説明

二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤ

【課題】低所から高所に向かう揚搬部分における搬送物の落鉱を低減し得る二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤを提供する。
【解決手段】低所から高所に向かう揚搬部分の本体ベルト12の延設方向において、本体側ローラ20a,20bとシール側ローラ22a,22とを異なる位置に設け、本体ベルト12に直角の方向における本体側ローラ20a,20bとシール側ローラ22a,22との間の距離をL、本体ベルト12の厚さをt1、シールベルト18の厚さをt2、波桟16の高さをh、係数をαとした場合の下記の式、 L=α(t1+h+t2)において、係数αを0.8≦α<1の範囲とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤに関し、更に詳細には、搬送物を低所から高所まで運び上げるための揚搬部分を有する二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤに関する。
【背景技術】
【0002】
砂、砂利、土砂、塊状物等のいわゆるバラ物を低い場所から高い場所に搬送する手段として、図2に示すような横桟を設けた搬送ベルトを使用したベルトコンベヤが知られている。同図に示すように、この搬送ベルト11は、本体ベルト12と、本体ベルト12上に形成された多数の横桟14と、横桟14の両側方の本体ベルト12上に設けられた波桟16とを有している。
【0003】
図7は図2の搬送ベルト11を用いてバラ物を垂直方向に搬送している状態を模式的に表している。図7に示すように、このベルトを用いてバラ物を垂直方向に搬送する場合、積載効率が低く、また搬送物が横桟14から飛び出してこぼれてしまうという問題点がある。このような問題点を解決するものとして、シールベルトを設けたベルトコンベヤが開発されている(例えば、特許文献1)。
【0004】
図6は上記シールベルトを設けたベルトコンベヤを表しており、同図に示すように、横桟14及び波桟16上をシールベルト18で覆い、本体ベルト12の裏面に複数の本体側ローラ20を設けるとともに、シールベルト18側にシール側ローラ22が設けられている。ここで、このベルトコンベヤでは、各本体側ローラ20と各シール側ローラ22は対向する位置に設けられている。また、本体側ローラ20とシール側ローラ22とは同じ間隔で設けられ、その間隔Lは、図5(a)に示すように、本体ベルト12の厚さをt1、シールベルト18の厚さをt2、波桟16の高さをhとした場合に、
L=t1+h+t2
に設定されている。
【0005】
このようなベルトコンベヤにおいては、本体ベルト12、シールベルト18、波桟16等の材料として主として使用されるのはゴムであるため、寸法公差が大きいうえに、容易に変形するため、シールベルト18と波桟16とを完全に密着させることは難しい。そのため、図5(a)に示すように、シールベルト18を設けた場合であっても、搬送物の重量などによっては、図5(b)に示すように、本体側ローラ20及びシール側ローラ22に撓みが生じ、揚搬部分での搬送中に搬送物が波桟16とシール側ローラ22との間の隙間から落鉱してしまうという問題がある。
【特許文献1】特開平7−10239号(図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するために為されたものであり、本発明の目的は、揚搬部分、特に垂直搬送部分における搬送物の落鉱を低減し得る二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤは、低所から高所に向かう揚搬部分を有する二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤであって、本体ベルトと、前記揚搬部分において前記本体ベルトを裏面から支持する所定間隔で設けられた複数の本体側ローラと、前記本体ベルトの表面に形成された多数の横桟と、該横桟の両側方に設けられた波桟と、前記横桟及び前記波桟を覆うシールベルトと、前記揚搬部分において前記シールベルトを前記横桟及び前記波桟に押圧する前記本体側ローラと同じ前記所定間隔で設けられた複数のシール側ローラと、を備え、前記揚搬部分の前記本体ベルトの延設方向における、前記本体側ローラの位置と前記シール側ローラの位置とが異なっており、前記揚搬部分における前記本体ベルトに直角の方向における前記本体側ローラと前記シール側ローラとの間の距離をL、前記本体ベルトの厚さをt1、前記シールベルトの厚さをt2、前記波桟の高さをh、係数をαとした場合の下記の式、
L=α(t1+h+t2
において、0.8≦α<1の範囲であることをことを特徴とする。
【0008】
このように、係数αを0.8≦α<1の範囲に設定することにより、シールベルトを横桟及び波桟に緊密に密着させることができるので、揚搬部分、特に垂直搬送部分での搬送物の落鉱を防止することができる。
【0009】
ここで、前記係数αは、0.9≦α<1の範囲であることがより好ましい。0.9≦α<1とすることにより、揚搬部分での搬送物の落鉱を防止するとともに、本体ベルトとシールベルトとの押圧による各部の摩耗及びコンベヤの走行抵抗増加に伴う所要動力の増加を抑えることができる。
【0010】
また、上記二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤにおいて、隣接する2本の本体側ローラのそれぞれと、該2本の本体側ローラの間に位置するシール側ローラとの間の前記延設方向における距離をそれぞれP1及びP2とした場合に、P1:P2は、
1:P2=2:8〜8:2
の範囲であることが、揚搬部分での搬送物の落鉱を防止するとともに、各部の摩耗及び所要動力を抑制するという観点から好ましい。
【0011】
更に、前記P1及びP2は、
1:P2=5:5
であることが、各部の摩耗及び所要動力を抑制するという観点から、より好ましい。
【0012】
加えて、前記揚搬部分の前記本体ベルトの延設方向における、前記本体側ローラの前記所定間隔及び前記シール側ローラの前記所定間隔をPとした場合に、
200mm≦P≦1000mm
であることが、揚搬部分での搬送物の落鉱を防止するとともに、ローラの設置費用、メンテナンス負荷及びローラ回転抵抗による所要動力の低減という観点から好ましい。
【発明の効果】
【0013】
本発明の二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤにおいては、本体側ローラ及びシール側ローラの距離L、本体ベルトの厚さt1、シールベルトの厚さt2、波桟の高さh、係数αとした場合における式L=α(t1+h+t2)において、係数が0.8≦α<1の範囲に設定されているので、シールベルトが横桟及び波桟に緊密に密着し、揚搬部分、特に垂直搬送部分での搬送物の落鉱を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
【0015】
図1は本発明の一実施形態に係る二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤの概略構成を表しており、この二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤは、前述の図2と同様の構成を有する搬送ベルト11を有している。この搬送ベルト11は、図2に示すように、本体ベルト12と、本体ベルト12上に傾斜して設けられた多数の横桟14と、横桟14の両側方の本体ベルト12上に設けられた波桟16とを有している。搬送物は、隣接する2つの横桟14と、両側の波桟16とに囲まれた部分からなるボックス15に積載される。なお、上記では横桟14は傾斜して設けたが、横桟14は本体ベルト12に対して直角に形成してもよい。
【0016】
本体ベルト12上に横桟14と波桟16とを形成した搬送ベルト11は、図1に示すように、駆動プーリ24、上側変向プーリ25、下側変向プーリ26及びテールプーリ27に巻装される。従って、本実施形態の二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤは、駆動プーリ24と上側変向プーリ25との間のヘッド水平部31、及び下側変向プーリ26とテールプーリ27との間のテール水平部32と、上側変向プーリ25と下側変向プーリ26との間の揚搬部分30とによって構成されている。これにより、ヘッド水平部31及びテール水平部32では、搬送物は略水平方向に搬送され、揚搬部分30では略垂直方向に搬送物が搬送される。なお、本実施形態では揚搬部分30はほぼ垂直に向けて設けられているが、本発明は垂直に限らず、揚搬部分30が斜め方向に低所から高所に向けて設置されていてもよい。また、図1では、見易さを考慮して横桟14は一部のみが表されている。
【0017】
本実施形態では、揚搬部分30において横桟14及び波桟16を覆うシールベルト18が設けられており、シールベルト18は、ヘッドプーリ33と、変向プーリ34と、テールプーリ35とに巻装されている。本実施形態のベルトコンベヤでは、本体ベルト12とシールベルト18が同じ速度で移動するように駆動プーリ24とヘッドプーリ33とが駆動される。
【0018】
更に、揚搬部分30においては、本体ベルト12を裏面側から支持する複数の本体側ローラ20と、シールベルト18を本体ベルト12上の横桟14及び波桟16に押圧するシール側ローラ22とが設けられている。
【0019】
図4は、本実施形態における揚搬部分30を本体ベルト12の延設方向から見た図であり、図3(a)及び(b)は、揚搬部分30における本体側ローラ20とシール側ローラ22との位置関係を説明するための側面図である。なお、図3では横桟14は省略してある。ここで、図3(a)は、揚搬部分30における本体ベルト12に直角の方向における本体側ローラ20とシール側ローラ22との間の距離をL、本体ベルト12の厚さをt1、シールベルト18の厚さをt2、波桟16の高さをh、係数をαとした場合の下記の式、
L=α(t1+h+t2
において、α=1の場合を表している。本実施形態の二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤでは、図3(b)に示すように、係数αは1より小さく設定されており、具体的には0.8≦α<1の範囲に設定されている。これにより、Lは(t1+h+t2)より小さくなり、シールベルト18は横桟14及び波桟16に強く押圧されることとなる。本実施形態では、本体側ローラ20とシール側ローラ22は共に同じ間隔Pで設置されている。また、図3(a)及び(b)に示すように、本体側ローラ20とシール側ローラ22は、揚搬部分30の本体ベルト12の延設方向(図3(a)及び(b)において上下方向)において、上下にずれるように形成されている。本実施形態では、揚搬部分30における本体ベルト12の延設方向において、隣接する2本の本体側ローラ20a及び20bのうちの一の本体側ローラ20aと、2本の本体側ローラ20a及び20bの間に位置するシール側ローラ22aとの間の前記延設方向における距離をそれぞれP1及びP2とした場合に、P1:P2=5:5となるように、本体側ローラ20及びシール側ローラ22の位置が決められている。なお、上記ではP1:P2=5:5としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、P1:P2=2:8〜8:2の範囲に設定してもよい。
【0020】
以上のような本体側ローラ20とシール側ローラ22の位置関係と、前述のように係数αが1より小さいこととが相まって、図3(b)に示すように、本体ベルト12及びシールベルト18が波状に彎曲し、シールベルト18と横桟14及び波桟16との間に隙間を生ずることなく移動することが可能となる。
【0021】
更に、本実施形態では、揚搬部分30の本体ベルト12の延設方向における、本体側ローラ22の間隔P、及びシール側ローラ22の間隔Pは、何れも500mmに設定されている。この間隔Pは、本体ベルト12及びシールベルト18の厚さや波桟16の高さhなどに依存するが、一般的には、200mm≦P≦1000mmの範囲であることが好ましい。
【0022】
以上の構成を有する本実施形態の二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤを用いて、実際に搬送試験を行った。搬送試験の条件は、以下のとおりである。なお、本試験では、横桟14が本体ベルト12に対して垂直に設けられているベルトコンベヤを用いた。
【0023】
搬送物 砂(砂利) サイズ 5mm以上
比重 1.4t/m3
ベルト仕様 搬送ベルト11
本体ベルト12 幅:350mm
厚さt1:9.3mm
波桟16の高さh:60mm
横桟14の幅:150mm
横桟14の間隔:500mm
横桟14間のボックス15の容積:4500cm3
シールベルト18 幅:350mm
厚さt2:9.6mm
搬送条件 揚程: 7m
ベルト速度: 80m/分
ボックス15の積載比率:80%(3600cm3
(5.04kg)。
【0024】
以上の条件の下に、図3(a)及び(b)におけるP1:P2=5:5とし、前記係数αを変化させて本体側ローラ20及びシール側ローラ22間の距離Lを変えて、搬送試験を行った。搬送試験方法は、以下のとおりである。まず、テール水平部32の一つのボックス15A(図1)にその容積の80%の容積の砂X(g)を積載した。なお、ボックス15Aに後続するボックス15B,15C,15D…には何も積載せず、空にしておいた。次に、このベルトコンベヤによる搬送を開始し、ボックス15Aがテール水平部32から揚搬部分30を介してヘッド水平部31まで到達した時点でベルトコンベヤを停止した。次に、ボックス15A,15B,15C,15D…の中の砂を回収し、総重量(Ag+Bg+Cg+Dg+…)を求めた。また、図1に示す変曲部H及びTにおいて飛散又は落鉱した砂は別途回収し、その重量Hg及びTgを求めた。以上から、揚搬部分30での落鉱量R(g)を、
R=X−(A+B+C+D+…)−(H+T)
により求め、また、落鉱率Rrを、
r=R/X
により求めた。
【0025】
表1に搬送試験の結果を示す。表1における比較試験1は、前述の図5(a)に示す従来の二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤの配置であり、本体側ローラ20及びシール側ローラ22が、揚搬部分30の本体ベルト12の延設方向において同じ位置(P1:P2=0:10)に配されるとともに、本体側ローラ20及びシール側ローラ22間の距離L=(t1+h+t2)の場合の試験結果である。この場合の落鉱率Rrは1.2となり、満足し得る値ではなかった。
【0026】
比較試験2は前述の図3(a)に示す二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤの配置であり、比較試験1における本体側ローラ20及びシール側ローラ22を交互(P1:P2=5:5)に配し、本体側ローラ20及びシール側ローラ22間の距離L=(t1+h+t2)とした場合の試験結果である。この場合の落鉱率Rrは0.85であり、更なる改良が望まれるレベルであった。
【0027】
これに対して、表1における搬送試験1は、前述の図3(b)に示す二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤの配置であり、本体側ローラ20及びシール側ローラ22を交互(P1:P2=5:5)に配するとともに、本体側ローラ20及びシール側ローラ22間の距離L=0.9(t1+h+t2)とした場合の試験結果である。その結果、落鉱率Rrは0.10にまで低減することができることが分かる。
【0028】
更に、搬送試験2は、搬送試験1において更にL=0.8(t1+h+t2)とした場合の試験結果である。その結果、落鉱率Rrは更に0.009にまで低減させることができることが分かる。
【0029】
【表1】

【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明の二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤを使用すれば、低所から高所に殆ど落鉱を生ずることなく搬送することができるので、搬送機械の分野で利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の一実施形態に係る二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤの概略構成を示す図である。
【図2】横桟を設けた搬送ベルトを表す斜視図である。
【図3】(a)及び(b)は、揚搬部分における本体側ローラとシール側ローラとの位置関係を説明するための側面図である。
【図4】図1の二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤにおける揚搬部分を本体ベルトの延設方向から見た図である。
【図5】(a)及び(b)は、従来のベルトコンベヤの揚搬部分における本体側ローラとシール側ローラとの位置関係を説明するための側面図である。
【図6】搬送ベルト上にシールベルトを設けた従来のベルトコンベヤを表す断面図である。
【図7】シールベルトを用いず、搬送ベルトのみを用いてバラ物を垂直方向に搬送している状態を表す断面図である。
【符号の説明】
【0032】
11 搬送ベルト
12 本体ベルト
14 横桟
15 ボックス
15A〜15E ボックス
16 波桟
18 シールベルト
20 本体側ローラ
22 シール側ローラ
24 駆動プーリ
25 上側変向プーリ
26 下側変向プーリ
27 テールプーリ
30 揚搬部分
31 ヘッド水平部
32 テール水平部
33 ヘッドプーリ
34 変向プーリ
35 テールプーリ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
低所から高所に向かう揚搬部分を有する二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤであって、
本体ベルトと、前記揚搬部分において前記本体ベルトを裏面から支持する所定間隔で設けられた複数の本体側ローラと、前記本体ベルトの表面に形成された多数の横桟と、該横桟の両側方に設けられた波桟と、前記横桟及び前記波桟を覆うシールベルトと、前記揚搬部分において前記シールベルトを前記横桟及び前記波桟に押圧する前記本体側ローラと同じ前記所定間隔で設けられた複数のシール側ローラと、を備え、
前記揚搬部分の前記本体ベルトの延設方向における、前記本体側ローラの位置と前記シール側ローラの位置とが異なっており、
前記揚搬部分における前記本体ベルトに直角の方向における前記本体側ローラと前記シール側ローラとの間の距離をL、前記本体ベルトの厚さをt1、前記シールベルトの厚さをt2、前記波桟の高さをh、係数をαとした場合の下記の式、
L=α(t1+h+t2
において、前記係数αが0.8≦α<1の範囲であることをことを特徴とする二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤ。
【請求項2】
前記係数αは、0.9≦α<1の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤ。
【請求項3】
前記揚搬部分の前記本体ベルトの延設方向において、隣接する2本の本体側ローラのそれぞれと、該2本の本体側ローラの間に位置するシール側ローラとの間の前記延設方向における距離をそれぞれP1及びP2とした場合に、比率P1:P2は、
1:P2=2:8〜8:2
の範囲であることを特徴とする請求項1又は2に記載の二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤ。
【請求項4】
前記比率P1:P2は、
1:P2=5:5
であることを特徴とする請求項3に記載の二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤ。
【請求項5】
前記揚搬部分の前記本体ベルトの延設方向における、前記本体側ローラの前記所定間隔及び前記シール側ローラの前記所定間隔をPとした場合に、
200mm≦P≦1000mm
であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の二枚ベルト式急傾斜ベルトコンベヤ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2009−23761(P2009−23761A)
【公開日】平成21年2月5日(2009.2.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−186847(P2007−186847)
【出願日】平成19年7月18日(2007.7.18)
【出願人】(000005061)バンドー化学株式会社 (429)
【Fターム(参考)】