説明

事業者用写真アルバムプログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体並びに写真アルバム作成方法

【課題】店舗等でユーザ自身が簡単かつ省力操作で写真アルバムを簡便に注文できる写真アルバム作成プログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供する。
【解決手段】コンピュータ10を、記録媒体に記録された複数の写真データを読み込む写真読込手段20、ユーザが写真データを選択するための写真選択手段22、ユーザが写真アルバムのページ数を入力するためのページ数入力手段24、選択された写真データのコマ数とページ数とを要素として所定の判定ルールに基づき自動的に過不足なく写真データをページ配分して写真アルバムデータを作成するとともに、料金を算出する制御手段26、写真アルバムデータと料金とを表示する表示手段28、写真アルバムデータをアルバム印刷部に出力する出力手段30、として機能させるための事業者用写真アルバム作成プログラムから構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば事業者が写真プリントサービスを行う店舗等で、ユーザ自身が操作してアルバム構成を行って写真アルバムの作成を依頼するのに用いられる事業者用写真アルバム作成プログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体並びに写真アルバム作成方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年ではデジタルカメラが普及してきており、ユーザの注文に応じて写真プリントサービスを行う店舗ではコンピュータを用いて、デジタルカメラで撮影した複数の写真データを画面に表示し、ユーザ自身が画面を見ながら写真を選択して、該選択した写真のみを事業者に印刷依頼するようなシステムが利用されている。そして、ユーザは印刷された写真を店舗から受け取った後、別途にユーザ自身が手作業でアルバムに収容、整理して写真アルバムを編集する場合が多い。
【0003】
一方、例えば、デジタルカメラ等で撮影した写真データを電子アルバムとして作成するアルバム作成ソフトが知られている。例えば、特許文献1には、撮影によって得られた画像情報と当該画像情報により示される被写体像に関するコメント情報を含む電子化画像ファイルが予め記憶された記憶手段と、前記電子化画像ファイルに含まれる画像情報により示される被写体像が電子的に貼り付けられる電子アルバムの編集用画面を表示する表示手段と、前記編集用画面に前記被写体像を表示すると共に、当該被写体像を示す前記画像情報と共に前記電子化画像ファイルに含まれている前記コメント情報を当該被写体像とは異なる位置で、かつ当該被写体像の近傍に表示するように前記表示手段を制御する制御手段と、を備えているアルバム作成支援プログラム等が提案されている。この特許文献1のプログラムでは、電子アルバムの作成時におけるコメント情報の入力の手間を省くことができるものであった。
【0004】
【特許文献1】特開2007−102703号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ユーザ自身が印刷された写真を多数のアルバムに収容する際には、手作業で写真を1枚ずつアルバムの各ページに収めて編集していく必要があることから、煩雑で手間がかかり、時間もかかるという問題があった。また、旅行や冠婚葬祭、行事等の種別ごとにアルバムを整理したい場合など、1冊のアルバムに収まらなかったり、逆にアルバムに空白の無駄なページが残ったりして効率的に利用できない場合があった。また、特許文献1のような電子アルバムでは、写真データを1コマずつ選択して電子的に貼り付けて編集する作業が必要であることから、前記同様に煩雑で手間がかかり、時間もかかるという問題があった。
【0006】
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、例えば店舗等においてユーザが簡単かつ省力操作だけで写真アルバムの作成を簡便に依頼できる写真アルバム作成プログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体並びに写真アルバム作成方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明は、コンピュータ10を、記録媒体に記録された複数の写真データを読み込む写真読込手段20、ユーザが写真データを選択するための写真選択手段22、ユーザが写真アルバムの作成ページ数を入力するためのページ数入力手段24、選択された写真データのコマ数Cとページ数Nとを要素として所定の判定ルールに基づき自動的に過不足なく写真データをページ配分して写真アルバムデータを作成するとともに、ページ数に対応した料金を算出する制御手段26、写真アルバムデータと料金とを表示する表示手段28、写真アルバムデータをアルバム印刷部に出力する出力手段30、として機能させるための事業者用写真アルバム作成プログラムから構成される。写真読込手段20は、例えば、CD、DVD、SDカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリーカード、USBフラッシュメモリ、ハードディスク等その他任意の外部記録媒体、内部記録媒体等から写真データを読み込むような任意の装置やインターフェースでよい。また、写真選択手段22は、例えば、チェックボックスのチェックや、ドラッグアンドドロップ、色の反転表示等により選択する構成等、その他任意の選択方法でもよい。また、ページ数入力手段24は、ユーザが任意の数値を入力する方法や、予め設定されたページ数の中から選択する方法等、その他任意でもよい。制御手段26により写真データを各ページに配置する順番は、例えば、ファイル名順、撮影順、選択した順等、データサイズ順、その他任意の順番でもよく、ランダムに配置するようにしてもよい。また、例えば、選択した写真データのコマ数Cが入力したページ数Nより少ない場合にはエラー表示を出すようにしてもよい。また、写真選択手段22やページ数入力手段24は、例えば、選択する上限値、下限値を規定していてもよい。
【0008】
また、コンピュータ10をさらに、ユーザが写真アルバムのサイズを選択するためのサイズ選択手段44として機能させ、制御手段26は、選択されたサイズに対応して写真アルバムデータを作成するとともに、料金を計算することとしてもよい。例えば、B4、A4、B5、A5、B6、A6等の規格サイズ、任意の大きさの正方形、縦長又は横長の長方形等、その他任意の大きさに対応して選択できるようにしてもよい。
【0009】
また、コンピュータ10をさらに、ユーザが複数の判定ルールのうちいずれか1つを選択するルール選択手段48、として機能させ、制御手段26は、選択された判定ルールに基づいて写真配置構成を判定して写真アルバムデータを作成することとしてもよい。
【0010】
さらに本発明は、上記記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体から構成される。
【0011】
さらに本発明は、プログラムされた店舗設置型のコンピュータによって複数の写真データから写真アルバムを作成する方法であって、記録媒体に記録された複数の写真データを読み込むステップS10と、ユーザが写真データを選択するステップS14と、ユーザが写真アルバムの作成ページ数を入力するステップS18と、写真データのコマ数とページ数とを要素として所定の判定ルールに基き自動的に過不足なく写真データをページ配分して写真アルバムデータを作成するとともに、ページ数に対応した料金を算出するステップS24と、写真アルバムデータと料金とを表示するステップS26と、写真アルバムデータをアルバム印刷部に出力するステップ32と、を含む写真アルバム作成方法から構成される。
【発明の効果】
【0012】
本発明の事業者用写真アルバム作成プログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体によれば、コンピュータを、記録媒体に記録された複数の写真データを読み込む写真読込手段、ユーザが写真データを選択するための写真選択手段、ユーザが写真アルバムの作成ページ数を入力するためのページ数入力手段、選択された写真データのコマ数とページ数とを要素として所定の判定ルールに基づき自動的に過不足なく写真データをページ配分して写真アルバムデータを作成するとともに、ページ数に対応した料金を算出する制御手段、写真アルバムデータと料金とを表示する表示手段、写真アルバムデータをアルバム印刷部に出力する出力手段、として機能させることにより、例えば写真プリントサービス店舗等においてコンピュータを利用して、ユーザが写真選択やページ数入力等の手軽な操作だけでユーザの好みや意思等が良好に反映された写真アルバムを極めて簡便に作成できる。特に、制御手段により自動的に過不足無くページ配分するのでアルバムにしたい写真データがアルバムに貼り付けられずに残ったり、逆に写真データが貼り付けられない空白のページが出たりする不具合を生じることなく、複数の写真のページ配分や位置調整等のコマ割りやレイアウト編集にかかる労力、時間を大幅に低減できる。同時に、ユーザは写真アルバム作成料金も操作中に即座に把握できるので使い勝手が良い。
【0013】
また、コンピュータをさらに、ユーザが写真アルバムのサイズを選択するためのサイズ選択手段として機能させ、制御手段は、選択されたサイズに対応して写真アルバムデータを作成するとともに、料金を計算する構成とすることにより、サイズ選択部を介して作成するアルバムのサイズを簡単に選択してユーザの好みに応じたサイズの写真アルバムを手軽に作成できる。
【0014】
また、コンピュータをさらに、ユーザが複数の判定ルールのうちいずれか1つを選択するルール選択手段、として機能させ、制御手段は、選択された判定ルールに基づいて写真配置構成を判定して写真アルバムデータを作成する構成とすることにより、ルール選択部を介して作成するアルバムの写真の配置を選択できるので、作成される写真アルバムが単調なものとなりにくく、ユーザの選択肢を広げて好みに応じた写真アルバムを手軽に作成できる。
【0015】
さらに本発明の写真アルバム作成方法によれば、プログラムされた店舗設置型のコンピュータによって複数の写真データから写真アルバムを作成する方法であって、記録媒体に記録された複数の写真データを読み込むステップと、ユーザが写真データを選択するステップと、ユーザが写真アルバムの作成ページ数を入力するステップと、写真データのコマ数とページ数とを要素として所定の判定ルールに基き自動的に過不足なく写真データをページ配分して写真アルバムデータを作成するとともに、ページ数に対応した料金を算出するステップと、写真アルバムデータと料金とを表示するステップと、写真アルバムデータをアルバム印刷部に出力するステップと、を含むことから、例えば写真プリントサービス店舗等においてコンピュータを利用して、ユーザが写真選択やページ数入力等の手軽な操作だけでユーザの好みや意思等が良好に反映された写真アルバムを極めて簡便に作成できる。特に、制御手段により自動的に過不足無くページ配分するのでアルバムにしたい写真データがアルバムに貼り付けられずに残ったり、逆に写真データが貼り付けられない空白のページが出たりする不具合を生じることなく、複数の写真のページ配分や位置調整等のコマ割りやレイアウト編集にかかる労力、時間を大幅に低減できる。同時に、ユーザは写真アルバム作成料金も操作中に即座に把握できるので使い勝手が良い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下添付図面を参照しつつ本発明の事業者用写真アルバム作成プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体並びに写真アルバム作成方法の一実施形態について説明する。本発明に係る事業者用写真アルバム作成プログラムは、例えば写真プリントサービス店舗等でユーザが店舗(事業者)に写真アルバムの作成を依頼(注文)する際に適用されるものであり、店舗設置型のコンピュータを利用して、写真データを記録した記録媒体から該写真データを読取り、ユーザ自身が該コンピュータを操作して簡便に写真アルバムデータを作成し、該写真アルバムデータに基づいて印刷を行って写真アルバムの作成を行えるものである。本実施形態において、事業者用写真アルバム作成プログラムは、コンピュータを、写真読込手段、ユーザが写真を選択する写真選択手段、ユーザがページ数を入力するページ数入力手段、写真アルバムデータを作成するとともに料金を計算する制御手段、表示手段、出力手段、として機能させる。すなわち、本実施形態に係るプログラムが実行されるコンピュータ10は、図1に示すように、写真読込手段としての写真読込部20と、写真選択手段としての写真選択部22と、ページ数入力手段としてのページ数入力部24と、制御手段としての制御部26と、表示手段としての表示部28と、出力手段としての出力部30と、を備えた写真アルバム作成装置または作成システムとして機能する。
【0017】
プログラムが実行されるコンピュータ10は、例えば、図2に示すように、プログラムによって種々のデータの処理、計算、制御等を行うCPU(Central Processing Unit、中央処理装置)102と、CPUに直接アクセスされる主記憶装置としてのRAM(Random Access Memory)104と、プログラムや各種データ等を記憶する補助記憶装置としてのハードディスクドライブ106と、マウス等のポインティングディバイスやキーボード等からなる入力操作装置108と、操作画面等を表示するディスプレイ等からなる表示装置110と、ユーザ等が撮影した複数の写真データが記憶されているCD、DVD或いはコンパクトフラッシュ(登録商標)、SDカード等のメモリーカード又はUSB(Universal serial bus)フラッシュメモリ等の外部記録媒体から該写真データを読み込む外部読取装置112と、を有し、バスを介して接続されている。コンピュータ10は、例えば、通常のパーソナルコンピュータやワークステーション等で構成される。さらに、コンピュータ10には、本実施形態に係るプログラムで作成される写真アルバムデータを受けて、該写真アルバムデータに基づいてアルバム用紙に写真データ等を印刷するプリンタ120等からなるアルバム印刷装置がインターフェース等を介して接続されている。
【0018】
図1に示すように、写真読込部20は外部読取装置112により実現されており、表示部28は表示装置110により実現されている。コンピュータ10は入力操作装置108により各操作やデータを入力するための入力操作部32としてさらに機能する。RAM104やハードディスクドライブ106は、プログラムや各種データを記憶する記憶領域を有している記憶手段であり、後述の写真記憶部34、レイアウトデータベース36、料金表記憶部38、アルバムデータ記憶部40等を含む記憶部33を実現する。プログラムを実行するCPUに従って入力操作部32と表示部28等とを協働させて後述の写真選択部22、ページ数入力部24、サイズ選択部44、テーマ選択部46、ルール選択部48等を含む作成条件設定部42を実現している。
【0019】
本実施形態では写真読込部20を介して読み込まれた全ての写真データは写真記憶部34に記憶される。写真記憶部34には、少なくとも写真画像と当該ファイル名とを関連付けして記憶している。なお、各写真データに関連付けして画像の大きさ、撮影日時、撮影場所等を含む撮影情報等の情報を記憶してもよい。例えば、写真記憶部34は、写真アルバム作成作業が終わった後には、制御部等からの命令により自動的に全ての写真データを消去するように設定されているとよい。
【0020】
レイアウトデータベース36には、アルバムの各ページを構成するための多数のページレイアウトデータが予め記憶されている。ページレイアウトデータには、例えば、各サイズの用紙データや、各サイズの用紙データごとに写真データを配置させるコマ数、配置位置、写真画像サイズ、写真画像の傾き度(回転角度)等を含むレイアウト(コマの割付)を設定したテンプレートとして設定されている。例えば、用紙データはB4、A4、B5、A5、B6、A6等のアルバムサイズに対応してそれぞれ記憶されている。例えば、図3に示すように、1ページに同じコマ数を配置するページレイアウトでもコマの割付けパターンが異なったものが複数記憶されている。具体的には、例えば、1ページに1コマの写真データを貼り付けるページレイアウトでは、写真データの画像が縦向きとなるパターン、横向きとなるパターン、右上がり又は左上がりに傾けたパターン、或いは画像サイズを大小異ならせたパターン等、複数の異なるパターンが用意されている。同様に、1ページに複数コマの写真データを配置するページレイアウトでも、複数の写真データの配置位置が縦並びとなるパターンや横並びとなるパターンその他任意の並び方となるパターン等、複数の異なるパターンが用意されている。さらに、レイアウトデータベース36には、用紙データに貼り付けられる種々の背景データや、写真画像の周囲を囲む種々の枠データも記憶されている。これらの背景データや枠データは、例えば、結婚式、運動会、祭事、クリスマスその他イベントや季節行事等に適したシーズン・イベント、又はチェック、花柄その他模様等を適用するポップ・モダン、或いは単色表示や模様等の飾りの少ないシンプル・スタンダート等のテーマごとに分類分けされて記憶されている。
【0021】
料金表記憶部38には、制御部26でアルバム作成料金を計算する際に参照される料金表が記憶されている。例えば、作成する写真アルバムの各サイズに対応して作成基本料金や1ページ当たりの単価等が記憶されている。
【0022】
アルバムデータ記憶部40は、制御部26で作成された写真アルバムデータや計算された作成料金データを記憶する領域を確保している。アルバムデータ記憶部40に記憶された写真アルバムデータは出力部30を介してアルバム作成部120へ出力される。
【0023】
写真選択部22は、写真読込部20を介して読み込まれて写真記憶部34に記憶された複数の写真データから、ユーザがアルバム作成に必要な写真を選択するための写真選択手段である。写真選択部22は、例えば、表示部28の画面上に、読み込んだ写真データの画像一覧を表示させるとともに、各写真データに隣接してチェックボックスを表示させておき、ユーザがマウス等の入力操作部32を操作して画面上で該チェックボックスをチェックすることで写真データを選択できる。選択された写真データは制御部26に渡される。なお、写真選択部22は、例えば、自動的に全ての写真を選択するように設定されていてもよい。また、写真選択部22は、例えば、全ての写真の選択するアイコン又はボタン等や、全ての写真の選択を解除するアイコン等を表示するようにしてもよい。
【0024】
ページ数入力部24は、ユーザが写真アルバムの作成ページ数を入力するためのページ数入力手段である。ページ数入力部24は、例えば、表示部28の画面上にページ数を入力する窓を表示させておき、画面に表示させた数字をマウスで選択することで数字を入力するソフトキーボードや、キーボードから数字を入力したり、またはマウスでページ数を増減指示したりすることにより入力することができる。入力されたページ数データは制御部26に渡される。なお、ページ数は予めデフォルト値を設定しておいてもよい。
【0025】
サイズ選択部44は、ユーザが写真アルバムのサイズを選択するためのサイズ選択手段である。サイズ選択部44は、例えば、表示部28の画面上にB4、A4、B5、A5、B6、A6等に対応したアイコンやボタンを表示させておき、ユーザがマウス等の入力操作部32を操作して所望サイズのアイコン等を選択することで選択することができる。選択されたサイズデータは制御部26に渡される。
【0026】
テーマ選択部46は、レイアウトデータベース等に記録されている予め定められた複数のテーマからユーザがいずれか1つを選択するためのテーマ選択手段である。テーマ選択部46は、例えば、表示部28の画面にシーズン・イベント、ポップ・モダン、シンプル・スタンダード等のテーマごとに対応したアイコンやボタンを表示させておき、ユーザがマウス等の入力操作部32を操作して所望テーマのアイコン等を選択することで選択される。さらに、選択したテーマの中から個別分類された個別テーマ(例えばシーズン・イベントのテーマの中から結婚式、運動会、祭事等)を選択できるようになっており、各個別テーマごとに対応したアイコンやボタンを表示させておき、ユーザがマウス等の入力操作部32を操作して所望テーマのアイコン等を選択することで個別テーマが選択される。選択されたテーマは制御部26に渡される。
【0027】
ルール選択部48は、制御部26における写真データのページ配分を規定している複数の判定ルールの中から、ユーザがいずれか1つの判定ルールを選択するためのルール選択手段である。ルール選択部48は、例えば、表示部28の画面上に後述のようなA〜Cパターンのルールに対応したアイコンを表示させておき、ユーザがマウス等の入力操作部32を操作して所望のルールのアイコンを選択することで選択することができる。選択された判定ルールは制御部26に渡される。
【0028】
制御部26は、少なくともユーザが写真選択部22を介して選択した写真データのコマ数Cとページ数入力部24を介して指定したページ数Nとを要素として所定の判定ルールに基づき自動的に過不足なく写真データをページ配分して写真アルバムデータを作成するとともに、ページ数に対応して料金を算出する制御手段である。本実施形態では、制御部26は、写真アルバムデータを作成する配置構成判定部50と、料金を計算する料金計算部52と、を有しており、上記の写真選択部22、ページ数入力部24、サイズ選択部44、テーマ選択部46、ルール選択部48、からそれぞれデータを受け取って該アルバムデータ作成処理や料金計算処理等を行う。配置構成判定部50は、選択された写真データを受け取って選択されたコマ数(選択コマ数)Cをカウントし、該選択コマ数Cとページ数Nを要素として、後述する判定ルールに基づき複数の写真データを過不足なくページ配分する。すなわち、配置構成判定部50は、所定の判定ルールに基づき自動的に写真データのページ配分を行う判定手段又は割り振り手段であり、選択された写真データの中でページに配置されない写真データが残ったり、逆に写真データが配置されない空白ページが出たりしないように、1〜Nページ目までの各ページに何コマ数の写真データを配置させるかを自動的に割り振り判定処理する。配置構成判定部50は、写真データのページ配分を判定処理して各ページに配置するコマ数を決定した後、ページごとにレイアウトデータベースを参照して対応するコマ数のページレイアウトを読込み、該ページレイアウトに対応して写真データを所定の順番でページに配置して、写真アルバムデータを作成し、アルバムデータ記憶部40及び表示部28に該データを出力する。例えば、配置構成判定部50は、例えば、1ページ目には1コマ、2ページ目には2コマ...Nページ目にはm(mは正の整数)コマの写真データを配置するページ配分で判定処理した場合には、1ページ目にはレイアウトデータベースから「1ページに写真データが1コマ配置されるページレイアウト」のなかから読込み、2ページ目には「1ページに写真データが2コマ配置されるページレイアウト」のなかから読込み...Nページ目には「1ページに写真データがmコマ配置されるページレイアウト」のなかから読込みを行う。そして、配置構成判定部50は、読み込まれた各ページレイアウトに対応して写真データの画像の位置、サイズ、傾き度等を調整しながら、例えば、写真データのファイル名順の順番に配置していく。さらに、テーマ選択部46により選択されたテーマにしたがって、背景データ及び枠データが読み出され、各ページのページレイアウトに応じて張り付けて、写真アルバムデータを作成する。なお、例えばユーザを区別するために作成された写真アルバムデータにIDデータや受付番号、オーダ番号等を関連付けしてアルバムデータ記憶部40、表示部28に出力するようにしてもよい。料金計算部52は、選択されたサイズや入力されたページ数の各データに基づいて、料金表記憶部38の料金表を参照して料金を計算し、アルバムデータ記憶部40及び表示部28に料金データを出力する。
【0029】
写真配置判定部50において適用される判定ルールは、ユーザが選択したコマ数Cの写真データを過不足なくNページに配分するように設定される。本実施形態では、判定ルールは、例えば、配分パターンが異なるA〜Cの3パターン用意されており、ルール選択部48を介して選択されたいずれか1つのパターンの判定ルールが適用される。さらに、判定ルールは、1ページ当たりに配置する最大コマ数MaxCを規定している。例えば、1ページ当たりの最大コマ数MaxCは、用紙の大きさに対応して設定され、B4サイズの場合には最大8コマ、A4サイズの場合には最大6コマ、B5、A5サイズの場合には最大4コマ、B6、A6の場合には最大2コマ等に設定される。また、本実施形態では、判定ルールは、コマ数をページ数で割った数値を利用している。
【0030】
本実施形態では、Aパターンの判定ルールでは、ユーザが選択した写真データのコマ数Cをページ数Nで割った商Qと余りRを演算し(Q,Rは整数)、これらの数値を利用する。この判定ルールでは1〜(N−R)ページ目にはそれぞれ1ページ当たりQコマの写真データを配置し、(N−R+1)〜Nページ目にはそれぞれ1ページ当たり(Q+1)コマの写真データを配置する。例えば、このAパターンのルールを適用してユーザが選択した50コマの写真データを20ページに配分する場合には、50÷20=2余り10となるから、1〜10ページまでは1ページ当たり2コマ、11〜20ページ目までは1ページ当たり3コマというように過不足なく配分する。すなわち、このAパターンのルールでは、各ページどうしで配置される写真データのコマ数の差の最大が1コマ以下となるように略均等に割り付ける。なお、ページ数Nのうち、Rページには1ページ当たり(Q+1)コマの写真データを配置し、残りの(N−R)ページにはQコマの写真データを配置するようにしてもよい。また、Bパターンの判定ルールでは、1ページ当たりに配置する写真データのコマ数を各ページごとにランダムに変化させながら決定しつつ、過不足なく配分するように規定される。このBパターンのルールでは、乱数発生プログラムにより生成される1〜最大コマ数MaxC以下の乱数値(整数)により1ページ目から順番に1ページ当たりのコマ数を決定していく。この際、過不足なくページ配分を行うために、例えば、残りの写真データのコマ数Crと残りのページ数Nrとの間に、1≦Cr/Nr≦MaxCの条件を満たすように規定するとよい。Cr/Nr<1となるとアルバムに空白のページが発生し、Cr/Nr>MaxCとなると写真データが残る。このBパターンのルールを適用してユーザが選択した50コマの写真データを20ページに配分する場合には、例えば、1ページ目には1コマ、2ページ目には3コマ、3ページ目には2コマ、4ページ目には1コマ、5ページ目には4コマ...というようにランダムでかつ50コマの写真データが20ページに過不足なく配分する。なお、例えば、乱数値の生成は、例えば、1〜MaxCの範囲の整数値を同確率で発生させるようにしてもよく、選択コマ数をページ数で割ったC/Nの値をピークにした一次関数的な確率で発生するようにしてもよく、その他任意の乱数発生方法でもよい。また、例えば次式(1)をベースにした演算を行って1〜MaxCの範囲の整数値をランダムに発生するようにしてもよい。なお、RND(n1,n2)はn1〜n2の範囲の整数の乱数値を発生する関数であり、fn(n1,n2)はn1とn2が等しい時に1、それ以外は0となる関数である。
【数1】

【0031】
また、Cパターンの判定ルールでは、例えば、1ページ目からユーザが指定するpページまではそれぞれ1ページ当たりに配置させる写真データを1コマとし、(p+1)〜Nページ目はそれぞれ、Bパターンと同じく1ページ当たりに配置する写真データのコマ数をランダムに決定しつつ、過不足なく配分するように規定される。また、このCパターンのルールでは上記Bパターンの数式(1)に替えて次式(2)をベースにした演算を行って1〜MaxCの範囲の整数値をランダムに発生するようにしてもよい。
【数2】

【0032】
なお、判定ルールはアルバムの1ページ目が表紙となるように、該アルバムの1ページ目には必ず1コマの写真データが配置されるように規定してもよい。また、判定ルールは、上記のA〜Cパターンに限らずその他任意のルールでもよい。例えば、1〜Nページの1ページ当たりのコマ数が{1,1,1...2,2,2...3,3,3...4,4,4...}と後半のページになるにつれて1ページ当たりの写真データのコマ数が増加するように規定してもよい。また、逆に前半のページの方が1ページ当たりのコマ数が多く、後半のページになるにつれて次第に減少していくように設定してもよい。また、上記B、Cパターンのルールのように1ページ当たりのコマ数がランダムに変化する場合に、後半のページになるにつれて乱数値の発生最大値を次第に増加又は減少させるように規定してもよい。また、例えば、1ページ目(又はNページ目)から順番にというように1ページごとにそれぞれ配置させる写真データのコマ数を決定していく際には、残りの写真データのコマ数Crと残りのページ数Nrとの間に、1≦Cr/Nr≦MaxCの条件を満たすように規定するとよい。
【0033】
本実施形態では、制御部26はさらに、読み込まれた写真データの状態をチェックする写真状態チェック部54を含む。写真状態チェック部54は、例えば、写真データの画素数やデータ容量等を読み取り、プログラム等で設定された所定の規定値と比較して該規定値よりも小さい写真データについては警告表示を表示部に出力する。例えば、写真データの画素数等が小さいと、印刷プリンタによりアルバム用紙に写真を印刷した際に仕上がりが粗くなる(劣悪な表示となる)おそれがあるから、この写真データチェック部54により予めユーザに警告することで、例えばサイズが小さい写真に替えて別の写真画像を選択したり、選択から除外したり、又は写真を小さいサイズで配置させるようなレイアウトに変更したりして、アルバム作成の失敗を少なくすることができる。なお、例えば、写真データチェック部54のチェック結果を利用して配置構成判定部50でレイアウトデータベース36を参照して適度なページレイアウトが選択されるようにしてもよい。
【0034】
さらに、本実施形態に係るプログラムが実行されるコンピュータ10は、上記制御部26により自動的に写真データをページ配分して作成した写真アルバムデータを、必要に応じてユーザが手動で編集できる手動編集部56としても機能する。手動編集部56は、例えば、表示部28の画面上に作成された写真アルバムデータをページごとにめくり表示できるようにしておき、マウス等の入力操作部を操作して夫々編集できるようになっている。手動編集部56は、例えば、アルバムデータの各ページのレイアウトをレイアウトデータベース36を参照して変更するレイアウト変更部58と、選択した写真データを写真記憶部34を参照して変更する写真変更部60と、各ページの背景データをレイアウトデータベース36を参照して変更する背景変更部62と、各写真を囲む枠データをレイアウトデータベース36を参照して変更する枠変更部64と、写真画像の明暗の調整やレイアウト内での印刷範囲の拡大縮小を編集する写真編集部66と、各ページの指定した場所にキーボード等の入力操作部32を介して任意のコメントを入力して配置できるコメント編集部68と、を含む。手動編集部56は、例えば、画面上に各変更部や編集部に対応したアイコンやタブ等を表示させておき、マウスやキーボード等の入力操作部を介して操作することで、それらを切り換えて編集できるようにしてもよい。
【0035】
出力部30は、例えば、ユーザの指示を受けてアルバムデータ記憶部40に記憶されている写真アルバムデータをプリンタ120等のアルバム印刷部に出力する出力手段である。出力部30によりプリンタ120に写真アルバムデータが送信されるとプリンタ120では該写真アルバムデータに基づいてアルバム用紙に写真が印刷される。なお、出力部30からのデータをプリンタ120が受けた際に、すぐに印刷を開始してもよいし、プリンタ120側で該写真アルバムデータを保持しておき店舗の事業者等が該プリンタを操作して印刷を開始するようにしてもよい。なお、後者の場合にはユーザごとに写真アルバムデータを区別するようIDデータや受付番号等を関連付けておくとよい。
【0036】
次に、図4に示すフローチャート図を参照しつつ、本実施形態に係る事業者用写真アルバム作成プログラムによりコンピュータ10で実行される処理、すなわち写真アルバム作成装置の作用、及び写真アルバム作成方法について説明する。予め写真プリントサービス店舗等に設置されたコンピュータ10に本実施形態にかかるプログラムを稼動させておく。ステップS10において、店舗に訪れたユーザは、写真読込部20を介して、写真データを記録したCDやメモリーカード等の外部記録媒体から記録されている複数の写真データをコンピュータに読み込む。読み込まれた写真データは例えば、写真記憶部34に記憶され、ステップS12において、写真状態チェック部54により各写真データの状態のチェックが行われる。写真状態チェック部54では、例えば、画素数が小さい写真データ等がある場合には、次のステップS14で写真画像を一覧表示する際に警告表示を行う。ステップS14では、ユーザが写真選択部22を介して、例えば、表示部28の画面に表示された写真画像の一覧のなかから写真アルバムに適用したい写真データに対応するチェックボックスをマウス等でチェックして、写真データを選択する。ステップS16では、ユーザがサイズ選択部44を介して、例えば、表示部28の画面に表示されるアルバムサイズに対応した複数のアイコンのうちいずれか1つをマウス等で選択して、サイズを選択する。ステップS18では、ユーザがページ数入力部24を介して、例えば、表示部28の画面に表示されたソフトキーボードをマウス等で操作して、ページ数を入力する。ステップS20では、ユーザがテーマ選択部46を介して、例えば、表示部28の画面に表示される種々のテーマに対応した複数のアイコン又はボタン等のうちいずれか1つをマウス等で選択して、テーマを選択する。ステップ22では、ユーザはルール選択部48を介して、例えば、表示部の画面に表示されるルールに対応した複数のアイコン又はボタン等のうちいずれか1つをマウス等で選択して、ルールを選択する。以上のステップS14〜ステップS22により、ユーザがアルバムの作成条件を選択又は指定する。なお、ステップS14〜ステップS22の順番は必ずしも上記の順番に限らず任意の順番で実行してもよい。また同一画面上で複数のステップを実行できるようにしてもよい。次に、ステップS24に進むと、コンピュータの制御部26により、上記のステップで選択された写真データのコマ数Cとページ数Nとを要素としつつ選択された判定ルールに基づき自動的に過不足なく写真データをページ配分して写真アルバムデータを作成する。同時に制御部26はページ数に対応した料金を算出する。作成されたアルバムデータ及び料金データは、例えばアルバムデータ記憶部40に記憶されるとともに、ステップS26において、表示部28の画面上に表示させ、ユーザは写真アルバムデータの各ページの内容及びアルバム作成料金を確認できる。なお、アルバムデータの表示は、複数のページを同時に表示してもよいし、各ページを1ページずつ表示してもよい。ステップS28では、ユーザが、制御部により自動的に作成されたアルバムデータを手動で編集するかどうかを判断し、編集する必要がなければステップS30に進み、編集する必要があればステップS32に進む。ステップS32では、ユーザは、必要に応じてアルバムデータの各ページのページレイアウトを変更する。ステップS34では、ユーザは、必要に応じてアルバムデータの各ページの写真データを変更する。ステップS36では、ユーザは、必要に応じてアルバムデータの各ページの背景データを変更する。ステップS38では、ユーザは、必要に応じてアルバムデータの各ページの枠データを変更する。ステップS40では、ユーザは、必要に応じてアルバムデータの各ページにコメントを編集する。ステップS42では、ユーザは、必要に応じてアルバムデータの各ページの写真データの明るさや、色補正、拡大縮小、回転等の編集を行う。ステップS32〜S42の手動編集が終わるとステップS28に戻る。ステップS30では、ユーザはアルバムデータの内容及び作成料金を最終確認し、この内容でよければステップS44へ進み、編集する必要があればステップS14〜S22又はステップS28のいずれかに戻る。ステップS44では、出力部30を介して写真アルバムデータを同店舗に設置されているプリンタ120に出力し、該プリンタによりアルバム用紙の各ページに写真が印刷される。アルバム用紙の各ページに写真が印刷されると、例えば、店舗の従業員等が手作業で又は機械で用紙を綴じて製本し、写真アルバムを作成する。なお、写真アルバムの構成は任意でよく、例えば、アルバム用紙の綴じ方は、一辺側に複数の孔を穿孔してリングで綴じる構造や、接着剤や紐、金属針等で綴じる構造等その他任意の綴じ方でもよく、また、作成されたアルバムに、厚紙のハードカバーや、皮、合成樹脂、紙等のソフトカバー等を施したりしてもよく、その他任意の装丁構成でもよい。
【0037】
また、上記のようにコンピュータに実行させるプログラムを、例えば、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、MO、MD、フラッシュメモリ、磁気テープ、その他ROM、RAM等、磁気、光、光磁気、半導体その他任意の記録方式を利用したコンピュータ読取可能な記録媒体として利用できる。例えば、プログラムをCD−ROM等に記録しておき、図に示すようなコンピュータ10の外部読取装置に該CD−ROMを読み取らせて、ハードディスク等にインストールして使用することもできる。
【0038】
以上説明した本発明の事業者用写真アルバム作成プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体並びに写真アルバム作成方法は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明の事業者用写真アルバム作成プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体並びに写真アルバム作成方法は、写真プリントサービス店舗等において事業者が利用するのに好適であり、ユーザ自身が操作して写真アルバムを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の一実施形態に係るプログラムを実行したコンピュータの概略機能ブロック図である。
【図2】コンピュータの構成を示す説明図である。
【図3】ページレイアウトの一例を示す説明図である。
【図4】写真アルバム作成方法のフローチャート図である。
【符号の説明】
【0041】
10 コンピュータ
20 写真読込部
22 写真選択部
24 ページ数入力部
26 制御部
28 表示部
30 出力部
32 入力操作部
34 写真記憶部
36 レイアウトデータベース
38 料金表記憶部
40 アルバムデータ記憶部
44 サイズ選択部
48 ルール選択部
50 配置構成判定部
52 料金計算部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータを、記録媒体に記録された複数の写真データを読み込む写真読込手段、
ユーザが写真データを選択するための写真選択手段、
ユーザが写真アルバムの作成ページ数を入力するためのページ数入力手段、
選択された写真データのコマ数とページ数とを要素として所定の判定ルールに基づき自動的に過不足なく写真データをページ配分して写真アルバムデータを作成するとともに、ページ数に対応した料金を算出する制御手段、
写真アルバムデータと料金とを表示する表示手段、
写真アルバムデータをアルバム印刷部に出力する出力手段、として機能させるための事業者用写真アルバム作成プログラム。
【請求項2】
コンピュータをさらに、ユーザが写真アルバムのサイズを選択するためのサイズ選択手段として機能させ、
制御手段は、選択されたサイズに対応して写真アルバムデータを作成するとともに、料金を計算する請求項1記載の事業者用写真アルバム作成プログラム。
【請求項3】
コンピュータをさらに、ユーザが複数の判定ルールのうちいずれか1つを選択するルール選択手段、として機能させ、
制御手段は、選択された判定ルールに基づいて写真配置構成を判定して写真アルバムデータを作成する請求項1又は2記載の事業者用写真アルバム作成プログラム。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれかに記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【請求項5】
プログラムされた店舗設置型のコンピュータによって複数の写真データから写真アルバムを作成する方法であって、
記録媒体に記録された複数の写真データを読み込むステップと、
ユーザが写真データを選択するステップと、
ユーザが写真アルバムの作成ページ数を入力するステップと、
写真データのコマ数とページ数とを要素として所定の判定ルールに基き自動的に過不足なく写真データをページ配分して写真アルバムデータを作成するとともに、ページ数に対応した料金を算出するステップと、
写真アルバムデータと料金とを表示するステップと、
写真アルバムデータをアルバム印刷部に出力するステップと、を含む写真アルバム作成方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−63800(P2012−63800A)
【公開日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−308092(P2008−308092)
【出願日】平成20年12月3日(2008.12.3)
【出願人】(508357671)
【Fターム(参考)】