静脈内または皮下に投与する、請求項192に記載の方法。
【請求項201】
HY-SYNAGISまたはその抗原結合断片が25日より長い前記哺乳類被験体における半減期を有する、請求項186に記載の方法。
【請求項202】
前記抗体またはその断片が25日より長い前記哺乳類被験体における半減期を有する、請求項192に記載の方法。
【請求項203】
抗体の少なくとも1つがヒトまたはヒト化モノクローナル抗体である、請求項192に記載の方法。
【請求項204】
哺乳類がヒト被験者、骨髄移植を受けたヒト被験者、高齢のヒト被験者、または嚢胞性線維症、気管支肺異形成、先天性心疾患、先天性免疫不全もしくは後天性免疫不全を患うヒト被験者である、請求項192に記載の方法。
【請求項205】
哺乳類がヒト幼児である、請求項192に記載の方法。
【請求項206】
哺乳類が未熟児であるかまたはRSV感染で入院するリスクのあるヒト幼児である、請求項192に記載の方法。
【請求項207】
前記抗体の少なくとも1つが配列番号1、配列番号10、配列番号18のアミノ酸配列を有するVH CDR1、配列番号2、配列番号19、配列番号25、配列番号37、配列番号41、配列番号45、配列番号82、配列番号86、配列番号91、配列番号93、配列番号100、配列番号103、配列番号105、配列番号109、配列番号111、または配列番号114のアミノ酸配列を有するVH CDR2、配列番号3、配列番号12、配列番号20、配列番号29、配列番号79、配列番号83、配列番号94または配列番号97のアミノ酸配列を有するVH CDR3、配列番号4、配列番号14、配列番号22、配列番号31、配列番号39もしくは配列番号47、配列番号80、配列番号84、配列番号87、配列番号89、配列番号92、配列番号95、配列番号98、配列番号101、配列番号104、配列番号107、配列番号110、配列番号112、配列番号115、配列番号117、配列番号119、配列番号120、配列番号122、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号136、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152、配列番号153、配列番号155、配列番号157、配列番号159、配列番号161、配列番号163、配列番号166、配列番号168、配列番号169、配列番号171、配列番号173、配列番号175、配列番号177、配列番号179、配列番号180、配列番号181、配列番号182、配列番号183、配列番号184、配列番号185、配列番号186、配列番号187、配列番号188、配列番号189、配列番号190、配列番号191、配列番号192、配列番号193、配列番号194、配列番号195、配列番号196、配列番号197、配列番号198、配列番号199、配列番号200、配列番号201、配列番号202、配列番号203、配列番号204、配列番号205、配列番号206、または配列番号207のアミノ酸配列を有するVL CDR1、配列番号5、配列番号15、配列番号23、配列番号27、配列番号32、配列番号35、配列番号43、配列番号50、配列番号53、配列番号57、配列番号59、配列番号63、配列番号66、配列番号69、配列番号73、配列番号75、配列番号77、配列番号81、配列番号85、配列番号88、配列番号90、配列番号96、配列番号99、配列番号102、配列番号105、配列番号108、配列番号113、配列番号116、配列番号118、配列番号121、配列番号123、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151、配列番号154、配列番号156、配列番号158、配列番号160、配列番号162、配列番号164、配列番号165、配列番号167、配列番号170、配列番号172、配列番号174、配列番号176、または配列番号178のアミノ酸配列を有するVL CDR2、または配列番号6、配列番号16、または配列番号61のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる請求項192に記載の方法。
【請求項208】
哺乳類のRSV感染に関連した1以上の症状を予防、治療または改善する方法であって、1以上のRSV抗原と免疫特異的に結合する1以上の抗体またはその断片を含有する組成物の有効用量の第1用量を前記哺乳類の肺に投与することを含んでなり、ここで前記有効用量によって前記第1用量の投与後少なくとも20日かつその後の用量の投与前に肺タンパク質の少なくとも20ng/mgの有効濃度を得ることを含んでなる前記方法。
【請求項209】
前記抗体または抗体断片が1以上のRSV抗原に対して少なくとも2 X 108 M-1のアフィニティを有する、請求項208に記載の方法。
【請求項210】
前記抗体またはその断片が30日より長いin vivo半減期を有する、請求項208に記載の方法。
【請求項211】
前記抗体または抗体断片を噴霧器または吸入器により投与する、請求項208に記載の方法。
【請求項212】
前記抗体または抗体断片を筋内、静脈内または皮下に投与する、請求項208に記載の方法。
【請求項213】
前記抗体の少なくとも1つがヒトまたはヒト化モノクローナル抗体である、請求項208に記載の方法。
【請求項214】
哺乳類がヒト被験者、骨髄移植を受けたヒト被験者、高齢のヒト被験者、または嚢胞性線維症、気管支肺異形成、先天性心疾患、先天性免疫不全もしくは後天性免疫不全を患うヒト被験者である、請求項208に記載の方法。
【請求項215】
哺乳類がヒト幼児である、請求項208に記載の方法。
【請求項216】
哺乳類が未熟児であるかまたはRSV感染で入院するリスクのあるヒト幼児である、請求項208に記載の方法。
【請求項217】
抗体の少なくとも1つがAFFF、Pf12、P12f4、P11d4、A1e9、A12a6、A13c4、A17d4、A4B4、A8c7、1X-493L1FR、H3-3F4、M3H9、Y10H6、DG、AFFF(1)、6H8、L1-7E5、L2-15B10、A13a11、A1h5、A4B4(1)、A4B4L1FR-S28R、またはA4B4-F52Sである、請求項208に記載の方法。
【請求項218】
哺乳類のRSV感染に関連した1以上の症状を予防、治療または改善する方法であって、SYNAGIS(登録商標)またはその断片を含有する組成物の有効量の第1用量を前記哺乳類の肺に投与することを含んでなり、ここで前記有効用量によって前記第1用量の投与後少なくとも20日かつその後の用量の投与前に肺タンパク質の少なくとも20ng/mgの有効濃度を得ることを特徴とする前記方法。
【請求項219】
SYNAGIS(登録商標)またはその抗原結合断片を噴霧器または吸入器により投与する、請求項218に記載の方法。
【請求項220】
SYNAGIS(登録商標)またはその抗原結合断片を筋内、静脈内または皮下に投与する、請求項218に記載の方法。
【請求項221】
哺乳類がヒト被験者、骨髄移植を受けたヒト被験者、高齢のヒト被験者、または嚢胞性線維症、気管支肺異形成、先天性心疾患、先天性免疫不全もしくは後天性免疫不全を患うヒト被験者である、請求項218に記載の方法。
【請求項222】
哺乳類がヒト幼児である、請求項218に記載の方法。
【請求項223】
哺乳類が未熟児であるかまたはRSV感染で入院するリスクのあるヒト幼児である、請求項218に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−50436(P2012−50436A)
【公開日】平成24年3月15日(2012.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−190696(P2011−190696)
【出願日】平成23年9月1日(2011.9.1)
【分割の表示】特願2008−138175(P2008−138175)の分割
【原出願日】平成13年11月28日(2001.11.28)
【出願人】(504333972)メディミューン,エルエルシー (108)
【Fターム(参考)】