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二層錠製剤
説明

二層錠製剤

本発明は、第一層としてメトホルミン徐放性(XR)または低質量のメトホルミンXR製剤、第二層としてSGLT2阻害剤製剤を含み、適宜フィルムコーティング剤を含んでいてもよい二層錠製剤に関連する。本発明は、二層錠製剤の製造方法および前記二層錠製剤を用いるSGLT2活性に関連する疾患または障害の治療方法を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、第一層としてメトホルミン徐放性(XR)製剤または低質量のメトホルミンXR製剤、第二層としてナトリウム依存性グルコース輸送体阻害因子(SGLT2)製剤を含み、ならびに、適宜フィルムコーティング剤を含んでいてもよい二層錠製剤に関する。本発明は、二層錠製剤の製造方法、ならびに前記二層錠製剤を用いてSGLT2活性に関連する疾患または障害を治療する方法を提供する。
【背景技術】
【0002】
2型糖尿病は、糖尿病患者の90%を占める最も一般的なタイプである。1億人を超える世界の人々が2型糖尿病(米国では1700万人近い)にかかっており、その患者数は、先進国および発展途上国世界の両方で劇的に増加している。2型糖尿病は、生涯を通じた疾病であり、一般に、人生の中年期またはそれ以降で発病するが、いずれの年齢でも発病しうる。2型糖尿病にかかっている患者は、通常、体内で血中グルコースをエネルギーに変換するか、または後に使用されるために細胞中に貯蓄することを可能にするホルモンである、インスリンに対して適切に応答しない。2型糖尿病の問題は、インスリン耐性と呼ばれる状態にあり、この状態において、体はインスリンを正常にまたは高い量で産生するが、特定のメカニズムによって、インスリンがグルコールを細胞に運ぶことが妨げられる。体がインスリンを適切に使用しないことから、グルコースが血中で安全でないレベルまで上昇し、高血糖として知られる状態を生じる。
【0003】
長い期間にわたり持続する高血糖は、糖毒性(glucotoxicity)を引き起こし、このことがインスリン耐性を悪化させ、膵臓のベータ細胞における機能異常の原因となる。持続する高血糖の程度は、糖尿病性微小血管合併症に直接関連し、大血管合併症の原因ともなりうる。このようにして、高血糖は、2型糖尿病の制御を悪化させる有害事象および合併症のサイクルを存続させてしまう。
【0004】
現在、血糖管理が2型糖尿病患者において差異を生じることが広く認識されている。今日の糖尿病治療の目標は、できる限り正常に近い血糖を達成し、これを維持することによって、血中グルコールの上昇に伴う長期間の微小血管性および大血管性合併症を予防することである。2型糖尿病の治療のための経口治療薬の選択肢としては、スルホニル尿素系、ビグアナイド系(メトホルミン)、チアゾリジンジオン系およびアルファグルコシダーゼ阻害剤として知られている化合物が挙げられる。各クラスに由来する活性化剤は、一般に、単独で患者に投与される。しかしながら、単剤療法が効かなくなると、併用療法は、スルホニル尿素およびチアゾリジンジオン療法に伴う体重増加の副作用が公知であるにもかかわらず、高血糖を治療するための魅力的で合理的な策である。
【0005】
最近、ナトリウムグルコース輸送体2阻害因子(SGLT2)として知られる新規クラスの抗糖尿病薬が発見された。SGLT2阻害因子は、腎臓によるグルコースの血中への再吸収を阻害する。腎臓は、糸球体により膀胱中にグルコースを持続的に濾過するが、このグルコースのほとんど全てが再吸収される。SGLT2は、グルコース再吸収の大部分に関連するタンパク質であり、体がそのエネルギーに必要とされるグルコースを維持することを助ける。糖尿病の患者においては、この経路による過剰なグルコースの維持が持続的な高血糖の一因となっている。SGLT2活性の抑制は、体内の腎臓のグルコース再吸収を阻害し、これにより尿中のグルコース排出を引き起こす。
【0006】
よって、本発明は、他の療法のような体重増加を伴うことなく、SGLT2活性に関連する疾患または障害の治療における経口投与のためのメトホルミンおよびSGLT2阻害剤からなる二層錠製剤を提供する。二層錠の第一層は、メトホルミン徐放性(XR)または低質量のメトホルミンXR製剤である。第二層は、SGLT2阻害剤製剤である。本発明のメトホルミン/SGLT2二層錠は、血中グルコースレベルを制御するのに利便的かつ有効である抗糖尿病療法を患者に提供する。
【発明の概要】
【0007】
本発明は、(1)第一層としてメトホルミンXR製剤または低質量のメトホルミンXR製剤、(2)第二層としてSGLT2阻害剤製剤を含み、および(3)適宜両方の層を被覆するフィルムコーティング剤を含んでいてもよい二層錠を提供する。メトホルミンは、医薬的に許容される塩の形態であってもよく、メトホルミン塩酸塩(HCl)が好ましい。好ましいSGLT2阻害剤は、ダパグリフロジンまたはその医薬的に許容される塩、ダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物(1:1:1)またはダパグリフロジン(R)プロピレングリコール水和物(1:1:1)である。最も好ましいSGLT2阻害剤は、ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物(1:1:1)である。SGLT2阻害剤製剤は、速放性または徐放性製剤であり、速放性製剤が好ましい。
【0008】
メトホルミンXR層(1000mg)には、メトホルミン、結合剤、放出調整剤(release modifier)、滑沢剤が含まれ、適宜、流動促進剤が含まれていてもよい。好ましい結合剤は、ナトリウムカルボキシメチルセルロースである。ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208は、好ましい放出調整剤である。ステアリン酸マグネシウムは、好ましい滑沢剤であり、二酸化ケイ素またはコロイド状二酸化ケイ素は、好ましい流動促進剤である。SGLT2阻害剤層には、SGLT2阻害剤、2または3つの増量剤、崩壊剤、流動促進剤、および滑沢剤が含まれる。好ましい増量剤は、乳糖無水物、微結晶セルロース302、アルファ化デンプンおよびマンニトールである。好ましい崩壊剤は、クロスポビドンである。二酸化ケイ素は、好ましい流動促進剤であり、ステアリン酸マグネシウムは、好ましい滑沢剤である。ヒドロキシプロピルセルロースEXFは、好ましい結合剤である。
【0009】
メトホルミンXR層(500mg)には、メトホルミン、結合剤、少なくとも1つの放出調整剤、増量剤、滑沢剤が含まれ、適宜、流動促進剤が含まれていてもよい。好ましい結合剤は、ナトリウムカルボキシメチルセルロースである。好ましい放出調整剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910と組み合わせたヒドロキシプロピルメチルセルロース2208である。微結晶セルロースは、好ましい増量剤である。ステアリン酸マグネシウムは、好ましい滑沢剤であり、二酸化ケイ素またはコロイド状二酸化ケイ素は、好ましい流動促進剤である。SGLT2阻害剤層には、SGLT2阻害剤、2または3つの増量剤、崩壊剤、流動促進剤および滑沢剤が含まれる。好ましい増量剤は、乳糖無水物、微結晶セルロース302、アルファ化デンプンおよびマンニトールである。好ましい崩壊剤は、クロスポビドンである。二酸化ケイ素は、好ましい流動促進剤であり、ステアリン酸マグネシウムは、好ましい滑沢剤である。ヒドロキシプロピルセルロースEXFは、好ましい結合剤である。
【0010】
別の態様において、本発明は、SGLT2活性に関連する疾患または障害の治療方法であって、かかる治療を必要とする哺乳類に、メトホルミンXRまたは低質量のメトホルミンXR、SGLT2阻害剤を含み、適宜フィルムコーティング剤が含まれていてもよい二層錠の治療上有効量を投与することを特徴とする方法を提供する。本発明の二層錠製剤は、以下に限定されないが、糖尿病(1型および2型糖尿病を含む)、耐糖能障害、インスリン耐性、ならびに腎障害、網膜症、神経障害および白内障などの糖尿病の合併症、高血糖、高インスリン血症、高コレステロール血症、脂質異常症、遊離脂肪酸またはグリセロールの血中レベルの上昇、高脂血症、高トリグリセリド血症、肥満症、創傷治癒、組織虚血、アテローム性動脈硬化症または高血圧症を治療するか、またはこれらの進行もしくは発症を遅延させることを含む、SGLT2活性に関連する様々な状態および障害の治療のために、哺乳類、好ましくは、ヒトに投与することができる。本発明の製剤はまた、高密度リポタンパク質(HDL)の血中レベルを上昇させるために利用することができる。さらに、J. Cli. Endocrinol. Metab., 82, 727-34 (1997)に詳細が記載される「シンドロームX」またはメタボリック症候群と総称される状態、疾患および病弊は、本発明の製剤を用いて治療することができる。
【0011】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXRまたは低質量のメトホルミンXR、SGLT2阻害剤を含み、適宜フィルムコーティング剤を含んでいてもよい二層錠の製造方法を提供する。
【発明を実施するための形態】
【0012】
発明の詳細な説明
二層間で顕著に異なる重量比を有する二層錠の製造は、層の接触面での亀裂、層の分離、あるいは相互汚染さえ引き起こしうる。実施例4〜15のメトホルミンおよびSGLT2阻害剤層の間の重量比における大きな相違は、低重量層であるSGLT2阻害剤層の有効性および含量均一性を維持するという課題を提供する。さらに、多数の製剤の試験によって、層間の接触面に隣接しているが離れており、接触面に平行である部位において錠剤接触面でのSGLT2層に亀裂を生じることがわかった。微結晶セルロースレベルの増加したSGLT2層の製剤は、例えば、第二層の有効性および均一性を保ちながら、二層間の亀裂、分離および相互汚染が減少されるか、または取り除かれた。さらに、アルファ化デンプン、ヒドロキシプロピルセルロースEXFまたはマンニトールは、微結晶セルロースの一部と代替して用いることができる。最終的に、第二層についての約300mgから約400mgの総重量により、二層の亀裂、分離および相互汚染の減少または排除を生じることとなった。第二層の好ましい重量は、300mgである。よって、本発明は、メトホルミンおよびSGLT2層の亀裂、分離および相互汚染を減少または排除する二層錠製剤を提供し、SGLT2層の有効性および均一性を維持または改善する。
【0013】
本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤、SGLT2阻害剤(2.5、5.0または10.0mg)製剤を含み、適宜フィルムコーティング剤を含んでいてもよい二層錠を提供する。メトホルミンXR製剤には、メトホルミン塩酸塩(HCl)、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤製剤には、SGLT2阻害剤、乳糖無水物、微結晶セルロース、クロスポビドン、二酸化ケイ素およびステアリン酸マグネシウムが含まれる。第二層においては、アルファ化デンプン、ヒドロキシプロピルセルロースEXFまたはマンニトール(pearlitol SD200)は、微結晶セルロースの一部に代替して用いることができる。さらに、第二層は、約300mgから約400mgの総重量を有する。第二層の好ましい重量は、300mgである。適宜含まれていてもよいフィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。好ましい実施態様において、SGLT2阻害剤は、ダパグリフロジン、ダパグリフロジン(S)PGSまたはダパグリフロジン(R)PGSである。
【0014】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約50〜87% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約1〜10% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約10〜40% ヒドロキシプロピルメチルセルロース、約0.1〜75% ステアリン酸マグネシウムおよび約0〜2% 二酸化ケイ素または約0〜1.5% コロイド状二酸化ケイ素を含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.1〜10% SGLT2阻害剤、約5〜30% 乳糖無水物、約40〜90% 微結晶セルロース、約0〜25% アルファ化デンプン、約0〜20% ヒドロキシプロピルセルロース、約0〜25% マンニトール、約1〜10% クロスポビドン、約0.1〜5% 二酸化ケイ素および約0.1〜5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。適宜含まれていてもよいフィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。好ましい実施態様において、SGLT2阻害剤は、ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)PGSである。
【0015】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約64〜82% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約15〜30% ヒドロキシプロピルメチルセルロース、約0.1〜75% ステアリン酸マグネシウムおよび約0〜2% 二酸化ケイ素または約0〜1.5% コロイド状二酸化ケイ素を含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% SGLT2阻害剤、約14〜18% 乳糖無水物、約50〜80% 微結晶セルロース、約0〜20% アルファ化デンプン、約0〜15% ヒドロキシプロピルセルロース、約0〜20% マンニトール、約2〜6% クロスポビドン、約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素および約0.49〜2% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。適宜含まれていてもよいフィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。好ましい態様において、SGLT2阻害剤は、ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)PGSである。
【0016】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約67〜71% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約25〜29% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)PGS、約14〜18% 乳糖無水物、約72〜80% 微結晶セルロース302、約2〜6% クロスポビドン、約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0017】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約67〜71% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約25〜29% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約50〜70% 微結晶セルロース302;約10〜22% アルファ化デンプン;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。
【0018】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約67〜71% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約25〜29% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約60〜70% 微結晶セルロース302;約5〜15% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。
【0019】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約67〜71% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約25〜29% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約55〜65% 微結晶セルロース302;約10〜20% マンニトール;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。
【0020】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約69% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3.5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.49% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジン(S)PGS、約16% 乳糖無水物、約57〜77% 微結晶セルロース302、約0〜19% アルファ化デンプン、0〜10% ヒドロキシプロピルセルロースEXF、約0〜15% マンニトール、約4% クロスポビドン、約1.5% 二酸化ケイ素および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0021】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約69% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3.5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.49% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.8% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約77% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0022】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約69% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3.5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.49% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約76% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0023】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約69% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3.5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.49% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約3.4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約74% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0024】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約69% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3.5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.49% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約64% 微結晶セルロース302;約13% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0025】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約69% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3.5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.49% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約57% 微結晶セルロース302;約19% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0026】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約69% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3.5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.49% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約66% 微結晶セルロース302;約10% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0027】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約69% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3.5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.49% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約61% 微結晶セルロース302;約15% マンニトール;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0028】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約67〜73% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約25〜30% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.08〜0.2% ステアリン酸マグネシウムを含む、二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジン(S)PGS、約14〜18% 乳糖無水物、約55〜70% 微結晶セルロース302、約10〜25% アルファ化デンプン、約3〜5% クロスポビドン、約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素および約0.5〜2% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0029】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約69% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3.5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.49% ステアリン酸マグネシウムを含む、二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジン(S)PGS、約16% 乳糖無水物、約56〜64% 微結晶セルロース302、約13〜19% アルファ化デンプン、約4% クロスポビドン、約1.5% 二酸化ケイ素および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0030】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約67〜73% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約25〜30% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.08〜0.2% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジン(S)PGS、約14〜18% 乳糖無水物、約55〜70% 微結晶セルロース302、約5〜20% ヒドロキシプロピルセルロースEXF、約3〜5% クロスポビドン、約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素および約0.5〜2% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0031】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約69% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3.5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.49% ステアリン酸マグネシウムを含む、二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジン(S)PGS、約16% 乳糖無水物、約66% 微結晶セルロース302、約10% ヒドロキシプロピルセルロースEXF、約4% クロスポビドン、約1.5% 二酸化ケイ素および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0032】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約67〜73% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約25〜30% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.08〜0.2% ステアリン酸マグネシウムを含む、二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジン(S)PGS、約14〜18% 乳糖無水物、約55〜70% 微結晶セルロース302、約5〜25% マンニトール、約3〜5% クロスポビドン、約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素および約0.5〜2% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0033】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(1000mg)製剤が、約69% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約3.5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.49% ステアリン酸マグネシウムを含む、二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジン(S)PGS、約16% 乳糖無水物、約61% 微結晶セルロース302、約15% マンニトール、約4% クロスポビドン、約1.5% 二酸化ケイ素および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0034】
本発明はまた、メトホルミンXR(500mg)製剤、SGLT2阻害剤(2.5、5.0または10.0mg)製剤を含み、適宜フィルムコーティング剤を含んでいてもよい、二層錠を提供する。メトホルミンXR製剤には、メトホルミン塩酸塩(HCl)、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、微結晶セルロースおよびステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤製剤には、SGLT2阻害剤、乳糖無水物、微結晶セルロース、クロスポビドン、二酸化ケイ素およびステアリン酸マグネシウムが含まれる。第二層については、アルファ化デンプン、ヒドロキシプロピルセルロースEXFまたはマンニトール(pearlitol SD200)が微結晶セルロースの一部と代替して用いることができる。さらに、第二層は、約300mgから約400mgの総重量を有する。第二層の好ましい重量は、300mgである。適宜含まれるフィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。好ましい態様において、SGLT2阻害剤は、ダパグリフロジン、ダパグリフロジン(S)PGSまたはダパグリフロジン(R)PGSである。
【0035】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(500mg)製剤が、約40〜60% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約1〜10% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約20〜45% ヒドロキシプロピルメチルセルロース、約5〜15% 微結晶セルロース、約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウムおよび約0〜2% 二酸化ケイ素または約0〜1.5% コロイド状二酸化ケイ素を含む、二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.1〜10% SGLT2阻害剤、約5〜30% 乳糖無水物、約40〜90% 微結晶セルロース、約0〜25% アルファ化デンプン、約0〜20% ヒドロキシプロピルセルロース、約0〜25% マンニトール、約1〜10% クロスポビドン、約0.1〜5% 二酸化ケイ素および約0.1〜5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。適宜含まれるフィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。好ましい態様において、SGLT2阻害剤は、ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)PGSである。
【0036】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(500mg)製剤が、約42〜55% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約4〜6% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約30〜40% ヒドロキシプロピルメチルセルロース、約5〜15% 微結晶セルロース、約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウムおよび約0〜2% 二酸化ケイ素または約0〜1.5% コロイド状二酸化ケイ素を含む、二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% SGLT2阻害剤、約14〜18% 乳糖無水物、約65〜80% 微結晶セルロース、約0〜20% アルファ化デンプン、約0〜15% ヒドロキシプロピルセルロース、約0〜20% マンニトール、約2〜6% クロスポビドン、約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素および約0.49〜2% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。適宜含まれるフィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。好ましい態様において、SGLT2阻害剤は、ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)PGSである。
【0037】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(500mg)製剤が、約46〜50% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約4〜6% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約30〜40% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、約0.1〜1.5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、5〜15% 微結晶セルロースおよび約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウムを含む、二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)PGS、約14〜18% 乳糖無水物、約72〜80% 微結晶セルロース302、約2〜6% クロスポビドン、約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0038】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(500mg)製剤が、約46〜50% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約4〜6% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約30〜40% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、0.1〜1.5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、5〜15% 微結晶セルロースおよび約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウムを含む、二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約50〜70% 微結晶セルロース302;約10〜22% アルファ化デンプン;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。
【0039】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(500mg)製剤が、約46〜50% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約4〜6% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約30〜40% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、0.1〜1.5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、5〜15% 微結晶セルロースおよび約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウムを含む、二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約60〜70% 微結晶セルロース302;約5〜15% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。
【0040】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(500mg)製剤が、約46〜50% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約4〜6% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約30〜40% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、0.1〜1.5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、5〜15% 微結晶セルロースおよび約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウムを含む、二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約55〜65% 微結晶セルロース302;約10〜20% マンニトール;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。
【0041】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(500mg)製剤が、約48〜49% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約4.5〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約34.5〜35% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、0.8〜1.2% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、約9.75〜10.25% 微結晶セルロースおよび約0.34% ステアリン酸マグネシウムを含む、二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジン(S)PGS、約16% 乳糖無水物、約72〜77% 微結晶セルロース302、約0〜19% アルファ化デンプン、0〜10% ヒドロキシプロピルセルロースEXF、約0〜15% マンニトール、約4% クロスポビドン、約0.5〜1.5% 二酸化ケイ素および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0042】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(500mg)製剤が、約48〜49% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約4.5〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約34.5〜35% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、0.8〜1.2% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、約9.75〜10.25% 微結晶セルロースおよび約0.34% ステアリン酸マグネシウムを含む、二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジン(S)PGS、約16% 乳糖無水物、約72〜77% 微結晶セルロース302、約4% クロスポビドン、約0.5〜1.5% 二酸化ケイ素および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0043】
メトホルミンXRの公知のもしくは現在利用可能な製剤と比較して、活性成分の量に影響を与えることなく、メトホルミンXR層の質量を減少させる製剤は、これらの製剤が二層間のより低い重量差を生じ、それにより二層錠の製造に関する課題(亀裂、分離、相互汚染)を減少させるか、または排除することから好ましい。さらに、二層錠は、より小型にされ患者への経口投与により適当である。本発明は、ヒドロキシプロピルメチルセルロース量が減少され、二酸化ケイ素またはコロイド状二酸化ケイ素を含む、低質量のメトホルミンXR製剤を提供する。ヒドロキシプロピルメチルセルロースは、約27%から約18%減少される。これらの製剤は、同様のメトホルミン放出速度を維持しつつ、コンパクト化能(compactability)が改善され、総重量比が約4.8:1から約4.4:1まで減少される。
【0044】
よって、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤、SGLT2阻害剤(2.5、5.0、10.0mg)製剤を含み、適宜フィルムコーティング剤を含んでいてもよい二層錠を提供する。低質量のメトホルミンXR製剤には、メトホルミンHCl、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、二酸化ケイ素またはコロイド状二酸化ケイ素およびステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤製剤には、SGLT2阻害剤、乳糖無水物、微結晶セルロース、クロスポビドン、二酸化ケイ素およびステアリン酸マグネシウムが含まれる。第二層においては、アルファ化デンプン、ヒドロキシプロピルセルロースまたはマンニトールが微結晶セルロースの一部に代替して用いることができる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。適宜含まれるフィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。好ましい実施態様において、SGLT2阻害剤は、ダパグリフロジン、ダパグリフロジン(S)PGSまたはダパグリフロジン(R)PGSである。
【0045】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約70〜85% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約2〜6% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約15〜27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25%〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素および約0.05〜5% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.1〜10% SGLT2阻害剤、約5〜30% 乳糖無水物、約40〜90% 微結晶セルロース302、約0〜25% アルファ化デンプン、約0〜20% ヒドロキシプロピルセルロースEXF、約0〜25% マンニトール(pearlitol SD200)、約1〜10% クロスポビドン、約0.1〜5% 二酸化ケイ素および約0.1〜5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。適宜含まれるフィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。好ましい態様において、SGLT2阻害剤は、ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)PGSである。
【0046】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約72〜82% メトホルミン塩酸塩(HCl);約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜22% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.1〜0.6% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.1〜10% SGLT2阻害剤、約5〜30% 乳糖無水物、約40〜90% 微結晶セルロース302、約0〜25% アルファ化デンプン、約0〜20% ヒドロキシプロピルセルロースEXF、約0〜25% マンニトール(pearlitol SD200)、約1〜10% クロスポビドン、約0.1〜5% 二酸化ケイ素、および約0.1〜5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。適宜含まれるフィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。好ましい実施態様において、SGLT2阻害剤は、ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)PGSである。
【0047】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約72〜82% メトホルミン塩酸塩(HCl);約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜22% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.1〜0.6% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約72〜80% 微結晶セルロース302;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0048】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約72〜82% メトホルミン塩酸塩(HCl);約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜22% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.1〜0.6% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約50〜70% 微結晶セルロース302;約10〜22% アルファ化デンプン;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0049】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約72〜82% メトホルミン塩酸塩(HCl);約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜22% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.1〜0.6% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約60〜70% 微結晶セルロース302;約5〜15% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0050】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約72〜82% メトホルミン塩酸塩(HCl);約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜22% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.1〜0.6% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約55〜65% 微結晶セルロース302;約10〜20% マンニトール;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0051】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約72〜82% メトホルミン塩酸塩(HCl);約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜22% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.1〜0.6% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジン(S)PGS、約16% 乳糖無水物、約56〜64% 微結晶セルロース302、約13〜19% アルファ化デンプン、約4% クロスポビドン、約1.5% 二酸化ケイ素および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0052】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約72〜82% メトホルミン塩酸塩(HCl);約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜22% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.1〜0.6% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジン(S)PGS、約16% 乳糖無水物、約66% 微結晶セルロース302、約10% ヒドロキシプロピルセルロース、約4% クロスポビドン、約1.5% 二酸化ケイ素および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0053】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約72〜82% メトホルミン塩酸塩(HCl);約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜22% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.1〜0.6% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジン(S)PGS、約16% 乳糖無水物、約61% 微結晶セルロース302、約15% マンニトール、約4% クロスポビドン、約1.5% 二酸化ケイ素および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0054】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約76.6% メトホルミン塩酸塩(HCl);約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.8% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約77% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0055】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約76.6% メトホルミン塩酸塩(HCl);約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約76% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0056】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約76.6% メトホルミン塩酸塩(HCl);約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約3.4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物、約16% 乳糖無水物;約74% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0057】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約76.6% メトホルミン塩酸塩(HCl);約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約64% 微結晶セルロース302;約13% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0058】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約76.6% メトホルミン塩酸塩(HCl);約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約57% 微結晶セルロース302;約19% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0059】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約76.6% メトホルミン塩酸塩(HCl);約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約66% 微結晶セルロース302;約10% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0060】
別の態様において、本発明は、低質量のメトホルミンXR(1000mg)製剤が、約76.6% メトホルミン塩酸塩(HCl);約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約61% 微結晶セルロース302;約15% マンニトール;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0061】
本発明はまた、メトホルミンXR(500mg)製剤、SGLT2阻害剤(2.5、5.0、10.0mg)製剤を含み、適宜フィルムコーティング剤を含んでいてもよい二層錠を提供する。メトホルミンXR(500mg)製剤には、メトホルミンHCl、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、微結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウムが含まれ、適宜、二酸化ケイ素またはコロイド状二酸化ケイ素が含まれていてもよい。SGLT2阻害剤製剤には、SGLT2阻害剤、乳糖無水物、微結晶セルロース、クロスポビドン、二酸化ケイ素およびステアリン酸マグネシウムが含まれる。第二層においては、アルファ化デンプン、ヒドロキシプロピルセルロースまたはマンニトールが微結晶セルロースの一部と代替して用いることができる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。適宜含んでいてもよいフィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。好ましい態様において、SGLT2阻害剤は、ダパグリフロジン、ダパグリフロジン(S)PGSまたはダパグリフロジン(R)PGSである。
【0062】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(500mg)製剤が、約40〜60% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約4〜6% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約30〜40% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、約0.1〜1.5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、約5〜15% 微結晶セルロース、約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25%〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素および約0.05〜5% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.1〜10% SGLT2阻害剤、約5〜30% 乳糖無水物、約40〜90% 微結晶セルロース302、約0〜25% アルファ化デンプン、約0〜20% ヒドロキシプロピルセルロースEXF、約0〜25% マンニトール(pearlitol SD200)、約1〜10% クロスポビドン、約0.1〜5% 二酸化ケイ素および約0.1〜5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。適宜含んでいてもよいフィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。好ましい態様において、SGLT2阻害剤は、ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)PGSである。
【0063】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(500mg)製剤が、約45〜50% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約4〜6% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約30〜40% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、約0.1〜1.5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、約5〜15% 微結晶セルロース、約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25%〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素および約0.05〜5% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.1〜10% SGLT2阻害剤、約5〜30% 乳糖無水物、約40〜90% 微結晶セルロース302、約0〜25% アルファ化デンプン、約0〜20% ヒドロキシプロピルセルロースEXF、約0〜25% マンニトール(pearlitol SD200)、約1〜10% クロスポビドン、約0.1〜5% 二酸化ケイ素および約0.1〜5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。適宜含んでいてもよいフィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。好ましい態様において、SGLT2阻害剤は、ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)PGSである。
【0064】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(500mg)製剤が、約45〜50% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約4〜6% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約30〜40% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、約0.1〜1.5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、約5〜15% 微結晶セルロース、約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25%〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素および約0.05〜5% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約72〜80% 微結晶セルロース302;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0065】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(500mg)製剤が、約45〜50% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約4〜6% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約30〜40% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、約0.1〜1.5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、約5〜15% 微結晶セルロース、約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25%〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素および約0.05〜5% ステアリン酸マグネシウムを含む、二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約50〜70% 微結晶セルロース302;約10〜22% アルファ化デンプン;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0066】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(500mg)製剤が、約45〜50% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約4〜6% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約30〜40% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、約0.1〜1.5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、約5〜15% 微結晶セルロース、約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25%〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素および約0.05〜5% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約60〜70% 微結晶セルロース302;約5〜15% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0067】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(500mg)製剤が、約45〜50% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約4〜6% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約30〜40% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、約0.1〜1.5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、約5〜15% 微結晶セルロース、約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25%〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素および約0.05〜5% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約55〜65% 微結晶セルロース302;約10〜20% マンニトール;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0068】
別の態様において、本発明は、メトホルミンXR(500mg)製剤が、約45〜50% メトホルミン塩酸塩(HCl)、約4〜6% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約30〜40% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、約0.1〜1.5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、約5〜15% 微結晶セルロース、約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25%〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素および約0.05〜5% ステアリン酸マグネシウムを含む二層錠を提供する。SGLT2阻害剤製剤には、約0.5〜4% ダパグリフロジン(S)PGS、約16% 乳糖無水物、約74〜77% 微結晶セルロース302、約4% クロスポビドン、約1.5% 二酸化ケイ素および約1% ステアリン酸マグネシウムが含まれる。SGLT2阻害剤層の総重量は、約300mgから約400mgであり、好ましい重量は、約300mgである。フィルムコーティング剤は、Opadry(登録商標)IIでありうる。
【0069】
上記に列挙されるSGLT2の割合は、活性成分に相当する。好ましい活性成分は、ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物である。上記割合(量)は、ダパグリフロジンに関して、非溶媒和物/水和物としてよりプロピレングリコール水和物としての方がより高いことが理解されるべきである。
【0070】
抗糖尿病薬メトホルミンの異なる形態は、本発明の二層錠の製剤における使用に適し、前記形態には、その医薬的に許容される塩(例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、p−クロロフェノキシ酢酸塩もしくはパモ酸塩(embonate))が含まれる。フマル酸塩およびコハク酸塩は、好ましくは、メトホルミン(2:1)フマル酸塩およびメトホルミン(2:1)コハク酸塩である。メトホルミン塩酸塩が好ましい。
【0071】
また、本発明には、コーティング二層錠が包含され、コーティングにはサクサグリプチンまたはその医薬的に許容される塩が含まれる。遊離塩基として、一水和物としてまたは塩酸塩としてのサクサグリプチンが好ましい。コーティング錠には、錠剤コア、第一コーティング、第二コーティングが含まれ、適宜第三コーティングが含まれていてもよい。錠剤コアには、メトホルミン、好ましくはメトホルミン塩酸塩が含まれる。第一および第二コーティングには、適宜サクサグリプチンが含まれていてもよく、第一および第二コーティングのうちの少なくとも1つにはサクサグリプチンが含まれる。第三コーティングは、適宜外部保護コーティングであってもよい。下記に示されるサクサグリプチンは、出典明示によりその全体があらゆる目的のために本明細書に取り込まれる米国第6395767号に記載されるように調製することができる。第一および第二コーティングは、出典明示によりその全体があらゆる目的のために本明細書に取り込まれるWO2005/117841に記載の内部シールコーティング層または中間(薬物)コーティング層の調製方法と同一の方法で調製される。第三コーティングは、WO2005/117841に記載の外部保護コーティング層の調製方法と同一の方法で調製される。
【化1】

サクサグリプチン
【0072】
第一コーティングには、第一コーティング層の重量に基づいて95%までのポリマーが含まれる。製剤には、少なくとも1つのコーティング層ポリマーおよびコーティング溶媒が含まれ、好ましくは、溶媒は、加工に用いられ、乾燥によって除去される水である。第一コーティング層ポリマーは、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルアルコール(PVA)、エチルセルロース、メタクリル酸ポリマーまたはヒドロキシプロピルセルロースであってもよく、好ましくは、PVAである。第一コーティングには、適宜、第二コーティング層の重量に基づいて、約0.5から約70重量%が含まれていてもよく、好ましくは、約30から約50重量%の範囲内のサクサグリプチンが含まれる。第一コーティングには、適宜、可塑剤、例えば、トリアセチン、フタル酸ジエチル、セバシン酸トリブチルまたはポリエチレングリコール(PEG)が含まれていてもよく、好ましくは、PEGであり;抗粘着性剤(anti-adherent)または流動促進剤、例えば、滑石、ヒュームドシリカまたはステアリン酸マグネシウム;および乳白剤、例えば、二酸化チタンが含まれうる。コーティング層には、酸化鉄をベースにした着色剤も含まれうる。コーティング物質は、Opadry(登録商標)HPまたはOpadry(登録商標)IIホワイトの商品名として市販品として入手可能である。
【0073】
第二コーティングは、第一コーティングと組成が同一であり、好ましくは、サクサグリプチンが含まれる。
【0074】
第三コーティングは、第一コーティングと組成がサクサグリプチンを含まないこと以外に同一である。
【0075】
よって、ある態様において、本発明は、(1)第一層がメトホルミンを含み;第二層がSGLT2阻害剤を含み;第二層が約300から約400mgである2つの層を含む二層錠剤コア;(2)二層錠剤コアを被覆し、サクサグリプチンを適宜含んでいてもよい第一コーティング;(3)第一コーティングを被覆し、サクサグリプチンを適宜含んでいてもよい第二コーティング;および(4)適宜第二コーティングを被覆する第三コーティングを含んでいてもよく;ここで、第一コーティングおよび第二コーティングのうちの少なくとも1つがサクサグリプチンを含む、コーティング二層錠を提供する。
【0076】
ある態様において、本発明は、(1)第一層が、約64〜82% メトホルミン塩酸塩、約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜30% ヒドロキシプロピルメチルセルロース;約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウム;および約0〜2% 二酸化ケイ素または0〜1.5% コロイド状二酸化ケイ素を含み;第二層が、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約50〜80% 微結晶セルロース;約0〜20% アルファ化デンプン;約0〜20% マンニトール;約0〜15% ヒドロキシプロピルセルロース;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜2% ステアリン酸マグネシウムを含み;第二層が約300から約400mgである二層錠剤コアであって;(2)第一層がポリビニルアルコール系ポリマーを含み;(3)第二コーティングがサクサグリプチンおよびポリビニルアルコール系ポリマーを含み;ならびに(4)第三コーティングがポリビニルアルコール系ポリマーを含む、コーティング二層錠を提供する。
【0077】
ある態様において、本発明は、(1)第一層が、約67〜71% メトホルミン塩酸塩、約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約25〜29% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウムを含み;ならびに、第二層が、
(A)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物:約14〜18% 乳糖無水物;約72〜80% 微結晶セルロース302;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;
(B)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約50〜70% 微結晶セルロース302;約10〜22% アルファ化デンプン;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;
(C)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約60〜70% 微結晶セルロース302;約5〜15% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;または
(D)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約55〜65% 微結晶セルロース302;約10〜20% マンニトール;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムを含み;第二層が約300から約400mgである二層錠剤コアであって;
(2)第一コーティングがOpadry(登録商標)HPを含み;(3)第二コーティングがサクサグリプチンおよびOpadry(登録商標)HPを含み;および(4)第三コーティングがOpadry(登録商標)HPを含む、コーティング二層錠を提供する。
【0078】
ある態様において、本発明は、(1)第一層が、約69% メトホルミン塩酸塩、約3.5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.48% ステアリン酸マグネシウムを含み、第二層が
(A)約0.8% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約77% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(B)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約76% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(C)約3.4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約74% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(D)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約64% 微結晶セルロース302;約13% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(E)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約57% 微結晶セルロース302;約19% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(F)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約66% 微結晶セルロース302;約10% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;あるいは
(G)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約61% 微結晶セルロース302;約15% マンニトール;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムを含み;第二層が約300から約400mgである二層錠剤コアであって;
(2)第一コーティングがOpadry(登録商標)HPを含み;(3)第二コーティングがサクサグリプチンおよびOpadry(登録商標)HPを含み;および(4)第三コーティングがOpadry(登録商標)HPを含む、コーティング二層錠を提供する。
【0079】
ある態様において、本発明は、(1)第一層が、約72〜82% メトホルミン塩酸塩;約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜22% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.1〜0.6% ステアリン酸マグネシウムを含み;第二層が、
(A)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約72〜80% 微結晶セルロース302;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;
(B)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約50〜70% 微結晶セルロース302;約10〜22% アルファ化デンプン;約2〜6.00% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;
(C)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約60〜70% 微結晶セルロース302;約5〜15% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;あるいは
(D)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約14〜18% 乳糖無水物;約55〜65% 微結晶セルロース302;約10〜20% マンニトール;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムを含み;第二層が約300から約400mgである二層錠剤コアであって;
(2)第一コーティングが、Opadry(登録商標)HPを含み;(3)第二コーティングが、サクサグリプチンおよびOpadry(登録商標)HPを含み;ならびに(4)第三コーティングが、Opadry(登録商標)HPを含む、コーティング二層錠を提供する。
【0080】
ある態様において、本発明は、(1)第一層が、約76.6% メトホルミン塩酸塩;約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含み;第二層が
(A)約0.8% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約77% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(B)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約76% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(C)約3.4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物、約16% 乳糖無水物;約74% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(D)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約64% 微結晶セルロース302;約13% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(E)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約57% 微結晶セルロース302;約19% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(F)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約66% 微結晶セルロース302;約10% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;または
(G)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物;約16% 乳糖無水物;約61% 微結晶セルロース302;約15% マンニトール;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムを含み;第二層が約300から約400mgである二層錠剤コアであって;
(2)第一コーティングがOpadry(登録商標)HPを含み;(3)第二コーティングがサクサグリプチンおよびOpadry(登録商標)HPを含み;ならびに(4)第三コーティングがOpadry(登録商標)HPを含む、コーティング二層錠を提供する。
【0081】
ある態様において、本発明は、サクサグリプチンを適宜含有していてもよい第一コーティングで被覆された錠剤コア、サクサグリプチンを適宜含有していてもよい第二コーティングを含み、適宜第三コーティングを含んでいてもよい、コーティング錠を提供する。錠剤コアには、メトホルミンが含まれ、メトホルミン塩酸塩が好ましい。第一および第二コーティングのうちの少なくとも1つには、サクサグリプチンが含有される。第一および第二コーティングは、WO2005/117841に記載の内部密封コーティング層または中間(薬物)コーティング層の調製と同一の方法で調製される。第三コーティングは、2005/117841に記載の外部保護コーティング層の調製と同一の方法で調製される。
【0082】
別の態様において、本発明は、(1)メトホルミンを含む錠剤コア;(2)前記錠剤コアを被覆し、サクサグリプチンを適宜含んでいてもよい第一コーティング;(3)前記第一コーティングを被覆し、サクサグリプチンを適宜含んでいてもよい第二コーティングを含み;ならびに(4)適宜第三コーティングを被覆する第三コーティングを含んでいてもよく;第一コーティングおよび第二コーティングのうちの少なくとも1つがサクサグリプチンを含むものである、コーティング錠を提供する。
【0083】
別の態様において、本発明は、(1)約72〜82% メトホルミン塩酸塩;約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜22% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.1〜0.6% ステアリン酸マグネシウムを含む錠剤コア;(2)ポリビニルアルコール系ポリマーを含む第一コーティング;(3)サクサグリプチンおよびポリビニルアルコール系ポリマーを含む第二コーティング;および(4)ポリビニルアルコール系ポリマーを含む第三コーティングを含む、コーティング錠を提供する。
【0084】
別の態様において、本発明は、(1)約76.6% メトホルミン塩酸塩;約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含む錠剤コア;(2)Opadry(登録商標)HPを含む第一コーティング;(3)サクサグリプチンおよびOpadry(登録商標)HPを含む第二コーティング;ならびに(4)Opadry(登録商標)HPを含む第三コーティングを含む、コーティング錠を提供する。
【0085】
別の態様において、本発明は、(1)約76.6% メトホルミン塩酸塩;約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約1% 二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含む錠剤コア;(2)Opadry(登録商標)HPを含む第一コーティング;(3)サクサグリプチンおよびOpadry(登録商標)HPを含む第二コーティング;ならびに(4)Opadry(登録商標)HPを含む第三コーティングを含む、コーティング錠を提供する。
【0086】
別の態様において、本発明は、(1)約76.6% メトホルミン塩酸塩;約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約1% 二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含む錠剤コア;(2)約2% Opadry(登録商標)HPを含む第一コーティング;(3)約1.25% サクサグリプチンおよび約10% Opadry(登録商標)HPを含む第二コーティング;ならびに(4)約2% Opadry(登録商標)HPを含む第三コーティングを含む、コーティング錠を提供する。
【0087】
別の態様において、本発明は、本発明の二層錠を、1つまたはそれ以上の抗糖尿病薬;高血糖治療薬;脂質異常症薬もしくは高脂血症治療薬;抗肥満薬;降圧薬および食欲抑制薬;インスリン分泌促進物質、インスリン抵抗性改善薬、グルコキナーゼ活性化剤、グルココルチコイドアンタゴニスト、フルクトース1,6−ビスホスファターゼ阻害剤、AMPキナーゼ活性化剤、インクレチン分泌促進物質などのインクレチン経路の修飾因子、例えば、GPR119またはGPR40アゴニスト、インクレチン模倣物質、例えば、バイエッタ、およびインクレチン増強剤、胆汁酸金属イオン封鎖剤またはTGR5アゴニストなどの胆汁酸受容体アゴニスト、ドーパミン受容体アゴニスト、例えば、シクロセット(cycloset)、アルドース還元酵素阻害剤、PPARγアゴニスト、PPARαアゴニスト、PPARδアンタゴニストもしくはアゴニスト、PPARα/γ二重アゴニスト、11−β−HSD−1阻害剤、サクサグリプチン以外のジペプチジルペプチダーゼIV(DPP4)阻害剤、ダパグリフロジン以外のSGLT2阻害剤、グルカゴン様ペプチド−1(GLP−1)、GLP−1アゴニストおよびPTP−1B阻害剤と組み合わせて含有する併用薬を提供する。食事摂取の減少に作用する体重減少薬(シブトラミン、CB1アンタゴニスト、5HT2Cアゴニスト、MCHR1アンタゴニストなど)および栄養吸収を減少させる薬物(リパーゼ阻害剤(オルリスタット)など)、エネルギー消費を増加させる薬物(甲状腺ホルモン類似物質)またはGI移行を遅延させる薬物(アミリン模倣物質またはグレリンアンタゴニスト)もまた含まれる。
【0088】
本発明の製剤と組み合わせて使用するのに適した抗糖尿病薬の例としては、以下に限定されないが、アルファグルコシダーゼ阻害剤(アカルボースまたはミグリトール)、インスリン類(インスリン分泌促進物質またはインスリン抵抗性改善薬を含む)、メグリチニド(例えば、レパグリニド)、スルホニル尿素(例えば、グリメピリド、グリブリド、グリクラジド、クロロプロパミドおよびグリピジド)、ビグアニド/グリブリドの組合せ(例えば、グルコバンス(登録商標))、チアゾリジンジオン(例えば、トログリタゾン、ロシグリタゾンおよびピオグリタゾン)、PPARアルファアゴニスト、PPARガンマアゴニスト、PPARアルファ/ガンマ二重アゴニスト、グリコーゲンホスホリラーゼ阻害剤、脂肪酸結合タンパク質の阻害剤(aP2)、GPR−119修飾薬、GPR40修飾薬、グルコキナーゼ阻害剤、グルカゴン様ペプチド−1(GLP−1)およびGLP−1受容体の他のアゴニスト、ダパグリフロジン以外のSGLT2阻害剤、およびサクサグリプチン以外のジペプチジルペプチダーゼIV(DPP4)阻害剤が挙げられる。
【0089】
その他の適当なチアゾリジンジオン類には、以下に限定されないが、MCC−555(米国特許第5,594,016号に開示,三菱)、ファルグリタザル(faraglitazar)(GI−262570,Glaxo−Wellcome)、エングリタゾン(CP−68722,Pfizer)もしくはダルグリタゾン(CP−86325,Pfizer;イサグリタゾン、MIT/Johnson&Johnson)、レグリタザル(reglitazar)(JTT−501,(JPNT/Pharmacia&Upjohn)、リボグリタゾン(rivoglitazone)(R−119702、三共/WL)、リラグルチド(NN−2344,Reddy博士/NN)、および(Z)−1,4−ビス−4−[(3,5−ジオキソ−1,2,4−オキサジアゾリジン−2−イル−メチル)]フェノキシブタ−2−エン(YM−440,山之内)が含まれる。
【0090】
PPAR−アルファアゴニスト類、PPAR−ガンマアゴニスト類およびPPARアルファ/ガンマ二重アゴニスト類の例には、以下に限定されないが、マルグリタザル(muraglitazar)、ペリグリタザル(peliglitazar)、テサグリタザル(tesaglitazar)、AR−HO39242(Astra/Zeneca)、GW−501516(Glaxo−Wellcome)、KRP297(キョーリン メルク)、ならびにMurakami et al, "A Novel Insulin Sensitizer Acts As a Coligand for Peroxisome Proliferation - Activated Receptor Alpha (PPAR alpha) and PPAR gamma. Effect on PPAR alpha Activation on Abnormal Lipid Metabolism in Liver of Zucker Fatty Rats", Diabetes 47, 1841-1847 (1998);WO01/21602および米国特許第6,414,002号および米国特許第6,653,314号によって開示される化合物が含まれ、出典明示により全体が本明細書に取り込まれ、その中で設定されるような投薬量で用いられる。1の実施態様において、引用文献において好ましいと記載された化合物は、本明細書で使用するのに好ましい。
【0091】
適当なaP2阻害剤には、以下に限定されないが、1999年9月7日に出願された米国特許出願第09/391,053号に開示された化合物、および米国特許第6,548,529号に開示された化合物が含まれ、これらの文献は、出典明示によりその全体が本明細書に取り込まれ、その中で示される投薬量で用いられる。
【0092】
適当なDPP4阻害剤には、以下に限定されないが、シタグリプチンおよびビルダグリブチン、ならびにWO99/38501、WO99/46272、WO99/67279(PROBIODRUG)、WO99/67278(PROBIODRUG)、WO99/61431(PROBIODRUG)に開示される化合物、Hughes et al.,Biochemistry, 38(36), 11597-11603, 1999に開示されるNVP−DPP728A(1−[[[2−[(5−シアノピリジン−2−イル)アミノ]エチル]アミノ]アセチル]−2−シアノ−(S)−ピロリジン)(Novartis)、TSL−225(トリプトフィル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−3−カルボン酸(Yamada et al., Bioorg. & Med. Chem. Lett. 8 (1998) 1537-1540に開示される))、Ashworth et al., Bioorg. & Med. Chem. Lett. Vol.6, No.22, pp.1163-1166およびpp.2745-2748 (1996)に開示される2−シアノピロリジド類および4−シアノピロリジド類、米国特許出願第10/899,641号に開示された化合物が含まれ、全ての文献は、出典明示により全体が本明細書に取り込まれ、上記の文献中で設定される投薬量で用いられる)。
【0093】
本発明の二層コーティング錠および本発明の二層錠を用いる併用薬に包含される適当なSGLT2阻害剤には、セルグリフロジン、レモグリフロジン(remogliflozin)、エタボン酸レモグリフロジン、カナグリフロジン、BI−10773およびBI−44847、ASP−1941、R−7201、LX−4211、YM−543、AVE2268、TS−033またはSGL−0100、ならびにそれらの全体があらゆる目的のために出典明示により本明細書に取り込まれるUS7,589,193、WO2007007628、EP2009010、WO200903596、US2009030198、US7,288,528およびUS2007/0197623で開示される化合物が含まれる。以下のSGLT2阻害剤が好ましい。
【化2】

【化3】


【0094】
適当なメグリチニド系には、ナテグリニド(Novartis)またはKAD1229(PF/Kissei)が含まれる。
【0095】
本発明の製剤と併用するための適当な高血糖治療薬の例には、以下に限定されないが、グルカゴン様ペプチド−1(GLP−1)、例えば、GLP−1(1−36)アミド、GLP−1(7−36)アミド、GLP−1(7−37)(米国特許第5,614,492号に開示され、出典明示によりその全体が本明細書に取り込まれる)、ならびにエクセナチド(アミリン/Lilly)、LY−315902(Lilly)、MK−0431(Merck)、リラグルチド(NovoNordisk)、ZP−10(Zealand Pharmaceuticals A/S)、CJC−1131(Conjuchem Inc)ならびに出典明示によりその全体が本明細書に取り込まれるWO03/033671に開示される化合物が含まれる。
【0096】
本発明の製剤と併用するための適当な高脂血症治療薬/脂質低下薬の例としては、1つまたはそれ以上のMTP阻害剤、HMG CoA還元酵素阻害剤、スクアレン合成酵素阻害剤、フィブリン酸誘導体、ACAT阻害剤、リポキシゲナーゼ阻害剤、コレステロール吸収阻害剤、回腸Na/胆汁酸共輸送体阻害剤、LDL受容体活性の上方調節因子、胆汁酸金属イオン封鎖剤、コレステロールエステル転送タンパク質(例えば、トルセトラピブ(CP−529414,Pfizer)およびJTT−705(Akros Pharma)などのCETP阻害剤)、PPARアゴニスト(上記に記載)および/またはニコチン酸およびその誘導体が含まれる。高脂血症治療薬は、LD2受容体活性の上方調節因子、例えば、1(3H)−イソベンゾフラノン,3−(13−ヒドロキシ−10−オキソテトラデシル)−5,7−ジメトキシ−(MD−700,大正製薬会社)およびコレスタン−3−オール,4−(2−プロペニル)−(3a,4a,5a)−(LY295427,Eli Lilly)でありうる。好ましい高脂血症治療薬としては、例えば、プラバスタチン、ロバスタチン、シンバスタチン、アトルバスタチン、フルバスタチン、セリバスタチン、アタバスタチン(atavastatin)およびロスバスタチン(ZD−4522)が挙げられる。
【0097】
上記に記載されるように用いることができるMTP阻害剤の例には、以下に限定されないが、米国特許第5,595,872号、米国特許第5,739,135号、米国特許第5,712,279号、米国特許第5,760,246号、米国特許第5,827,875号、米国特許第5,885,983号、米国特許第5,962,440号に開示される化合物が含まれ、これらの全ての文献は、出典明示により全体が本明細書に取り込まれる。
【0098】
本発明の製剤と併用することができるHMG CoA還元酵素阻害剤の例には、以下に限定されないが、米国特許第3,983,140号に開示されるようなメバスタチンおよびその関連化合物、米国特許第4,231,938号に開示されるようなロバスタチン(メビノリン)およびその関連化合物、米国特許第4,346,227号に開示されるようなプラバスタチンおよびその関連化合物、米国特許第4,448,784号および第4,450,171号に開示されるようなシンバスタチンおよびその関連化合物が含まれる。本明細書で用いることができるその他の適当なHMG CoA還元酵素阻害剤としては、以下に限定されないが、米国特許第5,354,772号に開示されるようなフルバスタチン、米国特許第5,006,530号および第5,177,080号に開示されるようなセリバスタチン、米国特許第4,681,893号、第5,273,995号、第5,385,929号および第5,686,104号に開示されるようなアトルバスタチン、米国特許第5,011,930号に開示されるようなアタバスチン(atavastatin)(日産/三共のニスバスタチン(NK−104))、米国特許第5,260,440号に開示されるようなロスバスタチン(塩野義−Astra/Zeneca(ZD−4522))、ならびに米国特許第5,753,675号に開示される関連するスタチン化合物、米国特許第4,613,610号に開示されるようなメバロノラクトン誘導体のピラゾール類似体、PCT出願WO86/03488に開示されるようなメバロノラクトン誘導体のインデン類似体、米国特許第4,647,576号に開示されるような6−[2−(置換ピロール−1−イル)−アルキル)ピラン−2−オンおよびその誘導体、サール(Searle)のSC−45355(3−置換ペンタンジ酸誘導体)ジクロロアセテート、PCT出願WO86/07054に開示されるようなメバロノラクトンのイミダゾール類似体、仏国特許第2,596,393号に開示されるような3−カルボキシ−2−ヒドロキシプロパンホスホン酸誘導体、欧州特許出願第0221025号に開示されるような2,3−二置換ピロール、フランおよびチオフェン誘導体、米国特許第4,686,237号に開示されるようなメバロノラクトンのナフチル類似体、米国特許第4,499,289号に開示されるようなオクタヒドロナフタレン、欧州特許出願第0142146 A2号に開示されるようなメビノリン(ロバスタチン)のケト類似体、ならびに米国特許第5,506,219号および第5,691,322号に開示されるようなキノリンおよびピリジン誘導体が挙げられる。引用文献の全ては、出典明示によりその全体が本明細書に取り込まれる。さらに、HMG CoA還元酵素を阻害するのに有用なホスフィン酸化合物、例えば、GB2205837に開示される化合物は、本発明の製剤と併用することに適当である。
【0099】
本発明における使用に適当なスクアレン合成酵素阻害剤の例には、以下に限定されないが、米国特許第5,712,396号に開示されるα−ホスホノ−スルホネート、Biller et al., J. Med. Chem., 1988, Vol. 31, No. 10, pp. 1869-1871により開示される化合物(イソプレノイド(ホスフィニル−メチル)ホスホネートを含む)、ならびに例えば、米国特許第4,871,721号および第4,924,024号ならびにBiller, S.A., Neuenschwander, K., Ponpipom, M.M.,and Poulter, C.D., Current Pharmaceutical Design, 2, 1-40 (1996)に開示されるようなその他の公知のスクアレン合成酵素阻害剤が含まれる。本発明における使用に適当なその他のスクアレン合成酵素阻害剤には、P. Ortiz de Montellano et al, J. Med. Chem., 1977, 20, 243-249により開示されるテルペノイドピロホスフェート;Corey and Volante, J. Am. Chem. Soc., 1976, 98, 1291-1293により開示されるようなファルネシルジホスフェート類似体Aおよびプレスクアレンピロホスフェート(PSQ−PP)類似体;McClard, R.W. et al, J.A.C.S., 1987, 109, 5544により開示されるホスフィニルホスホネート;ならびにCapson, T.L., Ph Dの学位論文, June, 1987, Dept. Med. Chem. U of Utah, Abstract, Table of Contents, pp 16, 17, 40-43, 48-51, Summaryにより報告されたシクロプロパンが含まれる。全ての引用文献は、出典明示によりそれらの全体が本明細書に取り込まれる。
【0100】
本発明の製剤と併用することができるフィブリン酸誘導体の例としては、以下に限定されないが、フェノフィブラート、ゲムフィブロジル、クロフィブレート、ベザフィブラート、シプロフィブラート、クリノフィブラートおよびその類似物質、プロブコール、および米国特許第3,674,836号に開示されるような関連化合物、胆汁酸金属イオン封鎖剤、例えば、コレスチラミン、コレスチポールおよびDEAE−セファデックス(セコレックス(登録商標)、ポリセキシブ(登録商標))、ならびにリポスタビル(ローヌ・プーラン社)、エイザイE−5050(N−置換エタノールアミン誘導体)、イマニキシル(HOE−402)、テトラヒドロリプスタチン(THL)、イスチグマスタニルホスホリルコリン(istigmastanylphosphorylcholine)(SPC,Roche)、アミノシクロデキストリン(田辺製薬)、味の素AJ−814(アズレン誘導体)、メリナミド(住友)、Sandoz 58−035、アメリカンシアナミドCL−277,082およびCL−283,546(二置換ウレア誘導体)、ニコチン酸、アシピモックス、アシフラン、ネオマイシン、p−アミノサリチル酸、アスピリン、米国特許第4,759,923号に開示されるようなポリ(ジアリルメチルアミン)誘導体、米国特許第4,027,009号に開示されるような第四級アミンポリ(ジアリルジメチル塩化アンモニウム)およびイオネン、ならびにその他の公知の血清コレステロール降下薬が挙げられる。1の実施態様において、フィブリン酸誘導体は、プロブコールまたはゲムフィブロジルである。全ての引用文献は、出典明示によりそれらの全体が本明細書に取り込まれる。
【0101】
本発明の製剤と併用することができるACAT阻害剤の例としては、以下に限定されないが、Drugs of the Future 24, 9-15 (1999), (Avasimibe); "The ACAT inhibitor, Cl-1011 is effective in the prevention and regression of aortic fatty streak area in hamsters"、Nicolosi et al, Atherosclerosis (Shannon, Irel). (1998), 137(1), 77-85; "The pharmacological profile of FCE 27677: a novel ACAT inhibitor with potent hypolipidemic activity mediated by selective suppression of the hepatic secretion of ApoB100-containing lipoprotein"、Ghiselli, Giancarlo, Cardiovasc. Drug Rev. (1998), 16(1), 16-30; "RP 73163: a bioavailable alkylsulfinyl-diphenylimidazole ACAT inhibitor"、Smith, C., et al, Bioorg. Med. Chem. Lett. (1996), 6(1), 47-50; "ACAT inhibitors: physiologic mechanisms for hypolipidemic and anti-atherosclerotic activities in experimental animals"、Krause et al, Editor(s): Ruffolo, Robert R., Jr.; Hollinger, Mannfred A., Inflammation: Mediators Pathways (1995), 173-98, Publisher: CRC, Boca Raton, Fla.; "ACAT inhibitors: potential anti-atherosclerotic agents"、Sliskovic et al, Curr. Med. Chem. (1994), 1(3), 204-25; "Inhibitors of acyl-CoA:cholesterol O-acyl transferase (ACAT) as hypocholesterolemic agents. The first water-soluble ACAT inhibitor with lipid-regulating activity. Inhibitors of acyl-CoA:cholesterol acyltransferase (ACAT). Development of a series of substituted N-phenyl-N'-[(1-phenylcyclopentyl)methyl]ureas with enhanced hypocholesterolemic activity"、Stout et al, Chemtracts: Org. Chem. (1995), 8(6), 359-62に開示の化合物、またはTS−962(大正製薬)が含まれる。全ての引用文献は、出典明示によりそれらの全体が本明細書に取り込まれる。
【0102】
本発明の製剤と併用するための適当なコレステロール吸収阻害剤の例には、以下に限定されないが、SCH48461(Schering−Plough)、ならびに出典明示によりその全体が本明細書に取り込まれるAtherosclerosis 115, 45-63 (1995)およびJ. Med. Chem. 41, 973 (1998)に開示の化合物が含まれる。
【0103】
本発明の製剤と併用するための適当な回腸Na/胆汁酸共輸送体阻害剤には、以下に限定されないが、出典明示によりその全体が本明細書に取り込まれるDrugs of the Future, 24, 425-430 (1999)に開示されるような化合物が含まれる。
【0104】
本発明の製剤と併用することができるリポキシゲナーゼ阻害剤の例としては、以下に限定されないが、WO97/12615に開示されるような15−リポキシゲナーゼ(15−LO)阻害剤、例えばベンゾイミダゾール誘導体、WO97/12613に開示されるような15−LO阻害剤、WO96/38144に開示されるようなイソチアゾロン、ならびにSendobry et al "Attenuation of diet-induced atherosclerosis in rabbits with a highly selective 15-lipoxygenase inhibitor lacking significant antioxidant properties"、Brit. J. Pharmacology (1997) 120, 1199-1206、およびCornicelli et al., "15-Lipoxygenase and its Inhibition: A Novel Therapeutic Target for Vascular Disease"、Current Pharmaceutical Design, 1999, 5, 11-20により開示される15−LO阻害剤が挙げられる。全ての引用文献は、出典明示によりそれらの全体が本明細書に取り込まれる。
【0105】
本発明の製剤と併用するための適当な降圧薬の例には、以下に限定されないが、ベータアドレナリン作動性阻害剤カルシウムチャンネルブロッカー(L型およびT型;例えば、ジルチアゼム、ベラパミル、ニフェジピン、アムロジピンおよびミベフラジル(mybefradil))、利尿薬(例えば、クロロチアジド、ヒドロクロロチアジド、フルメチアジド、ヒドロフルメチアジド、ベンドロフルメチアジド、メチルクロロチアジド、トリクロロメチアジド、ポリチアジド、ベンズチアジド、エタクリン酸トリクリナフェン、クロルタリドン、フロセミド、ムソリミン(musolimine)、ブメタニド、トリアムテレン(triamtrenene)、アミロライド、スピロノラクトン)、レニン阻害剤、ACE阻害剤(例えば、カプトプリル、ゾフェノプリル、ホシノプリル、エナラプリル、セラノプリル(ceranopril)、シラザプリル、デラプリル、ペントプリル、キナプリル、ラミプリル、リジノプリル)、AT−1受容体アンタゴニスト(例えば、ロサルタン、イルベサルタン、バルサルタン)、ET受容体アンタゴニスト(例えば、シタクスセンタン、アトラセンタン(atrsentan)ならびに米国特許第5,612,359号および第6,043,265号に開示される化合物)、二重ET/AIIアンタゴニスト(例えば、WO00/01389に開示される化合物)、中性エンドペプチダーゼ(NEP)阻害剤、バソペプチダーゼ(vasopepsidase)阻害剤(二重NEP−ACE阻害剤)(例えば、オマパトリラトおよびゲモパトリラト(gemopatrilat))および硝酸塩が含まれる。全ての引用文献は、出典明示によりそれらの全体が本明細書に取り込まれる。
【0106】
本発明の製剤と併用するための適当な抗肥満薬の例としては、以下に限定されないが、ベータ3アドレナリン作動性アゴニスト、リパーゼ阻害剤、セロトニン(およびドーパミン)再取り込み阻害剤、甲状腺受容体ベータ薬、5HT2Cアゴニスト(例えば、Arena APD−356);MCHR1アンタゴニスト(例えば、Synaptic SNAP−7941および武田 T−226926)、メラノコルチン受容体(MC4R)アゴニスト、メラニン凝集ホルモン受容体(MCHR)アンタゴニスト(例えば、Synaptic SNAP−7941および武田 T−226926)、ガラニン受容体修飾因子、オレキシンアンタゴニスト、CCKアゴニスト、NPY1またはNPY5アンタゴニスト、NPY2およびNPY4修飾因子、副腎皮質刺激ホルモン放出因子アゴニスト、ヒスタミン受容体−3(H3)修飾因子、11−ベータ−HSD−1阻害剤、アディポネクチン受容体修飾因子、モノアミン再取り込み阻害剤または放出剤、毛様体神経栄養因子(CNTF,Regeneronによるアキソキン(登録商標)など)、BDNF(脳由来神経栄養因子)、レプチンおよびレプチン受容体修飾因子、カンナビノイド−1受容体アンタゴニスト(例えば、SR−141716(Sanofi)またはSLV−319(Solvay))ならびに食欲抑制薬が挙げられる。
【0107】
本発明の製剤と適宜併用することができる適当なベータ3アドレナリン作動性アゴニストには、以下に限定されないが、AJ9677(武田/大日本)、L750355(Merck)、CP331648(Pfizer)または米国特許第5,541,204号、第5,770,615号、第5,491,134号、第5,776,983号および第5,488,064号に開示されるようなその他の公知のベータ3アゴニストが含まれ、全ての引用文献は、出典明示によりそれらの全体が本明細書に取り込まれる。
【0108】
本発明の製剤と併用することができるリパーゼ阻害剤の例としては、以下に限定されないが、オルリスタットおよびATL−962(Alizyme)が挙げられる。
【0109】
本発明の製剤と併用することができるセロトニン(およびドーパミン)再取り込み阻害剤(またはセロトニン受容体アゴニスト)には、以下に限定されないが、BVT−933(Biovitrum)、シブトラミン、トピラメート(Johnson&Johnson)およびアキソキン(Regeneron)が含まれる。
【0110】
本発明の製剤と併用することができる甲状腺受容体ベータ化合物の例としては、以下に限定されないが、甲状腺受容体リガンド、例えば、出典明示によりそれらの全体が本明細書に取り込まれる、WO97/21993(U.Cal SF)、WO99/00353(KaroBio)およびWO00/039077(KaroBio)に開示される化合物が挙げられる。
【0111】
本発明の製剤と併用することができるモノアミン再取り込み阻害剤の例には、以下に限定されないが、フェンフルラミン、デクスフェンフルラミン、フルボキサミン、フルオキセチン、パロキセチン、セルトラリン、クロロフェンテルミン、クロホレックス、クロルテルミン、ピシロレクス、シブトラミン、デキサアンフェタミン、フェンテルミン、フェニルプロパノールアミンおよびマジンドールが含まれる。
【0112】
本発明の製剤と併用することができる食欲抑制薬の例には、以下に限定されないが、トピラメート(Johnson&Johnson)、デキサアンフェタミン、フェンテルミン、フェニルプロパノールアミンおよびマジンドールが含まれる。
【0113】
前記の特許および特許出願は、出典明示によりそれらの全体が本明細書に取り込まれる。
【0114】
本発明の製剤のいずれかがその他の治療剤と併用される場合、その他の治療剤は、例えば、医師用添付文書集で指示される量で、上記で引用する特許および特許出願で設定されるように、あるいは当業者によって特に知られ、用いられるとおりに使用することができる。
【0115】
本発明には、(1)低質量のメトホルミン製剤;(2)カナグリフロジンを含む製剤を含み;および(3)適宜コーティング剤を含んでいてもよい二層錠が包含される。よって、ある態様において、本発明は、(1)第一層が、約72〜82% メトホルミン塩酸塩;約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜22% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.1〜0.6% ステアリン酸マグネシウムを含み;(2)第二層がカナグリフロジンを含み;ならびに(3)適宜コーティング剤がOpadry(登録商標)IIを含んでいてもよい、二層錠を提供する。
【0116】
別の態様において、本発明は、(1)第一層が、約76.6% メトホルミン塩酸塩;約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウム;(2)第二層がカナグリフロジンを含み;ならびに(3)適宜含まれていてもよいコーティングがOpadry(登録商標)IIを含む二層錠を提供する
【0117】
別の態様において、本発明は、(1)第一層が、約76.6% メトホルミン塩酸塩;約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウム;(2)第二層がカナグリフロジンを含み;ならびに(3)適宜含まれていてもよいコーティングがOpadry(登録商標)IIを含む二層錠を提供する。
【0118】
本発明での使用に適する充填剤または増量剤の例には、以下に限定されないが、セルロース誘導体、例えば、微結晶セルロースまたは木材セルロース(微結晶セルロース302を含む)、乳糖、乳糖無水物、ショ糖、デンプン、アルファ化デンプン、デキストロース、マンニトール(マンニトールPearlitol SD200を含む)、フルクトース、キシリトール、ソルビトール、トウモロコシデンプン、加工トウモロコシデンプン、無機塩、例えば、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸水素カルシウム、硫酸カルシウム、デキストリン/デキストレート、マルトデキストリン、圧縮糖、およびその他の公知の充填剤または増量剤、ならびに/あるいはこれらの2つまたはそれ以上の混合物が含まれる。ある種類の微結晶セルロースは、本明細書に記載の製剤における使用に適し、例えば、Avicel(登録商標)タイプ:PH101、PH102、PH103、PH105、PH112、PH113、PH200、PH301からなる群から選択される微結晶セルロース、ならびにケイ化微結晶セルロースなどの他の種類の微結晶セルロースである。ある種類の乳糖は、本明細書に記載の製剤における使用に適し、例えば、無水乳糖、乳糖一水和物、乳糖ファーストフロー(fast flo)、直接圧縮した無水乳糖および加工した乳糖一水和物からなる群から選択される乳糖である。
【0119】
本発明における使用に適する結合剤の例には、以下に限定されないが、カルボキシメチルセルロース(ナトリウムカルボキシメチルセルロースを含む)、ヒドロキシプロピルセルロース(ヒドロキシプロピルセルロースEXFを含む)、トウモロコシデンプン、アルファ化デンプン、加工トウモロコシデンプン、ポリビニルピロリドン(PVP)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)(ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208を含む)、乳糖、アラビアゴム、エチルセルロース、酢酸セルロース、ならびにワックス結合剤、例えば、カルナバろう、パラフィン、鯨ろう、ポリエチレンまたは微結晶ろう、ならびにその他の一般的な結合剤および/またはこれらの2つまたはそれ以上の混合物が含まれる。
【0120】
本発明における使用に適する崩壊剤の例には、以下に限定されないが、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドン、デンプン、ジャガイモデンプン、アルファ化デンプン、トウモロコシデンプン、グリコール酸ナトリウムデンプン、微結晶セルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロースおよびその他の公知の崩壊剤が含まれる。いくつかの特殊なタイプの崩壊剤は、本明細書に記載の製剤における使用に適する。例えば、クロスポビドンXL−10を含む一定のグレードのクロスポピドンを用いることができ、かかるクロスポビドンには、コリドン(Kollidon)CL(登録商標)、ポリプラスドンXL(登録商標)、コリドンCL−M(登録商標)、ポリプラスドンXL−10(登録商標)、およびポリプラスドンINF−10(登録商標)からなる群から選択されるものが含まれる。ある実施態様において、ストック顆粒剤の崩壊剤は、存在する場合、グリコール酸ナトリウムデンプン、クロスカルメロースナトリウムおよび/またはクロスポビドンである。
【0121】
本発明における使用に適する滑沢剤の例には、以下に限定されないが、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、滑石、カルナバろう、ステアリン酸、パルミチン酸、フマル酸ステアリルナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、パルミトステアリン酸グリセリン(Glyceryl Palmitostearate)、パルミチン酸、ミリスチン酸および水素化植物油および油脂、ならびにその他の公知の滑沢剤、および/またはこれらの2つまたはそれ以上の混合物が含まれる。
【0122】
本発明における使用に適する流動促進剤および/または抗粘着剤(anti-adherent)の例には、以下に限定されないが、二酸化ケイ素、コロイド状二酸化ケイ素、ケイ酸マグネシウム、三ケイ酸マグネシウム、滑石、ならびに凝集したケイ酸塩および水和したシリカなどの他の形態の二酸化ケイ素が含まれる。
【0123】
適当な放出調整剤の例には、以下に限定されないが、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニルアルコール(PVA)、エチルセルロース、メタクリン酸ポリマー、ヒドロキシプロピルセルロース、デンプン、ガム、セルロースエーテル、タンパク質由来物質、ナイロン、アクリル樹脂、ポリ乳酸、塩化ポリビニル、ポリビニルピロリドンおよび酢酸フタル酸セルロースが含まれる。
【0124】
ある態様において、本発明は、SGLT2活性に関連する疾患または障害の治療方法であって、かかる治療を必要とする哺乳類、好ましくはヒトに、メトホルミンXR製剤またはまたは低質量のメトホルミンXR製剤、SGLT2阻害剤製剤を含み、適宜フィルムコーティング剤を含んでいてもよい二層錠の治療上有効量を投与することを特徴とする方法を提供する。本発明の二層錠は、本明細書に記載されるように、糖尿病(1型および2型糖尿病を含む)、耐糖能障害、インスリン耐性、ならびに腎障害、網膜症、神経障害および白内障などの糖尿病の合併症、高血糖、高インスリン血症、高コレステロール血症、脂質異常症、遊離脂肪酸またはグリセロールの血中レベルの上昇、高脂血症、高トリグリセリド血症、肥満症、創傷治癒、組織虚血、アテローム性動脈硬化症または高血圧症を治療するために、哺乳類、好ましくはヒトに投与することができる。好ましい態様において、本発明の二層錠製剤は、2型糖尿病を治療するためにヒトに投与される。
【0125】
別の態様において、本発明は、糖尿病(1型および2型糖尿病を含む)、耐糖能障害、インスリン耐性、ならびに腎障害、網膜症、神経障害および白内障などの糖尿病の合併症、高血糖、高インスリン血症、高コレステロール血症、脂質異常症、遊離脂肪酸またはグリセロールの血中レベルの上昇、高脂血症、高トリグリセリド血症、肥満症、創傷治癒、組織虚血、アテローム性動脈硬化症または高血圧症の治療剤の調製または製造のための、メトホルミンXR製剤または低質量のメトホルミンXR製剤、SGLT2阻害剤製剤を含み、適宜フィルムコーティング剤を含んでいてもよい二層錠の使用を提供する。
【0126】
定義
本明細書で用いられる用語「約」は、表示される数の10%以内、より好ましくは5%以内、なおより好ましくは2%以内の偏差を意味する。
【0127】
本明細書で用いられる用語「ダパグリフロジン」は、実施例1の化合物を意味し、その医薬的に許容される塩が含まれる。
【0128】
本明細書で用いられる用語「ダパグリフロジン(S)PGS」は、実施例2の化合物であるダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物(1:1:1)を意味する。
【0129】
本明細書で用いられる用語「ダパグリフロジン(R)PGS」は、実施例3の化合物であるダパグリフロジン(R)プロピレングリコール水和物(1:1:1)を意味する。
【0130】
本明細書で用いられる用語「メトホルミン徐放性」または「メトホルミンXR」は、薬物の所望の血漿レベルを維持しつつ、投与後長期間にわたり薬物(メトホルミンHCl)の負荷量を放出することによって機能し、経口で制御される放出送達を可能にする製剤中に存在するメトホルミンHClの量を意味する。
【0131】
本明細書で用いられる用語「Opadry(登録商標)II」は、二層錠、ポリビニルアルコール、二酸化チタン、ポリエチレングリコール(PEG)および滑石を含む錠剤のフィルムコーティング剤を意味する。Opadry(登録商標)IIホワイト85F18422には、ポリビニルアルコール、二酸化チタン、ポリエチレングリコールおよび滑石が含まれる。Opadry(登録商標)IIイエロー85F92582には、ポリビニルアルコール、二酸化チタン、ポリエチレングリコール、滑石および黄色の二酸化鉄が含まれる。
【0132】
本明細書で用いられる用語「Opadry(登録商標)HP」は、40% ポリビニルアルコール、20% ポリエチレングリコール、15% 滑石および25% 二酸化チタンを含む錠剤のフィルムコーティング剤を意味する。
【0133】
ヒト実験
24週間の第III相臨床試験において、メトホルミンおよびダパグリフロジン、SGLT2阻害剤の組み合わせは、2型糖尿病患者におけるグリコシル化ヘモグロビンレベル(HbAlc)および空腹時血漿グルコース(FPG)レベルを減少させた。グリコシル化ヘモグロビンおよび空腹時血漿グルコースレベルは、プラセボとメトホルミンを比較して、メトホルミン単独でコントロール不十分であった。試験により、ダパグリフロジンを摂取した個体がプラセボである個体と比較して統計学的により高い平均体重の減少を有することも示された。
【0134】
試験は、2型糖尿病のコントロール不十分な患者において24週間にわたりメトホルミンに対する追加の薬剤としてのダパグリフロジンの有効性および安全性を測定するために設計した。このデータは、HbA1cが基準値の7.0パーセントまたはそれ以上であり、10パーセントまたはそれ以下である546人の2型糖尿病患者の無作為化された二重盲検プラセボ化比較実験からの知見を示す。2週間の先行投与(lead-in phase)後、患者を無作為に4つの別々の治療群:ダパグリフロジン 2.5mg(n=137)、ダパグリフロジン 5mg(n=137)、ダパグリフロジン 10mg(n=135)またはプラセボ(n=137)に分けた。全ての群における患者にメトホルミン(1500mg/d以上)も投与した。24時間後にプラセボと比較した各ダパグリフロジン治療群について、実験の第一エンドポイントで基準値からの平均HbA1c変化を比較した。第二エンドポイントには、プラセボと比較したFPGおよび体重における基準値からの変化が含まれ、24週間で7パーセント未満のHbA1cに達したダパグリフロジンで治療した患者のパーセンテージを調整した。探索エンドポイントには、5%またはそれ以上あるいは10%またはそれ以上の体重減少ならびに基準値からの体重パーセント変化が含まれる。
【0135】
24週間後、ダパグリフロジンの2.5mg、5mgおよび10mgとメトホルミンを受容した患者は、プラセボについての−0.30パーセントと比較して、それぞれ−0.67パーセント、−0.70パーセントおよび−0.84パーセントの統計的に顕著に調整された基準値からのHbA1cの平均変化を示した。ダパグリフロジンで治療した患者は、24週間後に第二エンドポイントで統計的に顕著に調整された基準値からのFPGの平均変化:プラセボに関する−6.0mg/dLと比較して、ダパグリフロジン 2.5mgについて−17.8mg/dL、ダパグリフロジン 5mgについて−21.5mg/dLおよびダパグリフロジン 10mgについて−23.5mg/dL/dlを示した。
【0136】
実験はまた、体重減少についてのダパグリフロジンの影響を評価した。これらの知見には、24週間の試験期間中にわたる総体重を測定したデータが含まれた。24週間後、第二エンドポイントでの総体重kgの変化は、プラセボについての−0.89kgと比較して、ダパグリフロジン 2.5mgについて−2.21kg、ダパグリフロジン 5mgについて−3.04kgおよびダパグリフロジン 10mgについて−2.86kgであった。概して、ダパグリフロジンを摂取したより多くの患者は、探索エンドポイントでプラセボと比較して5パーセントまたはそれ以上の体重減少を達成した。
【0137】
これらの結果は、SGLT2阻害剤、特に、ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物と、メトホルミンとの組み合わせが、体重増加を引き起こすことなく、2型糖尿病患者の高血糖を有効に治療することを示す。
【0138】
【化4】

実施例1
ダパグリフロジン−(2S,3R,4R,5S,6R)−2−(4−クロロ−3−(4−エトキシベンジル)フェニル)−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3,4,5−トリオール
ダパグリフロジンは、米国特許第6,515,117号または国際公開出願第WO03/099836号およびWO2008/116179号に記載の方法と同様の方法を用いて調製することができ、これらの開示は、出典明示によりあらゆる目的のためにそれらの全体が本明細書に取り込まれる。SGLT2 EC50=1.1nM。
【0139】
【化5】

実施例2
ダパグリフロジン(S)PGS−(2S,3R,4R,5S,6R)−2−(4−クロロ−3−(4−エトキシベンジル)フェニル)−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3,4,5−トリオール(S)−プロパン−1,2−ジオール水和物(1:1:1)
ダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水和物(1:1:1)は、公開された出願第WO08/002824号および第WO2008/116179号に記載の方法と同様の方法を用いて調製することができ、これらの開示は、出典明示によりあらゆる目的のためにそれらの全体が本明細書に取り込まれる。SGLT2 EC50=1.1nM。
【0140】
【化6】

実施例3
ダパグリフロジン(R)PGS−(2S,3R,4R,5S,6R)−2−(4−クロロ−3−(4−エトキシベンジル)フェニル)−6−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ−2H−ピラン−3,4,5−トリオール(R)−プロパン−1,2−ジオール水和物(1:1:1)
ダパグリフロジン(R)プロピレングリコール水和物(1:1:1)は、WO08/002824およびWO2008/116179に記載の方法と同様の方法を用いて調製することができ、これらの開示は、出典明示によりあらゆる目的のためにそれらの全体が本明細書に取り込まれる。SGLT2 EC50=1.1nM。
【0141】
実施例4
メトホルミン(1000mg)徐放性製剤およびダパグリフロジン(S)PS(5.00mg)速放性製剤を含有する二層錠を以下に記載されるように調製した。
【表1】

【0142】
メトホルミン造粒物(1000mg)
メトホルミンHCl、0.5% ステアリン酸マグネシウムおよびナトリウムカルボキシメチルセルロースを合わせ、高剪断造粒機中で1分間混合した。精製水を、ノズルを用いて1分間攪拌しながら加えた。湿式造粒した物質を製粉機に通し、続いて水分含量が1.0%以下になるまで乾燥させた。メトホルミンHCl、0.5% ステアリン酸マグネシウムおよびナトリウムカルボキシメチルセルロースを含有する乾燥物質を粉砕機に通し、ポリエチレンラインされたドラムに流し入れて、粉砕されたメトホルミン1gのバルク造粒物を得た。
【0143】
ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208USP(100,000センチポイズ)(methocel K100M Premium)をビン型混合機に加え、60回転で混合した。該物質を粉砕機に通し、流し入れて、粉砕されたヒドロキシプロピルメチルセルロース2208USPを得た。
【0144】
メトホルミン(粉砕した1gバルク造粒物)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208USP(粉砕済み)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208USP(粉砕していない)、およびステアリン酸マグネシウムをビンビーカーに加え、60回転で混合させた。混合した物質をポリエチレンラインされたドラムに流し入れて、メトホルミン徐放性1gバルク造粒物を得た。
【0145】
ダパグリフロジン造粒物(2.5、5.0、10.0mg)
ダパグリフロジン(S)PGSを、適当なタンブルミキサー中で微結晶セルロース、無水乳糖、クロスポビドンの一部、および二酸化ケイ素の一部と混合し、適当なコニカルミルに通した。ステアリン酸マグネシウム(遮蔽した)の一部を該混合物と混合し、続いて適当な乾式圧縮造粒機を用いて圧縮した。圧縮した混合物を縮小して造粒物を形成した。該造粒物を適切なタンブルミキサー中で残りのクロスポビドンおよび二酸化ケイ素と混ぜ合わせた。次いで、該混合物を適当なタンブルミキサー中で残りのステアリン酸マグネシウムと混ぜ合わせた。
【0146】
二層圧縮
二層打錠機は、第一ホッパー(first hopper)でメトホルミンXR製剤または低質量のメトホルミンXR製剤のいずれか、ならびに第二ホッパーでダパグリフロジン(S)PGS造粒物であるSGLT2阻害剤製剤(2.5mg、5mgまたは10mg強度)を用いた。打錠機を設定して、第一層(メトホルミンXRまたは低質量のメトホルミンXR)について目的の重量を得た。第二ホッパーを開き、打錠機を調整して、ダパグリフロジンおよびメトホルミンXRまたはダパグリフロジンおよび低質量のメトホルミンXR二層錠の目的とする錠剤重量を得た。目的の重量を得たら、打錠機を調整して目的の強度を得た。強度を得たら、製造した錠剤を、第一層の重量、ならびに全体錠剤の重量、強度、内径および摩損度に関して定期的にモニターした。採取した二層錠は、Opadry(登録商標)II PVA(ポリビニルアルコール)でフィルムコーティングを施した。
【0147】
実施例5
メトホルミン(1000mg)徐放性製剤およびダパグリフロジン(S)PGS(2.5mg)速放性製剤を含有する二層錠は、実施例4に記載の方法と同様の方法を用いて調製した。
【表2】

【0148】
実施例6
メトホルミン(1000mg)徐放性製剤およびダパグリフロジン(S)PGS(10.00mg)速放性製剤を含有する二層錠は、実施例4に記載の方法と同様の方法で製造した。
【表3】

【0149】
実施例7
低質量のメトホルミン(1000mg)徐放性製剤およびダパグリフロジン(S)PGS(5.00mg)速放性製剤を含有する二層錠は、以下に記載されるように調製した。
【表4】

(a)は、造粒組成物100%w/wを調製するのに十分な量を意味する。
(b)範囲は15%〜27%である。
(c)範囲は0.75%〜1.25%である。
【0150】
メトホルミンHCl、0.5% ステアリン酸マグネシウムおよびナトリウムカルボキシメチルセルロースを合わせ、高剪断造粒機で1分間混ぜ合わせた。精製水を、ノズルを用いて1分間攪拌しながら加えた。湿式造粒した物質を粉砕機に通し、続いて水分含量が1.0%以下になるまで乾燥させた。メトホルミンHCl、0.5% ステアリン酸マグネシウムおよびナトリウムカルボキシメチルセルロースを含有する乾燥物質を粉砕機に通し、ポリエチレンラインされたドラムに流し入れて、粉砕されたメトホルミン1gのバルク造粒物(bulk granulation)を得た。
【0151】
メトホルミン(粉砕した1gバルク造粒物)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208USP(100,000センチポイズ)(methocel K100M Premium)、および二酸化ケイ素をビンビーカーに加え、120回転で混合させた。ステアリン酸マグネシウムを加え、60回転後、該物質をポリエチレンラインされたドラムに流し入れて、低質量のメトホルミン徐放性1gバルク造粒物を得た。
【0152】
ダパグリフロジン(S)PGS造粒および二層圧縮の方法は、実施例4に記載されるように行った。
【0153】
実施例8
低質量のメトホルミン(1000mg)徐放性製剤およびダパグリフロジン(S)PGS(2.5mg)速放性製剤を含有する二層錠は、実施例7に記載の方法と同様の方法で調製した。
【表5】

【0154】
実施例9
低質量のメトホルミン(1000mg)徐放性製剤およびダパグリフロジン(S)PGS(10.00mg)速放性製剤を含有する二層錠は、実施例7に記載の方法と同様の方法で調製した。
【表6】

【0155】
表2に記載のその他のSGLT2阻害剤IR製剤は、本発明の二層錠を調製するために用いることができる。表2の製剤は、本明細書に記載のメトホルミンXR製剤または低質量のメトホルミンXR製剤に適合可能である。表2のSGLT2阻害剤IR製剤から製造した二層錠は、亀裂、分離および/またはメトホルミンXR層および低質量のメトホルミンXR層との相互汚染を減少させたか、または起こさなかった。
表2
【表7】

【0156】
実施例10
メトホルミン(500mg)徐放性製剤およびダパグリフロジン(S)PGS(5.00mg)速放性製剤を含有する二層錠は、二酸化ケイ素をメトホルミン層に加えないこと以外、実施例13と同様の方法で調製した。
【表8】

精製水は、加工のみに用いられ、乾燥の間に取り除かれる。
範囲は、0.5%〜1.5%である。
【0157】
実施例11
メトホルミン(500mg)徐放性製剤およびダパグリフロジン(S)PGS(10.0mg)速放性製剤を含有する二層錠は、二酸化ケイ素をメトホルミン層に加えないこと以外、実施例13と同様の方法で調製した。
【表9】

精製水は、加工のみに用いられ、乾燥の間に取り除かれる。
範囲は、0.5%〜1.5%である。
【0158】
実施例12
メトホルミン(500mg)徐放性製剤およびダパグリフロジン(S)PGS(2.50mg)速放性製剤を含有する二層錠は、二酸化ケイ素をメトホルミン層に加えないこと以外、実施例13と同様の方法で調製した。
【表10】

精製水は、加工のみに用いられ、乾燥の間に取り除かれる。
範囲は、0.5%〜1.5%である。
【0159】
実施例13
メトホルミン(500mg)徐放性製剤およびダパグリフロジン(S)PGS(5.0mg)速放性製剤を含有する二層錠は、下記に記載されるように調製した。
【表11】

精製水は、加工のみに用いられ、乾燥の間に除去される。
範囲は、0.5%〜1.5%である。
【0160】
メトホルミンHCl、0.5% ステアリン酸マグネシウムおよびナトリウムカルボキシメチルセルロースを合わせ、高剪断造粒機中で1分間混合した。精製水を、ノズルを用いて1分間攪拌しながら加えた。湿式造粒した物質を粉砕機に通し、続いて水分含量が1.0%以下になるまで乾燥させた。メトホルミンHCl、0.5% ステアリン酸マグネシウムおよびナトリウムカルボキシメチルセルロースを含有する乾燥物質を粉砕機に通し、ポリエチレンラインされたドラムに流し入れて、粉砕されたメトホルミン500mgのバルク造粒物を得た。
【0161】
粉砕されたメトホルミン500mgのバルク造粒物、ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、微結晶セルロースおよび二酸化ケイ素をビン型混合機に加え、240回転で混合した。ステアリン酸マグネシウムを加え、60回転後、該物質をポリエチレンラインされたドラムに流し入れて、メトホルミン徐放性500mgバルク造粒物を得た。
【0162】
ダパグリフロジン(S)PGS造粒物および二層圧縮の方法は、実施例4に記載の方法と同様の方法で行った。
【0163】
実施例14
メトホルミン(500mg)徐放性製剤およびダパグリフロジン(S)PGS(10.0mg)速放性製剤を含有する二層錠は、実施例13に記載される方法と同様の方法で調製した。
【表12】

精製水は、加工のみに用いられ、乾燥時に除去される。
範囲は、0.5%〜1.5%である。
【0164】
実施例15
メトホルミン(500mg)徐放性製剤およびダパグリフロジン(S)PGS(2.50mg)速放性製剤を含有する二層錠は、実施例13に記載の方法と同様の方法で調製した。
【表13】

精製水は、加工のみに用いられ、乾燥時に除去される。
範囲は0.5%〜1.5%である

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(1)メトホルミン徐放性製剤である第一層;(2)SGLT2阻害剤製剤である第二層を含み;および(3)適宜第一層および第二層を被覆するフィルムコーティングを含んでいてもよい、二層錠。
【請求項2】
前記SGLT2阻害剤が、カナグリフロジン、ダパグリフロジン、ダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物またはダパグリフロジン(R)プロピレングリコール水酸化物である、請求項1に記載の二層錠。
【請求項3】
前記第二層の総重量が、約300mgから約400mgである、請求項1に記載の二層錠。
【請求項4】
(1)前記第一層が、メトホルミン、結合剤、放出調整剤、滑沢剤を含み、および適宜流動促進剤を含んでいてもよく;(2)前記第二層が、ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物、2または3つの増量剤、崩壊剤、流動促進剤および滑沢剤を含む、請求項1に記載の二層錠。
【請求項5】
(1)前記メトホルミンが、メトホルミン塩酸塩であり、前記結合剤が、ナトリウムカルボキシメチルセルロースであり;前記放出調整剤が、ヒドロキシプロピルメチルセルロースであり;前記滑沢剤が、ステアリン酸マグネシウムであり;適宜、前記流動促進剤が、二酸化ケイ素またはコロイド状二酸化ケイ素であってもよく;(2)前記SGLT2阻害剤が、ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物であり;前記2または3つの増量剤が、乳糖無水物、微結晶セルロース、アルファ化デンプン、マンニトールおよびヒドロキシプロピルセルロースから選択され;前記崩壊剤が、クロスポビドンであり;前記流動促進剤が二酸化ケイ素であり;前記滑沢剤が、ステアリン酸マグネシウムであり;(3)適宜含んでいてもよいフィルムコーティング剤がOpadry(登録商標)IIである、請求項4に記載の二層錠。
【請求項6】
(1)前記第一層が、約64〜82% メトホルミン塩酸塩、約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜30% ヒドロキシプロピルメチルセルロース;約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウム;および約0〜2% 二酸化ケイ素または0〜1.5% コロイド状二酸化ケイ素を含み;(2)前記第二層が、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物;約50〜80% 微結晶セルロース;約0〜20% アルファ化デンプン;約0〜20% マンニトール;約0〜15% ヒドロキシプロピルセルロース;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜2% ステアリン酸マグネシウムを含み;(3)適宜含んでいてもよいフィルムコーティング剤がOpadry(登録商標)IIである、請求項5に記載の二層錠。
【請求項7】
(1)前記第一層が、約67〜71% メトホルミン塩酸塩、約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約25〜29% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウムを含み;ならびに(2)前記第二層が、約300mgから約400mgである、請求項5に記載の二層錠。
【請求項8】
前記第二層が、
(A)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物:約14〜18% 乳糖無水物;約72〜80% 微結晶セルロース302;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;
(B)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物;約50〜70% 微結晶セルロース302;約10〜22% アルファ化デンプン;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;
(C)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物;約60〜70% 微結晶セルロース302;約5〜15% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;または
(D)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物;約55〜65% 微結晶セルロース302;約10〜20% マンニトール;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムを含む、請求項7に記載の二層錠。
【請求項9】
フィルムコーティングが施されており、前記フィルムコーティング剤がOpadry(登録商標)IIである、請求項8に記載の二層錠。
【請求項10】
(1)前記第一層が、約69% メトホルミン塩酸塩、約3.5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.48% ステアリン酸マグネシウムを含み;ならびに(2)前記第二層が、約300mgから約400mgである、請求項5に記載の二層錠。
【請求項11】
前記第二層が、
(A)約0.8% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約77% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(B)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約76% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(C)約3.4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約74% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(D)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約64% 微結晶セルロース302;約13% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(E)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約57% 微結晶セルロース302;約19% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(F)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約66% 微結晶セルロース302;約10% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;または
(G)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約61% 微結晶セルロース302;約15% マンニトール;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムを含む、請求項10に記載の二層錠。
【請求項12】
フィルムコーティングが施されており、前記フィルムコーティング剤がOpadry(登録商標)IIである、請求項11に記載の二層錠。
【請求項13】
(1)前記第一層が、約72〜82% メトホルミン塩酸塩;約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜22% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.1〜0.6% ステアリン酸マグネシウムを含み;ならびに(2)第二層が、約300mgから約400mgである、請求項5に記載の二層錠。
【請求項14】
前記第二層が、
(A)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物;約72〜80% 微結晶セルロース302;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;
(B)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物;約50〜70% 微結晶セルロース302;約10〜22% アルファ化デンプン;約2〜6.00% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;
(C)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物; 約60〜70% 微結晶セルロース302;約5〜15% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;または
(D)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物;約55〜65% 微結晶セルロース302;約10〜20% マンニトール;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムを含む、請求項13に記載の二層錠。
【請求項15】
フィルムコーティングが施されており、前記フィルムコーティング剤がOpadry(登録商標)IIである、請求項14に記載の二層錠。
【請求項16】
前記第一層および第二層の間の重量比が、約4.4:1である、請求項15に記載の二層錠。
【請求項17】
(1)前記第一層が、約76.6% メトホルミン塩酸塩;約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含み;(2)前記第二層が、約300mgから約400mgである、請求項5に記載の二層錠。
【請求項18】
前記第二層が、
(A)約0.8% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約77% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(B)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約76% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(C)約3.4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物、約16% 乳糖無水物;約74% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(D)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約64% 微結晶セルロース302;約13% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(E)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約57% 微結晶セルロース302;約19% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(F)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約66% 微結晶セルロース302;約10% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;または
(G)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約61% 微結晶セルロース302;約15% マンニトール;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムを含む、請求項17に記載の二層錠。
【請求項19】
フィルムコーティングが施されており、前記フィルムコーティング剤がOpadry(登録商標)IIである、請求項18に記載の二層錠。
【請求項20】
前記第一層および第二層の間の重量比が、約4.4:1である、請求項19に記載の二層錠。
【請求項21】
哺乳類における糖尿病(1型および2型糖尿病を含む)、耐糖能障害、インスリン耐性、腎障害、網膜症、神経障害および白内障、高血糖、高インスリン血症、高コレステロール血症、脂質異常症、遊離脂肪酸またはグリセロールの血中レベルの上昇、高脂血症、高トリグリセリド血症、肥満症、創傷治癒、組織虚血、アテローム性動脈硬化症および高血圧症から選択される障害または疾患の治療方法であって、かかる治療を必要とする哺乳類に、(1)メトホルミン徐放性製剤である第一層;(2)SGLT2阻害剤製剤である第二層を含み;および(3)適宜第一層と第二層を被覆するフィルムコーティングを含んでいてもよい二層錠を投与することを特徴とする方法。
【請求項22】
前記障害が2型糖尿病であり、前記哺乳類がヒトである、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
(1)前記第一層が、メトホルミン、結合剤、放出調整剤、滑沢剤、適宜、流動促進剤を含み;ならびに(2)前記第二層が、ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物、2または3つの増量剤、崩壊剤、流動促進剤および滑沢剤を含む、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
(1)前記メトホルミンが、メトホルミン塩酸塩であり、前記結合剤が、ナトリウムカルボキシメチルセルロースであり;前記放出調整剤が、ヒドロキシプロピルメチルセルロースであり;前記滑沢剤が、ステアリン酸マグネシウムであり;適宜、前記流動促進剤が、二酸化ケイ素またはコロイド状二酸化ケイ素であってもよく;(2)前記SGLT2阻害剤が、ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物であり;2または3つの増量剤が、乳糖無水物、微結晶セルロース、アルファ化デンプン、マンニトールおよびヒドロキシプロピルセルロースから選択され;前記崩壊剤が、クロスポビドンであり;前記流動促進剤が、二酸化ケイ素であり;前記滑沢剤が、ステアリン酸マグネシウムであり;(3)適宜含んでいてもよいフィルムコーティング剤が、Opadry(登録商標)IIである、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
(1)前記第一層が、約69% メトホルミン塩酸塩;約3.5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;および約0.49% ステアリン酸マグネシウムを含み;
(2)前記第二層が、約300から約400mgであり、
(A)約0.8% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約77% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(B)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約76% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(C)約3.4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約74% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(D)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約64% 微結晶セルロース302;約13% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(E)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約57% 微結晶セルロース302;約19% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(F)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約66% 微結晶セルロース302;約10% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;または
(G)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約61% 微結晶セルロース302;約15% マンニトール;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムを含み;および
(3)コーティングが施されており、前記コーティング剤がOpadry(登録商標)IIである、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
(1)前記第一層が、約76.6% メトホルミン塩酸塩、約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含み;
(2)前記第二層が、約300mgから約400mgであり、
(A)約0.8% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約76.6% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(B)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約76% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(C)約3.4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約74% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(D)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約64% 微結晶セルロース302;約13% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(E)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約57% 微結晶セルロース302;約19% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(F)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約66% 微結晶セルロース302;約10% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;あるいは
(G)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約61% 微結晶セルロース302;約15% マンニトール;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム
を含み;ならびに
(3)コーティングが施されており、前記コーティング剤がOpadry(登録商標)IIである、請求項24に記載の方法。
【請求項27】
(1)2つの層を含む二層錠剤コア(ここで、第一層はメトホルミンを含み;第二層はSGLT2阻害剤を含み;第二層は約300から約400mgである);(2)前記二層錠剤コアを被覆し、サクサグリプチンを適宜含有していてもよい第一コーティング;(3)前記第一コーティングを被覆し、サクサグリプチンを適宜含有していてもよい第二コーティングを含み;および(4)前記第二コーティングを被覆する第三コーティングを適宜含んでいてもよい(ここで、第一コーティングおよび第二コーティングのうちの少なくとも1つは、サクサグリプチンを含む)、コーティング二層錠。
【請求項28】
(1)前記第一層が、約64〜82% メトホルミン塩酸塩、約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜30% ヒドロキシプロピルメチルセルロース;約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウム;および約0〜2% 二酸化ケイ素または0〜1.5% コロイド状二酸化ケイ素を含み;ならびに前記第二層が、約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物;約50〜80% 微結晶セルロース;約0〜20% アルファ化デンプン;約0〜20% マンニトール;約0〜15% ヒドロキシプロピルセルロース;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜2% ステアリン酸マグネシウムを含み;(2)第一コーティングが、ポリビニルアルコール系ポリマーを含み;(3)第二コーティングが、サクサグリプチンおよびポリビニルアルコール系ポリマーを含み;ならびに(4)第三コーティングが、ポリビニルアルコール系ポリマーを含む、請求項27に記載のコーティング二層錠。
【請求項29】
(1)前記第一層が、約67〜71% メトホルミン塩酸塩、約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約25〜29% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、および約0.1〜0.75% ステアリン酸マグネシウムを含み;および前記第二層が、
(A)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物:約14〜18% 乳糖無水物;約72〜80% 微結晶セルロース302;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;
(B)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物;約50〜70% 微結晶セルロース302;約10〜22% アルファ化デンプン;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;
(C)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物;約60〜70% 微結晶セルロース302;約5〜15% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;または
(D)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物;約55〜65% 微結晶セルロース302;約10〜20% マンニトール;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムを含み;
(2)第一コーティングが、Opadry(登録商標)HPを含み;(3)第二コーティングが、サクサグリプチンおよびOpadry(登録商標)HPを含み;ならびに(4)第三コーティングが、Opadry(登録商標)HPを含む、請求項27に記載のコーティング二層錠。
【請求項30】
(1)前記第一層が、約69% メトホルミン塩酸塩、約3.5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース、約27% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208および約0.48% ステアリン酸マグネシウムを含み、前記第二層が、
(A)約0.8% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約77% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(B)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約76% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(C)約3.4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約74% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(D)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約64% 微結晶セルロース302;約13% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(E)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約57% 微結晶セルロース302;約19% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(F)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約66% 微結晶セルロース302;約10% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;または
(G)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約61% 微結晶セルロース302;約15% マンニトール;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウムを含み;
(2)第一コーティングが、Opadry(登録商標)HPを含み;(3)第二コーティングが、サクサグリプチンおよびOpadry(登録商標)HPを含み;ならびに(4)第三コーティングが、Opadry(登録商標)HPを含む、請求項27に記載のコーティング二層錠。
【請求項31】
(1)前記第一層が、約72〜82% メトホルミン塩酸塩;約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜22% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.1〜0.6% ステアリン酸マグネシウムを含み;前記第二層が、
(A)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物;約72〜80% 微結晶セルロース302;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;
(B)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物;約50〜70% 微結晶セルロース302;約10〜22% アルファ化デンプン;約2〜6.00% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;
(C)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物;約60〜70% 微結晶セルロース302;約5〜15% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウム;または
(D)約0.5〜4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約14〜18% 乳糖無水物;約55〜65% 微結晶セルロース302;約10〜20% マンニトール;約2〜6% クロスポビドン;約0.5〜2.5% 二酸化ケイ素;および約0.5〜1.5% ステアリン酸マグネシウムを含み;
(2)第一コーティングが、Opadry(登録商標)HPを含み;(3)第二コーティングが、サクサグリプチンおよびOpadry(登録商標)HPを含み;ならびに(4)第三コーティングがOpadry(登録商標)HPを含む、請求項27に記載のコーティング二層錠。
【請求項32】
(1)前記第一層が、約76.6% メトホルミン塩酸塩;約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含み;前記第二層が、
(A)約0.8% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約77% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(B)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約76% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(C)約3.4% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物、約16% 乳糖無水物;約74% 微結晶セルロース302;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(D)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約64% 微結晶セルロース302;約13% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(E)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約57% 微結晶セルロース302;約19% アルファ化デンプン;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(F)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約66% 微結晶セルロース302;約10% ヒドロキシプロピルセルロースEXF;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;または
(G)約1.7% ダパグリフロジンまたはダパグリフロジン(S)プロピレングリコール水酸化物;約16% 乳糖無水物;約61% 微結晶セルロース302;約15% マンニトール;約4% クロスポビドン;約1.5% 二酸化ケイ素;および約1% ステアリン酸マグネシウム;
(2)第一コーティングが、Opadry(登録商標)HPを含み;(3)第二コーティングが、サクサグリプチンおよびOpadry(登録商標)HPを含み;(4)第三コーティングが、Opadry(登録商標)HPを含む、請求項27に記載のコーティング二層錠。
【請求項33】
(1)メトホルミンを含む錠剤コア;(2)前記錠剤コアを被覆し、サクサグリプチンを適宜含んでいてもよい第一コーティング;(3)前記第一コーティングを被覆し、サクサグリプチンを適宜含んでいてもよい第二コーティングを含み;および(4)前記第二コーティングを被覆する第三コーティングを適宜含んでいてもよく;第一コーティングおよび第二コーティングのうちの少なくとも1つがサクサグリプチンを含む、コーティング錠。
【請求項34】
(1)錠剤コアが、約72〜82% メトホルミン塩酸塩;約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜22% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.1〜0.6% ステアリン酸マグネシウムを含み;(2)第一コーティングが、ポリビニルアルコール系ポリマーを含み;(3)第二コーティングが、サクサグリプチンおよびポリビニルアルコール系ポリマーを含み;ならびに(4)第三コーティングが、ポリビニルアルコール系ポリマーを含む、請求項33に記載のコーティング二層錠。
【請求項35】
(1)前記錠剤コアが、約76.6% メトホルミン塩酸塩;約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含み;(2)前記第一コーティングが、Opadry(登録商標)HPを含み;(3)前記第二コーティングが、サクサグリプチンおよびOpadry(登録商標)HPを含み;ならびに(4)前記第三コーティングが、Opadry(登録商標)HPを含む、請求項33に記載のコーティング二層錠。
【請求項36】
(1)前記錠剤コアが、約76.6% メトホルミン塩酸塩;約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約1% 二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含み;(2)前記第一コーティングが、Opadry(登録商標)HPを含み;(3)前記第二コーティングが、サクサグリプチンおよびOpadry(登録商標)HPを含み;ならびに(4)前記第三コーティングが、Opadry(登録商標)HPを含む、請求項33に記載のコーティング二層錠。
【請求項37】
請求項5に記載の二層錠および抗糖尿病薬を含む組み合わせ医薬であって、前記抗糖尿病薬が、スルホニル尿素、チアゾリジンジオン、アルファグルコシダーゼ阻害剤、メグリチニド、グルカゴン様ペプチド(GLP)アゴニスト、インスリン、アミリンアゴニスト、フルクトース1,6−ビスホスファターゼ阻害剤、インスリン分泌促進物質、インスリン抵抗性改善薬、グルコキナーゼ活性化剤、グルココルチコイドアンタゴニスト、AMPキナーゼ活性化剤、インクレチン分泌促進物質のようなインクレチン経路の修飾因子、インクレチン模倣物質、インクレチン増強剤、胆汁酸金属イオン封鎖剤またはTGR5アゴニストのような胆汁酸受容体アゴニスト、ドーパミン受容体アゴニスト、アルドース還元酵素阻害剤、PPARγアゴニスト、PPARαアゴニスト、PPARδアンタゴニストもしくはアゴニスト、PPARα/γ二重アゴニスト、11−β−HSD−1阻害剤、サクサグリプチン以外のジペプチジルペプチダーゼIV(DPP4)阻害剤、ダパグリフロジン以外のSGLT2阻害剤、グルカゴン様ペプチド−1(GLP−1)、GLP−1アゴニストまたはPTP−1B阻害剤である、組み合わせ医薬。
【請求項38】
請求項5に記載の二層錠および体重減少薬を含む組み合わせ医薬であって、前記体重減少薬が、シブトラミン、CB1アンタゴニスト、5HT2Cアゴニスト、MCHR1アンタゴニスト、オルリスタット、甲状腺ホルモン類似物質、アミリン類似物質またはグレリンアンタゴニストである、組み合わせ医薬。
【請求項39】
(1)前記第一層が、約72〜82% メトホルミン塩酸塩;約3〜5% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約15〜22% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.1〜0.6% ステアリン酸マグネシウムを含み;(2)前記第二層がカナグリフロジンを含む、請求項1に記載の二層錠。
【請求項40】
フィルムコーティングが施されており、前記フィルムコーティング剤がOpadry(登録商標)IIである、請求項39に記載の二層錠。
【請求項41】
(1)前記第一層が、約76.6% メトホルミン塩酸塩;約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含み;(2)前記第二層がカナグリフロジンを含む、請求項1に記載の二層錠。
【請求項42】
フィルムコーティングが施されており、前記フィルムコーティング剤がOpadry(登録商標)IIである、請求項41に記載の二層錠。
【請求項43】
(1)前記第一層が、約76.6% メトホルミン塩酸塩;約3.84% ナトリウムカルボキシメチルセルロース;約18% ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208;約0.75〜1.25% 二酸化ケイ素または約0.25〜0.75% コロイド状二酸化ケイ素;および約0.53% ステアリン酸マグネシウムを含み;(2)前記第二層がカナグリフロジンを含む、請求項5に記載の二層錠。
【請求項44】
フィルムコーティングが施されており、前記フィルムコーティング剤がOpadry(登録商標)IIである、請求項41に記載の二層錠。

【公表番号】特表2013−510873(P2013−510873A)
【公表日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−539017(P2012−539017)
【出願日】平成22年11月12日(2010.11.12)
【国際出願番号】PCT/US2010/056529
【国際公開番号】WO2011/060256
【国際公開日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【出願人】(391015708)ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニー (494)
【氏名又は名称原語表記】BRISTOL−MYERS SQUIBB COMPANY
【出願人】(300022113)アストラゼネカ・ユーケイ・リミテッド (39)
【氏名又は名称原語表記】AstraZeneca UK Limited
【Fターム(参考)】